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なぜだか / Diary1042
22.3.2022

じんわりと明らかに好きなんですよね、コーデュロイという素材。もといコーデュロイパンツ。

 

 

 

なんででしょう?はっきりと理由が分かりません。例えばお客様が素敵にジーンズ履かれてきたらその瞬間にジーンズ履きたくなるくらい影響を受ける時は分かりやすく影響を受けてしまうのでこのような“好き”には往々にしてきっかけがあるタイプなのですが、全く思いつきません。かねてよりバイイングの旅順で出逢えたらテンションが露骨に上がり積極的な御提案を模索しつつも、コーデュロイに限らず“探すと出逢えない”メソッドでなかなかどうして思うようには叶わないながら、変わらないじんわりと明らかに好きという感情。なぜに好きなのかは当然ながら誰も知らないので自分の心に問いかけてみても、コーデュロイパンツを連想させるのはドックタウンカルチャーしか思い出せずとはいえスケートボードをやったことも無いし特段好みでもないのでそれではないでしょう。あれはファッションスタイルではなく文化そのものですから。ラッパーに憧れようとライムを刻まなければどんなに似通った衣を身に着けてもラッパーには一歩も近づけないのと一緒。

 

なんかありますか?なぜだか好きな品やイメージとか。私こういうの解明というか自分の中で合点がいかないとモヤモヤしてしまうのですが、いた仕方ありません。多分映画にせよストリートスナップにせよアーティストやデザイナーのパーソナルスタイルにせよで、定期的に目にしてきたのが無意識的に積み重なって好きになったのでしょう。そういうことにしておきます。あぁそういえば好きな映画の主要キャラの少年の一人が劇中で履いていましたコーデュロイパンツ。しかもその人2018年にPRADA Uomoのキャンペンーンビジュアルに採用されています。この記憶も要因の一つですね。うん、きっと無意識の積み重なりだ。そうですよね、そもそもにおいていろんなところで採用されている素材ですし、変な意味合いではなくどこでもつくっている素材ですもんね。

 

 

 




なんか本当にじんわり好きで意識してしまうんですよねぇコーデュロイ。もといコーデュロイパンツ。でも私一本しか持っていなくて、それもモヤモヤするんですよ。去年くらいからようやくカジュアルを取り入れられるようになったので、今後一層好きになる気がしてソワソワしてしまいます。

 

良いなぁ。ナチュラルだけど本当にほんっっっの少しだけエロいんだよなぁ。

 

 

SURR 福留

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Coming soonその3, ボンバージャケット / Diary1041
18.3.2022

正直に申しあげると若干の白状的な気持ちになりますが、弊店最初期から不定期に御提案してきた Hermes hommeにおける問答無用な名作,リバーシブルボンバーは長らく私にとってリアルな存在ではありませんでした。厳密には2020年末まで。
 
言うまでも無く大好きなプロダクトの一つでしたし御試着くださった方々の御姿や御認めくださった方々の御姿は十人十色にそれはそれは素敵でしたが、カジュアルの経験値が少なく着るスタイルバリエーションが少ない私にとっては惹かれるもののリアルではなかった(そもそもにおいて他にもございます)リバーシブルボンバーですが、遡ること1年半ほど前に御提案したこの一着を機に私にとってのリアルな存在と成りました。厳密にはこの一着と御認めくださった御方の姿が。
 
仮にY様としましょう。本当にありがたいことにかねてから本当に御愛顧くださっており、御自身の感覚器官にて自由気ままに様々御認めくださっていましたが、かねてから視界には入れて頂いていたものの御認めには至らなかったのがリバーシブルボンバーでした。しかしながら気分なのか時流なのか(おそらくはその両方でしょうね)上記を御認めくださったY様。その御姿がこれまでの方々と同じくとっても素敵であった同時に、これまでの方々と異なり私にとってリアルな存在に思わせてくれたのです。背格好が全然違うのですが不思議と“あ、着たい”と“あ、着れる”がほぼ同時に訪れました。
 
そこから半年以上かかってなんとか入手しリアルを過ごしてみましたが、まーーーーーーーー驚きましたね。なんですかあれ、滅っっっっっっっっ茶苦茶着やすいし着こなしやすいし、滅っっっっっっっっ茶苦茶自然体に格好良いじゃないですか。ちょっと早く言ってよって気分。そりゃHermes hommeのヘリテージモデルとして発信し続けますわ(確か去年もリリースされていますよね微調整された同コンセプトモデル)。いやもうアッパレですわ。ポリエステルモールスキンの強固さと風合いの両立。ざっくりとしていそうで実はしっかりとサイジング提案があって、ほんの少し袖先が上がって九分丈くらいのフィッティングが実はジャストな着心地というさりげなさ過ぎるパターンメイク。笑っちゃうくらい軽いし、しっかり閉めれば暖かいし全部開ければびっくりするくらい涼しげで嫌な汗かかないし。ボンバージャケットこれ一つあれば充分だわ とこれまでの歴史上幾度となく思わせてきたことでしょう。
 
あとこれは個人的な見解ですが、リバーシブルのうちシルクテキスタイルデザイン面が特に格好良く感じておりまして、雨の日以外はシルク面で着用しています。私は容赦無いデザインエナジーとカラーリングパワーと秀逸な文様配置による無口な上質さにこてんぱんに魅了されました。でも良い意味で先々裏表の贔屓度合は変わるでしょうね、それも楽しみ。
 
本当早くカジュアルに慣れておけば良かったですよ。まぁ気持ちの問題だから仕方ありませんが。一日でも早くワードローブに加えた方が良い、これもまた真にヘリテージなファッションピースでありライフスタイルピースです。

 

 

 

 

 


Coming soon,1997s Hermes homme

こちらもきたる19日御披露目のうちの一つです。この度の三連続Diary更新以外にも新作はご用意致しておりますので、機会ございましたらどうぞ宜しくお願い致します。
 

なお、散散ぱら書き連ねておいて恐れ入りますが、この度の新作ボンバージャケットはこれまでに御提案してきた同コンセプトモデルと大きく異なる点がございますことご了承くださいませ。時代を超えて製作され続けているからこそ近年においてポケットにジッパーが付随したりシルエットが調整されたりとヘリテージ特有の微妙な際とその時その時のリミテッド性がありますが、1997年に製作されたこちらのそれには驚かされました。言い過ぎではなく根底を揺るがすリミテッド性です。御期待くださいませ。

それにしてもThe Hermesなオレンジカラーですね。興奮してきたな。

 

 

SURR 福留

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Coming soonその2, ポコノ / Diary1040
17.3.2022

初代が鮮やかなカラーリングのエキゾチックレザーという素材で人々を魅了したように、私も素材で人々を驚かせたい という“目的性”と“理由”が極めて明確な強い意志によって辿り着いたミリタリー用の特殊なナイロン,ポコノによって、新たな時代をこれ以上はないほどにはっきりと切り開いたミウッチャ・プラダ女史。昨今のうんぬんを抜きにかねてより自発的に取り組んできた環境保全の意識に則って2021年中に用いるポコノを全て再生ナイロンにすると宣言したのも記憶に新しいです。

 

もちろん会ったことも無いですし(会いたいですねぇ)そのような発言も目にしていないので完全無欠な妄想ですが、強い意志によってポコノに出逢い(辿り着き)、実際に様々なクリエイションにて活用することによってミウッチャ女史はポコノを用いたファッションプロダクトを全人類に活用してほしいと,全家庭のクローゼットに一着は収まっていてほしいと思うようになったのではないでしょうか。軽くて肌触りが良くて頑丈で、前をしっかりと閉じれば暖かく開ければ爽やかな着用感で、なんと言っても美しい風合いのポコノ。もちろん最終的には好みですし、万人に認められる・好かれるなんてことはあり得ませんが、かなり高い確率で様々な人々の生活に何かしらの角度でフィットして刺さるポコノ。その様々な方向性における豊かさとスタイルとして格好良さを目の前にし、十人十色の格好良さ美しさを表現するお客様方の姿を目の前にすると、ミウッチャ女史が全人類に向けていた なんて途方もない妄想をしてしまうのですよねぇ、今日も。

 

 

 



Coming soon,1995-1997s PRADA Uomo pocono half coat

きたる19日御披露目のうちの一つです。
 
ランウェイなどを行わないプレゼンテーション時代の一着であり後々にも受け継がれるヘリテージプロダクトの出発地点的な一着。ちなみにこの時代44-46-48…のサイズ表記ではなくS-M-L…表記のプロダクトは自然体の範疇ながらオーヴァーサイズ設計で構築されることが多く、こちらもそのコンセプトサイジングになります。ゆえに良い意味でフィッティングの自由度が高く身体相性のふり幅が広いのもやはり現代のファッション概念に近しいかと。

 

 

SURR 福留

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Coming soonその1, 編み上げブーツ / Diary1039
16.3.2022

きたる三連休の御披露目に向けてDiary1039から三回連続で新作の御報告をさせて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

突然ですがこれは私のブーツです。更に言えばずっと履いているブーツで更に更に言えば買付の旅に行く時は必ず同行するブーツで、更に更に更に言えば手持ちで一番着脱に時間がかかる厄介なブーツです。
 
本当に本当にずっとずっと履いています。何度直したことか。私は手持ちのレザーシューズは全て猫可愛がりしておりませんで、鏡面磨きなどからだいぶ遠ざかっていまして、もちろん定期的にクリームを入れて補色もしますが、全て必要最低限の範疇です。おかげでこのブーツもだいぶこってりした風合いですが、自然に向き合って辿り着いた姿なのでもちろん気に入っています。スタート当初の一定期間は履く度に泣いていましたが、ある日を境に最も歩きやすく疲れにくい“バディ”となりましたので、前述の通り動き回り歩き回る買付の旅ではこれをメインにしています。と言うかその期間はちょっと出掛けるサンダル以外基本的にはこれしか履きません。ヨーロッパを文字通り踏破してきたブーツです。
 
でもマジで面倒くさいと言えば面倒くさいです編み上げブーツ。でもねでもね、本当に格好良いんですよね。そもそもスタイル面においてチート的である種反則級に格好良いブーツという足元の中でも、編み上げのタイトな足首と絶妙にドレッシーで絶妙にタフなは格別であると履く度に思います。なので(それこそ私的感情MAXに)積極的に御提案したい気持ちがあるにも関わらずなかなかどうして叶ってきませんでしたが(本当に全然出逢えないんですよ)、やっとです。約4年ぶり2度目の御披露目となります。

 

 

 


MYバディはジョンロブで、この度の御披露目も90年代のジョンロブ。言うまでもなく親愛なる敬愛なる最上級のレディーメイドシューズメーカーであり言うまでもなく最上級のドレスシューズでもありますが、そもそもにおいて創始者のジョン・ロブ氏は靴職人になるべく地元からロンドンに赴く際に自分で作ったブーツを履いて400キロもの道のりを歩いたことからも、根っこにこれらのヘヴィーデューティーでタフな世界観があることが分かります。400キロ。東京ー大阪の直線距離です。
あまりにも確かな要素性しかないジョンロブの編み上げブーツ。足型相性とサイズ適合がありますが御縁ございましたら是非この機会に着脱に時間がかかる厄介な存在ながら、それでも履かずにはいられない最良のバディとしていかがでしょうか。ちなみにサイズ表記はUK8。

 

 

 

Coming soon,90s John Lobb.

きたる19日。ヴァンプシューズと共に御披露目です。

 

そういえば前回の編み上げブーツの出逢いの際(2018年。この時はウェストンでした)にも今回と同じくMYバディと比較した写真を撮っていました。

進歩無し!

 

 

SURR 福留

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私的感情多めの新作に / Diary1038
10.3.2022

恐れ入りますがなってしまいました。例えば



レザーパンツ。これははっきり申しあげまして素直に申しあげましてCHIRICOディレクター鈴木からの影響です。これまでも幾度が御提案してきたレザーマテリアルのパンツは私にとって格好良い対象でしたがリアルな対象ではありませんで、そもそもにおいて私は着るアイテムの選択肢が少ないのでレザーパンツに限らずこの生業においても御提案・御推奨するとてそれがMYリアルか否かは様々はっきりと分け隔てられており、リアルだからこそ感情的に成ってしまいますし、リアルではないからこそ感情的に成ってしまっておりました。というかレザーパンツなんて選択肢も少ないし出逢いの機会も少ないですしね。
しかしながらCHIRICO鈴木と仕事をしていて時に彼がレザーパンツという存在を仄めかしてくれたおかげで今では私にとってもレザーパンツはリアル対象です。メッチャ格好良いぜ。肌がもう一枚被さる保護力ゆえでしょうか、この底知れぬ着用時の安心感は。

 

 

 


1991年カナディアンアーミー / ポケットの形状、設計、各所の機能装飾。相も変わらずのモード・ムードですね。幸運にも完全未着用品にて御提案させて頂きます。

 

 

 


2005年ドイツ警察 / ミリタリーでもなくワークウェアでもありませんが、特性上その両方を備えるポリスユニフォーム・ヴィンテージという世界。機能性と実用性への追及は尋常ではなく、かつ全てに注がれる高水準な美意識。アタッチド・フリースライニングに本体のライナーがゴアテックス、スナップボタンまでリフレクターですよ?異常なまでに高機能です。

 

 

 

そしてこちらも私的感情盛り盛り。



まぁそもそもにおいて全てを私が探し求め,選び,御提案しているのでどれのどこをどう切り取っても私的な感情が関わるのですが、こと私自身の生活や極めて限定的なスタイルにマッチする品となると特に私的感情が盛り込まれてしまいまして(まぁ単純に欲しいってやつですな!)、例えばこちらの1998AW PRADA Uomoニットジャケットは私にとって抜群にデイリーでリアルなスタイルでしたので、1月末の御披露目にてすぐに旅立ってしまったことやとても好きだったことを譲ってくれたコレクターとの雑談時に伝えたところ“実はこのモデルは一着自分用にプールしていた”と譲ってくれました。ラッキー。普段はコレクター本人が着ている品など声を掛けて譲ってもらうことはあるのですが、向こうからの案内は稀ですので、愛が伝わったと一人ガッツポーズでした。
平面というデザインコンセプトに伴うベルクローパーツやスリットポケット、開けて良し閉めて良しどっちでも良しでどっちも良し、ウール70×カシミア30で軽くてエレガントで自然体にタフな素材感、そもそも純ニットプロダクトでありながらテーラードジャケットの形状。私的感情大爆発で120点のファッションプロダクトでありラフスタイルプロダクトです。

 

 

以上。今週の新作群でございました。暖かかったりしっかり寒かったりな日々ですね。皆様引き続きしっかり御自愛御自衛なことと存じますが、何卒お気を付けくださいましね。

 

 

SURR 福留

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知らない味 / Diary1037
3.3.2022

私はまだまだまだまだ経験不足で爆裂未熟者ですので、時に一度も見たことがないスタイルやデザインやそれらが組み合わさるバランスに出逢うことがありますが、言っても年に一回あれば良いくらいの頻度ですので、やはり出逢うと興奮しますし時に混乱します。私は共感欲求が高い(と自分で思っている)ので知っている味は伝えたいですしその味が好みであればあるほど強く御推奨したいと鼻息フンフンですが、知らない味はまず驚いてしまいますしそれが知らないけど好きな味だったらもう混乱の極地です。知らない味はどう伝えたら良いのか。

 

 

 

先日御披露目した2000年最初期のPRADA Sportsによるレザーハーフコートがまさしくそう。デザインとしてスタイルとして在りそうで絶妙に無い知らない味。試着しながら興奮して無意識に変な声が出ていたようでスタッフに怪訝な顔をされてしまいました。
 
ストイックなタイトフィッティング、部分的に微妙に“〇〇の〇〇”的な連想が出来るものの微妙に異なる機能装飾と美意識、絶妙に長い着丈による絶妙なスタイル個性。サイドポケットがもう最高で、いわゆるマフポケットとジップが一直線に繋がっており上下にスライダーが付いているのでそれぞれが開閉するのですが、中央位置にステッチを入れているので上下のスライダーがそれぞれ止まるという仕様によって(これ書いてて正確に伝わらないの自覚できます)アバラから裾までジッパーが走っているにも関わらず凹凸が極端に無いという美意識を実現しているのです。この凹凸に対する探求心はしいて言うのであれば鬼才キャロル・クリスチャン・ポエル氏が浮かびます
 
様式を総合的に鑑みるとバイカージャケットスタイルのレザーハーフコートなのですが、各所全てが知らない味。でも猛烈に好きな味。背中の裾になんかでっかいリベットが二つ付いてるし。しかもそこに暗号みたいなの書いているし。なんなの?と混乱した頭でこの爆裂な格好良さをどうやって皆様方に御推奨すべきかを一晩考えた挙句に辿り着いたのが“このレザージャケットはバブアーのヴィンテージピースで、ミウッチャが秘密裏にデザインしていたリミテッドモデルだ という方がしっくりくるVintage PRADA Sportsの一着です”という表現だったのですが、翌日かねてより本当にありがたい限りに御愛顧くださっている顧客様にこの御案内をさせて頂いた際に押し隠しきれない“は?”な顔をされてしまい、以降口にしていません。相当懇意にしてくださっているかつ大変に御優しいあの方であの顔なら、もう絶対にだめですよ。そもそも書いてて意味不明ですもん。辿り着いた時はこれだ!って思ったんだけどなぁ。
 
知らない味は貴重ですし興奮しますし楽しいですが、混乱しちゃあ駄目ですねぇ。そりゃ PRADA Uomo ではなく PRADA Sports ですからそれぞれスタートもゴールも異なりますが、それにしてもこの創意性は絶妙に異端的過ぎやしませんかねぇ。だって以下(今週末に御披露目します新作です)が2005年の PRADA Uomo なわけですよ、レザーテーラードジャケット。

まぁこれはこれで絶妙に個性的ですが。ここまで正統的なテーラードジャケットの構築でレザーも稀有ですから。しかしながらこの個性は興奮させてくれますし、テーラードジャケット好き(私は一番着易い上着の形です)ですがレザーは未だ出逢えていないので猛烈に欲しいですが、PRADAマニアの私は混乱はしません。濃密なミウッチャイズムを感じますから。

 

 

SURR 福留

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好きな色は / Diary1036
22.2.2022

ありますか?







私はこの色が好きというのはありません。気付いたら赤いスポーツジャケットが2着あったりペンや財布(という名目のカードケース)が緑色だったりしますが、基本的にはどの色も全部大好きです。それはやはりこの生業あってのもので弊店がどうとか弊社がこうとかではなくヴィンテージという世界そのものが、特にモード史が色彩に満ち満ち溢れてCOLORFULLでありながらHARMONYしているのがノーマル というそれはそれは大変に美しい世界で育ったからこそ全色好きで全色抵抗なく身に着けることができますが、それこそこの生業において様々の色に対する意見や印象を目にして耳にして、いつも興味深く・そこはかとなくどこか楽しい気分になります。へぇ、そんな考え方があるんだぁ と。

 

やはり大小なりに苦手に感じる色が居られますし、雑誌にせよコラムにせよ、この色にはこの色を,この髪にはこの肌にはといった意見(ガイド?)のようなものを目にする機会がありますが、私は基本的にざっくりとした雑な正確なので、それらの意見は基本的に目にした次の瞬間には忘れてしまいます。それはスタイリング概念が希薄なのと同じく私の生業において良くないことなのですが。
先日もお客様が“形のバリエーションは多いけど、〇〇色と〇〇色と〇〇色の服ばかりクローゼットに増えてしまう”とおっしゃっていた時に、私は真逆なことを自覚しました。形のバリエーションは極端に少なく、色が様々在る と。

 

黒が/白が/寒色が/暖色が/アースカラーが/etc./etc./好きな人or苦手な人、様々居られますし、とある一着を御提案した時に着れるかなぁと優しくおっしゃられる方も居れば、着れませんよ!とはっきりおっしゃられる方も居て、もちろん好きにせよ苦手にせよ着るにせよ着ないにせよ皆様方の御心で是非御判断をと思いますが、一個人的にはもし僅かでも気になる色があれば、是非とも御自身の新たな側面として、それこそ色として御選択頂きたく思います。ヴィヴィッドもペールもダークも、色はとにかく楽しいですよ。いや、厳密には上質な感性や良質な背景や卓越した文化が産み出す色は楽しいですよ です。

 

 

 

 

 

ペールでドライのアイボリーの内側にブライトでモイストなスカーレット。このような色の楽しみ方“も”最高です。数多の文化人を楽しませた ARNYS Parisらしい一着。

 

そういえば先日美容室でシャンプーをしてくれた方が、その前にヘアカラーしたら気分転換になるかな的な話をしていたこともあってピンク色を御薦めしてくれました。20歳少々の御年齢の女性で、いわくピンクのマリモみたいで良いのではとのこと。私にとって20歳少々の御年齢の女性の御意見は本当に貴重です。ピンクの髪の毛、ピンクのマリモ。   有りだねぇ。

 

SURR 福留

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さて今週の新作です / Diary1035
18.2.2022


弊店にとって以前から鬼門のスーツ/セットアップ。調べてみたら前回の御提案は去年の九月末でした(あれもサイッコウに格好良かった)。ヴィンテージという世界は1stオーナー、2ndオーナーと推移するうえでの移動がつきもののためなかなか“揃って”出逢えない存在というかねてからの残酷な経験則である中で出逢えた一着は幸運にもミウッチャ女史のUomo最初期クリエイションピース。表記46、シンデレラボディの貴方様へ。

 

 

 



“トム・フォード氏が手掛けた時代”というGucci史の1ピリオドにおける、ランウェイでもコレクションでもなくSHOWと呼ぶに相応しいフィナーレより。屈強なレザー、屈強なディティール、屈強なスタイル性を異常値なエレガンス概念にて。デザインの世界,モードの世界,ファッションデザイナーという肩書きが産んだ世界へようこそ。

 

 

 



1956年のパラトルーパージャケット。これも嬉しい出逢いでした。かねてより直感的に特別視していましたし、かねてより滅多に出逢えませんでしたし、特殊で特徴的なコンセプトデザインが格好良過ぎる存在。“1956年のデッドストックかぁ。すげぇモダンだなぁ。でもまぁ56年だもんな”と、ふと50sでそこそこ古いくらいみたいに考えている自分がそこには居て、いやいや待てよ今年で65年経過だぞ と。そこそこ古いくらいって感覚狂っちゃってるって と。このように度々自分に語り掛けるのです。なんせゆったりした店だもんで。もしかしたら無意識に一人で喋っているかもしれませんねぇ。

 

 

 




ニットメーカーとして最古とされるスコットランドの老舗。こちらはナインティーズプロダクトですので、培ってきたクラシック概念と当時におけるモダニズムが調和したバランスで、それを約30年経った今捉えると何とも絶妙なバランスで格好良く着易いという、老舗×モダニズム×今が美しく繋がる方程式。特にミニマムフィットで設計された肉厚なショールカラージャケットが最高。どっしりとした佇まいですが滅茶苦茶軽やかな着用感。それもそのはずピュアカシミア。なんといってもグリーンカラーがたまらない。色は本当に楽しい、いつまでも大好きな要素です。

 

 

 



例えば明るいイエローを初めて見るのがこのハーフコートだとしたら、きっとその人はイエローカラーが好きになるし着たくなるし、派生して明るい色そのものが好きになるのではないかと思いますし、その逆もしかりでしょう。色を楽しみ愛する私個人としては大変に由々しきことです。私はこの生業のおかげで色を見るのも着るのも大大大好き。それは弊店及び弊社がどうこうではなく、ヴィンテージという世界そのものが,特にモード史がそもそもにおいて色に満ち溢れに溢れて永遠に楽しく美しいということ。そういえば色の話題は度々お客様方との会話でも挙がります。脱線しましたが、このコートは流石申し分なく素晴らしい。カジュアルでありデイリーであり、自然体にダンディでありファッショナブルでもある。服飾における良い要素が結集したヴェロニク・ニシャニアン女史によるライフスタイル・ファッションピース。

 

 

以上、今週の新作でございました。気付いたら前回の新作ご報告から一週間、私はいったい何をしていたのか。何かの皺寄せでしょうか。よし、次回は色に関して書こう。

 

 

SURR 福留

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今週の新作です / Diary1034
10.2.2022




楽器を製作していた会社が1967年にレザーメーカーに変化し、デザインレザー/レザーテーラーという新たなジャンルを確立したところ追随するメーカーが後を絶たず、結果先駆者にも関わらず1979年に廃業という結末を迎えた East West Musical Instruments。ファッションデザイナー“全員”が教科書にしていると言っても過言ではなくファッションデザイナーの“ほとんど”が大なり小なりサンプリングしていると言って過言ではない、紛れもなく服飾史の1ページを刻んだ伝説的なレザーメーカーの残した様々なデザインレザーピースの数々。それらのほとんどは1968年~1970年代半ばまでに製作されましたが、こちらはその前である設立初年度に製作されたとされるプルオーヴァーレザーシャツ。この時代のみラベルデザインが異なります。伝説的デザインを生み出す以前のため良い意味で服飾史に刻まれた East West のイメージとは異なりますが、立体構築の美しさは紛れもなくそれ。48サイズの身体で少々肩がつっぱるフィッティングです。

 

 

 




そしてこちらが全盛である1968年~1970年代半ばまでに製作された個体。East Westはプロダクトごとにユニークなモデル名を付けることで知られていますが(個人的に一番好きなモデル名はEmperor of Low IQ、低知能の帝王です)、こちらは残念ながら滲んでいて判別できませんね。このような純シャツモデルはとても珍しいんですよ。しかもXLほどのサイジング。モダンに着こなせるリアル East West です。

 

 

 


ヴィンテージ Missoni でピュアカシミアは初めて出逢いました!

 

 

 




名匠 Brioni のピュアカシミアジャケット。軽やかな織りで春も無理なくお楽しみ頂ける一着です。個人的にサルトリアの品々はテーラードジャケットとして正統派であればあるほど(勝手ながら)着こなしを崩せない,遊べないと捉えているのですが、ヴィンテージサルトリアのクラッシックなバランスであれば無理なく崩せて遊べて楽しいです。一度知ると抜け出せませんよ。

 

 

 



1995AWの1stキャンペーンビジュアルで採用して以降、近年に至るまでヘリテージ的に製作しているポコノ素材のスポーツジャケット。いかにミウッチャ女史がこのメンズスタイルバランスを愛しているかが伺えます。近年では見られない妖艶なダークブラウンカラー、ライニングがウールなので見た目究極的にさっぱりしながらも抜群の防寒性(私は今日もMy2018AWコートを着てきました。裏地無しの一枚生地仕様なのですが、それでもフロントをしっかり留めて身体を包めばバッチリ暖かいです)にて日々をお過ごし頂けるライフスタイルピースです。フロントがジップアップではなくボタン。このミリタリーライクな個性様式もやはり最初期である1995-1997sプレゼンテーション時代ならではか。

 

 

 


 

以上、今週の新作でございました。どうか雪がそれほど積もりませんように。

 

 

SURR 福留

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PRADAマニア / Diary1033
8.2.2022

昨晩帰宅している時にふと思ったのです、あれ?私まだPRADAのことしっかりDiaryに書いてなくない?と。御披露目のタイミングでサラリと触れて11月のNEWメンバーとしての加入以降定期的に御提案させて頂いているのですが、あれ?Diaryには書いてなくない?と。しかしながらですね、店頭にてお客様と交流している時に思ったんですよ、好き過ぎると上手く話せないなって。ギアが回転し過ぎてしまう感じというか、文字通り空回りしている感覚で変にテンションも高くなっちゃいますし。事実昨晩から今まで薄ぼんやりと考えていましたが、どう書けば良いか分かりませんでしたもん。実際これをタイプしている今も頭の中で喋っていることをそのまま書き出しています。いやー、やっぱり駄目ですね、好きになり過ぎると。皆様も経験ありませんか?好き過ぎて話せない的な。あー甘ずっぺぇっちゃ甘ずっぺぇ感じがして新鮮っちゃ新鮮なんですけどね。
あ、ヤバい。今回のDiaryダラダラ書きで長くなってしまうかもしれません。すみませんが宜しくお願い致します。

 

 

 

以前にも書いた通り、私はこの生業において好きなデザイナーという問いに対し一貫して“観るのは Yves Saint Laurent。着るのはPRADAです”と答え続けているのですが、以前は“あれ、PRADAのメンズウェアってどんなんでしたっけ?”的な顔をされるのがほとんどで、その度に絶妙に悔しい思いをしていたのですが、ある時期から“ですよね、PRADAのメンズウェア良いですよね”という顔をされるようになり、それもそれで微妙に微妙な気持ちになる時もありました。ある日なんて海外からいらした方がふと“貴方自身はどんなブランドを着るの?”と問われた際にPRADAと答えたら、あーそこ行く!分かってるねぇ的に言われて、はっきりと なんそれ と思ったのを強く記憶しています。2016年頃から一機にPRADAのメンズウェアの認知度が高まっていき2018年に意図的なPRADAプレートの積極採用でより一層 という印象です。

 

先日も某スポーツブランドとの共作が気になったので(特にパンツ。休日に良さそうだなと。ラインをインシームに配置って渋いねぇ。2013SSじゃーん。と)見に行ってきたのですが、改めてロゴで溢れかえっていることを思い知りましたよ。ちなみに共作パンツも特に白が素敵だったのですが少々細身なのと共作で二つ並んだロゴが気になってしまい断念しました。そして改めてミウッチャ女史の過去クリエイションが現代においても受け継がれ、時にリミックスされ時にオマージュされているかを思い知りました。

 

1995AWの発表を皮切りに始動したPRADA Uomoの歴史。1995AW・1996SS・1996AW・1997SS・1997AWの5シーズンはランウェイを行わないプレゼンテーション方式で1998SSからランウェイ方式に切り替わりました。



こちらは当時のコレクション誌に掲載されたプレゼンテーションの様子。いかがですか、このモデルさんの表情と絶妙な“いなたさ”。たまりませんね。セクシーなファッションとしての味付けがしっかり施されていながらもノーマルの範疇で、ドレスでもありカジュアルでもある。PRADA Uomoは最初から全ての世界観が揃っていました。そして最新のキャンペーンビジュアルで俳優トム・ホランドを起用していますが1stにあたる1995AWキャンペーンでも俳優ジョン・マルコビッチ(私のLINEアイコンはこの横顔です)を起用しており、全てにおいてミウッチャ・プラダという女性ファッションデザイナーの中にあるメンズの世界観がいかに完成していたか、成熟していたかが伺えます。そして何より素晴らしいのは初めから完成していて成熟していてリミックスされ続けているにも関わらず、2020SSまで(個人的には厳密に言うと2018AWまでです。2020AWからラフ・シモンズが加入しますので私は境目としています)1mmたりとも退屈になっていないという点です。

 

先日お邪魔した際にも弊店で以前に御提案させて頂いた2000年初頭の個体と見紛うレザージャケットがラッキングされており、似てさ加減に驚きました。違いはロゴプレートが胸元に配置されているくらいで、裏地がないところもレザーの軽さもその他ディティールも同じくだったのです。また更に2018AWのランウェイにおいて多くのモデルが着用し様々な着方・見せ方をしていたポコノのラウンドコートがありまして(余談ですが私は当時にパリでPRADAに行ったところ、このコートは丁度今日入ってきたんだ、ランウェイからのファーストデリバリーだよというKILLキーワードにまんまと運命を感じて購入してしまいました。もちろん今も大切に着ています。)、それも翌年のAWもほとんど同じくで製作していましたし、それこそ先日発表された共作コートもそれがベースとなっていたのです。

 

そしてこの度、2018AWラウンドコートの源流的一着に出逢い、改めて驚きました。ミウッチャ女史のメンズ感性の素晴らしさ、受け継がれ続ける感性、そしてこの一着における様々な要素性に。

 

 

 

 

 




厳密に言うとディティールは各所異なりますが、ラウンドのボリューム感やフォーマルとカジュアルのMIX感などのスタイルバランスが極めて強くリンクします。しかしながら2018AWラウンドコートはポコノですがこちらはレザー。しかもどっしりとしたレザー。もんんんんんんんんの凄くどっしりとしたレザー…しかしながらボタンも留め辛いほどの厚手のレザーですが重さはそれほど無いんです。まさかお馬さんレザー?いやでもやっぱりナッパレザーだろうな。いや、でも、まさか…うーんって感じ。
そもそも2018年以降パッと見ビニールレザーかと思わせるような光沢溢れるナッパレザーのオーヴァーサイズコートを定期的に目にするように思いまして、スタイルバランス的にそれともリンクします。もちろんそれらよりも穏やかなナチュラルオーヴァーサイズですし、こちらはパッと見でもしっかりレザーと認識されると思いますが。
なおこちらはプレゼンテーション時代の1995AW-1997AWの期間に製作された最初期時代の一着となります。

 

 

 

 

 

Coming soon,1995-1997s PRADA Uomo leather coat.

もう凄すぎてドキドキ。2/11(金)に御披露目させて頂きます。私は一先ず明日MY2018AWラウンドコートを着ます。

 

 

最後に。そういえばミウッチャ女史はPRADA Uomoの始動直後に興味深い活動をしています。それはアメリカ映画“Romeo+Juliet”の主演レオナルド・ディ・カプリオへの衣装提供です。


控えめにいってどちゃくそに格好良いです。PRADAマニアの私は震えました。当然衣装のため市販品ではないので、PRADAマニアの私は泣きました。

 

 

ふぅ。いつも以上に、いや、いつもと比べものにならないほどの駄文。御目汚し失礼致しました。久しぶりにここまで未精査で書いたのでなんだか楽しかったです。

 

 

SURR 福留

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新作ですよ / Diary1032
4.2.2022



元々レイヤードが好きですし楽しいですし、季節のふり幅が広い服が好きですし楽しいので、THE“真”冬服的な御提案の機会と期間が狭い方かなと思っておりますので、このような一着は私の中では新鮮。今季のラストTHE“真”冬服になるであろうと予感と確信を抱いています。と言うかラストとして据えたくなる一着。
潔くタフなモールスキン化繊の表皮とマリアージュされたのは真紅のピュアカシミアライニングというクレイジーな構築。最上質目線ならではの構築と設計と感覚によって猛烈に着易く自然体に心地良い時間をお過ごし頂ける、デイリーでカジュアルな究極系ギアピース。これでまた冬が楽しみになります ねぇ。

 

 

 



大好きなコーデュロイトラウザー、いやこれはピケパンタロンと呼ぶべきか。なんでこうも惹かれるのでしょうか。一体いつからだろうか。
それにしてもまぁ綺麗なバランスですねぇ、意図的に広めなウエストゾーンにワンタックである程度ゆったりしていながらもシャープなシルエット。シックなブラウンカラーでありながら同社特有の色彩美印象を抱いてしまうのは、やはり様々な芸術家の要求に応えてきた経験値あってのものでしょうか。

 

 

 


個人的にはこのようなイタリーノーマルトップスバランス、一番活用しています。やはりデザイナーそれぞれで異なるスタイル性の味付けがそれぞれ楽しいですね。グッチ一族時代はやはり良い意味でエレガンスよりもクラシックが際立ち先立つのでまた素敵です。

 

 

 


カシミアの素材感にシルクの素材感にサルトリアの手縫い技術力という三位一体。これぞアンコンストラクテッドと言える正統派イタリーハイクリエイションリラックステーラードジャケットです。最高。
そして、

 

 

 



先のジャケットと同じくの看板を背負うこちらの一着。出逢った時に即思いました、我々はとんでもない怪物に出逢ってしまった と。

御来店頂いた御客様方やお問い合わせくださった方々に謝意を抱き時に活字にしようとも、弊店は意識的に“沢山の”御来店や“沢山の”お問い合わせという表記はしてきませんでした。その当たり前のように用いられる装飾がはるか昔から心にフィットしてこなかったので、あえて記すとしたらおそらくは“弊店としては沢山の”的に書いてきたと思います。しかしながらこちらには本当に“沢山の”お問い合わせを頂きました。特に多くて未だに話に挙げてくださる方もいらっしゃったりと、印象深い傑作でした。
それと同じくなトラベルコートのコンセプトプロダクトであり同じくなネップの素材印象でありながら、異なる看板であり素材組成であり職人技術力が注がれた本品。本当に本当に怪物。モンスターピースです。これまでに出逢ってきた秋冬プロダクト・獣毛素材・クラシックなコート設計という条件下において最も軽い一着。はっきり言ってドン引きしました。

 

 

 

以上、明日お披露目の新作を簡単ながら御案内させて頂きました。引き続き日常において余談を許さないどころか一層の危機感を感じずにはいられない日々ですので、引き続きの御自衛と御自愛を最優先のうえ御気分に合われましたら機会ございましたら御気軽にお立ち寄り及びお問い合わせお申し付けくださいませ。

 

 

SURR 福留

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阿呆のように / Diary1031
25.1.2022

皆様お元気ですか。
先週頃から全国的に改めて寒くなってきたように思い、寒さ厳しく感じながらも四季においてはこれで良いと, こうでなくてはいけないと, そしてまた一段階寒さ厳しくなるであろうから覚悟しなくてはと個人的には言い聞かせておりますが、既に春向けの品を御案内されているお店さんもチラホラと見当たりますね。装いは真冬ながら御心は春でしょうか,まだ冬でしょうか,クロスオーヴァーでしょうか,アップサイドダウンでしょうか。弊店も少しづつ春を意識しつつも基本的にはしっかりと暖かいものを、オンタイムな何かをという心の方が強いです。と言っても元々年間有用性が高ければ高い方が良い(着られる季節の幅が広い)ことを重要視しておりますので、変わり目がはっきりと無いっちゃ無いのですが。

 

さて、今日は曇り空の合間から太陽が少し陽を注いでくれる程度ですが、SURRにおいては真に丁度良い塩梅。スタッフカウンター内は少し暖かくありながら太陽光が強過ぎない絶好の空間日和です。暖房をONにするのは4時頃かしら。

先日お客様とメッセージをやり取りしている最中に素材感の話になった際“カシミアを阿呆のように毎日着ております笑”と返信したのですが、その直後に 本当に阿呆のようにカシミアを着ているなぁ とどっぷり思ってしまいました。店頭にてお客様との交流のふとした際に 私は棺桶もカシミアで作ろうと思っているんですよガッハッハ と言っては申し訳無いほどに微妙な空気になることが度々ありまして、毎年御提案御推奨させて頂いているのがカシミアやウールやアルパカやモヘアやキャメルと言った獣毛衣類なのですが、改めて自分が365日のほとんどに獣毛衣類を身に着けていることをどっぷり再認識したのです。
春になったら軽いカシミアやウールなどを、夏でも半袖のウールを、秋冬は言うまでもなく。一体全体年間どれだけ着ているんだ、何度御推奨しているんだ と。まぁ別に悪いことではありませんし今後も間違いなく着続けますし御提案し続けるのですが、本当に阿呆のように着ているなぁ と。

SURR knit collection

 

前述の通りですのでほぼ一年中ニットコレクションを御提案しておりますが、その内容及びボリュームは常に変わりますので、もし御興味頂ける何か,御機会頂けるその時がありましたらご査収くださいませ。

 

 

 

ちなみにこちらは今週末に御披露目する新作からの一着。7:3のウールカシミアです。



個人的な考えで恐れ入りますが、私はスタイリングという概念を自分自身の念頭に置いておらず“自分自身で気に入った品を選び着たい服を着れば勝手にスタイルに成る”と(なぜか)思って(残念ながらこれまで)生きてきてしまったので、上記も新作ニットジャケット以外は全て私物となります(その日の服装にただ羽織っただけ)。スタイリングを組まないという怠惰ではなくスタイリングを組まないことが私にとっての最善ですので、これも十人十色でどれも正解という一つとして御容赦頂けましたら幸いです。本当にお越しくださる皆様方のスタイル,スタイリングはいつも勉強になります。

 

あと滅茶苦茶余談ですが、近日中にSURRのプライスタグを一新致します。少し前から改めたいなと思っていたのですがやっと様式を思いつきました。

 

 

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新作でございます / Diary1030
21.1.2022



70s Ballantyne / ご愛用頂くことでそう遠くない未来にブラッシングをせずともブラッシングをしたかのような毛の輝きを自然と獲得することのできる、残酷なほどに強い特級スコットランドカシミア。

 

 

 


1989s Canadian Army / 戦車兵という専門的なコンセプトプロダクトだからこその え、これデザイナーピースじゃないの?え、ってかデザイナーよりもデザインしてない?的リアルミリタリーピース。

 

 

 


80s Pure Scotland cashmere / 当時のニットメーカーによる実直かつ充分過ぎるほどの品位を秘めたUKプロダクト。

 

 

 



early00s Dolce&Gabbana / 私、この頃のドルチェ氏とガッバーナ氏による男性に向けてのスタイル味付け(自分が着る意味で)とても好きなんです。このパターンメイクで48サイズ表記提案ですからねぇ。この積極的なタイトをピュアカシミアで構築するコンセプト感、たまりません。

 

 

 



80s Royal Canadian Air Force / いわゆるコールドウェザーコンセプトのプロダクトなのですが、このスタイルボリュームでパッカブルって。思わず拍手しちゃいました。デザイナーの創意性を蹴散らす圧倒的なモンスターです。

 

 

 



2003SS Gucci by Tom Ford / 鳴々麗しや鳴々嬉しや。最高です。

 

 

 



90s Loro Piana / これもまた残酷なまでに美しく、目が眩むほどにノーマルでベーシックなスタイル性。良い意味でバランタインの特級スコットランドカシミアと異なるロロ・ピアーナならではの特級イタリーカシミアです。もうトロットロフワッフワ。

 

 

以上、カオティックな新作群でした。

 

 

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許される贅沢 / Diary1029
14.1.2022

もう半月経ってしまいましたが、新年明けましておめでとう御座います。2022という年が皆様方にとって豊かで有意義で実り多き一年になりますようにと陰ながら心から願わせて頂くと共に、今年も御縁ございましたら機会ございましたら宜しくどうぞお願い申しあげます。

 

 

 

 

はてさて、2022年ですね。御正月はごゆるりとお過ごし頂けましたでしょうか。御陰様で私は仕事始めまでどっぷりと休むことができました。マジで何にもしておりませんで、ほとんどの時間酩酊しており思い出すひねり出す必要性皆無に正々堂々何にもしておりません。適当につまんで呑む、ただそれだけの日々。個人的にはTHE正月なので大満足です。そういえば、まとめ買いした生食可の蟹が丸々ワンパック冷凍庫に眠っています。そこの食品サイトはたまに“〇パックまとめて買うと割引で実質〇パック分タダ!”みたいなの打つのでまんまと多く買ってしまうんですよね…それを許される贅沢とするか許されざる贅沢とするかは人それぞれかと存じますが、今回は前者にしようと思います。正月ですし、もう生食は難しいかもしれませんが加熱すればいけるでしょうし。なんとか消費します。でも私基本的にはさほど蟹に手伸びないんですよねぇ。なんというかそこまで惹かれないというか取り立てて食べたいとも思わないというか。食うと美味しいんですけどねぇ。

 

 

許してばっかり自分を甘やかしてばっかりではいけませんので、今年も精一杯働いて適宜許せる贅沢を教授したいものです。もしかしたらファッションを楽しむという行動そのものの多くが大小に関わりなく贅沢に属するのかもしれませんが、限定的な要素かつ機能性として日常的に要するのであればどこかまでは贅沢ではない実用品になり、かつ許される贅沢と許されざる贅沢の境界線も前者の幅が広くなっても良いのではと思います。そういう意味ではウインターグッズないしギアは豊富ですね。寒さというのは人それぞれ体感違えど寒いという事実は絶対的に変わりませんし、であれば必ず防寒しなくてはいけませんからね。手足しかり首しかり。

マフラーというファッションアイテムと言うよりギアと言うべき存在、皆様お楽しみになられておりますでしょうか。漏れなく弊店も大好きでございますよ。良いですよねぇ、冬のマフラー。

 

 

 



首を暖めるかつ風を防いで全身の発温性を高めるマフラーは現実的に寒い季節においては贅沢でもなんでもない必要な実用品ですが、それを最上質なスコットランドカシミアであり最上質なクリエイション背景の一本にするという判断を許される贅沢とするか許されざる贅沢とするかは皆様方に御判断頂くこと。しかしながら軽量かつコンパクトにまとまるので適宜持ち運びが容易で,にも関わらずしっかりと防寒できるカシミア山羊特有の毛の機能性が在り,何よりも極上の肌触りによって首が喜ぶのであれば、私は許される贅沢として良いのではないかと存じます。

 

 

 

 

 

New arrival,90-early00s Pure scotland cashmere scarf.

オレンジ、アプリコット、ベージュ、オリーヴ、そしてブラックの五種。全て選ぶ人の幸せを心から強く願い最上質を追求するアチラさんの品で、サイズは約140cm×40cmのいわゆるジェンツスカーフのサイズです。御人によっては物足りないかもしれませんが個人的にはなんだかんだで一番扱いやすく、なんだかんだで丁度良いサイズだと思っています。室内で首から下げてても自然ですしね。
仰々しく聞こえてしまうかもしれませんが、誇張抜きに一生ものとして楽しめる可能性が極めて高いのもスコットランドカシミアの特徴であり魅力。うぅむ、やはり許される贅沢では。

 

 

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年の瀬 / Diary1028
29.12.2021

いつもSURR、DE CHIRICO及びLAILA CO.,LTD.各店を御愛顧くださり誠にありがとうございます。2021年の営業は 12/28 (火) 19:30に終了致しました。2022年は 1/4 (火) 12:00 より通常営業再開となりますので御認識頂けましたら幸いです。なお、お休みの期間中に頂いた御問い合わせや御注文に関しましては 1/4から順次御対応進行させて頂きますので、宜しくどうぞお願い申しあげます。

 

いやはや年の瀬。毎度恐縮ながらこちらを御査収くださっている貴方様はもう既にプレ正月気分でしょうか、今年もお疲れ様でございました。まだまだ一本締めは少し先でしょうか、お疲れ様でございますもう少々踏ん張ってくださいませ。もしくはお休み無く御尽力くださっておりますでしょうか。本当にお疲れ様です。御礼申し上げます。

 

私は年内営業が終了し大掃除が終わった店内でこれを書いています。いつからか年内最後の最後にDiaryを書くことが通例となっていまして、空間にはグレングールドのバッハを流しています。それは適当な気持ちで観て猛烈に良いと思った映画で象徴的に活用されていたスコアでそれまでも聴いていたのですが以降特に好きになった一枚で、元来公私共に大音量のBGMが意識的に苦手なこともあって窓を開けたら音を拾えないくらい、閉め切ったら私にとって丁度良いくらいの音量で空間を満たしています。カシミアの半袖セーターにカシミアのカーディガンを羽織って。最近改めて好きな組み合わせで先日も店頭にて旧友に会えた際、“また身体でかくなった?”と言われたMY FAVスタイルでリラックスしながら書いています。

 

約五年前くらいでしょうか?様々な兼ね合いでSURRの店頭に在住しなくなり他スタッフに一任するようになり、彼らがSURRの新たな可能性を模索し拡充してくれついには今年に鈴木店長がディレクターと成った新店舗DE CHIRICOを生むことができました。その約五年間において自分なりに精一杯(不充分ながら)切磋琢磨しつつも心の真ん中にあったのは“常に店に居ることが叶わない”という思いで、仮に自分の気持ちとして良いor良くないの二択しかできないのであれば正直に申しあげて後者でしたので、私は昔から全員に好かれる人間ではありませんので福留が店頭に居ることでお困りになる方が居られること、そして光栄ながら鈴木を好んでくださるお客様方が沢山居られることを認識したうえで“常に店に居たい”という想いがどんどん大きくなり、勝手ながら今年の10月初旬から“常にSURRに居る人”に立ち還らせて頂きました。

 

仕事ですので楽しい楽しくないではありませんが、まだ満二か月しか経っていないものの、今“満二か月”と書いて自分でも驚くほどに長く感じられる濃い時間でしたし、あと体感としては細胞が少し若返っているのでは?と疑っています。ここ最近目覚めるのが早くて早くて本当に早くて、でもそれで日常を過ごしているのでなんで目覚めるのが早いんだろうか寝れないんだろうと思っていましたが今朝ハッとしました。私、活力が高まっているようです。そういえば久しぶりにニキビも出来ましたし。とはいえ改めてマンパワー1で取り組んでみると自分の力量不足に悔しさが募ります。100点が赤点のしっかりとした御提案、御案内、御推奨。初心に立ち返って改めて新年最速直近の目標にしようと思います。

 

それこそまだ満二か月しか経っていませんが、良いですね。街と人々の空気感は。それこそ五年間で価値観や価値基準が真反対になってもおかしくないほどにファッション的なムードが変化しましたので、その変化は目線によって進化であったり退化であったり、発展であったり衰退であったりと存じますが、私は表参道の裏路地のマンションの一室の隠れた空間に在住しながら御客様方と光栄にも時間を共にさせて頂き窓から道をこっそり見ていて、皆様が自由にファッションとスタイルを楽しまれているように感じられて本当に最高だなぁと思います。マジで最高です。今後も捉え方によっては様々あれど総合的には皆様方がより一層に自由に楽しめるよう、そしてどこかで自由が当たり前になってまた異なる楽しさが生まれれば良いなと。個人的に思っている次第です。

 

ずっと書けそうなので、これくらいにしておきます。今年もDiaryをお読みくださりありがとうございました。僅かでも御暇をつぶして頂けましたら幸いです。年内も残すところあと僅かですが、引き続き変わらぬ御自衛と御自愛のうえ、皆様方が美味しい食事やお酒などで楽しく穏やかな時間を過ごされることを勝手ながら願わせて頂きます。私も全力で過ごします。あと2022年もNew yearsスペシャルをささやかながら御用意させて頂いておりますので、そちらもどうぞ宜しくお願い致します。キーワードはカシミアです。

 

 

 

 

 

それでは皆様、良い御年をお迎えください。

 

 

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2021年最後の New arrival / Diary1027
24.12.2021

先にインスタグラムで御報告致しました通り2021年内の営業は28日(火)の19:30をもって終了し、新年2022年は4日(火)12:00より営業開始とさせて頂きますこと、御認識のほどお願い申しあげます。つきましては当エントリー内容が2021年最後の新作群です。

 

 

 



グッドなオーヴァースタイルでグッドなビッグサイズ。

 

 

 


OLIVE POCONO!

 

 

 



ムートンライニングのハーフコート。電話番号がラベルに焼けつけられた(なんかあったらいつでも電話してこいよ!の意)初期個体。

 

 

 

ここにきてBEST PRODUCT DESIGN OF THE YEAR候補が。

 

 

 



はい最高。クラッシック寄りの自然体だけどミウッチャ女史らしい物静かな色香に溢れていて、軽くて暖かくて着こなし幅が広い。どこでも着れて誰とでも居れて、良い意味で“その服どこの?”とほとんど聞かれないようなスタンダードナンバー。

 

 

 

 

 

 



はい拍手。このシーズンの“面”に対する探求心には本当に感動させれますし、日常における有用性に直結しているので控えめに言って超欲しいなって思います。

 

 

 



これまた年末’モンスターと素直に言い切れます。意匠性と迫力に満ち溢れたアンティークらしい一品で、それらの要素がしっかりと現代の着こなしとして作用する逸品。

 

 

 

これにて2021年度の新作お披露目は終了です。年間計407点、様々御査収くださった皆様方、時に御興味くださった皆様方に心から御礼を申しあげます。Diaryは年内にあと一回更新予定ですので引き続き機会ございましたらふとした時間潰しにどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

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New arrival / Diary1026
17.12.2021

トム・フォード氏によるGucciクリエイション。強固なモードベクトルかつ徹底的な紳士性に拍手。

 

 

 



がっつりとしたAWウール素材でアンコンストラクト構築。そのストイックなスタイルベクトルに各所のストイックなデザイン要素。

 

 

 

 

 

 


男性性にしっかりと軸足を据えながらしっかりとセクシーでエレガント。これまたジャンニ氏だからこそと言える一着です。

 

 

 


エイティーズのPierre Cardinクリエイション。この時代は既にライセンスに舵を切っていますが、稀にこちらのような創意性に出逢えます。フレンチモードらしいナチュラルで程好いデザイン性とカジュアルの調和。

 

 

 




80年代中期から後期にかけて製作された一着。最初期時代だからこその濃密なスタイル及びクリエイションのベクトルを完全未着用個体にて御提案。こちらもまた控えめに言って滅茶苦茶格好良い一着です。

 

 

 

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丁度良い日用品とは? / Diary1025
14.12.2021

先日とある私物日用品が故障しました。まぁ長い間日用品として一定量酷使してきたので故障して当然で要修理で当然なのですが、完了までに三か月ほどかかるために代用品が必要でして、まぁもう一つあっても差し支えないので構わないのですがこの一連で改めて思いました、私はその日用品が嫌い。あ、嫌いだ と。
 
厳密に言うとその物質は良いのですが、それを要すること自体がとても嫌いです。好き,普通,どうでも良い,あまり好きではないではなくはっきりと嫌いなんです。なのでその日用品を選ぶ際もフクドメ式“好きではないからこそ特にしっかりした品を選ぶメソッド”を適用し、いざ使わなくてはいけない時にほんの少しでも良い気分で・楽しい気分で使えるようにと選んだことを改めて思い返しました。と、その時にふと服を着るのが物凄く嫌いな人が服を作ったらもしかしたら…!?と思ったのですがさすがに飛躍し過ぎだと即時自己否定。物凄く嫌いでも服を着ないで生きていくことは基本的に叶わないですしね。

 

 

 

そういえばこの度、私にとって極めて丁度良い日用品を御披露目致しました。丁度良い日用品とは?各者によって異なることと存じますが、私にとってはこの形状,仕様,そしてなんと言ってもサイズ感が最高に最高に丁度良くて鼻息がやばいです。

 






ジップで開閉するハンドルスタイル。全ブランド全メーカーが一度は製作していそうな“ベタ”の極みだからこそクリエイション目線の尊さが際立ちます。私見ではありますが大きめではあるもののノーマルサイズの範疇に収まる大きめサイズであくまでデイリーに活用できる日用品であり実用品であることと存じます。活動時には片手が塞がりますがパッと持ってパッと移動できる抜群の機動力で、片手が塞がるもののイコール鞄を持つという一連においてそれ以外の動作が不要(バックパックやショルダーは身体に乗せた後ストラップなどの位置を微調整する時間がありますね)というのもまた人生をより楽に,気楽に彩ってくれます。この楽さも気楽さも本当に本当に良いスパイスなんです。
 
これまでに幾つかヴィンテージ Hermes バッグを御提案してまいりましたがその中でもトップクラスにカジュアルな造形美。“オイラはガンガン使って傷が付いてからが本番だぜ”という言葉が聞こえてきそうな頼もしいバディバッグ。Body bagではなくBuddy bag。

 

 

 

 

 

1995s Hermes

私の日常では弁当と水筒と仕事道具を納めてもしっかりと余裕があるこの要領は最高。通勤途中にハンズで備品買い放題、マツモトキヨシで備品ある程度買い放題です。自転車の籠にもそれなりに収まるし。

 

 

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Winter goods / Diary1024
10.12.2021

日用品、実用品、贅沢品。
料理をする時の包丁は日用品でそれを職人技術で見事な切れ味に仕上げた一本は実用品で、ある一定の金額以上は贅沢品になりますね。皆様それぞれのバランス感はいかがでしょうか。私は日常的にコーヒーを淹れるのでバックヤードに湯沸かし器を置いていますが、それは家電量販店の最安値の品にしまして事足りています。デスクにリボンやハサミを切ったりするために私物の十徳ナイフを置いていますが、それはジュエリーメーカーの品で私にとって相当な贅沢品で重厚感や形状感が本当にエレガントで無駄にニギニギするほどに気に入っています。大事なMYバディーの一つです。
 
さてさて日用品・実用品・贅沢品のバランスをどうするか。(そういえば私は左利きなので常にボールペンが書きにくいことをペン屋さん(パン屋さんじゃなくてPEN屋さんですよ)のスタッフに相談したら筆圧に左右されないとして万年筆を薦められたのですが、曰く約5万円までは予算を上げれば上げるほどに諸々が良くなるが、それ以上は金無垢をどこかに使っていたり彫りが凝っていたりと贅沢要素に成るとのことで、極めてなるほどと思った次第です。愛せるペンに出逢いたい方はご紹介させて頂きますのでお気軽にお申し付けくださいね。良いですよ、愛するペンって。)
 
しかしながら冬のグッズに関しては四季における限られた一部分において極めて日常的になりますし、寒さを防ぐという意味合いにおいてこれ以上の実用性はございませんし、贅沢をすることによって防寒性や有用性が高まったり何と言っても寿命が長かったりしますので、皆様方それぞれにおける“これ以上は贅沢”というボーダーを少し上げることを御検討頂いてもいかがかと存じます。良いものですよ、それを手に取る度に季節の変化を感じられて身に着けることを想像すると厳しい寒さですら少し楽しみになるWinter goodsって。

 

 

 

 

 




 

 

 

New arrival, Winter goods.

 

 

 



それこそ同じく新作のこちらも良質なWinter goods。軽くて暖かくて自然体に大人っぽいけど気取っておらず、鮮やかで華やかだけど穏やかで優しくで雨にも風にも強い一着って優秀です。

 

 

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PRADA Uomo runway creations / Diary1023
9.12.2021

多作多彩なミウッチャ女史の世界ですので、ランウェイピースしかりランウェイに密接に関わるピースだからスゴイだとかエライだとかは至極当然ございませんが、だからこその独特な空気感がありますのでそれをリアルクローズとする, 日常の味付けとして取り入れるというのもまた一興であることを頭と心の片隅にて御認識頂きたく、この度の新作にてお披露目させて頂きます。
 

 

 

1998AW padded silk
 

 

 

1999SS minimum tailored
 

 

 

1999AW padded wool
 

 

 

2008AW marine design
 

 

 

1998AW padded silk
 

 

 



私自身が純粋なPRADAマニアであるがゆえ、この度このようなことになってしまいました。お詫び申しあげます。福留と同じ個体なんて嫌だよという方が沢山居られることと存じますがこの2012AW sleeveless jacketに罪はありませんので、御容赦頂き純粋な一着として捉えて頂けましたら幸いです。しかしながら勝手言わせて頂くとこの生業においてMY FOV ワードローヴとここまでシンクロすることが無かったので(初めてかもしれません)嬉しい気持ちです。サイズ表記も一緒でした。

 

 

 

 

 

New arrival,PRADA Uomo runway creations

 

 

SURR 福留

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