とあるお客様は当時を懐かしみ、「これもってたなぁ」「これあったね」とお言葉を頂き、とあるお客様は「僕の生まれた年です」と新鮮な目で感じて下さる。当時を体感して改めてそのものに触れる感動や 90 年代のクリエイションに対して既視感すら無く斬新に映る、前情報無しに単純に一つのものとして興味をそそられる事や不特定を愉しむのも一つの方法だと想いますが、今回は私の おうち時間 でまだ未完成ですが Dries Van Noten の 90 年代コレクションを年代毎に画像をまとめていまして(非常に時間と手間が掛かりますが)、現状ご案内の叶う商品をコレクションルック共にご覧頂ければと綴らせて頂きます。また、オンラインショップには全て掲載済みですので併せて見返して頂ければ新しい発見があるかも知れません。
1995AW Dries van noten striped wool sweater.
スポーツ&スクールスタイル
1995 年秋冬コレクションを代表する横縞
クラシックとの調和
1997AW Dries Van Noten military-style hooded coat.
ミリタリーインスピレーション
重ね着をする為に裏地を排除した潔さ
ビックシルエットスタイル
1994ss Dries Van Noten geometric gilet.
シルク×コットン×リネン
表が裏、裏が表
最後の男女合同ショー
1997ss Dries Van Noten multi color cotton sweater.
色彩豊かなコットンセーター
色×柄、柄×柄、色×色
フランシス・ベーコンの様な毒付いた配色
1997AW Dries Van Noten wool tailored jacket.
90 年代の同社を代表するフロントからヘムに架けての鋭いカッティング
計算された一枚仕立て
ボディコンシャスなフィット
いつもと違う目線でそのものを見たとき、また触れたときの感じ方は個々で異なると想います。当時私がカスタマーの頃、 SURR で出会った 90 年代の Dries Van Noten 。古いタグに何故か惹かれインディゴカラーのワークジャケットに一目惚れした事がきっかけで このジャケットはいつのコレクションでどんなイメージで着用していたのか と興味本位に調べに調べてやっとのことでそれを目にした時の0から1になる感覚と言いますか想像を超えた着こなしの感動たるや。
同じ感覚をとは想いませんが、同じ空気を御愉しみ頂ければ幸いです。
SURR by LAILA 鈴木
03-5468-5966
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