明けましておめでとうございます / Diary1367
8.1.2026

 

皆様、明けましておめでとうございます。 本年度もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

 

新年を迎えて、皆さんは何か“初買い”はされましたか? 私はというと、STREETという雑誌を購入しました。 年始は関西の方へ帰省していたのですが、ふらっと立ち寄ったお店にこの雑誌が数冊並んでいて、思わず手に取ったのがきっかけです。 中身は2005年のパリ、ロンドンでスナップされたもの。当時の空気感がそのまま閉じ込められているようで、ページをめくるごとにとても新鮮に感じました。

 

去年あたりから意識的に雑誌を読む時間を増やしているのですが、改めて過去のスナップを見ていると、今のトレンドとの違いがとても面白いなと感じます。 例えば、ここ最近よく目にするワイドシルエットのパンツを履いている人はほとんどいません。 その代わり、スラックスやデニムにブーツをインしているスタイルがとても多く、足元を主役にしたバランスが印象的でした。

 

 

それを見ているうちに、「そういえば最近ブーツ履いていないな」と思い、秋頃から出番が減っていたブーツを、ここ数日また履くようになりました。 久しぶりに足を通してみると、パンツのシルエットやスタイリングの組み方が自然と変わり、気分も新鮮になります。 トレンドに流されすぎず、こうして過去のスタイルからヒントをもらうのも、服の楽しさのひとつだなと改めて感じました。

 

 

そんな流れもあり、 今回は「ブーツ」をと思います。

 

 

New 50s French Army double Buckle Combat Boots

無骨さの中に漂う独特の品の良さ、軍靴でありながら洗練されたシルエットで、レースアップに加えて足首部分はダブルバックルのストラップで、これは砂や小石の侵入を防ぐための機能的ディテールであると同時に、視覚的にもフレンチミリタリーを象徴する大きな特徴となっています。単なる軍用ブーツに留まらず、ファッションとしても成立する完成度を持っています。

 

 

「道具として生まれ、文化として残った」一足です。

 

 

 

SURR 古川

刺激要因 / Diary1366
29.12.2025

親愛なる敬愛なる皆様方のおかげで昨日2025年の営業が無事に終了し、本日古川くんの恋バナを聞きながら大掃除が完了しました。多大なる御愛顧に有難い新たな出逢い、御興味くださる皆様方と何より様々御認めくださった皆様方に心から御礼を申しあげます。昨日の閉店後に改めてじんわりと深く思いました、私は幸せものだと。

そもそもにおいてモードが本道だったり第一の場やメインストリームであるとしてヴィンテージは脇道であったり第二の場やアンダーグラウンドであると私は微塵もネガティヴ要素無く心から思っていたのですが、年々良くも悪くもその差異が曖昧になってゆきそれと呼応して文化全体に対する注目度と潜在客数が増え続けヴィンテージ戦国時代のうねりが留まることを知らないからこそ、これまで株式会社LAILAとして,そしてSURRとCHIRICOとしていかに我と意志を貫きある時は押し通させてもらってきたかを改めて思い返す一年でした。社会やヴィンテージカルチャーや御客様方や他ヴィンテージショップ様方やSNSやら弊社スタッフから本当に様々な刺激を感じていますし、社会人として様々去来しながらも結局のところそれを楽しいと思えておりますので、2026年は僅かささやかでもこれまで以上に皆様方の刺激要因に成ることを目指したいと思います。

 

あと来年の目標。往々にしてこういうの残すと後々後悔しそうな気がしますがここに記します、“自ら近代ヴィンテージカルチャーにおけるネガティヴ要素の話をしない”です。あくまで自分から、交流の流れだったりそういう類の話になったら口にしますが自分からは話しません、何故ならシンプルに楽しくないし話している自分がダサいと思ったから。これは私がタバコをすっぱり辞めたのと同じ理由と同じでタバコ辞める辞める言って辞めてない自分がダサいと思ったからすっぱり辞めました。なのでそういう話は酒呑んだ時に思いっきりしようと思います。

 

あと去年のラストDiaryで“忘年会でスタッフと今年のベストバイの話になったけど思い付かず悔しかった”と書いたのを覚えていたので今年はベストバイをしっかり心に刻んで忘年会に臨んだのですがベストバイの話になりませんでした。そしてビンゴ大会で今年の最低の位であるうまい棒セットを獲得しました。そして久しぶりに食べたら滅茶苦茶美味しくて自分でも買いました。うまい棒で感動、私って幸せものじゃない?

 

 

 

 

 

弊店の営業始めは新年4日の日曜、晴れ渡ってくれるといいなぁ。年始早々から昼頃や夕方頃にNew Year New Arrivalに関するインスタ投稿を連日行いますので機会ございましたら覗いてみてくださいましね。

それでは皆様、素敵な年末を御過ごしの後に素敵な新年をお迎えくださいませ。

 

 

SURR 福留

温故知新 / Diary1365
26.12.2025

年の瀬にオリジンヴィンテージど真ん中の不朽の王道名作を って気分になっちゃうのはやっぱり年の瀬マジックで、それで多角的な理由付けが叶っちゃうんだから人間って勝手よねと独り言ちながらもなんだかんだで年末独特の心地良い落ち着かなさと一旦区切ってまた来年感を楽しんでいたりしませんか?私は今年の気分が思いっきりオリジンヴィンテージで、名作が名作たる理由と意義と強さと間違いなさを改めて心に刻みました。

 

 

弊店はローデンコートを御提案する機会が少ないと自覚しておりまして、それには私のヨーロッパ,とりわけフランスの買付環境だとまだまだ出逢えるという点と、まぁシンプルにスタイルの方向性が理由な気がします。前回の旅順でもある程度の個体数を目にできたのですがセレクションに至ったのはこちらのグリーンとココアブラウンのみ。ブラック系統ダークトーン系統は全て直感的に選ばなかったのですが、先日の弊社忘年会でスタッフ各人のアウターが壁に並んでるのを目にして“やっぱり冬は黒ばっかだなぁ”と再確認できたので、まぁその判断は私にとってやはり正解だったなって。

 

 

Hermesのヘッドギア二種。私はとある時代におけるファッション雑誌の提案と純粋に品々と一人のとあるスタイリストの世界観が著しく好みなので個人的に数冊保管し続けているのですが最後の写真はそれに掲載されていたワンカットです。当時私はこのHermesビーニーに一目惚れしてブティックに駆け込みいまだにウィンターシーズンの最前線ヘッドギアとして重宝し続けています。ということでピンクのこれは2010年代、ヴィンテージと呼ぶには若過ぎますでしょうか?まぁ良いんです私はヴィンテージ/アンティークの文化に最大限の敬意を抱いて自分なりに最大限の誠意を胸に従事しているつもりですが“ヴィンテージショップで在ること”に最大限の重きを置いていないというか、なんだったらその看板でなくても良いと思っているので。それ以上に面白いカルチャーを、楽しいファッションの世界を御提案することに重きを置いていきたいです。

 

 

と言いながら思いっきりオリジンヴィンテージ。しかしこちらはアヴィエイターレザージャケットのようにど真ん中で不朽でありながら王道の真逆をゆく超絶変異体で、フランス陸軍の名作フィールドジャケットの類でありながらフリースライニング×着脱式フルウールライニングという寒冷地仕様。見た目は親の顔より見た爽やかな御馴染みコットンキャンバス、でもパデッドと言えるくらいの内部構築によるスタイルの癖と個性、そして50年代というしっかりとした古さによるオリジンヴィンテージの強さによって2025年を締めくくる“こんなんあったんだ”シリーズと相成りました。温故知新とはなんとまぁ楽しく豊かで幸せなことか。

 

 

ということで2025年の新作御披露目、2025年最後の週末に機会と御縁ございましたら宜しくお願い致します。まぁ年の瀬と言っても所詮は月が更新されるだけで弊店は来月=来年も変わらずに粛々とヴィンテージやアンティークの世界を、ファッションの楽しさを御提案していく所存ではありますがまぁなんかくだらないお笑い番組とか見るでもなく見て昼日中から酒を呑んでもまぁ許される感じは一つの区切りとして言ってしまえば旬の一つとして楽しいっちゃ楽しいですしね、近所の和菓子屋でもつきたて餅の販売がある事ですしね。

ってことで年の瀬です。

 

 

SURR 福留

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