Nylon duffle / Diary1432
1.9.2026

1999AWショーのトータル80スタイルのうち8スタイルで登場するレザーバックルはそのシーズンのアイコンでありマニアである私からするとそのパーツを見るだけで1999AW PRADA Uomoと即座に認識できるほどの象徴性で、特にミニマムデザインが主軸となるがゆえに世界中でも本域のコレクターが限られるPRADA Uomoのファーストラインの中でもアイキャッチとしての要素が強いことから認知度が高いディティールデザインです。余談ですがUomoのファーストラインとPRADA Sportでは圧倒的に後者のコレクターが多いです、その理由は間違いなくアイキャッチが多くデザイン要素が多いから。コレクターもやはり目が引くプロダクトの方がそそられて、なおかつ仕事の面においても引きが強いのでしょう。常々思いますがそれに比べるとファーストラインはなんとまぁ穏やかと言うか物静かと言うか地味と言うかなもんで私が探求する限りでは世界中に専門的に収集しているコレクターは一人もいません。DonnaのファーストラインやPRADA SportのコレクターはしっかりといますがUomoのファーストラインは知る限りゼロでたまに一点二点所有しているみたいな感じなので、世界中からかき集めるのなかなかどうして大変なんですよ。こんなにも素敵なクリエイションなのに、本当に不思議だわー。

 

 

そんなこんなで希少性も高いので本当やっと出逢えたぜな心持ち、ショー個体の素材違いでナイロンパデッドなのですがミウッチャ・フォロソフィー爆発で逆に最高じゃあないの。プロダクトとしてはシンプルにダッフルコートなので、スイカに塩じゃないですがフューチャリスティックなナイロンのテクスチャーも刺激的なレザーバックルのテクスチャーも際立つ際立つ。初期時代はサイズ感が統一されていないで御馴染みですが、こちらはゆったりとしたMサイズで普段48サイズくらいの私でもちょうど良くコートらしいバランスで着られまして、これに関してはオーヴァーサイズというよりもふんわりと羽織るべきコートらしいコートの構築といった印象で従来あるべきなクラッシック感覚が濃い印象で、これもまたミウッチャさんのド真ん中。

 

 

 

 

 

New 1999AW PRADA Uomo nylon padded duffle coat

 

Vintage PRADA Uomoにおける象徴性に相応しい見事な存在感と個性の価値。完成度の高さはこれまでと同じく非の打ち所がありません。

と言うことで今週の新作群からしっかりとAWを始動しようと思ったら初手が特段に濃い面々になりましたの週末まで毎日1点ずつ抜粋して御案内しようと思っています。

 

 

SURR 福留

 

 

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