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1853年に設立されて以降、世界中の人々に愛され続けるゴヤール。
認知度が高まれば高まるほどに、そして歴史あるブランドであればあるほどにそのヴィンテージの存在意義は高まりますが、そもそも伝統的な職人技術を継承し続けるゴヤールは、トレンド的な世相に影響される事の無い一貫してコレクタブルな希少価値にて君臨していました。
設立者のフランソワ・ゴヤールが若き日に修行を積んだバッグブランド, メゾン・マルタンは GOYARD の前身とも言える存在。ゆえにマルタンの理念である “ 荷物をいかに美しく包むか ” はゴヤールの美意識に大きな影響を与えました。そのためか、ヴィンテージ・ゴヤールにおきましてはトランクがほとんどなのですが、この度のご紹介はソフトバッグ。手に入れる以前に実物を目の前にする事自体が稀な逸品です。




現在のキャンバスとは一線を画すテクスチャーは、水夫の衣類からインスパイアされて生まれた最初期の素材感に近いゴブラン織。各所のオーセンティックなパーツやクラシカルなディティールから滲み出る重厚感。
そもそもこの時代はまだ、テキスタイルに GOYARD の文字が入っておりません。

各所に見受けられる使用の形跡は、本質を見失わない範疇で職人に補填してもらいました。それでもあえて残された形跡から、過去のオーナーがいかに愛着を持って接していたか感じて頂ければ幸いです。

50s Goyard
ヴィンテージ・ゴヤールを現代の一品として活用するという行為は、幾つか在る “ 紳士用鞄の到達点 ” の中でも極上に位置するのではないかと思います。
SURR by LAILA 福留
03-5468-5966
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本日17時頃より店頭に並びます。








予想を超えるシルク、圧巻の混紡、熟練の仕立て等。是非実物にてご覧頂きたく思います。
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“ トレンチコート ” という括りにおいてのフルスペック。珠玉のディティールと生地と縫製を極上の色調にてお楽しみ頂ける一着、これは手放せません。
滅多に出会えないはずです。





織りと素材が紡ぐ繊細な秋色。
そこはかとなく難しいようで袖を通せば堂々と腰を据えてくれるマリーゴールドと、何よりドリスならではのテーラー感性に心震えます。



アイコニックなネックラインとオリジナルにはないニットのモード力。相も変わらず異なる諸々を組み合わせて上質なマリアージュを奏でる90年代イッセイ、この度は他にも相当に濃密な面々が揃いました。
一つの記号の如き完成度。






90年代、トム・フォードが手掛けるグッチの一品。特に感覚で向き合って頂きたく思いますのでここでのご説明は控えさせて頂きますが、一言だけ声を大に言わせて頂きます、 “ このトラウザーズは本当に素晴らしい ” 。
これらはごく一部ですのであしからず。
ファッションのためのナイトアウトに相応しい、濃密なラインナップを取り揃えておりますので機会ございましたら是非に。
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本年度も SURR と LAILA VINTAGE は、FNOに参加させて頂ける事になりました。
年を重ねるごとに盛り上がりをみせているイベントですが、今年は天候も持ちそうで良かったですね。
今回は3つの要素にて御もてなしさせて頂きます。
一つめは “ FREE DRINK ” 。お洋服と共に各種様々適宜にて、ゆっくりお過ごし頂ければと思います。
二つめは “ New arrival ” 。濃密な新作と共に皆様の御来店をお待ち申し上げております。
そして最後。個人的に特別な御もてなしとしてご用意させて頂いたのが “ Vintage HERMES collection ” です。



トップメゾン, HERMES のメンズラインにて貫かれるのは “ 男性が内に秘めるエレガンス ”
デザイン、スタイル、マテリアル、ディティールにてその美学は発揮され、圧倒的説得力にて魅了してくれます。今回も例によって厳選ゆえの数点となってしまいますが、是非ともご注目頂きたい品々ばかりが揃いました。

FNO spacial , 80 – 90s Vintage HERMES collection
FASHION’S NIGHT OUT 2015 / 9月12日(土) 17:00 – 22:00
諸々の詳細は追って御紹介させて頂こうと思います。
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今週も多彩な新入荷が御座いましたので、2点ほど抜粋して御紹介。
60~70年代頃に存在したとあるフレンチショップは、オリジナルラインをプレタと等しく展開致しておりました。とあるビッグネームと密に繋がっていた事から、それらアイテムは同年代のメゾンと全く同等のクオリティを誇り、今なお当時を知る人々の間で語り継がれている存在です。
そこが仕掛けたモードのアイコン、サファリジャケット。
野外での活動を目的としているがゆえのヘヴィーデューティーなディティールの数々をそのままに、妖艶なテーラードで仕立てる感性はかのムッシュと全く同じくなアプローチで、それと言われても素直に納得できるクオリティランクとスタイル。



上質なマテリアルによる繊細なヴィヴィッドオレンジ。刺激的です。
アメリカ軍を代表作であり、 “ ミリタリージャケット ” という名称をそのままイメージさせるかのような王道的コンバットジャケット。大変珍しいチャコールブラックなのですが、それ以上に心引き寄せるのが各所に施されたクラッシュアレンジ。
今となっては詳細を突き詰める事の出来ない、名も無きアノニマス・デザイナーのそれは申し分のないデザインとして、今のスタイルに落とし込んで頂けるのではないでしょうか。



王道の中に潜む特別。抗いがたきスタイルです。
A/W が立ち上がりまして皆様これからの方向性をじっくりお考えの事と存じますが、万遍無くご覧頂いております状況で Traditional と Military にご興味頂いている方が僅かながら多いように思い、誠に光栄です。今期新たなスタイルに挑戦の方も引き続き自らの世界観を貫かれる方も、いずれにせよ琴線に触れますアイテムとご縁結ぶことが出来ましたら、何より幸せに思います。
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とても素敵なヴィンテージ・ウォッチのセレクトに成功致しましたので、是非御紹介させてください。
1950年代の OMEGA 。
説明不要の名門による逸品は、磁器製の実直な文字盤と幾ばくか小ぶりなケースによる、腕時計という体裁を成すうえで過不足の無い構成。昨今、価値が高まり続けているヴィンテージ・ウォッチですが、もとよりそれらを選択するにおいて重要な “ 時間を吸収したからこその存在感 ” や “ クラシカルな重厚感 ” といった旨味を全て備えたうえでその王道をゆくスタイルに、私自身一目で恋に落ちた次第です。
腕時計においてここまで早い初速度で惹きつけられるのは、個人的な経験としても珍しいのですが、その要因は “ やはり ” なのか “ またもや ” なのか、マテリアルでした。



濃いめの黄金色に輝くケースの正体は、なんとピンクゴールドの無垢。
いわゆるイエローゴールドよりも控えめかつ上品な印象を与えてくれる素材ですが、何より生成と加工の難易度ゆえ希少性が高いためほとんど出会う事が叶いません。またリューズもビジョーも当時のオリジナルパーツとなっておりますので、くっきりと描かれた紋章による喜ばしい限りのスペシャリティも同時にお楽しみ頂けます。


他の地金より高粘度なピンクゴールドによる光の吸収と反射は、ヴィンテージ・ウォッチの王道をゆく本品において極めて重要な要素です。私がこの美意識に一目惚れのと同じくで感じて頂ける方がいらっしゃるかもしれませんので、ご興味頂けた折には是非感覚的向き合って頂けたらと想います。


50s OMEGA , automatic watch pink gold
私は自分の意思で腕時計を着けるようになってから、選んできたのは全てヴィンテージです。
現代品にも興味は湧くのですが感覚的に見比べた末に手に取る事が無く、なんとなし不思議だったのですが、年齢を重ねて想うのは、自分は “ じっくりと丁寧に時間を掛けられた物 ” “ 幾つもの時代を越えられる物 ” により強く惹かれる人間だという事。それらは贔屓目無しに尊敬できる要素ではないかと思いますので、私にとって自分の 『 個 』 をより濃く表現するアイテムである時計と眼鏡は今のところずっとヴィンテージでして、大変楽しませて頂いております。
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オフィシャルサイト掲載のアーカイヴモデル。数年ぶりに入手致しました。

名作。喜ばしい限りのコンディションです。

エレガントハットの代名詞。貴重なサイジングですので宜しければこの機会に。


常識を覆す発想力と、それを成立させる実力。
そして、前回の御紹介に次いで大変濃密なミリタリーアイテムのセレクトに成功致しました。
今まで一度も御紹介した事のない国のアイテム。その名を耳にしても全くご想像出来ない方もいらっしゃる事と存じますが、引き続き高純度なディティールデザインは知的好奇心を刺激し続けます。
一先ずご覧頂きたいのは活動に支障をきたさぬようボタンが露出しない仕様。素晴らし過ぎるミニマリズムです。

先日立ち上がりという事もあって立て続けにエントリーを重ねさせて頂きました。次回からは通常通り標準をコンパクトに絞って御紹介させて頂きたい所存です。
どうぞ宜しくお願い致します。
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機能性という美学に標準を合わせ、世界各国各年代様々創られてきたミリタリー。その数多くが “ デザインの教科書 ” としてモードと結びつきますが、数多く目にしてなお刺激的な品々が後を絶ちません。

英国直属陸軍, ロイヤルアーミーのコンバットトラウザーズ。
1950年代の限られた期間にのみ製造されていた事もあって実物を手にする機会が極めて少ない一着ですが、これもまた見事な機能的ディティール・デザインの集合体です。


特徴的なフロントポケットに各所のアジャストバンドなど環境や装備の TPO に適応する為のディティール、過酷な状況下にも耐えうるコットンサテンとライナーによって実現する立体的なフォルム、機動力を求めて配された裾絞りのアレンジパーツなど、全ての要素は当時の英知を結集させ生み出されたものであり、それら “ 意図のあるデザイン ” の説得力たるや、デザインを行う人々にとって極めて重要な事でしょう。

そして、今なお稀に姿を現し心の底から驚かせてくれる初見のモンスターピース。

向かって左は英国直属海軍,ロイヤルネイビーにて空母に属する人々が着用していたスモックパーカと呼ばれるアイテムで、ご存知の方もいらっしゃる通り既に様々なデザイナーにサンプリングされてきた名作ですが、この度その後継モデルに出会う事が出来ました。



スモックパーカとの対比からも御認識頂けるように、近しいようで一線を画すディティールはシンプルに申し上げますとよりミニマムな印象ですが、何より大きな違いはプルオーバーからフロント・ジップアップへのモデルチェンジです。



大胆な比翼かつダブルジップという機能性はそのまま芳醇なファッション性にシフトされ、高度なパターンメイクがアヴァンギャルドなシルエットを描く圧巻のミリタリーウェアです。
特出して市場に出回りにくいロイヤルの中でも空母という条件ゆえに現存数の少ないスモックパーカですが、本品もそれと等しいか場合によってはそれ以上の一品と考えられます。
国家が威信をかけて、時代ごとに最善・最適の諸々を詰め込んで産まれたミリタリーの品々は、言うなればデザイナーが “ 国そのもの ” であるがゆえ、ハイクオリティで然るべき存在です。それを現代の目線と感覚で、今のファッションアイテムとして消化する事には、大いなる意義と流儀を感じ続けておりますので、今期は再び大きな要素として抽出させて頂きます。
上記のような希少で濃密なアイテムからベーシックでユーティリティーなアイテムまで、ミリタリーの懐深さと奥深さと、時に奥ゆかしさを存分に御体感頂けましたら幸いです。
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1900年代初頭にメゾンが産声をあげて以降、服飾史は “ MODE ” という概念によって華やぎます。
時代沿ったカルチャーならではのスタイルやデザインは、時に受動的に時に能動的に世界各国各地域で産まれましたが ( 以前御紹介した East West もその一つです ) 、それら全ては本当に, 見事に, 素晴らしいほどに刺激的で、向き合えば合うほどモダンです。誇張ではなく純粋に心から面白いと思える要素で溢れております為それぞれ掘り下げると時間がいくらあっても足りませんので、ここでは控えさせて頂きますが ( 余談ですが、今期の LAILA VINTAGE は、それらにより強く焦点を当てておりますので、ご興味頂けましたら是非に ) 、 年代や国や文化において様々あれどモードの根幹であり原点であり、常に背骨で在り続ける存在はやはりフレンチメゾンではないでしょうか。
20年代に “ ベージュの女王 ” と呼ばれた ガブリエル・シャネル。常に時代の先を行く姿勢が “ 先見性の情熱 ” と称されたパイオニア, クリストバル・バレンシアガ。ファッションと宇宙を繋ぎ合わせると共に、メゾンビジネスに新たな概念を与えたピエール・カルダン。女性の膝頭を解き放ち、新たなスタイルを提示したアンドレ・クレージュ。今なおモードに影響を与える “ ニュールック ” 産みの親,クリスチャン・ディオール。そして “ モードの帝王 ” イヴ・サンローラン etc etc.
幾人ものデザイナーが時代の流れと人々の機運に寄り添って、時に孤独に時にシンクロしながら積み重なてきたのが “ フレンチメゾンの歴史 ” です。その歴史は今のモードにとって過去でありながらも現在そのものであり、そして未来だと私は考えます。
SURR の前身である 旧 LAILA VINTAGE の根幹は、それらモードの歴史そのものである “ Maison Vintage ” でした。無論 SURR にとっても引き続き重要な要素の一つです。
“ Maison Vintage ” は女性のためのアイテムが大半を占めるのは事実ですが、 mm 単位まで計算されるパターンや極限まで追求されたマテリアルなど、歴史を創った Maison の心配りは数少ない男性用アイテムにも健在で、それらは今でも, 今だからこそ新鮮で、これからも色褪せません。







男性用衣類として完成されているアイテムだからこそ、Maison の心配りが如実に現れます。
袖を通した時に発揮される全方位隙の無い出で立ち、絶妙なディティールアレンジ、何よりメゾンだからこそ辿り着ける,実現出来るマテリアル・チョイス。
美意識が繋がって一つの円となり完結する世界観を、今期は様々なスタイルとアプローチでご覧頂きたく思います。
なお、前述致しましたモードの歴史をより明確に視認して頂き御実感頂く最善を思案致しましたところ、とある一着に辿り着きました。

大変貴重な60年代のクリスチャン・ディオール。本場であるヨーロッパやアメリカのヴィンテージ市場において明白な立ち位置を誇り、Maison Vintage において紛れも無いコレクターズピースです。
本品はマルク・ボアンがディレクターを務める時代に作られたもので、クリスチャン・ディオール,イヴ・サンローランに次ぐ3代目のデザイナーであるボアンはディオールの歴史に大きく貢献した人物。彼の世界観は昨今でも他メゾンのコレクションテーマに選出されるほど、モードにおいて重要な存在とされています。


彼の代表的な世界観である “ オリエンタリズム ” に則った直線的なパターンと、ドローコードやフーディーなどのミリタリーライクな要素を最終的にモードの美意識として集約させる平衡感覚。モードの歴史を体現しつつ現代にも通じる感覚でお楽しみ頂ける一着だと思いますので、これも一つの “ 純粋に楽しいファッション ” としてご興味頂けましたら、幸いです。

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SURR にとっての 2015-16 A/W を象徴する要素の一つ “ Traditional ” より。
今まで幾つか店頭にて御紹介致しましたが全て早々と旅立ったアイテムですので、今回こそはここで御案内させて頂きたく2点抜粋致しました。
共に1960年代英国のもので、スーツの変遷的にスリムテーパードが市民権を得始めた時期という事もあって、申し分無くモダンな成り立ち。
英国らしい紳士的なショルダーラインと美的なバックラインなど、繊細な美意識が同居するフォルムは全て当時にオーダーされたビスポーク・テーラードで、クオリティランクは申し分なくご注目に値致します。



高度な技術を要するトニック素材によって実現する象徴的なブルーカラー。ラペルやフラップを一つのデザインパーツと捉えて仕上げ、アンダーボタンルールを守る事で生じる、トラウザーとの綿密なバランス。



ジャケットの胸部ポケットを排し1つボタン仕様を選択するという、男性的ドレスアップにおいての素晴らしき美意識。限界まで濃密なネイビーと上品な織り模様による圧巻かつ妖艶な男性像。
2着とも同じ国籍と年代でありながら全くもって異なるベクトルですが、共にビスポークという極地的な美学によって成り立ちました。
セットアップとしては勿論の事、どちらもセパレートで活躍させずにはいられないポテンシャル。ジャケットとトラウザーズという2区分のマッチングが求められ、何よりサイジングを最も重要視すべきアイテムですので、サイズが合われる方は本当の意味で一期一会になる事と存じます。

60s British , bespoke suits
機会ございましたら。
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2015-16 A/W 展開開始に伴いまして御来店くださいました皆様に心より御礼を申し上げます。皆様より各種様々諸々をお引き立て頂き、幸せな2日間でした。
時に大変混み合いまして、ゆっくりご覧頂ききれずじっくりご紹介しきれずな方もいらっしゃり心苦しく思いますが、また機会頂けましたら幸いです。
今回のエントリーは御礼にて失礼致しますが、次は各アイテムを掘り下げて御紹介させて頂こうと考えておりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。











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2015 Spring & Summer は働くために作られた衣類であるワークウェアに軸足を置き、 “ 着飾り ” を目的としなかったアイテムによる今のスタイルをご提案させて頂きましたが、それに続きます 2015-16 Autumn & Winter は旧 LAILA VINTAGE 時代に最も幅広く展開しておりました “ Maison Vintage ” “ Military ” そして “ Traditional ” に改めて焦点を当てた編集にて始めさせて頂きます。



これら3要素は SURR にとって重要な存在であり、そこに立ち返るという事は原点回帰とも言えますので気持ちが引き締まる想いです。
ファッションの歴史そのものである “ Maison Vintage ” に、モードの教科書である “ Military ” 、そして男性にとって欠かす事の出来ない “ Traditional ” と、全てがある種の不変的な存在ではありますが、常に形を変えるモードに寄り添いながらヴィンテージを編集する事で、今の時代だからこそ叶うそれぞれをご提示出来ればと思っております。





なお、当シーズンの総体的な議題は “ 男性のエレガンスとは ” になります。品, 美学, 美意識など様々な解釈がありまなすのでいずれも様々な角度から御紹介させて頂きますが、まずは原点から。
引き続き SURR にとって最も重要であり尊重すべきは身に着ける方の 『 個 』 ですので、その基準に則ってお認め頂ける品々がございましたら何より幸せです。

2015-16 Autumn & Winter , Aug. 22
8月22日 ( 土 ) より、系列の全店同時に展開開始となります。
なお、当日より営業時間を 12:00~20:00 に変更させて頂きますので、ご理解ご了承のほど何卒宜しくお願い申し上げます。
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本日の新入荷より抜粋。
オーヴァーサイズ・フィッティングを雛形に展開されていた90年代のドリスヴァンノッテン。現代の洗練性と余りにも多い共通項が “ モードの繰り返し ” を如実に現しておりますが、この度の御紹介は良い意味で癖のある独創性が。これまた絶妙な角度から心拍数を上げてくれた逸品です。




デニムジャケット不朽の名作 『 Levi’s 3rd モデル 』 がデザインベース。近年でもサンプリングされている事からもドリスにとっての重要性が垣間見えるアイコン・スタイルですが、本品はベースを忠実に再現。
しているように見えますが、そこは流石のドリス。ネックを縦長な空き具合に調整しフラップなどのディティールバランスを微調整。更にサイドポケットのボリュームを抑えるなどの、ベースが培ったヘヴィーデューティーをエレガンスに昇華させる繊細は配慮が至る箇所に見受けられます。プレーンメタルに替えられたボタンも悔しいほどにエロティック。

元々がコンパクトなアイテムだけあってオーヴァーサイズは控えめですが、ショルダーのみ的確に落とすという采配が本当に粋。スタンダードな身幅と着丈との対比によって、ショルダーラインのドロップが計算なのか未計算なのか一瞬迷ってしまうほどの絶妙なさりげなさに大きなこだわりが秘められているように思います。
『 あの人のサイジング合っていないように見えるけど、そのバランスがなんとも絶妙で格好良いね。 』
そんなパーソナリティーが目に浮かぶようです。


生地へのこだわりは言うまでもなく、コーデュロイ特有の表情に同居する柔和な繊細なテクスチャー。オリジナルの分野ではなかなか味わう事の出来ない上品さがスペシャリティを高めます。
ディティールバランス、パターンメイキング、テクスチャー。
全ての要素がエレガントでモードでありながら、それだけで終わらせない玄人な出で立ち。琴線に触れましたら是非ともご覧頂きたい逸品でございます。

90s Dries Van Noten , corduroy jacket , beige & chacoal
お気づきの通りこの度は2色同時のセレクトに成功致しました。
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『 現代のブランドはセレクトしないのか 』 と時たま御質問頂きますが、未だ行っておりません。
何故なら LAILA TOKIO と 7X7 がそれぞれコンセプティブに行っているからですが、そもそも私はヴィンテージに対して大きな借りがあるのです。
SURR で扱っている各種メゾン , メーカー , 区分や属性などのヴィンテージアイテムから様々な事を教えられ、今なお育ててもらっています。歴史が実質的に伴うため物たちに秘められた意図は無限に広がり、私一人の短い人生では全てを把握する事は不可能に近いですが、だからこそ全くもって飽きる事がありません。
SURR の存在意義が “ 皆様にヴィンテージの楽しさを御認識頂きたい ” という想いである事は設立当初から変わっておらず、ましてや大きくなる一方です。ファッションの定番的なアイテムや要素が知られていないと思った時はもう、その想い青天井。
ファッションの歴史を創ってきた, そしてこれからも創り続けるヴィンテージを理想的なパッケージングで社会に提案し、 “ 楽しさ ” を一人でも多くの方に御認識頂く事が私に出来る唯一の恩返しだと、数日前に代官山から青山に向かう道中で強く再確認しました。
ヴィンテージの社会的認識度合いはまだまだ理想にほど遠く、自分の力量不足に思い悩む日々ですが、基本的に Do my best な人間なので引き続き精進させて頂きます。
次回は新入荷の御紹介です。おそらくこれで一区切りになるかと。



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HERMESリングにお問い合わせくださった皆様、御来店くださった皆様、本当にありがとうございました。
またの御紹介を叶えるべく、頑張らせて頂きます。









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新入荷。ここまで古い年代のものには、なかなか出逢えません。

モティーフを連想させないデザインと石のエネルギー。同時代から発展したアートジュエリーの世界観を HERMES なりに表現すると、このような説得力になるのですね。独創的ですが肌に合わせると仰々しさは皆無で、静けさと色気の調和が完璧です。


流石。
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このようにささやかながら Diary を書かせて頂いたり、不器用ながら instagram や Facebook を投稿致しておりますと、何かのきっかけで知ってくださる “ 新たな方々 ” がいらっしゃいます。それはある種、店を構えていれば当然と言えば当然なのですが、私は定期的に我に返って独り言ちるのです。 『 その時間、面白過ぎる 』 と。
趣味嗜好は本当に様々で、二人として同じ感性をお持ちの方はいらっしゃいません。そんな、初めての方々が初めて目にする品々に琴線を向けて頂けるのは私にとって極めて大切な瞬間です。時には今までの経験や常識を吹き飛ばす驚異的な “ 初めてで何故それを ” な感性をお持ちの方もいらっしゃり、素直に驚き心から楽しくなります。
“ 人に歴史有り ” とはよく言ったもので、明確に知覚した人生をお過ごしになられた方の心を計り知ろうなどおこがましい事この上無し。計り知れないからこそ、皆様方が選ばれる品々を間近で拝見していると大いなる刺激を得させて頂けるのです。
得て頂く立場に居ながら得させて頂き誠に恐縮ですが、御容赦のほど心よりお願い申し上げると共に、引き続き皆様には御自身の感性に則ってご判断頂きたく存じます。
いかんせん今月も、どのような方にお認め頂けるか楽しみでならない面々が控えておりまして、楽しくなりそう候。





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“ 人形の洋服を人間のサイズに拡大する ” 言葉からも想像が膨らむコレクションが行われたのは1995年の事でした。
一般的に人間のものと同じマシンやパーツを用いて作られる人形用の服は、その小ささゆえに通常の服作りでは行われない縫製上の個性やディティールを有しますが、それら全てを忠実に拡大するという極めて前衛的かつ独創的な着眼点で、数ある名作的な初期作品の中でもまず挙げられるほどマルジェラにおいて重要なコレクションとされています。
的確なコンセプトのオリジナル・アイディアはややもすれば奇抜で終わってしまいますが、それをモードに直列で繋げるバランス感覚と色褪せる事のない感性濃度がマルジェラの本質的な魅力の一つ。忠実に拡大されているがゆえに非現実的な各パーツのサイズ感、オーバーサイズに潜む特異に独創的なフィッティングパターンなど、極めて高度な個性が詰め込まれていながらも綺麗に統合されたスタイル。






マルタン・マルジェラが居た頃の Maison Martin Margiela に対しての評価は今なお高まり続けているようです。ある種カリスマ的な支持はやはり濃密な頃のコレクションピースを目にすると、紛れも無い実力によるものだと再認識できます。なにせ袖を通すと圧倒的ですので。

95s Maison Martin Margiela , DOLL collection blouson
機会ございましたら、見にいらしてみてください。これもまた、ファッションが純粋に楽しいと思わせてくれる稀有な一着です。
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『 一度手にすると手放さない 』 一種の中毒性を秘めたアイテムは様々ございますが、ことオリバーゴールドスミスのヴィンテージに関しましても、それが言えるのではないでしょうか。
Victoria and Albert Museum 収蔵という事実が物語る通り英国にとって極めて重要な存在で、ゆえにヴィンテージ市場になかなか姿を現しませんが、その中でも一層の希少性を誇るのがオプティカル ( 眼鏡 ) タイプ。やはり “ 個 ” をより明確に濃厚に、直線的に示すアイテムとして、所有者が滅多に手放してくれないのです。
しかしながらこの度、私達が認識している最古年代のオプティカルに出会う事が出来ました。なんと販売当時のラベルが完備したデッドストック ( 未使用品 ) にて。


素材生成からフォルム形成に至るまでの全過程に注がれた職人の技術と熱意による “ 説得力 ” こそ、ヴィンテージ・オリバーゴールドスミス最大の魅力です。
際立つ限りに際立ったエッジと、とろけるようなカッティングは英国らしい重厚感を保持していますが、フレームラインは英国らしくない繊細さ。この “ らしさ ” と “ らしくなさ ” の共存こそ本品の特異性で、王道的なスクエアフォルムを静かかつ危険なほど妖艶に仕上げています。



喋れないのではなく喋らないだけ。真の実力を秘めているからこそ黙っていられる。そんな器の大きさと無限のポテンシャルを感じてなりません。
初代オリバーゴールドスミス氏は元々眼鏡のセールスマンでしたが、良いと思えるフレームが無かったために自らのオプティカルブランドを設立しました。そんな彼の理想の一つが本品であれば、完敗と乾杯の心持ちで素直に感服するしかないと思います。
人の好みは様々ですが、御人によっては相対するにあたって完敗を御覚悟頂く必要があるかもしれません。少なくとも私にとってはオリバーゴールドスミスの本質である “ 寡黙で芳醇な圧倒的説得力 ” をマニアックなベクトルで示してくれる、興奮するアイウェアです。
そう、私はオリバーゴールドスミスに完敗した人間なのだ。




early 60s Oliver Goldsmith 『 Mayfair 』 , deadstock
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