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もうコートは。 / Diary934
29.12.2020

昨日、12月28日を持ちまして年内の営業を終了致しました。今年も大変お世話になりました。心より感謝致します。なお、年始は2021 年 1/4 (月) 12:00 から営業再開となりますので、何卒宜しくお願い致します。

 

 

前回の福留の Diary にもありました 2020 年。

環境の変化の年。とでも言いますか。

今年こそはと意気込み、序盤で鼻をへし折られた様な。複雑な心境の中、自慢のマイペースが崩れていった。そんな2020年。

割愛しますが、私にとって良い意味で人生のペースが変化した、最後の最後に忘れられない良い年になりました。来年はまた異なる心構えで、皆様をお迎え出来るよう励むと共に、お会いできるのを楽しみにしております。

 

 

引き続き、ご自愛と共に、良いお年をお迎え下さいませ。

 

 

 

 

もうコートはなんて思っていた矢先。

 

 

年始をお楽しみに。

 

 

SURR by LAILA 鈴木

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年の瀬 2020 / Diary933
24.12.2020

いつも御愛顧くださり、ありがとうございます。
2020 年の営業は 12/28 (月) 19:30 にて終了とさせて頂き、2021 年 1/4 (月) 12:00 の再開までお休みとなりますこと御理解御了承くださいませ。なお、お休みの期間中に頂いた御問い合わせや御注文に関しましては 1/4 意向に順次進行させて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

文字にも言葉にも表しきれませんし、悪い意味合いではなく表す心持ちにならない 2020 という年号が終わろうとしております。皆様方と同じく様々な変化が訪れましたが、弊店はそれら全てを結局のところ愉しませて頂いておりまして、それもやはり御愛顧くださる皆様方のお陰であると心から想います。変化が訪れたうえでファッションに、パーソナリティの強化に変わらぬ興味を抱いているのであればそれは “ そういうこと ” であると思いますし、変化したうえで改めて店という空間の存在意義と対面の豊かさを噛み締めることができた我々は、そう思っていましたがより一層明確に “ そういうこと ” でした。

 

 

 

 

来年も皆様方に御愉しみ頂けるように精進し、それが結果的に関わる我々がまずエンジョイできることに成れればと思います。来年もきっと引き続き長髪で高身長の男 or たまに眼鏡のガタイが大きい男がお出迎えさせて頂くことになりますが、お許しください。
 
年内も残すところあと僅か。今後も変わらぬ御自衛と御自愛のほど、皆様方が美味しい食事やお酒などで楽しく穏やかな時間を過ごされることを勝手ながら願っております。私も過ごします。

 

 

 

 

SURR by LAILA 福留

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見て、触れて、羽織って / Diary932
18.12.2020

なんだか懐かしく感じたシルク・ボンバージャケット。

 

 

 

 

学生の頃に何処かのヴィンテージショップで、表地がパープルで裏地がグリーンの別に何処かのデザイナーズやメーカーのものでも何でも無い、恐らく量産されていたであろう、それ。だけど当時の自分には調子の良かった、そんな一着を当時のひと時愛用してたなぁ。なんて、フラッシュバッグした感覚に。

 

 

裏地に当たり前にタグが付いていて、それを綺麗にリッパーで解て、両面着れる様にして。これ、シルクなんだぜ。とは言ったのは定かでは無いですが、シルクの良さも分からずに、上からコート羽織って、当時流行っていたピタピタのデニム履いて(笑)

 

 

今思い返せば恥ずかしい程に、でも純粋無垢に洋服を楽しんでいたな。と思いつつも、今も充分に楽しい。その先ももっと楽しめるだろうな。と今回の一着はちょっと大人になって、この強く繊細な柄やシンプルな構築に惹かれますし、ちょいと気分が変れば裏返せばいい。年齢は関係ない、リバーシブル・シルク・ボンバージャケット。

 

 

1993s Hermes homme silk reversible bomber jacket

 

 

もし、当時の自分がこれを見て、触れて、羽織っていたらもっと感覚は変わっていたかもな。でも、そんな簡単に人は変わらないだろうな。半信半疑ですが、全ての感覚が満足しまう、これがエルメスの心意気なんだろうな。

 

 

SURR by LAILA 鈴木

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Vntage Hermes creations / Diary931
15.12.2020

昨年に引き続き、ヴィンテージ・エルメスのご案内をさせて頂きます。

是非、ご自身のクリスマスギフトに。また、今年は普通の買い物ですら、躊躇するような状況下の一年でしたので、年納めのご褒美に、師走のお買い物を楽しんで頂ければ幸いです。

 

 

 

 

明日より展開させて頂きます。

 

 

通信販売も承ります。詳細をご希望の場合、お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

 

SURR by LAILA 鈴木

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マイメンに成れる指輪 / Diary930
11.12.2020

指輪というパズルのピースはそう簡単に出逢えるものではなく、既に御持ちなのであればむやみやたらに増員する必要がないと私自身はもちろん親愛なる御客様方や家族や友人にも真に思いますし、出逢える時には出逢えますが出逢えない時には出逢えませんので仮に求めていたとて基本的に妥協はご法度ゆえ、変な話ですが逆に思い留めて頂く方向に背中を押したこと少なくないものですから、求めたうえで出逢って頂けた暁や、求めていないにも関わらず出逢ってしまった暁にはいつも以上に興奮してしまうのは、マイメンに成れる指輪というパズルのピースに出逢える機会が本当に本当に貴重に思うからでして、例えば

 

 

 

一つのタンクリングがきっかり 120 年前の品 ( もういくつ寝ると 121 年前になるのですねぇ ) であるにも関わらず、さも最近製作されたかのような美しさで飄々と存在していたり、

 

 

 

一つのプレーンリングは 147 年前の品で、不変を極めた形状に 147 歳の御年に相応しい皺がマリアージュしたことによって近年のアルチザンごたる印象を獲得していたり、

 

 

 

これらの天然石の中でも “ 貴石 ” に分類される華やかさと強さと説得力を存分に有したリングが豊富なふり幅で御選び頂ける現状であったり、

 

 

 

一つの素材要素性とボリュームのコントラストがもう最高のリングは 1829 年の品で、あれ? 191 年前?ヴィクトリアンを飛び越えてジョージアン? え、この指輪で 191 歳なの? と一層ヴィンテージ / アンティークの感覚が狂う逸品が在ったりすると、

 

 

 

マイメンに無限の可能性を感じると同時に、とても久しぶりに指輪を増やしたくなってしまいました。。。( 参った参った )
このように 2020 年最後の装身具の新作群によって弊店のジュエリーケース内は荒れに荒れておりますが、イコールこれまで以上に “ 選んで頂ける ” こととなりますので、求めている方も・求めていない方も・求めるかもしれない方も御興味頂けましたら是非に。

New arrival, Antique fine jewelrys

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてこの度はもう一つの区分のジュエリーを御披露目させて頂いているのですが、端的に申しあげましてこれらはヴィンテージ・ピースではございませんで、弊店にとって KARIM HADJAB に続く例外存在となりますものの、KARIM HADJAB とは異なりこの度の御披露目が最初で最後となるであろうことを先に記させて頂きます。

紆余曲折在って弊社の保管・保存対象だったのですが、SURR by LAILA の品として御提案させて頂く運びとなりました。

 

 

 

卵の形を究極系と捉える “ デザイン ” 理念を有する工房の品々でございまして、昨年より御提案させて頂いておりますデコラティヴな装身具の論点には言ってしまえば常にこの存在が頭の片隅にあった次第です。

 

 

これらも併せて御興味頂けましたら、向き合って頂けましたら幸いです。

 

 

SURR by LAILA 福留

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冬の様々 / Diary929
4.12.2020

New arrival, 冬の様々

 

しっかりと寒くなってくれましたね。私は大変に喜ばしい限りです。例えば気温表示が 12℃ で太陽が照っていたとて、しっかりと “ 12月の 12℃ ” と言える肌寒さ。冬の旬には起毛の顔立ちや革のニュアンスが心と身体に一層心地良くマッチしますので、身に着けていても見ていても楽しい限り。

 

そんな季節に相応しい様々な新作を御用意致しております。

 

 

 

 

 



 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

New arrival, 冬の様々

外側から内側から、上から下まで。

 

 

SURR by LAILA 福留

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漢の夢 / Diary928
27.11.2020

New arrival, Tailotred Jacket Collection.

 

着丈の短いコート的なテーラードジャケットの捉え方はいかがでしょうか。クラシックを尊重した設計かつ丁寧なクリエイションだからこそこのような自由裁量が許されますし、なにより既存のテーラースタイルには当てはまらない奔放な空気感と、実際に機能的で実用的で軽快で気軽な着用感が良きかな良きかな。

 

専門メーカーによる狂ったクオリティのカシミア・ブレザーやアノニマスのウール・ブレザー、アンティークビスポークのセミカジュアルやカジュアル、手縫いの文化などなど縦にも横にも分布する幾つかの世界観にて御提案させて頂きますので、御興味頂けましたら是非に。

 

 

 

 

 


 

 


 

 


 

 

 

 


 

 

 

 

 

New arrival, Tailotred Jacket Collection.

 

 

 

“ シャンデリアの明かりの下では黒よりも美しい黒に見える ” で御馴染みのミッドナイトブルーカラーのカシミア・ブレザーですよ。。。二瓶鉄造の咆哮よろしく心が屹立する漢の夢、ですね。。。
 

 

SURR by LAILA 福留

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Dries Van Noten Collections / Diary927
25.11.2020

新作のDries Van Notenをお披露目させて頂きます。

 

 

90年代初頭から90年代中期に掛けての不変的かつクラシカルなクリエイション。90年代後期から2000年代に入り明確にクリエイションに対し変化が起きる、時代の流れを感じて頂ける 1993 年から 2003 年までのラインナップとなります。

 

 
 

 

Dries Van Noten Collections

1999AW
過去の記述からとあるユニフォームを参考に造られたそうですが、モティーフは不明。モーニングカットにミリタリエッセンス。全身ブラックカラーのスタイルに是非。
 

 

1997AW
97年秋冬は本当に豊作ですね。ナチュラルフィットなので、ワイドシルエットのトラウザーズととても良い相性です。モデルが全員ニット帽を着用したミリタリー主軸のコレクション。
 

 

1998AW
とろみと光沢感を兼ね備えた上質なウール素材にボアライナーの対比。保温性抜群なテイラードジャケット。現代のドリスに一番近しさを感じる序章の様なコレクション。
 

 

1998AW
1997年秋冬に引き続き提案していたロングレングスなプロダクト。一枚でも下記の着用画像の様にインナーにもレイヤードスタイルをお楽しみ頂けるの自由度の高い創作的な一品。
 

 

1993AW
フレンチワークウエアを参考にボンディングウールで素材替え。当時は毎シーズン製作していましたが、今まで見た中で言葉が薄いですが、一番かっこいい。ルックの様に赤色のマフラーでも巻いて。

 

 

2003AW
ルックを見つけたとき一番興奮しました。素材×色、パーフェクト。ルックではわざとボタンを掛け違える粋さ。ベーシックの大切さ。

 

 

1994SS
初夏のコレクションにも関わらず厚みのあるウール素材。(これだからDriesの年代判別は時間が掛かります、、)袖口のボタンが排除されたオープンカラーシャツよりのオーバーサイズジャケット。ゲリラ風?な市場でのショーの演出も面白いコレクションです。

 

 

2003AW
昨日オンラインに更新させて頂きました。こちらは2003年秋冬のコレクションを代表する素晴らしい生地です。同素材でポンチョもあったような。
 

 

1997AW
一枚でもインナーでも汎用性の高さが魅力ですし、ここまで完成されたニットプロダクトは中々見かけないですね。また、グレーとグリーンの間を取ったカラーリングもまた秀逸です。もうワンサイズ上なら欲しかった、、

 

 

1994AW
個人的に大好物なベルベットトラウザーズ。インタックにスリムストレートなクラシカルなバランス。マンネリになりがちなボトムスにこの様な素材感のものが一枚あるとバリエーションが広がります。個人的な感想ですが。
 

 
 

 

通信販売も承ります。詳細をご希望の場合、お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

 

SURR by LAILA 鈴木

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デザインと非デザイン / Diary926
20.11.2020

このコートから受けた衝撃がトリガーとなり、ファッションデザイナーとはなんぞやデザインとはなんぞやという無碍問答を薄ぼんやりと頭の片隅で考えるようになってしまいました。

 

時代に応じてファッションデザイナーの在り方も存在価値も変化しておりますので、オートクチュールが終わった直後やミラノコレクションが始動した頃と、テクノロジーとガジェットが変化し続けている近年は大切なことも必要なものも変化し同じ論点で語ることも比べることも叶いませんし比べること自体が野暮ですが、少なくも私はモード史において “ どこかまで ” の人々は “ デザイナーという枠組み ” がフィットし、“ どこかから ” の人々は “ コンセプターという枠組み ” がフィットするのではないかと。スタイルや企画やアイディアそのものを提案する役割と、造詣や構築におけるデザインの創造する役割。同じファッションデザイナーという枠組みでもこの二種が存在するようになったことと存じます。( そもそも近年はアーティスティック・ディレクターやクリエイティヴ・ディレクターという肩書が多いですしね )

 

私は着こなしの自由度と表現のふり幅が広く、丁寧なクリエイションが散りばめられたヴィンテージやアンティークの存在を一個人的に贔屓してしまいますので、やはりクリエイティヴィティが豊かな存在を目の当たりにすると、それが結果的に招く人としての世界観を含めて心震えてとても興奮するのですが、逆にそういった意味合いにおいてのクリエイティヴィティを意図的か結果的か注がないに至ったうえで完成されている存在を目の当たりにすると、それもやはり興奮します。

 

デザインと非デザイン。探求と追及。在るもの踏まえたうえで変化させる行為も在るものを研ぎ澄ませる行為も共に尊く美しい限りで前者も後者も難解の極みなのですが、その中でも特に完成度の高い品を眼の前にするといつの日からか反射的に笑ってしまうようになりました。喜びと特に興奮と驚きが軸になっているのでしょうが、なんとなし雪山で遭難した時に無意識で眠ってしまうような反射と近いような、なんとなしそんな感覚です。

 

 

 

 

 


んもっちりとしたラムレザーの暖かい輝きとゴールドパーツの冷たい輝き。バイカースタイルでもありミリタリースタイル的でもある創造的なデザイン性。それをコートにしてしまうという暴挙。そう、氏の追及する美しさや色気のエナジーボリュームは、当時も今も社会的には暴挙と捉えられるほどの強さなのです。その中でもランウェイのファーストルックを飾った一着ですので、本当に馬鹿野郎ですよ。ニヤリ。

 

 


こちらに関しましてはもう呆けるしかないです。御紹介すべき要素性は各所に散りばめられているのですが、基本的にデザインの概念はなく古典にしっかりと則っています。しかしながらこの言葉を必要としない美しさ・求心力・存在感は、女史がデザイナーを務める同ブランドの同区分に相応しく、それこそ赤子ですら笑ってしまうようなエナジーです。デザインという要素は皆無ですが、これはこれで本当に馬鹿野郎。これを所有する人が増えれば増えるほど世界から争いごとが無くなるでしょう。

 

 

 

 

 


2000AW Gucci by Tom Ford lamb leather coat / 1999s Hermes homme chesterfield coat

 

デザイン / 非デザイン

 

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New arrivals , Winter coat collection / Diary925
11.11.2020

鈴木です。

久方ぶりのDiaryの更新となりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

 

大分日中と夜間の寒暖差が激しい気候となり、冬物が楽しめる季節となりましたね。急激な冷え込みにコートをお探しの方、またコートはいくつあってもとお考えの方も多いと存じます。これからの季節にも、これからも長く付き合えるものを例年通りご紹介させて頂きます。

 

 

New arrivals , Winter coat collection

 

 

70s British royal marines wool gabardine coat

 

 

1999s Hermes homme horse riding style herringbone coat

 

 

late70s Burberry’S trench coat , windowpane linning

 

 

1994AW Dries Van Noten wool chesterfield coat

 

 

70s Burberry’s herringbone chesterfield coat, personal order

 

 

70s Yves Saint Laurent Rive Gauche wool & cashmere double brested coat

 

 

70s Burberry’s ” SOLGARDINE ” trench coat , Sepia color

 

 

通信販売も承ります、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

 

 

SURR by LAILA 鈴木

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「 デザイン 」 / Diary924
30.10.2020

オートクチュール時代の女性的モードを彷彿させる過剰な曲線美でありながら、しっかりとしっとりとダンディ。古典性と創造性を融合させ、それぞれの旨味を引き出し新しいスタイルを提案した半世紀前のクリエイションは、現代感覚に当てはめても充分過ぎるほどに刺激的。

 

 

 





 

 

 

 

 

New arrival,early70s Ginni Versace wool coat.

 

これぞ「 デザイン 」。これこそがファッションデザイナーの “ 仕事 ” 。

 

 

SURR by LAILA 福留

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NZ Argile/ Diary923
23.10.2020

いつも SURR by LAILA を御愛顧くださりありがとうございます。しっかりと涼しい日々が続いて装いの旬が訪れましたので、あれもこれもと思い描いては楽しまれている方も多いことと存じます。皆様、御機嫌いかがでしょうか。

 

 

先日久方ぶりに新作の御案内が叶いました KARIM HADJAB 。彼が新たなクリエイションの場として選んだ土地, ニュージーランドで試行錯誤の末に成功へと辿り着き新たなクリエイションラインと成った NZ Argile 。入国してすぐに現地のレンジャーに各所を案内してもらい自然に関わる様々を学んだ後に、数か月に及ぶ “ 実験 ” を敢行したカリーム。土や草や木や水とどれだけ向き合おうと当初は全く染まらなかったのですが、決してめげずにしょげずに試し続けると共に、自分の身体と心と自分が選んだ衣類がニュージーランドという新境地に馴染むよう努力した結果、現地の材料のみを用い、薬品などの化学要素を一切用いらない原始的な泥染め NZ Argile が完成しました。

 

カリームが自分の身体と心が土地と馴染むために行ったのは、それこそ土地に居るという行為そのものでしたが、物言わぬ無機物の衣類が馴染むためにさて何をしたか?色々試したうちで強い効果を感じたのが木を抱かせることだったそうです。

 

嘘のような本当の話。カリームの口から発された言葉であり、彼だから信じられるし腑に落ちますが、他の人だったら信じられません。
カリームが現地でのクリエイション風景を御裾分けしてくれましたので、是非御覧くださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

泥を水の底から取り上げて染め付けられる原料へと生成する過程にも、その染料が繊維に付着して沈着する過程にも、一切の薬品などの化学要素を用いず自然に発生する反応のみで成立する点。そして染料の粒子が繊維の間に留まって色を発するだけでなく、強度を上げて肌へも良い作用をもたらず点。それらをカリームに教えてもらった時に、以前に学んだ日本で江戸時代に行われていた総天然の藍染めを想い出しました。どうやら近しいものなようです。
自分に丁度良い黒を追い求めることで依然危険地帯であるアフリカのマリ地区でそれを知り、学び、独学で研究して様々な実験を繰り返す過程で ( 以前にも日本でもやりたい。良い山知らない?と言われました ) ニュージーランドに辿り着き、産まれたクリエイション NZ Argile。木に抱かせていたら紋様がそのまま乗りましたので、彼は嬉しそうに少しはにかんで笑いながら “ ツリープリントだ ” と胸を張りました。

 


KARIM HADJAB, NZ Argile tree print jacket.

 

あとですね、なぜか青紫がかっているんですよ、NZ Argile。

 

 

 

SURR by LAILA 福留

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+ / Diary922
9.10.2020

Karim Hadjab + Vintage style 

  

 

 

Karim Hadjab – 4Saisons – Base, 50s French work jacket

mid 90s Dries Van Noten wool knit shirt

 

  

 

 

Karim Hadjab – 4Saisons – Base, 50s French work jacket

90s South Italy sartorial hand work velvet tailored jacket

 

  

 


 

Karim Hadjab – Mari Argile – Base, 40s French work jacket

Karim Hadjab – 4Saisons – Base, 30s French daily pullover shirt

 

  

 

 

Karim Hadjab – Double face docking / 4saisons – Base, 50s French work jacket,each

70s Pringle cashmere sweater

 

  

 

 

Karim Hadjab – Mari Argile – Base, 30s French work cotton & line atelier coat

50s France half zip wool sweater

 

  

 

 

Karim Hadjab – NZ Argile – Base, 50s French work jacket

70s Pringle cashmere sweater

 

 

 

 

SURR by LAILA 鈴木

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New arrival , KARIM HADJAB / Diary920
2.10.2020

過去のDiaryに目を通しまして、複数ある中に”服が生きてる”と言う比喩表現は確かにと、私はスピリチュアルでは無いにしても一つの氏の作品を目にし、袖を通した際に感じる違和感と異常なまでのエナジー。

氏の衣類対するリスペクト、それは純粋な表現方法に想えます。

獅子の子落しかの様に一年間と言う期間を自然に放置する、アフリカの地における伝統的な文化を再構築する。

今回は新天地。それは文字通りに国外の新た土地でのクリエイション。

福留の話を聞いた限り “自分を馴染ませる” まで今回の方法は時間を費やしたそうですが、理由はあらゆる自然環境から生まれる天候、気候、性質、成分、栄養の違い。も一つですが、その環境下に自らが佇む=共鳴し合う。

元より同じ個体には絶対的にならず、人間の成長の様に一人一人違いがあり、その表情は育ってきた環境により違いがありますので、その顔立ちは時に意図から生まれるものもあれば、時に偶発的に産声を上げる。

最早、芸術家と言う解釈もあるかと想いますが、是非、に袖を通した際にふと、感じ取れる物語の様な、半生の様な、純粋な彼の想いも含めて纏われてみては如何でしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、ある衣類が夢に出て来まして、指を咥えてその一着が旅立つのを只々眺める、なんとも残酷な仕打ちでしたが、夢で良かったと改めて想いました。

 

  

 

夢で逢えたら、是非お待ちしております。

 

 

SURR by LAILA 鈴木

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KH / Diary921
6.10.2020

– 4 Saisons –
Base , 60s French tailored jacket

 

  

 


 

 

– Mari Argile –
30s French work cotton linen atelier coat

 

  

 

– NZ Argile –
Base , 90s Levi’s

 

  

 

– 4 Saisons –
Base , 40s French tweed jacket

 

  

 

– NZ Argile / Tree print –
Base , 40s French work jacket

 

  

 


 

 

– Natural Indigo / 4 Saisons / NZ Argile –
Base , 50s French work jacket

 

  

 

– NZ Argile –
Base , 40s French prisoners jacket

 

 

SURR by LAILA 鈴木

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久方ぶりの / Diary919
1.10.2020

オンタイム~少し先の気候を見越して、久方ぶりのスタイリングをご案内致します。

やっと諸々愉しめる気候ですね。

70s Gianni Versace × 20s French puiiover × 60s French salopette

トーンの調和。

ウエスタンスタイルなプレスリー的なスウェードフリンジジャケット。

前衛的なジャケットはワークウエアでバランスを。

 

 

70s Missoni × 80s Best Company × 60s LEVI’S 505

ライトオンスのカヴァーオールをインナーに。

デニムオンデニムの土臭さを繊細な織の美しいカーディガンで中和。

素材に拘るイタリアンメイドのストレスフリーな着心地の良さ。

 

 

90s Giorgio Armani × 70s Missoni × 60s French flea jeans

Loro piana 社の Storm system を採用した撥水コートの上に天邪鬼なニットベスト。

たっぷりとしたコートに負けないフランスメイドのベルボトムな生デニム。

縦長効果。

 

 

late90s Ballantyne × 60s French salopette

カラーと素材のコントラスト。

厚織メリノウールとモールスキンの異素材感。

クラシカルな筈なのに何だかモード。

 

 

eariy1900s French bespoke × 1993AW Dries Van Noten × 50s French work

アンティークの太畝とデザイナーズの細畝。

古いから良い、デザイナーズだから良いとかでは無く、着た際の形がまず良い。

ジレとパンツの色は統一して。

 

 

80s Cerruti × 70s LEVI’S Stapre

すみません、インナーは私物です。

とろみと光沢のあるブラックにはブラウン系の暖色が合う気がしまして。

細身のトラウザーズが今やなんだか新鮮。

 

 

気付けばこんな時間に。

スタイリングは飽きませんね。

 

 

SURR by LAILA 鈴木

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好み / Diary917
29.9.2020

昨日読んだ冒頭から内容の解らない漫画、先日観たネタバレを読んで初めて理解の出来る映画の各々で感じ取って下さいと試されたような手法は、それはそれで面白いと感じる反面、やはり賛否のある内容に思えます。例えば、絵のタッチや撮り方でしたり、作者への信頼、出ているキャスト、キャラクターの好みは置いといて、その情報もすら無いフラットな状態で、理解の試される作品のメッセージに触れた際にそれが異常な程好きに変わる感覚。ある種、良い意味合いで裏切られた気持ち良さや自分の尺度には無かった新鮮さが更に興味を抱かせる、言わば嫌いだった人が好きになるような、苦手なもの克服した達成感のような自分が急成長した錯覚のようなあの感覚。今回の一着に関しまして好みは分かれるかと思いますが、皆様どうでしょう?
 

 

まず、後にも先にも”歴史的な記録”と自社製品にタグを付けるデザイナーはいないかと想います。それは自信の表れにも感じますが、”開発した生地の記録”が正しい解釈なのかと不透明な部分ですが、そう感じるのが一目瞭然な生地への拘り。

 

 

コットンナイロンの表地はコーティングが施されており、その生地の裏面から白色のブリーチ剤では無く、ペンキの様な顔料なのか、通常衣類には施さない溶液なのか。裏面から垂らしかることで滲む表地の白いペイント加工は前衛的に、むしろ変態的に捉えられます。

 

 

トレンチコートとして、またミリタリーウエアとしての襟裏のステッチワークやガンフラップの装飾性。エポレットやウエストベルトの位置は男性的な印象を受けますが、イタリアらしいしなやかな素材の選択や取り外し可能なエポレットの有意はトレンチコート=男性の為の衣類としての解釈では無く、日常的に纏う為の利便性と機能性に特化しています。

 

 

群青色の菱形状のステッチワーク。中綿の保温性もさることながら、なんといっても”軽さ”。
 

 

Massimo Osti氏の在籍していた輝かしい時代の産物。袖を通すことで、第一印象からは想像出来ない、日常に則した一着である。と改めて想います。
 

 

New arrival, 1994s C.P.Comapny cotton & nylon painted trench coat with quilted lining

 

 

SURR by LAILA 鈴木

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営業時間に関する御報告/ Diary918
30.9.2020

いつも御愛顧くださり、ありがとうございます。10/1 (木) より店舗の営業時間を 12:00 – 19:30 とさせて頂きますこと、ここに御報告させて頂きます。
 

継続してマスク着用での御入店をお願い申しあげますと共に御入店時の非接触式検温と手指消毒の実施させて頂き、体温37.2℃以上の方は御入店を御遠慮頂きますと共に御入店時に人数制限を設けさせて頂く場合がございますこと、御認識のほどお願い申しあげます。またスタッフのマスク着用、出勤時の体温測定・手有消毒・店内の消毒と換気を一層徹底致しますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

引き続き御自愛御自衛くださいませ。皆様方の豊かな日々を願っております。

 

 

SURR by LAILA

 

 

 

 

 

ふぅ、最近は ONLINE テキストにて想いのたけを勝手ながら綴らせて頂いておりますので、結果的に久方ぶりに Diary と成りました。皆様いかがお過ごしでしょうか。美味しい飲食、愉しい時間、素敵な出逢いなどなどございますのでしょうか。そうで在ろうと想いつつ願っております。私もノリで抜歯したり疲労困憊の帰り道で偶然大切な友人 A に逢えたり、大切な友人 B がある人の苗字を変えさせるに至る行動を起こしたり大切な友人 C が自身の苗字が変わる行動を起こしたり、眼鏡のレンズを一新したりでなかなかどうして御機嫌でございます。

もう一つの御機嫌の要因は親愛なる彼の新作御披露目の準備が整ってきたこと。秋風のように穏やかに御期待頂けましたら幸いです。

 

 

 

 

SURR by LAILA

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機能美 / Diary916
25.9.2020

昨晩は鍋を食べましたし、現在薄手のニットにジャケットで過ごしています。早いくないか?と言われればそれまでですが、充分に愉しめる気候に感じますし、好きなものに遅かれ早かれは無いと想いますので、その時の感情は間違いのです。

先日、自分のクローゼットにある上物を全て試したところ、20代半ば位から自分の手にしたものはいつ着ても納得が良くと言いますか、年々その時以上に好ましくなるものが増えてきまして。それは当時、無理をして決断したものもありますし、馴染みの無いお店で出会い「お、いいじゃん。」と考える間すら自分に与えない程に響いたものもありますし、変わらずの主観に安心しても尚、この季節は欲が高まります。特に機能面。ハイスペックでは無いにしても、自分の生活に則した機能性は利便的な使い勝手と、機能性における実用的な美しさ。思い掛けない気の利いた実用性は時に一つのデザインにも捉えられますし、ミリタリーウエアやワークウエアも同じく、意図としない美的要素があるように、男性、いや漢でしたら、惹かれる魅力的な要素の一つであると。

 

 

今回の新作はその”機能美”と言う言葉が最も適しています。

 

 

 

 

1994s C.P.Comapny

 

 

50s Italian miitary
 

 

1991s C.P.Comapny

 

 

2004s C.P.Company
 

 

明日 9 月 26 日(土)より上記新作をお披露目させて頂きます。

 

 

SURR by LAILA 鈴木

03-5468-5966
[email protected]

 

 

ズレ / Diary915
23.9.2020

 

 

コンクリート打ちっ放しの軒先に咲く花の不均衡さに目が行くように、ズレと言いますか、ギャップと言いますか。その差の隙間には訴え掛ける何かありそうでついつい写真を撮ってしまいました。

 

  

 

強面のお兄さんがエレベーターのボタンを押して待っていてくれたり、ギャルの敬語でしたり、口にピアスを開けた方が赤子を抱えていたりと人間で言うと単純に見た目では無い側面は承知の上でも、なんだか偏見な眼差しで疑って掛かってしまいます。裏を返せばそのままではつまらないと感じてしまうのは正直なところ。洋服でも正統的に着こなしていても勿論のこと正解・不正解では無い上で、自分のイメージを上回るギャップはその方の感性に繋がりますし、何かしらのインスピレーションなのか、育った環境なのかと興味深く考えてしまいます。それはスタイルでは無い部分に、自分の理解度、受け止め方が魅せていると。

 

  

 

ベルベット×テーラードジャケットは古典的ですが、その個体性には大いにズレを感じます。これが正真正銘のど真ん中では無いですが、着用者のパーソナリティを最大に演出する、一つのジャケットとして大いに世間とのギャップとその隙間の私欲と言う名の余裕をお愉しみ頂けると想います。 

 

90s South Italian sartorial “hand work” velvet tailored jacket

 

是非、手仕事による、身体への負荷を排除したサルトリアの職人技術をご体感下さいませ。

 

 

SURR by LAILA 鈴木

03-5468-5966
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