ずっと何かにはまっているとある時から一気にその逆の気分になることってありませんか。MYあるあるです。三年ほど前からカジュアルを特に勉強するようになりデニムジャケットやらスポーツジャケットやらを積極的に着ていたのですが、今月くらいからでしょうか一気にテーラードジャケットの気分になって数着のそれを着まわしては楽しんでいます。今はテーラードジャケット一色の気分で“ジーンズとの組み合わせ最高じゃね?”やら“軍パンとの相性抜群じゃね?”とティーンネイジャー時代に想っていたことを年数を経てまんま同じく思っています。でもマジで思いますよ、テーラードジャケット×ジーンズしかりテーラードジャケット×ミリタリーパンツの組み合わせって本当に最強だって。ティーンネイジャーの頃とはトレンドもショッピングスタイルも違いますしファッションそのものの在り方が大きく変化していますが、それでも,いや、それだからこそ最強度合いが高まっているんじゃないでしょうか。
セーターと同じく季節に応じたそれを旬のように楽しむべきなので、サマーテーラードジャケットを御提案させてくださいませ。素材感や構築個性は様々ですが、いずれも初夏でも無理なく着れる(と私は思う)三着。ショーツとコーディネートするのが楽しみですが、前倒しし過ぎると真にいざ着るべき季節になった時120%のハイテンションになれないので、やはりそれまでグッと我慢我慢。
背抜き仕様にコットン78%×シルク16%×ポリエステル6%という緻密な構築。かっるい軽い。2006年のPRADA Uomoクリエイション。
こちらは2001年のPRADA Uomo。裏地ゼロ構築ですが割合しっかりとしたコットン素材で、既に生じているヴィンテージテクスチャーが溜まりません。こちらは弊店にとって純ブレザーと定義できる一着、ミウッチャクリエイションにおいて金ボタンのブレザーって極端に出逢えないの、御存知?
2021年からおおよそ年に1回のペースでHermes hommeのブレザーを御提案出来ており嬉しい限り。しかもそれらが全て異なる構築であるのが更に嬉しい限り。こちらは初の背抜き仕様かつメッシュウールとおそらく今回の三着の中で最も涼しい構築となりまして、1991sとヴェロニクさんの初期クリエイション特有の“強さ(=旨味)”と共に未来永劫まで御愛用頂ける至極のサマーテーラードジャケットでござい。
Newarrival,Summer tailored jacket by Miuccia Prada and Veronique Nichanian.
SURR 福留
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