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Tailored Jacket / Diary370
10.3.2017

 
「短いお別れ」で御座いました。
 
本日も快晴。季節の変わり目はワードローブを差し替えたりと愉しい時期です。
3日続けてのエントリーとなりますが、御付き合いの程を宜しくお願い申し上げます。
 
 
 
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2017年 Spring&Summerのテーマとして詠わせて頂いてるは「原点回帰」
SURRという軸を再考した際、真っ先に脳裏を横切ったのはやはり「テーラード」で御座いました。
青年を男性に。男性を紳士に。そのベースとして設立当初よりご提案を続けさせて頂いておりますマストステージ。必要不可欠なカテゴリーであると我々は確かな自覚と認識の元、この度も様々な編集を施しましたが、衝動的にこれまた脳裏を横切ったひとつの想いとして、各所ディテールをじっくりご説明するよりまず、季節問わず“テーラードは良い”、と純粋にも感じて頂けましたら其れだけで。其処に尽きる想いでしょうか。有り難い事に当方Diaryを読み終えた後、クローゼットからお手持ちのジャケットを引っ張りだしブラッシングするも良し、春爛漫の陽気な時期を迎え新調するも良し、SURRに在中している2人の男性に相談するも良し。
弊店のみならず、我々にとっても「原点回帰」なもので。
 
 
 
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新たにテーラードを選択する際、此れまたユニークに感じるのが十人十色ベクトルが異なる事。ある程度の“基準”なりひとつの拘りを持つことは大変に素晴らしくも紳士的であると感じる次第です。
 
 
 
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視るべきはまず裏地か。
 
 
 
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唯一無二の施しか。
 
 
 
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重要視するは素材の選定。
 
 
 
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たまには遠くから眺めながら。
 
 
 
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パターンを愛し。
 
 
 
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縫製に驚き。
 
 
 
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確固たるブランディングに身を委ね。
 
 
 
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パーツに視線を落とす。
 
 
 
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時には悩み。
 
 
 
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ディテールを信じる。
 
 
 
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60-90s Tailored Jacket many pieces
 
 
 
 
 
後はフィッティングするのみ。
 
袖を通し、背中に纏わせ、鏡と向き合い、テーラードの重要性を少しばかりご認識頂けましたら。
 
 
 
 
 
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SURR by LAILA 小林

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Chrome Yellow / Diary369
9.3.2017

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昨日にエントリーにてちらりと触れさせて頂きました此方のニット。「快晴の元どこかで書かせて頂きたいものです」と詠いながらも早速のエントリーとなり恐縮な心持ちですが、一歩、家の敷居から外界へ踏み出しそして空を見上げたその瞬間に、思わずにはいられず。「あぁ、今日が書く日か。」
サングラスで光を遮るなんて勿体がない程に快晴、快晴。天気予報で花粉注意報のアナウンスを耳に入れながらも臆することなく街へ繰り出したいものです。本年度は昨年に比べ花粉の量は落ち着いていると、どこぞの研究者が仰ってましたがそれでも花粉は容赦なく舞い上がるもので、そんな時にとあるTV番組にて朗報を目にしました。なんとレンコンが効果覿面との事。1日1本の半分を摂取すれば良いそうですが、あらゆる調理法を実践しながらも毎日食しており、気が付けば然程の症状は出ておらず、今年はレンコンに救われながらも出逢いの春を満喫できそうです。失敬。
 
 
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ビッチに緩急を付けたストライプ調。マテリアルはコットンのみ。驚愕する程にしっとりしたテクスチャーは、恥ずかしながら初見ではシルクが混合されていると思い込んでおりました。やはりイタリ製は良い仕立てだ、と、納得の落し所としてはむしろ悔しいところ。上質という2文字が適う逸品。ともあれ、あまりにも美しいカラーリングパターンは約6色もの染色された糸を用いておりますが、明度と彩度の絶妙なバランスは扨措き、キーカラーとなるYellowについては言及し難い程に素晴らしく、最も近しい色合いを調査したところ、「Chrome Yellow」が最有力。ペイントカラーのように色の主張性を保ちながらも、どこかお茶目で、どこかかわいらしく、どこかユーモラスな印象を発揮する中で、やはりアダルトな印象へ急激に昇格させるのはマテリアルの選定と柔らかく仕立てられたライトオンスの細やかな織り。昨日申し上げたように、いつものジーンズとの余裕あるスタイリングで緑のあるベンチへ腰掛けたいものです。好きな書を片手に。
 
 
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という事で、ここらで一時脱線。最近面白い書を発見しまして。
又もや推理小説の類で恐縮ですが、先日街の本屋に立ち寄った際、アメリカの巨匠レイモンドチャンドラーの傑作中の傑作「The Long Goodbye」(日本題で「長いお別れ」)が目に留まり、普段は陳列の陰に埋もれているはずのレイモンドチャンドラーが何故か表舞台に。それに表紙が何やらオシャレに仕上がっておりました。「今、何故」と思ってしまう辺り申し訳がないのですが、ともあれ、翻訳者名を覗いた際に成る程、理解に到達しました。村上春樹氏の全訳だったのです。レイモンドチャンドラーの作品ともあれば読者のみならず執筆者も敬意を表するという意味ではこれもまた成る程、と腑に落ちたのですが、数ページ読んだ後に気が付いたらレジへ。長期作品のロンググッドバイですが、通常1行から2行で済むセンテンスを村上氏は3行で表現している箇所もあり、それも一興かと愉しむ事ができますので、レイモンドチャンドラーは読んだ事がないけれど村上春樹氏の作品は一通り読んだ、という方にもハマりやすいのでは、と、申す前におそらく狙いとしては其処なのでしょうが。「飲むのなら自尊心を忘れないようにして飲みたまえ」この名台詞も本作で登場しますが、恐縮ながら私も、お酒の席では自尊心のみならず時間まで失わないよう心がけております。主人公のフィリップマーロウも酒好き(ギムレット好き)なので、お酒好きな方であれば戒めとしても有効な作品が多いはず。大変お勧めで御座います。これまた失敬。
 
 
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80s Missoni striped cotton knit
 
 
本を読むも読まぬも其々。
コットンニットを着るも着ないも其々ですが、折角選択できる自由が有りますから、春先はウール地からコットン、ジーンズは濃紺から淡いベビーブルーへ。手元には何処でも読める文庫本に限ります。
 
 
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with early70s Levis 501 “66model”
 
 
 
村上春樹氏といえば新作「騎士団長殺し」ですが、俄然文庫本派の私は未だ読んでおらず。既に読まれた方は店頭での内容語りに御気をつけを。
それでは次回の エントリーまでしばし「短いお別れ」としましょう。

 

 

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凡常 故の美 / Diary368
8.3.2017

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約8ヶ月程前に同モデルについてエントリーさせて頂きました、通好みで知られる名盤。
BIGEの延長に位置する格別な織りと生地でありながらフラットな立て落ちが素晴らしくもノーマルであり、其の境地に君臨しながらも絶妙なシームツイストと際どく残像のように表現されるインディゴは、まさに凡常、故の美。
突き詰めると60年代のBIGEでもなければ80年代のREDLINEでもなく、Mede in USAのみでは理解に到達できないポテンシャルは、やはり約6年間のみ存在していたこの1本ならでは。一通りヴィンテージジーンズの面を撫でてきた猛者好みの終着点とは腑に落ちる傑作。
 
 
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early70s Levis 501 “66model”
 
 
 
 
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with 80s Missoni striped cotton knit
 
 
イタリ製の贅沢なコットンニットとのスタイリングは格別。
(あまりにも素晴らしいイエローですので、快晴の元どこかで書かせて頂きたいものです)
 
本を片手に緑のあるベンチなど最高の休日では。
とはいえ本日はまだ週の真ん中。気を抜かずまいりましょう。

 

 

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制する / Diary367
4.3.2017

 
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コットン×シルクから織り成される上級の生地。
絵の具で描かれたような見事なストライプパターンは、生地の凹凸に際どくも緩急をつけることにより叶う表現。
洗いざらしでも獲得される独特の皺感は、コットン主体にシルクの特性があってこそ。
さらに驚くべきはレギュラーカラーではなくボタンダウン仕様。表生地にボタンが出現しないよう、スナップボタンという一択。その上、襟芯もございませんのでドレスダウンにジーンズとも合わせて頂けます。
ダブルカフの振り幅ならば此方でご紹介させて頂いた通り。
ウィットに飛ばしてまいりましょう。
 
 
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80s Hermes striped bottom down shirt “cotton & silk”
 
(90s British caff links “COLD & HOT” )
 
このシャツのポテンシャルは自然光の下において最大値に発揮される模様。
デートの際は太陽も見方です。
 
 
 
 
 
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説明不要の名作中の名作。
2016A/Wシーズンにて一度エントリーさせて頂いた際は、カーキ色とネイビー色。ネイビーのシルク地の面はホワイトベースで御座いました。2017S/S 今シーズンに際しましては同色ネイビーながらシルク地はブルー。さりげなくも確かな対比色は、美しさは扨措き凡庸性という内容も獲得しているのでは。
「どちら面がシルクですか」とよくご質問を頂くのですが、仰る疑問は初見の際にわたくしも感じました。
無地の面、ポリエステル主体のマテリアルは其れこそシルクと誤る程のテクスチャー。
極上な程にしっとりとした瑞々しい柔らかさ。将又、高密度のコットン、いえ、極上のモールスキン地の最表部のみを切り取ったのか、強さとなめらかさを保持したテクスチャーのような錯覚に陥るのもトップメゾンの見事な術中。本当に見事。このエントリーにて初見の方はお察しの通り、本品はリバーシブルの特性を保持してございます。
どうぞ、春爛漫の元で。
 
 
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80-90s Hermes reversible blouson “the best silk” Navy × Blue
 
 
 
 
 
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おそらくリネンで構成されたリラックススタイル。
推測の域は十中八九適切なものであると自負がございます程に、軽やかで、適度な張りと柔軟性を確認できます。文頭ストライプシャツと同様で、編みの凹凸により表現しているメソッドは、当時のHermesならでは。
ウエストはドローコード仕様のゴム張り。バックポケットを排除し野暮ったさも極力排除。収納はスラッシュポケット2カ所のみ。これでいてボタンフライと各パーツのクオリティの高さ。あっぱれです。
 
 
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80-90s Hermes linen trousers relax style
 
 
 
是非ともバーカウンターに座って頂きたい面構え。
例えば洗いざらしのコットンシャツをオーバーフィッティング。例えばダブルカフのシルクブラウス。例えばロングノーズのレザーシューズ。況してやタキシードやディナージャケットと合わせようものなら、四厘馬車に悠々と乗車したも同然。
 
其々お好みの解釈にて、心ゆくまでどうぞ従属させて下さい。

 

 

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2017 Spring&Summer 「HERMES pieces」 / Diary366
3.3.2017

 
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各3点のディテールにつきましては、3/4(土)のDiaryにてエントリーさせて頂きます。
とはいうものの、既に店頭にてご覧頂けるようセッティング致しておりますので、お時間叶いましたら是非御立ちより下さい。
それではどうぞ、宜しくお願い申し上げます。
 
 
 
 
 
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2017 Spring&Summer 80〜90s HERMES 3 pieces

 

 

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Charvet / Diary365
1.3.2017

 
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ダブルカフのシャツを街中でめっきり見る事がなくなった今、カフリンクスを袖口へ装着するひとつの動作を日々の生活サイクルの一環として取り入れることにより、ひとりの男性の人生における何かしらの考え方までも変えてしまう、ある種の豊かさが齎されるという事、そしてこの一品は約70年前に仕立てられたものであるという事を頭の片隅に、宜しくお願い申し上げます。
 
 
 
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40s Charvet cotton Double cuff shirt
 
(90s British caff links cutlery design “Knife and fork” )
 
 
 
 
 
兎にも角にも贅沢なシャツ。
 
皆様のご来店御待ち申し上げております。

 

 

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強くもあり、美しくもあり、そして紳士的である / Diary364
24.2.2017

弊店において設立当初より重要なカテゴリーのひとつとして皆様にご提案を続けさせて頂いております “MILITARY”というステージ。日常生活する上でいかなるアクションにも耐え忍び、将又その動きひとつひとつが形状として記憶されていくマテリアル。果てしない時間を吸収しても成立する、圧倒的なポテンシャルを秘めたリアルピースたちは、ヘビーデューティーというシーンに最も当てはまるカテゴリー。我々にとって“MILITARY”と“原点”を重ね合わせた際、「エレガント」というワードも等しくも尊く、そして不可欠な要素であることに気が付くことにそう時間を必要とせず、浮かび上がったひとつの回答が、ROYAL MILITARYという選定で御座いました。英国王室直属の各セクションへ向けた最高の仕立て。イギリスにおけるテーラードとは歴史が証明しておりますが、その技術ないし背景がMILITARYへ顕著に落とし込まれた名品の数々。ヘビーデューティーとエレガントは背中合わせな要素であるはずが、磁石のように接合しそしてマリアージュするように屈強でありそれでいて美しい、紳士的重要素を内に秘めた出立ちは、やはり弊店において必要不可欠なエレメント。
 
「原点回帰」に最も相応しいと確信を持ち、自信満々な程に今回のエントリーを迎えます。
 
 
 
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英国王室直属のセクションの中で、陸軍を指すROYAL ARMY。
ウエストにダーツが入り、内面にはドローコード。
身体で沿わせしっかりと着用する理想的なフィッティング。
男性的な美しさを問うなら前立ての釦は全て隠す比翼仕立て。
エポレットは肩線に綺麗に沿わせ、あくまで目立たせず。
フラップポケットは真横に設置の上、傾斜30度に設定するのはアクセスしやすくするための配慮。
ハンギングの環境がより、アームの前振りの美しさも視認頂けるでしょう。
前立ての釦をひとつふたつ留めた際に胸辺りがやや張るようなフィッティングが最も丁度宜しいかと存じますが、其れはテーラードのフィッティング概念と同等でありながらも、生活上繰り出す様々アクションに悠々と耐えうるポテンシャルは、1960年代独特の打ち込みのよいツイル地こそ適う頑強なマテリアル。
 
強くもあり、美しくもあり、何より紳士的である。
個々其々の差異が生じる“身体”と共に年齢を重ねるという意味でも、やはり「原点回帰」の前では外せないリアルピース。
その証明としまして、店長小林の1着と、長年愛用しているであろうディレクター福留の1着をサンプルとしてこの機会のみ、店頭に置かせて頂きます。ジーンズの概念と其れは酷似するかのように、成る程、と、確かにご納得頂けるのでは。
 
 
 
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【小林】92日間着用 One wash&Tumble dry
 
 
 
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【福留】着用回数、詳細共に記憶外
 
 
 
両者共デッドストックより生活を共にしてまいりました。
3回着用したら洗うのか、月に一度タンブラーか、将又一度も水は通さないか、十人十色お好みで。
 
 
 
 
 
 
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フィッティングは2サイズの展開。
表記2と、表記4のエントリーですが、肩幅、身幅、袖丈は変わらず、着丈のみの差異で御座います。
とはいえ、当時の生産背景からか同サイズでも色差、採寸、パターン等、若干の個体差が御座います故、其々の個性を愉しみ頂きながらお好みの1点をお選び頂けます。
 
 
 
 
 
 
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60s British royal army workers overall green “dead stocks” size2 & size4
 
 
お察しの宜しいようで、勿論全てデッドストックをご用意。
空気をたっぷり含ませた最高のコンディションにて皆様を御待ち申し上げております。
尚、店頭では我々のサンプルも合わせてご覧頂けますので、縮率やフィッティング等含め、お気軽にご相談下さいませ。
 
それでは。
 
 
 
 
 
 
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3代目 SURR 羊飼いシャツ / Diary363
22.2.2017

18 日 ( 土 ) の 2017 S / S お披露目日に足を運んでくださいました誠に光栄なほど沢山のお客様方、本当にありがとうございました。
ゆっくりとご覧頂くこと、普段のようにじっくりとお品物のご提案が叶わなかったことに深くお詫び申しあげますと共に、“ どうぞ、そちらの方に接客を ” とアイコンタクトを送ってくださったり、ティーブレイクを挟んで再々度御来店くださったりと身に余るお心遣いをくださったことに、心から心から御礼を申しあげます。
またいつものようにゆっくりとご提案させて頂く機会を頂戴できましたら、幸いです。

 

本日は既に平常。和香に鼻腔をくすぐられつつ、小さく鳴る音に耳を傾けつつ、冷めたコーヒーで喉を湿らしつつ服に囲まれる時間を過ごしておりまして、このような、言うなれば SURR らしい放電時間を過ごすときはやはりスタイルの歴史に関して、そして服飾史に関して想いが及びまして、私はそれらのいわゆる史実を一個人的に好ましく思っていながら、それと並行して大切なのは感覚であるとも思っているのですが、しかしながら SURR としての表現を追求すると引き寄せ合うように服飾史と大きく関わる一着に辿り着くのは、至極自然なことなのです。例えばそう、100年ほど前の羊飼いシャツ。

 

 

 

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意図せずに、おおよそ 1 年に一着のサイクルで縁が結ばれ、お客様に向けてご提案という円が結ばれる羊飼いのシャツは、秘められた特出して特徴的な機能性ディティールと、その国が秘める文化的な側面において遥か以前から当たり前のようにショーケースに収められてきたお品ですが、それら現状と現実を差し引いてなお、その機能性ディティール=スタイルは純粋に一着の衣類として魅力的であり、強い求心力を秘めています。思い返すと前回 ( 昨年 ) の2代目にあたる一着は、類稀なる女性にお見初め頂きまして、やはり “ アンティークをアンティークとして捉えない ” という一見の矛盾に満ちているかのような初志を貫徹しようと心に誓ったものであります。
そして、この度の3代目となる SURR 羊飼いシャツは、初代, 2代目と文字通り明確に一線を画しているのです。

羊飼いシャツの1900年代初頭となりますとそもそもが貴重なお品ですので、そう沢山に出逢ってきたわけではございませんが、それら全てはリネン、もしくはリネンとコットンの混紡という素材構成でした。今となってはリネン系統以外の存在を何故想像しなかったのかと不思議に思いますが、想像させる隙は一分も無いほど圧倒的に “ 羊飼いシャツはリネン素材 ” だったのです。

しかしながら前回の旅のとある日にその概念は打ち破られ、奇運なことに翌日に跡形も無く消え去りました。まさに胡蝶之夢。でございます。

 

 

 

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この一着とのご縁を結んでくれたのは、その道 40 年のヴィンテージコレクター。仕事柄と長い経験から幾度か羊飼いシャツを手にしてきた彼でありながらも、40 年目にして初めて出逢うことができたという一着は、リネンではなくコットン素材という、思い付きそうで全く思いつかなかった違いでした。
その存在的希少性のみならず、リネンによる従来とは異なるテクスチャーとドレープを有することで圧倒的に明らかにアンティークな時代のものでありながら、言うなれば 3 周ほど巡りに巡って “ アンティークらしくない ” 現代性に着地しているさまに、それはもう心が震えに震えたものです。

見慣れていたはずのものが、ほんのささやかながら明確な、思い付きそうで全く思いつかなかった違いによって新たな印象とスタイルを獲得するというロジックは、尊敬して止まないデザイナーやアーティストがこれまでに与えてくれた希有な驚きと、尊い感動と一寸のずれも無く同じくでございます。

 

 

 

 

 

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20 – 30s French cotton shepherd shirt

“ 羊飼いシャツはリネン素材 ” という概念が打ち破られた翌日、私は知人が推薦してくれたパリ某所で行われる服飾展に足を運びました。そこはナポレオン 3 世の幼少期の衣類から 2000 年代のメゾンピースまで、フランスの服飾史にまつわる品々を網羅した、それはもう刺激的で文化的で知的な素晴らしい展示だったのですが、そこになんと、リネン素材ではなくコットン素材の羊飼いシャツ、前日に出逢ったそれと同時代の近しい一着が飾られていたのです。

これは私にとって真に おもしろき こともなき世に おもしろく でございました。そもそも旅そのものが人生と同じく World is my Oyster と考えておりますが、それでもこの出逢い、そしてタイミングは印象深かったこともあり、事実は小説より奇なり とここに記させて頂いた次第です。

 

 

SURR by LAILA 福留

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2017 S/S First entry / Diary362
20.2.2017

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2/18(土)より、Spring&Summerのフルラインアップとなっておりますが、おかげさまで大変にご好評を頂いております。
初日は多くのお客様がいらして下さったみたいで(あろうことか私は休みを頂いておりました)、大変に嬉しく思う次第です。この場を借りて先ず、御礼を申し上げます。
「原点回帰」と、今回テーマを設けさせて頂いてはおりますが、私としましては店長としてSURR by LAILAに就任してから初となるシーズンチェンジ。このタイミングがいずれ原点になるであろうと勝手ながらの想いを抱いております。
そしていつもの如く、充実したラインナップを前にお客様の目線でも非常に愉しませて頂きました。
店長である以前に、ファッションが好きでたまらないひとりの男として、1着の服と向き合う姿勢というのも軸として保たせて頂きたいと思うのですが、それを皆様に御伝えする場であるこのDIARYにおいて、“何を”、“どこから”、エントリーしようものか、贅沢ながら悩み苦しんでおります。
走る想いを抑えながら、先ずは本日のエントリーと致しましょう。
 
2017 S/S First entryから、早くも化け物を。
 
 
 
 
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触れるもの全てを驚嘆させる上質の極み。
しっとりと滑らかで、肌に吸い付く目の細かさ。
しかしながら驚くべくはシボ革という選定。
此れがまさか、とお気持ちは分かりますが、圧巻する素材力は扨措きながらもトムフォード氏にかかれば其れに構築美と設計美が加わり、一言で表すならば、「最高」です。
素材力を最大限に活かすべく用いた手法は、先ず裏地を排除、さらに切りっぱなしのカッティングに対する細かなソーイング。そして気を配るは“重量の均衡”。裏地を排除することで獲得されるは軽量さ。そこに前立ては2cm幅のダブルジップに大きめのジップフラッグは適度な重量感があり、其れこそ均衡が保たれるバランスを獲得するべく用いた1手は、他メーカーのプロダクトを用いないという事。というのは語弊かもしれませんが、十中八九の推定で、色味、重み、滑らかさ、形状ともに他メーカーに“イメージに対して適うものが見当たらなかった”ので、オリジナルで製作という拘りを貫いたのでしょう。奇しくも“ジップ”を愛おしく感じたのは、私が偏愛する80s初期のバブアーを除いて初めての1着。
 
 
 
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機能面のみを追求するならば、おそらくダブルジップの仕様も重量のあるジップも不必要。
一枚の極上な素材を目の前に、一切の妥協と迷いのない美しさを追求したこのプロダクトは、雨にも強く、極寒を凌ぐようなワイルドライフには適合しない内容を保持しておりますが、そこにはやはり “男性らしい美” のみが静かにそして強く佇み、砕かず一言で表すならば、やはり「最高」のプロダクト。作品力は然ることながら、1着のレザージャケットとしての魅力を是非ともご体感頂きたい。
 
このクリーム色の逸品を手にしたその夜は、絶妙な長さに設計されたアームの先からいつものリングを光らせ、どうぞ美酒をご堪能下さい。
 
 
 
 
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early 00s GUCCI by TOMFORD double leather jacket with perfect condition

 

 

SURR by LAILA 小林

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来期に関して – 後編 : やりたくてたまらない / Diary361
18.2.2017

 

SURR ではこれまで、シーズンを更新する折にいつも何かしらのテーマを掲げておりました。それは新たな要素であったり新たな編集であったりと、つど主に “ その時の私 ” に則ったものでしたが、ある夜の思案の先の重要な課題に向き合った時に明確となった “ 今の私 ” は、混じり気無く、そしてなんてこと無く純粋に単純に原点に戻りたくなったのです。何かといえば、それは Diary001 で記したことであり前編で申し上げたことでして、その簡潔で明確な軸を打ち立ててから3年経った今の自分という編集点と、昨年から新たに加わった編集点を用いて、変わらぬ要素と変わった要素を織り交ぜて、ヴィンテージという要素が置かれている今の環境を踏まえて、今一度やりたくてたまらないのです。

 

つきましては 17 S/S のシーズンテーマは “ 原点回帰 ”
BGM も設立初月に鳴らしていた、音楽を空間における家具の一種と捉えていた作曲家の、別演奏者スコアとさせて頂きます。

 

 

 

 

 

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SDIM1341

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SDIM1341

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SURR by LAILA 2017 S/S “ 原点回帰 ” Feb, 18

フルコレクションは 2/18 ( 土 ) の 12:00 に一挙お披露目させて頂きます。
皆様にとって僅かでも何かしらの楽しさになれましたら、幸いです。

 

 

SURR by LAILA 福留

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来期に関して – 前編 : 思考の先 / Diary360
15.2.2017

 

2014年の4月に設立した SURR は現在までに 6 のシーズンを過ごしてまいりました。約 3 年間という時を経た今、母体である旧 LAILA 時代から数えると 14 年という時を経た今は、ヴィンテージという要素が置かれている環境、ある種の社会的な立場も変わっていることを、お客様と接させて頂いていて特に、強く強く感じます。
それにはやはりファッションにおける時流と、一種の社会的な時流と、そしてそれ以外の様々が絡み合っているのでしょうが、やはりヴィンテージという要素がそれらにおいて強まっている気配と空気を、実感的に感覚的に思います。そのことは純粋にヴィンテージを愛して楽しむ私としては、やはり素直に嬉しいです。日々がゆっくりと、表参道という街から切り離されているかのように驚くほどゆっくりと時間が過ぎる SURR ですが、例えば空に向かって声を放った時に、以前よりも多くの人々が応えてくれているかのような、そんな心に染みわたる嬉しさを抱きます。

そのように自身が想う “ 今のヴィンテージ ” に立ち返ったある日のロンドンの夜更けにおいて、嬉しく喜ばしい気持ちと同時に頭によぎったのはもちろん SURR のことなのですが、その思考の先に極めて重要な議題がありました。設立から一貫して続けてきたなにがしは様々にございまして、端的に簡潔に申し上げますと “ 上質で尊敬すべきヴィンテージという存在を、それに相応しい編集で皆様にご覧頂く ” ということなのですが、今のヴィンテージがそのような環境であれば、そのような環境だからこそ、自身が据えた “ SURR の軸 ”をより真っ直ぐに伝えなくてはいけない。何かの拍子で軸がずれ、意義が濁ってしまうことは、今のヴィンテージにおいて決定的に致命的な何かなのではないか、という一種の大いなる危機感でした。

 

 

SDIM1341

 

 

来期に関して – 後編 : やりたくてたまらない に続く。

 

 

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example / Diary359
13.2.2017

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R4284398
 
 
 
 
 
 
 
 
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R4284366
R4284367
 
 
 
 
 
 
 
 
R4284364
 
 
 
 
 
 
 
 
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New Member / Diary358
10.2.2017

 
『made to Italy』
 
この11文字が視界に入るや否や、あぁ、この洋服は良い仕立てだ。と、認識してしまうイタリマジックを感じたことがあるのはおそらく私だけではないはず。
“made to Paris” や “made to USA” とも違う、品の良さや生地の良さのみならず、“仕立ての良さ”を感じることができるのは、“made to Italy”の文字本来のポテンシャルか。いいえ、決してそうではないはず。先入観ではないと証明できるのは、ファッションが活き続けてきたミラノという街の影響でも、マルタンマルジェラ氏がイタリメイドに拘りを持っていた事実でもなく、たった2つの手で家系を護ってきた職人により見事にカッティングされ、静かな作業台で丁寧に縫い合わされ、イタリの空気を優しく含ませ、そして世に送り出されてきた生産背景の実態と、我々洋服を愛する者達がその空気を嗅ぎ、肌で吸収し、着用し続けることによる実体験があってこそ。やはりイタリメイドは良い仕立てだ。決してマジックや文字本来のポテンシャルではない、それは、ひとつの真理に近い感覚では。
 
 
 
 
さて、2016年AWシーズンより此方のメーカーが新規加わったのは記憶に新しいところですが、2017年SSシーズンでは、「New Member」として此方のメーカーを新たに迎えたいと思います。
 
 
 
 
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「BEST COMPANY」
 
その製作期間は1982年〜1992年の約10年間のみ。
オフィシャルのビジュアルもある種、アブナい香りもございまして、非常に恰好が宜しいのですが、
そのレジェンディングメーカーなる貴重な御品を、現在2点のみ、お披露目致しております。
 
本日ご紹介する2着の其れ等は、まさに当メーカーのマスターピース。
 
 
 
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R4284479
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真っ赤なネームタグに記されているのはモミの木。
ボディにはアイコニックかつ大胆な刺繍。
約3cmのネックリブは重ね付けの風合いもレギュラーのよう。
 
 
 
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スリーブはセットイン、ラグラン其に存在。
 
 
 
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ネック横のステッチは、裏地に使用している綿糸と同じものを。
何のメッセージ性があるのかは未知ですが、アウトサイドでも着用してくれ、という解釈でまいりましょう。
このスウェットの裏はパープルだぜ、と、ネック横のステッチで伝えたいメーカーの粋心。
 
因に本品は、“パープル”と“ホワイト”
 
 
 
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2017 S/S new member
 
80〜90s Best Company sweat shirts “super natural cotton”
 
 
 
 
 
80年後半〜90年代にかけてのカルチャーと、米大陸に憧れを抱いての各所ディテールがあってか、
米国を代表する某ビッグメーカーを彷彿とさせる佇まいですが、お察しが宜しいようで、勿論“made to USA”では御座いません。
 
 
 
 
 
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やはりイタリメイドは良い仕立てだ。と、ひとつの真理を感じて頂ければ。
 
スウェットにスラックス”という意図もご理解頂けるでしょう。

 

 

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スラックスについて / Diary357
8.2.2017

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“スラックス”か、“トラウザーズ”か、その表現の差異については論争が及ぶまでもございませんが、
厳密に「スラックス」とは元来タックなどが施されたゆとりのあるパンツの総称でありながらも、その後拡大解釈され、ゆとりのないパンツまでもスラックスと位置づけられた模様。「トラウザーズ」とはイギリス英語の読み方、だそうですが、意味合いとしては“パンツ”の総称として何方も当てはまる音ですので、前述の通り、論争すら起きない提起でございました。「スラックス」か「トラウザーズ」か、何方も品の良い音として感じることができますが、弊店におきましては英国音に敬意を表してか、自然と「トラウザーズ」という表現を大切にしてまいりました。
がしかし、2017年SSのラインナップの中でも重要な位置を占めている今回プレコレクションとしましては、ここは敢えて「スラックス」と表現、いえ、ある種のエディットを組ませて頂いた次第です。
目の前のラックに並べられた多数の美しいドレープ、異なるマテリアルから成される個々其々のシルエット、テクスチャーを手に取り、目で感じ、脚を通し、其処で「スラックス」という音を心行くまで愉しんで頂けましたら、我々は今夜も美味しいお酒が飲めそうです。誠に勝手ながら。
 
“「スラックス」とは元来タックなどが施されたゆとりのあるパンツの総称”というセンテンスが事実であるならば、本日ご紹介にあたる1本の“パンツ”に関しましては、より、「スラックス」を感じて頂けるでしょう。
 
 
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スラックスを何本もワードローブに備えているという方はそう多くはないのでは、という印象を持っております。そもそもスラックスを履くというファッション文化があるならば、日本という地は其れに該当しないのでは、と思うくらい街中ではあまり見かけない、やはりそこには縦軸が深い“ジーンズ”という絶対選手が存在するからでは、と、思いますが、だからこそ、敢えてではなく、“だからこそ”、スラックスを履くというアプローチの重要性を感じて頂きたく思う前に、素直にもスラックスは良い、と、ただ其処のみを実感頂けましたら。
仕立てるテーラーと同類で、ウエストやレングス、ヒップ、裾周り、ジャストで履かなければ恰好が悪いとはスラックスこそ当てはまりますが、強ち間違ってはいません。とはいえ、ファッションとして昇華する上では、ウエストはワンサイズ大きいものを、そして裾幅5cmのダブルで短くいこう、いえ、ウエストはジャストで、股上が深くヒップにもゆとりを保たせ、裾はシングルで長めに、何故ならスニーカーしか履かないので。毎月発表会があるため、シャツに合わせるべく、すべてジャストサイズで。
どれも正解でしょう。選択肢は無限に、自由という贅沢な元、御愉しみ下さい。
そして気付けばワードローブに何本も備えていることでしょう。
 
 
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イタリアの至宝と称するに値しましょうか、やはりイタリアという地で仕立てられた極上の生地は、トロピカルウールのように滑らかで優しく、そしてしっとりと織られており、反して目が詰まっているため適度な重量と、そこから獲得されるのはこの上なくも上品に落ちるドレープ。
 
 
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股上は深めでたっぷりと保たれたヒップ周りは、“ジャストフィット”という概念が存在しない領域。
 
 
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逸脱ともいえるディテールは、前方正面左右に施された4本、合計8本のタック。ヒップ周りと同様、生地をたっぷりと使い、綺麗に織り込むことで成立するのは、美しいという形容のみでは表現しきれない“余裕”に尽きるかと。伴い、ベルトループに一癖設けるのは、オーセンティックな面持ちにアブノーマルな香りを纏わせるあのメーカーならでは。「slack」とは英語で「ゆるい」「ゆるんだ」という語源から、スラックスという音は生まれたそうで、丁寧な表現で記すと「余裕のある」に当てはまると思うんですが、その意図をしっかり理解した上で仕立てられたような逸品。
 
やはり此れは「スラックス」で御座いました。
 
 
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R4284342
 
early 80s Gianni Versace wool trousers
 
 
 
 
困ったことに合わないトップスが御座いません。
宜しければこの機会に。

 

 

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「12本のスラックスと8着のスウェット」 / Diary356
3.2.2017

 
 
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2017年SSのラインナップとしましては、“とあるテーマ”に沿った充実したラインナップとなりますが(ここらで詳細を告知しますとややばかり怒られそうなので控えます)、“とあるテーマ”の中でも重要な位置を占めるであろう「トラウザー」と「スウェットシャツ」について、SURRの解釈にて編集をさせて頂きました。
また表題の通りですが、「トラウザー」ではなく「スラックス」と記載させて頂いております。
その表現の差異については論争が及ぶまでもございませんが、近日中にじっくりとエントリーさせて頂ければな、と、思っておりますので、飽きずにどうぞ、宜しくお願い申し上げます。
 
 
さて、この度は、2017 Spring&Summer Pre Collectionsと致しまして「12本のスラックスと8着のスウェット」をご用意させて頂きました。
特にスラックスというカテゴリーに関しましては、ファッションをこよなく愛する皆様であれば実体験済みであるかと存じますが、個々にフィットした絶妙な1本に出逢うまでの道中、いかに困難であるか。
フィッティングは合うが、何かが違う。カラーリングは好みだが、マテリアルがイメージと異なる。
革靴にもスニーカーにも合わせたい。ダブルで短く上げるか、シングルで長めに残すか。
タックインは定石か。ノーベルトでジャストフィットか、ワンサイズアップか。
 
皆様のご要望に全て御答え致しましょう。
裾上げのバランスも気兼ねなくご相談下さい。
 
そして、合わせられるトップスには是非ともスウェットシャツを。
 
 
皆様の1着との出逢いを心より願っております。
それでは。
 
 
 
 
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SDIM1133
R4284201
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2017 Spring&Summer Pre Collections  2/4(土)12:00〜
 
 
 
 
 
 
SDIM1132

 

 

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2017 SS Pre Collections / Diary355
2.2.2017

 
 
 
R4284177 2
 
 
 
2017 Spring&Summer Pre Collections
 
2/4(土) 12:00 〜
 
 

 

 

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服を楽しむ一人として / Diary354
28.1.2017

SDIM0982

先日は合同企画にお付き合いならびにご査収、ありがとうございました。ほんの一滴でもお楽しみ頂けていましたら、ほんの僅かでも何かにご興味頂けていましたら嬉しく思います。一着を主役とし、二人がそれぞれ表現するという目論みでしたが、並べて視ると終わってみると感覚の違いが際立ちまして、私としては有意義でした。スタイルに正解は無く、全て違って全て良いと改めて切に想う次第です。

合同企画は今後も不定期で催させて頂く予定です。なお、私の中では既に新たな案が芽吹いているのですが、例によってそれも大した生産性が無いものの、携わる者が楽しみ、その温度が SURR の要素の一つとなってくれたらと思いますので、その際はまたご都合宜しければお付き合い頂けましたら幸いです。

 

 

それでは今回のエントリーにおきましては、個人的に滅多に得られない熱量で感動させてくれた一着を御紹介させて頂きます。

 

 

 

 

 

SDIM0982

大いに実験的で挑戦的で、前衛的で革新的なコレクションを 10 年かけてモードの世界に提案してきた人物が新たな軸で展開した世界は、それまでとある種の逆をゆく極地的な正統派であった。   Maison Martin Margiela が99年に発表したメンズコレクションを、私はそう捉えています。
彼の感性と肌感覚のふり幅と、それを実行する決断力と、それを実現する実力には本当に感動させられると同時に、その正統的な一着一着に秘められたメッセージにも服を楽しむ一人として純粋に心から感銘を受けるのですが、こちらのニットには、いやニットプロダクトには、本当に心から驚かされました。

 

SDIM0982
SDIM0982
SDIM0982
SDIM0982

フランス軍において着用されていたコマンダーニットをお手本とした本品は、その背景に則ったミニマムかつ性差を問わないスタイルとしての ” 強さ ” を秘めています。船底を模したボートネック、コンパクトにフィットする長くタイトなリブ、可動域の広さと着用を重ねるうえでの明確な利点となるアームの接続、強固さを演出するかのような詰まった編み。それら全てに洗練性とモダニズムをもたらす素朴で実直で、何より品性に溢れるウールクオリティ。
そして、正統的なニットとしての構成でありながら、それに秘められたカットソー、いやカットソーというよりも肌着という表現が相応しい ” 成り立ちのメッセージ ” に心が震えます。それは首元などの折り返しをご覧頂くと顕著なのですが、各所の仕上げに古き良き肌着のそれが採用されているのです。

これらは本当にささやかな要素ではありますが、一般的なニットには注がれる事のないアレンジですので、やはり着用時に心地良い違和感的輝きを効果的に発揮してくれます。この、極地的正統派に秘められる、有り体に言えば ” マルタン・マルジェラらしい ” スペシャリティーは、彼が過去 10 年間に表現した様々な大胆なモードと根底で繋がった、彼だけが持つ感性の別の形なのでしょう。

 

 

 

そして何より興奮し、その興奮が収まると火照った心にふと “ このようなこだわりの形は、もはや頭がおかしいとも言える ” という想いを芽生えさせたのは、誰に向けてでもなく、着用者に対してのみ真摯に発されているであろう、編みを通したメッセージでした。

 

 

 

SDIM0982

ニット全面に “ 点 ” をご覧頂けるかと思うのですが、まるで着古して糸が抜けているかのようなこれらは全て、編みの段階で施されたニットワークなのです。不規則ドットのように並ぶ一つあたり 2 mm弱のそれは、前述の通り着古したスタイルそのものを表現しているのですが、不規則でありながらどこか規則性を感じさせつつ、全面に渡ってロングショットで視れば均等とも言えるコントラストで配置されておりますので、やはり純粋な着古しとも異なる存在感を発揮してくれるのですが、

とにもかくにも分かりづらい。例えば向き合って話している相手が1時間ほど経った時に初めて気付くような。それも Bar などの薄暗い環境ではなく蛍光灯照明や太陽の下で、何より相手が勘が良くてはならないという条件が揃って初めて気付くような分かりづらさ、繊細さなのです。

 

 

 

 

 

SDIM0982

99s Maison Martin Margiela , military styl knit product.

さて、ここまで書いて一旦コーヒー小休止。落ち着きました。
とにかく正統派でありながら明確なメッセージと、捉え方によっては、誤解を恐れずに表現しますと頭がおかしいとも言えるこだわりが、想いが注がれた一着です。

服などの物質たちは現実的にも暗喩的にも言葉を話して主張しませんが、しかし、ある側面においては現実的にも暗喩的にも明確に主張してくれます。話し方はそれぞれですが、中にはこちらのように口数が極めて少ない、ある種ゼロとも言える一着が存在しますので、その服に替わって言葉を発して主張することも私達の大切な生業だからこそ、この度御紹介させて頂きましたし、この服の主張すべき要素が特出しているからこそ、 SURR の空間において現在は特別な形式で表現させて頂いているのです。

これについて書けて良かったです。琴線触れられましたら、是非に。

 

 

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1本のジーンズについて / Diary353
26.1.2017

 
セーターについて」書かせて頂いた際、ジーンズか、デニムか、ふと頭をよぎってしまいまして、今回は其方の内容を合わせたエントリーとなりますが、該当する御品について、1999年に誕生した1本の最高傑作をこの場を借りてご紹介させて頂きます。
 
“ジーンズ”か、“デニム”か、その表現の差異については論争が及ぶまでもございませんが、
厳密に「デニム」とは生地を指し、「ジーンズ」とはその生地を用いた衣類を指す、という簡単な定義付けがあるようです。(因に「ジーパン」とはその生地を用いたパンツを指す模様)
なるほど、ニットとセーターの位置づけに極めて類似している関係性です。現代では、デニム生地にて仕立てられたボトムスを“デニム”という音を用いることが一般的であるとわたくしも認識しておりますが、やはり店頭におきましてもお客様からは「デニムありますか」と問われることが殆どでして、わたくしも物心ついた頃から“デニム”という音を無意識に使用しておりました。仮に「何か良いジーンズありますか」とお客様から問われることならばドキっとしてしまいそうですが、その“音”が一般的に使われなくなった要因としてやはり挙げられるのが、「デニム」という生地の拡大解釈が広義にそして無意識な認識としてその波が広まった事による反対解釈論。さらに、生地の拡大解釈というところで詰めますと、織りや綾、生地の生産国、地域、染料が天然か人口か、インディゴか藍か、ステッチの種類、さらにシルエットや履き方、着用者の体型体格、歩き方座り方、洗う回数、様々な細かいディテールや要因、種によって“染料の落ち方、具合”が異なり唯一無地の仕上がりになる「ジーンズ」を愛する者にとっては、唯一無地にするためにその【生地】がいかに重要であるかの認識は至極当然であり、重要だからこそ、生地を用いたボトムスまでも「デニム」という音を用いるようになったのでは、と憶測ですが。その認識が拡散したのはやはり此方も情報社会だから、というひとつの事由が挙げられるでしょう。
 
とはいえ、「ジーンズ」という音について、どこかレトロな印象というより、高級で贅沢な音として聞こえる気がするのですが、ジーンズというとヴィンテージの其れ等を思い浮かべてしまうからなのか、理由はどうであれ、やはり、どこか贅沢に思えます。
 
生地が重要であるからこそ、特に本日ご紹介する御品に関しましても、「ジーンズ」に拘らせて頂きます。
 
 
 
 
 
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mid90s〜1999s」ラインナップの一部より、
 
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存在感が桁違いな此方を。
 
 
 
 
 
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1999S/S first mens collection Martin Margiela Blue jeans “Japan cotton denim”
 
 
 
 
 
5
2
 
6
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3
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Martin Margielaの歴史を辿りましても、過去にプロダクトされてきたブルージーンズの中で唯一、“日本製のデニム”を使用したジーンズが発表されたのは1999ss、メンズコレクションがスタートしたファーストシーズンのみ。1999年という年代では彼がHEREMSレディースのクリエイティブディレクターを兼任していた時代でもあり、HERMESというトップオブメゾンの素材への絶対的な配慮が冠の元で見事に昇華されたシーズンといっても過言ではなく、世界的見地からみましても圧倒的なクオリティを誇る日本製の生地を用いるというマテリアルの精選は、十二分理解に到達するでしょう。なにをもって、完璧なブルージーンズと定義するかは各々其々の判断基準が御座いますが、本品に関しましては、ダブルエックスの迫力ある色落ち、という表現とも違い、緩やかな色差を滑らかかつフラットに落ちる66前期ともまた違い、特有独特のインディゴの見事な落ち方は新たなオーセンティックという境地を獲得するに納得がいく面構えであり、顕著に表現されているシーム部分の中で、最も落ちている箇所はパールホワイトクラス、インディゴブルーとの色差から見て取れるあまりにも美しい仕上がりに、日本の地で再度出逢えたことに歓喜を覚えずにはいられません。約9600km離れたイタリアの地で文句の付けようもなく仕立てられた1本のジャパンメイドは、1999年という伝説的な時代に、たったひとりの男性とアトリエの数人によってプロダクトされた事に敬意を払いながら、そう、なにをもって、完璧なブルージーンズと表現するか各々其々の判断基準が御座いますが、そのクリエイションされてきた過程に思いを巡らせ、目の前にある1本のジーンズに脚を通したその時は、鏡の前の貴方と向き合った自分を静かに見つめ、「ジーンズは贅沢だ」と、納得の境地に到達することでしょう。
 
 
 
 
 
R4284085
 
 
 
 
 

 

 

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mid 90s 〜 1999s / Diary352
20.1.2017

 
 
 
 
 
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R4283906
 
 
 
 
 
R4283893
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R4283877
 
 
 
 
 
R4283910
R4283916
 
 
 
 
 
R4283882
R4283885
 
 
 
 
 
R4283886
R4283865
 
 
 
 
 
1/21(土)12:00 〜

 

 

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合同企画1_Style_文字数制限 / Diary351
19.1.2017

 
 
合同企画“Style”も寂しいもので本日最後のエントリーとなります。
とはいえ同じ“Style”企画なのか、将又別の企画かは定まっておりませんが何れまたエントリーさせて頂きたいなと思っている次第です。
それでは「文字数制限」350文字以内の編集を御愉しみ下さい。
尚、1/20より、1999年までのアレをお披露目致します。告知はまた後日。
 
 
これより、小林店長
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R4283820
 
 
 
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R4283826
R4283829
 
 
 
R4283830
R4283832
 
R4283839
R4283840
 
 
 
明々白々な程に正統的でありながら独特なアトモスフィアが漂うのは、生命の力強さを発揮しているバージニアクリーパーでも、灰色のコンクリートから青空へ伸びる情熱色でもない。46番地で挑戦的な出立ちをしているわけでもないが、争う事なく各品目を調律させているたった1着のテーラードは柔和な色気を奏でながら、コシと力強さのあるアンティークウールより仕立てられた1800年代の其れを「毎日着ている」という匂いで覆い尽くしているからであろう。
名品M-47の裾の釦は最小位置で留め、絞った上で無造作にワンロール。
ブーツを2ホール余らせるのは粋な計らいなのか面倒くさいのかは知る由もない。ミリタリーにエルメスをチューニングするのも定石のようだ。マスターキーはいつも首から下げている。
其れ等が物語るのは「毎日着ている」という匂いだけだ。
 
 
 
R4283813
 
 
 
総字数 350字
 
 

Jacket : 1800s French bespoke tailored

Knit : 1999aw Martin Margiela
Trouser : 50s French military M-47
boots : 50s French military
belt : 1976s Hermes
strap : Mid90s Gucci by Tomford

 

 

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これより、福留
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SDIM0820

最後の主役は 1800 年代後期にフランスで仕立てられたビスポークテーラード。現代のジャケットと数多くの相違点がありながらも大きな共通項の一つはフィッティングルールです。

骨格や筋肉があるからこそ成立する出で立ちは、数少ない男性ならではの輝きですが、それはあくまでも美学の一つ。何かに重きを置いて構築されたとして、それをくみ取って尊重するか否かは現代において 120 %選び手に委ねられます。尊重も良し、独自解釈も良し。大切なのは着用者の心にフィットするか否かです。過去や歴史を尊重することによって最大熱量が得られないのであれば、極論ですが、過去も歴史も忘れて自由に捉えた方が絶対に良い。

 

 

SDIM0820
SDIM0820

今回のスタイルメッセージは “ 閃き ”
瞬間の気分に 120 %尊重したのですが、前日の深酒がしっかりと残っていたおかげでいつも以上に自由。な気がします

 

 

総字数 350字

 

 

 

SDIM0820
SDIM0820

Jacket : 1800s French bespoke tailored

Jackt / inside : 80s Barbour , The Military
Knit : 80s Corgi
Trouser : 80s Italy Levi’s
Shoes : 70s Alden

 

 

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