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色々です / Diary1336
19.9.2025

秋冬の一番最初に着られるカシミアって超軽量かシルクとの混紡なんじゃないかなって思う。で、こちらは超軽量でカシミアシルクの混紡セーターという弊店にとっては特に希少種の一つ。ナチュラルフィット設計でモックネックで冷たいホワイトカラーっていうのも嬉し過ぎやしませんか?

/ 90s malo light cashmere silk sweater

 

 

巨匠全盛期のカジュアル提案でワークSTYLEの味付けとデニムテクスチャーのスパイスで自然体ながら確かに響くデザインシルエット。今までも大切な存在でしたが今まで以上に大切に感じざるを得ない。私は簡単にRest In Pieceなんて公の向けて言わないで心の中でもっと大切に想う。

/ 90s Armani Jeans work-style denim shirt

 

 

オリジンカルチャーだったら重さや硬さすら内包した“原始の革の上質さ”とかデザイナーズカルチャーだったら唯一無二の“デザイン性”とか“スタイルバランス”とか“クレイジーな個性”とか、レザーウェアの判断基準って幾つかあると思うんです。で、個人的に思う重要な判断基準がやはり“品質”なのですが、となるといかんせん候補がギュッと少なくならざるを得ない茨の道なので親愛なるブルネロ・クチネリさんがレザーウェアを贔屓目なくらいに愛してくれるのは本当に助かると言うか嬉しい、だって彼ほど間違いない人物ってそうそういないんだもの。彼ならではのクラッシックカルチャー目線の“レザーウェアとしての普通さ”にさりげないデザイン感性が注がれたとんでもなく軽やかで柔らかな最上品質のレザーウェア。これってきっとコンサバティヴだと思う、そしてコンサバティヴって最強だと思う。

/ 00s Brunello Cucinelli biker-style design leather jacket

 

 

一つのミスが即座に命の危険に関わるってミリタリーおける様々な環境の中でも稀なので、空挺部隊,パラトルーパーのために設計されたプロダクトの数々は自ずと特に特別なものとなり特徴的なものとなり、結果的に必然的により濃くモードカルチャーと繋がることとなりましたのでどの国でも空挺部隊のプロダクトって特出して格好良いんです。ベルギー軍のこれもまさにそう、パズルを組み合わせたかのような象徴的な迷彩紋様に空挺部隊特有の個性的な意匠の数々。

/ 1963s Belgian Airborne Forces jigsaw camouflage paratrooper jacket

 

 

Uomoの最初期頃のヴァレンティノ=男性に向けてのイタリーモードの基準。造形的な肩を筆頭としたデザイン概念にピュアウールギャバジンのテクスチャーに落ち着いたカラーリングに明らかなる軽量感といった良い意味で最老舗のアチラやアチラのトレンチコートとは異なる要素性が“コート屋のコート”と“デザイナーによるコート”のそれぞれがこの世に存在して然るべきな意義を示しています。

/ early80s Valentino Uomo wool gabardine trench coat

 

 

超厚切りの食パンを小脇に掲げるくらいのサイズ感。何言ってんだこいつと思われるかもしれませんが僭越ながら個人的には適切な比喩ではないかと思っています。そして超厚切り食パンくらいのサイズ感なので財布系も小物系もスマホ系もスッポリ入るのでものすんごく使いやすい はず。

/ New 1985s Hermes cross body small leather bag

 

 

 

 

 

New

 

あとBest Companyのスウェットジャケットがありますが前回古川が書いたので割愛します。色々な新作、機会ございましたら。

 

 

SURR 福留

1995-early00s PRADA Uomo / Diary1334
12.9.2025

個人インスタで自分なりに一応は積極的に私的な内容を書いているつもりなのですが、これはどうにもこうにもそこに書く気分になれない話。ずばり皆様は好きなブランドはありますか?

厳密に言うと好きな今のブランド,今のメーカー,今のクリエイション。ランウェイなのかプレゼンテーションなのかルックブックなのかで新作が発表されたらワクワクして、今期は何買おうかなアレ買おうかなと背中を追いかけられるような今のものってなにかありますでしょうか?そういう存在があるってなんというか心が励まされるというか暖められるというか、良いと思うんですよねシンプルにワクワクできますし。自分の軸として頼りになるし、極論ではありますがそれだけ買っていれば自分の中でちゃんと着地できるというある種の最後の手段が在るっていうのも有意義だと思う。だからとっても良いと思うんです、今の好きなブランドがあるって。解釈を広げるとしたら“この人が着ている服が欲しい”と思わせてくれるような好きな人だったり“この店で買いたい”と思わせてくれるような好きな店も含まれますね。

私は長らく背中を追い続けてきたファッションブランドがありましたが2021年に目の前から煙のように消えてしまい、ふと現れたと思ったら名前が同じ違うブランドになっていました。それ以来ランウェイを楽しみにしたり今期は何買おうかなアレ買おうかなと思えるような好きな今のブランドは私にはありません、まぁ元々ヴィンテージ贔屓だったので今のブランドに本腰を入れるタイプでは無かったのですが。でも楽しかった、今のブティックで今の洋服を買うという行為は。もしかしたらヴィンテージ贔屓だからこそ良い濃くて恋コントラストだったのかもしれません。でも今は無い、そのブティックはSURRから歩いて10分の距離に二箇所あるけど私にとっては違う。私はPRADA Uomoが好きのではなくミウッチャ・プラダのPRADA Uomoが好きなのだ。

 

 

ということで今期も粛々とミウッチャ・プラダによるVintage PRADA Uomoを御提案致です。区切りがはっきりしているし今のブランドとして数年前から特に勢いがあるmui muiやデザイン目線でキャッチーなPRADA Sportは今年もセレクションしていません、弊店は2025AWも見た目の要素性が少ない傾向(平たく言えば地味)ながらミウッチャ・プラダの震えるようなモード哲学のエナジーとシナジーの力強さが色濃く注がれたVintage PRADA Uomoの“ファーストライン”のみとなりますが御了承ください。

 

 

 

 

 

New 1995-early00s PRADA Uomo Selection

 

これは純粋な幸運なのですが1995年から1997年の最初期クリエイションが今回は多めと相成りました。成熟した完結された世界観だからこそ“いつのクリエイションか”よりもプロダクトとしての求心力と着る人の相性が重要ですが、御提案する弊店にとってはランウェイショーも行わずプレゼンテーションのみで発表され展開も世界3店舗という限られた規模であり、最初の数回のコレクションで後々のほとんど全ての雛形が存在したと言っても過言ではない最初期クリエイションはやはり特別。今回も凄いですよ、同ピリオドにも関わらず良い意味で方向性バラバラですもん。天才ミウッチャの感性はヴィンテージという存在でこれからも圧倒的に輝き続けます。

 

 

SURR 福留

パ二ナロ / Diary1335
18.9.2025

 

1980年代にイタリア(ミラノ)で生まれた、若者を象徴するカルチャー”パニナロ”。 始まりは、当時の裕福な家庭の子ども達が留学先としてアメリカに行き、そこで目にしたファッション・ファストフードをイタリアに持ち帰り、それがパニナロのスタイルに直結したのである。 今回はファストフードではなく、ファッションスタイルについて触れていきます。彼らの定番は、鮮やかなジャケットにリーバイスを穿き、ティンバーランドのブーツ。自分自身の最初の印象としては、ダサいなと思いましたが、深く知っていき、当時の写真を見ていくうちに、ダサさはあるけど、かっこいいなと思うようになりました。このバランスを表現するのって難しいと思いますし、私は、このパニナロのスタイルからは、たくさんのインスピレーションを受けたと思います。 彼らは、モンクレール・ストーンアイランドなど、複数のブランドを好んでいましたが、その中から今回ご紹介するのは、”Best Company”です。

 

 

 

1982年にオルメス・カレッティによって設立され、1992年までの短期間で終了してしまいます。アメリカのワーク・カレッジ・スポーツスタイルをベースにポップなカラーリングや大胆なグラフィック・刺繍が特徴的なイタリアのブランドです。 この羽織は、アメリカのベールボールシャツをサンプルにしており、生地には柔らかなスウェット素材を採用し、配色にはグレー×イエローの鮮やかなコントラストを効かせることで、イタリアブランドらしい遊び心と洗練を加えています。アメリカンスポーツ をイタリア流に再解釈するという姿勢は、Best Companyならではの持ち味だと思います。

 

 

バックプリントには、Newport Beach Californiaの文字、これは、アメリカ西海岸の高級リゾート地で、当時の若者にとってアメリカは一種の憧れで、自由でリッチなライフスタイルを具現化したものだと思います。

 

 

サイズはLサイズのゆったりとしたシルエットで、肩の力を抜いて着こなせる一方、裾や袖口のリブが全体を程よく引き締めてくれます。今回は、パ二ナロスタイルでデニムを合わせましたが、綺麗なスラックスを履いて、少しドレスに振ってもカッコイイですし、気温に合わせてインナーをフーディーやシャツに変えるだけで印象が大きく変わるんだろうなと思いました。各スタイルの中で、様々な合わせで楽しんでいただきたいです。

 

 

SURR 古川

気分 / Diary1333
11.9.2025

 

この90年代アルマーニジーンズのレザーハーフコートは、厚みのあるブラウンレザーを贅沢に使用し、当時らしいオーバーサイズシルエットに仕立てられていて、しっとりとした艶感と部位ごとに異なるシボの表情が、レザー特有の奥行きを生み出しており、着込むほど、経年変化を存分に楽しめる素材感です。 ボタンを上まで留めれば前合わせが高めに立ち上がり、スタンドカラーのような表情を演出できる2WAY 仕様で、クラシカルなコートスタイルから、よりモダンな着こなしまで幅広く対応してくれます。

 

 

 

 

 

ロゴや装飾に頼らず、素材とパターンの力だけで魅せる点に、アルマーニらしいと思いました。 サイズ表記は50なんですが、オーバーサイズ設計ですので、丈の収まりが良く、全体のバランスが良いので、”着られている”ではなくて”着こなしてる”という印象を与えてくれます。 腰位置にはフラップ付きのポケットを備え、実用性とともにクラシックなワークテイストを感じさせるアクセントになり、ヴィンテージとしての雰囲気を纏いつつ、日常的に取り入れやすい万能性も兼ね備えた、時代を超えて現在でも通用する一着です。個人的に、今年はハーフ丈が気分なので、率直に欲しいって思いました。

 

 

流行ではなく普遍的な1着を是非に。

 

 

 

SURR 古川

CCP / Diary1332
5.9.2025

新作として御披露目するのがだいぶと久しぶりと言うのと、その圧倒的な存在価値から新たな出逢いはないと思っていたこともあって、私は彼のこと,彼というファッションデザイナーが産み出した存在を目の前にすると何と言ったら良いものだろうか何と捉えたら良いものだろうかと呆然に漠然に思案と夢想をせずにはいられません。オーストリアのリンツに産まれblah-blah-blah、仕立てを専門的に学びblah-blah-blah、そのあたりはもうよろしいでしょうかね。とにかく強烈に独立した思想と思考で自身が設立したCCPでは生と死,始まりと終わり,恍惚と悲しみ,自由と監禁といった大胆な対比によるメッセージクリエイションや、時に動物の剥製をそのままの形状で鞄にしたり革の裏地に動物の血を塗りつけたりネズミの皮を剥いで帽子をつくったりと数少ない過去のアンケートでキャロル本人が“常に人々を驚かせたい、それがデザイナーというものだ”と答えている通り人々を驚かせ惹きつけ続けてきました。キャロルがCCPを去ってから10数年経った今なおその存在価値は色褪せるどころか、トレンドやインフルエンサーやSNSに左右される機会が増えた昨今は一層輝きを増しているのは間違いないでしょう。

服飾史を彩り積み重ねて今にバトンを渡してくれたファッションデザイナーやアーティストは数えきれないほどいて全員がかけがえの無い存在ですが、やはりその中でも結果的にせよ必然的にせよ抜きん出た人物が幾人かいると思いますし、その中でも伝説としてこれからも語り継がれる人物が僅かながらいると思いますが、僭越ながら弊店にとってキャロル・クリスチャン・ポエルというファッションデザイナーは伝説枠です。

 

 

 

ドレスメイキングの学校で仕立てを学んだにも関わらず,いやだからこそでしょうか、CCPの作品を身につけるという行為にあえて苦痛を織り交ぜ徐々に快適になっていくことを調和ではなく“戦い”と捉え、多くの場合快適であったり実用的である衣服という存在価値から意図的に逸脱させることでCCPの作品は着用者に役立つ物体ではなく自立した存在であることを主張したキャロルにおいて、ミニマムでハードでフェティッシュなレザージャケットは代表的なプロダクトとなったことは必然であり、知る人にとってはきっと知っているにも関わらずいつ見ても圧倒的な佇まいであり知らない人にとってもきっとモノ言わぬ衣服であるにも関わらず何かを感じずにはいられない存在感を有するのもまた必然。時代がうんぬん関係ありませんが前述の通りのような昨今だからこそ異質さは際立つのではないでしょうか。

もう一度言いますが、もうヴィンテージCCPを御提案できる機会は無いに近しいと思っていたので、まさかここまで立派な作品を改めて御提案できるとは。しかしながらこれまた前述の通り私は彼の作品を目の前にすると思案せずにはいられないのできっと御客様との交流に際しては単純に格好良いの一点張りになるかもしれません。今思いましたが思案してしまうのはキャロル・クリスチャン・ポエルによるCCPほどメタファーでもシニカルでもなくアーカイヴとして,ARCHIVEという真に正しい言葉の意味で扱われ保管され継承され続けたファッションプロダクトなかなかどうして存在しないと私が思っているというのも大きいと思いました。

 

 

 

 

 

New 2000AW Carol Christian Poell hiding pocket leather jacket

 

要は畏怖ですね。

 

 

SURR 福留

秋口の装いに / Diary1331
4.9.2025

 

9月に入り、少しずつ秋の気配が近づいてきましたが、昼間はまだ夏の名残を感じつつも、朝晩には、涼しさを感じつつ、着るものも自然と変えていきたくなる季節です。そんな今の時期にぴったりなのが、気分やシーンによって表情を変えてくれるシャツ達です。 今回ご用意したのは、シルクやビスコース、コットン、レーヨンなど、多彩な素材で仕立てられたシャツで、それぞれの素材に特徴があり、光沢や落ち感、軽やかさや柔らかさなど、着心地や見え方の違いを楽しんでいただけます。あまり難しく考えず、まずは今の気分で、選んでみるのがオススメです。 柄や色合いもバリエーション豊かで、クラシックな雰囲気のものから遊び心あるプリントまで揃っているので、1枚でさらりと着ても、ジャケットのインナーとして取り入れても、スタイリングに程よいアクセントを加えてくれます。季節の変わり目は、どうしても装いが単調になりがちですが、シャツ1枚でグッと新鮮な印象に。 9月はまだ残暑が残る日もありますが、そんなときこそシャツは強い味方。素材やデザインで、秋らしくも見せることができますし、週末のリラックススタイルにはゆったりとした柄物を、平日のきちんと感を出したいシーンにはシンプルで落ち着いた色合いを、シーンごとに選び分けるのも楽しいかと思います。 季節の入り口に揃えておきたい、幅広い素材とデザインのシャツ。

 

 

 

 

 

 

material:silk 

天然の繊維の中でも特に高級とされる素材で、吸湿性・放湿性にも優れているため、夏は涼しく冬は暖かいという快適性を持ち合わせており、光沢と落ち感は、袖を通すだけで姿勢まで整えてくれるような存在感で、シンプルに着るだけでも十分楽しめます。秋口のちょっと特別なお出かけに。

 

 

material:rayon 

しなやかで美しいドレープ性が魅力のレーヨン素材は、軽やかに揺れるシルエットを生み出し、スタイリングに動きをプラスし、吸湿性も高いため、今時期でも、着心地をキープしやすいのもポイントです。 季節が変わる時期にさらっと羽織ると、自然と気分まで軽やかに。

 

 

material:cotton 

季節を問わず頼れる天然素材は、通気性の高さや、吸湿性にも優れているため、季節を問わず快適に着用できるのが強みで、さらりとした心地よさと扱いやすさで、柄や色によっては、オンオフどちらのシーンにも対応可能で、着るたびに肌に馴染み、自分だけの風合いを楽しめるのもコットンならではの魅力です。

 

 

material:viscose 

柔らかく軽やかな肌触りが特徴で、また染色性に優れているため、色柄がとても鮮やかに表現されるのも魅力で、プリントや柄を一層際立たせてくれます。リラックス感のある着心地ながら、見た目は華やか。旅先のリゾートなんかにも。

 

 

 

一枚のシャツから始まる秋のスタイル。素材ごとの違いを楽しみながら、自分らしい一枚を見つけてください。

 

 

 

SURR 古川

誰が使うんだよ / Diary1330
29.8.2025

人が十人いたら十人異なるように鞄も十個あったら十通りの使い方があって有用性がある。 そんな格言は掲げていないだろうけど、そう思わせてくれるほどに十人十色で千差万別な鞄のバリエーションが存在するところも弊店が特にヴィンテージHermesバッグを愛するうえで重要な要因です。僭越ながら様々なヴィンテージバッグと出逢った際、ある程度“あぁこれは御要望多そうだな”と自動的に想像するようになったのはいつからだろうか。それは邪推かもしれませんがある程度のサイズ,雑誌がすっぽり収まる,ある程度のPCガジェット系が収まる,ペットボトルが縦に入るといったサイズ感だとまぁやっぱり御要望多そうだなと思ってしまいます、事実私もそういう観点で鞄を探していたことがあるので。でもそれはあくまで傾向と言うか一般論と言うか、基本的には前述の通り十人十色で千差万別が常だと思っているのですが一年中SURRで御提案すべき鞄を探し求めていると御要望が多そうか否かはある程度プライオリティーが高くなってしまう時もしばしば、意識的にも無意識的にも。でも並行してとっても好きというか、やたらめったら惹かれてしまう,グッときてしまう,キュンとしてしまう鞄のサイズがあるんです、多分個人的趣味嗜好の根幹が作用しているはず。

それが誰が使うんだよってくらい小さな鞄。

 

 

 

これは最たる例です、何せ500mlのペットボトルの口がちょうどはみ出るくらいでジャスト(イメージ画像は下に貼っています)なんですから。2年ほど前に各モードブランドがこぞってボトルホルダーバッグを発表したのは記憶に新しい(楽しく思ったのを覚えています、ルメー⚪︎のレザーのやつとか)ですが、これは今から遡ること24年の2001年に発表された一品です。時を同じくしてHermes femmeのクリエイティヴディレクターを務めていた首にチョンチョンチョンチョンのあの人がある日バッグ工房を訪れた際に使い終わった革の端切れが雑に積まれているのを目にしバッグチームに“何かしら有効活用した方が良い”とアドバイスしたのは有名な話で、その影響で幾つかの名作が生まれましたが、その彼が在籍していた数年の間に不自然なほどに小さくかつ個性的なフォルムであったり機構であったりの鞄が点在していることを御存じでしょうか。まるで雑に積まれていた革の端切れから生み出されたかのように、小さくしたいのではなく端切れだから小さくせざるを得なかったかのような,個性を有したかったのではなく端切れだから個性的なフォルムにせざるを得なかったかのような。しかしながらそれも推測の域を出ません、なにせそれら不自然なほどに小さな鞄はほとんど実物確認できませんので、まるで端切れから思いつきでつくったかのように。

まぁ何にせよこれは抜群。だってスマートフォンに小さめの財布でかなり良い感じの収まりなんですから、もうちょっと何かしら余裕で入るくらいの容量です。というか昨今これくらのスマホバッグ持ってる人そこら中にいますよね、でもこれが生まれた2001年にはスマホはありません、普及するのは十年ほど後の話。

 

 

そんなスマホが普及してからの数年間、Hermesは特に実用的で機能的で男性性が強いアーバンデザインを輩出していました。それらは例によって数年間のみで一挙に廃盤になってしまいましたが私はずっと想い続けています、間違いなく要望の声が多いプロダクトの数々であったと。その一つがこちらのスリングバッグです。これもまた先のスモールバッグと同じくらいの容量ですが500mlペットボトルはちょうど入るくらい、そしてあと少しだけ余裕があるくらい。まぁいずれにしても小さいですね。でもこのスリングバッグデザインが実用的過ぎるし機能的過ぎるし男性性としてグッとき過ぎるしアーバン過ぎる。それこそ最近もHermesはスリングバッグ的なプロダクトを提案してくれていますが、それらより圧倒的にアノニマスなんだ。

肩からストレートに引っ掛けて,クロスボディして胸元に,左右で長さを調整できるのですが最長で約100cmなのでウエストにONする選択肢も。特に必要なものだけを詰め込んでメインバッグ+アルファという存在価値も間違いありません、私も年間においてそういう使い方したいタイミング結構あるんだよなーくぅう。

 

 

 

 

 

New 2001s Hermes & 2010s Hermes

 

鳴々本当に大好き誰が使うんだよってサイズ感の鞄、実際問題相当に使い勝手良いですからねぇ。

 

 

SURR 福留

Rive Gauche / Diary1329
28.8.2025

 

Yves Saint Laurent”Rive Gauche”by Hedi Slimane

このRive Gaucheとは、オートクチュール(高級仕立服)が中心だった時代にもっと多くの人々に、モードを自由に楽しんで欲しいって思いから誕生した、プレタポルテ(既製服)のラインです。私自身の認識としては、モード=高級という定着を、都会的で自分らしく表現できるファッションへと大きく変えた存在です。すごくざっくりとした説明になったんですが、これだけでも当時のファッション業界に大きな影響を与えた事実が、分かるかと思います。今回ご紹介するこの花柄こそが、今のSaint Laurentまで脈々と受け継がれてきたシンボルの一つだと考えます。花柄=フェミニンという概念を壊して、男性が花柄を纏う、イメージに縛られない自由なスタイルを定着させました。そこに、エディの、後のディオールオムに繋がる礎を築いた、ロックカルチャー、シャープなシルエットは、既存のメンズスタイルを更に大きく変えたと思います。

 

 

直線的ではなく、緩やかな弧を描くラウンドカットが施されており、動きに合わせて自然に揺れる為、花柄の軽やかさとの相性がよく、タックインすればすっきりと収まり、アウトで着用すれば裾のカーブが軽快さを与え、だらしなく見えず、上品さを保ちつつ、日常にも寄り添っている設計です。

 

 

サイズ表記は大きめで、過度にタイトでもルーズでもなく、程よいゆとりと直線的な落ち感で、細身の私がややゆったりと着ても、あるいは標準体型の方が自然なフイット感で着ても、良いサイズバランスだと思います。ケミカルウォッシュされた細身のリーバイスに合わせたんですが、シャツの落ち感を意識したIライン、このバランス感は最高に気分です。白のブーツとか合わせたいですし、振り切ってロングのスカートを履いても問題なくフィットすると思います。薄手の生地ですので、今時期でも活躍しますし、秋口は様々なスタイルにインナーとしてお使いください。

 

 

ちょっと気分を変えたい方に。

 

 

 

SURR 古川

セットアップ / Diary1328
22.8.2025

やっとこさ処暑の季節だっていうのにこれまた暑い日々が続いておりますねぇ、でも今週もしっかりとしたAWを織り交ぜた新作群です。書くってのはやっぱり重要なメソッドですねもはや気分はすっかりと秋でして、毎日何かしらの羽織が欠かせませんよ私は。暑い時間帯もあるけどインナーやらで調整、ここでも全身ゲージ100ロジック(ジャケットが涼しさマイナス10だからインナーは特に軽量な涼しさ60、パンツも薄手で涼しさ50、靴下も穿かないから涼しさ10みたいな)を採用しています。サマーニットも引き続き活躍中、“さぁ、もはや汗かきたまえ。私が思い切り吸ってあげるから。そして思い切り洗濯したまえ”の気概、やっぱり良いじゃないか。

 

 

セットアップはセットアップでもスーツに非ず。そんなプロダクトが昔からやたらめったら好き、好きというかやたらめったらツボ。スウェットセットアップなんて最高ですよ、過去に二度しか御提案したことないけどあれらも本当に最高だったなぁ…あとアディダスセットアップも一度だけありました、覚えているよ。ジャン・シャルル・ド・カステルバジャックの圧倒的なモード哲学とイタリア老舗スポーツメーカーであるエレッセのド直球ド真面目な協業、昨今においてファッションとスポーツのコンビネーションは当たり前というかなんなら旬な感が(きっと)強いですが、この頃はその芽生えというかなんなら先駆けと言うか平たく言って相当に早かったのではないでしょうか。事実デザインの概念がありながらも軸足は思い切りスポーツでしてその点がやはり良い意味で近年と違う、動きやすさを重視したコンパクトな着丈も短めの袖丈もまさに時代性を反映させた“ガチ”のスポーツ。でもイエロー楽し過ぎるイエロー、素晴らしい。

 

 

これはセットアップではないのですがセットアップの感覚にて(なので上下別々でお求め頂けます)、SURR今季初のピュアカシミアはこれらにて封切りです。鳴々親愛過ぎるブルネロ・クチネリのニットプロダクトよ今年も私を思い切り楽しませておくれ。現代ではなかなかどうして出逢えないアメリカン・カルチャーの影響を特に色濃く反映させた丸いボンバーシルエットのデザインスタイル性、ライトな内モンゴル産カシミアの素材表情と街中で見かけない絶妙な芥子色が最高。初っ端から優勝セーター。

そしてこれよこれ、ピュアカシミアジョガーパンツやっとこさ出逢うことができました。おそらく私は数年前から店頭にてカシミア愛に加えてカシミアパンツの尊さを幾人もの御客様方にお伝えしている はず、だってだって大好きなんだものカシミアのパンツ、でも本当に本当に全くもって出逢えないんです各メーカーないしニットプロダクトに強いブランドにおいても“ピュア”カシミアパンツは必ずしも用意してくれているプロダクトではありませんから、新旧問わず本当に探せない。でもいつか御愛顧くださる皆様方にピュアカシミアパンツをと願い続けて幾年、やっとこさ叶いました。しかも親愛なるブルネロクチネリの肉厚内モンゴル産カシミア、100億満点でしょ。引き続き探し求め続けますが、個人感情的には最初で最後です“ピュア”カシミアパンツは

 

 

 

 

 

New Castelbajac & Brunello Cucinelli Set-up

 

もっと沢山のスウェットしかりニットしかりのスーツではないセットアップと出逢いたいなぁ。

 

 

SURR 福留

軽さと存在感 / Diary1327
21.8.2025

 

2000年代初頭のARMANI JEANSのコットン・リネンのスポーツジャケット。 私自身、リネン100%の物を所有したことはなく、特有のネップ感のある表情は好きなんですが、ドライな肌触りが馴染めずに今現在に至るのですが、こちらは、コットン50%リネン40%ポリウレタン10%ですので、特有の表情は残しつつ、コットンの柔らかさが硬さやシワ感がやわらぎ、ポリウレタンによるストレッチ性により、着心地がラクで、身体の動きに自然についてくる1着で、リネンの良さを残しつつ馴染みのある肌触りですので、これなら欲しいって思いました。

 

 

 

 

スナップボタンにはFIOCCHI(フィオッキ)の刻印が見えましたが、FIOCCHIはイタリアの老舗金具メーカーでボタンからリベットまで金属パーツを手がけてきた名門で、その耐久性の高さから数々のメゾンご用達です。見えない部分なんですが、こういう細部のクオリティが全体の上質さに繋がるんだと思いました。

バックにはジッパー付きで、これによって機能のためのジップからデザイン性へと昇華しています。 ジップを閉じれば直線的なシルエットに、少し開ければ動きや軽やかさが出せる仕様で、大胆さがありながら、生地との調和で嫌味のない仕上がりで、クラシックな素材感の中にある遊びっていいですよね。

 

 

 

サイズ表記は50で、細身な私からしたらオーバーかと思ったのですが、そんなことはなく肩に沿って落ちてくれて、着丈も67CMほどで、丁度いいバランスで、身幅も後ろジップによって調節できますので、時期に合わせてインナーの枚数を増やせるのはこのサイズ感の強みだなと思いました。サイズ表記を見て判断することも大事ですが、やっぱり試着って大事だなと改めて思いました。 今気分のシャツ×ショーツのスタイルに羽織っただけなのですが、そのくらいがいいかなと思います。各々様々なスタイルがあると思いますが、今気分の夏の装いの上から羽織るほうが、自分の中の流行りを大事にしつつどこか新しい気持ちになれる気がします。

 

 

軽さと存在感、どちらも欲しい方に。

 

 

 

SURR 古川

処暑 / Diary1326
15.8.2025

まぁ今年はキリ良く9月の最初旬からかなぁ、まだ暑いだろうけど流石に暦的に と秋を始める・匂わせる時期はそれくらいと少し前から薄ぼんやりと考えていました。そう、この生業において少し先を考えるというのはとてもお馴染みの思考回路なんです。とはいえ気温や気候や気分やエトセトラによってその思考は常に変化し続けるので弊店のような我流店は予定が有って無いようなものなのもお馴染みなのですが、今年はエトセトラが最大要因となってもっと早く秋を始める気分になりました。そのエトセトラは御客様方、そうそこの貴方や貴方や貴方です。

御来店くださる御愛顧くださる皆様方が時おり口にされる“早く秋が楽しみたいですね”のお言葉や対面して滲み出るそのオーラと空気感、私はすっかりやられてしまいました。でも暑い,夏だ,陽が沈んだらちょっと涼しくなってきた?いやまだ暑い,今日そんな暑さ厳しくないね,翌日またちゃんと暑い。ここ数日その繰り返しですが秋もそろそろ匂わせたい、だって来週頃にはもう処暑だし。ということで今週の新作群は見事にSSとAWのマリアージュとなりまして、最近の私もすっかり真夏と秋のMIXです。でも少し前より羽織りが全然辛くない,日によっては日中暑いけど全然着られる。やはり暦が進んでいますね。ちなみに今はアロハにリネンシルクのショーツに雪駄(LOVE)、そしてデニムジャケットにグリーンのカレ(インディゴ×グリーンLOVE)をターンナップカフスでこれを書いていますが太陽光が暑い。

そしてこれも個人的お馴染みなのですが、始める・スタート・皮切りとなると一層テンション上げたい。ということでマリアージュのうち“THE”なAW感となったアウター3点は個人的な趣味思考的に特に濃い3点と相成りましたとさ。

 

 

“これぞ”だけど“これぞ”じゃない、そんな甘美な矛盾が弊店は大好きですが、この近代モードデザインに影響を与えまくったこのラルフローレンもまさにその通り。ミリタリーカルチャーとスポーツカルチャー(ハンティング)の要素を融合させたマルチポケット設計はラルフローレンにおける90sヨーロッパ限定デザインという位置付けで化繊フェイスやダウン仕様など幾つかのバリエーションが存在するのですが、こちらはヴィンテージ感が活きたキャンバス素材でほんの少しだけ芯地が入ったライトな構築という良い意味で着易い個体。まぁ私がマルチポケット大好きという点は否めませんが服飾史目線で捉えてもスペシャルな一着です。

 

 

あのブランドかな?それともあのブランドかな?いえいえVintage Armani Jeansですよ。現デザイン,デザイナーから昨今特に色濃く感じるVintage Armani Jeansっぽさ、この流れはまだまだ続くんだそうなぁと薄ぼんやり考えちゃったりして。でもそれは仕方ない宿命であり必然、だってVintage Armani Jeans今っぽ過ぎるもん。“今っぽい”って私は良いことというか悪いことじゃないなって思うんです、元々素敵だったものを引き続きフラットに楽しんだら周りが“今っぽい”って思ってくれるってなんかラッキーじゃない?的な。しかしながらその実は明らかに作為的なオーヴァーサイズと大胆なまでの丸みのオリジナリティも一線を画す抜群のレザーテクスチャーも現代のそれらには比類がない。特にレザーテクスチャー,というかレザープロダクトは結局のところテクスチャー、この点においては論じようが無い。だってその答えが目の前にあるんだから。

 

 

これまで幾つかのハンティングジャケットを御提案してきて極々稀にプロダクトデザイン OF THE YEARレベルの特級品に出逢ってきましたが、すでに数年前から服飾史目線的にちゃんとしたハンティングジャケットなんてほぼ枯渇していたし、そもそもにおいてプロダクトデザイン OF THE YEARレベル なんてそれとは全くもって関係ない次元で皆無でしたから、イタリア奥地でこのジャケットに出逢えた時は本当に驚いたし嬉しかった、老舗のスポーツメーカーで一時代はアルマーニにも技術提供していたBelfe社による1940年代頃のハンティングジャケット。上が空いたコの字型という見たことのないボタン配置によって従来のフロントポケット位置とハンティング定番の背面ポケット位置に加えてマフポケット位置にもポケットを実現した独特過ぎる設計ゆえ胸ポケットと内ポケットも加えると合計7つという立派なマルチポケットに仕上がっています。その見事過ぎるプロダクトデザイン性にアンティーク年代特有のオーラ、そしてにも関わらず使用感をほとんど感じさせないフレッシュなコンディションムード、個人的にこれはARNYSよりもARNYSです、表現正しいか分かりませんが。ちなみに左肩にちょこんと付いた小さい枕みたいなパーツは銃のストラップを引っかけるためのもの、右利きの人って銃を左肩にかけるんですか?私左利きだしそもそもハンティングしたことないから(“まだ”ね)分かりません。教えて二瓶 鉄造さん、あぁ二瓶さんは銃を肩に掛けない派だっけか。

 

 

ということで来週頃には処暑だし皆様方のおかげで無事SURRの秋が始まりました。でも暑い、ということでどちらのチャンネルも携えて是非に。

 

 

SURR 福留

スタイリング2 / Diary1325
14.8.2025

 

連続でのご紹介になりますが、今回も夏の軽やかさをそのままに、秋の気配をほんのりと加えたスタイル。日差しの残る昼間から、少し涼しくなる夕暮れまで、長く心地よく過ごせるバランスを意識して組んでみましたので、是非ご覧ください。

 

 

 

 

Armani Jeansのストーンウォッシュされたショーツに軽快さと落ち着きを兼ね備えたレイヤードスタイル。Lacosteのグレー×ホワイト×レッドのボーダーポロシャツが程よいカジュアル感を演出し、その上に深みのあるHermesのリネンシャツを羽織ることで、全体に温もりのある色合いが広がります。襟元のブローチが、さりげないアクセントと個性を添え、カジュアルな装いに程よい存在感をプラスし、視線を惹きつけます。主張しすぎず、それでいて一目で印象に残るアクセントは、全体の配色やアイテムのバランスを引き締める重要な役割になるなと改めて感じました。 日差しのある時間帯から涼しい風が吹く夕暮れまで、快適に過ごせるバランスが魅力のスタイルです。

 

前を開けて風を通すと軽快さが引き立ち、ボタンを留めれば配色の調和が前面に出る、着方一つで印象が変わるのも魅力です。 シャツを閉じた時の落ち着いた印象とは対照的に、開けた着こなしは解放感があり、リゾートから街中までシーンを選ばず活躍します。計算されたレイヤード感と自然体のムード、その両方を楽しめます。

 

 

肩の力を抜きながらも計算された見せ方で、夏のおしゃれをもっと自由に、もっと気ままに楽しんでみてください。

 

 

 

SURR 古川

スタイリング1 / Diary1324
13.8.2025

 

本日ご紹介するのは、夏の軽快さと個性を両立させたスタイリング。 日常のコーディネートにすっと馴染みながらも、ちょっとした遊び心や個性を添えてくれる。そんな着こなしを、ぜひご覧ください。

 

 

 

 

Gucciのドレスシャツに、Maloの鮮やかなグリーンのショーツとDolce&Gabbanaのスイムショーツを重ねたスタイル。 ショーツを2枚履きすると、ウエスト辺に厚みが出るイメージでしたので、シャツはゆったりよりかは、体のラインがわかるくらいタイトにすることで、窮屈な印象を無くし、カジュアル過ぎずに自然に馴染むかと思います。シャツ×ショーツのシンプルなスタイルですが、2枚履きすることで、ウエスト付近に目線が行くので、いつもより気持ちハイウエストで履いいただくと自然とスタイルアップになりますし、このバランスだからこそ、立体感と動きを楽しんで貰いたいです。

 

 

 

このスタイルを長く楽しんで頂きたいでの、少し早いですが、秋口の装いとして、羽織をプラスしたスタイルもご紹介いたします。

紹介したスタイルに、U.S.NAVY MESF (海上遠征保安部隊)が暑熱地帯での任務に着用し、港や艦の防衛に使用した実戦由来の一着をプラス。砂漠や乾燥地帯での任務を想定したリップストップ生地は軽量かつ耐久性に優れ、秋口の羽織りとしても最適で、例年通り気温が安定しない秋口でもストレスなく着用していただけます。 ピンクを基調とした独特のカラーリングが、ミリタリーの力強さに柔らかなニュアンスを加え、ベースのスタイルにより奥行きと季節感をもたらしてくれます。

 

 

今時期、季節の変わり目を軽やかに、楽しませてくれるスタイルのご紹介でした。

 

 

 

SURR 古川

Hermes by Pierre Hardy / Diary1323
8.8.2025

“当時Hermes femmeに在籍していたマルタン・マルジェラがシューズデザイナーのピエール・アルディに依頼しイタリア屈指の革靴ファクトリーSantoniとの協業によって1998年に産まれた”、なんとまぁ蠱惑的な秘話を有するのがHermesにおける一番最初のスニーカープロダクトの特徴です。そう、Hermesのプレタポルテクリエイションにおいて“一番最初のスニーカー”、これ以前にスニーカーはなくこれ以降にスニーカーは当たり前、きっと昨今においては重要な存在の一つになっていることでしょう(パリ本店でもシューズエリアは人が多い気がします)、スニーカー好き多いですものね。

 

 

シューレースモデルがブラックとコルクとブラウン、ローファーモデルがブラックを御用意、サイズも全て異なります。ちなみに表がレザーなのはもちろんのこと裏地もレザーなのですが、この場合ってスニーカーって言うより硬質ガムソールの革靴って捉えるべきなのではと度々思うのですがどうなんですか?スニーカー全くもって詳しくないので知りません。数年前に思い立ってスニーカーを学ぼうと思い色々と試行錯誤してN○KEのアプリもダウンロードして眺めたりしたのですが、自分なりに向き合ってみて去年くらいに思いました“自分は革靴の方が好きだな”って。と言うことでアプリも消しました。スニーカーの定義ってなんだろうか。

 

 

 

 

 

New late90-early00s Hermes by Pierre Hardy leather sneaker

 

スニーカーの定義は分かりませんがこれは好き。なんとも言えないボリューム,それに伴うスタイル性(独特ないなたさが本当に現代的なんだ),細部に漂うマニファクチュアールの上質さ,それに伴う自然体なオーラ,Hのロゴはあるけれど良い意味で“っぽく”ない。やっぱりプロダクトデザインとして特段に優れているよなぁ。

疾風怒濤に余談ですが少し前に発表された“アレ?この人デザイナーじゃなくて音楽家じゃないっけ”で御馴染みの某ファッションブランドのスニーカーは見た瞬間にHermesのこれらを思い浮かべました。それを手掛けた人物のみならず、この“Hermes一番最初のスニーカー”に影響を受けたデザイナーやクリエイターは数えきれないほど存在することは疑う余地がありませんし、きっと昨今のスニーカーウェーヴにおいても目を凝らせばDNAを感じるプロダクトが数多くあることでしょうし、結局のところそれは2000年代スタイルのアイコニックな足元の世界観ですから前述の通りスタイル性がなんとまぁ現代的ですし。と、今の空気やトレンド感で捉えても良し単純にプロダクトとしての秀逸さで捉えても良し(私はやはり後者ですが)で結局のところどう捉えても成立するので必然的に残る とここにもまた名作の要因と因果を感じる次第であります。引き続きモードカルチャーは脈々と受け継がれ続けますね。

 

 

SURR 福留

真夏を楽しくⅡ / Diary1322
1.8.2025

昨日古川がショーツを御提案したの続いて私はフルレングスのトラウザー、とは言え純然たるサマープロダクトでして一括りでそれと言ってもある程度様々存在する中でも“特段”に涼しい。これまたある程度製作され続けて現代に至るプロダクトの類ですがヴィンテージカルチャーないしデザイナーズヴィンテージカルチャーにおいてここまで軽量で清涼で単純明快に涼しいフルレングスのトラウザーというのは私たちの環境においては稀有です。きっと皆んなにとって有益であり続けて今に至っているはずだし、何といってもサマープロダクトあるあるで服単体の強度をある程度までしか上げられないのでワンオーナーで終わりがちという宿命がこれまた付き纏います。とはいえ夏が長い昨今においては本当に有益で優秀で最良、これからの人生においても間違いなく。なので特に追求し続けなければいけない存在の一つとして優先順位の高さを胸に刻みましたが、これからどれくらい出逢えるかは私の生業としての精進を最大限にこなした上でそれ以上に神のみぞ知るシリーズの一つであり、出逢いの機会が特に少なくて探せない存在の一つなんです、これら良いと思える特段に涼しいサマートラウザーって。

 

 

 

サマートラウザーと言えば?の画像検索で一枚目に出てくる御手本のような一本。80年代Valentinoによるど真ん中のトラディショナル・エレガンス・スタンダード感と各所手縫いという粋な贅沢を。

 

 

ウール×レーヨンの信じられないほどにトロトロのテクスチャーで真っ白という2000年代初頭アルマーニの真夏の提案。ファイヴポケットパンツとドレストラウザーのちょうど真ん中くらいのスタイル性も良い個性。

 

 

ellesseとの協業によって産まれたValentino Sportsの極薄コットンタックトラウザー。良き時代と文化の爽やかな風が吹く一本です。

 

 

いわゆるオーセンティックでスタンダードな時代を越えるファイヴポケットパンツ系統の中でこれが歴代一位の涼しさですおそらく。レーヨン×リネン、鋭いヴェルサーチェの世界観。

 

 

一見するとチノパンですがその実はサラッサラとろっとろの極薄サマーウールのドレストラウザー。これが神のみぞ知る出逢い確率で探せない存在の弊店が良いと思える特段に涼しいサマートラウザーの御手本個体かもしれません。

 

 

これは特段に涼しいサマートラウザーではないのでおまけの御披露目ということで。

 

 

 

 

 

New Vintage Midsummer Short Pants & Trouser Selection

 

本人は現実的に涼しくて楽しいし周囲の人々もその姿を見て“涼しそうだなー”と思える,思わせることができてちょっと爽やかな気分になる。引き続き夏を思い切り楽しむべきな8月も“夏、楽しんでる野郎”で宜しくお願い致します。

ということで今週の新作は特段に涼しいパンツ類でした。

 

 

SURR 福留

真夏を楽しく / Diary1322
31.7.2025

梅雨も明けて、夏本番ですね。 気温が上がってくると、パンツの選び方が変わってきますよね、ジーンズ?ちょっとキツいですよね、そんな季節に、迷いなく手が伸びるのがショーツで、暑くなってきたらやっぱり履きたくなりますよね。 夏の服って、見た目も大事なんですが、どれだけ涼しく過ごせるか、どれだけ快適でいられるかってのも超大事だと思います。 そのうえで、ちゃんと洒落てる。手抜きじゃない、そういうテンションのショーツを履きたいですよね。 今年の夏は、ただ“涼しい”だけじゃなく、“気分が上がる”ショーツを。 今回は、色も形もバラバラだけど、それぞれちゃんと“キャラ立ち”してて、真夏でも快適にファッションを楽しめるショーツを紹介していきます。

 

 

アルマーニのひざ下あたりで、履いていただけるワイドシルエットのショーツで、私の感覚的に今季、気分な方が多いシルエットかなと思います。イメージとしては、ストリート色が強い印象だったんですが、2タックでネイビーってのが良くて、全然ドレスにも振れるなと思いました。 

 

 

色味はただのベージュではなく軽く色落ち加工がされており、ユーズド感のあるワイドシルエットで、先程紹介したショーツよりは生地は堅めなんですが、その分シルエットが立体的に見えるのがいいですよね。トップスによっては、堅めの生地を持ってきた方はメリハリがでていい気がします。 

 

 

VersaceのセカンドラインのVersusのリネンワイドショーツ。この素材のナチュラルな抜け感と、装飾のゴールドが絶妙でリラックスしすぎない理想バランスですし、リネンのショーツなんて今時期が一番最高だと思います。

 

コットンベースの軽くてハリにある若干テーパードの効いたmaloのナイロンショーツ。生地は軽いんですが丈夫なので、町履きはもちろん、リゾートやアウトドアにも、色見込みでピッタリですね。

 

一見堅そうに見えるのですが、触れると生地の伸縮性に驚きました。ハリ感のあるしっかりした素材なのに、動きを邪魔しない柔軟さで、腰回りや太ももに無理なテンションがかからず、座っても歩いてもストレスフリーです。タフさとしなやかさのバランスを突き詰めたミウッチャならではの仕立てだなと思います。

 

Pradaの赤白ストライプで膝上で履けるショーツなんて最高に気分です。ベルトループにまでストライプをきっちり通し、ラインの流れを乱さない設計には、こだわりを感じますし、真夏の湿気に対応する快適さを備えながら、決してラフになりすぎない質感が最高にいい。

 

Pradaらしい洗練されたスラックス地のショーツで、落ち着いたグレーに、タック入りの立体的な腰回りで、裾はダブル仕上げで、ドレスパンツをそのままショーツにしたかのような仕立て。

 

 

 

続きまして。 

 

 

 

今時期の参考になればと思い3スタイル組んでみました。

パンツの素材・カラー的に重心が下にいくと思ったので、オーバーサイズのパッキっとしたホワイトでバランスを取れば、浮いたりせず自然に馴染むので、普段落ち着いたトーンのパンツを好まれる方でも、新しさを楽しむ、攻めの一手になると思います。

 

パンツのナチュラルな風合いが、シャツの知的な印象を程よく中和してくれてたので構えすぎずリラックスした印象を与えてくれますし、袖をまくってよりラフさ、季節感をだしてもいいなと思います。このパンツの生地特有のハリから生まれる立体感がいい意味で無骨ですよね。

 

このストライプで統一してるようで、してない感じが新鮮でいいですよね。今日は少し遊びたいなって日におススメです。

 

 

夏の装いをもっと自由に、もっと楽しく。

 

 

 

 

 

SURR 古川

夏を編み目で遊ぶ / Diary1319
24.7.2025

見た目よりずっと軽くて、肌に心地よく、通気性のいい編地で夏を涼しく、でも妥協したくない方に。

サマーニットは、ざっくり言えば“夏用の薄手の編み物”のことで、コットンやリネン、レーヨンなどの軽くて通気性のいい素材を使って、編まれているので、見た目より全然涼しいし、通気性もよく、肌触りもなめらかで気持ちよく、汗をかいてもベタつかず、さらっとしてて、不快感が少ないです。 個人的には、Tシャツよりも上品で、シャツよりは力が抜けている存在だと思います。襟付きのポロニットならきれいめなパンツとも相性いいですし、Tシャツ型のニットならショーツやデニムに合わせるだけで従来の夏の装いとは差別化できると思います。 ファッション的には、素材感で魅せるのがサマーニットの良さで、ニットの編み目があるだけ立体感が出ますし、夏にニットって異質でいいですよね。

インナーにポロシャツタイプのサマーニット、上からサマーニットのTシャツを重ねていて夏に、レイヤードは流石にって思われるかもしれませんが、どちらもメッシュ編みで透け感のある生地だから、見た目にも重たくならないし、通気性もちゃんと確保されているので全然着れちゃいます。 夏に、ニット素材でレイヤードってのがいいなって思います。

長袖なんですが、素材が薄手で、風をよく通すので夏でも問題ないです。 ロングパンツだと少し重心が下がって暑苦しくなりそうだと思ったので、今時期は、ショーツがいいかと。 今年も暑い期間は長いと思いますし、一辺倒になりがちな夏だからこそ、素材だったり、スタイリングで夏を楽しみたいと思います。

実は、紹介したのは一部で他にもご用意しておりますので是非に。

 

 

SURR 古川

ボストンとメッセンジャー / Diary1320
25.7.2025

暑くないですか?例年あんまり口にしない(気がする)んですけど今年はなんだか呟いちゃう、暑くない?これまでやれ大盛りやらを割合ちゃんと食べれてきていてアベレージでしっかりと食欲があるタイプ(なはず)なのですが最近人生初の若干ながら食欲減退を実感、これは暑さのせい?それとも加齢のせい?どちらも?スタンレー絶好調で冷たいものばかり飲んでいるし呑んでいるから?来年は真夏でも暑い緑茶を啜るようになるのかしら。

例年通り日々“夏、楽しんでる野郎”やらせて頂いているので楽しいし、先日ふとした時に そういえば俺、アレめっちゃ愛用してたじゃん10数年前 と思い出した夏ギアを改めて入手したので心も身体もより一層夏真っ盛りに楽しめているのですが、それにしても暑いぞと。夏、楽しんでる野郎だしまだまだ夏楽しみたいし楽しみますが(だってまだまだ暑いから)いかんせん暑いので元気出すためにテンション上げるためにまたもやHermesバッグを二つ同時に御披露目することにしました。だって暑いから。

 

 

弊店が愛している愛し過ぎているボストンバッグの暑い毎日すら楽しくしてくれる青Verと、そのボストンバッグから派生して生まれ某ファッションデザイナーが最初期名作プロダクトの御手本としたメッセンジャーバッグ。スタイル性も形状もカラーリングも出で立ちも有用性も異なりますがこの二つは兄弟みたいなもので、共に容量はバッチリたっぷりで日常に的確に即した道具として純粋に優れていると同時に美意識が詰まった良い意味でアノニマスなバッグです。

以前にも書きましたが店頭にて度々御客様方が口にされる“そろそろちゃんとした鞄を”の言葉、最近私もヒシヒシと感じるようになりました。これまでの社会人生活において1/3は手ぶらで出勤してきたであろう人間なので(多分半分はいき過ぎ、でも半分いってたとしても驚きはしない)いかに荷物を持たないか・手ぶらでいるかを考えて過ごしてきましたが、先日思い立ってちゃんと鞄を持って数日過ごしてみたところポケットをやたらパンパンにすることなくアレを持つアレは持たないなど思いを巡らすことなくある程度の物量を無理なく安全に持ち運べるということは、仮にふとした荷物が増えたとしても滞りなく持ち帰れるということはこうもストレスがないのか と、なんだかちょっと驚いてしまったんですよ。別に困ったらエコバッグでもコンビニ袋でもなんとかなるし場合によっては手持ちでクリアできることもあるけど、潔く鞄を持って行動している方がよっぽど効率的だし知的じゃあないだろうか と、だから改めて思ったんです“ちゃんとした鞄”という意識ってこういう事なんだなぁ とね。

 

 

 

 

 

New 2001s Hermes boston bag & 1999s Hermes messenger bag

 

そういえば私が人生初の“ちゃんとした鞄”はメッセンジャーで、それでバッグ人生あがったぜ〜と思ったけどいざ日々を過ごしてみると感覚や環境は変わるもので、なんだかんだ新たな有用性を実用性を感じ入手した人生二個目の“ちゃんとした鞄”がボストンだったことを今思い出しました。その時はなんだよバッグ人生あがりじゃねぇじゃん…とある種絶望したものです。でも必要なんだから仕方ないですよね?じゃあ次はアレ次はコレってわけじゃなくあくまで必要な場合にのみ向き合っているので。私観ではありますがやっぱり数個必要だと思っています。

 

 

SURR 福留

春夏秋冬 / Diary1317
17.7.2025

色はほんのり黄みがかったライトベージュで、生成りっぽい柔らかなトーンなので、強い主張はなく着やすく、生地はコットンのドライな質感で、年中使える万能な一着。

立体的でしっかりとしたテンション感のある太めのリブ編みで、程よいホールド感で、フィットするけど窮屈じゃない絶妙なバランス。 さらに編み目が、表側がV字状で、裏側が波打ったのが特徴の天竺編み(てんじく)で通気性に優れており、体温や湿気をこもらせず、常にストレスのない着心地をたもってくれます。

サイズ表記は52で細身な私かはしたら正直ちょっと大きいかなと思っていたのですが、実際着てみると、この程よくルーズで抜け感ある感じが意外としっくりきました。 後は本当に肌触り・通気性が良いので、真夏でも着ているイメージがつきますし、このサイズ感だと他のアイテムともバランスがとりやすいなと思いました。 今時期は、膝上くらいのショーツのバランスで、秋口はウール地のパンツに合わせたりインナーでも楽しめると思いましたし、色のトーンが落ち着いているので、サイケデリック調の大胆な柄に合わせてもハマりますし、ミニマルな格好も勿論かっこいいです。

普段ジャストサイズ派の方にも、オーバーサイズニットの入り口としておすすめしたいです。

年間通して着れる服って何着あってもいいですよね。

 

 

SURR 古川

Lunette Cartier 2025 / Diary1318
18.7.2025

今年もなんとかヴィンテージカルティエアイウェアの御提案が叶いました、しかも昨年よりも多く、しかも昨年よりも徹底的に“眼鏡寄り”個体にて。この進歩は私において珍しいです基本的に衰え続けているので。また今年は初めて私がかけている個体のセレクションに成功しました。すみませんファッション業界におけるナンバーワン知らんがなワードこと通称“私も使ってるんですよ”を言ってしまって、鳴々恥ずかしい。ヴィンテージカルチャー=一点ものが基本=人と同じではない≒人と同じが嫌のためその文化に属すうえで自動的に必然的に意識的にナンバーワン知らんがなワードを使ってきませんでしたし当然好んできませんでしたが、僭越ながら店頭にて恐縮ながらその眼鏡はどこのだ?と問うて頂く機会が有難いことに度々あるのでいつかSURRでもとずっと思い続けていながらも叶わなかった数年間だったものですから今回は不詳福留恥を忍んで言わせて頂きます、今年は私がかけている個体のセレクションにも成功しました。

私は同じ食事メニューが続いても苦じゃないし毎日同じファッションでも問題無いし(なんならそっちの方が良いくらい)これまで男女交際系統においても一人と相対する時間が長かった(これは特に自信有り、何故なら実績有りだから。誠実か否かは別として)こともあってか一つの眼鏡(私は視力が悪いので全て度入りです)をずっと愛用するタイプでして、ある時からずっと60年代英国のオーヴァルのゴールドフレームを愛用しており掛け値なしに一生これで良いと思っていたのですが無情なこの世の中には永遠なんてありませんから、そのオーヴァルフレームは数回の補修を経たある時に限界を迎えてしまいました。でもしっかりと向き合いましたからスッキリと前を向いて思えたのです“第二のMYゴールドオーヴァルフレームを探そう”と。しかしながらこれも人生あるあるで、探しものは見つからない。厳密には明確なイメージがある探しものは見つからない。じゃあ妥協できますか?ノンノン笑わせるんじゃあないよ。私は基本的に眼鏡は圧倒的一軍のメタルフレーム一つと圧倒的一軍のプラスティックフレーム一つという“圧倒的一軍二種制”を長らく敷いていたものですから他に眼鏡があるっちゃある、ということで幸い急がなくても済みました。そして時間をかけて探した末に辿り着けたのがこのカルティエプロダクトだったのです。

 

 

 

 

 

New 80-90s Lunette Cartier Selection

 

ということで皆様方にも引き続き一ミリも妥協をせず辿り着いて頂くべく、その選択肢の一つとしてヴィンテージカルティエアイウェアの眼鏡寄り個体をたったの6点ではございますが御提案致します。ちなみに私は過去の後悔に則って同じモデルの金(シルバー925に22Kゴールドを厚塗り)と銀(シルバー925に18Kプラチナを厚塗り)を二色買いしました、要は先頭から三番目の写真の二つともということですね。これに関しては一切の後悔無しどころか当時の自分を褒めてやりたいです、御陰様で単純計算で二倍の期間を楽しめますから。いかんせん私は前述の通り単純に視力が悪いので眼鏡は顔であり重要な記号でありファッション的な要素である以上に、単純明快な道具なものですから。

良いですよーリュネット・カルティエ、厳密には第一世代のリュネット・カルティエ。

 

 

SURR 福留