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early 60s Oliver Goldsmith , GOO GOO / Diary310
22.9.2016

セールスマンとして他社のアイウェアに関わっていた時に “ もっと良いアイウェアはないだろうか ” という想いを抱き、1926 年に自身のブランドを立ち上げた初代。
手仕事による確かなクオリティで人々から支持され、国そのものからも名誉ある特別受注を受けつつ “ アイウェアに新たな可能性はないだろうか ” と思案し、それまで実用品であった眼鏡 / サングラスにファッションという要素を取り入れた2代目。
革新的な企みにより、当時のムーヴィースターやロックスター、王族や政治家や芸術家など数多の著名人を彩り、銀幕や誌面の顔となった作品を数々生み出し “ アイウェアブランドの代名詞 ” たる確固たる地位を築いた3代目と4代目。
そして時を経て 2005 年。姪を加えて再び人々の前に姿を現した Oliver Goldsmith の歴史は、オリバーゴールドスミスの一族によって築かれました。

存在認識のみであった、現物は博物館でしか目にすることができなかった OG も05 年の復活以降徐々に出逢うことができるようになり、今では 弊店 にとって欠かせない要素の一つなのですが、それにおいて最もな至宝はやはり、現存する最古であり全盛期である 50 年代後期から 60 年代初頭のオプティカル ( 眼鏡 ) タイプです。

 

 

 

 

 

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その時代において紛れも無い名作, GOO GOO は当時、主にサングラスとして活用されていましたが、一部の英国紳士の間では眼鏡として認識されていたユニークな背景をもつ一本。いわゆる真円, ラウンドフォルムでありながら、決して “ キャラクターライク ” にならず、ましてやお人によってはベーシックなフォルムより顔馴染みが良いという、なんとも不思議な成り立ちはやはり、当時の類稀なるオプティシャンの職人技術と時代を先取り引き寄せる OG の感性あってのものなのでしょうが、私自身をかねてより愛用しております私は、ここまで強く心引き寄せられる最大の要因は何か長きに渡って熟考し続けておりまして、今のところ一つの答えに着地しております。

 

 

 

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それは “ テクスチャー ” 。トップメゾンが生み出すプレーンなシャツも、専門メーカーが織り成すカシミアも、ファインジュエリーの金無垢も。それらの魅力の根幹を成すのは素材感です。最初期 OG におきましてはじっくりと精製され、熟練の職人によって形成されたアセテートがそれに当たりますが、OG の感性による時にスタンダードで時に突発的で、何より美しさに溢れる流線とそのテクスチャーが顔を彩る様を目にすると、私はいつも心が震えます。それは仰々しさなど欠片もなく、見る人によってははっきりと認識しないかもしれませんが、確実に着用者の印象に協力な品の良さを与えてくれる存在です。

だからこそ復刻は “ 復刻 ”、オリジナルは “ オリジナル ” で在り続けるのだと思います。ある意味シビアと感じられる方が居られるかもしれませんが、私にとってこの明確な棲み分けは、ファッションという世界においての愛すべきロマンチシズムの一つです。

 

 

 

 

 

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early 60s Oliver Goldsmith, GOO GOO optical

 

最近またも、強くご興味くださる方が増えまして、嬉しくなってしまい書かせて頂きました。なお、それに併せてネットサーフィンをしておりましたら、英国王立のヴィクトリア & アルバート博物館のアーカイヴページに辿り着き、貯蔵されている GOO GOO を見つけました。宜しければ v&a musium search the collections にて Oliver Goldsmith と御検索なさってみてください。今回御紹介しているものの色違いなのですがファッション史の奥深さを大いに感じさせてくれる心躍る一本ですし、それ以外の作品も多数載っておりまして、全盛期の OG の感性がいかなるものであったか。正直に申し上げまして狂っているほどの革新性を御認識頂けると思いますので、ご興味頂けましたら、是非に。

 

 

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RED LINE / Diary309
19.9.2016

こんばんは。小林です。

連休は如何お過ごしでしたでしょうか。
最終日は生憎の雨でしたが、暑さも和らぎ、過ごしやすかったのではと思います。

「南のほうへ羽を伸ばしに」
「弾丸で海外へ」
「静岡へ鰻を食べに」

なんてお土産話を伺うと、羨ましい限りです。
(この場を借りてのお話ですが、わたくし大好物が鰻でして、
都内でも地方でも構いませんので「ここの鰻は絶品ですよ」など情報お持ちの様でしたら是非お聞かせください。)

徐々に肌寒くなってまいりましたので、皆様体調には十分お気を付けくださいね。

さて、以前、70sGUCCIの逸品をご紹介させて頂きましたが、
同じく1970年代のグッジオからは、スペシャルなお品のエントリーとなります。
 
今回も魅せられました。
 
 
 
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1970s GUCCI wool knit jacket “red line”
 
 
着丈は長すぎず、スポーツジャケットのようなディテールワークですが、
マテリアルは上質なウール。
さらに、ニット編みです。
所謂ニットパーカーにカテゴライズされるのでしょうが、
カジュアルライクな呼び名では勿体がない程に、上品な面立ち。
 
 
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深みのあるネイビーに、潔く2本のレッドライン。
グッジオの象徴ともいえるレッドですが、
現在GUCCIのクリエイティブディレクターであるミケーレ本人は、

「赤はグッジオのキーカラーであると同時に、自分自身を高めてくれるマストカラーだ。
差しで迷ったら迷わず赤を選ぶね。それだけブランドの歴史にも、自分とっても特別で大切な色なんだ」

と、言っていたそう。
 
 
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ririジップに縫製はとても丁寧。
 
 
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注目しべくは前身頃、両袖先に付けられたドローコード。
まず見ないディテールでは。
 
 
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当然絞れますので、シルエット、スタイルはお好みのように。
 
 
ローゲージまではいかないミドル程のゲージですので、
肌寒い頃からお召し頂けます。
ハイゲージのニットと組み合わせて、ニットonニットなんてのも最高です。
ドローコードを絞って女性の方が着ましたら、通りすがる男性は一網打尽にお縄です。
 
 
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皆様のご来店よりお待ち申し上げております。

 

 

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3 status / Diary308
16.9.2016

今週の新作より。全く異なるベクトルに向けて、ステータスを振り切りに振り切りきった3点を御紹介。

 

 

 

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フランスの国営管轄にて仕立てられた本品は、モードのお手本として見慣れたモデルに近しくありつつそれらとは異なります。背景の “ 特殊性 ” において振り切られた、100年と少し前の儚い一着。

 

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1910s French forest guards jacket.

 

 

 

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トップメゾンが仕掛ける十八番の一つは 2010 年代でもちょうど 40 年前でも同等の存在価値を有しますが、こと風合いに関してはヴィンテージにこだわられる意義が充分にございます。パーツのバランスや色調とテクスチャーのコントラストが気持ち良いほどに “ 不変的 ” な逸品です。

 

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1976s Hermes, buckle & leather belt.

 

 

 

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ミリタリーやワークなどの偉大なお手本たちと同じく、これを構築する要素の全ては純粋なまでに “ 機能性 ” という名のステータスに振り切られています。その末に辿り着いたデザイン力とスタイルたるや、言葉を要しない強さです。

 

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early 00s Gucci by Tom Ford, original style coat.

 

 

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秋にはウィンドーペーンを / Diary307
14.9.2016

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今週よりエントリーさせて頂いております、90s Dries Van Noten コレクションですが、
本日も引き続き、数あるアーカイブスより至高の1着をご紹介。
 
 
 
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90s Dries Van Noten oversized Jacket “window pane”
 
 
90sのドリスですが、オーバーサイジングの仕立てが多いように感じます。
とはいえ、着用者の体系を問わず、着れてしまうパターンメイキングに魅了されている方もいらっしゃるのでは。
実は、わたくし小林もその1人。
 
 
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前回は極上のマテリアルを主軸にご紹介致しましたが、
お察しが宜しいようで、特記すべきはウィンドーペーン調のチェック地。
今でこそ、巷ではめっきり見なくなりましたパターン(柄)、ですので、今回のエントリーです。
 
 
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裾はフラットなカッティング。
 
 
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本切羽にしない辺りが彼らしい遊びです。
 
 
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ドリスではテーラード然り、ブラウス然り、かなり短めのセンターベントをよく見ますが、
本品はノーベント。粋です。
 
 
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襟裏も同生地ですので、立てて頂いても宜しいかと思います。
 
 
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裏返してみました。
裏地は敢えて取り付けず、仕立ての良さが伺えます。
パイピングもベージュで統一されている辺りが流石。
このまま着用頂いても面白いのでは。
 
 
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4つボタン上まで留めて頂くとコンパクトなVラインが形成されますので、
タイドアップはお薦めですが、
各所ディテールがそれは気張っておりませんので、
カットソーに、スウェットに、羽織って頂くのも正解です。
肩も抜いてございますので、小柄な方が落としてご着用頂いても、格好は宜しいかと。
 
 
先日は、涼しくなってきた気もしなくはないですが、と記載しましたが、
ここ数日やや肌寒いのでは、と感じております。
秋はそう遠からずで。
 
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 

 

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for URBAN RESEARCH / Diary306
13.9.2016

先日より、URBAN RESEARCH 表参道店 様にて、弊店のポップアップストアを開催させて頂いております。

ディレクター様方、店頭スタッフ様方の御協力により実現した今回のエキシビジョンにおきましては、僭越ながら凝縮した “ SURR by LAILA そのもの ” を表現させて頂きました。ありがたい限りの空間をご用意くださったアーバンリサーチ様のお心遣いに今一度御礼を申し上げます。
旧 LAILA VINTAGE 時代にはメンズ要素のエキシビジョンを何度か行わせて頂きましたが、SURR に改まってからは今回が初めての試みです。お馴染みのピースを従来に通じる編集にて表現したとて、空間が異なることで現れる今までに見たことのないヴィンテージの表情に、やはり驚かされ、楽しませてもらい、何より刺激と勉強になりました。

 

期間は 9/25 ( 日 ) まで。初お披露目を含む様々なラインナップにて、定期的な新作のご用意にて皆様の御来店をお待ち申し上げております。

 

 

 

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フロントのショーケースには開催記念と、着用者さまによって異なるヴィンテージの姿= “ 変化 ” の意にて生花を飾らせて頂きました。ちょうど終了頃にドライへ仕上がってくれたらと目論んでいたのですが、もしかしたらそれよりも早く仕上がってしまうかもしれませんね。それもまた、楽しみです。

 

 

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とあるニットについて / Diary305
12.9.2016

漸く、涼しくなってきた気もしなくはないですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日、福留よりNewarrivalのお披露目をさせて頂きましたが、
やはり目玉は90s Dries Van Noten。
言葉通り、豊作です。

早速のご紹介で浮足立ってはおりますが、
今回のエントリーはその中でも圧巻の1着。
 
 
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90s Dries Van Noten oversized cardigan “Baby Alpaca”
 
 
 
ご周知の通りかと存じますが、ドリスのクリエイションの中でも”Knit”というカテゴリーは特別なものでして、
彼が織り成すパターンメイク、素材への深い拘り、変幻自在な編み方、
ドリスといえばニット、を世に広めたクリエイションが90sのピース、特にこの1着には感じられるかと思います。
 
 
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まず、マテリアルの話からしましょう。
高級素材として知られているアルパカの毛糸ですが、
ベビーアルパカとは生後3ヵ月以内の非常に繊細かつ柔らかな毛糸だけを櫛ですいて取った、大変貴重な素材。
アルパカの毛糸自体、その保温性はウールに勝り格別と言われておりますが、
ベビーアルパカの毛糸はその保湿性は勿論、柔らかな肌触りはカシミアに似ていながらも、確かな張りと弾力があり、
あらゆる毛糸の中でも極上と称されております。
 
本品は、そのベビーアルパカの毛糸のみで編まれた逸品。
贅沢にもローゲージ編みときましたら、
彼がニットに持つプライドを確かに感じられます。
 
 
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マテリアルの素晴らしさを最大限に生かす意図があってか、リブがございません。
 
 
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主張しすぎない釦のセレクトも然ることながら、繋ぐ糸までも、同素材。
細部までの拘りを感じます。
 
 
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Vラインのかけて、編み方を変えております。
 
 
大振りの身幅と絞りを利かせていないアーム幅に対して短くとられた着丈。
素材感と相俟って野暮ったさは感じさせないパターンメイクは見事。
 
 
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シャツには勿論のことですが、
その極上の質感をご体感頂くために、カットソーの上からのご着用を推奨致します。
 
 
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肌寒くなれば毎年袖を通す1着となりますので。
 
 
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そうです、秋が待ち遠しい。

 

 

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Newarrival0909 / Diary304
9.9.2016

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本日、誠に芳醇な新作のご用意が叶いました。メゾンヴィンテージ、アンティーク、ミリタリーなどはもちろんのこと、何よりの豊作は 90s Dries Van Noten。それらは様々な要素や区分があれど、なぜか共通してコンテンポラリーな空気をはらんでおりまして、私自身の潜在的な “ 今のチャンネル ” に気付かされた次第です。

 

 

 

 

 

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名作。

 

 

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至福のベビーアルパカ。

 

 

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今一層に惹かれるボリード。

 

 

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これぞメゾンの存在価値。

 

 

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“ 今 ” な約90年前の感覚。

 

 

ご用意はまだまだ。機会御座いましたらどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

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極上のスペック / Diary303
5.9.2016

ご無沙汰しております。

平成の名探偵、小林です。
 
 
弊店ではすっかり秋冬が立ち上げり、店内ラインナップも充実しておりますが、
プレフォール時と同様、お客様へご提供する身でありながらも私自身楽しませて頂いております。

立ち上がり後のファーストエントリーですが、
やはり上質なミリタリーは外せません。
まずはここから。
 
 
 
 
 
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00s British royal airforce “MK3”
 
 
 
 
国は英国、所属は王室直属の空軍。
所謂、ロイヤルエアフォースと呼ばれる本品。
 
ブリティッシュミリタリーの中でも極上の仕立てとスペックを併せ持つロイヤルですが、
本品もまた「COLD WEATHER」というプロダクトラインでして、極寒の地でも人体の活動を可能にするプロダクションが施されております。
ハリ感のある上質なベンタイルコットンに、しっかり縫い込まれたライナー。
ご周知の通り、ベンタイルという生地は、打ち込みのよい高密度なコットンですので、水への耐性があり、都会の雨風は裕に凌げそうです。
 
ロイヤルのプロダクト自体、申し分ないパターンメイクなのですが、
あくまでミリタリーの特性を踏まえた”仕立て”であることは自明の通り、短めの着丈と腕の可動域を考慮した広めの身幅、アームとのバランスは、
着用頂くとどこかモダンさも感じられます。
 
 
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ヒップを覆うテールは中身頃に装着されておりまして、
背後からの突然の攻撃や、誰も助けてくれない都会の真ん中でHPが底を尽きそうなときは、固いコンクリートへお座り頂けます。
勿論、人体において最大の急所である首も守れます。
 
 
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ジップを開けて頂くと
 
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フードが備え付けられております。
 
 
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この最終形態は都会の台風も凌げそうです。
 
※実際は危険なので出歩かないように。
 
 
コンディションも申し分なく、そう出会えるお品ではございませんので、
御眼鏡にかなう方がいらっしゃいましたら大変嬉しく思います。
是非一度フィッティング頂きたい。
空は飛ばずとも、天に昇る気持ち、です。
 
 
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“ Y ” / Diary302
2.9.2016

キルティングやツイード、モノグラムやシェリーライン、馬や南京錠などデザイナーやディレクター、時に体制そのものが変わろうとも受け継がれるシンボルたち。1970年代に登場したこちらもまた今なお象徴的で在り続ける、時代を越えて受け継がれる様がなんとも心地良いですが、そもそもとして純粋にエネルギッシュであり、単純に格好良い。

 

 

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late 70s Yves Saint Laurent , “ Y ” boston bag

メンズモデルはいったい何年ぶりでしょうか。御無沙汰致しております。

 

 

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“maker” / Diary301
26.8.2016

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以前も軽く触れましたが、今期から新たなアーティストのヴィンテージピースをお披露目させて頂いております。存在を意識して以降じっくりと時間をかけまして、 3 足のみという限られた数量からとなりますが、私としては “ ようやく ” な心持ちです。

老舗, ジョンロブで技術を学び1987年に自身の工房を構えた彼ほどの次元で、古き良き文化と職人技術に真摯に向き合い、生活に則したリアルピースでありながら芸術的であり、 “ 自身の個 ” を “ 人々の個 ” へとダイレクトに昇華させた人物はいないのではないかと思います。
ラベルに施された “ maker ” という刺繍とその言葉選びそのものに、自身が製作者を担っていること、職人という名の表現者であることへの自負と決意が秘められているように感じられ、私はなんとも愛おしくてたまりません。

 

 

 

 

 

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他の追随を許さないほどに世界観が完成されているアーティストですので、そのヴィンテージピースと現代のピースには明確な共通項がございますが、この度一つのくくりで編集させて頂く時代のお品は、その実 “ 製作環境 ” が全く異なります。デビュー直後はロンドンで工房を構えていた彼ですが、翌々年に国を変え約10年という限られた期間のみその環境で製作を行っていたのです。

全行程を完全なる手仕事で行う事をポリシーとしている彼であり、今なお大きな魅力の一つですが、ことこの時代のシューズはそれらの気配と形跡が尋常ならざるものがあります。極限まで際に打ち込まれるステッチの、時に乱雑ささえも絵になるそれと、マッケイ製法によって成り立つフェミニンと形容できるほどの軽やかさ。革も驚くほどに滑らかで、時に木工彫刻のような幻想的かつ上質なものを用いておりまして、それと完全手仕事の構築が相まるフィッティングは、まるで “ 肌そのもの ” のよう。

究極的に繊細な履き心地とそれに伴うスタイルは、これまでレザーシューズに抱いてきた概念を覆すほどでして、アンティークの足型を原点とした独自性の高いフォルムも相まって、これまでに御紹介してきた様々なレザーシューズとは異なる新たな存在価値をお楽しみ頂けると信じております。

 

 

 

 

 

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2016 A/W new member

late 80s – late 90s Paul Harnden, shoemakers

 

偶然であり何より幸運なことに私自身も、以前に画像2番目と同モデルのレースアップシューズを手に入れる機会がございまして、それはたっぷりと楽しませて頂いております。様々なメンテナンスを時間をかけて施しましたので色調など変わっておりまして、ソール交換なども行っておりますが、引き続き My ベストシューズの一つとして愛してゆく腹積もり、しかございませんで。

 

 

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進化形態 / Diary300

2016 A / W のフルコレクションが始まりまして最初に抽出させて頂くのは、今期の世界観を決める要因となったキーピースの一つであり、 SURR 取扱いの最古年代を更新してくれた一着です。

 

 

古来から現代に至るまで礼服として親しまれてきた “ モーニングジャケット ” は、1850年頃にカジュアルな万能性とアクティヴィティーが求められ、スタイルの象徴であるテールを排して着丈を上げるに至りました。
“ ラウンジジャケット ” または “ サックコート ” と呼ばれた進化形態は、時に食事前のくつろぎ空間で、時に乗馬時の外套として親しまれましたが、更に時代を経て徐々に変化を遂げ現代のマストピース “ テーラードジャケット ” へと昇華しました。

原点の “ モーニングジャケット ” と現代の “ テーラードジャケット ” 。
この度のエントリーでは、その進化過程を繋ぐアイテムの萌芽期にあたる1850年 ~ 1870年頃に英国で仕立てられた “ ラウンジジャケット ” を御紹介させて頂きます。

 

 

 

 

 

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現代のテーラードジャケットと ( 当然ながら ) 様々な共通項を備えつつ、それらとは味わい異なる様々な要素。特に裾のカーブはモーニングジャケットの気配を色濃く残しており、今なお受け継がれるテーラーの法則である、最下部のボタンを留めない “ アンダーボタンルール ” の意義を存分に感じさせてくれます。

こちらが仕立てられた頃の英国はヴィクトリア朝と呼ばれ、今に通じる様々な技術力や文化が一斉に発展した産業革命の時代と言われておりまして、こと芸術や美意識に関しても同じくなのですが、それにしてもこちらの総シルク仕立てはあまりにも豪奢であり、注ぎ込まれた職人技術はあまりにも贅沢。各所に施されたハンドステッチ、身体を包む込むうえで適切かつ効果的なディティール、縫製、裏当ての配置。全てに意味があり、全てに美学が秘められていることを物を目の前にすると素直に感じることができます。

 

 

 

しかしながらこれら以上に、この一着をセレクトするに至った要素がございまして、まず一つはコンディションです。
ヨーロッパはアンティークの文化、服飾史の文化が盛んですので、こういった年代のアイテムは稀に出逢うことができるのですが、100年弱、ましてやそれを遥かに上回る時代を経た洋服のほとんどは、それが “ 過ごした時間 ” の影響を色濃く受けています。
越えた時代の長さを鑑みれば当然なのですが、その生地は決して未着用に近くあろうとも、強度面と何よりテクスチャーが醸し出す “ アンティークらしさ ” の香り漂っているがゆえに私のご提案したいと想うリアルクローズと調和しないことが多く、セレクトに至る機会は少ないです。
しかしながら本品にはそれが皆無でした。もちろん風合いは生じておりますが、これまでに目にしてきたそれらとは一線以上を画す “ 古さの無さ ” でして、本当に驚かされました。またもや無意識のうちに微笑んでしまったのは良き想い出です。

そして、何より最大の要素はシルエット。手掛けられた時代の文化や通念などの感覚器官が現代とはあまりにも異なりますので、 “ アンティークらしく ” 感じてしまうのはこれまた当然なのですが、その中から現代的なバランスを取捨選択することを念頭に置いてきましたが、ここまで古い年代で、ここまでモダンなシルエットは初めてでした。ショルダーライン、ボディライン、スリーヴライン。全てが約 160 年という時間の概念を忘れさせてくれるのです。

 

 

 

 

 

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1850 – 1870s Victirian silk lounge jacket

私自身、アンティークを “ アンティークらしく ” 着こなすことはいたしませんでして、SURR という空間を通してもそれを御推奨しておりません。 ( アンティークという言葉を他に替えても同じくです )
本品は服飾史を大いにはらんだアンティークらしい一着ですが、それを踏まえた上でも現代のリアルクローズとしてご提案できる、ご提案すべき一着に感じました。ここまでの要素が揃うアンティークジャケットにはもう出逢えないであろうと思うといささか以上に心寂しく想うのは正直な気持ちですが、それでも、だからこそこの一着に出逢え、このように御紹介出来たことを心から幸せに想います。

 

 

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混沌 / Diary299
23.8.2016

今期の編集によって一層取扱う年代が深まり広がりましたが、そもそもファッションの歴史的な区分も一層に分散し、何よりこれまで以上に各ピースそのものの情報量が多い傾向にあるため、 ( 私としては良い意味で ) 一層に混沌としたメンバーにて 2016 A/W 始動に至りました。
早くも今期の一着をご決断くださった方々もいらっしゃり恐悦至極に存じますが、ゆっくりご覧頂けない時間帯もございまして誠に恐縮にも思いますので、また機会御座いましたらお時間頂戴出来たらと切に願います。

例によって新作多数のためどれ / どこから御紹介すべきか頭を抱えておりまして、なんとも恵まれた悩みでございますが、いかんせん決めかねてしまいましたので、一先ず感覚に身を委ねたハイライトにて。

 

 

 

 

 

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再解釈というよりほぼ完全再現でありながら、どこまでもオリジナルピースで在り続ける by トムフォード。

 

 

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レディーメイドシューズの最高峰が紡ぐタフ・エレガンス。

 

 

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古来の乗馬服から着想を得た 60s モードの先駆者によるテーラーリング。

 

 

 

 

 

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驚異的なオリジナリティのみならず、こういったミニマリズムもマルジェラの本質。

 

 
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トップ of メゾンが定期的に提示する “ 和柄の新たな可能性 ”

 

 

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“ Y ” from late 70s

 

 

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現代のテーラードジャケットとその原点を結ぶスタイルの一着。文化と技術が飛躍的に発展した時代だからこその驚異的な構築による現在史上最古のピースです。

 

 

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マニアック & テクニカルが一周も二周もした結果、オーセンティックに着地。読み解いた時、笑わずにはいられませんでしたよ、トムフォードさん。

 

 

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2016 AW Full Collection / Diary298
20.8.2016

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本日 8/20 ( 土 ) より、 2016 A / W のフルコレクションをお披露目致します。

世界観を決めるきっかけとなった出逢いの2着から始まり、枝葉のごとく広がっていったセレクショントーン。今期は取扱い年代の最古を更新し、良い意味でむせかえるのような “ 濃厚さ ” を最重要視し編集致しました。

また、今期はかねてよりアーカイヴとして収集してきたとあるアーティストのヴィンテージピースも初お披露目させて頂きます。デビューから明確な世界観とスタイルで人々を魅了し続けるアーティストですが、その初期作品の有する現代と通じていながらはっきりと異なる出で立ちと、何より “ 肌そのもの ” のような成り立ちでして、私としては久方ぶりに心を震える体験をさせて頂きました。と申しましても、これまたセレクションが大変に難しい存在のため極めて少数になりますが、何卒御容赦くださいませ。

 

 

 

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2016 A / W Full Collection  Aug.20

皆様の御来店を心よりお待ち申し上げております。

 

 

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Images / Diary297
18.8.2016

Coming soon

2016 A / W Full Collection

 

 

 

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テクスチャーとフォルムで示すとこの通り。
詳細はまた明日に書かせて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

SURR by LAILA 福留

03-5468-5966
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Newarrival0812 / Diary296
12.8.2016

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“ せい ” か “ おかげ ” か / Diary295
11.8.2016

これまで様々な時代やスタイルのアイウェアをご提案してまいりましたが、今期はフランスという文化が育んだ、職人気質でありながらウィットに富んだ目元のアクセントがシーズンイメージの一つでしたので、 “ フレンチアイウェア ” を新たなキーピースの一つとしてご用意させて頂いたのですが、その中にとある職人文化が生み出した 80s フレームに関して、今回は書かせて頂きます。

 

 

 

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925 シルバーをベースに 22 金を特殊な技法でコーティングした、その当時の世界を見渡してもそこに属した職人にしか仕上げられないとされた、現在では失われてしまったという職人技術によるフレームは、アイウェアとしてと言うよりも物質そのものとして、理屈ではなく五感に響く存在感を有しております。
その “ せい ” か、その “ おかげ ” か、 様々なマニアックピースをご覧になってきたであろうお客様方 ( 私の主観ですが ) におきましても “ 難解さ ” を感じて頂いているように思います。

もちろんその色調が、フォルムが、テクスチャーがお好みに含まれないのであれば取捨選択として相応しく、そもそもこのスタイル自体がこれまでにセレクトしてきた数多のピースと同じく、際どさが際際に際立つ一品ですので、私の根幹的な素養と同じく幅広く沢山の方にお認め頂けるものではないのですが、万に一つでもその物質的存在感に腰が引けてしまったのだとしたら、私はなんと申しますか、切に心寂しく思うのです。

 

 

 

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異なる3種のスタイルで展開しておりますこれらは、大変に立派な要素で構築された職人技術の結晶であり、美学の塊ではありますが、そのような背景を差し引いて、私は直感的に心から美しいと思える存在です。
恥ずかしながら正直に申し上げますと、今回のエントリーは私の中にある寂しさを発端としているのですが、なぜ寂しく思うのか、なぜ言葉にしようと思うのか、ここまで書いていてようやく分かりました。

これを良いと思う気持ちを、身に着けて沸き立つ感情を皆様と共有したいのです。向き合ってみればなんとまぁ単純なことでございました。

極論ではありますが、これを身に着けずとも実生活で困る事はないかもしれません。しかしながらこのテクスチャーと美しさは貴方にとってマイナスになることなどなく、静かに確実に引き立て寄り添ってくれることと思いますので、僅かでも琴線に響く何かを感じる方がおられましたら、選択肢の一つとして是非にと思わずにはいられない、素直に私が好きなアイウェアの魅力をよりお伝え出来るよう、引き続き諸々精進させて頂けたらと。

 

 

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グッジオに魅せられて / Diary294
6.8.2016

今回はグッジオのとあるピースからエントリー。
今でこそミケーレに魅せられている方も多いかと思いますが、
1970年代はグッジオの真価が問われた時代。
 
 
 
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70s GUCCI Tri-fold wallet
 
 
粗目のカーフレザーに色はブラウン、幅感のあるステッチは一見クラフトな面立ちですが、
是非一度触れて頂きたい。
驚く程にしっとりとしており、言葉通り「上質」そのもの。
初見と相俟ってラグジュアリーな程はグッジオグッチの本領かと。
 
 
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R4278812
 
R4278834
 
 
横22cm
縦12cm
マチ2.5cm
 
仕様は、収まりの良い三つ折り。
収納は上部にコインコンパートメントと中央に3部屋、下部に2部屋とコンパクトながら多めの構造。
 
 
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全ての収納内部は同じくレザーかと思いきや、
しっかりと貼られております。
ブラウンのボディに対し、グレージュの配慮は確かなセンス。
 
 
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数字通りマチも確保されております。
下部は膨らむ設計は、容量多しの方には嬉しいところ。
嵩んでも全体の収まりが良い事由はここです。
 
 
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最大のディテールは、ジップ付きのコンパートメント。
70年代のグッジオの仕様では、珍しい機能です。
フラップを開けた時のジップの直線的な位置付けは流石。
内部にも、しっかりと裏地が貼られているので、
滑りが良く、あくまで実用的。
コインは探しやすい出しやすいに越したことはありません。
 
 
R4278900
 
R4278891
 
 
本品に関しましては、デッドストックでのご用意となります。
ここまで条件が揃うこともそう滅多にあることでは当然ございませんので、
ひとつの作品として向き合って頂ければ幸いです。

お機会ございましたら、是非。
 
 
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 

 

SURR by LAILA 小林

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在る意義 / Diary293
5.8.2016

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順次充実さ高まる A/W コレクション。本日は新作より一着のトレンチコートを御提案させて頂きます。

元はミリタリーピースとして命を受けましたが、そのスタイルは100年以上引き継がれ、今なお原点との共通項を数多く残す不変的な存在。ゆえに多様化・細分化し続けているアイテムですが、約40年前に生まれた本品は言うなれば、トレンチコートを発案したメーカーが近年に至ってから辿り着いたバランスとでも申しますか。
不変性をはっきりと残しつつ、限りなく現代的に研ぎ澄まし終えた。そんな印象の一着です。

 

 

 

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明確な意思と確かな品質を根底に秘め、丁寧に力強く打ち付けられたステッチワーク。オリジナルと同じギャバジン素材でありながら、それとは一線を画すより美的で知的なテクスチャー。正確に読み解き的確に再解釈したからこその、不変的でありながら唯一なディティールバランス。
明らかなるダンディズムなれど、そこはかとない繊細な美しさも同居するスタイルはやはり、モードの歴史を牽引したムッシュの感性あってこそです。

お手本となるオリジナルピースの在り方に則っていながら全く異なる成り立ち。先日御紹介したミリタリースタイルジャケットと同じく、モードとして存在する意義を隅から隅にまで秘めた、現実的でありながらファッションの楽しさと夢に満ち溢れた一着ではないかと思います。

 

 

 

 

 

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Newarrival 70s Yves Saint Laurent , trench coat

最も敬愛するデザイナーの一人によるものというのもありますが、モードやカルチャーの歴史を皆様に御紹介したいと切に願う私にとって、こういったピースとの出逢いは特別です。

 

 

SURR by LAILA 福留

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3枚のシャツについて / Diary292
3.8.2016

7月30日より Pre AW コレクションを展開させて頂いておりますが、
皆様と同様、わたくしも純粋に楽しんでおります。
わたくしなりの視点で気になるお品をピックアップし、その内にでもご紹介させて頂ければと思います。

今回は、店内にひっそりと置かせて頂いている、とある3枚のシャツからエントリー。
 
 
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Emilio Pucciからはテキスタイルが異なる3種のロングスリーブ。
年代は60年~70年代。
ご存知ない方も多いかと思いますが、Emilio Pucci氏はフィレンツェの侯爵家の生誕された後、政治家としてもご活躍。
イタリアは空軍でパイロットとして経験されていたのも驚きです。
博識家であり、政治に精通、ロマンチスト、そしてファッションデザイナー。
コナンドイルが生み出したご周知シャーロックホームズもまた、本業の探偵業の他に、剣術や武道、ヴァイオリンの腕も一流であります。
能ある鷹は爪を隠すではないですが、ふたつ、みっつ、才能を隠し持っておくのもまた紳士たるが故、なのでは、と、思うのです。

現在でこそEmilio Pucci氏のテキスタイルは復刻などされておりますが、
氏の確かな視覚によりつくられた当時のテキスタイルはやはり逸脱しております。

とはいえ、PUCCIのシャツに関しましては、初見ではどうも苦手意識を持たれる方もそう少なくないはず。
当然、肌のお色、所謂パーソナルカラーなるものは少なからず存在しており、
個々によりお似合いになる色や柄、又はその逆も当然にございます。
ですが、兎にも角にも、まず一度羽織って頂きたい。

タイドアップにジャケット、パーティーへ駆け出しそうなテキスタイルですが、
あくまで、デイリーに。
 
 
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70s Emilio Pucci cotton shirt “Navy”
 
 
濃紺の上に配色されたテキスタイル。
トップボタンが絶妙に詰まったワイドスプレッドの襟型は、ボタンをひとつ外して頂いても。
裾の清しくフラットなカッティングに対し、サイドのやや短めなスリット。
技あり、と申すには恐れ多いほど、いや、やはり、技ありです。
意中の方とのデートに是非。
 
 
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70s Emilio Pucci cotton shirt “Pink”
 
 
配色の割りに馴染みが良い事由は、隣り合うイエローとピンクの彩度が等しく落ち着いているからでは。
カーブを描くカットラインに、長めに設定された袖丈。
これでダブルカフならば少々決まりすぎでは、と思うのですが、ベーシックなまでのシングルカフ。
敢えて袖口のボタンを外し、捲らずどこか可愛らしい印象で如何でしょうか。
大人な男性がこのような余裕を持っていると、所謂ギャップに繋がるのでは。
年上の方とのデートに是非。
 
 
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70s Emilio Pucci cotton shirt “Yellow”
 
 
袖口のカッティングにこれまた技あり。
たっぷりめのアームホールに対し、収まりのよいカフス。
空気を含んだような裾の緩やかなカットライン。
いつものブルージーンズとも相性は宜しいかと思います。
イエローは優しい印象ですので、年下の方とのデートに是非。
 
 
全種ともマテリアルはコットン100%
テキスタイルながら、自宅で気負いなく洗えるところが非常にデイリー。
 
いつもデートはベーシックな無地なシャツが多い方、
勇まずに一枚、ワードローブに差し込んで頂きたい。
 
能ある鷹を見習い、
紳士たるもの、奥の手は持っておくものです。
 
 
 
それでは、皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 

 

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Pre AW, productive / Diary291
29.7.2016

買付けの旅では数えきれないヴィンテージピースに目を通しますが、その数多の中にはプロダクトという概念において圧倒的な求心力を秘めた品々が稀に存在致します。
明日 7/30 より始まります Pre AW コレクションですが、まずはそれら “ プロダクトとしての創造性 ” が特に抜きん出たウェアからお披露目。それぞれに芳醇な背景あれど良い意味でそれを抜きにして、物としての純粋なエネルギーを楽しんで頂けたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

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光る手仕事ながら良い意味で微塵も暖かさを感じさせないのも、プロダクトとしての完成度ゆえ。

 

 

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“ 再解釈する意義 ” の塊のようなメゾンの90s ピース。余談ですが、こちらの教科書となったモデルは私が何年間も追い求めているミリタリーピースだったものですから、感動と感嘆はそれはもうひとしおでございました。

 

 

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数多存在するミリタリーにおいての “ 目的に則したディティールデザイン ” の中でも特に完全無欠な機能美と独創性は、今回の旅のハイライトの一つ。

 

 

 

前回と今回と併せても御紹介しきれていないピースは多数ございますので、是非店頭にてじっくりお話させてください。皆様機会ございましたらどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

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