ツイードという存在の表情であったり特性に対しては素直に惹かれているものの私はなかなか選ぶことができませんでして、その理由は肌触りと重量という単純明快ながらツイードそのものの特性に伴う要素ゆえ非常に歯がゆい心持ちになりますが、選べないものは選べないものとして前向きに捉えて旅を続けますと稀にこれぞなツイードに出逢えることがございまして、それは本品にせよこれまでの数点にせよ “ ツイードを専門的に手掛ける看板ではない看板が製作した品” もしくは “ 専門的な看板とそうでない看板が手を取り合って製作した品 ” のどちらかです。

私は基本的に服飾の品々を着るもの / 身に着けるものと捉えておりますので、アートである, 芸術的である等の表現を容易に行うことを良しとしませんものの、こと同社の織り表現に関しては芸術的であると素直に想うのはやはり夫妻がアートの作品群から得た刺激を服飾製作に活かしていたからかと想いますが、羊毛を主軸としたツイードの織りは専門看板のそれら的な重厚感と説得力があるうえで、それらではなかなか得られない領域の素材表情となにより軽やかさとしなやかさによる装いの存在感は少々異常でして、屋上や道路や廊下やベランダで試行錯誤してみたものの眼で感じる圧倒的な “ 強さ ” をカメラに収めることは叶わず、この生業に就いてから常に感じ続けている “ どれだけ撮っても実物の魅力には到底敵わない ” という法則を改めて切実に強く感じ、人の眼はすげぇなぁ~という想いと、写真と実物の印象が良い意味で乖離する尊さと、それがツイードで在ることの喜ばしさを抱いた次第です。



80s Missoni uomo, tweed bal-collar coat.
私は身体つきであったり顔立ち ( 道端でスカウトされて10分後に明治時代を舞台とした映画のエキストラを演じなくてはならないとしたら、そのままいけると自負しております ) を踏まえて紆余曲折を経たことで、クラシックな品であったり古典的な装いが好みであると同時に、前衛的であったり現代的な品や装いは心に寄り添わなくなりました。しかしながら強い雛型性とデザイナーの感性が融合すると、稀に本品のような古典的な装いと現代的な装いの両面を備えた存在が産まれることに気付き、私自身の在り方にも新たな欲を抱き愉しく想っている次第です。簡単に申しあげますとダンディズムを好む人が着ればクラシック・スタイルに, 洗練性を好む人が着ればモダン・スタイルに という柔軟性ですが、これは相当に相当に面白いです。
SURR by LAILA 福留
03-5468-5966
[email protected]

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Coming soon. 80s Missoni tweed bal-collar coat

Coming Soon. 70s Giorgio Armani double – breasted wool suits

Coming Soon. 70s Valentino Uomo double – breasted silk suits
Tweed 、Silk 、Wool 、其々マテリアルに力のある繊細な表情の Made in Italy 達。
明日 10/4 ( 土 ) 上記 3 点を御披露目させて頂きます。
詳細は追って。
SURR by LAILA 鈴木
03-5468-5966
[email protected]
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New arrival 1997s Jaen Pual Gaultier complex trouser
スカートと言えば女性像を思い浮かべることが一般的な解釈となりますが、元を辿れば男女平等な衣類、労働者向けの衣類にも属し単純に男性が時代と共に履かなくなったと。19世紀から女性の衣類としての認知度が強く時代と共に社会性を影響から丈長さは変化し、現代にいたるまで女性向けの衣類に区分されています。その中でも巻きスカートと言えばキルトが思い付きますが、こちらもハイランド ( スコットランドの地域 ) にて 15 世紀後期から発祥の男性用正装と共通してスカートは男女の境目のない衣類に価します。さて、現代におけるメンズスカートは今や当たり前のように多くのメゾンから提案され、最早典型的にも感じるスタイル。私の中でメンズスカートは「黒の衝撃」の印象が強く、頭に思い浮かびますが今回の異質で、性差を超えた先日の Diary で触れさせて頂きましたが、 Jaen Pual Gaultier の一着を御紹介させて頂きます。
胴回り” 1.6 M “と書かせて頂きましたが勿論の事、そのまま履く訳でもなければ、ベルトで強く縛ってなんていう訳でも無い、構築的な物づくり。随所に仕掛けられたボタン、ボタンホールが計算された型を生み出し、半分に折りキルトの様にベルトで右脇に固定すると完成された形へ。レーヨン混合のとろみが織成す美しいドレープは歩く度、優雅に身体には沿わずに独立した存在感を放つ異端なシルエット。ラップスカートの様な形状ですが、形としてはトラウザーですので履いて頂くと判りますがとても男性的でクラシックな装い。写真の様な王道ギャルソンスタイルでも、気持ちの良い程たっぷり布を使用している為、可笑しなボリュームを愉しんで頂けます。こちらのトラウザーズの合わせに関しましては前合わせで巻きスカートの様に合せても、後ろに回し前から見るとパンツルックの様な井出達で御使い頂いても、


ご自由に御使い頂いて。と私は御推奨させて頂きます。
SURR by LAILA 鈴木
03-5468-5966
[email protected]
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