リバーシブルボンバー / Diary1099
24.1.2023

格好良くてラクチン。この求心力にはどうしても抗えません。元々ドレスアップが好きだったしカジュアルスタイルに明るくなかったが故に反動が大きいのかもしれませんが、私が数年前からカジュアルと正面から向き合いたくなるきっかけに成ってくれたこちらのHermes homme,ヴェロニク・ニシャニアンクリエイションの名作の一つリバーシブルボンバーがまさにまさにその極みで、以前も書いた通り数年前に自分が着るファッションアイテムとして認識してなんとか入手して以降、爆裂に手が伸び続けています。それはもう、爆裂に。

 

本当に格好良くてラクチンなんです。しかも素材構成上着用時に気を遣う必要性が極端に少ないのでジッパーが噛まないように気にかける以外は特段注意点が無いんですよ。寒ければジッパーを全て上げれば良いし、寒く無ければ全て解放してラフに羽織れば良くて、いずれも抜の群。シルクサイドはシーズンごとに異なるカレ・デザインが採用されるので様々なエレガンスと個性が楽しくて堪りませんし、着ていると綿密かつ丁寧なテキスタイルデザインの配置が感じられて感動するしポケットの中までピュアシルクで心地良いし、ポリエステルモールスキンサイドは特有の素材感による存在感とステッチワークなどの設計美をストレートに感じることができるし、全天候対応の素材性によっていかなる時でも自然に羽織ることができるしそもそもミニマムで最高にCOOLだし。ちなみに私はシルクサイドもポリエステルモールスキンサイドも均等に着ます。本当に50:50の比率じゃないかな?今日は軽めのカシミアセーターの上にデニムジャケット羽織ってリバーシブルボンバーのシルクサイドでした。マフラーは巻き付けるほどではなかったので首から下げるだけで寒さ対策はPiece of cake。はいラクチンで格好良い(自分にとって)。

 

本当にチートだよなぁ。ちょっとズルいくらい。元々これらの暖かいスポーツジャケット系はワードローヴに無かったのですが、もう他にいりませんもん。はい私のスポーツジャケットはこれがスタートかつエンドでオッケーって感じです。まぁ強いて言えば贅沢言えば色違いがあったら嬉しいです。定期的に製作されていたので様々な色があってどれも格好良いんですよ。オリーヴ、ブラック、レッド、ベージュ、ホワイト、オレンジETC.
今回はその中でも希少色のミッドナイトブルー。これがまたズルいほどに格好良いんだ。

 

 

 

 

 



New arrival,1991s Hermes homme reversible bomber jacket,Midnight blue.

これまで不定期に御提案してきましたが、私自身で愛用するまでは毎度“リバーシブルですが、やはり無地の面が主役ですよね”的な言葉を口にしてきたように思います。しかしながら実際に愛用してみるとシルクサイドの格好良さったら。もう最高なんですよ。そもそも感性目線で完成されたカレ・デザインを衣服とした暁には格好良いに決まっています。もちろん存在感漲るのは確かかと存じますが、それが野暮か否か。猛烈に否です。滅茶苦茶に粋なメンズスタイルになっていると確信しております。是非ともこちらも両面にてリバーシブルにてお楽しみ頂きたい、、、。御提案はするものの最終判断を全て御客様自身に委ね、基本的に手を引っ張るようなことはしない/したくないと思う私ですが、これに関しては後ろ向きであれば少々手を引っ張りたい所存です。

 

 

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