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Music T-shirt / Diary032
13.8.2014

 

先日のエントリーでは芸術分野のTシャツをご紹介させて頂きましたが、

今回は音楽

 

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主にロックTと呼ばれる品々は、さかのぼること半世紀。

どこかの誰かが勝手に作り、ライブ会場の近くで許可なく販売した土産品がきっかけで誕生しました。

今の世の中で同じ事をするのはおそらく難しいでしょう。時代が産んだ朗らかなバックボーンと言えますが

その “ どこかの誰か ” は利益目的だけでなく、

アーティストの格好良さを皆に知ってもらいたいという共鳴欲求が主立っての行動ではないかと思います。

 

その根幹、非常に共感。

 

という事で今回は、数あるラインナップの中から

純粋にデザイン性に重きを置いてセレクトした数枚をご紹介させて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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1992s Television

 

NYのバンド、テレヴィジョンの3rdアルバム「 Television 」のプロモーションTシャツ。

サウンドのみならず立ち居振る舞いのブランディングに至るまで追求を怠らなかった彼ら

ロックTは基本、商業目的で作られるのですが、それらもさほど積極的に行っていなかったようで

テレヴィジョンのヴィンテージTシャツは滅多に出会う事ができません。

 

そんな状況で極稀に出会える品々のデザインはただ単純に秀逸

ハッとするようなミニマムなグラフィックはロックTの枠を超えた

“ 純粋に格好良いデザイン ” として楽しむ事ができます

 

ここに至るまでの過程が産みだした奇跡的な着丈&身幅のバランス。

今の気分にフィットするオーバーサイズフィッティングです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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90s Beck

 

実直な Cool の後は、確信犯的 Nerd

近年においてはメゾンの広告に出演したりと、一層ファッションへの造詣を見せるベック。

テレヴィジョンに負けず劣らず、ヴィンテージ・ロックT の現存数が少ないアーティストの代表作

「 ODELAY 」のプロモーションTシャツです。

 

シングルカットされた『 Jack Ass 』のジャケットデザインが採用されたこちらは

スラングにもあたるタイトルと朗らかなロバのコントラストはなんとも言えない心地良さで

この按配を選ぶところがベックというアーティストの根幹なように思います。

Cool の逆をゆく事で醸し出される、洗練された Cool。

 

こちらも同じく現代的なオーバーサイズフィッティング

何度でも言いますが、朗らかなロバがたまりません

 

 

 

 

 

 

 

 

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1992s Madonna

 

シングル「 This Used To Be My Playground 」のプロモーションTシャツ。

年代によって差異がありながらも、やはりグラマラスな人間像が主立つ彼女において

特に現代的なテイストのフォトプリント。

 

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やはり今の感覚と合致する90sスタイルに身を包んでいるのがポイント。

時代の変遷はこれからも楽しみつつ見守りたいところです。

 

サイズは一般的なMサイズ

どのように着るかは貴方次第。

 

 

 

 

 

 

 

 

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70s Eric Clapton

 

1974年に行われたツアーのTシャツ。

当時によく活用されていたデザインフォントを主役としたミニマムな一枚で

“ これぞロックT ” な実直さは、だからこそ新鮮ではないでしょうか。

 

気取らず飾らず。

極端なことを言えばクラプトンを知らない人がサラッと着ているくらい

一番気持ち良く、ちょうど良い気がします。

 

サイズはMENSのS~小さめのMサイズです。

 

 

 

 

 

 

 

私は旧 LAILA VINTAGE 時代からの定番として数多くのロックTを目にしてきましたが

ふと思い返すと、一つの重要な要素に気が付きました。

 

 

 

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それはフォント

 

グラフィックや写真と肩を並べて、

時にそれら以上にネックとなる文字要素。

この存在は、スタイルを可視化するにおいて重要なコンテンツになってくれます。

 

 

アイキャッチの一つとして、そこにご注目頂きながらのセレクトをご推奨。

 

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シーズンを問わずお楽しみ頂けるアイテムですので、

お気に入りの一枚に出会って頂けましたら、幸いです。

 

 

 

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Antique optical / Diary030
8.8.2014

 

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先日、英国式のオプティカルをご紹介させて頂きましたが

今回のエントリーはアメリカから。

デザイナーが矢面に立たないアノニマスでありながら、一つのブランドとして成立するアンティーク・オプティカルをご紹介。

 

やはり需要と供給のバランスあってか、本当に豊富なバリエーションが存在し

それは、ほとんどを網羅していると言っても過言ではないほどですが、

1900年代初頭のものとなると、ある程度スタイルは絞られてきます。

 

 

 

 

 

今回ご紹介するのはボストンと呼ばれるタイプ。

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縦横の均整が秀逸に取られており、

個人的な見識になりますが、アンティークのバランスがそのまま現代で通用している

オプティカルの主軸的な印象を抱きます。

 

その為、スタイルに及ぼす影響も優しく繊細で

良い意味で柔和な万能型、それがボストンなのではないでしょうか。

 

 

 

そしてアンティーク・オプティカルにおいて欠かす事の出来ない要素、

一つ目は金属装飾です。

 

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各部に施される芸術的な彫りの文様。

現代においては最高峰と言って差し支えない贅沢ですが、当時はこれがスタンダード。

個体差があるものの、往々にして美しく繊細に仕上げられたそれは

見事としか言いようのない仕上がりで目元をさりげなく彩ってくれます。

 

Oliver Peoples が、この金属装飾からインスパイアされデザインを作っているのは有名な逸話です。

 

 

 

そしてもう一つの要素が金張り

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12kをゴールドフィルドという製法 ( =12KGF ) でコーティングしたこちら。

ゴールドフィルドとは、ベースに金を圧着させる手法で

一般的なメッキ ( Gold Plate ) の百倍以上の厚みを持つコーティングとなります。

そのため、色味や輝きが圧倒的に奥深く、着用を重ねても劣化がほとんど発生しません。

 

私も同年代の12KGF眼鏡を10年弱愛用していますが、その輝きと装いは出会った当初から一切変わりません。

変わったのは私の視力の方です。まったくもう。

 

 

 

 

 

こちらはボシュロム ( B&L ) というメーカーが作りました。

1849年設立で現在も存在する、アメリカの多国籍光学機器メーカーで

世界で初めてソフト・コンタクトレンズを製品化した事でも有名な企業です。

また、レイバンを設立したのも同社というアイウェア,レンズ業界のパイオニアが

1900年代の初頭に作ったオプティカル。それが本品となります。

 

 

 

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1920s B&L, Antique optical.

 

 

先に申し上げました通り、需要と供給のバランスからか

少ないながらもある程度選別できる数量が存在するのですが、

そこから現代人の顔にフィットするもの( ブリッジの幅、レンズのサイズ感、テンプルの長さetc. )

フォルムデザインそしてコンディションを加味すると

出会いの機会は、本当に稀です。

 

 

 

只今、( 毎度少量で本当に恐縮ですが ) 数点アンティーク・オプティカルのご用意がございますので

ご興味お有りの方は、宜しければ是非に。

 

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ちなみに私は、知性や穏やかさを自己演出したい時に金縁眼鏡を選びます。

道を聞かれる時などは、たいてい金縁眼鏡をかけているような。

 

先日も出勤前に道端で、欧米から来たという老夫婦に 『 ○○というステーキ屋さんが近くにあると思うのだが 』 と話しかけられたので

コンビニの店員さんに確認し案内したのですが、残念ながら午前中は営業時間外。

“ そうだよな。。。” と思いましたが、それまであんなに楽しそうだったおじいちゃんが

『 なんで Japanese の Steakhouse は午前中やっていないんだよ。。。』と心底悲しそうな顔をしていたので

近くのファミリーレストランを紹介し、なんとか事無きを得ました。

 

そんな危機的状況もアンティーク・オプティカルの品と奥深さあってこそ回避できた

と言う事にしておこう。うん。

 

 

 

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Edward Green, Malvern / Diary031
9.8.2014

 

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英国式革靴の聖地,ノーサンプトンに生まれ、品質にこだわり続けるエドワード・グリーン

そのクオリティはメゾンをも魅了し、近年もハイファッションにおいて活躍する同ブランドは

“ 正統的な革靴 ” として、世界中の紳士に支持されています。

 

そんな男気と仁義に満ち溢れるエドワード・グリーンから本日は、

とある傾奇者をご紹介

 

 

 

 

 

重厚な存在感、ある種の重々しさが革靴の魅力ですが、

中でも、より洗練性を追求したデザインで親しまれるフルブローグ

 

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各所を彩る大小のパンチングデザイン ( =ブローグ ) は、重厚なレザーの中に華やかさをプラスし

時にビジネスシーン、時にデイリーシーンと

幅広いシチュエーションで楽しめるフレキシブルさが魅力。

 

今回ご紹介する「 Malvern 」エドワードグリーンを代表するフルブローグモデルなのですが、

その固有名詞よりも強くお伝えしたいのは、ヴィンテージ・ドレスシューズでしか味わえない “ 仕上がり ” です。

 

 

 

 

 

以前にも書かせて頂きましたが、シューズに限らずレザーを用いたアイテムの旨味は

手を掛けた事に対する反応、愛着心の Call & Response ではないかと思います。

それを続けた結果、自分だけの表情に仕上がった時の充足感は何にも代えることができません。

 

約40年前に生まれた本品は、何度もそのやり取りを行った形跡が見て取れるのですが

その仕上がりが尋常ではありません。

 

 

 

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革への栄養はもちろんの事、色調も継ぎ足したであろう現在の顔立ちは

まるで彫刻

制限無く愛着を注ぎ、長い時間をかけたからこそ成し得た熟成の中の熟成は

それだけで人を引き付ける求心力を秘めています。

 

木目調を作っても本物の木目には敵わないように

ヴィンテージ調は本物のヴィンテージに敵いません。おそらく絶対に。

だからこそ、ヴィンテージがモードのお手本とされ続けるのです。

 

 

 

 

 

この奇跡的な仕上がりには、エドワード・グリーンの理念が大きく関わります。

 

同社では1足を仕上げるにあたって、それぞれの工程を各スペシャリストが手掛けるのですが

箇所によって厚みや風合いが異なる一枚革を、それぞれ適したパーツに切り分ける職人が存在します。

各特性を活かし適材適所に配する事で、比類なき履き心地の良さはもちろん

耐久性を高め、豊潤な表情を楽しむ事が可能となります。

 

本品では、その繊細な配慮が最大限功を奏しているのです。

 

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動く箇所はしなやか、寄り添う箇所はさりげなく、抑える箇所は屈強に。

 

全てを実現した結果、革の表情が各部絶妙に異なり

まるでワントーン・レザーパッチワークのように芸術的なコントラストを発揮しているのです。

 

 

 

 

 

全ては伝統と格式のために

心地良いシューズライフのために

そして、『 伝説の靴 』と称する人々の期待に応えるために。

 

品質に対して正面から向き合って生まれた一足が、

どこかの誰かの手に渡り、愛着を注がれた結果が本品。

 

 

 

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60-70s Edward Green, Malvern

 

 

レディトゥメイドの最高峰による理想的な着地点

 

革靴の本質を捉えた粋過ぎる逸品を受け継ぐ次世代の傾奇者、

お待ちしております。

 

 

 

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Contrast / Diary029
7.8.2014

 

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ドロップライン、コクーンシルエット、オーバーサイズetc

今のテンションを踏襲しつつも独自の観点を発揮する 90s Dries Van Noten の一貫したスタンス。

以前ご紹介した一着にはお陰様で沢山お声掛け頂き、嬉しかったです。

 

本日はそちらから、サマーマテリアルな一着をご紹介。

 

 

今回のメッセージは、想像するにコントラストでしょうか。

サンプリングは3つボタンのスタンダードなテーラードなのですが、

そこに注がれ還元されるドリスのエッセンスは、やはり濃密

 

 

 

 

 

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織りの表情が心地良い、フラットかつスタンダードなコットン×リネンの混紡素材に

突如現れるオリエンタリズム。

Low から High へのシフトチェンジは秀逸過ぎるテキスタイルによって実現しました。

 

 

 

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デザインテープに見せかけたライン。

実は土台と縫いが続いているのです。

 

 

 

ベースを推測するに、フラットな生地にピンポイントで織りのラインが配されているのでしょう。

その変異的なテキスタイルデザインは、ドリスの感性のもと静かに “ 整理 ” され

スタンダードかつ特異なサマーテーラードとして仕上がりました。

 

また、ディティールにおいてもワークの要素をさりげなく取り入れており

それに基づく存在感は、大声というよりも囁きといった

穏やかかつ明確なものに仕上がっています。

 

リネンの風合い、色調、スタイル。

それらは非常にオーセンティックな装いですが、

実は、何よりもテクニカルでマニアックといった

ドリスの濃いメッセージが濃縮された、玄人な一着です。

 

 

 

 

 

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90s Dries Van Noten, linen tailored.

 

 

この成り立ちは、強いです。

 

 

 

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Test shoot / Diary028
5.8.2014

 

撮影カメラを変えたので1ショット1ショットが練習。

元々の機能はもちろん、様々な条件で表現力が高まるのところが

個人的に最大の面白味です。

 

 

 

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基本 “ 撮り応え抜群 ” の個体ばかりなのですが

それぞれ1点々異なる魅力を可能な限り切り取れるようにならないといけません。

まぁ、以前のエントリーに書きました通り魅力を120%写し出すのは相当に難しいので、

可能な限り実物を目の前にした時と同じ感覚の一枚を撮らなくてはと。

 

 

 

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うむ、空気が写ってくれるような流石な機体です。

撮り慣れるにはシャッターを押し続けるしかないと思いますので、昼夜共に過ごそうと思います。

 

相変わらずカメラは面白いですね。

 

 

 

 

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Gucci horsebit / Diary027
2.8.2014

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私は一度気に入ったものは、おおむね長く楽しみます。

ファッションにおいては、日々色々なスタイルより大好きなワンスタイル派。

言ってしまえば本当に気に入ったら毎日それを身に着けたいタイプです。

(これは、とあるスタイリストさんからの影響が大きいのですが)

 

このシューズはまさにそれ。

Gucci の代表作、ホースビットローファーの中毒性たるや。

 

 

 

 

 

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それまでレディースバッグで飾られていた馬のクツワをあしらう特徴的なデザイン。

当時 “ 学生が履く靴 ” とされていたローファーを大人向けにリスタイルさせる事で

その認識を変えただけでなく、グッチの品格自体を一段階引き上げるきっかけとなった逸品です。

 

 

元々馬具専門・皮革専門が原点ですので、それらの取扱いに関しては折り紙付き。

インソールを要さずに足を包み込む製法は熟練工だからこそ成し得るもので

アルチザンによるそれは、しなやかでありながら安定した履き心地と

軽やかでありながらエレガントな佇まいといった

相反する要素が入り混じる魔法のような成り立ちを実現しています。

 

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気軽に取り入れられながら軽過ぎない、かといって重過ぎない抜け感もある。

当時の紳士たちに爆発的に受け入れられ、時代を越えて愛されるのも大いに納得。

 

 

 

定番として作られていますが、時代によってディティールが極めて繊細に異なります。

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タグはもちろんのこと、ヒールの高さやクツワの質感,サイズ感など

70年代のバランス感で構成されているのも、さりげないスペシャリティ。

 

 

 

 

 

この靴が生まれた年に、創始者のグッチオ・グッチが逝去しました。

彼が掲げた物づくりの理念は “ 伝統的な技術や技法を、最高の品質で現代に反映させる ”

 

 

昨年でビットローファーは生誕60周年。

この一足はいつの世も男性の足元を彩り、彼の理念を体現し続けました。

そしてクリエイティブ・ディレクターのフリーダ・ジャンニーニによって

「1953コレクション」として大きな注目を浴びたのは記憶に新しいです。

 

 

 

 

 

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70s Gucci, horsebit loafer

 

 

 

伝統や歴史、技術や職人に敬意を表したグッチオ・グッチ。

その理念が具現化したビットローファー。

それを再び大々的に取り上げたフリーダ・ジャンニーニ。

全てがリスペクトで繋がった、本当に心地良い関係性です。

 

高級な物には意味があり、定番には意義があり、その価値がある。

引き続き皆様にご案内出来るよう頑張ります。

 

 

 

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column002_Anonymous optical / Diary026
31.7.2014

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3~4年ほど前からでしょうか。一気に眼鏡などのアイウェアをお探しの方が増え、近年では視力が良くない方に限らず皆様お楽しみな印象。 私自身はもう何年も親しんでおり、もはや眼鏡が本体のようなものですので、この状況は非常に嬉しいです。

個人的な印象としましては、視力矯正の目的以上に眼鏡の意義を感じています。一つは印象操作のコンテンツとしてですが、色々な出会いがある中で、まず『眼鏡の人』と記憶の片隅にでも残って頂けるのは非常に有益ではないかと。やはり目線が集中する顔元に “ 何か ” があるというのは、大きいのでしょう。

そしてもう一つが心情操作。眼鏡には様々なスタイルがありますので、それと日々の気分を調和させるだけでも一日は変わります。私は視力が良くないので毎日かけますが、視力が良い方であれば眼鏡有りと無しを使い分けると一層効果的なのでは。

最後に小さな幸せ。眼鏡をかけ続けることで『顔を拭く』という動作がいかに気持ち良いか再確認する事が出来るのです。かけていなければきっと、この気持ち良さを思い返すことはないでしょう。

「眼鏡(orサングラス)を探している」というお客様はコンスタントにいらっしゃり、そのつど私は覚醒します。そして、その中で少なくないのが「どんな眼鏡が似合うか分からない」というお言葉なのですが、それに対して私はかなりの高確率で『似合わない眼鏡の方が少ない』と申し上げるのです。もちろん○○顔には●●フレームが合いやすいといった超概算的テンプレートはあるのですが、型にはまり切るお顔立ちはそうそうありませんし、基本的に眼鏡は均整が取れた設計なので、私の印象ですと “ 大変お似合い or 十分お似合い ” がほとんどな印象です。

 

 

アイウェアには、様々なスタイルが存在して飽きません。しかも各年代に分布するため、洋服と同じく濃く多岐に渡ります。以前にご紹介した Oliver GoldsmithOliver Peoples といった名の有るものは勿論ですが、それとは別に、当時の職人やメーカーが作った製造元やネームが把握できない名の無きものがあるのですが、それも大変興味深いのです。  こういった場合 SURR ではよく、アノニマスという言葉を使います。

 

 

 

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向き合った2本は、共に70年代イギリスで作られたアノニマス

様々なアイウェアを見てきて、国によってスタイルが異なる事にふと気付きました。主流は、アメリカイギリスフランスの3か国なのですが、それぞれに流派や流儀があり、名前が有るにせよ無いにせよ根本的な軸で繋がっているように感じるのです。 しかしながら何事にも当てはまりきらない逸品が存在する世の常。こちらの2本は英国式でありながらフランスのエッセンスが秘められている。と私は強く感じるのです。

 

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英国的な心地良い威風堂々と、フランス的なコケティッシュ。これらが調和した眼鏡は見たことがありません。色味的にもスタイル的にも非常にオーセンティックな The 眼鏡 なのですが、それらとは一線以上を画す佇まいを顔に合せて頂いた際にじっくり感じて頂けると思います。オーセンティックなものこそ吟味が重要ですし、何より目線が集中するお顔元においてチープなものは(それをあえて狙っていない限り)なかなか宜しくありません。本当に。本当に。

 

 

 

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70s British, anonymouse optical

 

 

以上の内容は、全て経験に基づく推察と想像になります。国によって流儀など無いかもしれませんし、英国式にフランスのエッセンスなんて一滴も加えられていないかもしれません。全ては妄想のようなものですが、それも編集の一つとしてご容赦頂けましたら幸いです。  いずれにせよ今回のオプティカルは、イギリスにずっと住んでいる熟練のフランス人眼鏡職人が作ったものでありますように。そう願わずにはいられません。

皆様もアイウェアをお探しでしたら、是非一度 SURR にいらしてみてください。各国各年代の品々と眼鏡をかけたスタッフが皆様をお越しをゆっくりお待ちしております。

 

 

 

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先日もとあるお客様が紆余曲折の結果、濃度30%のブルーレンズに着地致しました。この鋭さが日々において少しでもお力添え出来ますように。
あー楽しい。

 

 

 

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Art T-shirt / Diary025
29.7.2014

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豊富なバリエーションから、季節を問わずお探しの方が多いヴィンテージTシャツ

元々は肌着として活用されていたそれは、1960年頃から飛躍的に発展し

現在ではファッションアイテムの一つとして愛されています。

 

音楽、アート、映画、スポーツ、企業、イベント etc.

様々なカテゴリーが存在し、それらの流通は作られた意図や規模によって異なりますが

ことアートTシャツに関しては数が少ない傾向にあり、すべからく出会いも稀。

今回は Pop art の巨匠 による、心躍る品々をご紹介させて頂きます。

 

 

 

 

 

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上から

Marilyn Monroe I Love Your Kiss Forever Forever (1964年作品)

Say “Pepsi please” (1962年作品)

Be a Somebody with a Body (1985年作品)

 

アンディー・ウォーホルのアート作品がプリントされた、これらのTシャツは

ヨーロッパで活躍するアートプリント専門メーカー「 teNeues 」によって

1993年に作られたお品。

 

テヌースは活動範囲が広いため、詳細は推測の域を出ませんが

アートとの兼ね合いで生まれたTシャツである事は確かです。

 

書籍なども展開するメーカーとあって、Tシャツを一つのキャンバスとして捉えるプリントは申し分無く、

サイズ、配色、色彩、などウォーホルの持ち味を遺憾なく表現しています。

 

アートTシャツと言えど様々御座いますが

いずれにせよ鑑賞して楽しむ存在がプリントされる意義は格別で

希少性の高さも、Tシャツとしてシンプルに魅力的であるからこそ素直に納得。

 

どんなジャンルにせよ、なかなか出会えない一枚は背景を知らずとも格好良い。という事は

これまで見てきた数多くのヴィンテージTシャツから学んだのですが。

そんなシンプルな成り立ちも、同アイテムが『面白い』と思える大きな所以であり

いつまでも人々を惹きつける要素なのだと思います。

 

 

 

そして、今回の品々にはもう一つ大きなスペシャリティが。

 

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当時のパッケージが付属したデッドストック(未着用品)なのです。

 

Tシャツ型に切り抜かれた外箱に、作品がプリントされた台紙をセットする事で

内容物をそのまま示す見事なパッケージデザインからも、テヌースの感度が伺えます。

このように、販売当時そのままを把握出来る機会は滅多にないため、

心の踊り具合もひとしお。

 

もちろん、一度も水が通っていない繊維状況ですので

コットンの表情変化をこれから思う存分お楽しみ頂けます。

 

 

 

 

 

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サイズ表記は全て XL。

OVER SIZE のコクーンシルエットはまさに “ 今 ” のテンションでご愛用頂ける事と存じます。

 

 

 

 

 

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1993s Andy Warhol, Art T-shirt by teNeues

 

 

Tシャツは着る人のアイデンティティーを現すのに有益なコンテンツの一つです。

是非、お好みのデザインやスタイルをお選びくださいませ。

 

様々なヴィンテージTシャツの中から本日は

Art な3枚をご紹介でした。

 

 

 

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John Lobb, Lopez / Diary024
27.7.2014

一枚革で足を包む、特徴的な造形美。

今回ご紹介する新入荷は、ドレスシューズにおいての最高峰と言って差し支えないブランドからの逸品です。

 

元々撮るのが楽しいプロダクトですが、今回は特に 撮りごたえ が。

それはもう、しとどに溢れていましたので夢中でシャッターを切ってしまいました。

 

 

 

 

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一貫して最高品質を保ち続ける職人賛歌の姿勢から生み出される『 足を包む芸術 』の数々は、

品質に見合った正当対価によって人々の手に渡り、対価以上の満足感を与え続けています

 

ドレスシューズを楽しむ人々にとっては最上に位置する John Lobb

そのローファーにおいて最高傑作と称えられるのが

今回ご紹介する「Lopez」となります。

 

 

 

 

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“ 迫力 ” と言っても誇張でない、驚異的なレザークオリティ

表情、色、質感、全てにおいて違いを感じます。

愛着を注いだ際には、まるで光を反射するかの如くダイレクトにレスポンスが返ってくる為

一緒に過ごす時間が長ければ長いほど、顔立ちに円熟味が増すことは間違い無し

充実の先々をお約束させて頂きます。

 

 

 

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スタイル、ディティール、フォルム

文句の付けようがありません。

 

 

 

 

 

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80-90s John Lobb, Lopez

 

 

全てにおいてオーセンティックでありながら、最上級。

この美を愛でながら呑む酒は、最高に旨いことでしょう。

 

呑み過ぎ注意。

 

 

 

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Doll collection / Diary023
24.7.2014

 

かねてよりお問い合わせの多い 90s Martin Margiela ですが

中には特定のコレクションをお探しの方も少なくはありません。

 

シーズン毎にコンセプティブかつ独創的な作品を創っていた時代だけに、それも納得ですが

今回は、その中でも最もお声掛けの多い Doll collection の新入荷がございましたので

ご案内させて頂きます。

 

 

 

 

 

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1995年と1999年の2度にわたって展開されたドールコレクションは

“ 人形の着衣を人間サイズまで拡大する ” というコンセプト。

 

人形の洋服は通常、一般的なミシンで縫製されるため

縫い目のピッチが普通の洋服と同じになっているのですが、

その部分を精密に再現。

そればかりか、パーツ類も人間用のものが使われていることから

それも同比率にて拡大しています。

 

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解れもデザインの一つとは、なんたる『濃さ』

 

 

 

Dollという愛らしい形容詞とはうって変わって、細部にまで秘められた服飾的こだわり。

それを素直なデザインとして魅せる Martin Margiela の独自的発想力

 

この驚きを伴う愉しさと、不変と独創のコントラスト

Maison Martin Margiela が強く幅広く支持される、オンリーワンたる所以です。

 

彼の初期作品が発する信号は

今の時代だからこそ、心の奥底に響きます。

 

 

 

 

 

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Maison Martin Margiela, 1999s Doll collection denim trousers.

 

男性にフィットする、貴重なサイジング。

 

 

 

 

コレクタブルなピースである事は間違いありませんが、

そもそも、リアルクローズとしてただ純粋に秀逸である事を前提に

対話して頂けましたら、幸いです。

 

着た時の “ あー、やられた ” 感。

これが 90s Martin Margiela の真髄だと私は思います。

 

 

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Leather shoes / Diary022
20.7.2014

通常、月曜定休ですが明日7月21日は祝日ですので、営業致します。

翌火曜日が振替休日となりますので、お間違いございませんようお願い申し上げます。

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トレンド的にテンション的に、スニーカーの足元をよく見かけるからこそ、

“ レザーを足元に配する意義 ” を強く感じる事が出来ます。

 

Leatherというマテリアルが秘める表情空気は身体のどの部分に充てても際立ってくれますが

文字通り根幹となる足元にそれがある事での、心地良く重厚な存在感は

いつでも楽しんでしかるべきではないかと。

 

そしてそれは、良質なヴィンテージであればなお力強く、

装いがライトになる時期であればなお、効果的。

 

 

 

 

 

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現代にも受け継がれつつも、繊細ながら確実に今とは異なる王道スタイル。

その当時にしか作られなかったロスト・デザイン

そして、王者の風格

 

伝統や格式等、紳士にとっての全エレメントがミニマムに集約された

シューズというアート・プロダクト。

 

是非さりげないリスペクトと多大なる愛着を持って

末永くお楽しみください。

 

 

 

 

 

New Arrival, vintage shoes

 

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P.S.

Diaryをご覧くださり沢山のお問い合わせ誠にありがとうございます。

しかしながら既に完売のため諦めざるえなかった方々、本当に申し訳ありません。

弊店のアイテムは全て1点ものとなりますので、僅かでも琴線に触れられましたら

お気軽に [email protected] もしくは 03-5468-5966 までご一報頂ければと思います。

 

世界中から選りすぐった逸品と皆様が結び付くお手伝いをさせて頂けましたら、光栄の至りです。

 

 

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Silversmith / Diary021
18.7.2014

 

シルバースミスとは銀細工職人を示すのですが、

“ 月光のような美しさ ” とデンマーク・シルバーにこだわり続けたジョージ・ジェンセンは

そう形容される事が多いです。

 

 

そんな作品達は、何度向き合っても底が計り知れません。

手にした時の質感、銀の輝き、フォルムの繋がり、

どれもが奥深く心を揺さぶります。

 

世界中には『力』を秘めたファッションアイテムが数多く存在しますが、

ジョージ・ジェンセンもその一つである事は確実。

 

そして経験上、それらの底力は写真に収めきれない事を知っています。

何度シャッターを切っても切っても100%満足ゆくカットは撮れず

その魅力はピクセルの限界値を楽に越えてくるのです。

 

 

向き合う必要のないツールが増える一方ですが、結局は対話に勝るものはないと思っているタイプですので

それはそれで良いと思っている反面、どうやったら魅力をしっかりお伝えできるかを考える毎日。

 

 

 

 

 

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「この300年間で最も偉大なシルバースミス」

 

1935年に彼がこの世を去った時、NYヘラルドトリビューン紙に載せられた一言は、

簡潔かつ色濃くジョージ・ジェンセンの魅力を表現しています。

 

 

私も頑張らねば。

 

 

 

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Vintage Georg Jensen / Diary020
16.7.2014

 

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皆様は、ジョージ・ジェンセンという人物をご存知でしょうか。

 

 

 

1904年にデンマークで設立され、本人の名が冠された Georg Jensen

シルバーを専門的に細工する会社として始まった同社は、カトラリーなどのテーブルウェア、ジュエリー、時計など

様々な分野に発展し、デンマークやスウェーデンの王室御用達とされる等、

名実ともにヨーロッパを代表する存在として今も世界中で愛されています。

 

 

 

創始者である彼が愛したエレメントの一つは『自然』

デンマークの小さな村で生まれたジェンセンは、まるで絵画のように美しい森や湖畔の近くで育ち

類稀なる芸術的素養を育んできました。

 

もう一つのエレメントは『アールデコ』

自然と共に育まれた感性が描く、自然にしかない曲線や直線をオブジェクトで表現する方法として

アールデコが最も適切だったのでしょう。

いや、もしかしたら、彼自身が素直に生み出したフォルムを人々がそう呼んだのかもしれません。

それほどに “ ミニマムかつ際立つ ” という驚異的な着地点を秘めています。

 

そして『シルバー』

デンマークで製作されたものは欧米のものとは配合が異なり、圧倒的に資産価値が高いとされていますが

そういった予備知識がなくとも、圧倒的な “ 違い ” を感覚で認識させてくれます。

彼はそんな輝きを “ 月光のような美しさ ” と愛しました。

 

 

 

 

 

この度、世界中からじっくりとセレクションしたジョージ・ジェンセンのヴィンテージジュエリーをご紹介。

 

 

 

 

 

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企業方針によってデザインリニューアルが図られたため、現在は見る事の出来ない品々や

何より、1つを完成させる為にかけられる時間が圧倒的に異なる時代のジュエリーには

細部に至るまで、静かな自然と芸術が敷き詰められています。

 

偉大なシルバースミス、ジョージ・ジェンセン。

「ブランド」としてくくるのはピンと来ず、「企業」というのもちと違う。

どちらも内包しながら、それ以上が在る存在だと

私は思います。

 

 

 

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Levi’s 503 XX / Diary019
12.7.2014

 

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暑さ厳しい真夏日にも関わらずデニムを見にご来店くださった皆様、本当にありがとうございました。

( 旧店舗時代から数えて ) 13年間で初めてのデニム・ラック

一般的なヴィンテージにおいて定番のアイテムにも関わらず、私自身この空間にそれらがある事を本当に新鮮に感じました。

 

本日はその中から、ヴィンテージ・デニムの旨味をご紹介させて頂きます。

 

 

長い歴史を有するLevi’sには、時代や文化に応じた様々な変遷がありましたが

概ねまず挙げられるのが “ XX ” の存在。

生地の丈夫さ・上質さを示すこの表記は、おおよそ60年代初期に無くなったとされ、

XXであるかないかが、ヴィンテージ・デニムの価値を大きく左右します。

今回のラインナップでは1点のみですが巡り合う事が出来ました。

 

 

 

 

 

モデルは「503」

先にご紹介した 501 のボーイズVerとされるこちらは、王道に様々差し引きされた個体です。

 

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テーパードというよりもスリムストレートなレッグラインは

コンパクトなサイズ感も相まって、見事なまでに現代的な印象。

今のスリム・デニムと近しい感覚でお楽しみ頂けますが、XX の生地感がそれらとは一線以上を画します。

 

インディゴを蒼で終わらせない、特徴的な色調

織りが迫力に成る XX ならではの表情

その魅力は、知識を有さずとも感覚的に感じて頂けるものであり

それらがデニムの基盤から外れていないからこそ、圧倒的な存在感としてお楽しみ頂けます。

 

ヴィンテージ・デニムの中でも特別な旨味として扱われるのも、現物を目の前にすると素直に納得。

 

 

 

 

 

そして、同じく特別な旨味である ” 愛着の形跡 “

これが本品の中核を担います。

 

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長い期間をかけて着用を重ねる事で生まれる色落ち。

それと並行して生じる擦れ・摩耗。

これらはデニムを楽しむ過程の必然であると同時に、世界でただ一つに仕上げるため欠かせない要素です。

 

色落ちの経過を楽しむ、擦れを補正する、摩耗を改善させる。

日々変化するデニムに対して着用者は適切な対応を施すのです。

 

 

 

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デニムからの Call に対して着用者の Response 、それに対しての新たな Call。

この対話の繰り返しこそがデニムを楽しむうえでの重要なキーになるのです。

 

本品はすでに数回の対話が重ねられています。

一つ一つには様々な想い入れがあり、少なくない人数が関わっていることでしょう。

全てに意味があり、意図があるからこそ生まれた偶発的デザインリペアの数々。

通常であればマイナスとされる直しがプラスに反転するなんて、実に実に興味深い。

 

 

 

 

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1950s Levi’s 503 , denim trousers.

 

 

これからも対話が必要になると思いますので、それを存分に味わって頂きたい。

そのつど生まれ変わり、まるで “ もう一度買った ” かのような感覚を抱いて頂けると思います。

 

それはおそらく、驚異的に楽しいはず。

 

 

 

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Levi’s 501 / Diary018

こんばんは。今 Gonzales のピアノ聴きながら書いています。

 

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先日、ご紹介させて頂きましたヴィンテージ・デニム、身支度が無事に整いましたので

予定通り12日(土)よりお披露目させて頂きますが

本日はまずは、リーバイスの『 丁度真ん中 』をご紹介。

 

 

皆様ご存じのモデルかと思います、501

その均整の取れたレッグラインは世の中に出回る様々なボトムスのお手本とされてきました。

時代によって細部が繊細に異なりますが、今回 SURR が出会えたのは60年代の一本です。

 

 

時に男性的、時に抒情的。

スタイルのみならず、季節や時間帯、はたまた気分によってその印象を変えてくれる 501 のテーパードは

世界中の人々を魅了し、今なお愛用者は増える一方。

同モデル最大の魅力とも言えるシルエットを、より実感して頂けるのがこの年代なのではないかと個人的には思います。

 

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腿周りに極めて若干のゆとりを持たされた事で生まれる秀逸なカーブライン

太くなく細すぎない着地点で、王道デニム・トラウザーズにおいての丁度真ん中な存在感を発揮します。

 

コーディネートの妙技はもちろんの事、穿くという行為そのものが意味を成す。そんな一本です。

 

 

 

 

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ビッグE 特有の表情は、いつもの通り美しく

たとえデニムに興味の無い方でも何か感じて頂けると思います。

 

生地の特性や魅力など、細部の細部までひも解かれているアイテムですので

掘り下げようと思えばいくらでも可能です。

それが魅力的なコンテンツである事が間違いないからこそ、

私はシンプルに、ただの一本のデニムパンツとして対話するのが一番楽しく感じます。

 

言うまでもありませんが、それだけの力を秘めていますので

良くないわけがない。まぁある種の出来レースみたいなもの。

 

様々な想い出と共に芳醇な愛情が注がれた一本ですので、ただシンプルに足を通して頂きたい。

話はそれからのような気がします。

 

 

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1960s Levi’s 501 , denim trousers.

 

 

トラウザーズとして単純にお薦め。

それだけのこと。

 

明日は XX をご紹介させて頂きます。

 

 

 

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column001_risk / Diary017
9.7.2014

ここは世田谷、松陰神社前。住宅街を歩くと突如現れる鰻屋
 

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プレーンな Jazz が流れる店内は10人も入れば満席。だし巻き卵等の小料理メニューはなく、あるのは鰻重と鰻重コースのみ。
鰻 “ 専門店 ” として居を構えている事が明らかなこのお店では、誇張無しにとろける鰻を楽しむ事が出来ます。
そして女将さんの心意気も、粋。

 

 

ここは港区、六本木。賑やかな通りを一本入った路地に佇むステーキハウス
 

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広い店内は人で溢れており心地良い喧噪。主役のステーキを注文するとサーロインとヒレが乗ったプレートが運ばれてきます。
これ、お皿の直径が60cmほどあり肉一切れが子供の握りこぶし位のボリュームなのですが、びっくりするほどジューシィで美味しい。
マンハッタンから初上陸したこのお店は、ステーキ “ 専門店 ” として相応しい迫力と味わいで、どうやらなかなか予約が取れないそうな。

 

 

 

私は “ 専門店 ” が好きです。  いずれのジャンルにせよ『いらっしゃいませ』から『ありがとうございました』まで一貫したプライオリティで提供してくれる満足感は “ 専門店 ” ならでは。  なぜそれを好ましく思うかというと、言うまでもなく私が “ 専門店 ” に居るから。様々な分野や文化がある中で、それらをご案内する側として常にプロフェッショナルで在り続けたいです。

それと同時に、 “ 専門店 ” という看板を掲げるリスクも常に考えています。  LAILA VINTAGE 時代から一貫して「ヴィンテージショップです」と明言し続けており、「古着屋さんですか?」と聞かれたら「いえ、ヴィンテージショップです」と訂正する事もあるほど。  LAILA VINTAGE 創業当時と状況はさほど変わらないからこそ、海外に比べて馴染みの浅いヴィンテージという文化の “ 専門店 ” と看板を掲げる事の意味合いは、年々強くなっているように想うのです。  “ 専門店 ” と掲げる事で魅力に感じてもらえるかもしれませんが、掲げた以上は求められる。ある種、出来て当たり前と思われる。それは他 “ 専門店 ” で満足感を得た時はもちろん、得られなかった時にも強く自問自答。

 

伝統的なヴィンテージの魅力の一つとして歴史の繋がりや背景がありますが、私は相対的にそれらを主食ではなく副菜として捉えています。もちろん面白味として極めて重要なのですが、まず先立つのは着て格好良いか可愛いか。  ですが主食ではないからこそ大切に思います。アイテムのみならず、それらも含めてお客様へのご案内が『いらっしゃいませ』から『ありがとうございました』までに私たちが出来る事、果たすべき役割です。

 

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私は “ 専門店 ” が好きです。
音楽だったらタワレコ渋谷の6Fと7F、カメラだったらビックカメラ渋谷東口店の2F、映画だったらとある友人宅、アニメだったらとある友人宅。

何が言いたいかというと、ヴィンテージの楽しさを皆様にご案内すべく、引き続き “ 専門店 ” として研ぎ澄まします。という事と、土用の丑の日は宜しければ「一二三本店」に。& 「ウルフギャング・ステーキハウス」の肉は本当に凄かったなぁ。。。という事。

 

 

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Vintage Denim / Diary016
8.7.2014

 

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時代が移ろいトレンドが移ろう中でも、色味やフォルム,ディティールなど

細かなスタイルチェンジを繰り返しながら常に筆頭に置かれるデニム

ほとんどの男性が何かしらの形で関わった事があるアイテムではないでしょうか。

 

その定番力と説得力は、既に数えられないほど沢山のショップや個人によってひも解かれていますが

やはり、スタンダードが秘めるポテンシャルはいつ何時触れても心地良く

そのつど骨太な安定感に心惹かれます。

 

絶対的なマーケットが存在するため、旧 LAILA VINTAGE 時代を合わせても数える程度しかご紹介の機会がありませんでしたが、

この度SURRでは、じっくりと時間をかける事で納得のゆくヴィンテージ・デニムを数本セレクションする事が出来ました。

只今お披露目に向けて最後の身支度中。

 

12日(土)に販売をスタートさせて頂きます。

 

 

 

 

 

 

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XXを含む1950~1980年代までの品々。

表情,仕上がり,スタイルが全て異なりますが、一貫して注がれているのは愛着心です。

 

常に完成に向かい続け、常に向こう側を予感させてくれるファッションアイテム。

皆様のパーソナリティに寄り添う一本に出会って頂けましたら

ご同慶の至り。

 

 

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Courreges_space / Diary015
5.7.2014

 

昨日のエントリーにお問い合わせくださった皆様、ありがとうございました。

やはり “ 今 ” に食傷気味でマニアック求めている方、沢山いらっしゃいますね。嬉しいです。

私は 『 マニアック 』 が大好きです。最高に楽しい。

もし犬を飼う事があったら、マニアックと名付けて マニ とでも呼ぼうかと思います。

 

という事で本日は、マニアックが到達したゴールの一つをご紹介。

 

 

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モードにおいては勿論、幅広いファッションシーンで定期的にトピックされるシックスティーズ

この時代は特にファッションが盛んで、沢山の名作が生まれており

それらデザインは現在進行形でメゾンの脳内ストックに収納されている事は揺ぎ無い事実です。

 

シックスティーズにおいて欠かせないのはスペース・エイジ,もしくはコスモ・ルックと呼ばれるコレクション。

それに欠かせないメゾン,クレージュが1965年に作り出したアイウェアが本日の主役。

 

 

 

 

 

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常識に囚われるな。概念を覆せ。

スタイルを作り出せ。金太郎飴でどうする。

 

 

 

アンドレ・クレージュが思っていたかどうかは分かりませんが、少なくとも60年代当時、

クチュールにおいて “ 無し ” とされ、時に醜悪な存在とされていた膝頭を解放した立役者ですので

決して遠からずではないかと。

 

その結果、スペース・エイジの一環として生み出されたのはレンズレス・サングラス

あるはずのものが無く、あってはいけないはずのものがある。

アイウェアの理念をいとも簡単に超えてくれたスタイルです。

 

 

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絶妙に上品な樹脂素材、哲学的な理念と造形美。

クチュールに精通し、伝統と格式を学びに学んだクレージュだからこそ辿り着いた極地的マニアック

約半世紀経った今でも脅威の衝撃。

 

 

これは正真正銘、当時の代表作

紙面,ルック,ポートレートなど膨大なビジュアルアーカイヴが存在します。

本当に凄まじい量です。

 

いわゆる “ 販売してはいけない ” ミュージアム・ピースなのですが

それを実際に手に取って頂けるのも、

ファッションの歴史との対話して頂き,楽しんで頂く事を目的とした SURR にとって大切な事ですので

他と同じくお値段付けさせて頂いております。

 

何より SURR の語源であるシュルレアリスムの代名詞、サルバドール・ダリも愛用していた事が

私たちにとって嬉しくて楽しい歴史的事実。

 

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そんな逸品が、長い年月をかけて弊店に辿り着いてくれた事が最高にシュール

物と人との繋がり、人と人との繋がりはいつもご同慶の至り。御縁にかんしゃー。

 

 

 

 

 

 

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1965s Courreges , space age sunglasses

 

 

言うまでもなく実用可です。

おそらくご想像以上に広い視野で驚かれる事と思います。

そして、身に着けた時に分かる小さなサプライズがあるのですが、

それは隠し味的な面白さ。あーなるほど と誰かに体感してもらいたくなります。

 

スタイルに組み込んで頂くリアルピースとしてのご提案でした。

これも言うまでもなく。

 

 

 

 

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Oliver Peoples_clip on / Diary014
4.7.2014

 

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今月末のアレに関して書こうと思ったのですが、

メモリーUSBを自宅に忘れてしまいましたので予定変更。

新入荷から、久方ぶりに出会えた逸品を。

 

 

 

 

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80-90s Oliver Peoples

 

 

ピープルズにおいて代名詞的な要素であるクリップ ON は、

通常のクリアレンズの上に色付きレンズを被せる

一挙両得の機能デザイン。

当時は、購入する/しないを任意で選択する事が出来

“ より贅沢 ” なスペシャリティとして楽しまれていました。

 

そのためヴィンテージにおいての希少性は一層高く

これまで幾つかのピープルズをご紹介してきましたが、クリップ ON は数える程度

 

 

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単体でも秀逸なライン,フォルムにクリップ ON することで生じる繊細な迫力

これはピープルズの醍醐味とも言え、ただでさえ味わい深い金属装飾の質感,表情

一層力強く引き立ちます。

 

それでありながら、どこまでもエレガントな佇まいは

流石 オリバーピープルズな着地点。

ブランドの品格実力の成せる妙技です。

 

 

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外した際のフォルムは大変ノーブル

メタルフレームの特性を最大限生かしたミニマムな構成ですが

細部の仕上げやちょっとしたラインの角度など、一筋縄ではいかせません。

 

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簡単に申し上げますと、物凄くマニアックです。

ボストンとキャッツアイの中間に位置するコンパクトな収まりで

マットゴールドの冷たさが際立ちます。

 

( 特に復刻において ) 従来のピープルズとは結び付きにくい

濃い知性と、そこはかとない危なさ

一見難しく感じられるかもしれませんが、ここまで振り切ってしまえば受け入れやすく

何より、目元という狭い面積がパーソナリティを牽引するという事実に驚かれるはず。

 

 

 

 

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テンプルが見事。

バンブー調のセル装飾は、個体としてのクオリティの高さと

それを生み出すピープルズの格式をヒシヒシと感じさせます。

 

 

 

 

 

 

 

知性、危なさ、ソリッド、シャープ。

そして上質でエレガント。

何度も申し上げますが、物凄くマニアックです。

 

だからこそ、この一本には意味があります。

 

 

 

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少しでも琴線に触れられた方は是非とも対話してみてください。

そして勇気をもって飛び込んで、実用的に味わってみてください。

きっと心地良い中毒性が何かを閃かせてくれるはず。

 

これがオリバーピープルズの本質です。

 

 

 

 

昨晩、定例のスタッフ食事会を美味しく楽しく過ごした

SURR by LAILA 福留より

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Lieve Van Gorp_Antwerpen / Diary013
3.7.2014

アントワープからのご紹介。本日はリーヴ・ヴァン・ゴルプを。

 

注:今回のエントリーでは 違和感 というキーワードが何度か登場致しますが

全てポジティブな意味合いです。

 

 

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ドリス・ヴァン・ノッテンやマルタン・マルジェラの7年後輩にあたる彼女は

1993年、小物のデザイナーとしてデビュー。

 

後にフルコレクションに発展するデザインの数々は主にモノトーンで構成され

音楽への造詣を活かしたアントワープ出身者らしい濃密さと、

良い意味でのマニアックさでハイファッションにおいて際立つ存在でした。

 

しかしながら2001年、惜しまれながらも引退。

僅か10年未満と儚くも色濃いデザイナー人生を歩んだ彼女の感性は、その後人財育成の分野で発揮され

現代のファッションシーンに脈々と引き継がれたとされています。

 

限定的な活動期間も相まって耳馴染みの無い方もいらっしゃる事と思いますし、

何より現代においては、彼女の作品を手にする事はなかなか出来ませんが

そんな状況だからこそ、稀有な品々に出会えた時の驚きと楽しさは、一興。

 

 

 

 

 

 

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絶対的に定番な白シャツにも関わらず

先立って抱く感情は “ 違和感 ”

 

1970年代中期頃から目にする機会の増えた、裏表を逆転させる手法,インサイド・アウトを取り入れたこちらは

文字通り、普段はひた隠しにするロックミシンの処理をデザインに反映。

 

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認識以前に「 無くて当たり前のもの 」を表立たせる事で生じる急激な違和感

それをそのままデザインに直結させるミニマムな発想と落とし込みには

非常に繊細な感性を要する事でしょう。

 

それに留まらず、非常に構築的なパターンも特徴的で

取り立てて『細見』ではないにも関わらずスマートなライン。かつ

スマートでありながら窮屈ではないフィッティングが、

オーセンティックな白シャツを特別な一着に仕立て上げているのです。

 

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90s Lieve Van Gorp , plain shirts

表記は46。一般体系でいうところの M size フィットです。

 

 

 

 

 

この巧妙な違和感、自然に忍ばせた不自然からも

( 簡単な言葉を使うと ) “ 独特 ” なデザイナーである事が分かりますが

そんな 彼女らしさ が最も反映されているのがレザーアイテムです。

 

 

 

 

 

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フラット

一にも二にもフラット

 

重厚感を醸しつつ洗練されたレザーはリーヴ・ヴァン・ゴルプの象徴的なマテリアルであり

バッグというアイテムは、小物からキャリアをスタートした彼女の代表作

 

 

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フロントのみならず、全体の形状そのものがフラットであるこちらは

実際に身体に合わせた時の、沿わない沿い方がデザインの一つ。

ここでも発揮される違和感はファッションアイテムを( 夢のある )プロダクトと捉えているからでしょうか、

構築的でありながら不思議とマッチする、中毒性の高いアンバランスなバランスです。

 

 

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洗練性の中に潜む工業的な匂いも、これまた良質な違和感

 

 

 

また、個人的にはこの点が最も秀逸だと思ったのですが

物を収納してフラットが壊れた時が、また良い表情 なのです。

 

これには感嘆致しました。

実用時に一層魅力的。素直に素晴らしいと思いました。

私はあまり簡単に感嘆するタイプでは、多分ありません。

 

 

 

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90s Lieve Van Gorp , shoulder bag

ほとんどのノートPCがすっぽりと収まる、横50cm × 縦44cmのBIGサイズです。

 

 

 

 

 

 

 

彼女が今のファッションシーンに居た場合、どんなデザインを行うのだろう。

そんな、ある種考えても仕方のない事を考えずにはいられなくなる出会いも

ヴィンテージの楽しいところ。

 

いずれにせよどこかの誰かが、彼女らしさを踏まえつつ

自分なりに解釈して、時に再構築して楽しんでいる姿は

デザイナー本人にとって嬉しくある事なのではないでしょうか。

 

街中で、海外の女性に突然肩を叩かれ微笑まれ、親指を立てられたら

リーヴ・ヴァン・ゴルプ、その人かもしれませんよ。

 

 

 

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今回のエントリーはわけあって数日遅れてしまいました。

という事で明日も書かせて頂きますので、お付き合い頂けましたら幸いです。

題材は皆様ご存じ、今月末のアレ です。

 

 

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