10/26に御披露目した一着のウィンターコートは御陰様で今パリに。イギリスから日本を経由、長旅だったね御疲れ様。あれで封切られた今年のウィンターコート、続けまして七着を御披露目させて頂きます。以下抜粋にて。
なんとかセレクトが叶いましたバーバリーウールバルカラー今年はかなりのBIGサイズで1989年プロダクトで嬉しい嬉しいベルテッド。別に無くても嬉しいバーバリーウールコートだけれども有ると単純に着こなしの幅と防寒の幅が広がりますもんねぇ。
紳士服老舗メゾンの60sビスポーク。はっきりと大きなラペルにモード本国の品格が香り立つ妖艶なダンディズムプロダクト。
90年代にイタリアのローカルメーカーが製作したこちら、ウールアルパカかつハーフライニングという軽量構築かつクラッシックでありながらスポーティーなポケット構築など各所に個性と有用性と美意識が光る一着、これは秀逸です。母国語で未来を意味するメーカー名も最高にそそられます。
ロロピアーナ社による内モンゴル産のカシミアで題して“Top China”、なおかつブラックカラー。北イタリアにてとんでもない化け物に出逢ってしまいました。いったいぜんたいどんな存在価値を有するのか天井の高さが想像できません。当時のアノニマスメーカーによる一着なのですがクリストバル・バレンシアガが設計したって言われた方が腑に落ちるくらい紳士服の世界観にそぐわない極端な曲線が採用されていますし、意匠のアレンジ感性が女性的に感じられる絶妙なバランスが詰め込まれています。きっとビスポークだろうなぁ。
こちらも前回の旅順のハイライトの一つ、90年代にValentino Garavaniさんが製作した一着なのですが触れて袖を通して目がハートになってしまいました。正々堂々クラッシックでありながらモード過ぎる最高過ぎるロングコート、最近特に評価が高まったLAのあの姉妹さんの一着と言われた方がしっくりくるほどにモダン、ヴィンテージでこのスタイルムードは出逢えません。詳しくは明日のDiaryにて粒立てさせて頂きます。プロダクト名は“トラベルコート”です。
そういえば最近店頭にて御要望頂く機会が多いバランスのプロダクトなのでウィンターコートではありませんが併せてこちらのバーバリークロスによるスリーシーズンコートを御披露目させて頂きます。これは本当に本当に綺麗なバルカラーコートで濃紺&ベルテッドという個人的に数年に一着の極上個体、もしかしたら今までで一番綺麗な肩の落ち方かもしれません。
New arrival,7 winter coat & 1 three season coat.
SURR 福留
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