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Newarrival0119 / Diary224
19.1.2016

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ファッションに対しての敬意と誠意と、何より意欲をより力強く感じさせてくれる MENS 1st コレクション。削ぎ落としと独自性で新たなモードを手繰り寄せた確信犯的革新デザイナーの初期衝動を新作にて。

 

 

 

 

 

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モードのお手本 / Diary223
15.1.2016

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以前にも書かせて頂きましたが、メゾンヴィンテージのほとんどは WOMENS アイテムです。その事実は別段問題なく、ファッション歴史, 特にモードの歴史は女性のために積み重ねられたものですので、そう在り続けるべきで、だからこそ豊かな発展と芳醇な広がりに繋がったのだと思います。

いわゆる MENS メゾンヴィンテージと言いますと、スーツやシャツといったフォーマルなアイテムに限られます。それは60 – 70年代のプレタポルテ発足から全盛にかけては特に顕著なのですが、これまでに2着のみその時代の MENS メゾンヴィンテージに出逢う事が出来ました。( うち1着は昨年のこちら http://surr.co.jp/archives/3459 )

ようやく出逢えた3着目の MENS メゾンヴィンテージ。それはムッシュ・サンローランが人生を掛けて行ったクリエイションにおいての指標とも言えるスタイルの、モードのお手本たる一着でした。

 

 

 

 

 

1962年の YSL 立ち上がりから2002年の引退まで。約40年間という長きに渡ってモードを牽引し続けたムッシュは、数多くのデザインやアプローチを打ち出し、世の中に新たなスタイルの旋風を巻き起こし続けましたが、その中でも特に代表的と言えるルックの一つがミリタリーです。昨今においては至極当たり前の世界観で、目にしないシーズンはありませんが、元々着飾るためのファッションではないミリタリーの要素をモードと大々的にコネクトした先駆者がムッシュでした。

写真集やネットアーカイヴなどで数多く目にする機会があり、 LAILA VINTAGE でも稀に実物を御紹介させて頂く事のあるサンローランのミリタリールック。モードの歴史において欠かす事の出来ないアイコンであり、私としては分岐点の一つとすら思っているアイテムでして、本品を右前の合わせにし、ボタンなどの装飾品を豪奢にするとそのまま WOMENS のそれに早変わりするほどの象徴性がこの一着には注ぎ込まれておりますが、そこはやはり流石のサンローラン。精密で繊細なアレンジが随所に注ぎ込まれております。

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力強いショルダーラインに厳正なるモードを感じさせつつコンパクトなウエストラインに微塵も違和感無く繋がる、男性のボディラインに配慮の限りを尽したパターンメイク。一見ワイドなアームもその身頃と絶妙なバランスで成り立っており、全体を一つの物語として捉えた時の起承転結は完璧とも言える美しさ。ゆえに男性にとっていささか難解に思われるショートジャケットでありながらも、申し分無く上品かつ力強い男性性でお楽しみ頂ける一着に仕上がっています。

デザインソースはイギリス軍のバトルドレスジャケットでしょう。お手本に忠実でありながら完全なるオリジナルピースと言える成り立ちは、“ これぞデザイン ” 、“ これぞモードのお手本 ” と心から称賛出来る仕上がりで、ムッシュという才能の尊さを再確認させてくれます。

 

 

 

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モードの歴史を培ったメゾンヴィンテージにとっての、シンボルとも言えるサンローラン WOMENS ミリタリールック。それと密接な通じ合っていながら、どこまでも男性的にリ・デザインされ仕立てられたプレタポルテ全盛期のサンローラン MENS ミリタリールック。

 

 

 

 

 

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70s Yves Saint Laurent , prêt-à-porter military jacket , mens

 

過去出逢ってきた2着も見事でしたが、それ以上にムッシュの魂を濃すぎる程に色濃く感じさせてくれる一着です。幻と思えるほどに出逢えないのも、これでまた納得出来ました。
紛れも無いミュージアムピースですが、いつもの通り SURR は現代の街中で颯爽と着こなすリアルクローズとしてご提案致します。

 

 

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怪物 / Diary222
14.1.2016

旅はいつでも一期一会で全てが掛け替えのない時間ですが、今回は格別に衝撃的だった出逢いとその一着を御紹介させてください。

 

弊社が今も運営し続けていられるのは皆様のご愛顧あってですが、その中でも最も重要な要素は “ 人と人との繋がり ” です。一人が知ってくださり、その方が一人を御紹介くださる。これこそ継続の根幹なのですが、ヴィンテージを探し求める旅もまた人との繋がりが極めて重要です。ヴィンテージにとってその不確定性は不変であり、ゆえに私自身も含めて魅了され続けているのだと思います。

この度も、人の御縁あって知り合う事が出来たパーソナルコレクター。物のやり取りを生業としない高純度なファッショホリックならではの “ 個 ” に振り切ったプライベート・コレクションから譲り受ける事が出来たのは Top of Top な一着でした。

 

 

 

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ラムレザー・ヌバックと総裏のシルクという有り得ないスペックのレザーシャツ。これまでの経験や感覚を一切合切クリアにするほどの存在感に圧倒されながらも、自らを奮い立たせ細部に注視すると浮かび上がる “ アメリカン ” で “ セブンティーズ ” な匂い。トップメゾンだからこその最上級マテリアルと熟練の職人技術を惜しみなく駆使して仕立てられた究極のスタンダードに、極めてさりげなく注がれる一種のアンダーグラウンドのバランスは、トレンドに目を向けるのではなく、メゾンが長い歴史で培った品位を大切にし続けているからこそ成り立つのだと感じます。

 

 

 

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正直に申し上げると、第一印象は “ 怪物だ ” でした。ファッションを純粋に楽しむ, スタイルを探求する, 職人技術に敬意を払う, クオリティを追い求めるといった、メゾンの存在意義やクリエイションの根幹を具現化した怪物だと思い、心が震えました。

 

 

 

 

 

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Vintage Hermes , leather shirt

 

色調、テクスチャー、フォルム、スタイル。全てにおいて100点を掲げられる一着。スリムなパターンですのでジャストサイズでもオーバーサイズでもご提案させて頂きます。
ここまで書いておいて申し訳ありませんが、正直感情の全てをうまく言葉に出来る気がしませんので、ご興味頂けましたら是非実物から感じて頂きたいです。とにかく私はこれに袖を通す時間全てがきっと掛け替えのないものになるのではないかと思わずにはいられません。そのように感情を喚起させてくれるファッションアイテムは、尊いです。

 

 

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ムッシュのダンディズム / Diary221
9.1.2016

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ムッシュのアイデンティティーとメゾンの美学が特に色濃く反映されていた 60-70s イヴ・サンローランのテーラードジャケットは、バリエーションの少なさが遺憾ともしがたいメゾン・ヴィンテージの MENS アイテムにおいては勿論のこと、長い歴史において様々仕立てられてきた様々全般を見渡してもなお、優先的にご提案したいジャケットの一つです。
身体を立体的に包み込む構築、スリムながら負荷の少ない軽やかなフィッティング。正真正銘に紳士的でありながらも、極めてほんの僅かながらの女性性を一滴加えているかのような繊細な色気は、やはりモードの “ 帝王 ” だからこそのバランスだと思います。

 

それがコーディュロイにて表現されるという極めて興味深いアプローチ。沢山のサンローラン・テーラードを目にしてきましたが、その中でも良い意味で異端的に受け入れられる本品は、前述の妖艶さとヘヴィーデューティーのコンビネーションによって、特別な一着としてお楽しみ頂けるのではないかと思います。

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“ コーディュロイの極地的なダンディズムとムッシュの不変的モードの調和 ” 魅力はとにかくこれに尽きます。明確な旨味成分と柔和な旨味成分のそれぞれがぶつかる事なく馴染んでくれておりまので、それと同じように様々なスタイルに馴染んでくれる事と思います。私は一先ず、ニュートラルカラーのショーツと合わせる Spring スタイルまで妄想致しました。

 

 

 

 

 

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70s Yves Saint Laurent , corduroy tailored

 

希少な 36size フィッティングですので、少しでも琴線触れられましたらこの機会にお試しになられてみてください。
生地, ディティール, パーツ, 縫製。いつまでも輝き続ける “ 上質さ ” をこれからのリアルクローズとして是非。

 

 

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膝を打つ靴 / Diary220
8.1.2016

元々は軍用に開発された外羽根式のダービーシューズのフォーマルとは異なる実直さ, 剛健さと、何よりもタフな実用性ならではの静かなエレガンスには、はなはだ心寄せられて参る日々。

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名作揃いの J.M.Weston ダービー・シリーズより御紹介するはプレーントゥ。要素が少ないからこそ求められるポテンシャルはやはり、革の鞣しから製造までを一括して行っていた同ブランドだからこそ心の底から存分に申し分無しでして、今や KING OF MAISON にも皮革を提供するに至ったクオリティランクは時代を遡るとより顕著となるという一つの解釈も、これを目の前にすると納得出来ます。

 

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ともあれ、充分に重厚な出で立ちと相見える実務的だからこその逆説的色気を心置きなくお楽しみ頂きたい一足です。

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70s J.M.Weston , derby shoes

 

 

 

 

 

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盛り込まれた妖艶性と共に味わって頂ける英国職人の技術力。その探求心と実行力は足を入れて頂けばすぐに御体感頂けるのではないでしょうか。

極地的な個性を秘めていながらも落ち着いたその成り立ちは、やはりそれぞれの構築が伝統と格式に基づいているからでして、色気という認識が地層のように時間を掛けて積み重なったからこそ、圧倒的な説得力を内包しているのでしょう。

 

 

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80s John Lobb , tassel & brogue loafers

 

 

 

 

 

恐ろしいまでに細やかな肌理。良質なコンディション在っての出で立ちではありますが、それ以上にレザー・クオリティが驚異的な逸品を今は無き名作フルブローグにて御紹介出来るという御縁。嬉しく思います。

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極めて極めてささやかながら確信犯的に強調されたトゥの丸み。真っ当に打ち込まれた穴飾りのコントラスト。 熟練英国職人によるフルブローグは、“ これぞ ” と思わず膝を打ちたくなるほど心地良い、至極正統な属性ではないでしょうか。

何より前述の通り、恐ろしいほどに上質な革。しなやかさと強さのマリアージュ, だからこその立体美と輝きには心震えます。良い靴を履く重要性は皆様ご存知な通りと思いますが、その影響力はいかほどなのでしょうか?

 

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それはおそらく数値化と可視化は不可能でしょう。が、躍る心は誤魔化す事が出来ませんし、そもそも誤魔化しちゃあいけません。

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90s John Lobb , “ Seymour ”

 

 

以上、レザーシューズの新作より抜粋させて頂きました。
御存知の通り全て1サイズの1点物となりますので、機会御座いましたらお試し頂き、御縁御座いましたら是非にと思います。

 

 

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ご挨拶とお知らせ / Diary219
30.12.2015

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昨日をもって2015年の営業が終了致しました。

本年度も沢山のお客様方にご愛顧頂き、感謝の想いで一杯です。店という空間を介してファッションをお伝えするこの環境において、皆様と向き合いお話出来る時間は私にとって掛け替えのないものであり、その全てが何よりの原動力となります。
この大いなる謝意を胸に、少しでも皆様の生活がより豊かになるお手伝いが出来るよう一層精進致します。

御来店くださった皆様、サイトをご覧くださった皆様、心より御礼を申し上げます。

 

2015年12月30日 福留 健太

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2016年の営業開始の 4日 ( 月 ) より新作のレザーシューズを多数お披露目させて頂きます。

 

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様々な要因が入り交じるがゆえ現状よりも上質なレザーのクオリティと、現代にも引き継がれる熟練工による手仕事の温度。いつまでも心惹きつけ続けるそれら不動のコントラストを様々な角度から御体感頂くべく、編集致しました。

 

 

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聞きしに勝る名作から今は無きヴィンテージモデルまで、全てがシンデレラシューズ。
新年を新たな一歩から始めて頂けましたら、幸いです。

 

 

 

 

 

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New arrival , 70 – 90s Vintage leather shoes collection ,

John Lobb , J.M.Weston , Hermes , Gucci and more.

 

 

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オリジナルピース / Diary218
25.12.2015

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本日を除くと残り 3 営業日となりました SURR の2015年。エンドロールを急激にクレッシェンドしてくれる Newarrival は、久方ぶりの新作ご案内となりますドリス・ヴァンノッテン。
現代とは異なり、ドリス本人が手掛けたクリエイションの濃度と完成度はやはり圧巻で、彼も技術や感性を先人達から引き継ぎ、モードの歴史を積み重ね続ける才人の一人である事を再確認させてくれます。

 

 

 

 

 

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イタリアより最高品質の獣毛を選別し織り連ねていたとされる初期のニットウェアは、現代のものとはある意味で比べる事の出来ないクオリティを誇ります。その素朴かつ王道的な織りの技術は、素朴かつ王道であるからこそ現代では生み出す事が難しいロストテクノロジーの一種で、ゆえに何処をどう切り取っても溢れ出る高級感と、アーカイヴ LIKE な民族調 MODE アプローチをご満喫頂けると思います。
貴重なカーディガンをセレクトできたのも、喜ばしい限り。

 

 

 

 

 

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” デザインソースをしっかり感じさせながら ( 匂わせながら ) 、自分自身のクリエイションとして、オリジナルピースとして成立させている ”
数多存在するデザイナーやクリエイターを自分なりに捉える際、設けている考え方です。このオリジナリティが高ければ高いほど私は強く尊敬してしまうのですが、言うまでもなくドリスも申し分ありませんでして。

海軍の名作コートを教科書にするにあたって、オリジナル以上にヘヴィーデューティーなメルトンで仕上げつつも、その実は柔和で繊細なテクスチャーであったり、ディティールやパーツの質感までも忠実でありつつも、その裏に強烈なモードなパターンメイキングを注ぎ込んでいたり、タフな裏地かと思いきや、それがオーヴァーサイズのシルエットを決定付けていたりと、繊細で綿密な哲学と手間が注ぎに注がれた一着。

仕上げは、古き良き仕立ての一種でありユーザーカスタマイズの一種でもあるラペル裏地のカットオフ。ミニマム・スタイルの中に作為的に隠されたであろう底知れぬ美意識を、是非とも自然体でお楽しみ頂きたい渾身の一着でございます。

 

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Newarrival, 90s Dries Van Noten collection

 

 

皆様、素敵なクリスマスをお過ごしくださいませ。

 

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仕立ての在り方 / Diary217
19.12.2015

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純粋なテーラー, 国家管轄のユニフォーム, 英国王室直属海軍, そしてメゾンクオリティ。年代は1936年から1990年代中期まで。
同じ “ 仕立て ” の区分でありながら余りにも異なる装いですが、それぞれ何かしらの要素に純真無垢な正統性がございますので、いずれにせよエレガントなベクトルでして、だからこそ着ると知覚が痺れる心地良さを覚えます。

様々な時代, 目的, 美意識に則った仕立ての在り方を今の起爆剤として。痺れて頂けましたら御同慶の至り。

 

 

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Newarrival1217 / Diary216
17.12.2015

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凛々しいコートも素敵ですが、背筋が伸びるテーラータイプも SURR にとって大切なアウターウェア。
様々な目的に則した実直な才色兼備で、一層芳醇な冬支度を。

 

 

 

 

 

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Newarrival, antique & vintage tailored outerwears

 

 

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とあるコート / Diary215
16.12.2015

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長くやっていても、時に “ 初めての衝撃 ” に出逢う事が出来ます。頻度は高くないものの、やはり各分野, 各文化が長い時間をかけて培った積み重なりは奥深く、例え何十年専門家として生業にしていようとも全てを見尽す事は叶わず、いつまでも心震わせてくれます。

その衝撃は時に直情的に手に入れたくなり、時にそのまま記憶するに留まり、時に取捨選択に迷う事がありますが、私にとって全てが本当に大切な瞬間です。特に、迷うという出来事には重きを置いておりまして、諸々の兼ね合いで難しさを感じながらも惹かれてしまうという感情の錯綜は、やはりどうしようも無いほどに楽しく思うのです。ネガティヴ要素を覆すほどの求心力は、滅多にございませんので。

 

ロンドンの田舎町に住む “ 仕事としてではなくライフワークとして心底楽しんでいる熟練のヴィンテージコレクター ” から譲り受けた一着は、驚異的な衝撃を私に与えてくれました。諸々の兼ね合いの中には 『 これを認めてくれる人がいるのだろうか 』 という疑問符も、正直に申し上げてあったのですが、それら微弱な懸念を跡形もなく吹き飛ばすほど “ 濃密なモード ” を感じましたので、悩みつつもほとんど直情的にセレクトしていました。私にとってこのモードを連れて帰らないという選択肢は、結局は初めから無かったように思います。

そもそも、 『 これを認めてくれる人がいるのだろうか 』 というアイテムを皆様にご提案するという行為が、私の生業において重要度が高いのではないかと強く感じます。それこそ仕事ではなくライフワークに近しい想いです。着る人が限られる, スタイルが限られる。難解だからこそ編集する意義があり、提案する価値があると心から想うのです。

 

 

 

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その特殊性ゆえクリーンナップに膨大な時間を費やす必要がありましたが、ついにお披露目の準備が整いました。

 

 

 

 

 

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とあるコート

 

 

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Newarrival1211 / Diary214
11.12.2015

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この度の新入荷からは、浅学な私ながらバブアーの中で最も珍しいと認識しております一着を御紹介させて頂きます。
80年代中期の約3年間しか製造されなかった事もあって、その詳細には未だ様々な謎が包まれているモデルですが、やはりバブアーの理念と美学が詰まっておりますゆえ、プロダクト・ピースとして圧倒的な存在感と存在意義を内包する一着です。

 

 

 

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モデル名、“ The Military ”
他に類を見ないDPM迷彩による総柄バブアー。一見同ブランドには見えない驚異的なテキスタイルとその名称からイギリス軍の特注品という説もある一着ですが、様々な推測と、何よりこれを譲ってくれた英国紳士の意見を総合的に鑑みると “ 一般向けに販売されていたモデル ” であると考えられます。しかしながら紳士曰く、当時の軍に所属していた人々からも高く支持されており、彼らはわざわざ自費で購入していたそう。
バブアーにおいての様々なモデルの中でも特出して圧倒的な希少性を誇るモデルですので、これに出逢う事が出来、紳士より譲り受ける事が出来た私は本当に幸運でした。

見事なまでに刺激的で、ある種アヴァンギャルドとも言える一着ですが、各所にバブアーのポリシーが存分に詰めこまれており、着用時の利便性, 快適性とそれに比例するスタイルの芳醇さは筆舌に尽くし難く、イギリスという国のもと育まれた同国だからこその美意識には、畏敬に近しいほど尊敬の念を抱きます。

 

 

 

 

 

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80s Barbour , The Military

今一度申し上げますが、利便性, 快適性は完璧に近いほど。そしてスタイルは Tough であり Utility であり、底知れぬほどに Elegant 。
趣味趣向は様々ですが、それに沿っておられるのであれば間違いなく、またご興味頂けるのであれば必ずや御満足頂ける一着だと、不肖福留、革新的なほどに確信致しております。

 

 

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Silk decoration / Diary213

現代的な目線か否かは別としても充分に刺激的で個性に満ち溢れた面々は、1970年代という幾何学模様やモチーフが豊かであった時代に則って生まれたテキスタイルデザイン。どの角度から見ても充分過ぎるほどユーモラスなアニマルシリーズは、良い意味で作為的なパーソナリティの演出に相応しく、タイという伝統的な装飾だからこそ際立つというもの。

 

 

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遊び心存分ながらも可愛らしさだけで済まされないのは、やはり Hermes だからこそ選択できる肉厚なシルクのテクスチャーと、素材が上質だからこそ実現できる色調あってのもの。ゆえにファッションに精通した大人が楽しんで然るべき装飾性だと私は強く想い、出逢えた興奮をディンブルに挟んで Paris より連れて帰った次第です。

 

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70s Hermes , silk tie “ animal Series ”

 

 

 

 

 

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カレ・デザイナーの中でも古株で、半世紀以上デザインを続ける Cathy Latham による一枚、 “ Oiseawx Migrateurs ” は、彼女の作品の中でも異彩を放っているように思います。
数多の作品を生み出している彼女ですが、実際は決して仕事が早いというわけではなく、一枚のデザインを仕上げるのに膨大な時間を費やす事で知られており、だからこそ本作もユニークなモティーフを取り入れながらも精緻な構図バランスによるエレガンスが両立しているのです。

 

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まとめた際のテキスタイルバランスは絶妙に控えめ。ながら時折り除く顔や羽といった象徴的な要素による圧巻の存在感と、心地良くてならないカラーバランスを存分にお楽しみ頂きたいです。

なお今回は、彼女の代表作である “ Les Clés / 鍵 ” もセレクトしているのですが、らしくなさにどうしようもなく惹かれ、この一枚をピックアップさせて頂きました。

 

 

 

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そして、初代カレ・デザイナーである Hugo Grygkar の一枚も、この度セレクトする事が出来ました。
作品名 “ Ex libris ” は、タイトルの象徴性と Hermes で最も代表的なモティーフの “ 馬と従者 ” が描かれている事からもお分かりの通りカレにおいて重要な位置に属する一枚で、 2015 A/W の新生ナデージュを筆頭に、幾度となくデザインソースとされたサンプリングされた紛れも無い名作です。

 

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具象性ならではのテキスタイルバランスと絶妙なトリコロールカラーは、いかなるスタイルにおいても圧倒的なコントラストを発揮。個人的に広げた時の芸術性を特に感じる一枚ますが、だからこそ日常的なスタイルにおいて、静と動にてお楽しみ頂きたいと思っております。

 

 

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数あるそれぞれの中から抜粋にて御紹介させて頂きました。
いずれにせよ感覚的にお認め頂けましたら、幸いに思います。

 

 

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シルクによる装飾のご提案 / Diary212
9.12.2015

圧倒的なユーモアも伝統的なモティーフも大胆なジオメトリックも全て、長い歴史とそれに伴う品位の中で培われ、凝縮された世界観。
言わずもがな創り手は大真面目、編集する我々も然り。皆様には、直観に則って素直にお楽しみ頂けましたら至極幸いに思います。

 

 

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70-90s Vintage Hermes , シルクによる装飾のご提案

 

 

詳しくは明日。

 

 

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Newarrival1204 / Diary211
4.12.2015

新入荷より、同じく “ 紳士の小物 ” としての編集にて2点御紹介させて頂きます。

 

 

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通常であれば有り得るはずのないヒールを貫通したドリルホールの仕様。そればかりかネガティブな要素になるそれこそ、本品が “ 正式 ” である事を示すギャランティ。

ミリタリーという区分において限られた地位の人々のみが愛用していたそれは、通称 “ ジョージ・ブーツ ” の名で親しまれたノーサンプトンの職人による正真正銘エレガントな一足。厳密なフィッティングに精緻なフォルム、そして高めのソールから醸し出される出で立ちは、数多のハイメゾンと思って頂いて然るべきミニマリズム。

 

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食の分野において、 “ 口に入れる前から美味しい ” もしくは “ 口に入れた瞬間すぐ美味しい ” というご経験はお有りでしょうか。本品もある種のそれでございます。

 

 

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80s British military , officers George boots

 

 

 

 

 

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“ 革靴の至宝 ” と言って概ね差し支えの無い存在において、レディーメイドラインが開始された最初期から存在する名作, FOULD 。修道士の靴を原点とする紐を要さないフィッティングのモンクストラップが特徴の本品は、デザインと言える要素がその象徴性のみでありながら、圧倒的な存在感を誇ります。

その要因はやはり職人による高貴な手仕事。純真無垢かつ高い水準によってのみ成立する “ 美意識の具現 ” は、見ていて心が締め付けられるほどに惹かれるのですが、そういえば恋とはこんな感覚だったでしょうか。どうだったかな、福留少年よ。

 

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90s John Lobb , FOULD

 

“ 人を見る時は足元から ” という印象基準がございますが、ある一線を越えたらそれすら野暮になる。
のかもしれませんね。乾杯。

 

 

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全方位、力強し / Diary210
3.12.2015

仮に、ワイドブリムが時流に乗って今のファッションとコミットしたとするならば、ナローブリムは今なおトラディショナルと認識され続ける存在でしょうか。例えトレンド的には半歩後ろに下がった有り体に言えばクラシカルであったとしても、美しいものは美しく上質なものはその通り。 “ 紳士の小物 ” から最初の御紹介は何にするか迷いましたが、まずは抗いがたき美意識から始めさせて頂きます。
今回の撮影は、特に穏やかで心地良い感覚に包まれた有意義な時間でした。フォルム, テクスチャー, カラーリングといった全要素が単純かつ明快に繋がりあっているようで、どこをどう切り取っても完璧な美意識を感じさせてくれ、シャッターを切るのが楽しかったです。

 

 

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私が現物を手にしてきた中で最古のボルサリーノ。伝統と格式が芳醇に詰まったハット・ブランドですので、その魅力は良い意味で古くから変わらないのですが、微細に反映される時代特有の美学が今回のスペシャリティを一層後押ししているように思います。最大の個性はクラウンのボリュームで、頭を大胆に包み込む四角形の威風堂々さは伝統的なアプローチとは言え、ここまでの力強さはやはりアンティークとも言える年代ならでは。
それがフォーマルカラーのミッドナイトブルーであり、最上級の “ Qualità Superiore ” ラインであれば、もう。

ストリートで活躍している通り、ワイドブリムがより現代的なスタイルと MIX されるのであれば、ナローブリムはよりクラシカルでトラディショナルなスタイルに調和してくれます。しかしながら私としては、気負わずに様々なスタイルでお楽しみ頂きたいと節に願います。合う合わないは趣味嗜好ですのでご判断頂ければと思いますが、いずれにせよ極上なクオリティランクですのでマイナスに成る事はございません。これも持論ですが、愛して頂けるのであれば、お手持ちのどのようなワードローブにも溶け込んでくれるのは、と。

 

 

 

 

 

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30-40s Borsalino , Qualità Superiore

全方位、力強し。
しかし男に生まれたからには、これら力強さも容易に手懐けるべきという考え方も一興です。

 

 

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12月の定休に関して / Diary209
1.12.2015

12月は通常と異なる定休となりますので、ご報告させて頂きます。

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13日(日) は誠に勝手ながら私用によりお休みとさせて頂き、代わりに 14日(月) は営業致します。
また 29日(水)から翌年1月3日(日) まで年末年始のお休みを頂戴致します。( これはLAILA VINTAGE OSAKA を除く都内全店舗共通です )
以上、恐れ入りますが御認識のほど宜しくお願い申し上げます。

 

 

2015年最終の12月は個人的に新たな取り組みが一つ。 SURR では月やイベントごとに BGM を一新してまいりましたが、そのほとんどがクラシック, ジャズ, そしてポストクラシカルでした。店という存在は、携わる者の “ 個 ” を反映させる事が大切であり、結果それが重要な “ 店の個 ” に成ってゆくと私は考えておりますので、最も好ましく思うそれらをセレクトしてまいりましたが、数か月前から新たな可能性が存在する可能性を心の片隅に感じておりました。決して焦る事無くマイペースに思案を重ねた結果、ようやく可能性が現実性に変化致しましたので、今月より実験的に新たな音楽を鳴らさせて頂きます。
まずはフランスのコンテンポラリーダンスの作曲家から。

と申しましても “ 音楽は家具 ” というコンセプトのミニマムなボリュームは継続で、ほとんど印象変わらぬかと思いますが、ここから SURR という空間の新たな一面を練らせて頂ければと思います。なんて、なんてことなしなお話で誠に恐縮ですが、私にとって小さな決心でしたのでもう一つの御報告とさせて頂きます。

 

いずれにせよ引き続きマンションの一室にて、晴れた日には強過ぎるくらいの日差しを受けながら、皆様方と静かな時間を共有させて頂けましたら何より幸いに思います。

 

 

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表参道は大変賑やかな街ですが SURR はいつも静かですので。本当に。

 

 

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紳士の小物 / Diary208
27.11.2015

馴染み深いもの、馴染みが無いもの。一つは持っておきたいもの、幾つも持っていたいもの等。男性だからこそ愉しめる,愉しむべき美意識を “ 紳士の小物 ” という編集にて御推奨させて頂きます。
職人の技術と配慮と心意気が詰まった逸品を是非、自身へのご褒美として、友人知人への想いとして、愛する人への贈り物として。一層芳醇な日々をお送り頂けましたら幸いです。

 

 

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紳士の小物

 

 

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Newarrival1121 / Diary207
21.11.2015

私は懐古主義ではありませんが、ことファッションアイテムやプロダクトの類に関しましては、古ければ古いほど “ その1点に費やした時間 ” は長くなり、おのずと圧倒的な存在感に成ります。しかしながら古ければなんでも良いというわけではなし、その中から現代のフィルターを通して編集できる1点を探すのがヴィンテージを生業としている私の役割。ちなみに、その濃度と精度と密度を高めるのが私にとって永遠の課題です。

この度新入荷から御紹介する品々は私の役割と課題にとって申し分の無い、正々堂々に古く正統的な紳士服。

 

 

 

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“ 威厳 ” を存分に象徴するダブル・ブレスト。モダンに着こなせる人生と着こなせない人生だったらまず前者を選びたい、紳士にとって重要なキーアイテム。現代ではなかなか見られない各所の丁寧な縫製、素朴で繊細なテクスチャー、“ 肩に乗る ” ではなく “ 肩を包む ” ショルダーパットもこの時代のパリジャンならではの美学です。

何より体温を上げてくれるのは、アンティーク・テーラーにおいて規格外なモダン・シルエット。例えば100着あってもほとんど全てがクラシカルに寄りがちで、ここまで現代的に細見な成り立ちは皆無。出逢えた時は興奮致しました。
特にアームは見事な洗練性で、技術力が存分に注がれた仕立てと相まみえるフォルムは極上の仕上がりです。70年ほど前にオーダーした人物と仕立てた職人に感謝の想いを馳せつつ、今の感覚でお楽しみ頂けましたら幸いに思います。

 

 

 

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40s French , bespoke tailored

 

 

 

 

 

続いては同じくアンティーク・テーラーの分野から、驚天動地な一着に出逢えましたので是非御紹介させてください。紳士服の歴史において欠かす事の出来ない礼装の一つ,フロックコートです。

 

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驚異的に美しいクルミボタン、身体に吸い付く綿密なテーラーリングに適宜最良なバランスの芯配置による男性的な美意識表現。現代の飛躍した技術力では逆に再現する事の出来ないアンティーク・ウールの中でも特に重厚感があり、かつしなやかで美しい光沢を秘めるテクスチャーはコンディションの良さも相まって、現代のファッションシーンにおいてのトップクラスと同格な存在感が漂います。

フロックコートはフィッティングとシルエットの美しさを追求する為にサイドポケットを排し、代わりに腰下の内側に隠しポケットを配置するのがセオリーなのですが、こちらはなんとサイドポケットが配置された珍しい一品。これまで結構な数のアンティーク・フロックコートを目にしてきましたがサイドポケット付きはこれが初めてで、正直目を疑いました。

 

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サイドポケットが無い意義は全て仕立ての美学に直結しますので大いに納得で、利便性を捨ててもなお有り余る魅力を秘めていますが、あると嬉しいのは紛れも無い事実。なお、少しでもシルエットに影響しないよう下部に寄せて配置されている点にも、創り手の高い美意識を感じさせます。

 

 

 

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20s French , bespoke frock coat

サイジングも大変貴重な S~M 程となっておりますので、御身体合われます方はこれ以上にないほど “ 是非この機会に ”

 

 

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Newarrival1120 / Diary206
20.11.2015

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フィニッシュ・メンテナンスが完了致しまして、やっとお披露目できる一品はイギリスで出会ったクリエイターから譲り受けたもの。彼がヴィンテージを選別する目線はいわゆるコレクターとは一味異なり、感性の手本とするため世界中からセレクトする一種のライフワークなのですが、膨大なそれらピースを集約するリソースルームの一角、照明もまともに当たらない片隅にポツンと佇む一つハットに心を射貫かれました。詳細は何も知らず、そもそも興味が無いようで、あまつさえ 『 私はヴィンテージ・プロではなくクリエイターだ 』 とはっきり言い切るスタンスを逆に心地良く感じつつ、無理を言って譲って頂きました。

 

 

 

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1930~40年代頃に荒くれ者が被っていたリアル・カウボーイハット。重厚なフェルトはブルハイドでしょうか。時代に流されず風化しない屈強さと、そこはかとない品位。頭をすっぽりと覆い隠すクラウンボリュームに、雨風を防ぐワイドなブリム。本物だからこその本格仕様でありながら決してヘヴィーデューティーでは終わらない絶妙なバランスには、類似の無い存在感を感じます。私にとってここまで一瞬で惚れさせてくれるハットは、そう出逢えるものではありません。

 

ちなみに、フロントに小さな裂傷があったのですが、その場にあった革紐を用いて彼がアレンジリペアを施してくれました。

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さも “ 私はヴィンテージ・プロではないが、クリエイターだからね ” と言いたげな表情に暖かな人間味を感じつつ、愛猫に別れの挨拶をして彼のアトリエを去りました。

 

 

 

 

 

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30-40s Real cowboy hat

 

 

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嫉妬心 / Diary205
19.11.2015

新入荷より、趣き異なる2つのアイウェアを御紹介。

職人文化を引き継ぐ英国のオプティカルブランド, Savile Row 。一般的な金鍍金より百何倍の厚みを誇り、金本来の質感に最も近しいゴールドフィルドを 14K で施した贅沢な仕様とセル巻きの芳醇なコントラスト。着地点の難しい真円のラウンドフォルムも歴史的な感性と何より上質な素材使いによってキャラクター・ライクではなく、あくまでパーソナルに寄り添った自己演出でお楽しみ頂けると思います。

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80s Savile Row , optical , deadstock

機会ございましたら是非に。

 

 

 

 

 

続きましては、ヨーロッパで出会う事の出来たアメリカの伝統と格式を御紹介させてください。

 

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元は飛行士の明瞭な視界確保を目的に軍からの依頼で生まれたティアドロップ。下方に向けて大きくカーブした名称通りのフォルムはサングラスの代名詞とも言えるほど説明不要の存在感とアイコン性を誇り、今では老若男女や国籍,職業問わず、真に世界中で愛されているアイウェアです。時に石畳みの街の中で、時にスナップサイトで、時にムーヴィースターのプライベートシーンで、時に銀幕のシンボルとして見かけるティアドロップですが、私の主観と致しまして国内で見かける機会は少ないように思います。

10年程前は 『 ( 時に一人のロックスターを引き合いに出し ) 珍しい眼鏡だね 』 と揶揄された金縁眼鏡も近年においては “ 普通 ” と成り得たように、国内でのアイウェアやサングラスの認識はここ数年で大きく変わったように思います。ことティアドロップにおきましても、市民権の獲得を今か今かと思っているのですが、まだ時期尚早なのでしょうか。
と言うより、その機会は訪れないのかもしれませんね。

 
しかしながら、初めて買ったサングラスが何故だかティアドロップで、友人に “ ○○警察 ” と言われ続けた私にとっては、当時も今も素直に格好良いと思わせてくれるアイウェアです。特に海外の街中で着用している男女様々な人々を見ると心から思います。他のアイウェアと同じく力強いアイコン性と純粋なスタイルを感じますし、何よりかけている人々がさも 『 視界が広くて快適だから 』 と言わんばかりの自然体で楽しまれているように見受けられますので。

 

 

 

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70s Rayban , each

 

餅は餅屋 ではないですが、ティアドロップはレイバンがまずは心地良い。

サングラスは目を守るため。機能性を求めた選択とその末のスタイルには確かな説得力がありますので、例えアウトレイジと言われようとアウトサイダーと言われようと、私はこれからも愛用し続ける所存で御座います。

例えモデルをやっている友人が最近レイバン・ティアドロップを愛用するようになり、ぐうの音が出ないほどに似合っていたとしても、私はめげずに愛用し続ける所存で御座います。

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“ 人は人。自分は自分 ” の合言葉と、今日も飲み過ぎてしまえアイツ!という嫉妬心を胸に。

 

 

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