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2月18日より事有る毎に復誦しております勝手ながらのひとつのテーマ。我々の尺度と解釈にて“男性らしさ”に行き着くのはいつぞやのエントリー通り。テーラードというステージは弊店としてもひとりの男性としましても欠かせない絶対的領域と意見。定石に従い身体で着用するも良し、パーソナリティを尊重しワンサイズ上げるも良し。ワードローブの数在る中でも突出して男性のシンボルマークと成り得ますので、熟考を重ね納得の境地にて選定した1着との出逢いを、少しばかりでも御愉しみ頂きたい次第です。

あらゆるマテリアルを横線に挙げた際、コットン程素晴らしい素材はない、と、私の中でちょっとした贔屓が存在します。触った際のテクスチャー、肌触り、凡庸製。特記しまして其れが“テーラード”であれば尚更。男性が着用する上でテーラードは上質なウールやシルクが最もパターンを美しく魅せ、即ち、着用者をよりエレガントに魅せる、とはご認識の通り。そのステージに“コットンテーラード”が存在することは男性を美しく魅せるためのベクトル以外にも少なからずの事由があるだろうと、「通年着用できる」「洗える」「タンブラーという選択」「水への享受、天候の支配」「酒の席でも大船」さらにコットン素材を使用しているテーラードを吟味した際、その魅力の正体は“アンコン仕様”と気が付くまで時間もかからず。裏地、芯地、肩パットの排除という試みは、特にヴィンテージ、ミリタリーというステージに多く見受けられます。例えば其処にメゾンの美意識が加わったらどう化けるか。先人達の試みと、過去のヒストリーピース、時間を吸収した最高のポテンシャルを発揮する1着。“コットンテーラー”という括りを弊店のフィルターを通した際に着地したひとつの企画“サマーテーラー”。マテリアルはコットンを中心に、極上のリネン、ライトウール、上質のシルク。夏でも十二分にテーラードを御愉しみ頂けるように。





80s Hermes linen & light wool tailored jacket “navy blue”



60-90s tailored jacket “marine striped”




40s British railways cotton tailored jacket







early80s Ginanni Versace cotton tailored jacket over style “dead stock”



90s Dries Van Noten cotton tailored jacket

80s Issey Miyake patch work tailored jacket



40s British cotton tailored jacket “special detail”
一部のみのエントリーですが、悪しからず。
全て4/28(土)12:00〜 よりお披露目と致します。
皆様のご来店をお待ち申し上げております。

SURR by LAILA 小林
03-5468-5966
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小林店長の一言をきっかけに前回の旅で追い求め、幸運にも出逢いが叶った一つの編集は、原点に立ち返ることを目的とした今シーズンにおいて、私にとってのハイライトと言えるセレクションに相成ってくれました。
文言として定期的に用いていながらも、想い返してみると行っていなかった編集方法。設立から 3 年経った今でもなお、声を大にして御推奨したい世界です。






職人による最終的な手ほどきを経て、ようやく準備が整いました。近日のお披露目にご期待頂けましたら幸いです。
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連日ご紹介しております「Vintage leather shoes」ですが、予告もなく唐突に開始致しまして、Vo.3にて漸く終局致しました。仏が誇る2大双璧共に、充実したラインナップとなっておりますのでフィッティングは密にご相談頂きながら、長い付き合いとなる1足をじっくりとお選び下さい。其々エントリーにつきまして特別センテンスを設けず挑みましたが、各メーカー、モデル共にその背景やディテールなど店頭にて此方も密にご説明させて頂きます。
さて、今週は間髪入れずに。

“異素材”をテーマとした内容。
特質的なテクスチャーを獲得する上で重要視されるは謂わずもがな、マテリアルの選考。加工というプロセスが存在するか否かは扨措き、上記選考に際して厳格なる基準を設ける事で成し得たであろう“特質的なテクスチャー”は、触れる、着る、脱ぐ、という行為を経て、我々が確実に感じることのできる領域。コットン、ウール、リネン、レザー各種、シルク、さらに細分化しようものなら当然に両手の指では挙げきれず、それでいて極上か否かの判断基準は極めて難しい一線でありますが、其の1着に対する最終的な判断を下すは作り手ではなく、瞭然なまでに着用者。「此れは素晴らしい素材だ」と、判断に至ったその刹那にクリエイションの過程で設けた“厳格なる基準”の理解に到達すると同時に、感覚的という不確かな領域にて、クリエイターとシンクロする瞬間であるはず。今回は「コットン」「シルク」「レザー」から取って置きの3着を。




80s Hermes silk Button-down shirt “Side vents”



90s Dries Van Noten light cotton daily coat



90s Lieve Van Gorp Leather T-shirt with viscose full lining “ZIP detail”
それでは皆様、よい週末を。
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Vintage leather shoes Vo.3 “GUCCI special pieces”





90s GUCCI single monk strap brogue shoes “blue leather & aging suede”






90s GUCCI 4eyelet grain leather shoes
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Vintage leather shoes Vo.2 “J.M WESTON collections”













70s J.M WESTON 598 split toe darby

70-80s J.M WESTON 180 signature loafers “Brown”

70-80s J.M WESTON 180 signature loafers “Black”

90s J.M WESTON 590 full brogue

70s J.M WESTON full brogue “triple sole”

80s J.M WESTON 690 yacht darby
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Vintage leather shoes Vo.1 “Paraboot 3pieces”

80s Paraboot short boots

80s Paraboot plain tow design leather shoes

70-80s Paraboot super aging leather “avignon”
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国、時代、文化、美学、背景、様式、環境、「Military piece」を様々角度で検証する際、あらゆるエレメントの複合的結晶ではなかろうかと思案に暮れますが、例えば1着のミリタリーピースを横線基準とする際、生産国によって色は変わり、時代によってパターンや素材が改良され、国によっては美意識が盛り込まれ、国勢、当時背景は生産数に波を生じ、セクション及び階級が変われば使用様式も変化し、生産環境はたった1着の服に影響を与えましょう。大袈裟ながら偏に否定しきれないのは数々の名品と詠われたミリタリーピースが実在してこそ。

愉しいという表現は不謹慎と頭を過りながらも、ファッションというフィルターを通した際、やはり“愉しい”と感じるのは名品と詠われた数々のミリタリーピースはあくまで現代の認識の上に成り立っているカテゴリーであり、生産当時は紛れもなくリアルクローズとしての存在意義と理解しているからでは。メゾンにおけるデザイングピースとは違い、各所ディテールに必ず意味内容が存在することは自明の事ですが、其れを具体的に究明していく面白さないし判明した際のトキメキと、将又、判明しない段階でさえも現在のファッションフィルターを通した際にどこかモダンだと解釈する愉快さもまた。其の様な解釈にてミリタリーピースを日常に昇華する喜び、あらゆるモーションに耐えながら日々を過ごす中で「なんて、タフネス。」と驚きながら時間と身体の形状を覚えさせていくプロセスにもまた喜びを覚える方も少なくないのでは。醍醐味でしょう。

と、ミリタリーというステージをご紹介する際には、前述のようにエントリー致しておりますが、本日ご紹介しますはミリタリーにカテゴライズされながらも、あくまで、いえ、敢えて1着のプロダクトとして検討のベクトルを向けて頂きたいと、強く、想う、次第です。


グレージュの絶妙なカラーパターンは日々のモーションによって動きの在る立体感を獲得。とろみがあり、しっとりとした顔立ちに反してライトウールのような起毛のないテクスチャーは、通年着て頂ける抜群のポテンシャル。


パターンはフライトピースのショートブルゾンですが、国の美意識から生まれた特性か、身幅、アームと適度に絞られモダンなフィッティング。前見頃、後ろ身頃には左右に施された天地に伸びるアクションプリーツ(厳密には左右に開かないのでアプリーツとしてのディテールのみ)。比翼の前立てとモダンなフィッティングに反しての大胆なディテールは、デザイングされたような佇まい。前見頃はプリーツに隠されたようにスラッシュポケットを完備。


early90s French military flight piece design blouson “dead stock”
冒頭の通り、ミリタリーというステージにおいては“紛れもなくリアルクローズとしての存在意義”ですので、ファッションとしての“デザイン”は存在していない、とは断言できませんが、素直に肯定もできないのが事実でしょう。と、論争に立ち向かえる程のモチベーションを与えてくれるは、この1着の確かな存在こそ。本日のエントリーはミリタリーにカテゴライズされながらも、あくまで、いえ、敢えて1着のプロダクトとして検討のベクトルを向けて頂きたい、と、勝手ながら熱い想いが御座いますので、定石の如く申しておりますように“フラットな目線”を保って頂き、1着のプロダクトとして向き合って頂ければ。様々角度で検証した際、あらゆるエレメントの複合的結晶であるミリタリーピースと確かなる1着なのですが、あらゆるエレメントを円グラフに置き換えますと「美」が突出する程に、モダンゲージは最高レベル。頭では理解していても尚、この1着はミリタリーピースか、或いは。

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12月のエントリーから早いもので約3ヶ月が程経過しましたが、ジェンツとジュエリーの関係性は密接である事を今一度の提唱としまして、今回は改めてシルバージュエリーの魅力を。無論のこと全て一点物で御座います。厳正かつ慎重な選定の上、一期一会に相応しいプロダクト群。手の平に無造作に置かれた際、物体そのものの魅力が静寂の中にも確実に放たれる重みを感じて頂けましたら。
初見にて水晶体に飛び込んできた其のひとつのプロダクトを先ずはお手に。次にミラーの前へ。後にご説明と致します。物に選ばれる感覚に心を委ね、じっくり考察とまいりましょう。謂うまでもなく、永い付き合いとなりますので。

1940s〜early2000s Silver jewelry
次いで今回は表題の通り。
極上のファインジュエリーを3点のみ。
本日は意地の悪い店長の思惑にて文章のみエントリー。明日、Instagramにて各カットをUP致しますのでどうぞ御愉しみに。とはいえ、4/8(土)明日よりシルバージュエリーと合わせて店頭にてご覧頂けます。

皆様のご来店をお待ち申し上げております。
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アーティストやメゾンの名が刻印された、手掛けた元、製造元が把握できる品々と相対するアノニマスジュエリー。
ヨーロッパという国の特性上、様々な国・年代・スタイル・コンセプトのジュエリーが点在しますが、エレガントで普遍的で、何よりジェンツに提案したいと思えるジュエリーは極少数。弊店においてその取捨選択の基準はやはり一言で表すと、“上質なテクスチャーであるか否か”此処に尽きます。現代においても一部受け継がれているアンダーグラウンドな文化ですが、特にアートジュエリーという概念が誕生した60年代頃において、ジュエリーアーティストの間で「あえて自分の名を記さない。刻印を残さない」という行いが一部で流行していたのも事実でして、弊店において厳格な基準の上精選されたアノニマスジュエリーも、そんな創り手の「刻印ではなく物として判断してほしい」という願いが込められた名も無き芸術家による逸品として、また上質かつ確実な存在として、皆様にお披露目致しております。
と、熱い想いを冒頭より記しておりますが、ジュエリーといいましてもそう堅く身構えず、其れこそフラットな目線というのを常に御持ち頂き、あくまで日常に昇華させるモノであるということ(そこには特別な思い入れを付加させることができれば最高ですが)という想いは一寸も変わらず、年代、背景、文化、メーカー、職人、国、其れこそ様々とカオスティックな弊店ならではのヴィンテージジュエリーを御愉しみ頂けましたら。
早いもので気が付けば4月。日々のニットから日々のシャツに、そして日常にジュエリーを。

about 30s French white cotton shirt “pullover style”
×
50s French snake bangle
early 90s European crazy PIG design ring


60s British military royal airforce repair shirt
×
40s French antique 18k ring “Topaz & Diamond”
80s Yves Saint Laurent design bangle


50s US work crush shirt
×
60s French silver bracelet “9horse heads”
60s Georg Jensen silver ring “Eagle”
60s Georg Jensen silver design ring

about 30s French beige cotton shirt “pullover style”
×
60s French silver & red stone bracelet

90s Yves Saint Laurent oxford red shirt
×
60s David Andersen silver & cloisonné ware bangle
60s French lion ring


70s US military general shirt
×
50s OMEGA self-winding watch “Seamaster” with 50s Metal band
60s French silver bracelet “rope style chain”
30s French antique 18k ring “twist”


40s French white cotton antique shirt
×
40s French antique silver bangle “art deco”

30s French antique silk shirt
70s British cufflinks “lion motif”
×
90s Cartier tank vermeille coating
40s British antique 22k ring “pure yellow gold”
30s French antique 18k ring “twist”


80-90s Best Company sweat shirt layered style “five birds”
×
60s French silver short necklace “snake style”


about 30s French beige cotton shirt “washing pullover style”
×
50s French silver bracelet “joint plate”
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弊店におけるDiaryの編集ですが、ディレクター福留より全権を一任されてからというもの、大変に申し訳がない程にその日の“気分”で書かせて頂くことが殆ど。週に4回5回書く日もあれば、週に1日しか書かない日も御座いまして、将又、何を書こう、と少しでも悩むものなら書かない選択を続けてまいりまして、そこに「何故なら」と、意味はないのですがやはり事由を煎じ詰めると“気分次第”に行き着く始末。とはいえ、そんな気分に左右されるDiaryの舵取りに対してディレクターより一喝が御座いませんので、おそらく彼もその日淹れたコーヒーの味が納得するものか否か其れによって「よし、今日は書こう」とキーボードの音を鳴らしていたのだろうと、あくまでポジティブな空想ですが。
こうラインナップが充実しておりますと、“何を書こう” いえ、“何から書こう”という思考は当然なまでに生じるものでして、とはいえ私個人の想いとしましては1点1点じっくりとエントリーさせて頂きたい程の熱いハートは胸に秘めておりますもので、詰まるところ“決めかねる”という情けない結末を迎えるわけです。其れが、気分次第で書かない選択を続けてきたという簡単にも言い訳に値するのですが。
そんな本日、連日の悪天候から打って変わり日光がよく入ります。現在14:07。気持ち良い天候に恵まれ窓から燦々と注ぐ太陽光から振り返ると1着のカーマインレッド。気持ちのよいままキーボードの音を鳴らすとしましょう。お気付きの通り本日は気分が良いので。

80s Lacoste cotton cardigan “Carmine Red”


アイコンでお馴染みのフランス仕立て。季節当然のコットン素材のカーディガンはカーマイン。この辺りはメーカーで選択するというより、美しくも赤いコットンニットを手に取ったら偶々某メーカーだった、くらいが丁度宜しいのでは。


繊維の隅々まで目を凝らすと、前立ての随所にホワイトコットンの糸がちらほらと。強度を増すべく初代オーナー様が施したのか知る由は御座いませんが、このステッチ群を発見してから2歩引いて日光に当てながら再視。目が覚めるカーマインレッドはホワイトとの相性が最高だと私も目が覚めました。

70s Pierre Cardin dress shirt
(with 60s British cuff links)

洗いざらしのホワイトコットンでも宜しいですが、しっかり皺を伸ばしたドレスシャツはフレンチスタイル。昼間のブルージーンズからスラックス。得意満面にダブルカフで最高のウィークエンドナイト。
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標高最大4,792m。アルプス山脈最高峰モンブランを眼前に創業。冒険者を讃えるが故の命名はフィンランド語で“北極圏”を意味する「NAPAPIJRI」

ネームタグに記された、geographicとは直訳で“地理”。世界規模の“地形”という解釈がよいでしょうか。注がれるベクトルの意図をgeographicのワードで感じて頂けるかと思いますが、容赦ない大自然に挑む屈強な精神に向けたプロダクトではなく、あくまで民間のメーカー、昇華されるは日常の冒険者のために。

90s NAPAPIJRI cotton knit tops



選定は肌馴染みを前提にコットンのみ。ミドルゲージで編まれたハーフジップスタイル。身体に沿うまでいかずも広く保たれたわけではないミドルレンジのフィット感に対する、裾の左右に施された広がりのあるスリットはお茶目な余裕。頭が堅いジェントルマンにナードなスタイルを提供。



with 1999A/W Martin Margiela black light wool slacks
兼ねてより提唱しているスラックススタイル。目元には2サイズ大きいティアドロップで決まり。
縦軸も横軸も広いラインナップを構える弊店においては、都度、都度、ラッキングされている一着のプロダクトに対してフラットな目線を保つということを軸として皆様にもお伝えしている次第ですが(例えばネームハイドというアプローチ)、時にネームの裏に秘められたる大小濃さ薄さ深さ浅さ問わず、その内容を理解することにより得られる豊かさも確実に在ると、生意気ながらも心得ております。本品は俄然後者。

確固たるイタリメーカーで在りながらプライドの表現では地球上最北端の国旗。全てのアドベンチャーが集う終着駅がノルウェーというひとつの国である事に敬意を払う姿勢。此れでいてベクトルの昇華口は日常の冒険者。どうぞお近くの図書館へ。リアルでは体験できないアドベンチャーの宝庫でしょう。
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Newarrival0325に負けじと贅沢なエントリー。光を得意としますが今回は雨模様。暗めのアングルを愉しみます。


1913年創業のマスターピース。永い人生の相棒に。

70s Schott riders jacket “one star”

90s NAPAPIJRI cotton knit harf zip tops
ご存知の方はアドベンチャー。ノルウェーに敬意を払うイタリメーカーは日常の冒険者のために。


70s US military general shirt


1月頃ご紹介しました此方同様、最高のクオリティ。密が濃くしなやかなテクスチャーは漆黒のラム。

90s GUCCI by Tomford leather trousers


2017年SSより新規ラインアップに加わったイタリ製の極上コットン。ローズピンクはメーカーフラッグ、カーキは5種の鳥。こちらはバードウォッチャーのために。襟付きのレイヤードスタイルはビジュアル(オフィシャル)に類似のディテールが載っていたのでわたくしの懇願叶った一着。当初スタイリング提案通り、是非ともスラックスで。ユーモアではなく本気のジェンツスタイル。

80-90s Best Company sweat shirt rose pink “maker flag”
80-90s Best Company sweat shirt layered style “five birds”

濃淡でこそ圧倒的

初代オーナーはリアルバイカーによるカスタム。チェッペリン好きでも、UFO信者でも。最も自由な時代の象徴。

70s Wrangler custom denim jacket by real bikeer

90s Yves Saint Laurent summer wool tailored jacket
一切の隙を排除した完璧なテーラード。


1800年代のアンティーククローズは久しく、ですが、所謂ダスターコートとしての役割を担う当時のトライバーズコート。ヘビーリネンと命名する程に高密度に織られたリネンは、正反対に位置する“屈強”という2文字が適いましょう。「アンティークをアンティークらしく」というベクトルは不必要とわたくしも同意見。


1880s French antique drivers coat “heavy linen”
4/1 (土)より。嘘では御座いませんのでご安心を。
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間髪入れずのエントリーとなり誠に恐縮ながら、ご無沙汰でのNewarrivals。
このタイミングとお察し頂ければ幸いですが、最高レベルのラインナップ。
この興奮具合はどうせまた字数多めだろうとどうか溜め息をつかず、御付き合いの程をお願い申し上げます。



1960年代の“H” 神妙の至り。


某メゾンピースの原型は、最高ディテールのスポーツスタイル。





トップオブメゾンが選択するサマーコーデュロイはマリンブルー。

80sのイタリ製はやはり最高のコットンニット。なんて綺麗な色合いと織り。遠くから覗かないでどうかお近くで。

プレタポルテが拡散し出す全盛期P.Cardinネイビーブレザーは極上のダブルブレスト。
驚異的なポテンシャルを秘めるは某メゾンのサンプリングソースに成り得たBigE。
メゾンと歴史が物語るワーカーズ。奇しくも同じ60年代。
現代でこそオーセンティックの香りで括れるのが可笑しくそして奥床しく。

アートリペアの領域とリアルクローズとしての佇まい。
ハンティングアウターにはカーマインレッドのカーディガン。


“H”の冠を堂々と。申し上げる事は何も御座いません。



オートクチュールコレクションを発表する3年前であることに納得させられるような佇まい。
将又プロトタイプとしてのポテンシャルか、大筋“意識”の領域にて確実にベクトルが向けられていたはず。



1994年製。万感胸にせまる思い。
3/25 (土)〜
皆様のご来店をお待ち申し上げております。
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有色と無色が重なる際に視認性の関係で有色に目を奪われ、その“光景を視る”という行為によって切り取られた画は、目線が逸らされる最期まで“有色で終わる”ことがしばしば、と無意識に皆様もそうであると思いますが、それは決して正誤の物差を必要とはせずあくまで人間の特性上の内容であるかと予測します。有色と無色の関係性については単に色がある、ない、の差でありますので関係性も何も御座いませんが、目線が逸らされる最期まで“有色で終わる”現象を挙げるとすると其れはひとつの関係性に該当するかなと。そもそも無色というのは色がない、ですので、透明という表現が適切でして、例えばとあるコートのグレーと薔薇の赤を同じ画に収めた際には其れ等は有色と無色ではなく、有彩色と有色の関係性でありましょう。とはいえ、有彩色と有色の関係性も上記同一。結論として、我々は発色の良さに目を奪われやすいという事。その素晴らしい色合いをした有彩色を画から排除してみると素晴らしい有色が存在しているとも知らずに。いえ、有色の存在が有彩色を際立たせる、という表現が適切でしょうか。




80s Issey Miyake trench coat grayish cotton
作品としての魅力があってか、構築的な美しさが伝わる御品ですが実生活に関わる物として機能的であり快適であることをデザインに落とし込むのは三宅氏ならでは。身幅から広がるようなドレープシルエットに対して力が強く加わる箇所には補強ステッチ。ウエストベルト自体に釦を配置しシルエットを固定できる仕組み。前見頃はセットインに対してラグランのバックアングル。当然にダブルブレスト。ヘビーデューティーな仕様とタフネスな生地と相俟ってラグジュアリーな印象は旅先でもいかんなくポテンシャルを発揮するだろうとトラベルコートとしての認識も。何より打ち込みの良いコットン地はスチールグレー。何かとカタカナ多い様子。

周りの有彩色を際立たせる最高の有色でありながら、桜満開の元でも、目線の最期にスチールグレーで終わることが叶う逸品。
意気揚揚と釘付けにしてまいりましょう。
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プレタポルテ全盛期に立体化された2着の仕立ては英国の某王道を貫いてはおらず決してミリタリースタイルでもなければモダンな雰囲気を獲得しているわけでもない。最寄りの国を挙げることは叶わず、絶妙な狭間に落ち込んだような独自性を保持していると表現したほうが宜しいでしょうか。正統的とは言い難い印象は独特の生地があってか、将又釦の選定、言わずもがな内1着の色は厳しくも断定し難い程の深みを帯びおり、内1着は皺を伸ばすことを躊躇してしまう程の手触りを感じるのは実正そのもの。とはいえ反逆的、挑戦的でもなく、極僅かに空いた隙間のみを目指した計らいを感じながらもオーソドックスな香りを僅かに纏わせる術にかかったトレンチスタイル。愛されるわけです。

left 80s Yves Saint Laurent trench coat with Removable Liner
right 80s Yves Saint Laurent trench coat “Special Peacock Green”
先日お話したように、恐縮ながら偏愛ともいうべく嗜好項目のひとつに“ハーフコート”が挙げられるのですが、とはいえロングコートが苦手、というわけでも当然に御座いませんで、一方で嗜好項目といいましても拘り抜いている程でもないので汗顔のいたりですが。幾分脱線しますが、先日ディレクターに連れられた飲みの席にて同席の女性に、男性はギャップが大事とお言葉を頂きまして、改めて心に刻みました。良くも悪くも意表を付く試みというのはある種の挑戦であり、本来は第三者にそれを挑戦と捉えられず自然性が帯びていれば“良き男性のギャップ”に繋がるのでしょうが。其れを聞いたディレクターは、小林の場合は背中に龍では、と終始ふざけておりましたが、ともあれ、考えた上での“良きギャップ”というのは難しいものです。

通常ロングであるはずの例えばオーバーコートが、例えば膝下まで雨から護るトレンチコートが、ハーフコートの領域にて目の前に存在していたら自然反応にエキサイトしてしまう此れは、ある種のギャップ現象でしょうか。「強面なのにハニカム笑顔」「幻獣のような腕っ節で繊細なみじん切り」「本の虫の背中には龍」「本来長いはずのコートの着丈が短い」ギャップの広域的に認知されている内容は、おそらく逆説の意が殆どかと思いますが、この理論で捉えるとだいぶニッチな例えに。その上対象がヒトからモノに。“先入観が覆された”は、果たしてギャップと同意なのか。そもそも「ギャップ」という言葉自体が気になり掘り下げますと、“隙間”という単語が該当するよう。考えだすと私が深い溝に陥りそうです。ともあれ、この1点に向き合いますと、正統的でもなく、反逆的でもない、挑戦的でもなければモダンともいえず、オールドスタイルでもない。極僅かに空いた隙間のみを目指した計らいを感じながらもオーソドックスな香りを僅かに纏わせる術にかかったトレンチスタイル。さあ、これでいてハーフ丈。やはり良きギャップ。






late 70s Yves Saint Laurent half trench coat
詰まるところ、男もコートもギャップが大事。龍はだめ。
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3/18よりお披露目しております「Spring Coat」ですが、本日より3日に渡り各ディテールをご紹介致します。
「Burberrys」というひとつのメーカーが絶対性なる自信により世に送り出してきた名ナンバー達は、年代や生産シーズン、某老舗の別注、個人によるオーダーetc、際どくも確かに異なるポテンシャルを保持しており、現代でこそvintage burberrysとして認知されている其れ等は、もはや個体性なる力を秘めているのが愉しいところ。年代とコンディションは勿論の事、その上男性らしい美しさを説いた際に十二分にお応えできるフィッティングを実現できるナンバーのみ厳選に厳選を重ねセレクトしてまいりましたが、今回はその厳正なる基準の上、“個体性”をより重用視。少しばかりの御付き合いを。

ラグランスリーブながら2枚袖のパターン。肩を落とさないという計らいは英国ならでは。とはいえ身幅には余白を保たせる正統的かつ信頼に足るバルカラー。冒頭の通り年代や生産シーズンによって大きく異なる項目のひとつがマテリアルの配合率。コットンとポリエステルから成される所謂“バーバリーコットン”は、数%の割合で配合率が異なるもの。この項目のみで個体性を御愉しみ頂けるのですが、

left 60s Burberrys bal collor coat “Khaki”
middle 70s Burberrys bal collor coat “beige”
right 70s Burberrys bal collor coat “olive”

60年代の1着、裏地はアクアスキュータム類似のセンス。此れは最高。



70s Burberrys order custom trench coat “Deep Nevy”
70年代に仕立てられたカスタムオーダー品。通常の大降りな身幅と比べ気持ちよくもシェイプが効いており、ガンストラップを排除するというアプローチには脱帽。構築的なトレンチスタイルですが、こちらは唯一無二の洗練された印象。

70s Burberrys authentic trench coat “light Khaki”

勿論、保守本流の一着もご用意。

left 60s Burberrys 4pockets soutien collar coat “Orange Khaki”
right 60s Burberrys soutien collar coat “Khaki”

アームの前振りが極めて美しく、見事なまでの曲線美が実現するのはセットインスリーブならでは。ショルダーラインも抜群。ステンカラー仕様は大げさに襟を立てて颯爽と。

此方もセットインスリーブながら、通常のスラッシュポケットではなく、フラップポケットに左右ハンドウォームと4ポケット仕様。流石に初見では唸りました。このディテール、90年代Barbourの隠れた名品として極少数存在している、とあるナンバーのディテールに極めて類似しておりまして、同じ英国の地、成る程と推測の域に到達しました。当方は60年代、其れは途轍も無く。

80s Burberrys moleskin touch daily coat “Somber beige”
「何も考えず、先ずは振れて下さい」お客様に第一声、申し上げておりますこの1着。ポリエステルとナイロンから織り成された生地が兎に素晴らしく、モールスキンのようでいてシルクのような柔らかさも兼ね備えた極上のテクスチャー。脱いだら無造作に放り投げ、将又丸めてバッグの中に。ヘビーデューティーとは打ち込みのよいコットン地だけではないという証明でしょう。
私の嗜好で恐縮ですが、ハーフ丈のバランスが大変に好みでして、ロングジャケットなのかハーフコートなのか、そのアンバランスさをデイリーに落とし込むベクトル、というと聞こえは宜しいですが、“深く考えずに羽織る”が成立する均整は、ハーフコートこそ叶えやすいのでは、と。たまには肩を落としてまいりましょう。


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大変に御待たせを致しました。
漸く、皆様へお披露目となりますが、ディレクター福留をはじめ、勝手ながら私も非常に愉しみにしておりまして。マルーン色のハンガーに見頃を通しラックに音を奏でながら慎重にかつ大胆にラッキングしていく行程は至福の一時とは過言ではなく。ラッキングした1着1着の袖や肩を丁寧に整えながら、なんて良い生地だと心で唱えたかと思えば気が付いたら私自身袖を通しておりまして。仕事が進まない進まない。王道のポテンシャルから60年代の珍品、某メゾンのスペシャルピースまで。豊満な逸品また逸品を咲くを待ちわびる陽気の元で皆様にこそ御愉しみ頂けましたら。3連休の内1日は福留が店頭におりますので、セレクションの旅について聞いてみると面白いストーリーが聞けるやもしれません。先ずは、というエディットで御座いますが、一面の窓から燦々と覗く太陽に負けじと、どうぞ心行くまで御過ごし下さいませ。語るに語るとまたもや長くなりそうですのでこの辺でお終い。









申し遅れましたが、エディット内容は表題の通り「Spring Coat」
鋭意検討の程、約20着の品々と共に皆様を御待ち申し上げております。
3/18 (土) 12:00より
SURR by LAILA 小林
03-5468-5966
[email protected]
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小林が店長に就任し Diary も託すにあたってお願いした幾つかの中に “ たまに私的なことも綴るように ” という内容があります。これは店という空間は、それを主に携わる人間の “ 個 ” が極めて大きく作用するからであって、それをお客様にお伝えすることが店という空間そのものを、軸そのものをお伝えすることに繋がるという想いあってのことなのですが、実を申し上げますと私はこれまで “ 私的なことを綴る ” という行いがほとんど出来ておりません。
入社した当初、現在のような多コンセプトショップ体制ではなく旧 LAILA VINTAGE のみであった時代は、未熟ゆえに恥ずかしながら運営に精一杯な感があり、私的な出来事がほとんどございませんでした。稀に友人と食事や飲み会に出掛けたとて特出した出来事はなく、あったとてわざわざ綴るまでもない、いわゆる酒の席での失敗くらいなものですので、書くことが無かったと言えばそれまでなのですが、心の片隅には常に “ 何か私的なことを ” という想いがありつつ忙殺の月日が過ぎてゆくことで、いつしか “ 私的なことを綴る ” という行為そのものが “ 出来なく ” なってしまいました。出来ないと申しますか苦手と申しますか、出来事があってもどう綴ればよいのか、キーボードに手を置いても指がまるで進まなくなってしまったのです。
しかし、先日の小林店長 Diary に感化されましたので、本日は私的なことを綴らせて頂きす。彼は以前にミステリー小説しか読まない的なことを言っていましたが本当なのですね。私はその話を聞いた時に “ もっと色々読みゃあいーのに ” と口にした気がします。
彼が文学の話でしたので、私は音楽というか音の話を。お時間ございましたらお暇つぶしにでもして頂けたらと思います。

たいした趣味のない平々凡々俗人な私めですが、音楽を聴くのが一丁前に好きでして、学生時分には居眠りをする際にもオーディオテクニカのヘッドホンでマリリンマンソン等々を爆音で流しており、今となってはなぜそれで寝れていたのか不思議に思う次第です。今でも大抵イヤホンで音楽ないし音を聴きながら街を歩いているのですが、それは3日前に帰国したヨーロッパの旅でも同じくでした。
私の音楽ないし音の遍歴は現在に至るまで幾つかの 12 の段階を経ています。基本的に節操ございませんのでジャンルは問いませんでして、同じ音楽を聴き続けることが苦ではありませんので各段階全ての音楽をいまだに楽しんでいるのですが、最新にあたる 12 段階目のカテゴリーは “ 落語 ” です。
以前から推薦してくれる友人が居たり最近新しい音楽に出逢えていなかったり、なにより自身の言葉を精査したかったりで “ いっちょ聴いてみますか ” と気軽に踏み込んだ世界でしたが、これがまぁ面白い。語り手によって同じ内容でも印象が変わる点や同じ話を何度聴いても飽きない点がクラシックに通じるものがありまして、このような文化が 300 年前から受け継がれて続けているこの国で生まれ育ったことを喜ばしく感じずにはいられません。
先日の旅でもよく聴いておりました。セーヌ川を横目に文七の恋心に心打たれたり、ヴォージュ広場で佐平治に翻弄されたり、特急に揺られながら金兵衛の奔走を見守ったりと、イヤホンを耳に一人ほくそ笑むその姿はさぞ気色悪かったことと思います。
様々な寓話はどれも個性的で、何度聴いても飽きることがありません。どれも等しく楽しんでおりますが、最近よく聴くのは “ 大工調べ ” です。落語、私としては大変にお薦めな一つでございます。皆様も御縁ございましたら宜しければ。
P.S.
2014年の9月14日から活用しております SIGMA 社 の愛機。長きに渡る酷使がたたって遂に半再起不能状態に陥ってしまいましたので、一旦実家に帰らせて療養 ( メーカーで修理 ) してもらったところ見事に回復して本日から現場復帰です。彼を選んだきっかけは単純に “ 姿が格好良く、あわよくばモテるかもしれない ” という邪心でしたが、今では欠かせない存在。また宜しく。


P.S.2
前述の通り3日前にヨーロッパの旅から帰国致しました。今回も沢山の出逢い溢れる希有な時間を過ごし、結果を引き連れてまいりましたので、ご期待頂けましたら幸いです。
SURR by LAILA 福留
03-5468-5966
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