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新作と御挨拶 / Diary1302
23.5.2025

直感に寄り添ったらそういえば初めてのセレクションとなったエディ・スリマンによるDior hommeはこれまたアメリカンカルチャーを正面から感じさせながら純真無垢なフレンチモードクリエイションという結局のところ自分がただ単純にツボなだけという楽しさでした。軽やかなスウェットで各所のデストロイ、2025年の今はどう見えるのか受け入れられるのか楽しみ。

 

 

ヴィスコース&リネン個体とコットン個体、文句無しに涼しくて華やかで艶やかで時に怪しげなミッソーニのゆるっとカーディガンは今回の出逢いも抜群の美しさでした。

 

 

“THEアルマーニ”なリネンブレザー。この上質な目線の感性と感度によって当たり前のように行われていた上質さによる迫力と存在感にはいつも感服と敬服で、だからこそ大胆なパワーショルダーにも新たな可能性と価値観を感じることができるというもの。良いものや文化や人々と触れ合ってきたからこそ培えたその感性と感度、これからも追いかけなくてはいけません私は。

 

 

二種のエッジィなイタリーリーバイス。スタッフが羽織って複雑な表情を浮かべての“ヤバイっすね”が出たので、鳴々これは良い買い付けができたなと思いました。いわゆるなリーバイスデザインに注がれるさりげない個性と時代を経ることで結果的に攻めた印象となったスタイル性、初見で解りきらせてくれないプロダクトってとても大切だと思う。あとこの写真で思ったけどポケット部分、口をキュッとすぼめたサイクロプスみたいじゃない?

 

 

2000年初頭にアメリカ海軍から派生して設立された特殊な警備部隊のジャケットには古過ぎない=モダンエイジだからこそのファッションを連想せずにはいられないカラーリングの楽しさとサマージャケットに相応しい涼しげな素材感にミリタリーカルチャーらしいCOOLなアイキャッチと惚れさせ要素が各所に満載でした。The Maritime Expeditionary Security Force、この一着に出逢わなければほぼ間違い無く知らずに過ごしていた存在だな。

 

 

よくよく考えたら純粋に服二着分ってよくよく考えなくても異常に贅沢じゃね?でお馴染みの無双仕立てによる1980年のバーバリーは今回も良いシルエットバランス。ここ数回連続で肩の落ち感が綺麗でモダンでスタイリッシュなヴィンテージバーバリーを御提案できているのですが、そういえば全て英国“外”での出逢いでした。ヨーロッパにはこんな感じで本国にはこんな感じでーといった何かしらの傾向があったのかしら?

 

 

魚の口の形に似ているからフィッシュマウス、コレクターから教えてもらった時に秒で思いました“カーワイイッ”って。おかげさまでそれ以降魚の口にしか見えなくてその度に心の中でニコニコしてしまいます。御愛顧くださる皆様、夏もやっぱり良いもんですから是非に思い切り楽しんで、かついつも通り素敵に粋にいなせに装ってくださいね!とARNYS側が思っていたんだろうなぁって夢想できちゃうくらいサマープロダクトも抜群ですよねARNYSって。あーそう思っていてほしいなー、私も猛烈にそう思うもん御愛顧くださる皆様方に。ということでARNYSの美学と仕立ての文化が融合した純真無垢な涼しい涼しいシアサッカーサマーテーラードジャケットです。

 

 

 

 

 

New 様々。

 

ここまでが新作の御披露目、そしてここからが御挨拶。 

既に幾人もの顧客様方には直接御挨拶させて頂いております通りSURRおよびCHIRICOに新たな人材が加わりましたことをここでも御報告させてください。名は古川 華維(フルカワ カイ)、初めて目にした時なんて素敵な名前だろうと,なんて素敵な名前を付ける御家族のもとで育ったんだろうと即思いましたし直接伝えたと思います@喫茶室ルノアール青山花茂店。

言うなれば彼は獅子,未来を育む若獅子ですので私も色々なことを古川から学びながら改めて切磋琢磨できたらと思います、事実彼との交流で感じていたことや考えていたことでそういえば理論家や言語化できていなかったことが数々浮かんだりして、それはそれで有意義というもの。さて、様々多角的に複合的にまずはどの牙から爪から研ぎ上げていこうかね。

それでは以下、本人コメントです。

はじめまして。古川 華維と申します。こうしてご縁があって、この場に身を置かせていただくことになりました。 この新しい環境に足を踏み入れるのは、正直に申しますと、少しばかりの緊張もあります。ですが、それ以上に、胸を躍らせる期待と感謝の想いで満ちています。

この空間で出会う方々から多くを学び、自分にしか出せない色を添えられるように努力してまいります。私はファッションの柔軟性を伝えていきたいと考えておりますので、ネームに縛られず、その人がその人らしく見える服を御提案させてくださいませ。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

以上、本人のコメントでした。最後に一点だけ。古川には私がこれまでに見たことがないとある物理的な個性がありまして、人体を司る要素性なので私は素晴らしいと感じたのですがそれはいったいどこでしょうか?正解者には自宅近所のとっても美味しいマカロンを贈呈致しますのでインスタグラムアカウント@surr_fukudomeまで御回答くださいませ。

SURR 福留

素敵に感じたので / Diary1301
15.5.2025

SURRでラコステのヴィンテージポロシャツを御提案したことはこれまでに一度たりともございませんで、そもそもにおいてラコステそのものが縁遠く御提案したとてドレッシーなスラックスだったりウールセーターだったりと非定番なプロダクトのみでした。でも街中で着こなす老若男女を見かけると特有の“ポロシャツ着ているぞ”感は素敵に思いますし夏っぽさやスポーティー感における象徴性も好きですし鹿の子素材の涼しさはもちろん有益だしヴィンテージにおけるMADE IN FRANCEの存在価値は認識していましたし。でもこれまでに一度たりともセレクションしたことがありませんでした、きっと,いや間違いなく買い付けの旅順において毎回一度は視界に入っていたにも関わらず。

でも先日の旅順において、あっSURRで御提案したいなって素直に思ったんです。なぜずーーーー〜っと目にしていたにも関わらず2025年の4月になっていきなり手に取ったのか、それは僭越ながらこれまた私の気分以外の何ものでもなく恐縮ながら私感MAX・個人感情MAXが理由。年齢を重ねてふとラコステのヴィンテージポロシャツ着たら“あら猛烈なおじさん感、休日のお父さん感だ”って思ってそのおじさん感と休日のお父さん感がとっても素敵に感じたのでSURRで御提案したいなと思ったのです。ね?私感でしょ?なんなら偏見的とすら思いますよ今回のセレクション理由は、でも素敵に感じたので仕方がありません。

もちろんラコステのヴィンテージポロシャツ姿が一様におじさん感および休日のお父さん感だなんて思いませんからね、これまでお召しの御客様方や街中の人々を見ても人それぞれ違った良さですし、前述の通り老若男女着れますしね。

 

 

 

で、直感赴くままメイザフォースビーウィズユー的な感じで向き合ったら27着のヴィンテージポロシャツをセレクションできたのでこれまた私感MAX・個人感情MAX(もはやフェチズム)な理由で全てのポロシャツにヴィンテージのブローチを付属させることにしました。これも完全に旅順ならではの自律神経リミッター解除の特殊テンションで(そういえば初日の出来事でした)パッと思い付いてよっしゃーやったるぜと秒で決めたのですが私にとって27種のヴィンテージブローチをセレクションするというのは簡単ではないので即座に後悔しましたが、これ以上の自業自得がこの世に存在しないことは自律神経リミッター解除の特殊テンションでも火を見るより明らかだったので自分なりに頑張って目標を達成させましたが一ミリも自分を褒める気分にはなりませんでした、だって超絶自業自得だもの。

で、一番の問題はどう組み合わせるか。こちらで決めるor御客様に選んで頂く、この二択は本当に悩ましくそれこそ買い付けの道中ずっと頭の片隅で考えていましたし帰国してからも考えていましたしスタッフにも相談したのですが、いざSURRの空間で27着のポロシャツと27個のブローチと向き合ってみると意外?や意外このポロシャツにはこのブローチが良いなぁといった感じで組み合わせたい,コーディネートしたいという気持ちに成れたので、ヴィンテージ一点一点をセレクションして御提案したいという気持ちのように一着のポロシャツに対して一つのブローチを組み合わせるところまでを丸っと含めて一種の御提案とさせて頂くことに決めました。このポロシャツが良いけどブローチはこっちが良いというお気持ちに成られる方がおられましたらごめんなさい、先に謝っておきます。あわよくばポロシャツ目線で選ぶorブローチ目線で選ぶの二択からお楽しみ頂けますように。

 

 

 

 

 

New 60-90s French Lacoste Selection with Brooch

 

いざ“SURRを御愛顧くださる皆様に御提案するプロダクト”として向き合ってみて分かったのですが、私ポロシャツSTYLEよく分かりません。厳密には似合う似合わないがないと言うかサイジングも色味もその人それぞれの好みだし嗜好次第だし思考次第なのでどれでも良いと言うかどれでも選べると言うかなんと言うか、まぁそんな感じ。あれですねセーターと似てますね、似合う似合わないじゃなくて着るか着ないかだけ みたいな。ということで今年からヨーロピアンヴィンテージプロダクトにおける超定番のラコステのヴィンテージポロシャツが居を構えて20数年,屋号を改めて10数年のSURRの一員と成りましたので、あーラコステのポロシャツでも買おうかなー的な気分になられた暁には宜しければ見にいらしてくださいませ、いつでもお待ち致しております。なんかよく分からないヴィンテージブローチがどこかに一つ付いている個体しかありませんが。

 

 

SURR 福留

まだまだ羽織りたくない? / Diary1300
9.5.2025

サマースタイルも好きだしやっぱり身軽は気軽だし、ついつい楽ちんなスタイルを選んでしまう気持ちも分かるけど私は初夏の格好はより夏らしくなってから,真夏の格好はもちろん真夏になってからと食材や風物と同じように旬を心がけていますし、そもそもにおいて徹底的に普通の着方(これは私の感覚における“普通”なのでちょっとおかしな物言いだけど)が好きなので何かを羽織っているスタイルと言うか着方と言うか組み合わせが好きなので、5月初旬なんかはまだまだ全然羽織りたい。ねぇ、まだまだ羽織りたくない?

 

 

例えばシャツみたいに軽いコットン,正確には17%のナイロンと10%のレジン(樹脂)が混紡されているので普通のコットンより変な感じ、で裏地が無くて2ndジャケットデザインにサイドポケットもプラスした感性ビンビンでマーヴェルみたいな胸元ロゴデザインがなんともキュートな1995SSのイタリークリエイションLevisとか、

 

 

背抜きでピュアリネンで大人なグレーで大人しいように見せかけて鋭いファッションとしての鋭さを感じざるを得ないブルーとイエローの線が全体を覆った、仕立て文化においてスタンダードなスタイルバランスにさりげなく注入されたヴァレンティノ先生のスタイル美学が堪らないテーラードジャケットとか、

 

 

c

普通くらいの生地感のTHEなデニムジャケットとか、

 

 

トロトロの鹿革かつ裏地ゼロかつ裏に千鳥格子紋様を全面プリントというクレイジー過ぎる感性にAー1スタイルの王道感と老舗メゾンの美意識が光りまくる80s Yves Saint Laurent Hommeのオーヴァーサイズボンバーとか、

俺は全然羽織りたい、羽織って楽しみたい。コットンセーターとか暑かったら半袖ニットとかポロシャツとかの上に。

 

 

 

 

New まだまだ羽織りたい Selection

 

他にも新作御披露目しているシャツセレクション第二弾とかジーンズセレクションとかドレスシューズに併せましてまだまだ楽しい旬真っ盛りな羽織りを四点のみではありますが。機会ございましたら是非に。

 

 

SURR 福留

 

 

SIX / Diary1299
2.5.2025

桃色のライトコットン、

 

 

鶯色のシルクリネン、

 

 

卵色のリネン、

 

 

青磁色のシルクリネン、

 

 

群青色のリネン、

 

 

そして蜜柑色のライトコットン。

 

 

和装文化のごとく繊細で絶妙で微細なカラートーンにて構築された六本は一人の紳士が自身のためにARNYSに依頼したパーソナルオーダーピース。ゆえに一貫したスタイルバランスと統一性のある素材感と共に不揃いのディティール構築と多彩な色彩個性をお選び頂けることとなりました。ちなみに全て真夏も御提案できる純真無垢なドレス・サマートラウザーです。

 

 

 

 

 

New 90s ARNYS dress summer trouser selection

 

黄金週間特有のハッピー感を漂わせたいなと思った時にまず御披露目したいと頭に挙がったのでこのセレクションでした。一昨年にもARNYSトラウザーのセレクションに成功したのですがカジュアルベクトルが多かったので今回はまた一味異なる心持ち。個人的にARNYSの魅力としてまず思うのは独自性に満ち溢れた色遣いなので、今回のなんとも言えないいずれも顕著に美しく場合によっては毒になるくらい強烈な六本の色彩個性はとってもとってもお気に入り。

 

 

SURR 福留

Green / Diary1298
1.5.2025

今年の二月にヴィンテージデニムを御披露目した際にも若干緑を感じさせる緑とグレーの中間のようななんとも言えない(JIS慣用色名ではオリーヴドラブが一番的確でした)一本があったのですがこれで確定です、“Armani Jeansはヴィンテージ年代において緑色のジーンズをつくっていた” という事が。なんですか緑のジーンズって、控えめに言って超絶に最高ですよ。私は見たことありませんね、そういえばいつからかイギリス軍のとあるプロダクトに対してグリーンデニムって言葉が用いられるようになっていますが個人的にはそんなに緑味感じないし、これなんて完全に緑ですから穿いてる足一瞬見たらアレ?軍パンかな?って錯覚できるくらい緑ですからね。二月のそれは“緑を感じさせるジーンズ”でしたがこれは完全に“緑のジーンズ”です。

純イタリークリエイションならではのちょっと荒さを感じる質感としっかりとしたヴィンテージ年代ならではの風合いと良い意味でジーンズとしてプレーンな構築にしっかりに調和する緑という個性、もう一度言いますが控えめに言って超絶最高です。この時代から既にジーンズはジーンズでも“ファッションデザイナーが手がけるジーンズ”という立ち位置ですので明らかなる圧倒的なる作為的なシルエットバランスが特性であり魅力でして、端的に申しあげるとコンパクトな腰回りの構築とそれゆえに起点がしっかりと太いにも関わらずスッキリとシャープなレッグラインが特徴なのですが、そのおかげでスタンダードでプレーンにも関わらず洗練された自然体に綺麗なシルエットを描いてくれるものの、そのおかげで表記サイズよりも実寸値が二インチほど余裕で小さいという“これぞデザイナーズクリエイション!”と膝を叩きたくなるような我儘プロダクトに仕上がってくれていて、初めは“え…30表記なのに実寸が28インチくらいじゃないか”というサプライズプレゼントを否が応にも受け取らざるを得ないのですが、その我儘こそファッションデザイナーの業ですから弊店はそれも含めて惹かれていますし心から御薦めですのでなんら問題はございません。が、36サイズ表記という現実的なサイズ表記は嬉しい限り、余裕でポケットに手を突っ込めるぜなゆったりとした穿き方がまた素敵ですから。

 

 

 

 

New 80s Armani Jeans green jeans

 

正直に申しあげまして出逢った翌日に我慢できず数時間穿きました@ローマ、ブラウンブーツとのカラーコントラストがまた素敵でぇ…正直に言ったので許してくださいね。ちなみに私は身長的にも骨格的にもワンサイズ以上大きかったのでちゃんと我慢できましたがもしそうじゃなかったら、

この話はこれ以上はやめておきましょう。

 

 

SURR 福留

GOLF / Diary1297
30.4.2025

例年通り御愛顧くださる皆様が普段とは異なるお出かけをさせる方が多い傾向にあることもあって弊店にとってはさほど大きな影響があるわけではないどころかいつも通りなんてこともしばしばにも関わらずやはり世の中的には良い意味で特別な連休感からお祭りというほどではありませんがどちらかと言えばハッピーな空気が漂いがち、ですよね?的な感じで弊店的にも一応と言うわけではありませんがハッピー感を漂わせたいなと例年通りいつもとはちょっと異なる気分と言うかチャンネルでのセレクションとなるゴールデンウィークの新作。今年もささやかながら御披露目すべく本日から金曜日までの三日間は毎日Diaryを更新して新作を御報告しようと思います。

まずは一足の靴。これまでSURRでは何度か“弊店がわざわざ挙げるのも野暮なのですが”という枕詞にて御提案してきたその文化における不朽の名作ないし絶対的な存在がありましたがこれもまさしくそれ。出逢った時にアラー久しぶりーと思いましたがいざ振り返ってみると前回が八年前前でその前がちょうど十年前でした。SURRにおいて三回目となるその分野において紛れも無い不朽の名作です。

 

 

 

フランスのパリジャンの国民靴と言って差し支えないですよね的な存在であり数年前に始動したVINTAGEの名を冠した新機軸によってヴィンテージカルチャーともより密接に繋がっている名門,J.M.Westonがゴルフ界における伝説的な存在であるブーマー兄弟から着想を得て1955年に設計したモデル,ゴルフ。ウェストンならではの美意識と特有の堅牢さとそれに伴う馴染んだ際の屈強な履き心地から足で稼ぐで御馴染みの新聞記者にも愛されたという、アラなんか良い感じに素敵エピソードじゃないのとグッと来させてくれちゃう名作です。かなり渋い風合いと色調はさすがヴィンテージの様相で、この育ち方はウェストンでしか,いやヴィンテージ・ウェストンでしか味わえないと言っても差し支えがありませんね。十年弱前に定番素材から姿を消し(まだオーダーなら手に入るのでしょうか)一部の人々において特出した魅力として語られるロシアンカーフですがこう育ってくれるという実例を改めて目の前にすると語られるのも納得というもの。素直に脱帽と言うか滅茶苦茶格好良いじゃんと、圧倒的な存在って語彙を無くさせることを思い出しましたよ。

 

 

 

 

 

New 80s J.M.Weston Russian calf GOLF

 

厳密にはブラウンカラーですが明るくなく、ブラックかと言われるとやっぱり全然違うダークトーン。この色味も超凄くない?

 

SURR 福留

帰国しました / Diary1296
25.4.2025

いつも御愛顧くださりありがとうございます、SURR福留です。昨朝買付の旅順が終わり帰国しました。いつも巡る土地もあれば初めての土地もあって御馴染みのコレクターもいれば初めましてのコレクターもいて当然ながら出逢える品々もハントできる品々も毎回異なるのが買付の旅順であり根幹的な楽しさ(生業・仕事において楽しいという言葉を用いることに幾ばくかの疑問を抱かずにはいられませんが、まぁここでは使わざるを得ません。買付の旅順におけるハントにはやはり高揚がつきもので、楽しいと想わざるを得ません)ですから今回も普段は出ないであろう脳内物質と普段は味わわない高度と移動距離における身体への負担の蠱惑的なマリアージュを如実に感じ続ける刺激的な二週間弱を過ごしてまいりました。今回もしっかりとセレクションが叶ったのですがいつも以上に親愛なる御客様方の顔が勝手ながら脳裏に浮かぶ回数が多くてなんだか新鮮というか驚きというか楽しいというか、な旅順でした。ちなみに昨日は(おそらく)初めて時差ボケ解消のために夜まで寝ない作戦が成功したので日本時間通りに熟睡することができ、時差ボケを感じておりません。ヨシヨシやっぱり効果的なんですね、勉強になりました。

ここ数回はカメラを持参しないことの方が多かったのですが今回はやっぱり趣味カメラを持って過ごしたいと思いました。個人的な趣味嗜好としてはそういうカメラはポケットに入れられるやつがよくて、となる今のMYバディたちは当てはまらないのでRICOHのアレに着地するのでしょうか結局のところなんだかんだで。アレ何世代?くらいになってるんでしょうか、風の噂では普通に買えない感じになってるんでしたっけ?昔使ってたのはどこに行ったんだろうか…

ということで今週の新作群は直感オンリーのアラカルト、ハントしたばかりなのでまだ湯気出てるくらいな感じです恐れ入りますが。

 

 

 

90s アクアスキュータム、裏地無しでシャツくらい軽やかなレザーでブラックオーヴァーダイで過去着用者によるカフスカットオフが施された面白さと個性がてんこ盛りな個体。でもしっかりと上品さと上質さを訴求してくれるのが流石アクアスキュータム。英国老舗と英国外で出逢うと明らかな“違い”を如実に感じさせてくれるので、良い。

 

 

1930s フレンチジレ、ヴェルヴェットを起毛を削ることで露出した下地によって散りばめられた星のような紋様を描くユニークなアプローチもまたアンティーク年代ならでは。特有のオーラは当然ながらあるしそれが迫力とファッションの強さに繋がっているけどシルエットとスタイル性が現代的なのでアンティークっぽさが無い、そんなアンティークを常に求めていますが基本的に全くもって出逢えません。それこそ1/1000とかな体感。

 

 

Vintage Hermes hommeで金ボタン×ミッドナイトブルーカラーの御手本のようなブレザー、まず出逢えません。しかもサマーウール、嬉し過ぎますね。

 

 

80s maloによるロウシルクのサマーセーターいわゆる洗えるやつですね、しかも時代性ならではのアメリカンなボンバーシルエットで当時のスタンダードですが時代を経ることでデザインシルエットとして捉えられるヤツと、これもまた嬉し過ぎますね。

 

 

ハンティング的でもワーク的でもありつつコットンリネンの絶妙で抜群な品の良さと美しさの調和はハイクラスでハイセンスなフレンチモードやフレンチエレガンスと同一な90s フレンチカジュアルプロダクト。これはサマープロダクトとして。

 

 

00s アルニスのこちらもリネンコットンのサマープロダクト。流石としか言いようがない要素性の集合体でして、様々なスタイルベクトルがある中でもシャープでスタイリッシュなハーフコートですから2025年の今なら様々な御身体に御提案が叶います。

 

 

白状しますが私はこれまでポケットいっぱいプロダクトに向き合うと惹かれて面白みを感じると同時にポケット多過ぎて逆に困らないかなという思いが去来していましたが、この一着と向き合うことでポケット多過ぎる=どこに何があるか迷子になるのではなく=各ポケットを⚪︎⚪︎用と明確に定義できて正確に把握できるということを知れました。買付の旅順というのは時と場合によって非常に過酷であり時と場合によってはそれに如実な危険性も伴うので安全かつ便利かつ状況に対して的確に過ごすことができて自分の心を励ませる装いというのはある意味最重要とも言える旅の要素性でこれまでにおいて様々な試行錯誤してきたのですが、このジャケットが歴代最強であり最高であることを今回の旅順で認識しました。でもこれじゃないですよ、同コンセプトプロダクトを幸いながら所有しているんです。ということで80s Renoma Parisのポケットいっぱいプロダクト、御推奨です。

 

あーなんか口が回らない的な感じで日本語を思い浮かべる頭がまだうまく回りませんがまぁこれも時差ボケの一つなので勝手に整うのを待つとします。ちなみにやっぱり口もまだ上手く回りませんでしたがあしからずです。

 

 

SURR 福留

サラリとシャツ / Diary1295
16.4.2025

サラリとセーターSTYLEも好きですがサラリとシャツSTYLEも好き。まぁ皆好きか、セーターよりも好きな人多いか?見てても心地良いですしねサラリとシャツSTYLEってほぼ間違いなく着ている当人も快適というかおそらくは自分らしくいられているのでしょうし。タックインするのかしないのか,ボタンをしっかり留めるのか留めないのか,袖を捲るのか捲らないのか,カジュアルに着るのかドレスに着るのか。個人的に今年のMYシャツSTYLEは完全に一択でタックインせずにボタンもラフに留めて袖を捲って上質な個体をカジュアル(な気持ち)に。要はサラリとシャツです。

と例年以上に明確なイメージがあるにも関わらず,いや逆に明確なイメージがあるからか例年以上にプライベートショッピングで着たいシャツに全くもって出逢えませんが悲しいかな慣れたモンというかなんと言うか、引き続き逆引き寄せの法則宜しくな探したら見つからないメソッドを今回もビシバシと感じています、いやはや“良いもの”に出逢うことがいかに尊いか。品質しかり技術しかり感性しかり熱意しかり“良いもの”でサラリと着られればなんでも良いんですけどねド王道メーカーでも老舗デザイナーでもチャレンジャーデザイナーでもアノニマスでも、デザイン性皆無のプレーンシャツでもデザインシャツでもワークシャツでもミリタリーシャツでも。

ということでSURRなりのサラリとシャツの新作セレクションです。

 

 

 

桃色ドレス。これまた熱量たっぷりの存在感ですねぇ。

 

 

今回のセレクションでこれが最もデザインに振り切ったイっちゃっててイケてるシャツ、ヴェルサーチェさんの最初期メンズクリエイション。

 

 

タータンチェックに加えて猫目ボタンを選ぶ感じのヴァレンティノのムード、やっぱ好き。

 

 

ミッソーニの総柄シャツって独特のコクが先立つことが多いのですが、これはエレガントさが先立ちました。

 

 

SURRになってから10年以上経ちましたが未だにこの(おそらくは)ヴィンテージカルチャーに溢れ返っているであろう紋章がSURRの空間にあることに慣れません。

 

 

これもヴェルサーチェさんの最初期メンズクリエイションで先のサーティーワングリーンよりも穏やかですが充分にデザインシャツの存在感。でも先立つのは上品なミニマムドレス感かな?胸ポケットも無いし。

 

 

お久しぶりです。お元気でしたか?2025年の今も群を抜いて素敵ですよ。

 

 

2002SSのランウェイで象徴的な要素となったウィンチェスターシャツ。サラリと着るかグッとキリッと着るか。

 

 

お分かりですか?ヨークが無いの。ちょっとしたことに思われるかもしれませんが私は猛烈に気持ち良い違和感を感じます。今回のセレクションでこれが最後のヴェルサーチェ最初期メンズクリエイション。

 

 

正々堂々WORKの世界観で華美じゃ無いけど確かに注がれたデザインシルエットの感性がさりげなく響いて“なんか格好良いね、それどこの?”の“なんか”要素を確立してくれる。“良いもの”の“良さ”ってこういうさりげないけど的確で確実で適正な感性の積み重なり機微がとっても大事なんだなぁって。あー“”多い。

 

 

 

 

New Shirt Selection

 

“良いもの”って本当に良いよねー。

 

 

SURR 福留

1985 Hermes / Diary1294
11.4.2025

近年でも受け継がれ続けるヘリテージプロダクトながら近年にはないクラッシックな凛々しさとコーディネートを夢想せずにはいられないフレンチカルチャーらしいさりげないファッションの香り漂うツートーンがなんとも蠱惑的で、カデナもクロシェットも実用可能な嬉しい要素がしっかりと揃った一品。

日々をただ過ごすだけでも結果的に様々な区切りを迎えることになりまして時に意識できる区切りであったり時に後々振り返った時にようやく解る区切りだったりするかと思いますが、それによって必要なものや必要性の在り方が求める求めないを別として変化してしまうこともございまして、そのような区切りによる心と身体の変化に如実に影響を受けるトリガーのような存在が鞄では無いかと鞄が苦手(というか正直言って嫌い)な私はある時から思うようになりました。いや苦手(というか嫌い)だからこそ思ったのでしょう、なんだかんだで鞄って生活において必要な存在で区切りの変化で結果的に考えざるを得ないんですよね。いつどんなタイミングかは分かりませんがきっとどこかの区切りで誰しもが大きな鞄の必要性を感じるのではないかと思っています、もちろん始めからという御方も。弊店はこれからも大きな鞄と言えばこちらのプロダクトを特に特に推したい所存です。

 

 

 

 

 

New 1985 Hermes boston bag

 

通称43と括られるサイズでしっかりと大きいので日常から旅行まで申し分なく滞りなく補完して頂けます。心の友として是非に。

 

 

SURR 福留

 

 

Active Hermes homme / Diary1293
10.4.2025

積極的に活動的で機能的で見た目からも実用性をヒシヒシと感じる、社会的にも認められているであろう多くの人々にとって有益であろう手元にあって然るべきであろう手元にあったらついつい手が伸びるであろうアクティヴなプロダクトバランスのジャケット類、ヴィンテージHermes hommeにおいて困っちゃうくらいなかなかどうして出逢えないことを御存知でしょうか。その理由は主に二つあると弊店は解釈していましてその一つがHermes homme側が意図的に(意識的に絞って)製作していない点、デザインチームメンバーが着ていたりヴェロニク本人がランウェイの最後に挨拶で出てきたと思ったら着ていたりするプロダクトにも関わらず。結構そうやって我々カスタマーを飢えさせる嗜好があるように思いますHermes hommeに限らずHermes社そのものに。そしてももう一つはそもそもにおいて社会的にも認められ多くの人々にとって有益で手元にあって然るべきで手元にあったらついつい手が伸びてしまうので、一度手に入れたら手放す理由がないんですよね。でも実物を見たら納得できます、鳴々これはそういうことだなって。たまにあるんですよね変な形容ですが誰にでも間違いなく提案できるプロダクトって、そして往々にしてあれ?気付いたらかなり着てない?ってなるような心に寄り添うプロダクトって。

 

弊店においてこれまでにちょこちょこと、と言うか本当にポツポツとだけご提案してきたそれらHermes hommeのアクティヴジャケットをしっかりと御提案したいなぜなら私が好きだから→でも無い出逢えない、求めるから出逢えないメソッドじゃなくて純粋に無い→各地のコレクターに協力を仰いでしっかりと時間をかけて最終六点に着地。弊店にとっては毎度御馴染み“たった”六点ではなく六点“も”な着地です、もっとしっかりと御提案したかったのが本音だけど。

 

 

 

ライダー(バイカー)要素アクティヴ。

 

 

 

パッと見ると超王道のHermes hommeテーラードだけど後ろがほら、タフなノーフォーク設計なんだぜサマーウールなんだぜ…素敵過ぎる

 

 

マフポケットが付いたカーコートSTYLEが好き過ぎてHermes hommeにおけるポリエステルモールスキンが好き過ぎるのは私だけ?

 

 

写真じゃ分かりにくいかもですが王道のレザージッパーつまみに加えて見頃の裾内側とカフスの内側にレザーを(しかもジッパーつまみと同色という粋さ)配置したミニマムなスポーツジャケット。ちなみに抜群にライトなコットンです。

 

 

テーラードジャケットの見え方(しかもノンストレス設計なので着る方は超楽チン)もカジュアルなカバーオールの見え方(アルマーニ先生宜しくな)もする大優勝な1着。

 

 

なんでリーバイスSTYLEもっとつくってくれねぇんだよぉって私いっつも思ってます。ちなみにこちらはヴェロニク・ニシャニアン加入以前のHermesハウスクリエイション時代の一品、その方がエグ味が強いってのがこれまた面白い。

 

 

 

 

 

New Hermes homme Active Jacket Selection

 

以上が六点のアクティヴジャケットです。アクティヴジャケットってなにって感じかもしれませんが、とりあえずアクティヴジャケットということで。

 

 

SURR 福留

Light Sport Jacket / Diary1292
4.4.2025

SNSでふと流れてきた投稿でSIGMAが新しいカメラを発表すると知ったのですが、以前に発売された機体(調べたら2014年でした、そんでもう生産終了でした)の従来の常識を覆す単純明快に奇妙奇天烈な形状に惹かれ、なんだったら持ち歩く派だったので肩から下げてたら格好良いだろうな的な目線もあって、元々カメラは仕事で撮る必要があったから扱ってたけど徐々にカメラという存在そのものが好きになって,と書いていて思いましたが徐々に好きになったのではなく確実にどこかのタイミングで“これからも仕事で扱うんだから好きになった方が得だよな”という打算が働いたはず、自分。とにかくいつからかカメラが仕事として扱う道具ではなく好きな道具となったものの、だからと言って勉強するでもなく研究するでもなく(綺麗に撮りたいとかの向上心はあるけど)ISO値とF値以外はよく分かっていないので実際にSIGMAのそれを使ってみたらまぁ撮りにくいったらありゃしない。厳密には撮れる環境なら撮れるけど撮るための条件があると言うか、一番合わない環境は人口の光量下で室内=SURRのようなブティックなことに割合早めに気付いたものの、御愛顧くださる親愛なる天才カメラエンジニアのM氏から機体に対してお褒めの言葉を頂戴してニヤニヤしたり当時のSIGMA技術者が“やりたいことをやったらこの形にせざるを得なかった”という絶妙にグッとくるコメントを残していたりでなんとか心の均衡を保っていましたが、なんだかんだで条件が整った時にハッする写真が撮れる素敵な機体だったので楽しんでいました。うん、上手くいかないことも含めて撮るという行為を楽しんでいたんだな自分は。

そんでSIGMAが新しい機体を発売するとのことなのですがこれまた超絶変態的でゾクゾクして思い出して昔の機体を久しぶりに触ってみたというわけなのですが出逢いから10年経っても楽しいヤツでして久しぶりにカメラを持ち歩く習慣を復活させてみたりして仕事終わりに夜の街を写しては全然ダメじゃんと一人で笑ったり。

悪くないです。

 

 

 

内モンゴル産の最上質カシミアでライトな仕上げで嬉しいジャケットタイプで嬉し過ぎるポケット付きしかもジッパー付き。ふと思ったのですがこれってADIDASとかのトレーニングジャージと着方とか向き合い方とかプロダクトとしての在り方がほとんど同じじゃない?と。それで内モンゴル産カシミアって、最高じゃないクチネリさん?と。

 

 

こちらも同じくイタリーカルチャーよりジッパーのスポーツジャケット。これはトレーニングジャージよりもプロダクトデザイン感強いですが、それでも在り方諸々は良い意味で同じくであると感じます。ボディはコットンモールスキンなのですがリブはシルクカシミアって、ねぇ?

 

 

スポーツジャケットと言えばカジュアルジャケットと言えば実用的ジャケットと言えば、このリーヴァイスSTYLEを思い浮かべる方もおられるのではと思います。トラッカージャケットって言うんですか?なんかその呼称未だ馴染めず扱えず。閑話休題とにかく弊店はこのリーヴァイスSTYLE大々々大好物、アルマーニ大先生によるコットンツイルでデザインシルエットのそれなんて、もうね?

 

 

アヴィエイターSTYLEでピュアシルクでボンバーシルエットでPaul&Sharkの癖と個性なんて、もうね?

 

 

スタッフにふとバーバリーでこう言うジャケットってあるんですね!と言われたので個人的には“在ると言えば在る”と答えたのですが改めて問われるとそういえば出現確率ってコートに比べると格段に低いな(Made in Englandに限ります、弊店のヴィンテージバーバリーはMade in Englandのみと決めているので)と思いましたヴィンテージ・バーバリーのスポーツジャケット。近年のヘリテージラインだと逆に前に出されている印象なのはやはり時代性でしょうか、コートと同じく良い意味で過去も現在も製法やプロダクトフィロソフィーは変わりませんから、ヴィンテージならではの個性のコクもまた良いですよ?

 

 

先日の都内数日間シトシト雨は参りましたねぇ寒もしっかり戻ってきてくれっちゃったりして。ということで雨除け帽子、同じコレクターの元でストイックなバブアーとエロティックなアルマーニです。形状的にはハットなもののピシッとキリッとエレガントではなく探検家感MAXの良い意味でハットらしくないハットです。これが傘替わりでも良いよね?

 

 

今回も専門的かつ極地的エレガンスで素敵よセラファン。レンズには映りませんでしたが実物は裏葉色,日本古来の伝統色文化における色区分じゃないと表現できないくらい絶妙なグリーントーンの鹿さんです。気に入ったらしくこういうレザージャケットって結構在るんですか?とこれまた素朴な質問をしてくれたスタッフ君、理由と要因は様々在るから端折るけど簡単に言うとほとんど無いよ?

 

 

ワークを連想させながらもこのプリミティヴでコンセプティヴなフロント4ポケット素晴らし過ぎるのでベストプロダクトデザイン OF THE YEAR 2025に選出です。ちなみにですが生地感はライトコットンというよりスーパーライトコットンの様相でハーフライニング仕様という軽量化に対する探究心、凄過ぎない?

 

 

ズバリ2024年に最もお問い合わせ多かったのは11月初旬にここでお披露目したLoro Pianaのレザーハーフコートで、いまだにたまに問われたりして最良質なプロダクトのシンプルなエネルギーって本当に凄いんだなって。個人的にその再来ですが今回はバッファローレザーだしハーフフライニングの超軽量仕様だし、レザーハーフコートという点はリンクしますが良い意味で異なります。でもやっぱり怪物再来、SURRという空間を可能な限り長く彩ってくれよな?

 

 

 

 

 

New Light Sport Jacket

 

ライトコートに続きましてはライトスポーツジャケット。厳密にはカジュアルジャケットやハーフコートと呼びたい(呼ぶべき)品もありますがいずれにしても気軽に実用的に知的にスポーティーな気分で羽織れるプロダクトなので取り急ぎ総じてスポーツジャケットということで、ね?

 

 

SURR 福留

Spring coat / Diary1291
28.3.2025

春日和だなーなんだったら初夏っぽさすら感じるなー、アレアレ街には既にTEEシャツ姿もちらほらじゃないの気持ち良さそうだねー。あっそうだ同じ服着ないという縛りを自らに課して5日間過ごしてみよう とふと思い立ったのが今週の月曜日の夕方なので本日でセルフ縛りDay4。明日でDay5最終日なのですが二日目には既に気付きました、同じ服着ない縛りは自分には向いていないと。最も親愛なるファッションスタイリストさんの影響から様々なスタイルでいるよりも120点と特に胸が張れる自分が大好きなワンスタイルでいたいと思うようになってからある程度経ちその傾向は年々強まっているものの(またどこかでその反動的な気分になる可能性もゼロではないと思っていたりもします)今回のセルフ縛りの四日間で着た品々は言うまでもなく最前線の超絶一軍ばかりなのですが同じ服を着ないというそれこそ縛りによって有意義だけどうん、なんというか 的な。

ちなみに本日までで上半身はミリタリージャケット→スカジャン→リネンとウールのスポーツジャケット→スエードレザーシャツ、下半身は薄いベージュのファイヴポケットパンツ→ナイロンパンツ→ブルージーンズ→謎の色ジーンズ、シューズはブーツ→ドライビングシューズ→スウェードレザーのテニスシューズ→ブーツ。縛りあってこそ上下共に全て異なりますが着ている時の感覚とテンションは全て同じでした。色々やってみて気付くことって大事だなぁと思います。皆さんも意識していることや最近の気付きはありますか?

 

 

 

一見すると特にプレーンでオーセンティックなオーヴァーサイズのラウンドコートですが詰まった首元にサイドスリットと乗馬の要素性を盛り込んだ意欲的なプロダクト。襟のレザー切り替えが堪らない90年代アルマーニのクリエイションです。

 

 

こちらもアルマーニのオーヴァーサイズプロダクトなのですが表記44とコンパクトなのであの子やあの子やアノ子にも御提案したい。特に軽量なコットン,純トレンチだけどハーフライニング仕様という抜群の個性,造形的なディティール,綺麗なイエローカラー。素敵。

 

 

無双仕立てって要するに洋服2枚分なんでしょと気付いてから一層と好きになりました。超絶王道バーバリーでも全然違う印象になりますもんね。

 

 

こちらも無双仕立てでバーバリートレンチの中でも意匠性が高いギミックと迫力に満ち溢れた個体です。1988年の逸品。

 

 

ポリエステルモールスキン特有の美しい違和感と存在感、ベージュとイエローの中間的な独特のトーンがより一層に妖艶に上品に。ヴェロニク・ニシャニアンの哲学が満遍なく詰まったど真ん中の設計と構築は見る度にやはり良いなと不変性が有する存在価値を改めて確認させてくれますよ。それこそ着て向き合うことで時間が経っても度々訪れる気付きの機会です。

 

 

シルク×ヴィスコースの蕩けるような軽量感に古典に則った上で再解釈構築した異質なデザインシルエットにボタン配置や細かなデュティールに潜む意匠性、本当いつ出逢っても凄いよなージャンニ・ヴェルサーチェの最初期メンズクリエイション。ガンフラップと胸ポケットを直結させるとかどうやって辿り着いた?

 

 

 

 

 

New Spring coat

 

肌寒かったり風を防ぎたかったらフロントを閉じる、そうじゃなくて邪魔じゃなければ開ける みたいな自然体で向き合って頂きたい六着です。もちろんウエストベルトを絞めない時は腰後ろで結ばず左右のポケットにIN、ね?

 

 

SURR 福留

1995-2012 PRADA Uomo / Diary1290
21.3.2025

1995-1997

 

 

1995-1997

 

 

1998

 

 

1998

 

 

1999

 

 

1999

 

 

2003

 

 

2000-2006

 

 

2012

 

 

意識的に少なくとも年に一度は必ずミウッチャ・プラダのクリエイションをまとめて御提案するようになって数年経ちますが、本当に有難いことに弊店においてヴィンテージPRADAは“常に在る”という存在ではなくなってくれています。本音を言えばテーラードジャケットやレザーシューズやセーターのように常に在っていつでも御提案できる,御提案したい存在なのですが、それが叶わないもどかしさというのは幸せというもの と思わなきゃ と。もちろん実際に有難いことですから。

この数年でより一層PRADAが様々な意味合いにおいて加速しているように感じるのは私だけではないはず、事実つい先日にPRADA Uomoクリエイションに新たなデザイナーが参加するファッションニュースが出ていましたしね。より一層の発展と同時にミウッチャさんの今後を色々と想像せざるを得ません。“私が愛したミウッチャ・プラダによるPRADA Uomoはもうヴィンテージでしか出逢えないし手に入らない”的なことを書いたのはいつだったか忘れましたが改めて胸がキュッとなること書いてんな自分、と思います。なんでノスタルジックに成ってんだろう?成っても仕方ないしヴィンテージでは当たり前のことなのに。なんか疲れてんのか?シャキッとパキっとすることやってこい!

 

 

 

 

 

1995-2012 PRADA Uomo Selection

ということで2025年最初のPRADA Uomoセレクションはこの10着、今回も運良く最初期のピリオドから伝説の2012AWコレクションまで分布することができました。カジュアルからドレス,不変美から造形美,オーヴァーサイズからナチュラルフィットからスリムフィット,古典的素材から未来的素材まで、ミウッチャ・プラダという稀代の天才の略歴を改めて見返して頂きたく思います。

じゃあちょっとシャキッとパキっとしてきますね。

 

SURR 福留

春めいてきましたね / Diary1289
14.3.2025

皆様花粉症は大丈夫ですか。私はついに成ったかと思ったら寒の戻りや最後の雪を経たらまた普通に戻っていてよく分かりませんが、でもいつ成ってもいいように引き続き覚悟は決めておこうと思いました。でも成ったかな?の時に眼球洗浄剤的なやつを試しましたがあれは気持ち良いですね、花粉症じゃなくても単純にやった方が良いんでしょうね。

 

 

 

もし好きなブランド/デザイナーにクロード・モンタナを挙げる男性がいたらどうしてそれに至ったか問いたいです小一時間ほど(服飾学校などに通われていたなら別ですが)。何故ならクロード・モンタナのメンズクリエイションに出逢う/見る機会なんてほとんど無いし、男性が自分で着る目線で好きに至るには相当苦難な道であろうと思えるほど,だからこそ時代を創れたほどに個性的で攻撃的な世界観なので。でも弊店3着目となるこれは個性的で攻撃的でありながらしっかりと古典を踏襲した絶妙かつ嬉しいバランスなのでした。

 

 

80年代デザイナーズヴィンテージの完全未使用品なんて探しちゃダメですよ労力と成果の天秤が120%釣り合いませんから。しかも着やすいライトめなコットンでリバーシブルのスポーツジャケットなんて、探しちゃダメダメ。

 

 

こちらはXL表記なのですが、着丈は伸ばさずに身幅だけを大きくするヨーロピアンワークのサイズUP概念なので、特にボンバーなシルエットでしかもピュアシルクという点に猛烈に惹かれました。

 

 

王道のコンバットジャケット系統/ユーティリティージャケット系統はアップデートされ続けることで実用性が上がり続ける素材力と何より洗練性と機能性が上がり続ける意匠性に圧倒的な存在価値を感じます、しかも近代寄りだから逆に全然出逢えないし。2007年のフレンチネイビープロダクト、歴史と技術力と感性が見事に結集しています。

 

 

引き続き魅了されっぱなしのヴィンテージ・ヴァレンティノ、これも凄い。設計個性が素晴らし過ぎて面白過ぎてやっぱり近年より盛り上がっているイタリアのあっち系もヴァレンティノ・ガラヴァーニを見てたんだなって再確認できました。

 

 

時代性の勢いと美意識とエゴイズムを感じるけれどなんか絶妙に品が良くてさっぱりとしたヨーロピアンアノニマス、このノリとテンションでピュアメリノウールというのが結構重要なんだなって勉強になりました。

 

 

私はかねてよりごく一部のエレガンスを極めた,極め過ぎたファッションブランドやメーカーに対して敬意を込めて思います“頭おかし過ぎてマジ最高だぜ”と。フランスが誇る孤高のファッションブランド,Zilliも間違いなくそれです。極端に生産数が少ないからシャツは初めて出逢いましたが出逢ってみるとそりゃあるよねって感じですがそれにしてもこれは凄い、ボタンダウンに胸ポケットにWorkライクなトリプルステッチにBOXYなシルエットとエレガンスを極めたうえで思い切りカジュアルにラフに振り切っているのですがビロードのような光沢感のピュアコットンのテクスチャーにセクシー過ぎるブラウン(ほんのちょっとだけパープル感じるんですよね)に当たり前のように圧倒的に最上質な構築の数々とエレガントな感性ドバドバ溢れ過ぎ。色々と異次元なプレーンシャツです。

 

 

親愛なるジャン兄へ、今年も最初期クリエイションで思い切りワクワクドキドキさせてくれて本当にありがとう。貴方は本当にレザーボンバージャケットが好きなのですね、よく着ていたんですか?きっとそうなのでしょうね。それにしてもレッドレザーって,パイピングアクセントって,レイヤード風のスリーヴって,フロントからバックまで直結したデザイン機構って。出逢ったことない感の畳みかけがエグいですって。これからも引き続き色々なクリエイションで楽しませてくれるんでしょうか?きっとそうなのでしょうね。

 

 

 

 

 

今週の新作群でした。

 

 

SURR 福留

レザーポロシャツ / Diary1288
8.3.2025

ヴェロニク・ニシャニアンが参入する以前のHermesハウスメンバーで製作されていた時代のHermes hommeクリエイション。ヴェロニクはその基盤ごと受け継いだので昨今のデザイナー交代劇のようなコントラストはなく事実彼女も後に違った形で何度かレザーシャツを手掛けていたりもするのですが、弊店はやはり区別して捉えて然るべきと考えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしてもレザーシャツってプルオーヴァー型のレザーポロシャツって、最高に最高に最高に格好良過ぎるでしょ。ラムレザーヌバックにはやはり特にヴィンテージな年代ならではの風合いが生じていますが至極当然にラグジュアリーだし,でも同時にTHEヴィンテージなコクと奥行きもあるし,惚けてしまうほどのトロトロのテクスチャーには“Maison”Hermesの圧倒的なプライドと自信と確信がみなぎってるし,胸元とポケットにチラリと覗くカレのテキスタイルが身悶えするほどに粋だし洒落てるし,唯一主張するいわゆるロゴは水牛の角ボタンの彫りだけというサイレント感が堪らないし,なのでアノニマスだけど結局のところ圧倒的な王者の存在感だし,グレーとブルーの中間色+角度と光量によってはミクロな緑味を感じられる何色と問われたら困るような絶妙なカラーリングだし。もう。

 

 

 

 

 

New 80s Hermes homme pure ramb leather nubuck polo shirt

 

TOP OF 着るファッションプロダクトと言って差し支えないレザーウェアでHermesクオリティで、しかもレザージャケットでもレザーコートでもレザーパンツでもなくシャツ、プルオーヴァー型のレザーポロシャツ。もう、楽し過ぎるってば。

 

 

SURR 福留

イップス / Diary1287
6.3.2025

店舗運営における様々をやらせてもらっている中でも御客様方とフェイストゥフェイスで交流できる“接客“という内容は単純にかなり好きなこともあって接客されることも好きでして、真面目というわけではないのですが常に勉強したいなと思っているし素敵な接客体験があったらすぐに参考にしたいなと思っている(私は意識的に 機会ございましたら と言うようにしているのですが、それは10年以上前に訪れた長崎の料理屋さんのおかみさんが放った帰り際の一言で、キュンときたのでずっと真似しています)ものの、いかんせんこんな面構えなものですからこれまで生きてきて積極的な接客体験をほとんどしてこなかった私。先日ふと“長財布より大きいけどポーチよりも小さくて、とにかく収納口が沢山あるプロダクト”の必要性を感じたので、かねてよりそういった時に懇意にしている某ショップに伺ったところやっぱり流石っすとその目的にかなり沿った一つがあったので手にとってジッパーを開けたり閉めたり収納を確認したりとしていたところ、さすがに店員さんが丁寧にも話しかけてくれて開口一番に“よかったら!”と言われて私はフリーズ。既に手に取っているし着るものでも履くものでもないプロダクトと向き合っている私に“よかったら!”とは!?冷や汗を流しながら数秒停止した私に対して店員さんからの二の矢は“日本語大丈夫ですか?”でした。その時に思ったんです、あぁ私は接客されイップスになっているなぁと。

おかげさまで最近は今まで以上に接客されたい欲が高まっています。と言っても本当に接客されないからなぁーすっかり足が遠のいてしまっているけど久しぶりにあそこのBarでも行こうかなー、でも出来ればファッションカルチャーで接客されたいんだよなー。いっそのことちょっと茶髪とかにしたら少しは印象明るくなるかしら?いやいや依然ちょい変形系ウルヴァリン型髭を蓄えてたら意味ないか。

 

 

 

2年ぶり結構久しぶりなHermes hommeのレザープロダクト、HermesではなくHermes hommeのクリエイションです。あー楽しい。

 

 

対してこちらはHermes hommeではなくHermesのレザープロダクト、2001年のお品です。これまた今まで通り抜群にアノニマスなうえに今まで以上の抜け感が漂うのですがもちろん申し分なくもれなく抜群に美しく格好良い。いわゆるバケツバッグ系統に属する系統ですが一線を画します、Hermesのプロダクト感は本当に秀逸。

 

 

弊店が得意としないスウェットですがBest Companyは別。発泡プリントのライトウェイトと刺繍のスタンダードウェイトです。

 

 

彼女の青春時代と呼応するサイケデリック2002SS!ミウッチャは本当にセブンティーズの世界観好きですねぇ。例えばウッドストックフェスティバルの頃はちょうど二十歳くらいで政治活動やパントマイムに勤しんでいた頃かしら。そこから家業を継ぐまで10年弱の期間は彼女に取ってかけがえない時代だったのでしょうね。

 

 

ARNYSの設計美意識&色彩感覚meets英国的なレインコート&ヘヴィーデューティー概念。このベクトルに向けられるとこれまたキュンキュンしちゃいますね。屈強だけどエレガントで機能的だけどファンシー、特に軽めの生地感というのがまた堪らない。

 

 

内モンゴル産カシミアの上質で屈強な素材感とアランニットの王道感とやっぱ格好良いじゃんなネイビーカラーが紡ぎ出す貴方の人生を豊かにすることお約束な2000年代初頭ブルネロ・クチネリのニットジャケット。厚過ぎず薄くないインナーにもアウターにもなってくれるバランス感、欲しー。

 

 

 

以上が今週の新作群でした。お披露目は8日土曜日、機会ございましたら宜しくお願い致します。

 

 

SURR 福留

今っぽさも時には良い / Diary1286
28.2.2025

先日から都内はだいぶと暖かくなりましたねぇ。道端の梅もちょこんと白い花を咲かせていたりちょっとした日中のお散歩だったらカシミアセーター1枚でちょうど気持ち良い感じだったりと、やっとこさ春がしっかりと感じられるようになりました。この時期になると個人的に特に楽しみたいのがカシミアセーターに軽い羽織り,なんだったらサマージャケットくらい軽やかな羽織りの組み合わせでして、以前の買付時に道端で見かけたおじいちゃんのカシミアセーター×サマージャケットというなんとも小粋なスタイルに衝撃を受けてしまいまして、そっか暖かみのあるテクスチャーと涼しいテクスチャーをドッキングしても良いんだ と、なんだったらそのコントラストがとてもセクシーじゃあないか と固定概念を覆されてしまったものですから、以降かなり気に入った着方なんですカシミアセーター×サマージャケット。なので小春めいてきた今もまだまだカシミアセーターが旬ですし、早くもサマージャケットが着られるという楽しい楽しい季節。もっと暖かくなったらカシミアセーター1枚でもっともっとサラリですね、ヨシヨシ。

でも来週?からまたしっかり寒くなるという予報に戦々恐々。きっとそれが冬との真の最終決戦だと信じて備えましょうね皆さま。

 

 

 

ということでスプリングPure Scotlandカシミア、ジーロングウール、メリノウールのヴィンテージ・バランタインプロダクト。本当にずっっっっーっとやってるセーター1枚にジーンズおよびファイヴポケットパンツの組み合わせ、今年もたっぷりと楽しみますよ私は。あとヴィンテージ・バランタインはしっかりと常にSURRに用意しておきたい存在です。

 

 

今年初の新作シャツはヴィンテージ・シャルべで始めさせて頂きました。これもSURR最初期の定番メンバーだったんですけどねぇ、バランタインと同じくすぐに安定した出逢いが難しくなってしまいました。これもしっかりと御提案したいのに とそれこそこんなにも綺麗な不変的サックスブルーを目の前にすると溜息が止まりません。そういえばだいぶと以前にひっそりとオリジナルのプレーンシャツを作ったのですが、その際に御協力頂いた恩年70代の熟練中の熟練職人にヴィンテージシャルべを見てもらったところこんな風に2mm幅で縫えるミシンは日本に存在しない ってキッパリと言い切られたっけなぁ。

 

 

新作シャツ2枚目、このロゴとSURRのロゴの並びは今だに慣れません。でも実はひっそりとかなり不定期ながら御提案させて頂いている王道における非王道のプロダクトシリーズ、一説によるとラルフさん当人も気に入っていなかったとか。そこがまた好き。

 

 

サファリ調×デザインシルエット×リネン&ポリエステルのフュチャリスティック感MIXのエレガントテクスチャー。ミウッチャさんのデザイン哲学とクラッシック美意識がちょうど半々で調和したなかなかどうして出逢えないバランスの一着。

 

 

極めて稀にトムフォードさんによるGucciのプレーン(特に)テーラードジャケットと出逢えますが異常なまでのクオリティの高さに変な言い方ですが引くレベルで驚かされます。不変を踏襲しながらもシルエットやボタン配列などに注がれる異常なエレガンス,各所において文字通り光る職人技術が結集したハンドステッチ,それこそ引くくらい上質な素材感。簡単に言えないし言っちゃいけない表現ですが、究極のテーラードジャケットです。このムードに関してはマジで現代のそれと肩を並べられる、どころか勝っていると思う。

 

 

バルカラーでラグランスリーヴだけどエポレット付きでベルト付きでレインヨーク付きでウールギャバジン素材、わーいヴィンテージ・バーバリーの非王道(弊店が一番好物な)個体だー。

 

 

タフなピュアナイロンの表地に繊細なカシミアシルクのライニング、このリアルとロマンのマリアージュもまたロロピアーナの真髄なんだよなぁ。パデッドヴェストは様々ありますがこちらはPRADAやラング(ほとんど同じスタイルバランスのパデッドヴェストがあった、確か2000年代最初頭頃)と言われた方が納得な素晴らしくミニマムなプロダクトバランス、でもPRADAやラングと違ってミニマムモード全開よりもクラッシックに向いてる感じだから絶妙に着こなしやすいし合わせやすいんですよねぇ。あと着てみて思ったんですけどこのソリッドでヘヴィーデューティーな感のベストって一部のカルチャーにおいて流行ってる感じですかね(それこそスウェットと的な?)、個人的にはそれの研ぎ澄ました版というか上品な大人版というかな感じも好き。今っぽさってのも時には良いものですからねぇ。

 

 

 

以上が今週の新作群です。機会ございましたら御縁ございましたら宜しくお願い致します。

 

 

SURR 福留

春を感じたい / Diary1284
14.2.2025

寒い、分かっていたけど覚悟していたけど寒い、昨日とか強風で風鳴りがずっと凄かったんですよ。というかSURRがあるヴィンテージマンションの特性上(?)と周囲の建物との立地関係性上(?)おそらくは隙間風の影響でピューピュー音が凄まじいんです、もう20年以上。うっかり鍵を閉め忘れようものならもっと轟音になるし鍵をしっかり閉めてもちゃんとうるさい、というか怖い。でも昨日なんかは陽射しバッチリだったから日中は軽装で余裕なくらいでなんだったら暑い。風はピューピューたまに窓ガタガタでも陽射しでアッツいアッツい、これがSURRがあるヴィンテージマンション202号室の特徴です。皆さまいつでも気軽に遊びにいらしてくださいませね。

せっかくのんびり自転車乗りたい気分になってきたのに寒くて全然無理無理、もう一発で風邪を引く自信があります今年は。ということで寒いので啓翁桜をお店に据えました。年始から御陵松を飾ってて自宅に盆栽もあるからずっと飾ってても良いくらい好きだったのですが、流石に元気無くなってきたので桜と交代。エントランスもしくは窓際でどうぞ彩っておくれね。良いですよね桜、気分だけでも春を感じたいものです、ブルリ。

 

 

漁夫用プロダクトとして限定的に製作されていたバブアー社においても異端なオーヴァーサイズのプルオーヴァー個体,LONGSHOREMAN、弊店は初の御提案。漁夫ってのがまた流石の存在価値ですね。

 

 

あんだけニットLOVERを謳っておいてニットテーラードジャケットはこれがおそらくは初めてとは全くもって恥ずかしい限り。でも冷静に考えたらニット成分だけで構築されたテーラードジャケット型のプロダクトって、全然無くない?という独り言がこの一着を目の前にすることで口から飛び出したのも事実。全然無くない?あとですねこちらはウール×カシミアの混紡なのですが畦編みを思い切り圧縮したかのようなまるでボンディングニットのようなギュッと感になっているので、驚くほどの重量感を有していてちょっと笑っちゃいます。このスンとした品の良いニットテーラードジャケットの顔立ちを生み出すのにこんなにも重量感が必要なんだ って。

 

 

バイカーLIKEな創作的イタリーアノニマスプロダクト。袖が取れる2WAY仕様って本当すき。THEなヴィンテージ感もありつついなたさもありつつ、でもそれがあるから良い的なノリの一着。今だとベストにしてウィンターコートの上から羽織る感じも素敵でしょうね。

 

 

ということで弊店は今年もひっそりとだが確実に袖がないジャケットを御提案してまいります。ふと鞄代わりになってくれる側面もあったりして素敵です。

 

 

あとデニムも欠かせない。2024年は6割7割をジーンズ及び5ポケットパンツで過ごしたので、より一層存在価値の高いマテリアルとなりました、デニム。こちらは80年代Armani Jeansによるハーフコート遠いう絶妙で粋なプロダクト。弊店の愛するカルチャーにおいてデニムと言ったらアルマーニ御大も欠かせません。

 

 

英国老舗アチラさんの王道哲学感もありつつオリジナリティに満ち溢れた、これまた御大ヴァレンティのによるミニマムな一着。ライトパデッド構築に後々のデザイナーカルチャーの源流感がヒシヒシと。

 

 

あれ?ポール・ハーンデンかな?と思ったら純フレンチウェアでした、しかも1960年代(70年代の可能性がある60年代ではなく50年代の可能性がある60年代)というしっかりと古い時代かつピンピンにフレッシュなコンディション。ハーンデン味を感じた要因はいくつかあれど内部構築と裏地がないアンコンストラクテッド設計であることがかなりの比重を占めています。いやいや60sフレンチでアンコンストラクテッドジャケットって、あったのね。古来には食事の前に談笑しながら一杯呑む文化がありそこで羽織るプロダクトとして着丈が短くされたのも現代のテーラードジャケットにおける設計由来の一つであり、もう一つの特徴として食事前の談笑の場=Bar=絶対に室内ということでフラップが付かない張りポケットという要素性があるのですが、こちらは諸々を鑑みてそれの実物,通称カクテルジャケットではと推測できる一着、だってカーディガンレベルの心地良さだもの。こんなの驚きとまだ出逢えるだなんて、上質なヴィンテージって本当に面白ー。

 

 

ジャンニ・ヴェルサーチェが妹のドナテラのために設立し度々手伝ったりもしていたクリエイションライン,VERSUS Versace。こちらのヴェルサーチェの世界観らしさ満載のクリエイティヴィティなボンバーシルエットでアヴィエイターSTYLEの独自設計で上質な素材味溢れるラムレザーのネイビーボンバージャケットという存在価値 Feat.ウォッシュをかけたかのような独特な風合いに辿り着いたヴィンテージの仕上がり(まさか本当に最初からウォッシュ加工じゃないよね、まさかね)という唯一無二感、大々満足。

 

 

 

 

 

今週の新作群はヴィンテージ特有の味と香りと気配が強めな編集となりました。まぁ確実に私の気分ですね。機会ございましたら宜しくお願い致します。

 

 

SURR 福留

もっと春を感じたい / Diary1285
21.2.2025

寒いけど寒いけどもっと春を感じたいからきっともう少ししたら寒波も収まる冬の最終局面だからそう信じたいから、ヴィンテージデニムを一挙に御披露目です。

基本ドレススタイルおよびスーツスタイルの数年間を経てから改めて勉強すべくカジュアルと向き合い、そういう身体をつくりたかったので十年間意識的にレザーシューズしか履かなかったのですがスニーカーに目を向けてみたり一切仕事着にしていなかったジーンズを職場で穿いてみたり(よくよく考えてみたらジーンズの起源は仕事着なのに仕事着にしていなかったなんて変な話、うふ)テーラードジャケット以外のジャケットを積極的に着てみたり。そのおかげでスニーカーを履くと足の形が変わる(広がると言うか膨らむと言うか)ことが分かったりやっぱレザーシューズが好きだなってことが改めて自覚できたり、カジュアルジャケットのおかげでテーラードジャケットの格好良さと楽しさがより濃厚になったりと再発見・再確認ができました。

何よりジーンズおよびファイヴポケットパンツの存在がかなり大きいですね。元々好きだったしよく穿いていたのですが意識的なドレススタイルおよびスーツスタイルを経るとこれがまた最っっ高、正直言ってここ数ヶ月の仕事着パンツは9割ジーンズおよびファイヴポケットパンツで5本ほどをローテーションしていますが不満もストレスもゼロ、ましてや毎日御機嫌です。どんどん自分が御洒落ではないファッションの在り方に近付いているのが分かりますがそれが自分らしく心身共に快適なので致し方ありません、都合良くこれもグロウだと解釈します、決してスポイルなんかじゃなくてね。まぁどこかでまたドレス回帰するかもですし長いスパンでの気分の変遷を楽しみますよ引き続き。

 

 

 

 

 

ということでヴィンテージデニムです。王道なムード,絶妙なムード,待ってましたなムード,何これなムード,形容できないムードなど。ヨーロッパ各地でハントしてきた品々、ヴィンテージデニムLOVERファイヴポケットLOVERとして心から御推奨させて頂きます。

 

 

SURR 福留

寒波ですね / Diary1283
7.2.2025

稚拙かもしれませんが言わせて頂きます、今無いデザインってのが惹かれる。結局のところ私は人と被りたくないからヴィンテージカルチャーが好きになったのです。稚拙かもしれませんが歴とした純然たる事実を改めて想い出させてくれた80年代J.M.Westonのジョッパーブーツ。

 

 

ブルーとイエローの鮮やかな千鳥格子が上質なピュアカシミアで特級サルトリアによるハンドクリエイション。素敵過ぎる楽し過ぎる。

 

 

70年代当時の無名メーカーによるイタリークリエイションですがGー2を模してなおかつオリジナルの意匠も盛り込んだハイレベルなレザープロダクト、セブンティーズらしい上品ですっきりとしたシルエットもまたNICE。

 

 

ピュアナイロンパデッドトレンチコートというナインティーズらしい知的で実用的でエレガントなヴェロニク・クリエイション。

 

 

前も書いたと思うのですがミウッチャ・クリエイションでタックトラウザーって本当に無いので、出逢えると彼女らしい完成された洗練性とクラッシックなタックとの融合感にキュンキュンしちゃいます。ちなみにすっきりしているのですが肉厚のウール×ポリエステル素材なのでかなり暖かいかと。

 

 

メンズクリエイションの最初期。世界観はもちろん、この時代だからこその特出して上質なクオリティに驚かされます。引くくらい綺麗です。

 

 

テキスタイルデザイン名、“風の装飾品”。

 

 

しっかりとした縦横比に長めのハンドル、そして着脱式ショルダーストラップと日常に向けての有用性に満ち溢れた一品。

 

 

Hermesバッグプロダクトの中でも代表的かつクラッシックなモデルを大胆にもサコッシュに変換した一品。1980年代後期から90年代初頭の数年間のみしか存在しなかったリミテッドモデルですがその感性はまさしく“現代”なオーパーツ的ヴィンテージHermesバッグです。これはバッグを視野に入れている方には是非御覧頂きたいなぁ…

 

 

 

 

 

以上、今週の新作群でした。寒波ですね寒い寒いですね、冬なので仕方がありませんがついに来たかって感じでいかんせん身体がビックリしちゃいます。でも少し耐えれば春の気配も少しずつ漂ってくれると思いますので、それまで我慢ですよ!

 

 

SURR 福留