以前も綴らせて頂きました通り私は旬の食材をその時その時に愉しむのと同じように、季節に則した装いを愉しむことを好ましく想っているのですが、さらに申しあげますと、適宜それらを直接皮膚に乗せることにとても重要な意義を感じておりまして、それはスタイルではなくライフスタイルに関わることですので御人によって御提案できる / できないがはっきりと分かれてしまうことと想いますが、私の生活におきましては幸いにも極度な防寒が必要ではありませんので、いわゆるで申しあげるところのヒートなインナーの類やマウンテンギアの類は上半身・下半身ともに不要でして、それらはきっと簡潔かつとても暖かいのであろうと想像に難くないものの、さりとてそれらを選ばず現在に至るには、それこそ皮膚が大きく関わります。
私は少なくとも人並みに汗を掻きますので主に夏場は親愛なるグンゼ社の肌着を着てからシャツなどを羽織るのですが、そうでない季節, 汗ばまなそうな春や秋, そして冬、と申しますかいつでも隙あらば肌着を配さずに諸々を着ておりまして、それには幾つかの理由があるものの特に重要な論点に “ 心地良い ” と “ 可能な限り削ぎ落したい ” の二つがあります。皆様方とは比べられないほど情けない出来栄えではございますが私も一応社会に属し向き合わせて頂いておりまして、そうなりますと自発的な心身の整理整頓と手入れの重要性を感じずには居られないのですが、例えばそれがお気に入りの喫茶店で一服する時間であったり道端の草木を愛でる瞬間であったり, 途中の秘密のお買い物であったり美味しい昼食であったり仕事終わりのワン缶であったりと様々な選択肢が在るうえで、私の日々における心身において最も重要なのは “ 愛する品々 ” を “ 心地良く ” 纏い、可能であれば “ 可能な限り削ぎ落し ” 軽やかに過ごすことでして、となりますと例え寒さ厳しくあろうともこの季節は大変に大変に宜しいのです。
時に冗談めいて “ 棺はカシミアにしようと想っている ” などと相も変わらず全くもって成長の欠片も見受けられないくだらないことを口にさせて頂くことがありますが、あながち冗談ではないほどに私はカシミアやウールといった獣の毛に魅了されてだいぶ経ちます。その滑らかさや軽やかさ, しなやかさや暖かさ, そして素材表情は紛れもなく私の人生に欠かすことのできない存在であり ( 今一番行きたい土地は内モンゴルです ) 、弊店におきましても不定期に御提案させて頂いている存在なのですが、今期におきましてはそれらを皆様方の親愛なる皮膚へ直接乗せることを改めて御提案させて頂けませんでしょうか?それには前述の通りスタイルうんぬんではなくライフスタイルが大きく関わりますので皆様方に等しくとは申しあげられませんし、そもそもにおきまして肌相性から叶わない御方もおられることと想いますが、諸々が叶いましたら機会ございましたら御検討頂けましたら幸いです。




なお今期は上半身に留まりませんでして、下半身に加え弊店初となる手の衣類, いわゆるグローヴの御提案が叶いましたこと、御報告させて頂きます。



New arrival, 親愛なる皮膚へ
カシミアないしウールのセーターを肌に乗せ, カーディガンを羽織り, コートやジャケットなどを羽織った装い ( その他防寒具は適宜 ) にて弁当箱と財布と鍵だけ持って仕事に向かうことが、今の時期に私が行える最も有効的な心身の整理整頓です。
SURR by LAILA 福留
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私は其の時期に ” 旬なもの ” を愉しむよりはいつでも如何なる時も ” 好きなものを好きなだけ ” とまだ未熟な考えな上、今後も其れなのかは歳を重ねて理解出来るのかさえ判り兼ねるのですが。例えば、定食屋さん昼食をと今旬のカキのフライがあろうが、経験済みの間違えない鯖味噌を食べたいと思いますし、コンビニの豆腐素麺や某チキンフィレセットにはまれば一週間毎日食べようが損した気持ちにはならずそのルーティーンを愉しむような人間です。逆を言えばある程度の周期は全くと言っていい程他のものが見えなくなり、お気に入りだったチェスターフィールドコートを気付けば3年程袖を通していなかったり、毎日履いていたコンバースを覚えのない程履いていなかったりするのですが、最近漸く波が押し返して来まして改めて両方愉しめたりと気分と言ったら其れまでなのですが、好きなものの普遍的な立ち位置は変わらず、好きな時に愉しむ姿勢は結果的に長くものを愛する・大切にするように想え、最近保釈された私の中ではいつまでも旬なラッパーの自己紹介の歌い始め同様に ” すきなものすき ” と言えること素晴らしさを心から想えたりします。

昨日の福留の綴りに共感できる ” 旬なもの “ 。
ウールでもカシミアでも混合されたものでも、 この時期にしか味わえないのはニットという存在はまさしく旬を感じさせくれます。私も過度な重ね着は好みではなくインナーシャツ・ニット・ジャケット又はコートで事は足り、この時期の急な仕事終わりのワン缶にも対応。化学繊維を使用したインナーよりは自然から生まれたニッティングの方が温かく肌に寄り添う気がしてと言いながら想像以上の寒さに震えながら呑む時もありますが。
学生へ向けた提案からものづくりに至ったものや、王宮御用達な逸品、イタリー創業の英国製に拘る変質的な生産背景、詳細不明なものまで。糸から製品へと素晴らしい一貫したものつくりを持つ生産背景の御品々ですが、弊店には当たり前の様に顔を揃えていることは少しばかりの違和感すら感じてしまいます。私もヒートなインナーよりは肌に乗せた際に起こる、フワッと暖かみのある肌に刺激の無い極上素材はいくつあろうが足り無く感じてしまう、衣類に対する装うとはまた違った ” 生活する上で気持ちの良い装備 ” としての旬なものがニットであり、好きなものがニットであれば、其の差は近しくて遠く感じましたがどちらでも等しく生活の一部に取り込んで頂ければ幸いで御座います。
SURR by LAILA 鈴木
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題材を決めて今日はこれについて追及しようと毎回綴らせて頂いている訳ですが、こんなにも書く事の無い一着があるとは。と楽をしたいのは事実としてもそう思われたら其れまでなので一言くらいは。

New arrival , 80s Hermes homme hunting – style corduroy jacket.
其々ものに対しての価値観であったり、定義付いたなにかを皆様御持ちで、これぞと向き合った際に起きる欲求以上の心に響く 至福 と申しますか、捉え方によってはもしかすると えぐみ だったり、感じ方も異なるのが他人という表現は適切では無いとしても人の個体性 = 個性の面白味なのではと感じます。写真が好きでもフィルター越しの私のなんかは嫌いで、お洒落は好きでも横に繋がろうとしない、活字が好きでもポエムは悪寒がする様な御考えもあるかと想いますが、ハンティングジャケットが好きならこれは異常な嫉妬と反比例する程の満足感、ハンティングジャケットを好む私は全然大丈夫では無い逸品。仮にこちらをそちらが作っていなくてもと考えてしまう程。
あ、サイズ46位です。余計に大丈夫では無い。
SURR by LAILA 鈴木
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