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買収が発表された2019年に芽生え買収が完了した2021年に確固となり、年々強まっているのが“弊店が扱っているのはTiffanyではなくVintage Tiffanyなんだ“という意識。去年末なんかもそりゃあもう猛烈に強まりましたね、そして同時に思うんですTiffanyではないVintage Tiffanyを大切にしなくてはいけない と。
私にとってアンティークファインジュエリーとVintage Tiffanyを筆頭とするデザインジュエリーには大きな隔たりがあります。前者がより内面(アイデンティティ)的なパーソナルを現すのに対して後者は外面(ファッション)的なパーソナルを現すといった感じで、一言でジュエリーといっても完全に棲み分けが確立された全く別の存在価値として捉えています。当然どちらが偉いなどの優劣は一欠片もございませんで単純明快に異なる二つの味わいを楽しめると思っていますし、人によっては前者のみ/後者のみ、人によっては両方を日替わりで/MIXでと様々な向き合い方が有るし有って然るべき。ジュエリーにもコーディネートの概念がありセンスと度胸が如実に必要とされますが、御愛顧くださるジュエリー愛好家の皆様方はいずれも自由にカオティックに楽しまれているようにお見受けでき心が癒されます。ちなみに私は洋服だけでなくジュエリーでもコーディネート感性が著しく欠如しているという残念極まりない販売員ですので、特に自由にMIXされている猛者を目の間にすると尊敬と畏怖の念が止まりません。

New arrivl Vintage Tiffany Selection
これでまた一層夏を楽しみましょう とかなんとか取って付けたようなこと言ってますけどいずれのジュエリーも春夏だけでなく秋冬も猛烈に楽しいんですよね、温かみに溢れる洋服の素材感に冷たい金属がチラリと覗く感じなんて最高にエレガントでセクシー。結局のところ一年中際立ってくれるのがジュエリーなんで、有意義。
SURR 福留
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弊店においては珍しいRe-stockですが、こちらのプロダクトに関しましては私の中で幾つか存在する“常に店頭に御用意して常に御提案し続けたい“シリーズのうちの一つ、最高で最強のMYマスターピースです。





壊そうと思っても壊れない屈強な持ち手、実用性に全振りした構築の数々、そしてなんと言っても愛好家を除けば良い意味で誰も気付かない匿名性MAXな意匠と佇まい。Hermesバッグの中でも特に代表的なプロダクトのRe-stockが叶いました、もう一度言いますがずっと店頭に置いときたいです。しかも今回はアクセサリーが全て揃っているだけでなく使用感がほぼゼロという最良の個体です。やったね。
僭越ながら私も同プロダクトを使っておりまして、ここ最近はずっとメインバッグ。かなりの容量なので特にはだいぶとスカスカな日もあるのですがふとした瞬間に荷物が増えても問題ないし帰りしなにスーパー立ち寄ることが多いので大活躍。しっかりとジッパーを閉じて荷物を守れるし開けっぱなしにしてガンガン突っ込んでも問題無しと、私の性分に相応しいバランス感なんです。壊そうと思っても壊れないところも本当に最高、理想のボストンバッグです。

向かって左が私ので右がRe-stock、使用感1000%と使用感ほぼ0%の対比となります。ちなみに素材はどちらも特に柔らかくしなやかで耐久性の高い牛革,Taurillon Clemence、最高。私は“え、大切にしてないの?“レベルで酷使し続けており(大切に思っていますよ)更には補色であったり栄養補給の気遣いを全くしないまま真に“道具“として捉えているのでこのような風体に仕上がっていますが、実用性には一切支障がありません。本当に素晴らしいバッグプロダクトです。


なお向き合い方は皆様自身で御判断頂けたらと思いますが、私は本気でHermesバッグは実用に伴ってボロボロになっている方が角が擦れている方が格好良いと思っているので、多分今後も補色したりはしないと思います。引き続き 実用に伴う自然の流れでどんどんボロボロになっていくが良いさ。

New arrivl 1999s Hermes
皆様はどう向き合いますか?
SURR 福留
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パリのコレクターの下で出逢えたこのジャケットには本当に痺れました。親愛なる敬愛なるジャン兄(にい)の1978-early80sクリエイション、それら最初期作品はこれまでも幸いにも何度か御提案させて頂いておりどれもが本当に鋭く美しく“ファッションデザイナーのクリエイション“の本質を濃密に具現化したものばかりでしたが、今回も心の中で拍手喝采。現時点でSURRの空間にある中で圧倒的に最も変態的なプロダクトであることは火を見るより明らかです。





オリエンタリズムの中でも特に着物から着想を得た超絶怒涛の個性。立体感が如実に現れた大胆過ぎるにも程があるボリュームは良い意味で和装にはないヨーロピアンカルチャーならではの構築概念で、ジャン兄が愛した一つにボンバージャケットの設計があるのでこのバランスは“らしい“と言って差し支えないのですが、ここまでのボリューム感は歴代のそれらを遥かに凌駕。着たことがないので想像の域を超えませんが近年のモードカルチャーにおける特に大胆なオーヴァーサイズはきっとこれくらいの大胆さなのではないかと思います。それにしてもなぜエッジの内側にリブを配置してレイヤード仕様にしたのでしょうか、様々な大胆さに目が眩んでしまいますが、そもそもにおいてシャドーテキスタイルも相当に有意義です。

New arrivl 1978-early80s Gianni Versace kimono-style oversized bomber jacket
ちなみにライトなコットン素材でお色味は若干グリーンがかったグレージュといった蠱惑的なカラーリングです。今回も緑味をカメラに収めることができませんでした、大好きな緑なのにクソゥ。私のバディ(カメラ)ないし弊店の環境的に微妙な緑味は表現できないのでしょうか。本当すんごいサマージャケットですよ、こちら。ちなみに私はどう着こなすべきか着崩せる(遊べる)かまだ思いついていませんので、その辺はご興味くださったお客様ご試着くださったお客様のお姿を拝見して構築できたらと思っています。
今回もありがとうジャン兄。
SURR 福留
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3点を。



きっと彼女にとっての偏愛の一つなんじゃないかなって思うんです、オープンカラーシャツ。いつからか毎シーズンアロハシャツ作っては象徴的なテキスタイルを採用しているし、そもそもにおいてUomo発足直後に衣装提供した映画「ロミオ&ジュリエット」でディカプリオにアロハシャツ着せているし。2002SSのこちらではオープンカラーをパジャマSTYLEのシャツジャケットで表現、特徴的なまでに脱力したこのプロダクトをランウェイではテーラードジャケットのINに潜ませて抜群のコントラストを演出していました。ファッションアイテムとしては単純にシャツとして向き合える特に軽いトップスでもあり羽織りでもありながらカバーオールのバランスでポケットが配置されているという特出してありがたい実用的な存在価値。ちなみにPURE SILKです、フゥー。



7月になりましたので私も仕事時ショーツを解禁しました。今年は4月頃からショーツ姿の男性を街中で見かけたりしていましたが私は旬を旬らしく味わうためにグッと我慢。いやー夏ですねぇ気持ち良いや。サンダルにタウンユースの洒落個体とレジャーユースの機能個体があるようにショーツにもそれらが存在しますが、後者となると基本的にかなりアクティヴなギアなアウトドアなプロダクトになるのでしょうか。私そのカルチャーに全く明るくないまま今に至るので全然知らなくてですね、先日もお客様と“山ほどある⚪︎⚪︎のショーツだけどそもそもにおいてどこのブランド?“という会話になりましたが全然知りませんでしたし触手が向かないので調べることもせず結局今も分かっていません。でもアクティヴもギアもアウトドアも嫌いなわけではなくて、時にデザイナーズカルチャーやラグキュアリーカルチャーで出逢えた時の独特な混合感と言うか個性は逆にとっても好きです。結局デザイナー自身もバカンスやレジャーLOVERなのは言うまでもないですからねぇ、機能性とファッション感性が調和する姿は見てて気持ち良いですよ。これ穿いてグリーン車でビール飲みながら鎌倉行ってそのまま海にズドンでキャラウェイの持ち帰りハヤシライスルーとくるみっこをお土産に、次の休日はこれで決まりっしょ。



これに関してはいついかなる時でも言葉がいらないというか、狂ったほどのラグジュアリー目線によるとあるベクトルにおいての王者のサマープロダクトですから、言い過ぎかもしれませんが世界中で需要があり続けるような存在価値でして探そうと思って探せる物ではありません、出逢った時出逢えた時がその時です。いかがですか、この問答無用の出で立ち。蕩けるようなプルップルのピュアリネンのシアーな空気感,良い意味でファッションデザイナーではなく(ラグジュアリー)メーカーの立ち位置だからこその創意性を廃したスタンダードなシルエットバランスとスタイルの説得力,お淑やかなようで夏の風にくっきりと冴え渡る鮮やかな発色ながら落ち着いたカラーリング。全てにおいて寡黙であると同時に雄弁に語り圧倒的な存在感を発揮する威風堂々たる佇まい。もう一度言います、王者のサマープロダクトです。
さぁ夏を楽しみましょう夏を。
SURR 福留
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社会に属していると往々にして胸を特に張らなきゃいけない時,踏ん張らなきゃいけない時,自分一人の力でなんとかしなきゃいけない時,心もしくは身体もしくはその両方を武装しなくてはいけない時、ありますね。皆々様におきましても毎日本当に御疲れ様でございます。
なのでたまにはこんな一着でどうぞ心身共にリラックスしながらも格好良いという一挙両得にて心身を安らがせてあげてくださいませませ。




オッタヴィオ・ミッソーニさんもロジータ・ミッソーニさんも時に心身の休息を必要としていたのでしょうか。“色の魔術師“と称賛されるほどモードシーンに影響を与えた存在ですもんね、そりゃ並大抵な胸張り踏ん張り武装ではなかったことと存じますし、一族運営と言えど,いや一族運営だからこそ大変だったことも多々あられたことでしょう。
色の魔術師の異名に相応しいかつリラックスを具現化したかのようなこれらのプロダクトを目の前にすると“才覚に満ち溢れたミッソーニ夫妻も人間なんだなぁ“と勝手に一人で心温まってしまいます。オープンカラー,カバーオールスタイル,シャツ構築とファッションにおいてもスタイルにおいても心身においてもポジティヴな要素しかないサマープロダクト、これもまた良い意味で様々な方に御推薦が叶うファッションピースの垣根を越えたライフスタイルピースです。

New arrivl 90s Missoni open collar shirt jacket
ただ袖を通すだけでスタイルが定まりこの時期に嬉しい実用性も兼ね備えたうえで心と身体が満たされる。これを羽織ったサマースタイルはきっと周囲をも楽しい気分にさせてくれるでしょう。
SURR 福留
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様々なラグジュアリーカルチャーがある中でも頭が一つ抜けているというか誤解を恐れずに言うと頭がぶっ飛んでいるほどにラグジュアリーを極めまくったロロ・ピアーナ社、私はこれまた大好きで定期的にオフィシャルONLINEを尋ねてはソートを高い順に変更して眺め英気を養っています。ある時期なんか1000万円越えのサルトリアトラベルコートなんかがあったりしてまぁテンション上がった上がった。佐川急便で来るのかしらヤマト運輸かしら、それともタキシード着たロロ・ピアーナ社のスタッフが直接届けに来るのかしら。やっぱりファッションには“夢“の要素も必要ですよね、キラキラとした存在価値だったりドキドキする存在感であったり。




なのでそんな“1000万円のコートをネットで買う人“を顧客として抱える頭がぶっ飛んでいるほどのラグジュアリー目線を有したロロ・ピアーナ社による夢とは逆のド現実なようでしっかりと夢を内包した超絶プレーンなファイヴポケットジーンズなんかは、逆に逆に猛烈に堪りません。愛も変わらず美しくも儚いこの世の中には王道ほど出逢えないメソッドが存在しますのでこの究極的ラグジュアリーと究極的スタンダードが同居するこのバランス感なんて変な意味合いではなく世界中の誰にでも御提案が叶う=世界中で求められるというもの。探そうとして出逢えるものではないのが私観です。
各所に潜む究極的ラグジュアリー目線による美しい設計と構築と意匠、各所に散りばめられる究極的スタンダードの要素性、トップボタンとヒップの小さなメタルタブだけでしかブランドの看板を主張しないところ、そして太くもなく細くもないナチュラルテーパードのレッグラインにオリジンのアチラさんに対する愛と敬意を感じずにはいられません。そしてこれが約20年ほど時間を経たリアルヴィンテージというのが、何にも変え難い個性であり求心力。


New arrivl early00s Loro Piana plain minimum blue jeans
私、友人が色々と教えてくれたこともあってかなり昔ではあるんですけどジーンズ育てていた一時期がありまして、彼曰く色々と調べた結果ガス式の乾燥機が良いとのことなのでわざわざ近所のコインランドリーでガス式が置いてあるところを探して仕事終わりに100円×6回とかやってたりしたんです、もちろん色落ちをくっきりさせるために最初に洗うまでの期間を長く穿き続けたりなんかして。でもすぐに辞めちゃいました、理由は面倒臭いから。
でもこれだったら久しぶりにやりたいですジーンズ育て。頭がぶっ飛んでいるほどにラグジュアリー目線によるジーンズは一体どんな風に育つのか、ガス式乾燥機探しと100円×6回の複数回の労力と時間は決して無駄にならないはず。
SURR 福留
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お客様と交流する接客という時間はこれまでもこれからもいつもいつでも私にとって最も楽しく喜ばしく時に特級に興奮しますが、まだ50点にも満たない機会ではありますもののヴィンテージARNYSが関わると特に印象的というか思うところが多い接客時間になります。ふとお客様が“これ以上良い生地ってあるんですかね…“って呟かれたりとかしたらハッとドキッとしませんか。私はしました、本当にそうかもしれないな…と。
先日もとあるヴィンテージARNYSと向き合ったお客様がおっしゃられました、“こんなにも格好良いのになんで無くなって(廃業)しまったんだ…“と。きっと何度も呟かれた,嘆かれた言葉なのだと思いますが時を越え実物を目の前にしながらだと改めて感じてしまいハッとしましたね。でもそれと同時に思ったんです、





“こんなにも格好良いから無くなってしまったんだろうな“と。ここでも書きましたが抜群過ぎる色彩感覚は私にとっては垂涎の的ですが裏を返せば独特さが毒になる場合もありますし様々なプロダクトがある中で例えば大人気なあのジャケットなんかは基本真ん丸と物によっては猛烈に着用者の身体付きを選びますし(だからハマると猛 っ烈に格好良い)、時に“これ以上があるのか…“と唸らせてしまうほどに上質な素材をさも当たり前のように用いますし。もちろん言うまでもなくこれら全てが最高の魅力ですが、だからこそ終焉を迎えてしまったのではないでしょうか。
このジャケットも本当に素晴らしいですよ。個人的にバトルドレスジャケットにずっと難易度の高さを感じていまして過去に一度もセレクションしたことがない(はず)こともあって“そこいきますか“ボルテージMAXですし、でも再解釈されたシルエットとスタイル性によって猛烈に格好良い,それこそ格好良すぎる仕上がりですし、お馴染みARNYSサマークロスのリネン×シルクも美し過ぎるしハーフライニング仕様も最高だし、あとなんですかこのツートーン?もう一回言いますけど格好良過ぎるって。

90s ARNYS linen silk battle dress-style summer jacket.
ちなみに先日のその時は最終的に“まぁ無くなってしまったからこそ惹かれる部分もあるんですけどねー“という本能あるあるで終話しました、存続していたとしても今と同じく惹かれていると思いますが“もう存在しない“はかなり効くスパイスです、ズバリ正直に言って。
引き続きこれからの人生にARNYSという存在をコツコツと加えて頂くお手伝いができましたら幸いです。
SURR 福留
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枝豆,とうもろこし,スイカ,茄子,トマト、今年も夏の味覚がだいぶと揃ってきましたね、例年以上に旬を味わうその瞬間が楽しくて仕方がありません。皆様方は夏を初夏をどうお過ごしでしょうか、僭越ながら私はありがたいことにより一層と夏って良いな夏って気持ち良いな気分になれておりますので去年入手したビルケンシュトックは引き続き好調ですし(なんか凄い人気高まってるみたいですねぇビルケン)必然的にジュエリーが一層楽しい気分、と言っても一定のジュエリーしか身につけませんが。そういえば先日意識的にしまっているMYシルバーブレスレットの封印を久しぶりに解いてMYゴールドブレスレットと重ね付けしてみたのですが、だいぶと御無沙汰とあってなかなかどうしてテンション上がりました、やっぱり名作のうちの一つなんだなぁと再確認し再封印。
余談ですがMYゴールドブレスレット、かなりの頻度でお褒めの言葉を頂きます。私が所有するファッションに関わるアイテムの中で圧倒的ぶっちぎりの褒められ率なのは身に付けているものを褒められる機会が全くと言って良いほどに無い私としては不思議な限りですがもちろん光栄。その度に思います、やっぱり人って相対している時に手元を結構見ているんだなぁ と。やっぱそこを飾るのって有意義だなぁ と。

1906s シグネットリング

豹 by 9kゴールド&ダイヤモンド

大粒ブラッドストーン

Victorian 18k

1717s。 1717s!?

60s→50s→Victorian

Purple sapphire
今年は16点のリングに加えてネックレスとブレスレットを一挙に御披露目。しっかりと古い個体,猛烈に古い個体,三大貴石シリーズ,ユニークストーンシリーズ,濃密デザイン個体,個性デザイン個体など皆様方にとって長年に渡る、欲を言えば一生を共に過ごせる相棒としてお認め頂くことを願って止まない個性の数々をご用意させて頂きましたので、今年も機会と御縁ございましたらどうぞ宜しくお願い致します。

New arrival Antique Fine Jewelry 2024
SURR 福留
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パッと持ててパッと置けてガサっと手を突っ込んで出し入れ出来る、そんな利便性を追求した在り方ってやっぱり独特な素敵さが漂ます。トートバッグを持っている人って“私はファッションとして楽しむのは大前提あるけれどそれ以上にライフスタイルの効率だったり快適性だったり仕事としての有用性に重きを置いているんだよ“って感じに見えて、なんか特に格好良く感じられてしまうのは私だけでしょうか。あのLevis-styleジャケットも同じくです、格好良いのはもちろんだけどそれ以上に動きやすいからだよ感と言うか自然体なライフスタイルとの向き合い方であったり研ぎ澄まされた社会人としての社会との向き合い方のムードに惹かれます。片手がふさがっちゃう?ノンノンそんなん問題無いんだよ、ましてや身体と服に干渉しなくて楽ちんじゃないか みたいな。

2003s Hermes tote bag
こちらはHermesトートの中でも代表的なプロダクトで初登場時は横長だったのですが後に縦長版も発表して、その理由は男性のビジネススタイルを意識したとかしてないとか。お色見も象徴的なHerems Red。良いよなぁ自身の名を冠した色名って、うちもSURR Greenとか作ってほしいわ。
HermesなりのL.L.Beanトート表現、相変わらずずるいよなぁ。
SURR 福留
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アノニマス、



デザイナーズ、





ミリタリー、

ワーク、

サマーニット、








そしてマイケル。

迸らんばかりに半袖やサマープロダクトが下手くそな弊店ですが運良く例年以上に夏のトップスに出逢うことができました。コツコツ集めたいと頭の片隅で思っていたのですが、単純に運が良かったです。ちなみにサマーニットはもう数枚あったのですが御紹介する前にまとめて旅立ってしまっておりましてその方がおっしゃった一言、“こういうのって無いんだよねぇ“には1000%同意。全て同じコレクターさん(心の師)出身なのですが出会った瞬間に思いましたもん、“こういうのってマジで無いんだよなぁ“って。まぁ厳密には“素敵に思える“という枕詞が付きますが。

New arrival Vintage Summer Tops
ということではち切れんばかりに半袖とサマープロダクトが下手くそな弊店からの夏のトップスの御提案です。機会と御縁ございましたらアチーアチーって言いながらソフトドリンクしかりアルコールしかりガリガリ君然りを片手に(それにしても弊店はほとんどアルコール片手に入店される方おられないので本当に偉いなぁと常々思っております。あっそういえば一度某ミュージックカルチャーのお客様が両肩に女性を抱いて手にウイスキーのボトルを持って飲んだまま御入店されたことがありましてあれはマジで怖かったなぁ。顔にタトゥーも人生初遭遇でした)サッパリ爽やかな夏のトップスと出会って頂けましたら幸いです。
SURR 福留
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“例え100人がAと言おうと貴方がBと言うならば私はBと信じる“でお馴染みの心の師であるフレンチカルチャー専門家のスペシャリストコレクターが初見のプロダクトで解らないということなんて滅多にないものですから、こりゃ正体不明がファイナルアンサーだろうなと思いつつ一応ラベルの文言をGoogle先生に聞いてみたらすぐに正体判明、1933年代設立のフランス老舗料理人専門ワークウェアブランドの一着でした。



であればピュアホワイトカラーも合点がいくというものですが、なんですかこの胴体をグルリと囲む折り畳みの意匠は。ユニークで興味深くなんとも絶妙に格好良いのは40年代というアンティーク年代ならではの存在感とこれまたアンティーク年代特有の各所に潜むドレッシーな構築も相まっていることと思いますが、いやはやどうして個性と癖が強くて最高です。
あとプロダクトとしてどう捉えたら良いか分かりません。同カルチャーでお馴染みのカバーオールのバランスでテーラードジャケットの襟元なのですが袖付はシャツ、動きやすそうです。料理人だからサイドポケットいらないんでしょうね、お陰様で胸元一つポケットのバランスもまたシャツっぽさを演出しています。このようにコックジャケットとして合理的に構築されているからこそ折り畳みの意匠が改めて違和感MAX。イッセイミヤケ?

New arrival 40s French work cook jacket.
その道40年(くらいは確かやってるはず)のスペシャリストが初見かぁ、そういうのって今でもどれくらいあるんだろうか、今度聞いてみよう。イッセイミヤケ感溢れる癖も個性も堪らないのですがそもそもにおいてツルッとしたコットンのテクスチャーもまた良い感じでテクスチャーも軽めな物ですからサマージャケットにピッタリなんですよ、これまた。
SURR 福留
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新作より、鮮やかな発色ながら品良く落ち着いている(コットンのテクスチャーが良いのかな、やっぱり)イエローカラーに楽しくて美しいマルチストライプがドッキングしたこれまたミッソーニ夫妻らしいエネルギッシュなファッション性を眺めていたら(プレタポルテファッションにおいては)後輩であるミウッチャさんのクリエイションがふと頭をよぎりました。




軽い、柔らかい、着心地が良い、そして格好良い。この一着なんかまさしくそれでこういったプロダクトと出逢うたびに“なんだかんだでファッションデザイナーも我々と同じで楽チンが好きなんだなぁ“と勝手に親近感を抱いてしまいまして、そのアプローチがミッソーニ夫妻だったらこう,ミウッチャさんだったらこう,ヴェロニクさんだったらこう,ムッシュだったらこう,ヴァレンティノさんだったらこう,アルマーニさんだったらこうといった感じでいつの時代でも欠かさず提案されている次第ですが、その楽チンさをモードの目線でアップデートしたのはやはりミウッチャさんなんじゃなかなと思うとその前時代であり同国にあたるミッソーニ・クリエイションでこのようなプロダクトを目の前にすると否応がなしに脈々と受け継がれてきた服飾史の太い縦の繋がりを感じざるを得ないわけです、対比するかのようにここまでHAPPYなカラーリングであれば尚更ね。
これなんかは特に軽量。襟の内側に隠されたフードなんかも相まって雨の日に傘を差さずにガバッと羽織る姿が目に浮かびます。特出してオーヴァーサイズの構築ですので風抜けも良いだろうな、プロダクトの形状としてはカバーオールしかりスポーツジャケットなんですがオーヴァーサイズゆえに綺麗なハーフコートのバランス、色々着こなせそう。

New arrival 80s Missoni oversized half coat.
これに色系のポロシャツないしなんなら派手なアロハ、下はジーンズでもショーツでも。カジュアルな街着に落とし込むことでミッソーニ夫妻らしいスポーティーなエレガンスが際立つかと。私ごとですが今年は何故か今までにないくらい猛烈にカラフルな気分です。
SURR 福留
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と出逢えました。いや出逢ってしまいました。

存在そのものが“事件“なところでなんとセットアップ,しかも均整の美しいシルエットバランス,しかもサマースーツ,しかも着回しやすいランプブラック,しかも嬉しいダブルブレスト,しかも予備のトラウザー付き(繊細なサマーウールゆえこれは相当にありがたい)と誠に出逢えたし出逢ってしまったしな逸品との縁を結んでくれたいつもお世話になっている男性服飾史におけるトップラグジュアリー専門のパリのコレクターさんにはいつも以上の感謝を。現地に根付いて過去と今と未来に向き合い続けてきたからこそ辿り着けた集大成のようなプロダクトと決して現地に根付いていない私が瞬間瞬間のタイミングでこの一着と出逢えたこと出逢ってしまったことは奇跡でしかありません。

New arrival early00s Bespoke Hermes homme summer suits
出逢いの奇跡はヴィンテージ全体に言えることですがこれはひとしお、なぜなら私はHermes Hommeが好きだから。
バイヤーが“私物にしたいです笑“みたいに言うのってヴィンテージカルチャーあるあるなのかもしれませんが(私は絶対に用いない言い回しというかムードというかニュアンスですが)、これに関しては出逢った瞬間自分のものにしたいというより(サイズ感かなり良いんですけどね…)店頭にお披露目したいお客様にご覧頂きたい欲が猛烈に沸きあがりました。相変わらず小売業として矛盾MAXですがSURRの空間にできるだけ長く置いておきたい心持ち。
強烈過ぎるほどに爽やかなサマーウールとフランス老舗仕立て職人による手縫いの構築とHermes hommeの設計力の融合、もうね袖を通すと泣けてきますよ。そうだそうだファッションって愛に溢れていたカルチャーだったなって、楽しくて心地良くてLOVEに溢れた世界だったなって、そういえばそういうこと忘れていたよって。そう感じた数日後に鈴木がMUSEE行ったんでお土産ですってくれたポストカードがこれ↓

Thanks
SURR 福留
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ピケって本当に好きなんですよね、英名だとコーデュロイ。元々はスプリングクロスとして生まれたものの現代ではやはり秋冬の印象を抱かれている方が多いでしょうか、弊店ではその出生も会って厚み次第ですが春夏の季節も心からご推奨しています。畝(うね)の太さによって様々ございますがワーカーライクな太畝しかりドレスライクな細畝しかり独特のカジュアル感と個性的な表情に惹かれるどころか年々好き度合いが高まっているのはなぜでしょうか、おっさんピケ好きアルアルでもあるのでしょうか。それがタックトラウザー仕様だった日にゃもうコンニャロウってなもんで常日頃“突如お寺で座禅を組むことになった際に躊躇なく正座できるトラウザー“を探し求め続ける私にとってはこれほどにパーフェクトなパンツはございません。
ホワイトカラーって本当好きなんですよね、特に春、特に特に夏。なんかただ単純に最高じゃないですか夏にホワイトカラー身に付けている人を眺めるのって、旬を味わう意味合いにおける最上位と言っても過言ではなくて麦わら帽子にホワイトカラーを合わせたサマースタイルほどの夏の旨味ってないんじゃなかろうか、それに洒落たサンダルなんて加わったら最高中の最高です。もう永遠に大好き。ファッションスタイルはもちろん性別も年代も国も問わずアイコニックですらある誰にとってもHAPPYな要素、それが私にとっての夏のホワイトカラーです。





New arrival 80s Armani Jeans white cotton pique trouser
ということでこれは最高最強文句なし。初期時代のArmani Jeansによる一品でアルマーニらしい程良く男らしさシルエットバランスに調和するどこかフェミニンですらあるホワイトピケのムード、各所さりげなく練り上げられた意匠の数々とほとんどパーフェクトなホワイトカラーのタックトラウザー。こんなん何本あっても良いですから。
SURR 福留
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サマートラウザーたっぷりとお披露目致しました。いかんせん消耗品として向き合わざるを得ないプロダクトですのでいつの時代もいかなる季節も必須ですが、どうしても生地が軽くならざるを得ない=どうしても耐久性が下がってしまうサマートラウザーはことさら貴重な存在であるとかねてより捉えているのは私だけじゃないはず、どうぞ宜しくお願い致します。

さて本日その中から抜粋しますは親愛なる敬愛なるミウッチャさんの大々々好きな最々初期クリエイション、確かウィレム・デフォーがキャンペーンモデルを務めたあの最高に格好良いビジュアルの頃じゃなかったかな。
かねてより切に思います、一見なんでもないプロダクトにこそミウッチャさんの哲学が色濃く反映されるけど本当に一見なんでもないから解りにくい、そしてその解りにくさがまた好き と。彼女のクリエイションの軸の一つはやはりシルエットの美しさ,スタイル性の美しさ,そして男性像の完成度でして、私も一番最初に彼女のクリエイションを好きになった要因は着た時に“自分のシルエットやスタイル性が綺麗に見えるから“という至極単純である種最も重要なファッションの要素でした。自分の身体に合わせて設計したビスポークのシルエットよりも彼女が提案する男性像のシルエットの方がよっぽど格好良い。これもまた私がかねてより切に思うことです。




でも今回はピスタチオカラーという最高にセクシーな個性がまず先立ってくれるので解りにくいながら目を引いてはくれるかなとは思います。最初期に特に積極的に採用していた印象の強いジャージーナイロンの実用性とテクスチャー感に精査の限りを尽したミウッチャ・プラダというファッションデザイナーが生み出すシルエットバランス,スタイル性,そして男性像のマリアージュ。これも歴史上幾人かいる天才による所業の一つですから、甘んじて楽しみましょうぞ。
裾のマジックテープもまた良いよね、おそらくですが解放し穿くことはないかと思いますが(設計的に)現テック全盛の黎明期と言っても差し支えない彼女におけるキャリアハイ(勝手にそうしています)である2018クリエイションを思わせる要素性という感じで。

New arrival 1995−1997s PRADA Uomo jersey nylon plain trouser
ピスタチオカラーで強烈に美しいシルエットで独特なテクスチャーのプレーントラウザー穿いてるヤツなんていないもんなぁ、ワクワクしてきたな。
SURR 福留
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なんというか。
先月末にHermesのヴィンテージバッグを二つお披露目したんです。弊店バッグにおいてことさらHermesが大好きなものですからプロダクトデザインとして秀逸なので不定期で御提案しているのですが、その二つも本当に有難いことに即日に旅立ってくれて嬉しいと同時にもっと飾っておきたかったなぁなんていつも通り寂しく思ったのですが、またまた有難いことにその後もそれらを目掛けたご来店であったりお問い合わせをお陰様で沢山頂いたんです。で、思いました。あぁ申し訳ないな と。せっかく時間を割いて頂いたにも関わらず御興味頂いたにも関わらず御提案が叶わないことは小売りを生業とする身として本当に心苦しいし宜しくないなって。それで代わりをしっかりと御提案できたら良いのですがそれもないし、大切なお買い物ですからじゃあこれで良いかってなるわけがないし。
だから反省というかなんというか、もっとちゃんと鞄を取り揃えなきゃいけないなと思ったので急いでいつもお世話になっているコレクターに連絡して頑張って見つけてきてもらいました、クロスボディバッグ二つ。






Hermesのバッグプロダクトがリミテッドな存在であり特別な存在であることは変わりませんがこれからはもっとちゃんとしっかりと御提案できるようにします。どういうペースになっていくかはまだ先行きが見えませんが最低でも必ず一つはしっかりとしたサイズ感のバッグを揃えておくのがなんとなくの目標というか、フラリと立ち寄って頂いた時に“あ、いいじゃん“的な感じで選んで頂ける空間づくりというか、リミテッドで特別なんだけどリアルな存在に感じて頂きたいというか。


New arrival 1996s&1999s Hermes
皆様方には引き続き様々な出逢いを是非にですが、Hermesバッグプロダクトというリミテッドで特別で楽しくて便利な存在もまた同じくに捉えて頂きたく思います。
よーし、頑張るぞー。
SURR 福留
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モードのランウェイに初めてデニム素材が登場したのは1997年のジャンポールゴルチェと言われていますが、それよりも10年以上前にハイファッションの世界に初めてジーンズを定着させた先駆者ヴァレンティノ・ガラヴァーニ先生によるカジュアルコンセプト,Valentino Jeans。


当時のビジュアル、なんてアガルSTYLEムードでしょうか。格好良過ぎます。
弊店には様々なお客様がおられますが中には今のモードを産む立場の方々の複数名おられまして、彼ら/彼女らの今の表現にこれらValentino Jeansのビジュアルと切っても切り離せないどころか思い切り共通点を見出さずにはいられないプロダクトは複数存在しますし彼ら/彼女ら自身のスタイルがまさにそれ、デニムジャケットないしジーンズないしデニムジャケット+ジーンズ。そのエイティーズナインティーズのSTYLEムード,空気感,生地感が本当に本当に最高なものですから思い切り影響受けまして私も今年ついにデニムセットアップを着られるようになりました。そしたら一日に二回もお褒め頂いちゃったりなんかして滅茶苦茶幸せ、自身のスタイルを褒められることなんて滅多に滅多に無いものですから。
かねてより楽しんでいたアイテムが最旬になるというのもそれはそれで楽しいですね、今っぽさが全てではありませんが今っぽいというのは決してマイナスではありませんしTPOによってはとっても良い要素になってくれますもんね。ただただ好きでいつも通りデニムを着ていたら今っぽく捉えてもらえる、なんか得した気分。
産み出す側もデニム、産み出すものもデニム。このモードのムードこれからまた進化してほしいものです。




親愛なるValentino Garavaniで敬愛なるValentino Jeansですがプレーンデニムジャケットって本当に出逢えないんです、でも仕方ないですよね有無を言わせぬアイコンですから。LEEの名作プロダクトを正々堂々と御手本にしイタリア製の上品さと絶妙なワイルド感が同居するデニム素材を用いてシルエットをモードのボンバー型に再設計しパーツを再構築したオリジナルバランス、本当に猛烈に惹かれます。私は上のビジュアルを眺めて実物を眺めての繰り返しでずっと幸せ、ビジュアル眺めてテンション上がって実物眺めて惹かれての繰り返し。永久機関ですな。

New arrival 80s Valentino Jeans LEE-style bomber denim jacket
そういえば四つ留めのあの人もメンズの初期時代に定番で製作していましたねLEE-styleのデニムジャケット。彼はヴァレンティノ先生と違ってLEEオリジナルのシルエット感を採用していたので、当時のセールススタッフに真ん中だけボタンを留めて前縦がXになる着こなしを推奨していたとか。でも私は先生のモード解釈のボンバーシルエットの方が馴染みがあると言うか好みなのでLEE-styleはボタンを一番下まで留めるのが好きなんです、Levis-styleは真ん中二個三個だけLEE-styleは一番下まで。どんな着方がシックリくるか皆様も自由に捉えてみてください。
ちなみにサイズは44表記なのでXLからXXL、このボリューム感も同じく自由な解釈で是非に。
SURR 福留
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旧スタッフが2018年のDiary634で書いことで初めて知りその後にCHIRICO鈴木が“70年代頃にイタリアの若者がアメリカに留学するのが流行っていて、彼らがイタリアに戻ってきた時にアメリカで吸収したファッション観を表現したことで生まれたカルチャーですよ“と教えてくれた時に初めて理解した単語, パニナロ。ここ数年は日本でもたまに?時に?ちょいちょい耳にするようになった気がしますが、私は未だにこの単語を覚えられていません、なんか無意識下で根本的に興味がないカテゴライズ方式というか括り方なのでしょうかパニナロ。これを機に覚えたいパ・ニ・ナ・ロ。
それこそOlmes Carretiおじさんなんかは最筆頭とされるのでしょうか、どうやら本人は自身をパニナロではないと言っているらしいですが。前回の旅順にて新たなパニナロカルチャーに出逢うことができたんですよ、でも

Best Companyと同じくらい楽しい感じにふざけたブランドネームなんです、その名もUniform Jeans。いやいやパブリックドメイン感またも強過ぎるって、なんなのパニナロカルチャーでは固有名詞感出しちゃいけない決まりでもあったの?




絶対にふざけていないと思うのですがふざけているように感じられてしまうそこはかとない遊び心感を感じずにはいられないブランドネームに相応しい抜群過ぎて絶妙過ぎて唯一無二過ぎるプロダクトデザイン感と融合する底知れぬ大人っぽさと品の良さ、この温度と感度のベクトルはまさしくBest Companyと初めて出逢ったあの日あの瞬間に味わったそれと同じくです。ヨークの内側だけ裏地という機能としてはなくても差し支えないものをカラフルなハイビスカス柄選ぶ感性なんて最高以外の何者でも無いもんな、好き過ぎる堪らなさ過ぎる。
イタリアの奥地で出逢ったのですがコレクター曰くかなり珍しいらしくこれからも出逢えるかだいぶと不安ですUniform Jeans。まぁ存在を認識したので縁があればまた繋がれるでしょう、いつも通り虎視眈々と待ちますよ。


New arrival 80s Uniform Jeans Levis-style denim jacket
相も変わらずリーバイスSTYLEは最高で最強、引き続き第二ボタンと第三ボタンくらいしか留めないテーラードジャケット宜しくな八の字スタイルで着こなしたい所存。
最高で最強のデニムジャケット雛形に独自のシルエット概念とさりげないながら確かに上質なイタリークリエイションのデニムムードとカッティングエッジ過ぎるデザイン要素ですからね、もう狂愛しい。カテゴライズなんだっけ?あぁパニナロだ。覚えられる気がしない。
SURR 福留
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私にとって愛すべき存在であると同時に難しさと複雑さともどかしさと辛さが同居するヴィンテージデニムの世界。アチラやソチラのオリジンカルチャーが格好良くて驚異的に蠱惑的であることを踏まえた上で80年代に発足したデザイナーズヴィンテージデニムのカルチャーの方が多角的から捉えるとよっぽどよっぽど有用性が高いし充分過ぎるほどに格好良いどころか目線次第ではオリジンカルチャーを十分超えられるじゃないかじゃないかと思うようになって数年経ちますが、ここまでオリジンヴィンテージへの敬意と愛を踏まえた上で再解釈のオリジナリティを注ぎここまでハイクオリティな仕上げの,そしてプレーンなデザイナーズヴィンテージデニムにはなかなかどうしてお目にかかれませんので出会った瞬間小躍り小躍り。王道ほど出逢えないメソッドはここにも漏れなくありますがゆえ。


2001 campaign by Terry Richardson




トム・フォード大先生の黄金期である2001年プロダクトであるこちら、愛されていたようでエイジングも当初の加工よりも丁寧に加速され100%右利きであることが分かるダメージも各所にドッキングされていますがそれらが全てファッションの目線で捉えた時にマイナスにならないのがヴィンテージデニムの良いところでありズルいところ、そりゃオリジンカルチャーは失速しませんよねぇ。しかしながらこちらはオリジンを踏まえたうえで上品にヴィンテージの風合いを表現したうえで上質な本国イタリアのクリエイションとトム大先生のフェチズム+Gucci一族の大看板に相応しい世界観と存在感の再解釈とスタイル提案と美意識提案が注がれた、純然たるヴィンテージでありながらオリジンにはない世界観を内包し、更に現代に繋がるデザイナーズデニムにはないムードが漂う一本となりますので、既にオリジン及びデザイナーズヴィンテージデニムをお楽しみの方にも興味があるものの未だ御縁がない方にも、そもそもヴィンテージデニムってよくワカンねぇよって方にも“新たな一本“としてご提案させてくださいませ。

New arrival 2001 Gucci by Tom Ford vintage aging plain jeans.
レッグラインは普通、いやほんのちょっと細いくらいかな。股上のロー寄りですがロー過ぎない良い意味でノーマルな土台に明らかなえるハイクオリティかつ独特の荒々しさのMade in Italy感が漂います。
SURR 福留

全然関係ないけど最近買ったこの植物、超お気に入り。この不自然極まりない自然が生んだフォルム気持ち悪くて本当に最高です。
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親愛なるThem magazineさんが数年連続で編集しているヴィンテージ専門版誌(そういえばサイトで近いうちに発売する最新版が告知されていますね、オフィシャルのインスタグラムのトップリンクからも購入予約ができるそう。一昨年や昨年も即SOLDで買えなかったというお客様の声を複数回耳にしました、今回も必buyですね)など、様々な方法と角度にて人々に知れ渡り続けたことで日本国内においても既に市民権を獲得したと言ったとて大袈裟ではないのではと思えるヨーロピアンヴィンテージの世界は、弊店にとって王道で不動の存在だったもの御提案する機会は年々と減ってしまって今に至ります。それには様々な理由と必然性がありますがそのうちの一つが“より刺激を求めてしまったから“
↑これってファッションカルチャーあるあるなのでしょうか?私はそう思っているのですが。
Aという味を知ってしまうと、それはそれで良い(最高)としたうえでBという味を求めてしまいBの味を知ってしまうと…………個人的にはずっと終わらない幸せと苦しさが同居するジャーニーでしてその度に過去の味を一旦全て忘れたいとふと思ったりするものの、そんなの叶うはずがなく。そのジャーニーとその他理由のマリアージュによって弊店の空間から徐々に主にフレンチワークのヨーロピアンヴィンテージという文化が姿を消していきました。
そりゃZの味なんてそうそう出逢えませんよ。個体としての希少性に加えて年代とコンディションとシルエットバランスとサイズ感という過酷極める条件が合わさりますから、弊店の環境ではお金を積んでも手に入れられない存在ですし極端な言い方にはなってしまいますが探すものではない存在です。探す労力+時間+情熱と出逢える成果の公式は絶対にイコールにはなりません。その方法を続けていたらきっと私は世界中からヴィンテージを探し求めるこの生業を続けられていなかったと思います。心ポッキリ。





なので前回の旅順でこのZの味と出逢えた時は本当に嬉しかった。無欲の勝利だなんて自分都合過ぎることは思いませんが探し物ほど見つからないメソッド宜しくで出逢いを強く願い過ぎていなかったことが功を奏したと思っています。
フレンチワークにおける20年代というポテンシャル、⚪︎⚪︎職業用といった同カルチャーにおいて定番的なカテゴライズが当てはまらない独創的なアノニマスプロダクト感(唯一色と生地感がレイルロード系のといったところでしょうか)、当然ながら繊細な職人技術力による意匠の迫力、当たり前のように各所に注がれる決して当たり前ではない贅沢な仕立ての概念、何よりも嬉しい現代的なシルエットバランス。
弊店はアンティークに敬意を抱いているものの至上主義ではございませんしなんだったらアンティークアンティークしているのが苦手なくらいですが、この一着にはそのマイナス要素がないうえに時代を遡ることで得られる旨味と強みの全て備わっています。

New arrival 20s French work belted half coat.
猛烈に痛快に単純に純粋に格好良いこのZの味は10年前も痺れんばかりに稀有です。
SURR 福留
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