猛暑日 / Diary1310
20.6.2025

6/17,18,19と東京は猛烈な気温でしたね。夏は夏に夏として旬を楽しむ派なのでショーツもサンダルも7月くらいまでは控えさせる(aka我慢する)つもりでしたが猛暑日だったので流石に解禁しました(アロハは辛うじて死守)ので猛烈な気温でしたがそれはそれで楽しかったです。でも流石に暑かった、徐々に暑くなって<フェイズ1:長袖から半袖に>, <フェイズ2:ショーツにサンダルに>, <フェイズ3:そして猛暑になったら逆に肌を出しておくと焼かれてしんどいから逆に長袖や羽織り>という流れを想定していたのですが予想外にいきなりフェイズ3で肌がジリジリでしたから、逆に積極的に羽織れましたよサマージャケットプロダクト。あの気候でも半袖は逆に凄いです、というか日焼け止め塗ってるんですかね皆さん?私これまで一度も日焼け止め塗ったことないからなんか良いのあったら教えてくれません?

 

 

ということで真夏の羽織り、逆に旬な羽織りです。Armani JeansのLevis-styleリネンジャケット,Valentino JeansのWork-style裏地無しコットンジャケット,Giorgio Armaniのヴィスコースリネンサマーテーラードジャケット,PRADA Uomoのライトナイロンフーディージャケット,そしてGianni Versaceのリネンハーフコート。いずれも真夏にも羽織って頂ける,真夏だから羽織りたい,真夏だから羽織るべき(肌痛い痛いだから)プロダクトであり、茹だるような暑さにうんざりしちゃうけどこういうのがあったら夏もまぁ悪くないかな,夏も少しは楽しくなるかなプロダクトですので重複しますが弊店としては逆に旬です。

 

 

 

 

 

New Vintage 真夏の羽織り

 

2024年度の都内猛暑日は22日だったそうなので、もしかしたら今年はあと20回ほど耐えれば夏が終わってくれる かもかもしれないですね。一ミリも期待はしませんがそうかもしれないと思ったら少しは気が楽になるというか乗り切れる気がすると言うか。引き続き夏が好きな方々は夏が来たねー暑いけどなんだかんだで気持ち良いしアレやコレやのお気に入りファッションプロダクトも着れるしで楽しんで頂いて、夏が好きじゃない・夏が方々は少しでも好きに得意になれるようなサマープロダクトに出逢えますように。何より皆様方が平和で穏やかで安全な夏を楽しめますように。

 

 

SURR 福留

LA MUSEUM、そして新作のHermes red / Diary1309
13.6.2025

まず明日よりLA MUSEUMの特別なエキシビション“LA MUSEUM SHIBUYA 1970s-2000s History of Modern Fashion Design”が開催されますこと、御報告させてください。

 

ヴィンテージの文化を現代に着るもの・楽しむものとして御提案する店舗部門とは異なりヴィンテージの文化やファッションそのものを保管・記録して後世に受け継ぐと共に現代のクリエイションの重要な要素として訴求する部門,

LA MUSEUMが、先日の“Margiela at Villa in. the Forest”に続くフィジカルエキシビションを明日6/14(土)から6/29(日)の二週間限定で行います。普段はLA MUSEUMのアプリ内で展示しているアーカイヴピースをフィジカル(物理的な現実)で360度自由な角度で御鑑賞頂ける会場です。他にも2006年にParisのグラン・パレで御披露目されて以降一度も人の目に触れることがなかったMaison Martin Margielaによる計215枚に及ぶ写真を一同に並べた日本初公開のインスタレーション作品、さらには“STREET”、“FRUiTS”、“TUNE”などの編集長としても知られるフォトグラファー青木 正一氏が1989年10月19日にParisで撮影したMartin Margielaの1990SSコレクションのランウェイやその会場周辺を撮影したドキュメンタリー写真をスライド形式で上映と、様々な角度から“ファッション”を眺めて捉えて頂ける空間となっております。

LA MUSEUMアプリをダウンロードしエントランスにて提示頂ければどなた様もFREEで御入館頂けますので、この機会に是非御体感くださいませ。

 

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LA MUSEUM SHIBUYA

会期 2025年6月14日(土)~29日(日)

時間 12:00~19:00

会場 東京都渋谷区渋谷2-12-24 東建・長井ビルB1F / LA MUSEUM SHIBUYA特設スペース

入場料 無料

LA MUSEUMアプリダウンロード&画面提示でご入場いただけます。

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なお、並行して現在LA MUSEUM ONLINEにて青木 正一氏のMartin Margiela 1990SS ドキュメンタリー写真をプリントしたオリジナルTEEが販売されております、こちらも必見として御提案させてください。

私ですか?悩みましたがType Aです。

 

 

 

 

続きましてはSURRの新作御案内、この真っ赤な色の名前はHermes redと言います。

 

弊店が,私が心から愛するHermesバッグプロダクト。それにはシリーズとしてボストンバッグだけでなくショルダーバッグやスモールバッグや小物入れも存在するのですが、この度初めてトートバッグと出逢うことが出来ました。実用性と有用性と屈強さとプロダクトとしての美意識とHermesバッグ部門のプライドと自信が詰まりに詰まりまくっているプロダクトシリーズですのでシリーズ全てが100点満点どころか120点ですが、旅行はもちろん普段荷物が多いんだぜというそこの貴方だけでなく口がぱっくり開いてて簡単に出し入れできてPC系も余裕で入るしハンドルも長めだからふとした瞬間に肩にもかけられるのは助かるぜっていうそこの貴方にも同時に御提案が叶う機会と相成りました。

 

 

 

 

 

New Vintage Hermes boston bag & tote bag,Hermes red

 

しかしながら両者揃いも揃ってHermes red、それって黒や茶系統より人を選ぶのでしょうか?きっとそうなのでしょうか。私自身愛用しているカラーリングなので喜ばしい限りだし楽しさしかないカラーリングなのですが、Hermes red。ちなみに両者揃いも揃って強くて頑丈な革の種別であるトリヨン・クレマンス、この点は人を選ばずNICE条件なはず、ですよね?ガンガン使ってくださいまし。

 

 

SURR 福留

夏の主役 / Diary1308
12.6.2025

色はクリーンな白、程よくラフで、でも上品さが伝わってくるリネンのロロピアーナ。

織る前に糸を染色し、模様が出るように染め分けたあとに織る技法”絣”(かすり) これにより機械では表現できない素朴さと奥行きのある表情を生み出す。時間と手間が織り込まれ、経年変化・風合いを共に楽しめる。

シルエットに派手さがあるわけではないですが、縫い目のラインやカフスの張り、ボタンの質感にいたるまで抜かりがなく完璧で美しく、リネン特有のシワ感がリラックスした雰囲気を出し、いい意味で肩の力が抜けた印象を与え、シンプルなデザインだけど、素材の良さがあるからこそそれで十分。 カメラを構えた何気ない瞬間でさえ、どこか品のある雰囲気に見えるのは、ロロピアーナならではかもしれない。

サイズはMサイズで肩、身幅共にそこまで広くはなく、細身な私で丁度いいサイズ感のピュアリネンで軽くて夏場でも重宝するシャツ。綺麗なスラックスでも無骨なミリタリーのパンツでもこのトップスならきっと自然に奥行きはでます。肌寒くなればお気に入りのジャケットを羽織るだけ。いい意味で考えなくていいから簡単。

 

 

続きましては

 

 

こちらの二着をご紹介させていただきます

2006s PRADA cotton×nylon Velcro shirt

00s GUCCI saxblue dress shirt

淡いブルーの色味に、セミワイドカラーの襟。ボタンを全部留めてるのに、どこか艶っぽさが漏れてるのがすごい。 表記サイズは38でこのシャープな設計ですので、コンパクトになりすぎてしまうかと思っていたのですが、窮屈にならずにストレスもなく余裕のあるシルエットこのバランス感覚が、トム・フォードらしい。

伸縮性のある生地にウエストあたりの一本ラインで完璧な中に遊びを入れてくるプラダらしいシャツ。 比翼で装飾もほとんどないこのミニマル空気感は、2000年代初期のミウッチャ・プラダが得意としていた、削ぎ落としながらも確実に残すデザイン。いま着ても全然古びないどころか、むしろ現代的に見えるのがすごい。 サイズは42ですが伸縮性がありますのでストレスなく幅広い方に楽しんでいただけますし、個人的な気分では膝上あたりのショーツにブーツやサンダルで合わせたいです。 

 

 

  

以上、ロロピアーナメインで三着ご紹介させていただいたのですが、それらに合わせていた90s Daniel Hechterのサマートラウザーズは腿は太くテーパードのかかったワイドシルエットで、素材も軽いコットンで硬さはなく柔軟は肌触りのですのでこれからの季節にお勧めしたいです。

夏の装いに是非に。

 

 

SURR 古川

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