Category Archives: 未分類

column002_Anonymous optical / Diary026
31.7.2014

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3~4年ほど前からでしょうか。一気に眼鏡などのアイウェアをお探しの方が増え、近年では視力が良くない方に限らず皆様お楽しみな印象。 私自身はもう何年も親しんでおり、もはや眼鏡が本体のようなものですので、この状況は非常に嬉しいです。

個人的な印象としましては、視力矯正の目的以上に眼鏡の意義を感じています。一つは印象操作のコンテンツとしてですが、色々な出会いがある中で、まず『眼鏡の人』と記憶の片隅にでも残って頂けるのは非常に有益ではないかと。やはり目線が集中する顔元に “ 何か ” があるというのは、大きいのでしょう。

そしてもう一つが心情操作。眼鏡には様々なスタイルがありますので、それと日々の気分を調和させるだけでも一日は変わります。私は視力が良くないので毎日かけますが、視力が良い方であれば眼鏡有りと無しを使い分けると一層効果的なのでは。

最後に小さな幸せ。眼鏡をかけ続けることで『顔を拭く』という動作がいかに気持ち良いか再確認する事が出来るのです。かけていなければきっと、この気持ち良さを思い返すことはないでしょう。

「眼鏡(orサングラス)を探している」というお客様はコンスタントにいらっしゃり、そのつど私は覚醒します。そして、その中で少なくないのが「どんな眼鏡が似合うか分からない」というお言葉なのですが、それに対して私はかなりの高確率で『似合わない眼鏡の方が少ない』と申し上げるのです。もちろん○○顔には●●フレームが合いやすいといった超概算的テンプレートはあるのですが、型にはまり切るお顔立ちはそうそうありませんし、基本的に眼鏡は均整が取れた設計なので、私の印象ですと “ 大変お似合い or 十分お似合い ” がほとんどな印象です。

 

 

アイウェアには、様々なスタイルが存在して飽きません。しかも各年代に分布するため、洋服と同じく濃く多岐に渡ります。以前にご紹介した Oliver GoldsmithOliver Peoples といった名の有るものは勿論ですが、それとは別に、当時の職人やメーカーが作った製造元やネームが把握できない名の無きものがあるのですが、それも大変興味深いのです。  こういった場合 SURR ではよく、アノニマスという言葉を使います。

 

 

 

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向き合った2本は、共に70年代イギリスで作られたアノニマス

様々なアイウェアを見てきて、国によってスタイルが異なる事にふと気付きました。主流は、アメリカイギリスフランスの3か国なのですが、それぞれに流派や流儀があり、名前が有るにせよ無いにせよ根本的な軸で繋がっているように感じるのです。 しかしながら何事にも当てはまりきらない逸品が存在する世の常。こちらの2本は英国式でありながらフランスのエッセンスが秘められている。と私は強く感じるのです。

 

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英国的な心地良い威風堂々と、フランス的なコケティッシュ。これらが調和した眼鏡は見たことがありません。色味的にもスタイル的にも非常にオーセンティックな The 眼鏡 なのですが、それらとは一線以上を画す佇まいを顔に合せて頂いた際にじっくり感じて頂けると思います。オーセンティックなものこそ吟味が重要ですし、何より目線が集中するお顔元においてチープなものは(それをあえて狙っていない限り)なかなか宜しくありません。本当に。本当に。

 

 

 

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70s British, anonymouse optical

 

 

以上の内容は、全て経験に基づく推察と想像になります。国によって流儀など無いかもしれませんし、英国式にフランスのエッセンスなんて一滴も加えられていないかもしれません。全ては妄想のようなものですが、それも編集の一つとしてご容赦頂けましたら幸いです。  いずれにせよ今回のオプティカルは、イギリスにずっと住んでいる熟練のフランス人眼鏡職人が作ったものでありますように。そう願わずにはいられません。

皆様もアイウェアをお探しでしたら、是非一度 SURR にいらしてみてください。各国各年代の品々と眼鏡をかけたスタッフが皆様をお越しをゆっくりお待ちしております。

 

 

 

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先日もとあるお客様が紆余曲折の結果、濃度30%のブルーレンズに着地致しました。この鋭さが日々において少しでもお力添え出来ますように。
あー楽しい。

 

 

 

SURR by LAILA 福留

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Art T-shirt / Diary025
29.7.2014

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豊富なバリエーションから、季節を問わずお探しの方が多いヴィンテージTシャツ

元々は肌着として活用されていたそれは、1960年頃から飛躍的に発展し

現在ではファッションアイテムの一つとして愛されています。

 

音楽、アート、映画、スポーツ、企業、イベント etc.

様々なカテゴリーが存在し、それらの流通は作られた意図や規模によって異なりますが

ことアートTシャツに関しては数が少ない傾向にあり、すべからく出会いも稀。

今回は Pop art の巨匠 による、心躍る品々をご紹介させて頂きます。

 

 

 

 

 

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上から

Marilyn Monroe I Love Your Kiss Forever Forever (1964年作品)

Say “Pepsi please” (1962年作品)

Be a Somebody with a Body (1985年作品)

 

アンディー・ウォーホルのアート作品がプリントされた、これらのTシャツは

ヨーロッパで活躍するアートプリント専門メーカー「 teNeues 」によって

1993年に作られたお品。

 

テヌースは活動範囲が広いため、詳細は推測の域を出ませんが

アートとの兼ね合いで生まれたTシャツである事は確かです。

 

書籍なども展開するメーカーとあって、Tシャツを一つのキャンバスとして捉えるプリントは申し分無く、

サイズ、配色、色彩、などウォーホルの持ち味を遺憾なく表現しています。

 

アートTシャツと言えど様々御座いますが

いずれにせよ鑑賞して楽しむ存在がプリントされる意義は格別で

希少性の高さも、Tシャツとしてシンプルに魅力的であるからこそ素直に納得。

 

どんなジャンルにせよ、なかなか出会えない一枚は背景を知らずとも格好良い。という事は

これまで見てきた数多くのヴィンテージTシャツから学んだのですが。

そんなシンプルな成り立ちも、同アイテムが『面白い』と思える大きな所以であり

いつまでも人々を惹きつける要素なのだと思います。

 

 

 

そして、今回の品々にはもう一つ大きなスペシャリティが。

 

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当時のパッケージが付属したデッドストック(未着用品)なのです。

 

Tシャツ型に切り抜かれた外箱に、作品がプリントされた台紙をセットする事で

内容物をそのまま示す見事なパッケージデザインからも、テヌースの感度が伺えます。

このように、販売当時そのままを把握出来る機会は滅多にないため、

心の踊り具合もひとしお。

 

もちろん、一度も水が通っていない繊維状況ですので

コットンの表情変化をこれから思う存分お楽しみ頂けます。

 

 

 

 

 

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サイズ表記は全て XL。

OVER SIZE のコクーンシルエットはまさに “ 今 ” のテンションでご愛用頂ける事と存じます。

 

 

 

 

 

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1993s Andy Warhol, Art T-shirt by teNeues

 

 

Tシャツは着る人のアイデンティティーを現すのに有益なコンテンツの一つです。

是非、お好みのデザインやスタイルをお選びくださいませ。

 

様々なヴィンテージTシャツの中から本日は

Art な3枚をご紹介でした。

 

 

 

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John Lobb, Lopez / Diary024
27.7.2014

一枚革で足を包む、特徴的な造形美。

今回ご紹介する新入荷は、ドレスシューズにおいての最高峰と言って差し支えないブランドからの逸品です。

 

元々撮るのが楽しいプロダクトですが、今回は特に 撮りごたえ が。

それはもう、しとどに溢れていましたので夢中でシャッターを切ってしまいました。

 

 

 

 

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一貫して最高品質を保ち続ける職人賛歌の姿勢から生み出される『 足を包む芸術 』の数々は、

品質に見合った正当対価によって人々の手に渡り、対価以上の満足感を与え続けています

 

ドレスシューズを楽しむ人々にとっては最上に位置する John Lobb

そのローファーにおいて最高傑作と称えられるのが

今回ご紹介する「Lopez」となります。

 

 

 

 

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“ 迫力 ” と言っても誇張でない、驚異的なレザークオリティ

表情、色、質感、全てにおいて違いを感じます。

愛着を注いだ際には、まるで光を反射するかの如くダイレクトにレスポンスが返ってくる為

一緒に過ごす時間が長ければ長いほど、顔立ちに円熟味が増すことは間違い無し

充実の先々をお約束させて頂きます。

 

 

 

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スタイル、ディティール、フォルム

文句の付けようがありません。

 

 

 

 

 

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80-90s John Lobb, Lopez

 

 

全てにおいてオーセンティックでありながら、最上級。

この美を愛でながら呑む酒は、最高に旨いことでしょう。

 

呑み過ぎ注意。

 

 

 

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Doll collection / Diary023
24.7.2014

 

かねてよりお問い合わせの多い 90s Martin Margiela ですが

中には特定のコレクションをお探しの方も少なくはありません。

 

シーズン毎にコンセプティブかつ独創的な作品を創っていた時代だけに、それも納得ですが

今回は、その中でも最もお声掛けの多い Doll collection の新入荷がございましたので

ご案内させて頂きます。

 

 

 

 

 

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1995年と1999年の2度にわたって展開されたドールコレクションは

“ 人形の着衣を人間サイズまで拡大する ” というコンセプト。

 

人形の洋服は通常、一般的なミシンで縫製されるため

縫い目のピッチが普通の洋服と同じになっているのですが、

その部分を精密に再現。

そればかりか、パーツ類も人間用のものが使われていることから

それも同比率にて拡大しています。

 

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解れもデザインの一つとは、なんたる『濃さ』

 

 

 

Dollという愛らしい形容詞とはうって変わって、細部にまで秘められた服飾的こだわり。

それを素直なデザインとして魅せる Martin Margiela の独自的発想力

 

この驚きを伴う愉しさと、不変と独創のコントラスト

Maison Martin Margiela が強く幅広く支持される、オンリーワンたる所以です。

 

彼の初期作品が発する信号は

今の時代だからこそ、心の奥底に響きます。

 

 

 

 

 

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Maison Martin Margiela, 1999s Doll collection denim trousers.

 

男性にフィットする、貴重なサイジング。

 

 

 

 

コレクタブルなピースである事は間違いありませんが、

そもそも、リアルクローズとしてただ純粋に秀逸である事を前提に

対話して頂けましたら、幸いです。

 

着た時の “ あー、やられた ” 感。

これが 90s Martin Margiela の真髄だと私は思います。

 

 

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Leather shoes / Diary022
20.7.2014

通常、月曜定休ですが明日7月21日は祝日ですので、営業致します。

翌火曜日が振替休日となりますので、お間違いございませんようお願い申し上げます。

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トレンド的にテンション的に、スニーカーの足元をよく見かけるからこそ、

“ レザーを足元に配する意義 ” を強く感じる事が出来ます。

 

Leatherというマテリアルが秘める表情空気は身体のどの部分に充てても際立ってくれますが

文字通り根幹となる足元にそれがある事での、心地良く重厚な存在感は

いつでも楽しんでしかるべきではないかと。

 

そしてそれは、良質なヴィンテージであればなお力強く、

装いがライトになる時期であればなお、効果的。

 

 

 

 

 

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現代にも受け継がれつつも、繊細ながら確実に今とは異なる王道スタイル。

その当時にしか作られなかったロスト・デザイン

そして、王者の風格

 

伝統や格式等、紳士にとっての全エレメントがミニマムに集約された

シューズというアート・プロダクト。

 

是非さりげないリスペクトと多大なる愛着を持って

末永くお楽しみください。

 

 

 

 

 

New Arrival, vintage shoes

 

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P.S.

Diaryをご覧くださり沢山のお問い合わせ誠にありがとうございます。

しかしながら既に完売のため諦めざるえなかった方々、本当に申し訳ありません。

弊店のアイテムは全て1点ものとなりますので、僅かでも琴線に触れられましたら

お気軽に [email protected] もしくは 03-5468-5966 までご一報頂ければと思います。

 

世界中から選りすぐった逸品と皆様が結び付くお手伝いをさせて頂けましたら、光栄の至りです。

 

 

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Silversmith / Diary021
18.7.2014

 

シルバースミスとは銀細工職人を示すのですが、

“ 月光のような美しさ ” とデンマーク・シルバーにこだわり続けたジョージ・ジェンセンは

そう形容される事が多いです。

 

 

そんな作品達は、何度向き合っても底が計り知れません。

手にした時の質感、銀の輝き、フォルムの繋がり、

どれもが奥深く心を揺さぶります。

 

世界中には『力』を秘めたファッションアイテムが数多く存在しますが、

ジョージ・ジェンセンもその一つである事は確実。

 

そして経験上、それらの底力は写真に収めきれない事を知っています。

何度シャッターを切っても切っても100%満足ゆくカットは撮れず

その魅力はピクセルの限界値を楽に越えてくるのです。

 

 

向き合う必要のないツールが増える一方ですが、結局は対話に勝るものはないと思っているタイプですので

それはそれで良いと思っている反面、どうやったら魅力をしっかりお伝えできるかを考える毎日。

 

 

 

 

 

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「この300年間で最も偉大なシルバースミス」

 

1935年に彼がこの世を去った時、NYヘラルドトリビューン紙に載せられた一言は、

簡潔かつ色濃くジョージ・ジェンセンの魅力を表現しています。

 

 

私も頑張らねば。

 

 

 

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Vintage Georg Jensen / Diary020
16.7.2014

 

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皆様は、ジョージ・ジェンセンという人物をご存知でしょうか。

 

 

 

1904年にデンマークで設立され、本人の名が冠された Georg Jensen

シルバーを専門的に細工する会社として始まった同社は、カトラリーなどのテーブルウェア、ジュエリー、時計など

様々な分野に発展し、デンマークやスウェーデンの王室御用達とされる等、

名実ともにヨーロッパを代表する存在として今も世界中で愛されています。

 

 

 

創始者である彼が愛したエレメントの一つは『自然』

デンマークの小さな村で生まれたジェンセンは、まるで絵画のように美しい森や湖畔の近くで育ち

類稀なる芸術的素養を育んできました。

 

もう一つのエレメントは『アールデコ』

自然と共に育まれた感性が描く、自然にしかない曲線や直線をオブジェクトで表現する方法として

アールデコが最も適切だったのでしょう。

いや、もしかしたら、彼自身が素直に生み出したフォルムを人々がそう呼んだのかもしれません。

それほどに “ ミニマムかつ際立つ ” という驚異的な着地点を秘めています。

 

そして『シルバー』

デンマークで製作されたものは欧米のものとは配合が異なり、圧倒的に資産価値が高いとされていますが

そういった予備知識がなくとも、圧倒的な “ 違い ” を感覚で認識させてくれます。

彼はそんな輝きを “ 月光のような美しさ ” と愛しました。

 

 

 

 

 

この度、世界中からじっくりとセレクションしたジョージ・ジェンセンのヴィンテージジュエリーをご紹介。

 

 

 

 

 

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企業方針によってデザインリニューアルが図られたため、現在は見る事の出来ない品々や

何より、1つを完成させる為にかけられる時間が圧倒的に異なる時代のジュエリーには

細部に至るまで、静かな自然と芸術が敷き詰められています。

 

偉大なシルバースミス、ジョージ・ジェンセン。

「ブランド」としてくくるのはピンと来ず、「企業」というのもちと違う。

どちらも内包しながら、それ以上が在る存在だと

私は思います。

 

 

 

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Levi’s 503 XX / Diary019
12.7.2014

 

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暑さ厳しい真夏日にも関わらずデニムを見にご来店くださった皆様、本当にありがとうございました。

( 旧店舗時代から数えて ) 13年間で初めてのデニム・ラック

一般的なヴィンテージにおいて定番のアイテムにも関わらず、私自身この空間にそれらがある事を本当に新鮮に感じました。

 

本日はその中から、ヴィンテージ・デニムの旨味をご紹介させて頂きます。

 

 

長い歴史を有するLevi’sには、時代や文化に応じた様々な変遷がありましたが

概ねまず挙げられるのが “ XX ” の存在。

生地の丈夫さ・上質さを示すこの表記は、おおよそ60年代初期に無くなったとされ、

XXであるかないかが、ヴィンテージ・デニムの価値を大きく左右します。

今回のラインナップでは1点のみですが巡り合う事が出来ました。

 

 

 

 

 

モデルは「503」

先にご紹介した 501 のボーイズVerとされるこちらは、王道に様々差し引きされた個体です。

 

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テーパードというよりもスリムストレートなレッグラインは

コンパクトなサイズ感も相まって、見事なまでに現代的な印象。

今のスリム・デニムと近しい感覚でお楽しみ頂けますが、XX の生地感がそれらとは一線以上を画します。

 

インディゴを蒼で終わらせない、特徴的な色調

織りが迫力に成る XX ならではの表情

その魅力は、知識を有さずとも感覚的に感じて頂けるものであり

それらがデニムの基盤から外れていないからこそ、圧倒的な存在感としてお楽しみ頂けます。

 

ヴィンテージ・デニムの中でも特別な旨味として扱われるのも、現物を目の前にすると素直に納得。

 

 

 

 

 

そして、同じく特別な旨味である ” 愛着の形跡 “

これが本品の中核を担います。

 

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長い期間をかけて着用を重ねる事で生まれる色落ち。

それと並行して生じる擦れ・摩耗。

これらはデニムを楽しむ過程の必然であると同時に、世界でただ一つに仕上げるため欠かせない要素です。

 

色落ちの経過を楽しむ、擦れを補正する、摩耗を改善させる。

日々変化するデニムに対して着用者は適切な対応を施すのです。

 

 

 

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デニムからの Call に対して着用者の Response 、それに対しての新たな Call。

この対話の繰り返しこそがデニムを楽しむうえでの重要なキーになるのです。

 

本品はすでに数回の対話が重ねられています。

一つ一つには様々な想い入れがあり、少なくない人数が関わっていることでしょう。

全てに意味があり、意図があるからこそ生まれた偶発的デザインリペアの数々。

通常であればマイナスとされる直しがプラスに反転するなんて、実に実に興味深い。

 

 

 

 

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1950s Levi’s 503 , denim trousers.

 

 

これからも対話が必要になると思いますので、それを存分に味わって頂きたい。

そのつど生まれ変わり、まるで “ もう一度買った ” かのような感覚を抱いて頂けると思います。

 

それはおそらく、驚異的に楽しいはず。

 

 

 

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Levi’s 501 / Diary018

こんばんは。今 Gonzales のピアノ聴きながら書いています。

 

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先日、ご紹介させて頂きましたヴィンテージ・デニム、身支度が無事に整いましたので

予定通り12日(土)よりお披露目させて頂きますが

本日はまずは、リーバイスの『 丁度真ん中 』をご紹介。

 

 

皆様ご存じのモデルかと思います、501

その均整の取れたレッグラインは世の中に出回る様々なボトムスのお手本とされてきました。

時代によって細部が繊細に異なりますが、今回 SURR が出会えたのは60年代の一本です。

 

 

時に男性的、時に抒情的。

スタイルのみならず、季節や時間帯、はたまた気分によってその印象を変えてくれる 501 のテーパードは

世界中の人々を魅了し、今なお愛用者は増える一方。

同モデル最大の魅力とも言えるシルエットを、より実感して頂けるのがこの年代なのではないかと個人的には思います。

 

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腿周りに極めて若干のゆとりを持たされた事で生まれる秀逸なカーブライン

太くなく細すぎない着地点で、王道デニム・トラウザーズにおいての丁度真ん中な存在感を発揮します。

 

コーディネートの妙技はもちろんの事、穿くという行為そのものが意味を成す。そんな一本です。

 

 

 

 

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ビッグE 特有の表情は、いつもの通り美しく

たとえデニムに興味の無い方でも何か感じて頂けると思います。

 

生地の特性や魅力など、細部の細部までひも解かれているアイテムですので

掘り下げようと思えばいくらでも可能です。

それが魅力的なコンテンツである事が間違いないからこそ、

私はシンプルに、ただの一本のデニムパンツとして対話するのが一番楽しく感じます。

 

言うまでもありませんが、それだけの力を秘めていますので

良くないわけがない。まぁある種の出来レースみたいなもの。

 

様々な想い出と共に芳醇な愛情が注がれた一本ですので、ただシンプルに足を通して頂きたい。

話はそれからのような気がします。

 

 

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1960s Levi’s 501 , denim trousers.

 

 

トラウザーズとして単純にお薦め。

それだけのこと。

 

明日は XX をご紹介させて頂きます。

 

 

 

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column001_risk / Diary017
9.7.2014

ここは世田谷、松陰神社前。住宅街を歩くと突如現れる鰻屋
 

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プレーンな Jazz が流れる店内は10人も入れば満席。だし巻き卵等の小料理メニューはなく、あるのは鰻重と鰻重コースのみ。
鰻 “ 専門店 ” として居を構えている事が明らかなこのお店では、誇張無しにとろける鰻を楽しむ事が出来ます。
そして女将さんの心意気も、粋。

 

 

ここは港区、六本木。賑やかな通りを一本入った路地に佇むステーキハウス
 

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広い店内は人で溢れており心地良い喧噪。主役のステーキを注文するとサーロインとヒレが乗ったプレートが運ばれてきます。
これ、お皿の直径が60cmほどあり肉一切れが子供の握りこぶし位のボリュームなのですが、びっくりするほどジューシィで美味しい。
マンハッタンから初上陸したこのお店は、ステーキ “ 専門店 ” として相応しい迫力と味わいで、どうやらなかなか予約が取れないそうな。

 

 

 

私は “ 専門店 ” が好きです。  いずれのジャンルにせよ『いらっしゃいませ』から『ありがとうございました』まで一貫したプライオリティで提供してくれる満足感は “ 専門店 ” ならでは。  なぜそれを好ましく思うかというと、言うまでもなく私が “ 専門店 ” に居るから。様々な分野や文化がある中で、それらをご案内する側として常にプロフェッショナルで在り続けたいです。

それと同時に、 “ 専門店 ” という看板を掲げるリスクも常に考えています。  LAILA VINTAGE 時代から一貫して「ヴィンテージショップです」と明言し続けており、「古着屋さんですか?」と聞かれたら「いえ、ヴィンテージショップです」と訂正する事もあるほど。  LAILA VINTAGE 創業当時と状況はさほど変わらないからこそ、海外に比べて馴染みの浅いヴィンテージという文化の “ 専門店 ” と看板を掲げる事の意味合いは、年々強くなっているように想うのです。  “ 専門店 ” と掲げる事で魅力に感じてもらえるかもしれませんが、掲げた以上は求められる。ある種、出来て当たり前と思われる。それは他 “ 専門店 ” で満足感を得た時はもちろん、得られなかった時にも強く自問自答。

 

伝統的なヴィンテージの魅力の一つとして歴史の繋がりや背景がありますが、私は相対的にそれらを主食ではなく副菜として捉えています。もちろん面白味として極めて重要なのですが、まず先立つのは着て格好良いか可愛いか。  ですが主食ではないからこそ大切に思います。アイテムのみならず、それらも含めてお客様へのご案内が『いらっしゃいませ』から『ありがとうございました』までに私たちが出来る事、果たすべき役割です。

 

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私は “ 専門店 ” が好きです。
音楽だったらタワレコ渋谷の6Fと7F、カメラだったらビックカメラ渋谷東口店の2F、映画だったらとある友人宅、アニメだったらとある友人宅。

何が言いたいかというと、ヴィンテージの楽しさを皆様にご案内すべく、引き続き “ 専門店 ” として研ぎ澄まします。という事と、土用の丑の日は宜しければ「一二三本店」に。& 「ウルフギャング・ステーキハウス」の肉は本当に凄かったなぁ。。。という事。

 

 

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Vintage Denim / Diary016
8.7.2014

 

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時代が移ろいトレンドが移ろう中でも、色味やフォルム,ディティールなど

細かなスタイルチェンジを繰り返しながら常に筆頭に置かれるデニム

ほとんどの男性が何かしらの形で関わった事があるアイテムではないでしょうか。

 

その定番力と説得力は、既に数えられないほど沢山のショップや個人によってひも解かれていますが

やはり、スタンダードが秘めるポテンシャルはいつ何時触れても心地良く

そのつど骨太な安定感に心惹かれます。

 

絶対的なマーケットが存在するため、旧 LAILA VINTAGE 時代を合わせても数える程度しかご紹介の機会がありませんでしたが、

この度SURRでは、じっくりと時間をかける事で納得のゆくヴィンテージ・デニムを数本セレクションする事が出来ました。

只今お披露目に向けて最後の身支度中。

 

12日(土)に販売をスタートさせて頂きます。

 

 

 

 

 

 

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XXを含む1950~1980年代までの品々。

表情,仕上がり,スタイルが全て異なりますが、一貫して注がれているのは愛着心です。

 

常に完成に向かい続け、常に向こう側を予感させてくれるファッションアイテム。

皆様のパーソナリティに寄り添う一本に出会って頂けましたら

ご同慶の至り。

 

 

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Courreges_space / Diary015
5.7.2014

 

昨日のエントリーにお問い合わせくださった皆様、ありがとうございました。

やはり “ 今 ” に食傷気味でマニアック求めている方、沢山いらっしゃいますね。嬉しいです。

私は 『 マニアック 』 が大好きです。最高に楽しい。

もし犬を飼う事があったら、マニアックと名付けて マニ とでも呼ぼうかと思います。

 

という事で本日は、マニアックが到達したゴールの一つをご紹介。

 

 

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モードにおいては勿論、幅広いファッションシーンで定期的にトピックされるシックスティーズ

この時代は特にファッションが盛んで、沢山の名作が生まれており

それらデザインは現在進行形でメゾンの脳内ストックに収納されている事は揺ぎ無い事実です。

 

シックスティーズにおいて欠かせないのはスペース・エイジ,もしくはコスモ・ルックと呼ばれるコレクション。

それに欠かせないメゾン,クレージュが1965年に作り出したアイウェアが本日の主役。

 

 

 

 

 

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常識に囚われるな。概念を覆せ。

スタイルを作り出せ。金太郎飴でどうする。

 

 

 

アンドレ・クレージュが思っていたかどうかは分かりませんが、少なくとも60年代当時、

クチュールにおいて “ 無し ” とされ、時に醜悪な存在とされていた膝頭を解放した立役者ですので

決して遠からずではないかと。

 

その結果、スペース・エイジの一環として生み出されたのはレンズレス・サングラス

あるはずのものが無く、あってはいけないはずのものがある。

アイウェアの理念をいとも簡単に超えてくれたスタイルです。

 

 

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絶妙に上品な樹脂素材、哲学的な理念と造形美。

クチュールに精通し、伝統と格式を学びに学んだクレージュだからこそ辿り着いた極地的マニアック

約半世紀経った今でも脅威の衝撃。

 

 

これは正真正銘、当時の代表作

紙面,ルック,ポートレートなど膨大なビジュアルアーカイヴが存在します。

本当に凄まじい量です。

 

いわゆる “ 販売してはいけない ” ミュージアム・ピースなのですが

それを実際に手に取って頂けるのも、

ファッションの歴史との対話して頂き,楽しんで頂く事を目的とした SURR にとって大切な事ですので

他と同じくお値段付けさせて頂いております。

 

何より SURR の語源であるシュルレアリスムの代名詞、サルバドール・ダリも愛用していた事が

私たちにとって嬉しくて楽しい歴史的事実。

 

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そんな逸品が、長い年月をかけて弊店に辿り着いてくれた事が最高にシュール

物と人との繋がり、人と人との繋がりはいつもご同慶の至り。御縁にかんしゃー。

 

 

 

 

 

 

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1965s Courreges , space age sunglasses

 

 

言うまでもなく実用可です。

おそらくご想像以上に広い視野で驚かれる事と思います。

そして、身に着けた時に分かる小さなサプライズがあるのですが、

それは隠し味的な面白さ。あーなるほど と誰かに体感してもらいたくなります。

 

スタイルに組み込んで頂くリアルピースとしてのご提案でした。

これも言うまでもなく。

 

 

 

 

SURR by LAILA 福留

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Oliver Peoples_clip on / Diary014
4.7.2014

 

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今月末のアレに関して書こうと思ったのですが、

メモリーUSBを自宅に忘れてしまいましたので予定変更。

新入荷から、久方ぶりに出会えた逸品を。

 

 

 

 

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80-90s Oliver Peoples

 

 

ピープルズにおいて代名詞的な要素であるクリップ ON は、

通常のクリアレンズの上に色付きレンズを被せる

一挙両得の機能デザイン。

当時は、購入する/しないを任意で選択する事が出来

“ より贅沢 ” なスペシャリティとして楽しまれていました。

 

そのためヴィンテージにおいての希少性は一層高く

これまで幾つかのピープルズをご紹介してきましたが、クリップ ON は数える程度

 

 

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単体でも秀逸なライン,フォルムにクリップ ON することで生じる繊細な迫力

これはピープルズの醍醐味とも言え、ただでさえ味わい深い金属装飾の質感,表情

一層力強く引き立ちます。

 

それでありながら、どこまでもエレガントな佇まいは

流石 オリバーピープルズな着地点。

ブランドの品格実力の成せる妙技です。

 

 

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外した際のフォルムは大変ノーブル

メタルフレームの特性を最大限生かしたミニマムな構成ですが

細部の仕上げやちょっとしたラインの角度など、一筋縄ではいかせません。

 

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簡単に申し上げますと、物凄くマニアックです。

ボストンとキャッツアイの中間に位置するコンパクトな収まりで

マットゴールドの冷たさが際立ちます。

 

( 特に復刻において ) 従来のピープルズとは結び付きにくい

濃い知性と、そこはかとない危なさ

一見難しく感じられるかもしれませんが、ここまで振り切ってしまえば受け入れやすく

何より、目元という狭い面積がパーソナリティを牽引するという事実に驚かれるはず。

 

 

 

 

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テンプルが見事。

バンブー調のセル装飾は、個体としてのクオリティの高さと

それを生み出すピープルズの格式をヒシヒシと感じさせます。

 

 

 

 

 

 

 

知性、危なさ、ソリッド、シャープ。

そして上質でエレガント。

何度も申し上げますが、物凄くマニアックです。

 

だからこそ、この一本には意味があります。

 

 

 

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少しでも琴線に触れられた方は是非とも対話してみてください。

そして勇気をもって飛び込んで、実用的に味わってみてください。

きっと心地良い中毒性が何かを閃かせてくれるはず。

 

これがオリバーピープルズの本質です。

 

 

 

 

昨晩、定例のスタッフ食事会を美味しく楽しく過ごした

SURR by LAILA 福留より

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Lieve Van Gorp_Antwerpen / Diary013
3.7.2014

アントワープからのご紹介。本日はリーヴ・ヴァン・ゴルプを。

 

注:今回のエントリーでは 違和感 というキーワードが何度か登場致しますが

全てポジティブな意味合いです。

 

 

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ドリス・ヴァン・ノッテンやマルタン・マルジェラの7年後輩にあたる彼女は

1993年、小物のデザイナーとしてデビュー。

 

後にフルコレクションに発展するデザインの数々は主にモノトーンで構成され

音楽への造詣を活かしたアントワープ出身者らしい濃密さと、

良い意味でのマニアックさでハイファッションにおいて際立つ存在でした。

 

しかしながら2001年、惜しまれながらも引退。

僅か10年未満と儚くも色濃いデザイナー人生を歩んだ彼女の感性は、その後人財育成の分野で発揮され

現代のファッションシーンに脈々と引き継がれたとされています。

 

限定的な活動期間も相まって耳馴染みの無い方もいらっしゃる事と思いますし、

何より現代においては、彼女の作品を手にする事はなかなか出来ませんが

そんな状況だからこそ、稀有な品々に出会えた時の驚きと楽しさは、一興。

 

 

 

 

 

 

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絶対的に定番な白シャツにも関わらず

先立って抱く感情は “ 違和感 ”

 

1970年代中期頃から目にする機会の増えた、裏表を逆転させる手法,インサイド・アウトを取り入れたこちらは

文字通り、普段はひた隠しにするロックミシンの処理をデザインに反映。

 

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認識以前に「 無くて当たり前のもの 」を表立たせる事で生じる急激な違和感

それをそのままデザインに直結させるミニマムな発想と落とし込みには

非常に繊細な感性を要する事でしょう。

 

それに留まらず、非常に構築的なパターンも特徴的で

取り立てて『細見』ではないにも関わらずスマートなライン。かつ

スマートでありながら窮屈ではないフィッティングが、

オーセンティックな白シャツを特別な一着に仕立て上げているのです。

 

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90s Lieve Van Gorp , plain shirts

表記は46。一般体系でいうところの M size フィットです。

 

 

 

 

 

この巧妙な違和感、自然に忍ばせた不自然からも

( 簡単な言葉を使うと ) “ 独特 ” なデザイナーである事が分かりますが

そんな 彼女らしさ が最も反映されているのがレザーアイテムです。

 

 

 

 

 

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フラット

一にも二にもフラット

 

重厚感を醸しつつ洗練されたレザーはリーヴ・ヴァン・ゴルプの象徴的なマテリアルであり

バッグというアイテムは、小物からキャリアをスタートした彼女の代表作

 

 

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フロントのみならず、全体の形状そのものがフラットであるこちらは

実際に身体に合わせた時の、沿わない沿い方がデザインの一つ。

ここでも発揮される違和感はファッションアイテムを( 夢のある )プロダクトと捉えているからでしょうか、

構築的でありながら不思議とマッチする、中毒性の高いアンバランスなバランスです。

 

 

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洗練性の中に潜む工業的な匂いも、これまた良質な違和感

 

 

 

また、個人的にはこの点が最も秀逸だと思ったのですが

物を収納してフラットが壊れた時が、また良い表情 なのです。

 

これには感嘆致しました。

実用時に一層魅力的。素直に素晴らしいと思いました。

私はあまり簡単に感嘆するタイプでは、多分ありません。

 

 

 

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90s Lieve Van Gorp , shoulder bag

ほとんどのノートPCがすっぽりと収まる、横50cm × 縦44cmのBIGサイズです。

 

 

 

 

 

 

 

彼女が今のファッションシーンに居た場合、どんなデザインを行うのだろう。

そんな、ある種考えても仕方のない事を考えずにはいられなくなる出会いも

ヴィンテージの楽しいところ。

 

いずれにせよどこかの誰かが、彼女らしさを踏まえつつ

自分なりに解釈して、時に再構築して楽しんでいる姿は

デザイナー本人にとって嬉しくある事なのではないでしょうか。

 

街中で、海外の女性に突然肩を叩かれ微笑まれ、親指を立てられたら

リーヴ・ヴァン・ゴルプ、その人かもしれませんよ。

 

 

 

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今回のエントリーはわけあって数日遅れてしまいました。

という事で明日も書かせて頂きますので、お付き合い頂けましたら幸いです。

題材は皆様ご存じ、今月末のアレ です。

 

 

SURR by LAILA 福留

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Maison’s gently / Diary012
27.6.2014

 

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私は「品」という言葉が好きです。

人にせよ物にせよ店にせよ、様々な表情の「品」があって

それらに触れられた時は驚いたり感動したりと、楽しく感情を鼓舞されています。

 

今までヴィンテージに限らず、それなりに様々なファッションアイテムと触れ合い

様々な「品」に魅了されては、折に触れご紹介してまいりました。

 

Military も一つの国家という規模の『ブランド』、Work もカルチャーそのものが『ブランド』と認識していますが、

ネームの付いたいわゆるデザイナーズは、それらとは違ったベクトルの「品」を味わう事が出来ます。

本日は、新入荷の中にそれが特に顕著な逸品がありましたのでご紹介させてください。

 

 

 

 

 

 

 

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90s Hermes, silver necklace

 

馴染み深い佇まいの、究極にプレーンなチェーンネックレス

チャームの類はございません。

 

一見、見どころが無さそうに感じられますが

こちらには極めて繊細かつ芳醇な “見どころ” が秘められているのです。

 

 

 

 

 

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チェーンを構成する 2mm × 2.5mm のリングパーツは

面・エッジ・曲線が組み合わされた、非常に凝った形状を成しており、

各部が光を受ける事で、一般的なそれと一線を画すニュアンスを醸し出します。

 

 

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見落としても概ね支障無しとされがちな、こういった細部まで手を抜かず

自分たちのクリエーションを遺憾なく発揮するところに、「メゾンの品格」が現れると思います。

長い時間をかけて (時に国と関わりながら) 培った “名” を背負うという事は

プライドであると同時にプレッシャーでもあるでしょうが、

それを妥協せずやり切るからこそ、その “名” は時代を超えるのでしょう。

 

「私共○○から世に出させて頂きます、●●でございます。」

この段階に至るまでには、長い歴史と膨大な配慮が込められているのです。

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元々、120%尊敬していたメゾンでしたが、

今回のネックレスとの出会いで、その想いが一層強まりました。

もちろんブランド至上主義ではありませんので、

名前が付いていれば良しというわけでは無いのですが、

純粋に物として、素晴らしい逸品に思います。

ミニマムだからこそ,オーセンティックだからこそ、ダイレクトに痛感致しました。

 

 

 

 

 

 

ご覧の通り、「「「 存在感抜群 」」」といったものではありません。

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時代も性別もトレンドも関係無く、ひっそりと静かに引き立てる装飾品。

 

 

ですが、この優しい主張はパーソナリティーを形成するにあたって

非常に重要なキーとなるはずです。

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『別に気づいてくれなくてもいいよ』と言わんばかりに、

さりげなくやってのけられたメゾンの品格の具現化

当たり前のようで実は尊い心意気を、

気づかれないほどにさりげなく調和させるスタイル、本当に素敵だと思います。

 

 

 

おそらく、身に着けていて「それエルメスの?」と聞かれる事はないでしょう。

でもそっちの方が良くないですか?

 

 

 

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Dries Van Noten_Antwerpen / Diary011
26.6.2014

先日ご紹介したアントワープから本日は、ドリス・ヴァン・ノッテンを掘り下げてみようかと。

 

 

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現在の活躍はもちろんの事、アントワープ・シックスなどで

深くご存じの方も大勢いらっしゃるであろう同ブランドは、

1986年、ドリスが28歳の時にスタートしました。

 

3代続くテーラーの家系に生まれましたが、特に彼の祖父は象徴的で

戦後に行ったヴィンテージに手を加えた服作りがアントワープにMENSプレタの概念をもたらす

素養に大きな影響を与えたであろう事が想像できます。

 

そのため、彼にとって “物事の背景” は特に重要な意味合いを含むようで

デザインソースやインスピレーションソースは、尊敬の対象であれど模造の対象では無く

自分で飲み込み、新たに生み出すための要素。という理念を持っています。

 

 

現在もそれに則り活躍するドリスですが、時代に応じて変化するのは至極当然。

彼の90sクリエーションも、言わずもがな楽しくて仕方ありません。

 

 

 

 

この時代に貫かれた、肩の落ち感長めのスリーブ

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本品はインスパイアソースに50年代頃のアメリカの気配がちらつきますが、

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やはり彼にとって (良い意味で) ソースはソースでしか在らず、

定番の赤チェックにも独自の配合を、重要な生地にはとろけるコットンを。

それらとフォルム調和した結果は、今のモード。

 

 

 

 

クリエーションを「コンセプト」→「素材」→「フォルム」の順で構築するドリス。

彼が今から約20年前に思い描いたスタイルは、巡り巡って今にフィットしました。

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だからでしょうか、パリでは8/31までアーカイヴ展

『 Dries Van Noten ,Inspirations 』が開催されています。

 

 

余談ですが以前、とあるお客様が行かれるご予定らしく

そこに着ていくために90sドリスをお選びくださいました。

それはもう、なんたる贅沢。

特別な時間をお過ごし頂けますように。

 

 

 

 

 

 

そして本品も、なんたる贅沢。

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mid 90s Dries Van Noten , shirts coat.

 

袖を通せば なるほど。

それはもう、唸るほどに。

 

 

 

 

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P.S.

 

私の一番のお気に入りポイントは

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なんとも浅めなサイドベンツ。

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90s Product / Dairy010
22.6.2014

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90s product.

Nike, Adidas and more.

 

New arrival.

 

 

 

 

 

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Antwerpen / Diary009
20.6.2014

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先日、髪を切りました。 けっこうバッサリ。

2mmでいくか、3mmでいくか、、、うーん2mm! と久しぶりに攻めた髪型にしたので

いい感じに新鮮です。

 

久しぶりに行く美容室、どうやら1年ぶりだったらしいのですが

前回は 『 大阪行くので、気合い注入を 』 とオーダーしたらしく、

“ そうか、阪急うめだ本店での LAILA TOKIO &VINTAGE ポップアップストア から1年経ったのか ” と再確認。

もっと経っている感じが致しましたよ。

 

そもそも LAILA TOKIO7X7 が出来てからまだ1年経っていないんですよね。

もっと経っている感じが致しましたよ。

 

このように私は、SURR が出来る前の半年ちょっとの間、各店に立つ機会があったのですが

その時のお客様とのお話を今回は。

 

 

 

 

 

 

イギリスのセントマーチンズに在学中のその方は、各国のファッション,芸術学校にお詳しかったのですが、

アントワープ王立芸術学院 がいかに稀有で孤高か、を教えてくださいました。

 

入学する際のハードルは言うまでもなく、

それ以上に定期試験が難しく、

それ以上に進級試験が難しく、

何より卒業試験がとにかく難しいアントワープ。

 

かのセントマーチンズ(英), パーソンズ(米) も

もちろん難関の名門校なのですが

アントワープは、難しい・厳しいという事に対しての認識の次元が異なるそう。

 

また卒業後に関しても、他校はメゾンとの関係性が就職に際して有利に働く事があるそうですが、

アントワープはそういった繋がりをあえてクローズしている節があるらしく

卒業後は自らの実力や感性を駆使して、モード界,ファッション界と向き合う必要がある。という貴重なエピソードを

各校への尊敬の念と共にお話してくださいました。

 

 

認識の次元が異なる。 非常に響きます。

 

 

アントワープ設立から300年後にファッション科が立ち上がり、

ベルギーという “ 国家そのもの ” が真剣に向き合った ファッション という分野。

国策として行われた アントワープ・シックス を筆頭に、

国家レベルでファッションに向き合ったからこそ、特有の“ 認識の次元 ”が生まれたのでしょうか。

 

 

アントワープで連想される皆様ご存知のデザイナー達の品々は、言わずもがな求心力を秘めていますが、

最早それらを「 うん、良いね 」では片づけられません。

彼ら彼女らが何かを考えるとき,感じるときの思考の成り立ちが違うのでは、とすら思います。

 

 

 

 

 

 

きっと白シャツは、白い / シャツ ではなく

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見慣れたチェックは、別の解釈で

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定番のラペルは、特別なデザインで

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世界的なネームも、それに留まらず。なのではないでしょうか。

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このような妄想や憶測が現実味を帯びる機会は決して少なくありません。

それは触れた時、身体に沿って立体を描いた時に五感で感じられるのですが、

ちょっと驚くほど、心に響いてくるかもしれません。

 

 

本日、秀逸なアントウェルペンが数点、新作で入荷致しましたので

それを体感して頂きたく、編集致しました。

是非ご覧にいらしてくださいまし。

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ちなみに髪はDaBという美容室の鯨岡さんにお願いしました。

 

( 長くお世話になっているのですが、このようにご紹介するのはそういえば御初。

 格好良い写真ですね。素敵な美容師さんです )

 

 

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Art jewerly / Diary008
19.6.2014

まだ始まって間もないですが、当サイトを見てご来店くださったお客様がいまして

大変光栄に思います。 ありがとうございます。

 

 

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60年頃から確認される「 アート・ジュエリー 」という世界観。

米国,英国,北欧などが、まるで足並みを揃えているかのように各々のデザインを発展させ、

一つのカテゴリーまで昇華しました。

 

SURR では、その原点・源流もご用意しておりますが、

今回はそれらを経て生まれた事が想像できる、3つのアート・ジュエリーをご紹介致します。

 

 

 

 

 

 

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90s Gucci, ring

 

建築、もしくはミニマルアートのような造形。

長方形をラフに組み合わせるエッジィでアヴァンギャルドなデザインながら、素材感が限りなくエレガントで、

特徴的な立体感が指元で静かに強く主張してくれる、大変立派なシルバーオブジェクト。

 

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80s Celine, bracelet

 

代名詞である馬具をモデファイした、匠なコンビネーション。

流線型フォルムの連なりはダンディにもフェミニンにも寄せる事が出来るので

スタイルやコーディネートなど、操縦者の力量によって変化する表情は見物です。

連結や留め具など、細部に至るまで一切手を抜かないメゾン・クオリティは、ここにも健在。

 

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80s Michael Denardo, necklace

 

英国のジュエリーデザイナー、Michael Denardo

写真やアートを学び、世界中で得た様々なインスピレーションを経てデザインされる作品の数々は

80年代初頭から高く評価され、様々なブランド,企業,美術館との共作を行いました。

また、ルイ・ヴィトンのジュエリーデザイナーとして活躍していた事も、有名なクリエイションの一つ。

 

こちらは、そんな彼の黎明期~全盛期とも言える、80年代の逸品です。

 

モチーフを匂わせない、アノニマスなプレートトップ。

そのランダムと見せかけて計算された佇まいと、確信犯的なチェーンの太さに

モードの気配をヒシヒシと感じます。

 

プレートとチェーンに存在感がありますが、

いわゆる “男性向けシルバー・アクセサリー” とは違って武骨過ぎない按配が大変心地良く、

リアルに取り入れて頂けるシルバーネックレスではないかと。

 

この仕上がりは、類似が無さそうな予感が。

 

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どれもジュエリーとして,オブジェクトとして純粋に格好良いと思わせてくれます。

みなまで言うな、野暮になる。 という事で

実物に触れた時、ストレートに楽しく思って頂けるのが一番嬉しいです。

 

迷ったら、まず動くのも大切かと。

あーあの時やっときゃ良かったな。とか

笑っときゃ良かったな みたいな想いは

なかなかどうして、ですもんね。

 

 

 

 

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Royal Navy / Diary007
17.6.2014

本日は新作から、とある一品を紐解きます。

 

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イギリス軍に存在する『ロイヤル』を冠した部隊

それは王室直属を示します。

 

主に貴族出身者などが属したそこでは、支給されるウェア等も一般部隊とは異なり

デザインはもちろん製造元に至るまで (ジャケット等であればテーラー職人が手掛けていたりと)

なにせ特別。

 

それゆえに、時にミリタリーとは思えないデザインであったり

息を呑むほど贅沢なハイスペックであったりと、滅多に出会えないものの

その度に大きな刺激を与えてくれる特別なミリタリーウェアから、この度はトラウザーズを。

 

 

 

 

 

 

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Royal Navy’s work trousers

 

ロイヤルの海軍で着用されていたこちらの位置付けはワークパンツ

ミリタリーのワークパンツというのも、言葉遊び的な新鮮さがありますが

ディティールを掘り下げると なるほど な要素があちこちに。

 

 

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フロント 2 : バック 1 : サイド 2 のTTL 5ポケット。

サイドのフラップは利便性の高いマジックテープ。

 

最も特徴的なウエストのドローコードは、ニット編みの立派な作りで

着用時に垂れ下がる際には腰回りのワンポイントとして、

良い意味での違和感を醸し出してくれます。

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撥水性の高いコットン素材は、極めて耐久性が高く

へヴィーデューティーを目的に選ばれた事は一目瞭然。

 

上質や高級感という方角ではなく、リアルクローズの方角を向いているにも関わらず

何故だろうか、そこはかとなく漂う“ 品 ” はやはり、

ロイヤルの高いポテンシャルの証明だと思います。

( この部分は申し訳ありませんが、適格に表現できませんでした )

 

 

 

素材のはり感が生み出すシルエットは

ストンと落ちる素直なテーパード。

 

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機動力を求めた結果のワイドシルエットは、男性的な 強さ / しなやかさ を表現してくれますが

それをよりモードに変換するために、オーバーサイズ をご提案しております。

 

ちなみに、真っ直ぐモードには変換できないかと。

 

これはデザインソースのソースたるゆえんですが、

元々の目的がファッション以外のベクトルだった場合、その気配が高い確率で残ります。

ですが、それを理解したうえでモードやハイファッションとして、今のスタイルに編集するという解釈が

多分きっと、一番面白い。

それが何であれ、その編集は確実に心躍らせてくれるはずです。

 

今回に関しては、時にワークを存分に匂わせてしまうようなギリギリのコーディネートに振り切っても

格好良いと思います。

その際はワンポイントで充分ですので、ハイエンド要員をお忘れなく。

 

 

 

 

まぁいずれにせよ、何回穿いても次の姿を期待させる底の見えないポテンシャルが

明日もこれに手を伸ばさせることでしょう。

 

 

 

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90-00s British Royal Navy’s work trousers

 

 

 

そして 貴方の頭上に 閃きという名の 光が輝くでしょう。

 

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