新入荷より、趣き異なる2つのアイウェアを御紹介。
職人文化を引き継ぐ英国のオプティカルブランド, Savile Row 。一般的な金鍍金より百何倍の厚みを誇り、金本来の質感に最も近しいゴールドフィルドを 14K で施した贅沢な仕様とセル巻きの芳醇なコントラスト。着地点の難しい真円のラウンドフォルムも歴史的な感性と何より上質な素材使いによってキャラクター・ライクではなく、あくまでパーソナルに寄り添った自己演出でお楽しみ頂けると思います。
80s Savile Row , optical , deadstock
機会ございましたら是非に。
続きましては、ヨーロッパで出会う事の出来たアメリカの伝統と格式を御紹介させてください。
元は飛行士の明瞭な視界確保を目的に軍からの依頼で生まれたティアドロップ。下方に向けて大きくカーブした名称通りのフォルムはサングラスの代名詞とも言えるほど説明不要の存在感とアイコン性を誇り、今では老若男女や国籍,職業問わず、真に世界中で愛されているアイウェアです。時に石畳みの街の中で、時にスナップサイトで、時にムーヴィースターのプライベートシーンで、時に銀幕のシンボルとして見かけるティアドロップですが、私の主観と致しまして国内で見かける機会は少ないように思います。
10年程前は 『 ( 時に一人のロックスターを引き合いに出し ) 珍しい眼鏡だね 』 と揶揄された金縁眼鏡も近年においては “ 普通 ” と成り得たように、国内でのアイウェアやサングラスの認識はここ数年で大きく変わったように思います。ことティアドロップにおきましても、市民権の獲得を今か今かと思っているのですが、まだ時期尚早なのでしょうか。
と言うより、その機会は訪れないのかもしれませんね。
しかしながら、初めて買ったサングラスが何故だかティアドロップで、友人に “ ○○警察 ” と言われ続けた私にとっては、当時も今も素直に格好良いと思わせてくれるアイウェアです。特に海外の街中で着用している男女様々な人々を見ると心から思います。他のアイウェアと同じく力強いアイコン性と純粋なスタイルを感じますし、何よりかけている人々がさも 『 視界が広くて快適だから 』 と言わんばかりの自然体で楽しまれているように見受けられますので。
70s Rayban , each
餅は餅屋 ではないですが、ティアドロップはレイバンがまずは心地良い。
サングラスは目を守るため。機能性を求めた選択とその末のスタイルには確かな説得力がありますので、例えアウトレイジと言われようとアウトサイダーと言われようと、私はこれからも愛用し続ける所存で御座います。
例えモデルをやっている友人が最近レイバン・ティアドロップを愛用するようになり、ぐうの音が出ないほどに似合っていたとしても、私はめげずに愛用し続ける所存で御座います。
“ 人は人。自分は自分 ” の合言葉と、今日も飲み過ぎてしまえアイツ!という嫉妬心を胸に。
SURR by LAILA 福留
03-5468-5966
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