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ヴィンテージウエアには時に、何とも形容し難い色味と言うものが度々現れるのですが、今回は異例と言いますか、何色かと聞かれてもこちらとしても困る程に。
経年によるエイジングから独創的なカラーリングに至る訳でも無く、本品に関しましては第一印象はチャコールグレーと言われればそうかもしれないですし、ミルクティーみたいなブラウンと言われても当て嵌まります。表面の綾織にはブラウン系の柔らかな色味にグレーが滲む、言うならば霜降りの様に色彩の凹凸から生まれる奥行が感じられ、言い表せない色味に至っている。と思い込んでいたのですが、よくよく目を凝らしてみるとその綾織の奥深く、光線の加減で変化するメタリックと言えばメタリック、透き通って見えると言えなそう思わせるライトブルーの下糸が。更に抽象的な表現になり、只でさえ不明の上で更に困らせているのは、何処かに感じていた青味。細分化するとそれ以上の色彩がこの一着には含まれているかもしれませんが、これ以上に形容し難いのは色を見るのが好きな私には嬉しい反面、自分を困らせそうです。太陽光の下で見るのと、蛍光灯とでは色味の変化の差が大きく、まるで玉虫色の様な個体性は是非肉眼で見て頂きたいのです。

敢えて造りには触れません。ご覧頂いているバランスを想像して頂ければ幸いです。
強いて言えば、職人の手縫い。着用時の身体に沿う強弱の加減はイタリアの地で受け継がれる仕立てから構築されています。

New arrival, 70s Yves Saint Laurent Pure new wool double breasted tailored jacket
SURR by LAILA 鈴木
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先日、同世代のデザイナーの友人の話を聞いて、とても懐かしい感覚といいますか、急に学生時代のファッション感に戻された様な錯覚に陥りまして。
私は都内で生まれ育ちましたが、実家から例えば原宿に出るとすると約一時間半。山と田圃しかない環境の為、バスの本数も少なく、駅まで30、40分、新宿まで30、40分、そこから10分程着きますが、当時の私には実際の移動時間よりも遠く感じ、頑張ってヴィンテージショップに足を運ぶとなると何故か町田に足繫く通っていました。田舎者の私には当時の原宿、渋谷は怖い街に感じていましたが、今考える町田の方が怖い様な気もしますが、、。中学生の時に友人の兄の影響で古着に興味を持ち、今考えると 2XL ぐらいの BIG MAC のネルシャツばかり着てたような。20 歳の頃にそれを実家で発見した際にこんなデカい着てたのかと唖然とした記憶があります。当時は今の様に SNS は無く、情報と言えば雑誌のみ。ストリートスナップやカルト的な人気があった美容師が紙面を飾る様な時代でしたので、これが最先端なのか。と古着と並行して変なものばかり集ていた気がします、それは今も変わらない部分がありますが。私の世代は古着や IVY ブーム、裏原、DC ブランドブームなどは通っていませんが、素人と言うと語弊がありますが、個人が一番輝いていた、いい意味でトピックスの無い悩める時代だったと感じます。学生時代から唯一仲の良い友人は高校生の頃から紙面で見て、今では考えられない服装(金髪に女性もののピンクのタイツにビッグ T シャツ、バックパックには鈴が 100 個位付いてました)をしていましたが、それが当時の感性ですと他には真似出来ない恰好良さにあたる、個人のスタイルのブームだったように感じます。派手だから良いと言う意味では無く、これが私ですとでも言わずとも名刺代わりに表現していたように、当時は服装から何かしらの人物像やフィーリングを強く読み取ることが出来た、それは今には無い感覚。あの頃に戻りたいとは一切思いませんが、そういえばそういった人って見なくなったなと。はて、今は何ブームでしょうか?
さて、話が長くなりましたが、本題へ。

90s Burberrys personal order cotton bal collar coat with lining
先日の90s Burberrys personal order trench coatと同じ背景を持つバルカラー型コート。特出すべき点はカラーリング然り、ベンチレーション然り、着脱式のライナー然り、様々ありますが、なんと言っても張らないショルダーラインなのではと。歴史のあるメーカー故に90年代となりますと、新参者の様に思われると想いますが、過去を尊重しアップデートし続ける優秀なメーカーですので、新しいものがより良い製品として生み出させていますし、今回の逸品に関しましては拘りを込めた個人発注品のインラインには無い要素を御愉しみ頂けると。
と言いましてもコートは私の中では絶対的にクールな衣類でして、勿論のことダークトーンで合わせて頂ければ、それはそれは恰好良いに決まってますし、そりゃモテるでしょう。ですので、如何に日常に溶け込むか、強いて言えばちょいとナードなインナーの方が少数派なのではと。

90s Best Company sweat shirt
New arrival , 80s Levis 501
トレーナーにジーンズ。
この二つの衣類はコートと等しい程に恰好良いアイテムだと自身でもいつも探しているのですが、中々身体に合うものと出会えず。しかし、本当に街で見かけないスタイルですね。主観が強いですが、理想の組み合わせはトレーナーと言えば Best Company にジーンズと言えば Levi’s な訳で。特にこちらのトレーナーは型のバランスが良く、首の詰まり方でしたり、身幅から着丈のもたつきも無く、厚みも丁度良い。ジーンズは The な世界ではヴィンテージと呼ぶには烏滸がましいかもしれませんが、立派に 30 年 ~ 40 年前のバレンシア工場で生産された一品。ペンキ跡もまるでデザイナーズの様な世界観、色も濃く残っていますので適当に毎日のように履いて頂きたいのです。王道的なスタイルですが、内容は読み取れない程濃いと想います。
週末から急激に気温が下がる様ですので、ご自愛下さいませ。
SURR by LAILA 鈴木
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4 日程お休みを頂きまして、友人の住む福岡でも行くか。なんて考えていましたが、このご時世なのでと言う理由をこじ付け、ある日は起きてから寝るまで漫画に浸り、ある日は朝早く起床し、高田馬場にある映画館で大好きなアニメーション監督の没後10年記念の過去の作品を観に足を運びましたが、チケットが完売、、別映画を観に新宿でスケーターの映画を観て泣き、ある日は近場の釣り堀で金魚をひたすらに釣り上げと充実した連休?を過ごさせて頂きました。今回の休みでどれだけ仕事の事を敢えて考えないかをテーマに過ごしていたのですが、生憎のところ漫画を読めば何か文章に繋げられるかも。でしたり、釣りを愉しんでいても緑の層がグラデーションになっている池を見て SNS 用にカメラ持ってくれば良かった。なんて、何かしらの ” ネタ ” の収集を無意識に考えてしまいまして、今回のテーマには完敗してしまいました。ある程度無の状態で本日は出勤したかったのですが、福留の Dairy を目にして、やっぱり恰好良いとフレーズ自体がやたら恰好良く想え、やっぱり恰好良いものって他にはあるのかと考えさせられる程ヴィンテージ・リーヴァイスはどの目線から見て取っても恰好良いと改めて想いました。

ある人はヴィンテージ・リーヴァイスについて、ディテールや内容では無いと教えてくれました。あーだこーだ言っても恰好良さは変わらない。と受けっとっても良いのかは解り兼ねますが、身体に合って初めて完成すると私も兼ねてより想っている存在ですので、履いてみて「あぁ、かっこいい。」言ってしまいましたし、早く自分以外の声も聞きたいものです。年代やディテールについてここでは示しませんが、お察しください。
SURR by LAILA 鈴木
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カルチャーであったりパーソナリティーであったり歴史であったり伝統であったりは元々好みな傾向と言うか分野ではございますものの、それらを愉しみ大切に親しみたいからこそ、一着の服や一つの物と向き合う時にはそれらを無くして捉えられるようにと、訓練というわけではないのですが意識的に想っておりましたが、ここ最近は “ こう成りたい ” や “ そう成りたい ” とはちょっと違うかもしれませんが、それらを無くして向き合えるようになったと言うか、生業においても私的においても情報を取り入れる・取り入れないをある程度意図できるようになったような気も ( なんとなしに ) しますし、一着の服や一つの物と向き合う際に、カルチャーやパーソナリティーがどうとか歴史や伝統がどうとかではなく今の自分が “ 良いと想うか ” 否か、“ 必要に想うか ” 否かを、真正面の一番大きな題目に掲げられているように想います。
今まで以上に服の必要性を狭めた A さんも居れば一層に肌触りの良い素材を求めるようになった B さんも居て、一層に文化継承を意識している C さんも居れば世間の評価に全くの興味を抱かなくなった D さんも居て、新たな歴史の側面を知って自分の装いが愉しく成った E さんも居ればちょっと久しぶりに改めて良いよね LEVI’S と今までで最も強く穿きたくなった F さんも居りまして、こと彼に関しましては LEVI’S というよりはファイヴポケットのトラウザーの類そのものらしいのですが、となるとほとんど全てのデザイナーやメーカーが作っておりますので選択肢は膨大に在りそうでありながらもコク深く癖の強いヴィンテージならではの肌質であったり近年のそれらに比べると余白は広いもののなんだかんだでその方が生きるうえで優位な設計であったりアーキュレイトステッチの存在価値であったりで結局のところ LEVI’S に帰結するらしく、ファイヴポケット・トラウザーが穿きたいイコール、ヴィンテージの LEVI’S が穿きたいとのことで ” 良いよね LEVI’S 。やっぱり格好良いって言うか ” というはっきりとした意思と意識ながら薄ぼんやりとした言い回しに成っていました。










老舗ならではの王道と老舗ならではの非王道を共に。しかしながらいずれもやっぱり格好良いよね、うん、やっぱりな感と言うかなんと言うか。

New arrival, Vintage LEVI’S
ちなみに F さんは、数年前からジーンズを履く人が一気に減っているという評論を眼にしたとも言っていましたが、それに関してはどう想うわけでもない、見事なまでに落ちがない話でした。
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ふと調べものをしていた際に何故か懐かしい漫画を思い出し、夜な夜な読み耽って睡眠不足な日々を送っています。男性ならば誰もが通る週刊少年誌の忍者を題材とした、と言えば私より一世代上のあれか、それになる全 70 巻程の大作。歳を重ねてか、人情や家族を題材としたものを見ると涙腺が脆くなってしまいまして、初めてのおつかいのコマーシャルでも涙腺が熱くなってしまう程の私ですが、小学生の頃もこんな泣いていたっけ?と思い返し、意外と登場人物やちょっとしたストーリーを覚えていないのがはまってしまった一つの要因。書きながら思い出しましたが、福留からお薦めされたタイトルが以上に長く覚えられない漫画も読まなければ。


メゾンのブランド名と言えば、創設者、デザイナーの名前がそのまま採用されることが自然ですが、今回ご紹介する C.P.Company 、元の名は Chester Perry と言いまして、ファウンダーである Massimo Osti 氏が Stone Island より以前に発表しています。しかし、当時のブランド名の類似した 2 社(一つは Chester が被り、もう一つは Perry が被り、、)から訴訟を起こされた為、改名を余儀なくされたそうです。その改名される前の Chester Perry の由来はある漫画に登場する主人公の働く工場から採用されていまして、ミリタリーやワークスタイルを得意とした強い男性像、素材への探求心に余念の無いブランドからは想像もつかない意外性と言いますか、とても親近感が勝手ながら湧いてしまいました。

late 90s C.P.Company cotton & linen tailored jacket
ワーク・ミリタリー・テーラー、其々の要素が混在した一着。ベースがテーラードジャケットの為、クラシカルな雰囲気を醸し出しつつワークウエアから抽出された襟裏や各所におけるステッチワーク。敢えて白糸を使用する事により、土臭さを払拭したクリーンな佇まい。コットンリネンのマテリアルの軽さとダークトーンの色調や 4 つのポケットデザインから生まれるギミックによって独自のバランスが調和し合い成立しています。テーラードジャケットでもあり、ワークジャケットでもあり、ミリタリージャケットにも感じられる、着こなしによって別の顔を持つ一着は正統的にも関わらず、一癖も二癖もあるスタイルレス、ジャンルレスなジャケットになります。また、まさかの本切羽仕様の拘りも面白い。

ジャケット、又はコートのインナーに忍ばせても、非常に汎用性の高い一着です。
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80s Missoni / 出逢ったあの日の南イタリアも、暑かったなぁ。


50s Work / Master-piece

40s Military / 雪山のための一着

30s French / Daily trousers


1988s Hermes homme / Magnificent
秋に想いを馳せつつ酷暑をしのぎつつ、あれ?若干暑さ和らいだ?と想ったら逆戻りな日があったりしつつ、ふとした瞬間の風に極々若干秋の気配を感じつつ、でもまだまだ冷たい食べ物が口恋しいかったとて、決して御身体冷やし過ぎませんよう引き続き御自愛と御自衛のうえ御近くにいらっしゃる機会ございましたら、御気軽にお立ち寄りくださいませ。
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今日は何を書くか。
と朝から考えた結果、過去の某デザイナーのコレクション動画をぼーっと眺めていました。スタイリングの参考に、とはいかない程濃い、装飾的な内容でしたが、偶然先ほどいらしたお客さまとそのコレクションについてお話が繋がり、偶然って面白いなっと。耳から鼻に付けるチェーンってどこに売ってるんですかね?
さて、話は変わりますが、先日久方ぶりに映画館で観たかった作品をやっと観れまして。以前にもお話しましたが、ホラーやスリラーばかりを観ているのであまり爆笑と言いますが、声を上げて笑うには無縁なのですが、その映画は田舎のミュージシャン3人の内1人が不運な死を遂げるのですが、目撃していた2人がそれを隠しながら生活をするシリアスな内容にも関わらず、随所に笑いを誘うようなシュールな展開が織り込まれていまして、考えれば題名がそのままなのですが、すっかりやられしまいました。流石 A24 (製作会社) 。その劇中の衣装なのですが、素晴らしく”いなたい”。内容の面白さに夢中になってしまいましたが、なんか田舎臭さが妙に格好良く映る場面もあれば、どこにでもいる人の恰好に見える事もあり、その塩梅とはと考えた際に答えが出ませんでした。田舎暮らす、自然の豊かな環境で観る衣類と都会で観る衣類とはでは明らかに見え方が違うのか?とも考えてもみましたが、もっとパーソナル部分な様な気がして。と何度考えても時間が過ぎるので本題に入りたいと思います。前述の映画にも精通する様に感じた4点。ふと垣間見える恰好良さと言いますか、良い意味でギリギリな雰囲気が何か惹き付けられるショートジャケット。私は自転車通勤なのであまり着丈の長いものより今回の様なショートジャケットを日常的に着用していまして、単調になりがちなスタイルに何かバリエーションがあればと思っていましたのでとても丁度良いラインナップ。柄や色、形。どれをとってもバランスの良い4点ですので、気兼ねなく生活を共にするには申し分ないリアルさをご推奨致します。


50s French spots jacket
U.Sでは無くフランス製。ギャバジャン好きの私の胸を打つ裏無しの一枚仕立て。イタリアンカラーの襟元に、ポケットはフラップ付きの片胸のみの配置。着丈はショートでは無く、腰回りを覆う程の長目の設計にこれまた袖丈の始末も溜まらない一品。グレー、ブルー、グリーンの中間色と中々見つからない構築も洒落てます。


60s France checked jacket
個人的に秋冬に着たいタータンチェック。大判では無い細かな格子によって、主張性は残しつつもスタイルに落とし込みやすい一着。ややオーヴァーサイズな構築やヘムに絞りの無い直線的なラインもまた現代的に、新鮮に映えます。ギリギリです。


40s French work coverall jacket
まず、色が良い。グリーンベースのカラーがエイジングされた一着。フレンチカヴァーオールの中でもあまり見ないカラーリングに変化しています。所々に手縫いによる修繕が見られますが、それもまた良いのです。こなれた雰囲気が映画に出て来そうな味のある一着。


50s French railload workers jacket
フレンチワークウエアらしい茄子色にショートレングスにも関わらず9個のフロントボタンが羅列する独自のバランス。鉄道関係者に向けた強靭なドリル生地にハリの残るモダンな一着。
通信販売も承りますので、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
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これら新作群にて 2020 の AUTUMN / WINTER を本格始動させて頂きますこと、取り急ぎの御報告とさせてくださいませ。
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もうすぐですよ。
SURR by LAILA 2020AW Collections.




気温もひと段落した本日、新しく加わる AW のラインナップを眺めているとやはり秋冬は愉しいなとつくづく思うのです。夏が引き算なら冬は足し算の様に重ねて、加えてと着こなしの幅や期間的にも長く連れ添う存在。重ねて着た際の奥行きでしたり、インナーを強化したに起こるアウターの異なるシルエットの変化はその人の人間性とは言い過ぎますが、個々で異なるバランスは福留で言う似合いの話にも通づる、その人の身体やキャラクターによって最大の魅力を発揮してくれる、軽装には無い面白味と言いますか、化学反応の様な事が起こり得えるのが見ても着ても愉しい時間。ごく一部のご紹介になりますが、改めてご紹介させて頂きますので、秋冬のご準備の程を。
SURR by LAILA 鈴木
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昨日、今後のファッションと流行と言う題材の中でディスカッションする動画を目にしまして。各専門家から流行からファッションと時事問題の結び付の話まで其々の見解を述べていたのですが、正直言いますと楽しいのかな?と。はなたれ小僧の私が言うのも烏滸がましいですが、ここ何年も現代のデザイナーが作るものは目にしますが、触れていないし、着ていない私にはその流行の度合いについていけないと言う事もありますが、各問題についての意見は其々の所属する会社でしたり、守るベースがあっての会話に聞こえてしまいまして。大量生産に危惧を打つセレクトショップと考えると大いに矛盾を感じてしまいますし、新作を云々と勧める人が一つのものと長く付き合るとは思いませんし。只、洋服が好きと言う点では勿論同じ方向を向いて、其々の事情や制約の中で愉しむとなると、人其々ですが単純に楽しめているのか?発信する側が政治的な何かに囚われていて、それを目にした人達が真似る流れはこの社会において永遠に続くと考えますが、じゃあ環境なら環境を、ファッションならファッションを切り離して発言した方が見てる側も気持ちが良いとでは。と考えさせてくれたその動画に対してのリスペクトを綴られて頂きますが、質疑応答では無くもっとパーソナルに触れた方がと面白かったのになっと見ながら感じてしまい、最後は色々あるけどファッションって洋服って楽しいよね!で〆てくれないと只々暗いニュースを見ているのと同じ感覚になってしまうので。




さて、明日からPre Collection 2020AW をお披露目させて頂きますが、流行とはかけ離れたラインナップになっています。ファッションと言う言葉は個人的に生活を意味すると考えていますので、洋服=ファッションと言う響きがあまり得意では無いのですが、世間の流れを敢えて汲まない、また自分が好きなものの塊が一つスタイルだと私は思います。流行に中指立ててと言う意味では無く、街で全く同じ服を着ている人とすれ違うのを想像すると怖くないですか。

ここ一年程私のキーワードは”強さ”、それはデザインも一つですが、感じ取れるものでもあり、それを纏うことで強くなられ感覚と言いますか、それを選ぶ自分の強さに酔いしれるところでもあります。あいつ優しいからと客観的に持たれたイメージのままではつまらないのです。
SURR by LAILA 鈴木
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静かな時が人知れず流れ続けてきた弊店ではお陰様で幾人もの御客様方が様々な品々をお試しくださってきましたが、その際に “ 似合うか? ” と問うて頂いたり、あまつさえ “ 似合わないのでは? ” と問うて頂くことは多々ございまして、弊店の御客様は極めて高い確率で大変に御似合いになる方が多くあまつさえお試し開始から数分経つだけでも印象が変化し一層に御似合いになられますので、傍らで拝見していて愉しさしかございません。 “ 似合い ” は一種の猜疑心も含んでおりますので、それを受け入れるか入れないかは等しく正しいものの、時に静かに時に強く感じる似合いのエナジーを目の当たりにしたうえでそれを一旦保留にされそうになると、生業云々を差し引いて鼻息荒く申しあげたくなってしまいます。そんなに御似合いに成るのに御自身のものにされないなんて勿体ない。ハァハァ。 と。
更に私が面白く想うのは、似合いに身体の縦横比が関わらないという点でして、世の中には衣類を身に着けることを生業とする人々が居られて、その方々は往々にして頭や顔が小さかったり手足が長かったり身長が高かったりとする傾向に在りますものの、私のささやかな経験と致しましてはだからといってバツのグンに似合うかと言えば必ずしもそうではなく、瞬間を切り取る静止画では形に成れど日々を過ごす動画では形に成らず なんてことが往々に起こるだけでなく、あまつさえそのような生業ではない御方がとてもとても御似合いに成られることが多々、いやかなりの頻度で在ります。
物理的に論理的に似合うはずの GOOD プロポーションよりも NORMAL プロポーションの方が似合う。これは本当に面白い現象です ( 余談ですが私のような眼鏡顔理論もこれに含まれることと想います ) 。ボディバランスが良くなくとも, 高身長でなくとも, 筋肉質でなくとも, 手足が長くなくとも、圧巻な “ 似合い ” というものが圧倒的なほどに在るのです。私は長らくその現象を面白いなーと眺めておりましたが、ある時に愉しんでいるか・興味を抱いているか・求めているかなどといった感情のベクトルが強く向いている時にその現象が起きることに気付きました。( 余談ですが弊店の鈴木くんはコンチキショウな GOOD プロポーションかつ純粋に愉しんでいるようで様々がかなり似合います。是非人知れず何かしらの損を被っていてほしいものですね )
となると興味を抱いた瞬間に似合うという、身も蓋もないなんともざっくりとしたことに成りますが、私はまさにその通りだと想っているのです。感情のベクトルが向いた時点で、なんとなし眺めていて目線が留まった時点で既に似合うことはほぼほぼ決定しておりますので、その上で自身に必要であるか否かの判断。似合うか否かとは別の必要であるか有用であるか否かの論点・スタイルとして似合うかライフスタイルとして必要かの論点。
それを今まで以上の大切に捉えることが 2020AW の弊店の主題となります。

着たいか、気になるか、似合うか、便利か、気持ち良いか、満足感を得られるか、今着れるか、一週間後着れるか、一か月後着れるか などなど。様々な好みが在ってスタイルが在るうえで感情のベクトルが向くか否かと、それがライフスタイルに沿うか否か。それを大切にすることそのものが 2020AW 期のメインテーマと申しますか課題で、更に言えば今までの好みやスタイルとは異なり、なんだったらライフスタイルにも沿わないにも関わらず惹かれる何かを一つでも一瞬でも御提案するのが裏テーマです。まぁそれはそもそもの野望と言うか根本的な課題なんですけどね。2020SS 期に突入の頃はうまく頭の中でまとまっていませんでしたが、様々を経て少しずつ形作られてきているように感じます。

Coming soon 2020AW
プロローグを経て新章突入です。どうぞ宜しくお願い致します。
SURR by LAILA 福留
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週に1,2回程映画を鑑賞していまして、最近目にしたのは80年代の呪われた車に憑りつかれる話とハリケーンによって街が水没し、大量の鮫に襲われる話。ホラーやスリラー好きな私としてはどちらもフィルマークスで言うところの3点を付けたくなる、世で言うB級な内容でしたが、それはそれで面白いですし、作者の意図やこうだったら最悪じゃない?怖くない?と愉しく製作されたのであろうと考えると怖いより笑える点に見えてくるのがホラーの醍醐味だと感じています。が、それにしても避けて通ってきたスプラッター映画を一昨日鑑賞したのですが、描写のグロテスクなものは苦手でして。と言うのもタイトルが食人と言う極めて残酷なジャンルでしたので、存在は知りつつも避けていたのですが、タイミングも合ってつい観てしまったのです。しかし、予想を上回るしっかりとした内容に、つい没頭して見れてしまったのが感想ですが、恐らくこの世の何処かで本当にあるのであろうと考えると、怖さより歴史を知りたくなる視点で見入ってしまいどっちつかずになってしまいまして。その映像のリアリティの追求は凄み(一部だいぶ気持ち悪い)と共に頭に血が上る感覚は久しぶりでしたので、当面はジブリでも観ようと思います。
ふと、何故ホラーやスリラーを好み観るようになったのかを考えると、恐らく学生の頃に見た The Mist と言うスティーブンキング原作の映画の影響が大きく、映画を見終わった後の虚無感に嵌ってしまい、そこからスティーブンキングが好きになったのは言うまでも無く、あのどうしようもない感覚を味わいたい欲求に駆られているのですが、中々最近は出会えず。強いて言えば US は軽くやられました。是非、ご覧になられて見てください。何故好きになったか、と言う話の発端は定期的にいらして下さるお客様と先日にお話した際、そのお客様は色使いがいつも素敵でその際も色彩の豊かなものを選択されたので、どこでその感覚を培ったのか、何故鮮やかなものを好まれるのかとご質問した際に「幼少期に赤やピンクしか着てこなかったんです」と、なるほど。潜在的に、習慣から繋がる好きなものを好きになるのには理由があり、それは映画も然り、衣類にも当て嵌まり”何故好きか”を掘り下げてみるのも習慣付いてしまいがちなものに対しての解釈を改めて愉しく、見つめ直すことが出来ました。

New arrival, 1993s Dries Van Noten wool & cotton & rayon knit tailored jacket.
テーラードジャケットであり、襟付きのカーディガンでもある。それに軽いし、色も良い。
さて、何故 Dries Van Noten が好きなのか改めて考えたいと想います。
SURR by LAILA 鈴木
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あの期間はそもそも外に出る機会が少なく、なんと言っても一時休店によって御客様に前に立つという機会が無くなったこともあって、これまでは人知れずと三週間から一か月に一回のペースで通っていた美容院に行かない時間を過ごしたからか、もしくは別の理由かもしれませんが、運営が再開して久方ぶりにマンションの前で会ったご近所の Nさん ( 呑み屋に行くと知らない人と必ず友達に成れる柔和でちょっとお茶目な紳士 ) に “ マイルドになったねぇ ” とふとした一言をかけて頂いた時、私は長らく人柄の形容詞やニュアンスにおいてセクシーであったりアヴァンギャルドであったりといった表現は思い浮かべていたものの、一度としてマイルドという表現を思い浮かべてこなかったこと、そして今の自分にとってマイルドというニュアンスが驚くほどに心地良く感じたことに気付きました。

そうかマイルドか。マイルドねぇ。想えばこの生業に就いてから周囲がほとんど ( 色々と圧倒的な ) 年長者で埋められ、常にその人たちと一日でも肩を並べると言うか認めてもらうと言うか、それを念頭に置いて過ごし続けてきましたが、装いにおけるモードであったり人としての在り方におけるセクシーであったりアヴァンギャルドであったりを意識する過程で様々な衣類に手を出しては右往左往し、純金髪にしたりモヒカンにしたりしながらリッチやハイエンドを目指してきました。その道中でマイルドな人としての在り方を想い浮かべたことは紛れもなく無かったです。
OK。私は齢をとったのだ。もちろん社会においてはまだまだ引き続き若輩者で未熟者ですが、この生業に就いた頃と比べると圧倒的に齢をとったのだ。まずその点をしっかりと咀嚼して呑み込もう。そしてどうやら今の私は想った以上にリッチを装ったり元からハイエンドですよというふりをしたり、そう想われるためになにかを盛ったりすること行為やマインドを自分から遠ざけたく成っていること。イコール自然体で居ることに, 自然体な人の在り方に, 気持ちとして頑張っておらず実際頑張っているように視られないマイルドな自分の在り方にこれ以上ないほどの心地良さを感じていることを自覚しよう。 これが割合最近の気付きでした。生きていると様々在って、やはり愉しいですね。

また、マイルドな在り方によって自身の装いにおける一つ一つが生まれ変ってくれたことも何より愉しいです。不変や素朴の強み、上質さや職人技術の有用性、看板の価値観 etc.etc. また更に熱が高まりそうな予感。依然変わらずいや俄然愉しいヴィンテージ / アンティークの世界において、取り急ぎ今までで最もワークとミリタリーに惹かれています。自分が着る要素として。
SURR by LAILA 福留
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当時、学生時代から親しい友人にある日、「台湾でアイドルになる」と冗談の様な話を唐突にされてから早6年程が経ち、今や立派なバラエティータレントに。最初の話と違くない?と思いながらも活躍している彼から久方ぶりに夜中電話があり、テレビ電話を通じて、学年は違えど髭も無くTheアイドルな髪形な彼に、こちらは髭の濃い今や長髪の一歩手前のおじさんになりつつある自分との生活のギャップを感じたのは少しのショックでしたが受け入れつつの長電話をしまして。お盆の時期も相まってどこかに行きたいと言う話題から数年前に訪れた台湾にまた行きたいね。なんて今のご時世では難しく、計 4 週間の隔離を考えると最早夢の様な会話から、年 2 回旧正月と丁度お盆の時期に帰国していた彼にとっては今回の影響は辛過ぎる。”どこかに行きたい”事柄より”母国に帰れない”事実は旅行したいという欲求より計り知れない程のもどかしさだろうと話を聞きながら他人事ですら危機感を覚えました。そこから派生した共通の趣味であるアニメの話から最近配給された日本が沈没する作品の話題になり、更に彼の気持ちを沈めた結果となったのはさて置き、ハッピーな話題でもと考えましたが、まぁ思い浮かばないので装いぐらいはパッと明るくいきましょう。

New arrivals,80s Best Company Tee shirt.
素晴らしく夏(派手)をご体感頂けるデザイン。何故イタリアを本拠地とするベストカンパニーがハワイ島のモチーフ?と考えると80年代のイタリアにおけるファッションから生活に影響を与えたムーヴメントである”パニナロ”が頭を過りました。そのムーヴメントが起きる前、発端は1970年代に起きたイタリアからアメリカの留学ブームが一つの要因だと考えられ、アメリカで学生時代を過ごしたイタリア人達による感じ方や憧れが形になったパニナロと言うカルチャー。そのアメリカ州の一つハワイも彼らに取って憧れの存在として挙げられるのではと解釈しています。その彼らから絶大な人気を誇ったベストカンパニーのデザイナー、オルメス氏の過去のインタヴューではパニナロ達の為には洋服を作っていない、自分の作りたいものを提案していると綴られていましたが、私の解釈では真意はどうなのかが気になるところ。それはさておき、ブルージーンズにティンバーランドなパニナロスタイルより、トラウザーズにタックインして足元は革靴かサンダルのスタイルでTシャツとのミスマッチ感を御愉しみ頂きたい品々です。

Tシャツにガゼットを施すデザインは同社のスウェットシャツを看板として作り続けたオルメス氏ならではのハーフスリーブスウェットシャツと言うニッチな解釈。

飾りでは無いジグザグなステッチワークは熟視しなければ分らない程の繊細なタッチ。変質的な拘りを感じられますが、柄は敢えてなのか合わさない自由さ。

An Exciting summer waiting for you!
刺激的な夏があなたを待っています!
逆に今着たいメッセージの破壊力。
来年こそは何処かへ行きたいものです。
SURR by LAILA 鈴木
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私事ですが、 8 月を以て SURR に属し 1 周年を迎え、本日切り良く歳を重ねました。まだまだ至らぬ点も御座いますが、改めて宜しくお願い申し上げると共にお客様方に変わらぬご自愛の程を宜しくお願い致します。私にとってもですが、皆様にとっても激動の濃い半年になったと想います。普通とは?と今を順応するにも以前の様なリズムでは生活する訳にも行かず、何かのせいにする訳にも行かず。この状況下でも私は只々洋服が好きでそれに携わり、同じ感覚、もしくはそれ以上の尺度で一つのプロダクトに集中する、夢中になって下さり日常的に寄り添うお客様方に多大なる御礼と多少の嫉妬(私も欲しいものを沢山見送りました)を想い、感じています。お客様にとってのヴィンテージ、お客様にとってのアーカイヴと言う視点でご満足頂けるよう精進すると共に、この状況下では不要ではと感じる方へも着て・感じて頂き、装うことで今を愉しく我々のセレクトをご体感頂けたら幸いで御座います。
さて、今回はご案内の叶うトラウザーズの中でも一際シンプルながらに濃い一本と出会いましたのでご紹介させて頂きます。

ブルージーンズ=の存在とも言える Levi’s 社がアイロン要らずをモットーに 1963 年、永続的な折り目を入れたトラウザーズを発表。STA-PREST、通称スタプレで御馴染みのこの革新的なアイデアは女性衣料メーカーのプリーツ加工を参考にしていまして、コーティングされた衣料を独自のシステムで ”焼く” ことで生地と樹脂を定着させることによって生まれています。この今までにないアイデアを呈した責任者は「この事業が成功しない場合はパンを焼いて生活する」となんとまあアメリカ人らしいジョークは当時ウケたのかは定かではありませんが。コットン × サテンの試作から最終的には合成繊維と天然繊維の混合が耐久面に優れていることから現スタプレと変わらぬマテリアルの配分となりますが、本品に関しましては「これ、スタプレなのか?」と非常にライトオンスなマテリアルが魅力でして。開発段階で生まれたかのような、シャンブレーの様なシャリ感にチャコールグレーの色調は素材の軽さと色味の重厚感が良いバランスを生み出しています。Levi’s Spotswear とは STA-PREST の表記の無い前進に当たり、”Never Needs Ironing” と言うスローガンを掲げていまして、当時、一部の担当者は実際に履いていたトラウザーズを脱いで、携帯式の洗濯機に入れ、「ほら皴にならずに、折り目も残ってるでしょ~」と小売り店に営業をかけていたそうです。そんなアメリカらしい大胆な売り文句で販売さられていた訳ですが、本品はフランスの商圏へ向けての一本ですので、どこかモダンに品良く感じてしまうのはそのせいなのではと、履いてみると解る腰回りのゆとりから裾に向けての美しいカットラインを是非、ご体感頂ければと想います。

60s Levi’s Sports wear summer trousers for France.
カジュアルにもドレスにもと汎用性の高さも勿論素敵な一本ですが、ミニマムな設計からタブも付きませんので、外見では Levi’s としての情報が無いもの、私には堪りません。
SURR by LAILA 鈴木
03-5468-5966
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ブレザー、Oh ブレザー。世間的にはもっと広義かもしれませんが、弊店ではミッドナイトブルーカラーのテーラードジャケットのみをブレザーと呼ばせて頂いております。Oh、ブレザー。
貴方はどうしてそんなに永久不滅的格好良さで、基本的には大人しい存在感による行儀の良い端正な表向きで社会において安定感の高い立ち位置を確保しているようで、その実何かと化学反応を起こした際には突如として強烈にスパイシーと成り笑顔で触れるものを皆傷つけるような極めて危険な色香も備える、確実過ぎる存在価値。ブレザー、Oh ブレザー。
オールシーズン向きの重過ぎないウール素材によってのブレザーしか御提案したことがなく、しかしながらそれで良いと, それで充分さ我が儘なんて言わないよと想っていたところに彗星の如く姿を現してくれた一着のブレザーは、明らかなるドライな質感と触感に、“ これなら真夏も着れるだろう、坊や ” と言わんばかりのサルトリアによる確かな技術力に、豪奢さと危なさの際々を攻め込んだ文字通り装飾が盛り込まれたイタリアン・モードの雄による、あざとさの欠片もないリネン・ブレザーという、爽やかで涼しげで、それこそ化学反応による強烈にスパイシーな目もくらむような求心力でした。ブレザー、 Oh リネン・ブレザー。



形骸化されたリッチな暮らしもどこかの誰かがある時にパッケージングして徐々に肉付けられて現在に至る上質さも心から興味はありませんし、それこそリッチな “ ふり ” も上質と偽るための “ 盛り ” も近年特に私にとって不要の極地ですが、本品との縁を結んでくれた土地は観光地とは程遠く危険か危険じゃないかと言われたら大変に危険な地であり、かつ形骸化やパッケージングとは真逆でまぶしいからサングラスに手が伸び, 鳥の声や風の音が聴こえるから音楽を止め, ご飯が美味しいから一服したくなり, iphone がどこにあるか忘れてしまうような人間らしいリッチな心と上質さを極々自然体で秘めた土地でしたので、本品のような強烈にスパイシーな危険な色香はパズルよろしくぴったりとはまっておりました。

New arrival,70s Valentino uomo linen blazer
そのピースを外し今こうして御提案させて頂いておりますが、元々の土地と同じくどこかの貴方様とぴったりはまる御縁に成ってくれることを確信しております。
週末は Oh ブラザーでも観よう。
SURR by LAILA 福留
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急遽明けた梅雨明けからの猛暑、皆様御身体は大丈夫でしょうか?

この状況下も相まって心身的な疲労感、てか暑くない?と若干の気怠さにも関わらず冷えたお酒は抜群にと、夏生まれ、夏嫌いの私の救いはそこにしか無く、まあ大丈夫だと言い聞かせるしか無いのですが、何か変えなければ、発散しなければと心に決め、中野にある海外輸入専門の自転車屋さんで奮発したのは梅雨明け前の話、だいぶ心と身体が豊かになりました。昨日仕事終わりに外で一杯、久方ぶりにあった友人と話した訳ですが、様々な情報が飛び交うご時世の中で確かなものとは?という話になり信用とは?と外で酒を片手に話すには重すぎる題材を投入された訳ですが、一つのものにある情報量の中でも確かなもの、そうではないあやふやなものがある中で、如何に正しい情報網にありつけるかは洋服に置き換えると私の仕事でもありますし、仮に自ら命を絶った方のそれまでの言動や行動を追ったとしても事後に答えは無く、誰にも真相は分らない、確かな情報源とは自分の中にしかなく、自分なんだ。なんてエヴァンゲリオンの様な話をしてもしょうがないのですが、自分が一つの正解であり、自分を見つめなおすタイミングだと想い精進するしかないのです。と、話が逸れに逸れてしまいましたが、新作です。どうぞ。

夏のトラウザーをメインに展開させて頂きますが、私はもう夏服への欲求は皆無な為、通年、または3シーズンくらい履ける軽さはあるけどウールがいいな、と言う欲が今回は叶う、14本のそれらはデザイナーズを筆頭にパターンやマテリアルに重点をおいたラインナップ。トップスにおける比重の高さに隠れるボトムスの強化を。とスタイルの幅を是非。明日から展開させて頂きます。
SURR by LAILA 鈴木
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この季節も旬が大変に心地良く感じますので、ちょうど野菜が高騰気味の只今におきましては一層、装いにおける夏らしい初夏らしい素材感, 質感, 触感が視ていても着ていても心惹かれ心暖まりますが、リネンのざらつきやコットンの軽やかさに触れた瞬間にふと自分の心が例年以上に惹かれる愉しさや暖まる心地良さを求めていることに、気が付きます。

それと同じようにお気に入りのジャケットのボタンを付け直したりトラウザーの解れを手縫いで直したり、鞄や靴の色味を整えたりといった愛する面々への一挙手一投足に今まで以上の愉しさや暖かみを感じるのは私だけではないはずで、それには幾つもの理由が重なりあって時に絡まっていることと存じますが、どのような順路を経ていようとも大切なジャケットがトラウザーが鞄が靴が今まで以上に愛せるその感覚は、弊店にとって極めて前向きなことでして、日々における小さな幸せが一層に幸せに感じる日々におきましてその前向きさは一層有意義に想いますので、例えばもういくつ寝ると暦のうえでは秋に成ろうとも吸い込む空気の温度はまだまだ高まり続ける予想ですし、時節の切り替え判断が難しいここ数年に加えて今年は更に目途も目安も通用しないのであれば、良い意味で例年という概念を一旦置いておくことができ、それによって新たな豊かさや暖かさを得られるかもしれないという考え方は、それこそ大変に有意義な前向きだなぁ と最近考えるでもなく考えている次第です。
いずれにせよ皆様方と同じく弊店も変化し続けておりますので、例年と変わらぬ何がしが在り, 例年以上に惹かれる何がしが在り, 時に圧倒的に例年以上に愉しい何がしも在ったりして、基本的にそれらはまぁ言ってしまえば加齢にまつわる諸々なのですが、私の場合は加齢によって一層の混沌と自由を好んで受け入れる姿勢に何故かしら成っておりますので、端的に申しあげますとめちゃ愉しいです。

New arrival, Yves Saint Laurent rive gauche homme dry cotton

New arrival, Missoni linen summer
今夜は夏野菜のカレーにしよう。
SURR by LAILA 福留
03-5468-5966
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