Diary001の10年後 / Diary1219
30.4.2024

↑と書いてから昨日で10年経ちました。あの頃は特にゆったりとご覧頂きたかったので1ラックにつき7点と決めていましたが今は逆に様々をカオス気味にご覧頂きたいので8点でも9点でも良いですし、あの頃はMaison vintage,Military,Work,Antique,Otherの5軸展開でしたが少し前に改正して今はDesigners vintage,Maker vintage,Military,Work,Antique,Otherの6軸だし、あの頃は電球色の照明だったけど今は昼白色だし、あの頃のDiaryは意図的に改行していましたが今はなんだったら句読点も省略していますし、あの頃は店頭でジーンズなんて履けませんでしたが今は滅茶苦茶気分ですし、あの頃はラブレット付けて無かったけど今は付いているし、あの頃はsurfaceで書いていたけど今はiPadでそのおかげで腱鞘炎になったけど幸い数日で治ったし、あの頃はタバコ吸っていたけど今は吸っていないし。

 

 

 

変わったこともあるし変わらないこともあって、10年前のDiary001に書いた歴史的に縦に強く結びついたメンズファッションの歴史をご覧頂きたい気持ちは少しも変わりませんし引き続き原点となったオリジンヴィンテージとそれを元に生み出されたデザイナーズヴィンテージを横並びで見比べてどちらが好みかをご判断頂きたいですが、それに加えて根本的に上質で良質なヴィンテージの世界/ファッションの世界をしっかりと取り揃えたい・ご覧頂きたいという気持ちがこの10年間でより確固たるものとなりました。

 

 

 

なので満10年経った今の空間に30年代のリアルアンティークハンティングジャケット(しかも抜群に現代的なシルエット)とハンティングの世界観から着想を得た弊店にとって正真正銘の“メンズモードの最初“と言えるハンティングジャケット(厳密にはワークっぽいけどハンティングもワークっちゃワークですもんね、きっと)が静かに並べられていることは誰に何と言うわけでも何と言われるわけでもありませんが私としては喜ばしい限り。

 

 

 

引き続きいちヴィンテージヒストリーとカルチャーを御提案する店として皆さまの御迷惑にならないよう皆様の日々が僅かでも豊かで楽しくなる何かしらのお手伝いができるよう世界中の各専門家から一点一点コツコツセレクションして参ります。弊店が世界を変えることはありませんが弊店のヴィンテージが世界を変える貴方をさりげなく支えてそっと背中を押すバタフライエフェクトに成れましたら最高です。

 

どうぞ引き続き機会と御縁ございましたら宜しくお願い致します。

 

 

SURR 福留

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