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始めに白状しますがこれは出逢った直後に1時間ほど着て過ごしてしまいました。そういった行動は買付の旅順において稀にあるのですが動機は寒いからもしくは素敵過ぎて惹かれ過ぎて自分のパートナーになった気分で過ごしたかった(更に言えば欲しくて堪らない欲求をその限られた時間で少しでも満たして自分を騙さないとやるせない)からなのですが今回は完全に後者、素敵過ぎて惹かれ過ぎました。




私ごときが恐縮の極みながら勝手に想定する“アルマーニらしさ”、その要素は各プロダクトで散見しますがやはりコートは特にシンボリックな存在でして、しかしながらだからこそコートというプロダクトにおいてアルマーニらしさの濃度が特に濃いと思える個体にはなかなかどうして出逢えないのですが、特急電車を降りて改札から広場に出た瞬間に日本では香らない,香ってはいけない葉の香りが鼻を突くヨーロッパのとある街のコレクターのもとで運良く出逢えたこれはまさしくアルマーニのヴィンテージ広告からドラえもんの秘密道具“実物立体日光写真”を用いて取り出したかのようなアルマーニらしさ120点のコート。近代の過度なそれらとは根幹が異なり和装からも影響を受けたからこそどこか懐かしくもある大胆かつ古典的なヨーロピアンクラッシックのオーヴァーサイズ、凝視すると認識できるレベルで細かく走る線のような織りの紋様による特有の立体感、コットンモールスキンの堪らなさ過ぎる存在感、カメラのレンズでは表現が叶わないものの実物を眼の前するとしっかり把握できるため“人間の眼ってすげぇんだなぁ”と度々思わせてくれるヨーロピアンカルチャー特有のなんとも言えないカーキカラー。全てにアルマーニ大先生の美学と哲学と驚異的なクオリティの濃さが散りばめられています。
日本の誇りを想起させると同時にそれらとは一線を画す“洋”の“服”ならではの曲線美によって描かれる衣の迫力、裏地に軽微のパデッドを配することで生まれるドラマチックな立体感、これらトレンチコートで必ずと言っていいほどに存在するウエストベルトをあえて無くすほどにドラスティックなスタイルへの美意識。心から惚れました、全てにおいてここまでアルマーニらしさを感じさせてくれるコートは本当に出逢えません。

New 90s Giorgio Armani cotton moleskin oversized trench coat
すみません、コッソリ1時間ほど着ちゃって。御陰様で本当に幸せでしたしキッパリ諦めることができました。格好良いロングコートって本当に残酷なまでに格好良いですね。
SURR 福留
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70年代が主に10代の終わりから20代の始めだったドルチェさんと10代真っ只中だったガッバーナさんですから当時のカルチャーはファッション哲学形成に大きな影響を与えていまして、彼らに限らず近代のモードカルチャーを特に牽引した人々に多く該当する年代傾向だからこそセブンティーズというデザイン要素やスタイル性や空気感は90年代の終わりから現代に至るまでモードの文化に存在し続けていますし、それから影響を受けた後年のデザイナーがどんどん輩出され続けているのでこれからも変わらないでしょう。そう、パッチワークデザインもセブンティーズカルチャーの一つですが軽くネットサーフィンしただけでも国内外問わず様々なデザインやプロダクトが挙がりますので、既にセブンティーズという感覚ではない独立した一つの存在として認識されている方も多いことと思います。まぁ本音を言えばその感覚で良いと思うしセブンティーズだからうんぬんと言った解釈は基本的に必要無くって好きだったり素敵と思う感覚が一番、これはパッチワークデザインに限らずですね。まぁ私はそういった文脈を紐解くのが元々好きなタイプだったみたいだしヴィンテージという服飾史に関わる職務なのでそういう角度の解釈も必然的に必要ですが、まぁだからこそ“本音を言えば”そういう事柄は必要無いと思うようになったんだなぁって。
ファッションヒストリーとしてのパッチワークには様々な側面がありまして、一つはハンドメイドと言った健康的な側面、そしてもう一つはWar is overやFreedomと言ったヒッピーカルチャーによる健康的だけではない側面、そしてもう一つが社会情勢と政治的背景が関わるため健康的うんぬんでは測れないパンクカルチャーの側面,まぁこれに関しては芽吹きが70年代中期を少し越えた頃で全盛が80年代のため厳密にはセブンティーズ&エイティーズカルチャーになりますが。と言いながらもハンドメイドもヒッピーもパンクも数珠的に繋がっているのも興味深く結局のところソウルが繋がっていたりするのですが、ことドルチェさんとガッバーナさんのこちらに関しては70年代後期にモードカルチャーに登場したインサイドアウト(裏返し)も取り入れているので、ヒッピーカルチャーにパンク精神プラスといったところではないかと想像できます。そういえばパンクカルチャーも服飾史と根強い関係性がありますね。
ハンドメイド=ホッコリ / ヒッピー=働いてないしドラッグも買っちゃうから金無いけど結婚したいからそこら辺のカトラリーを曲げてお手製の結婚指輪にしちゃうぜ!あわよくばそれ売っちゃうぜ! / パンク=体制なんて既成概念なんてクソ喰らえ!好きに切ったり貼ったりしちゃうし裏返しで着ちゃうぜ!。ではドルチェさんとガッバーナさんのモード解釈は?=ヒッピーでありパンクであると同時にウール&カシミアによるフランネルによる上品さと内側にキルティングライナーを配置することでの凛々しい立体感を。なんとまぁシンプルで強い源流と、美しく的確な新しい解釈でしょう。
その本質的な主役とも言える生地感に関してはヴィンテージ年代特有あるあるの一つである“この時代は普通の水準だけど現代では異常なほどに上質”が最高に効いています。触れると脳に電気信号が伝達されて即座に眠気を誘発するその様はまさに着る毛布でここまでの生地感はヴィンテージ年代では一部において確認されているものの織り機などの兼ね合いで現代では製作できない・再現できないロストテクノロジーだし、別で近代にも存在するのでしょうがその(主に販売価格的な意味合いでの)ハードルを想像すると生唾を飲み込んでしまいますね。今の今だとしたら、もう震えます。

New late90s Dolce&Gabbana multi patchwork wool cashmere duffle coat
その稀有な生地感も複数種類のチェックパターンと上品なトーンのヘリンボーンによるパッチワークデザインも広い身幅と短めな着丈の独特なボリューム感も全てが抜群、この場合往々にしてクラッシックな印象になりがちなフランネルのテクスチャーが見事なモダン要素に変換されます。
設計要素的に便宜上ダッフルコートと称しましたが完全な別の存在価値です、なんとも言えない抜群にモードで創造的な新しいコート。
SURR 福留
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めっ っちゃ良い、とにかくめっ っちゃ良い。個人感情的にブラックデニム大好きだしヨーロピアンカルチャーによるヴィンテージリーヴァイスも大好きだしこのプロダクトバランスが大々々好きというのもありますが、それを差し引いても爆裂に秀逸だと思いませんか?ブラックデニムとバイカラーキルティングのリヴァーシブル。
不勉強なので知らないのですが、もしかしたら近年の同社クリエイションにあるんじゃないかなってくらい現代的な感覚が詰まりまくっているし親愛なるアチラさんのデザインチームメンバーなんかがリアルに着ていそうなオーラ、だけど申し分なくしっかりとヴィンテージらしさがあるし角度によっては思い切りクラッシックだし何よりも徹底的に着やすいし着こなしやすい要素しか揃っていなくて、成熟した人柄ならシックにフレッシュな人柄なら特に現代的に魅せられる不変性が詰まっている、本当に惹かれます。
ちなみにヨーロピアンクリエイションながら厳密な生産国は不明です。この創造性は感覚的にイタリークリエイションチームによるものと思えるものの確証はありませんが、出逢ったのはイタリアの僻地。でもこれに関してはMADE INは二の次というか、ヨーロピアンクリエイションであれば問題無し、だって素敵過ぎるのだもの。



New 1991s European Levis black denim & bicolor quilting reversible jacket
あと個人的にギャルソン・オムを色濃く想起します。90年代半ばくらいだったかな、キルティングじゃなくてコーデュロイなんだけどこのバイカラーの感じとかリヴァーシブルの感じとかがかなりリンクして、そこもかなり好き。ちなみにこちらはXL表記でしっかりXLのボリューム感です。
SURR 福留
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1999AWショーのトータル80スタイルのうち8スタイルで登場するレザーバックルはそのシーズンのアイコンでありマニアである私からするとそのパーツを見るだけで1999AW PRADA Uomoと即座に認識できるほどの象徴性で、特にミニマムデザインが主軸となるがゆえに世界中でも本域のコレクターが限られるPRADA Uomoのファーストラインの中でもアイキャッチとしての要素が強いことから認知度が高いディティールデザインです。余談ですがUomoのファーストラインとPRADA Sportでは圧倒的に後者のコレクターが多いです、その理由は間違いなくアイキャッチが多くデザイン要素が多いから。コレクターもやはり目が引くプロダクトの方がそそられて、なおかつ仕事の面においても引きが強いのでしょう。常々思いますがそれに比べるとファーストラインはなんとまぁ穏やかと言うか物静かと言うか地味と言うかなもんで私が探求する限りでは世界中に専門的に収集しているコレクターは一人もいません。DonnaのファーストラインやPRADA SportのコレクターはしっかりといますがUomoのファーストラインは知る限りゼロでたまに一点二点所有しているみたいな感じなので、世界中からかき集めるのなかなかどうして大変なんですよ。こんなにも素敵なクリエイションなのに、本当に不思議だわー。



そんなこんなで希少性も高いので本当やっと出逢えたぜな心持ち、ショー個体の素材違いでナイロンパデッドなのですがミウッチャ・フォロソフィー爆発で逆に最高じゃあないの。プロダクトとしてはシンプルにダッフルコートなので、スイカに塩じゃないですがフューチャリスティックなナイロンのテクスチャーも刺激的なレザーバックルのテクスチャーも際立つ際立つ。初期時代はサイズ感が統一されていないで御馴染みですが、こちらはゆったりとしたMサイズで普段48サイズくらいの私でもちょうど良くコートらしいバランスで着られまして、これに関してはオーヴァーサイズというよりもふんわりと羽織るべきコートらしいコートの構築といった印象で従来あるべきなクラッシック感覚が濃い印象で、これもまたミウッチャさんのド真ん中。

New 1999AW PRADA Uomo nylon padded duffle coat
Vintage PRADA Uomoにおける象徴性に相応しい見事な存在感と個性の価値。完成度の高さはこれまでと同じく非の打ち所がありません。
と言うことで今週の新作群からしっかりとAWを始動しようと思ったら初手が特段に濃い面々になりましたの週末まで毎日1点ずつ抜粋して御案内しようと思っています。
SURR 福留

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バケットハットに似合う似合わないはあるのだろうか?好き過ぎて職業甲斐もなくそう思うようになってしまいました。厳密に言うとバケットハットが好きなのではなくHermesが設計するバケットハットが好きなのですが、更に言うと物静かな主張であることがスタンダードであったヴィンテージ年代のバケットハットが好きです。今回は特に需要が多くその分野において供給が少ない59から60サイズを主にセレクション叶いまして、今も無理せず被れるピュアリネンとコットン&リネン素材とこれまた涼しく特出して軽量なポリエステルモールスキン個体をご用意。年齢も性別も国境もなく愛され続ける便利帽子,ことおじいちゃんが愛用しがちな存在価値を侮るなかれ、酸いも甘いも噛み分けまくった人々が選ぶと言うことはそういうことですからね、あとは私たちもおじいちゃんになるだけですしそうなった時にHermesが想うファッション哲学の明るさと楽しさって何よりも素敵な味方になってくれるだろうなって。



こちらが世界で最も愛らしい後ろ襟で御馴染みの1992年Hermesシルクシャツ。名作的スタイルデザインの和名は“追い風”で海と船と航海士達が描かれたなんとも象徴的でヴィンテージHermesシャツの中でも稀有なカレ・シルクシャツのシリーズですが一枚絵は特に珍しく、かつ際立つ印象。この辺の楽しさと格好良さのレベルって言語化できないので自分のものにして味わって自覚するしか無いのですが、少なくとも私の愛する私の服達の中で特に珍しく着る時に緊張感漂うのがHermesのカレ・シルクシャツで、だから特級に好きな特別な存在です。追い風はだいぶと格好良いよなぁ。



スタンダードに潜む物静かながら確かなオリジナリティによって産まれる新たなスタイル雛形。今から30年以上前のファッション哲学でありながら斬新で新しい、これほど温故知新を体現したファッションプロダクトってなかなか無いのではなかろうか、やっぱりヴェロニク・ニシャニアンは最高だ。超絶王道で幾度となく擦られ既に何度も認識を更新し続けている古いアヴィエイター型でありながらサファリないしミリタリーオフィサーを彷彿とさせるフロント4ポケット設計を私は見たことがありませんで、3ポケットは過去に出逢ったけど4ポケットとただ一つ増えただけなのにこうも新しいだなんて。ビートルズが世に出た時“もうドレミファソラシドで産み出されるメロディーは全て出揃った”と言う有識者がいましたが、それでも新しい音楽は生まれ続けている(きっと)ようにファッションの雛形もこのように才人によるオリジナリティによってアップロードしたり新たに産まれたりしてきました。これからは分からないけど、もちろん産まれることを願ってやまないけど、でも分からない。
と言うことで今週の新作はヴィンテージHermesからちょこちょこ摘ませて頂きました。
SURR 福留
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以前は積極的に御提案していたけれど今はもうほとんど御提案しなくなった理由は往々にして“他店でも見かけるようになったから”でして、それはイコール海外のコレクターも日本人需要に気付いて価格設定が上がったこととシンプルに私のテンションが下がったことを示します。まぁどちらかというと後者の方が比重が大きいかな。
フレンチハンティングジャケットもその一つですが、これらに関しては我々がフランスの労働者の服という存在を認識しFrench Workという一つのブランドとして扱うようになった18年前くらいからそもそもにおいてほとんどなかった印象で、そこから比べると言わずもがな日本におけるFrench Workの認知度は桁違いですから現在ヴィンテージカルチャーで確認される個体数が全てくらいに思っています。
言い過ぎかもしれませんがしっかりと古い時代の個体は本当にそれくらいの存在価値として私は捉えているのでとても変な言い方になってしまいますが探していません。French Workに精通したコレクターは幾人かいますが“全く見かけない”と言うようになってから何年も経つしヨーロッパを拠点にして専門的に収集し続ける彼らが無いって言うなら私たちが見つけるにはどれだけの熱意と労力と時間が必要なんだろうか、想像するだけで身の毛がよだちます。





と言うことで滅茶苦茶に格好良い。40年代というしっかりと古い時代の最高品質の一着で素材の説得力も意匠の探究心も非の打ち所がない、LからXLくらいでガバッと羽織れるフィッティングバランスも加味するとパーフェクトと言える一着です。
刺し子,補強のパイピング,芸術的な裏地のパッチワーク。各所に施された修繕は文句無しに芸術的と言える仕上がりで過去着用者がいかに大切にしてきたか真心を込めて施術したかが如実に伺えます。特に裏地が素晴らしくて各所に大胆に施された贅沢な当て布の重厚感によってまるで無双仕立てかのようにしっかりと身体を包むこむ心地良い着用感に仕上がっていて、この感じってほとんど無いなって。肩の内部補強が無いのでとても綺麗に馴染むのもファッションの目線で捉えると嬉しい限り。

40s French cotton pique art-repair hunting jacket
何度か書いていますがこれまでに格好良いと思っていた存在の格好良さってこれからも変わらないし場合によってはもっともっと格好良い存在になります。アンティーク年代に近いフレンチプロダクトなんかはその最筆頭だしこの一着における格好良さの角度と深さってかなり特別、御提案する私が言うのも野暮ですが逃したら確実に引きずります。
探していないからこそ辿り着けた一着は本当に尊いです。
SURR 福留
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いつからか“秋が無くなっちゃったもんだから薄いコートとかジャケットを出すタイミングが無くなっちゃったよー”的な意見を耳にする度に私は内側の調整で幅広く着られるからタイミングあるんだけどなぁと思っていたのですが、数年前から夏が長くなり始めて一層その調整による着こなしの幅が有益に感じられて、巷では一部の意見において活用するタイミングが無くなった薄い羽織りが私にとって弊店にとって逆に年間で特に活用する機会が多い、なんだったらファッションプロダクトにおいて特に重要な存在と認識し皆様方に特に積極的に御提案するようになりました。
まぁこれはファッション従事者あるあるなのかもしれませんが(私はそう思っています)、そもそもにおいて“なんか羽織りたがりがち”に基づいていることは否定できません、って言うかまぁそれが軸足だよね。だってやっぱり羽織った方が楽しいんだもの、周囲が羽織らなくなる季節であればあるほど羽織りたい欲が高まってしまうのはもしかしたら私だけのあるあるかもしれませんが、とにかく羽織れるもんなら羽織りたい。そのマインドでここ数年過ごしているので防寒性の対義である防暑性に関しましてもロジカルに考えるようになりまして、要は全身で暑さを防ぐ=涼しさのパーセンテージ度合いをどれくらい設定するか的な感じで、上半身の防暑性MAX100%がアロハで下半身の防暑性MAX100%がショーツで気温35°以上の酷暑日になったら上下合わせて200%のMAXを採用するのを基準としたら、気温30°はまだ羽織れるけどそうすると上が防暑性40%になっちゃうから下はショーツで防暑性MAX100%にしよう、例えばジーンズを履きたければしたが防暑性70%になるから上は100%のアロハか70%の長袖シャツにして羽織りは諦める、みたいな。気温と体感に応じて全身の防暑性パーセンテージを頭で考え可能な限り羽織っていたのですが、皆様も御体感の通り“なんか今年は去年ほど暑くないことない?”な感じで気付いたら8月も後半、結局ポツポツあった35°超えの日もなんだかんだ羽織っていたので今年の夏は一層楽しく過ごせております。本当になんか今年は去年ほど暑くないことない?


















と言うことで大好きなサマージャケットをセレクションしての御提案なのですが、今年がそんなサマーデイズということもあってかなんだか“サマージャケット”というくくりと言うか呼称と言うか言い回しと言うかも改めたいというかアップデートしたい気分になっていまして、個人的には真に一年中着られるので“フォーシーズンジャケット”も正しいとも思いましたがしっくり来ず、一番しっくり来るのは“夏も着られるし、それ以外の季節もたっぷり楽しめるよジャケット”なのですがそれは口語に取っておきます。まぁ一昔前よりもくくりにも呼称にも言い回しにも(私の中では良い意味で)こだわっていないので引き続きサマージャケットということで。

New Vintage Summer Jacket Selection
どれも大好きが過ぎます。今時期はインに一番涼しいトップスを忍ばせて下はできる限り涼しく、そんな日々を過ごしていたらアレ?羽織りながらもジーンズとか無理なく履けるようになってきたぞ?な日々が訪れてインに長袖シャツとかコットンセーター忍ばせられるようになって下もなんでも履けるようになって気付いたらインにカシミアセーターを着られるようになった時に思うのです、リネンとか軽いコットンって夏の質感だと思っていたけどカシミアとかの秋冬の質感とも合うんだなぁ と。
そして冬が訪れたらカシミアセーター着てサマージャケット羽織った上に暖かいコートを羽織ればOKと。ほら、楽しい人生。
SURR 福留
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New 90s Vintage Tiffany Selection





寿司とステーキというわけではありませんがファインジュエリーと対を成す(と弊店が勝手に定めている)デザインジュエリーの代表格であるTiffanyにおいて、現代の品とヴィンテージの品を明確に区別すべくVintageという冠を意識的に付けるようになって五年が経ちました。その間にVintage Tiffanyに限らずヴィンテージやアンティークの世界は私たちが知る限りでもだいぶと盛り上がりましたし私たちが知らない角度では場合によってはもっと盛り上がっているのでしょうが、ファインジュエリーがよりパーソナルな世界観と空気を表現するのに対してよりファッショナブルで自由で軽快な世界観と空気を表現するデザインジュエリーの楽しさは変わりませんし、ことVintage Tiffanyにおける遊び心,まるで創業当時文具セレクトショップ店であったことを彷彿とさせるような“面白さ”、そしてVintage Tiffanyの時代だからこその面白い遊び心であると同時に最上質なクリエイティヴィティをより一層尊く感じてしまうのは私だけでしょうか。
それは感情的な部分もありますがそれ以上に実物を,いわゆる本物を目の前にして触れると五感で感じられる確かさで、時に輝きで時に重厚感で時に造形美で時に冷たさで私たちを揺さぶってきますし、その確かな存在を肌に乗せて身体の一部とする喜びは五感プラス一感で感じることができます。言いたいことも言えないこんな世の中だからこそまるでポイズンのような喜びと確かさは一つでも多く得たいですし得るべきですから、可能な限りSURRの角度でも御提案したいと今年は取り急ぎ五つのVintage Tiffanyの御披露目と相成りました。
重さが嬉しいフラットチェーンのIDブレスレットにデザインチェーンブレスレット、ようやく出逢えたホイッスルロングネックレスに親愛なるエルサ・ペレッティによる名作銀編みネックレスが二種です。
SURR 福留
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ARNYSはなー本当に色々と考えさせられる存在です良くも悪くも、それに関してここで書くことは控えますが店頭では度々それにまつわる会話になったりしますね。
とにかく愛と敬意と興味さえ胸にひっそりと秘めてさえいれば固定概念にもどこの誰かが定めたかも分からないルールにも縛られることなく自由に自分らしく捉えて楽しんで向き合ってほしいしその価値がある存在だしプロダクトだし例え色々と考えさせられたとてシンプルに強烈に直情的に“良い服”であることはこれまでもこれからも変わりませんから。まぁ色々と考えさせられるというのもあくまでファッションが生業である立場だからこそでありそれはARNYSに限ったことではありませんが、皆様方におきましてはそのように思考が混ざり合うことはきっとないでしょうしその必要性は微塵もありませんしなんだったら絶対にそう成らない方が良いと言えるくらいのいわゆるノイズですから、引き続きLevisとLeeを組み合わせたりAdidasとNikeを組み合わせたりARNYSと軍パンを組み合わせたりフレンチLevis組み合わせたりARNYS羽織ってディズニーランド行ったり砧公園行ったりSPIDERMAN BRAND NEW DAY見に行ったりしてくださいな。万が一それで誰かに怒られたり咎められたりしたらSURRまで御一報ください、メールinfo@surr.co.jpでも御電話03−5468−9566でもインスタ@surr_by_lailaへのDMでも構いません私も一緒に頭下げに行きますので。なんだったらどんな人がどんな風に怒るのか咎めるのか、楽しみなくらいですよ。

New 90s ARNYS Paris bicolor design linen jacket
ということでどれだけ時代を経ろうとも国境を越えようとも何がどうなろうとも誰にどう言われようとも単純に強烈に美しい美意識MAXで独自哲学MAXの最高に素敵なリネンサマーデザインジャケットがこちらです。
SURR 福留
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皆さん、鞄持っていますか?私は最近御弁当持参率が高いので自ずと鞄必須な日が多く、そうなると水筒(スタンレーLOVE)もついでに持ち運べるので小まめな水分補給を要する今の季節にはとても有意義なのですが、引き続きバカの一つ覚えみたいに頭の片隅でどうしたら鞄を持たないで活動できるか,身軽になれるかを考えており週に一度くらいはなんだかんだで諸々構築して手ぶらDAYを設けて気分転換?していますが、去年くらいから鞄を持つことにもだいぶと慣れてきたので少しはマシになったかな少しは大人になったかなって。




ということで常にSURRに置いといて常に御提案したいで私の中では御馴染みのHermesバッグプロダクトにおける不朽の名作を5月に続いて是非に。長年の愛用を考えると故障のリスクを減らした構築が好ましいしそもそもにおいて容量が大きい=重いものも持ち運ぶとなるとハンドルに不具合が出やすい=であれば連結パーツなどは無しで本体に強固に縫い付けられているべき であったり、ジッパーのエンド両サイドに付いている小さな羽は開閉の際に摘むことでスライダーの移動がしやすくなるための心遣い であったり、本体が不定形であることで内容物の自由度が上がるし詰め込み過ぎない限り様々な持ち方において身体にフィットして心地良いけれど不定形ゆえ中身に負荷がかかるリスクも生じるが人生全てにおいてが上手くいくことってまぁ無いよね であったりと鞄にとって大切な様々,そして鞄と共に人生を歩むうえで大切な様々を一つ一つ一歩一歩教えてくれた掛け替えのない存在、最高の使い勝手と強度を誇るクッタクタ型押し雌牛革Taurillon ClemenceかつシンボリックなHermes Redカラーの個体を御提案致します。

余談ですがこちらは2014年の個体で過去に御提案してきた同プロダクトより若いこともあって内ポケット付きにアップデートされていましてこれは相当に有利な条件で羨ましいが過ぎる、間違いなくこれからの人生で幾度となく助けられることでしょう。2014年を古いと思うか古くないと思うかは人それぞれですがこと人間で12歳はかなり話が通じますし12歳年輪を重ねるとなると趣味も思考もだいぶと変化することでしょう。2014年に妙齢の女性と美味しい御飯を食べたりお酒を酌み交わして飲食代を一切負担させなかったとしてもただの食事会や飲み会でしたが12年経った今では立派なパパ活という枠に収まってしまう可能性がありますし(どうなんすか?)、2014年は今より路上喫煙者が多く私も友人知人と道端で吸いながら話していましたし(当時は吸っていたので)今調べたら電子タバコが日本で普及し始めたのも2014年でしたし、iphoneの最新機種は6でしたし、そういえばSURRが始まったのも2014年でした。

New 2014s Hermes Taurillon Clemence boston bag
まぁ私はだいぶと前から年代制限の意識だいぶと下がっていてそれよりも惹かれること,面白いと思えることの方がよっぽど優先順位は高いし、そもそもにおいてこのプロダクトなんかは特に年代関係無く是非にと強く思うんですけどね。
ちなみにサイズは45なので前回に比べるとワンサイズ小さくだいぶとコンパクトな印象になりますね、マイナス五cmって大きいです。でももちろん十分大容量なボストンですので引き続き好き勝手やっちゃってください。
SURR 福留
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Planet Holltwood! Desneyland Paris!

Planet Holltwood! Desneyland Paris!

Planet Holltwood!! Desneyland Paris!!
SURRにおいて文字でファッションに触れる時に避けてきたほどでは無いもののなんとなし意識して舵を切ってこなかったのが“ノリ”という表現というか言い方でして、店頭でお客様と相対する時には用いることもあったのですが今になって考えてみると何故だか活字にはしてきませんでした。と書きながら考えてみたのですがどことなしに“ノリ”を用いることが自分の中で逃げの表現だったのだろうか?とも思ったりしましたがどうなんでしょう、掘り下げれば何かしらの底に辿り着くかもしれませんがまぁやめときます。でも今後もあまり用いらない気がするな、“ノリ”っていう活字表現。


でもこれに関しては素直に心から強く思います、“良いノリだぁ”。その表現でテンションで温度で角度で強烈に心から一目惚れました。1991年に多くのハリウッドスターから出資を募って設立されたレストラン企業,Planet Hollywoodが初めて実店舗を出したのがフロリダのDesneyland、でもって1996年にフランスのDesneyland Parisにも出店されたことを祝して製作されたオリジナルプロダクトであるこのジャケット、お土産品なのにリアルレザーでナイロンキルティングとのリバーシブルで着脱式の襟による個性で、そしてPlanet Holltwood!!! Desneyland Paris!!!の刺繍!刺繍!刺繍!このノリに惚れないでどうするってのさ。
きっとこういうノリって服飾の世界においても様々存在してきたししているのだと思いますが、私はあまり触れてきていない(おそらく)方向性なので新鮮だし、きっともっと沢山触れてきたら良くも悪くも今の自分とは異なる方向性に帰着していたのだろうなと思うのですが、あまり触れてきていない今だからこその楽しみ方もあるし、改めて観察してみるとそもそもにおいてモッチリと肉厚でヴィンテージらしさもある充分過ぎるほど良いレザーテクスチャーで、そもそもにおいて服飾的に王道なアヴィエイター的でありヴァーシティー的なスタイルバランスだし、そもそもにおいて90年代ならではの豊かなボンバーシルエットという純粋に惹かれる要素が揃っているし。でも本当に思いますよ、こういうノリを沢山触れる世界線もきっと楽しかっただろうなって。テンション的と言うか方向性的には今の空気感も多くはらんでいるとも思いますしね、引き続き良いと思うんですよ、自然体に今っぽいって。



New 90s Planet Hollywood×Disneyland Paris leather & nylon reversible bomber jacket
シルエットは強いしシンプルにデカいし(表記XLです)ヴィンテージらしいブラックレザーの迫力もあるし、本当に良いノリだぁ。旅のハイライトになったテンションが上がった嬉しい出逢いの一着です。
SURR 福留
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顧客要望によって発足したと思ったら即座に世界最高峰に登り詰めて当時のアイウェアデザイナーやメーカーのテンションをダダ下げしたことで御馴染みの、即座に登り詰めたおかげで要望に対して職人の手が足りなくなり世界中のアイウェアデザイナーやメーカーに必要素材を送り同封の手紙に“○○の手順で作ってみて送り返してください、宜しければ私たちと一緒に仕事をしましょう”と書き職人スカウトを試みたものの返送された品々を検品すると世界中の誰もが求める技術力に達していなかったで御馴染みのCartierにおける最初期アイウェア部門,Lunette Cartierより、一説によるとシンプルに需要が低かった(人気がなかった)ため製作数が少なく自ずとヴィンテージとして滅多に出逢えない“眼鏡っぽさが強いモデル”を今年もじっくりとセレクション、六本の御披露目と相成りました。
どうやら当時の主戦力がサングラス系統のフォルムであったりタンクやロゴといった意匠性が高いモデルだったらしくやはりそれらに比べると素直に思います、地味だなって。でも言うまでもなく間違いなくその地味さこそ,眼鏡としての不変性こそ,アイキャッチが低いからこそ際立つ当時のCartierの職人しか産み出せなかった美しさこそ惹かれ続ける要因です。余談ではありますが当時のCartierの職人技術は産業の発展に伴って今のCartier職人に引き継がれなかったことはモデルがフルチェンジした以上に真の意味で最初期のLunette Cartierと現代のLunette Cartierが異なる存在価値であることを示しています。まぁ例によってどっちが良い悪い・偉い偉くないではありませんが人の手仕事による職人技術とクラッシック文化におけるロストテクノロジーを敬愛せずにはいられない派 ということで。

New 80-90s Lunette Cartier Selection
六本のセレクションは私にとって充分に芳醇で嬉しい数量、上からスクエア,パント,パントのハーフリム,ラウンドのハーフリム,そしてデザインオーヴァルが二本となりますので、サイズ感やデザインの個性など諸々の御縁ございましたらこの機会に是非に。
私は視力が悪いので長年眼鏡ですがずっと同じ眼鏡をかけ続ける派でVintage Lunette Cartierには本当にお世話になっています。本当は服や靴と同じくで眼鏡のことを考えると同じものをかけ続けない方が良いのでしょうがいかんせん気に入ってしまうとダメですねぇ、少し前はブリティッシュフレームを一定期間かけ続けていたのですが気付いたらまたCartierに戻っていました。なかなかどうして替えと出逢えないのは重々承知しているのですが“もし突然ミウッチャが来たら胸を張れるのは?”と思うとお気に入りに手を伸ばしてしまうのですよ。そういうのってありません?
SURR 福留
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元々は視力矯正を目的とした道具だった眼鏡にファッションという要素性を付与し存在価値をアップデートしたアイウェアデザイナー,ヴィクトール・ヴィチャッチィ、今では当たり前になった御洒落としての眼鏡やサングラスも彼の哲学があって生まれました。余談ですが時を同じくして英国でも道具の眼鏡にファッション性を付与するアイウェアデザイナーがいたのですが、時にこのような文化の進化は偶然かな異なる場所で同時多発的に興るようですね。
Yves Saint LaurentやChanelやChristian Diorといった名だたるフレンチメゾンのアイウェアデザインを手掛けるのと並行して活動した自身のアイウェアブランドVITO Parisの存在は前述ゆえそのカルチャーにおいて極めて重要な存在にも関わらず日本国内ではほとんど見かけることがないのは私にとって密やかなささやかながら確かな喜びですので、クラッシックSTYLEであると同時に数々のメゾンデザイナーを満足させた独自の装飾理論が詰まった良い意味で癖の強いヴィンテージフレームを以前よりひっそりと御推奨しておりますが、この度も僅か五本ではありますがデッドストックで御提案致します。ちなみに明るいブラウンのラウンドフレームはVITO Parisではなくフレンチフレームではありますが、同国のカルチャーということで差し込みましたこと御了承をば。

New 50-60s VITO Paris deadstock frame Selection
SURR 福留
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XXLという表記以前にデカい。オーヴァーサイズとかビッグシルエットとかファッション目線的な言い換えはいくつかあるけれど、でもあえてデカいと称したく成るくらいにデカいのがこちらのヴェルサーチェによるレザーボンバージャケットです。
だから自ずと襟もフラップもデカくなるしステッチ幅も際立ってまるで中型巨人の服かのようにそのまま拡大されたバランス感はこれまで幾度かのモードアプローチで目にしてきましたが引き続きやはり新鮮な印象。御覧の通り老舗Levisの大傑作スタイル雛型にヨーロピアンモードカルチャーならではの積極的な立体形状と拡大解釈によって何周も巡って大雑把な良い意味でギリギリ感もある第一印象を抱かせてくれるのですが、その攻めの姿勢が何を示すかというと圧倒的な“今の風”、数年前から吹き続けて今年も間違いなく吹き荒れるであろう“今の風”のフーってやった口元がこれ みたいなもん。

New 90s Versace JEANS COUTURE Levis-style leather bomber jacket
ほら、デカいでしょ?最高じゃない?
SURR 福留
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私はこの生業においていつからかパーツに注目しなくなった。もちろんどうでも良いわけではなく向き合って各所を認識する際に確認はするのですが、ジッパーがどうとかリベットがどうとか,いや特にジッパーですね、注目する人が一定数いたり中にはとてもこだわられる方がいたり時にとってもお好きそうに語る方がいたりして、そうすると私が楽しみたい角度のファッションではないなって着て格好良い楽しいモテたいのファッションではないなって思うようになってから過度にパーツに注目しなくなったしフォーカスを当てることもなくなりましたが、このパーツはジッパーは流石に猛烈に格好良い。




1940年代のバイカーレザージャケット。自分なりに精一杯ある程度の期間フレンチカルチャーと向き合ってきましたが、ここまで古いバイカージャケットとは出逢ったことがありません。もちろん服飾史的に考えても存在していて然るべきプロダクトなのですが、もうだいぶと前から60sですら物凄く珍しくなった状況において更に更に遡る40sプロダクトって本当に探せませんし変な言い方ですが探していません。厳密に言えば探せるのでしょうがそれに要する労力と入手できる成果を天秤にかけたらとてもじゃないけどビジネスができないし心が保たない、だから猛烈に求めていますが探していなくて本当の意味での出逢えたらとにかく幸運、ただそれだけ。そんな状況・心境になってもう何年も経ちますが都度ふと冷静に考えて独りごちます、60sプロダクトって言ったら大体60年前だぜ?人間だとしたら物凄くちゃんとした年齢だぜ?って。それでコンディションやらサイズ感やら現代目線で格好良いやらの条件を求めるって改めて考えてみるととんでもないこと言ってるなって、自分で自分を鼻で笑っちゃいます。



で40sプロダクトですから単純換算で80歳、よくぞまぁこんなにシャンとした骨格と肌で残っていてくれたものです。もちろんレザー特有の風合いは各所に生じていますが着用には支障ないし栄養を普通に与えただけで驚くほど上品に仕上がってくれましたので弊店感覚ではほど100点満点のGOODコンディション、嬉しいことに御洒落過ぎる千鳥格子のウールライニングだったり脇部分だったりもとってもとっても綺麗な状態なんです。でも何よりも大切なのはファッションとして格好良いか否か、80歳に対して何言ってるんだって話ですが。

New 40s French leather biker jacket
怪物でした、どうもありがとうございます。アメリカを正々堂々と模したアメリカンSTYLEながらややばかりコンパクトでさりげなくワイドな襟や違和感抱くくらい空間が広めでフラットな胸部や特にミニマムなポケットの意匠性や立体感の強いパターンメイクや広い肩部分によって自然と落ちるショルダーラインによってちゃんとバイカージャケットだけどどことなく柔らかなムードがどこまでも果てしなく徹底的に“フレンチ”。
こんなにも古くてモードカルチャーなどではない着飾るためのファッションではないバイク乗りのレザージャケットが近代に至るまでの様々なモードカルチャーとリンクする、これだからヴィンテージカルチャーは楽しいし嬉しいし、何より夢があります。
SURR 福留
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New

early80s Gianni Versace WAGARA textile design shirt
オリエンタリズムの中でも特に和服に,着物からインスピレーションを得た幾何学模様、最初期衝動らしさ満載の攻撃性です。

early00s malo linen cotton cardigan
この配合の真夏も羽織れる構築って全くもって出逢えなくて、カーディガン愛好家としては困っちゃいますよ本当に。

earrly90s Hermes homme pure linen tucked trouser
これも全然出逢えなくて困っちゃうんです、ヴェロニク・ニシャニアンによるタックトラウザー。もし自分がオリジナルでタックトラウザーつくるなら完全再現したいってくらい完成された名作にも関わらず90年代の極限られた一時代しか製作してなくて、しかも二型しか存在しなくて。2020年代以降はある程度出逢えるんですけどねぇ、気分的な問題だったのでしょうか。

80s Valentino Jeans military-motif light cotton trouser
過去に一度だけ出逢ったことがあるミリタリーサプライをテーマにしたヴァレンティノのパンツクリエイション、こちらは特に軽いコットンのタックトラウザー構築で夏も穿ける嬉しい個体です。

90s Versace JEANS COUTURE Levis-style leather bomber jacket
デザイナーの哲学が詰まりまくった最高のプロダクトバランス,スタイルと空気感,レザークオリティ,ファッションとしての味付け。私たちにとってはこれまでも最高に格好良かったけどこれからの時代はもっと格好良く最高なレザージャケットとして人々を惹きつけるんだろうなぁって印象です。

40s French leather biker jacket
怪物です。間違いなく年間の,そして歴代のトップピースになります。こちらは明日のDiaryで特集しますので機会ございましたらそちらも御査収頂けましたら。
SURR 福留
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今年の三月に御披露目した一着にて認識した“しっかりと古い年代でハーフコートSTYLE”のフレンチハンティングプロダクトという存在。それまでは古いフレンチハンティングと言えば全てBOXYなシルエットでテーラードジャケットを軸としたカチッとしたジャケット型だったし時たまそうじゃなかったとしても近年に近い個体だったので、しっかりと古い時代でありバーバリーバルカラーコートのようなフワッとしたプロダクトバランスは初めてで、そもそもにおいて出逢ったことがないだけでなく想像すらしたことがなかった存在なのですが実物を目の前にするとどうして今まで想い描かなかったんだろうと不思議に思うくらい“あってしかるべき”な存在価値がしっかりと備わった一着でした。たまにあるんですよね、イマジネーションのスポットにすっぽりと収まってしまうような存在って。往々にして実物を目の前にすると混乱します。
でもこれはそもそもにおいて謎な存在、出逢ったのはパリで現地を拠点にする御馴染みのフレンチカルチャー・スペシャリストの親愛なる敬愛なるコレクターなのですが、まず彼が知らないプロダクトだと。生地は50−60年代のフランス軍のヘリンボーン織りのカモフラージュでジッパーもフランス軍で用いられるものだけどミリタリープロダクトではない、右肩のおかしな位置にオランダのリベットボタンが付いていてよく分からない、スタイル的には稀に存在するフレンチハンティングハーフコート型である、と。最終的には再構築かもとのことでした。
そのカルチャーにおける生粋のスペシャリストでその道を極めた熟練のプロファッショナルが初めて出逢う謎の一着ということはどういうことか?それは我々にとっては特に堪らない最高な存在でカテゴライズされていないので探せないから運良く巡り逢える機会を辛抱強く待ち続けるしかない、我々が思うヴィンテージカルチャーにおいてある意味最も出逢いにくい存在ということです。

New 60s French anonymous military camouflage hunting half coat
もちろん謎だったらなんでも良いというわけではなく当然惹かれる何かしらが濃く内包されていなればいけません、デザインなのかスタイルなのかパーツなのか素材なのかその他なのか。そういう意味ではこの一着はかなり色々な要素が揃っていますがまず思うのは一着の服としてシンプルに格好良いということ、次いで思うのはミリタリーの生地感はやはり“強い”なってこと。
SURR 福留
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ある時にSNSで“リネンを着ない”と言った意見を目にした。その時だったか別の投稿だったか定かではないが着ないどころか“人気がない”であったり“嫌い”と言ったニュアンスも含まれた意見もあって、リネンは服飾の歴史上常に人気があってヴィンテージカルチャーなんかは取り合いと言っても大袈裟ではないくらい需要があると思い続けてその旨を御客様方に主張し続けてきた私は心から驚いた、これは大袈裟ではあるが天地がひっくり返るくらい驚いた。
でもそれも正しい意見だなって、北青山の裏路地にあるマンションの一室でずっと“リネンは必須”と主張し続ける人がいるようにどこかにはずっと“リネンなんかいらない”と主張し続ける人がいるんだなって。幸いこの生業においてその意見を目の前にしたことはなかったが、もしかしたら覚えていないだけかもしれない。ほら、人間って都合良いじゃない?
そういえば先日某映画を観に行くことができた。それは長きにわたるシリーズ物の5作目で有名だし過去作品も人気なので公開したばかりは混み合うだろうから少し先かなくらいに思っていたのですがちょうどタイミングが合ったので公開数日後の平日に難なく席が予約できたのだ。しかしながら現代のアルゴリズム弊害あるあるか目に入れたいわけではないにも関わらず5の感想が事前にSNSで流れてきて、それが前作4と同じくネガティヴな意見だったので一抹の不安を胸に臨んだのだが幸い私は十分に楽しめた時に思った、きっと4の時にも十分楽しめた意見はあったのではないか と。そして私は自分の意思で選んだそもそもにおいて好意を抱いている対象に対してはネガティヴに捉えることは滅多にないタイプなのだ と。そしてSNSって色々と考えさせられるな改めて と。
自分の感想を抱くことはもちろん大切だし好意を抱いていたらオールオーケーも逆にどうかと思うが、現実性と照らし合わせた矛盾点とかキャラクターに対する不平不満とかは不思議に思った、だって映画だぜ?娯楽だぜ?子供向け作品だぜ?私はネガティヴ意見をSNSに書くことで何かが満たされたり達成されたりするタイプでは無かったようだがそれは世代も環境も関係ないだろう。だから全世界の不特定多数に向けて声を大にできる人は凄いと思う、それが大多数であればあるほど。凄いと思うけど羨ましいとは思わない、これは北青山の裏路地にあるマンションの一室の一つの意見。

New early00s Loro Piana cotton linen safari shirt
話変わるけど着て皺が入ったリネンの風合いってやっぱり素敵だと思わない?一度身体に沿わせただけではっきりと刻まれるまるで生きてきた証の年輪かのようなリネンの皺に惹かれるので、例えどんな意見があったとしても私のリネンに対する愛はこれからも変わらないであろう。
あと白シャツも永遠にアイコンだしサファリ要素も特に惹かれるけど、きっと白シャツ嫌い派もサファリ好きじゃない派もどこかにはいるんだろうな。これからは反対意見にもしっかりと耳を傾けて都合良く忘れないようにしたいところであるが、はてさてどうなることやら。
SURR 福留
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(過ごしやすいという意味では)幸いにも涼しい6〜7月初旬でしたから装いもだいぶと余裕があるというか選択肢が多くて有り難い日々でしたね。ちなみに私は7月にピュアカシミアフランネルでカシミア着用新記録を打ち出そうとしましたが数歩外に出ただけで身の危険を感じたので帰宅して着替えました、流石に無理でしたね7月にがっつりカシミアは。でもそんな最近もただの単にボーナスタイムみたいなものですから暑くてあっつくて堪らなくて汗をかくけどなんだかんだ気持ち良いサマーデイズまで秒読み、ということで今年もアロハ,デザイナーズアロハの季節がやってきました。
これからが夏本番かつ暑い時期がしっかりと続きますからねぇ、覚悟しながら可能な限り楽しみましょうということで“夏、楽しんでる野郎“なアロハSTYLEは必須ですがオリジンのヴィンテージアロハは往々にして実用面においてリアルではございませんので、じゃあどうしましょう? → モードの熱量を宿し良い意味で芸術傾向も含まれるデザイナーによるデザイナーズアロハのヴィンテージプロダクトに身を委ねましょう が弊店の素直かつ理想的な夏の過ごし方です。アロハじゃない無地の半袖シャツ系統もございますがそれらもまとめて夏の在り方という事で。

New Designers Aloha Selection 2026
モードデザイナーたちも私たちと同じく,いや時に私たち以上にサマーシーズンを愛して楽しんで休暇を大切にしていましたから、その世界観の根幹的なアロハのノリって彼ら/彼女らにとって特に好きなゾーン一つだったはずで、好きな世界観は気分が乗るのが人の性というかやっぱり好きなプロダクトだったんじゃないかなって、楽しい色調とテキスタイルデザインとスタイル性の数々を見ていると思えてより良く感じられます。やっぱり好きは強いなって。
暑いの嫌だなって人もおられるかもしれませんが、その期間中ずっと冷房が効いた家にこもっているわけにもいかずでなんだかんだで出かけたりもしなきゃいけないと思いますから産み出す側の好きが詰まった楽しいサマーウェアを着て少しでも楽しんでくださいな。弊店にとってその筆頭がまずでザイナーズアロハということで機会ございましたら。
SURR 福留
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自身の感性と判断だけで孤独に粛々と行われる買い付け旅順のセレクション内容がやっぱり毎回微妙に違うのでSURRの空間に並べる際にいつも“私は今こんな気分なのか”と自分で自分を振り返ることがしばしばでして、気分診断というわけではありませんがやっぱり物質を介すると露骨に気付けて個人的には面白い。ジュエリーもその通りで今回のセレクションに大きな石やボリューミーな造型が際立つと元来繊細なデザインが(何故だか)好きな私的にはとても新鮮、鳴々華やかさや強さを求める気分なんだなぁ と。
ということリングが十個とブレスレットが五本、ネックレスとピアスは出逢えず残念ですがブレスレットは常にもっと御提案したいなぁと思っているので五本も選べて嬉しかったです、個性も良い意味でだいぶとバラバラだしね。ファインジュエリーも様々なヴィンテージやアンティークと同じく出逢える時は出逢えないし出逢える時は出逢えるし、無理して選ぶことも意図的に諦めることも一切無く素直な気持ちで直感的に良いと思った品を全て選んでいるので毎年御提案する新作は常にその時の全力。なのでネックレスとピアスがゼロでも全然不思議じゃないですね私の勝手な趣味嗜好で勝手に判断しているだけですから、でもブレスレット五本は意外というか幸運だなって思います根本的にコレクターの元にも沢山あるプロダクトではないので一回の機会に五本も選べたのはラッキーだなって。ということでいつも本当にありがとうね、おばあちゃん。

New Antique Fine Jewelry 2026
引き続きふとした瞬間の“アラそれ素敵ね”のパーソナルな存在に成ることをひっそりと願いつつ今年も何かしらが琴線に触れましたら機会ございましたらどうぞ宜しくお願い致します。
SURR 福留
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