ご挨拶とお知らせ / Diary481
30.12.2017

 
 
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昨日をもって2017年の営業が終了致しました。
 
本年度も沢山のお客様に御愛顧いただき、唯々、感謝の想いで一杯です。
例年に増して、分かりづらい/入りづらい弊店ながら、初めてお立ち寄り下さったお客様も多く見受けられ、月並みな表現にて恐縮では御座いますが、本当に嬉しく思います。
こうして481回目のDiaryを更新できますのも、日頃から足をお運びくださる皆様の御蔭と、この場を借りまして心よりの御礼を申し上げます。皆様、本当に有難う御座います。
 
皆様の生活が少しでも豊かになりますよう、精一杯の努めをさせて頂きますので、来年もどうか変わらぬ御指導、御鞭撻の程を賜れますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
 

 

2017年12月29日 小林

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この1年は、「原点回帰」というテーマに沿ったエントリーをさせて頂きました。それは、男性本来の魅力を追求することで視える “ 原点 ” と、弊店発足時の内容や、砕いて申し上げまして弊店らしさに立ち返るという意味の “ 回帰 ” で御座いまして(又はその逆)、テーラードやコート、男性的なニット、ジュエリー、ヘヴィデューティーな温度、繊細なディテール、ミリタリー、お素材、恒久性と刹那性、ライフスタイル、エキセントリックな要素。様々な角度から可能な限りの検証をし、根底にひとつのテーマを据えながらエントリーを続けてまいりましたが、例えば前者の内容を精査するには、1年という時間ではあまりにも短く、短いどころか、今後10年同じテーマにて男性本来の魅力を追求し続けたとて視える理想像はいつまでも遠く、手の届かないものなのかもしれません。故に、面白くて仕方がないのですが。ある者にとってはカラフルなイタリテキスタイルであり、ある者にとってはフレンチモダニズムであり、ある者にとっては正統的なジェームスポンドであり、マストアイコンは近所に住む叔父さんかもしれません。きっとそうなのだろうと、皆様とお話をさせて頂く中で感じた1年で御座いました。
 
次に後者の内容を精査した際、最初に浮かんだことがひとつ御座います。弊店が発足した2014年4月の初旬に秀和レジデンスの1室にひとりの男がお客様をお出迎えする中で、“ スーツを着用する ” ということを2017年12月29日まで一貫して続けてまいりました。それは今後ともに変わることのない事です。そこに「〜だから」という明瞭な事由は存在せず、「決まり事」のようにシステマティックな内容でもなく、純粋な想いで男性本来の魅力を追求し、皆様にご提案をさせていただく我々にとって欠かすことのできない要素であると同時に、なんとも無意識必然なスタイルやもしれません。しかしながら、 1年間「原点回帰」というテーマを設けさせて頂きながら、将又、弊店にとっての原点のひとつにスーツというスタイルがあったとて、常日頃、皆様にヴィンテージという区分にて、スーツをお披露目したことがないと記憶を遡り、 “ 原点 ” であれ、 “ 回帰 ” であれ、やらねばならない使命感とともに思いに至った次第です。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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Vintage suits collections
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イタリテキスタイルをこよなく愛する者でも、フレンチモダニズムの傾倒者でも、ジェームスポンドに憧れを抱く男性でも、近所に住む叔父さんをファッションアイコンに設定する青年でも。それを必然的なスタイルとまで昇華させずとも、少なからず最も男性的で、あるべき姿のひとつであると、2018年ファーストコンタクトと頂きたく存じます。
 
 
 
2018/ 1/4(木)12:00 〜
 
 
新年は1/4(木)12時より営業致します。
上記新作も店頭にてご覧頂けますが、1/5日(金)に詳細を本Diaryにてお披露目とさせて頂きます。
 
 
それでは皆様、素敵な年をお迎え下さいませ。
(食べ過ぎ、飲み過ぎは呉々も注意。)
 
 
 
 

 
 
 
 

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