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楽器を製作していた会社が1967年にレザーメーカーに変化し、デザインレザー/レザーテーラーという新たなジャンルを確立したところ追随するメーカーが後を絶たず、結果先駆者にも関わらず1979年に廃業という結末を迎えた East West Musical Instruments。ファッションデザイナー“全員”が教科書にしていると言っても過言ではなくファッションデザイナーの“ほとんど”が大なり小なりサンプリングしていると言って過言ではない、紛れもなく服飾史の1ページを刻んだ伝説的なレザーメーカーの残した様々なデザインレザーピースの数々。それらのほとんどは1968年~1970年代半ばまでに製作されましたが、こちらはその前である設立初年度に製作されたとされるプルオーヴァーレザーシャツ。この時代のみラベルデザインが異なります。伝説的デザインを生み出す以前のため良い意味で服飾史に刻まれた East West のイメージとは異なりますが、立体構築の美しさは紛れもなくそれ。48サイズの身体で少々肩がつっぱるフィッティングです。




そしてこちらが全盛である1968年~1970年代半ばまでに製作された個体。East Westはプロダクトごとにユニークなモデル名を付けることで知られていますが(個人的に一番好きなモデル名はEmperor of Low IQ、低知能の帝王です)、こちらは残念ながら滲んでいて判別できませんね。このような純シャツモデルはとても珍しいんですよ。しかもXLほどのサイジング。モダンに着こなせるリアル East West です。


ヴィンテージ Missoni でピュアカシミアは初めて出逢いました!




名匠 Brioni のピュアカシミアジャケット。軽やかな織りで春も無理なくお楽しみ頂ける一着です。個人的にサルトリアの品々はテーラードジャケットとして正統派であればあるほど(勝手ながら)着こなしを崩せない,遊べないと捉えているのですが、ヴィンテージサルトリアのクラッシックなバランスであれば無理なく崩せて遊べて楽しいです。一度知ると抜け出せませんよ。



1995AWの1stキャンペーンビジュアルで採用して以降、近年に至るまでヘリテージ的に製作しているポコノ素材のスポーツジャケット。いかにミウッチャ女史がこのメンズスタイルバランスを愛しているかが伺えます。近年では見られない妖艶なダークブラウンカラー、ライニングがウールなので見た目究極的にさっぱりしながらも抜群の防寒性(私は今日もMy2018AWコートを着てきました。裏地無しの一枚生地仕様なのですが、それでもフロントをしっかり留めて身体を包めばバッチリ暖かいです)にて日々をお過ごし頂けるライフスタイルピースです。フロントがジップアップではなくボタン。このミリタリーライクな個性様式もやはり最初期である1995-1997sプレゼンテーション時代ならではか。


以上、今週の新作でございました。どうか雪がそれほど積もりませんように。
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昨晩帰宅している時にふと思ったのです、あれ?私まだPRADAのことしっかりDiaryに書いてなくない?と。御披露目のタイミングでサラリと触れて11月のNEWメンバーとしての加入以降定期的に御提案させて頂いているのですが、あれ?Diaryには書いてなくない?と。しかしながらですね、店頭にてお客様と交流している時に思ったんですよ、好き過ぎると上手く話せないなって。ギアが回転し過ぎてしまう感じというか、文字通り空回りしている感覚で変にテンションも高くなっちゃいますし。事実昨晩から今まで薄ぼんやりと考えていましたが、どう書けば良いか分かりませんでしたもん。実際これをタイプしている今も頭の中で喋っていることをそのまま書き出しています。いやー、やっぱり駄目ですね、好きになり過ぎると。皆様も経験ありませんか?好き過ぎて話せない的な。あー甘ずっぺぇっちゃ甘ずっぺぇ感じがして新鮮っちゃ新鮮なんですけどね。
あ、ヤバい。今回のDiaryダラダラ書きで長くなってしまうかもしれません。すみませんが宜しくお願い致します。

以前にも書いた通り、私はこの生業において好きなデザイナーという問いに対し一貫して“観るのは Yves Saint Laurent。着るのはPRADAです”と答え続けているのですが、以前は“あれ、PRADAのメンズウェアってどんなんでしたっけ?”的な顔をされるのがほとんどで、その度に絶妙に悔しい思いをしていたのですが、ある時期から“ですよね、PRADAのメンズウェア良いですよね”という顔をされるようになり、それもそれで微妙に微妙な気持ちになる時もありました。ある日なんて海外からいらした方がふと“貴方自身はどんなブランドを着るの?”と問われた際にPRADAと答えたら、あーそこ行く!分かってるねぇ的に言われて、はっきりと なんそれ と思ったのを強く記憶しています。2016年頃から一機にPRADAのメンズウェアの認知度が高まっていき2018年に意図的なPRADAプレートの積極採用でより一層 という印象です。
先日も某スポーツブランドとの共作が気になったので(特にパンツ。休日に良さそうだなと。ラインをインシームに配置って渋いねぇ。2013SSじゃーん。と)見に行ってきたのですが、改めてロゴで溢れかえっていることを思い知りましたよ。ちなみに共作パンツも特に白が素敵だったのですが少々細身なのと共作で二つ並んだロゴが気になってしまい断念しました。そして改めてミウッチャ女史の過去クリエイションが現代においても受け継がれ、時にリミックスされ時にオマージュされているかを思い知りました。
1995AWの発表を皮切りに始動したPRADA Uomoの歴史。1995AW・1996SS・1996AW・1997SS・1997AWの5シーズンはランウェイを行わないプレゼンテーション方式で1998SSからランウェイ方式に切り替わりました。



こちらは当時のコレクション誌に掲載されたプレゼンテーションの様子。いかがですか、このモデルさんの表情と絶妙な“いなたさ”。たまりませんね。セクシーなファッションとしての味付けがしっかり施されていながらもノーマルの範疇で、ドレスでもありカジュアルでもある。PRADA Uomoは最初から全ての世界観が揃っていました。そして最新のキャンペーンビジュアルで俳優トム・ホランドを起用していますが1stにあたる1995AWキャンペーンでも俳優ジョン・マルコビッチ(私のLINEアイコンはこの横顔です)を起用しており、全てにおいてミウッチャ・プラダという女性ファッションデザイナーの中にあるメンズの世界観がいかに完成していたか、成熟していたかが伺えます。そして何より素晴らしいのは初めから完成していて成熟していてリミックスされ続けているにも関わらず、2020SSまで(個人的には厳密に言うと2018AWまでです。2020AWからラフ・シモンズが加入しますので私は境目としています)1mmたりとも退屈になっていないという点です。
先日お邪魔した際にも弊店で以前に御提案させて頂いた2000年初頭の個体と見紛うレザージャケットがラッキングされており、似てさ加減に驚きました。違いはロゴプレートが胸元に配置されているくらいで、裏地がないところもレザーの軽さもその他ディティールも同じくだったのです。また更に2018AWのランウェイにおいて多くのモデルが着用し様々な着方・見せ方をしていたポコノのラウンドコートがありまして(余談ですが私は当時にパリでPRADAに行ったところ、このコートは丁度今日入ってきたんだ、ランウェイからのファーストデリバリーだよというKILLキーワードにまんまと運命を感じて購入してしまいました。もちろん今も大切に着ています。)、それも翌年のAWもほとんど同じくで製作していましたし、それこそ先日発表された共作コートもそれがベースとなっていたのです。
そしてこの度、2018AWラウンドコートの源流的一着に出逢い、改めて驚きました。ミウッチャ女史のメンズ感性の素晴らしさ、受け継がれ続ける感性、そしてこの一着における様々な要素性に。




厳密に言うとディティールは各所異なりますが、ラウンドのボリューム感やフォーマルとカジュアルのMIX感などのスタイルバランスが極めて強くリンクします。しかしながら2018AWラウンドコートはポコノですがこちらはレザー。しかもどっしりとしたレザー。もんんんんんんんんの凄くどっしりとしたレザー…しかしながらボタンも留め辛いほどの厚手のレザーですが重さはそれほど無いんです。まさかお馬さんレザー?いやでもやっぱりナッパレザーだろうな。いや、でも、まさか…うーんって感じ。
そもそも2018年以降パッと見ビニールレザーかと思わせるような光沢溢れるナッパレザーのオーヴァーサイズコートを定期的に目にするように思いまして、スタイルバランス的にそれともリンクします。もちろんそれらよりも穏やかなナチュラルオーヴァーサイズですし、こちらはパッと見でもしっかりレザーと認識されると思いますが。
なおこちらはプレゼンテーション時代の1995AW-1997AWの期間に製作された最初期時代の一着となります。

Coming soon,1995-1997s PRADA Uomo leather coat.
もう凄すぎてドキドキ。2/11(金)に御披露目させて頂きます。私は一先ず明日MY2018AWラウンドコートを着ます。
最後に。そういえばミウッチャ女史はPRADA Uomoの始動直後に興味深い活動をしています。それはアメリカ映画“Romeo+Juliet”の主演レオナルド・ディ・カプリオへの衣装提供です。


控えめにいってどちゃくそに格好良いです。PRADAマニアの私は震えました。当然衣装のため市販品ではないので、PRADAマニアの私は泣きました。
ふぅ。いつも以上に、いや、いつもと比べものにならないほどの駄文。御目汚し失礼致しました。久しぶりにここまで未精査で書いたのでなんだか楽しかったです。
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元々レイヤードが好きですし楽しいですし、季節のふり幅が広い服が好きですし楽しいので、THE“真”冬服的な御提案の機会と期間が狭い方かなと思っておりますので、このような一着は私の中では新鮮。今季のラストTHE“真”冬服になるであろうと予感と確信を抱いています。と言うかラストとして据えたくなる一着。
潔くタフなモールスキン化繊の表皮とマリアージュされたのは真紅のピュアカシミアライニングというクレイジーな構築。最上質目線ならではの構築と設計と感覚によって猛烈に着易く自然体に心地良い時間をお過ごし頂ける、デイリーでカジュアルな究極系ギアピース。これでまた冬が楽しみになります ねぇ。



大好きなコーデュロイトラウザー、いやこれはピケパンタロンと呼ぶべきか。なんでこうも惹かれるのでしょうか。一体いつからだろうか。
それにしてもまぁ綺麗なバランスですねぇ、意図的に広めなウエストゾーンにワンタックである程度ゆったりしていながらもシャープなシルエット。シックなブラウンカラーでありながら同社特有の色彩美印象を抱いてしまうのは、やはり様々な芸術家の要求に応えてきた経験値あってのものでしょうか。


個人的にはこのようなイタリーノーマルトップスバランス、一番活用しています。やはりデザイナーそれぞれで異なるスタイル性の味付けがそれぞれ楽しいですね。グッチ一族時代はやはり良い意味でエレガンスよりもクラシックが際立ち先立つのでまた素敵です。


カシミアの素材感にシルクの素材感にサルトリアの手縫い技術力という三位一体。これぞアンコンストラクテッドと言える正統派イタリーハイクリエイションリラックステーラードジャケットです。最高。
そして、



先のジャケットと同じくの看板を背負うこちらの一着。出逢った時に即思いました、我々はとんでもない怪物に出逢ってしまった と。
御来店頂いた御客様方やお問い合わせくださった方々に謝意を抱き時に活字にしようとも、弊店は意識的に“沢山の”御来店や“沢山の”お問い合わせという表記はしてきませんでした。その当たり前のように用いられる装飾がはるか昔から心にフィットしてこなかったので、あえて記すとしたらおそらくは“弊店としては沢山の”的に書いてきたと思います。しかしながらこちらには本当に“沢山の”お問い合わせを頂きました。特に多くて未だに話に挙げてくださる方もいらっしゃったりと、印象深い傑作でした。
それと同じくなトラベルコートのコンセプトプロダクトであり同じくなネップの素材印象でありながら、異なる看板であり素材組成であり職人技術力が注がれた本品。本当に本当に怪物。モンスターピースです。これまでに出逢ってきた秋冬プロダクト・獣毛素材・クラシックなコート設計という条件下において最も軽い一着。はっきり言ってドン引きしました。
以上、明日お披露目の新作を簡単ながら御案内させて頂きました。引き続き日常において余談を許さないどころか一層の危機感を感じずにはいられない日々ですので、引き続きの御自衛と御自愛を最優先のうえ御気分に合われましたら機会ございましたら御気軽にお立ち寄り及びお問い合わせお申し付けくださいませ。
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皆様お元気ですか。
先週頃から全国的に改めて寒くなってきたように思い、寒さ厳しく感じながらも四季においてはこれで良いと, こうでなくてはいけないと, そしてまた一段階寒さ厳しくなるであろうから覚悟しなくてはと個人的には言い聞かせておりますが、既に春向けの品を御案内されているお店さんもチラホラと見当たりますね。装いは真冬ながら御心は春でしょうか,まだ冬でしょうか,クロスオーヴァーでしょうか,アップサイドダウンでしょうか。弊店も少しづつ春を意識しつつも基本的にはしっかりと暖かいものを、オンタイムな何かをという心の方が強いです。と言っても元々年間有用性が高ければ高い方が良い(着られる季節の幅が広い)ことを重要視しておりますので、変わり目がはっきりと無いっちゃ無いのですが。
さて、今日は曇り空の合間から太陽が少し陽を注いでくれる程度ですが、SURRにおいては真に丁度良い塩梅。スタッフカウンター内は少し暖かくありながら太陽光が強過ぎない絶好の空間日和です。暖房をONにするのは4時頃かしら。
先日お客様とメッセージをやり取りしている最中に素材感の話になった際“カシミアを阿呆のように毎日着ております笑”と返信したのですが、その直後に 本当に阿呆のようにカシミアを着ているなぁ とどっぷり思ってしまいました。店頭にてお客様との交流のふとした際に 私は棺桶もカシミアで作ろうと思っているんですよガッハッハ と言っては申し訳無いほどに微妙な空気になることが度々ありまして、毎年御提案御推奨させて頂いているのがカシミアやウールやアルパカやモヘアやキャメルと言った獣毛衣類なのですが、改めて自分が365日のほとんどに獣毛衣類を身に着けていることをどっぷり再認識したのです。
春になったら軽いカシミアやウールなどを、夏でも半袖のウールを、秋冬は言うまでもなく。一体全体年間どれだけ着ているんだ、何度御推奨しているんだ と。まぁ別に悪いことではありませんし今後も間違いなく着続けますし御提案し続けるのですが、本当に阿呆のように着ているなぁ と。

SURR knit collection
前述の通りですのでほぼ一年中ニットコレクションを御提案しておりますが、その内容及びボリュームは常に変わりますので、もし御興味頂ける何か,御機会頂けるその時がありましたらご査収くださいませ。
ちなみにこちらは今週末に御披露目する新作からの一着。7:3のウールカシミアです。



個人的な考えで恐れ入りますが、私はスタイリングという概念を自分自身の念頭に置いておらず“自分自身で気に入った品を選び着たい服を着れば勝手にスタイルに成る”と(なぜか)思って(残念ながらこれまで)生きてきてしまったので、上記も新作ニットジャケット以外は全て私物となります(その日の服装にただ羽織っただけ)。スタイリングを組まないという怠惰ではなくスタイリングを組まないことが私にとっての最善ですので、これも十人十色でどれも正解という一つとして御容赦頂けましたら幸いです。本当にお越しくださる皆様方のスタイル,スタイリングはいつも勉強になります。
あと滅茶苦茶余談ですが、近日中にSURRのプライスタグを一新致します。少し前から改めたいなと思っていたのですがやっと様式を思いつきました。
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70s Ballantyne / ご愛用頂くことでそう遠くない未来にブラッシングをせずともブラッシングをしたかのような毛の輝きを自然と獲得することのできる、残酷なほどに強い特級スコットランドカシミア。


1989s Canadian Army / 戦車兵という専門的なコンセプトプロダクトだからこその え、これデザイナーピースじゃないの?え、ってかデザイナーよりもデザインしてない?的リアルミリタリーピース。


80s Pure Scotland cashmere / 当時のニットメーカーによる実直かつ充分過ぎるほどの品位を秘めたUKプロダクト。



early00s Dolce&Gabbana / 私、この頃のドルチェ氏とガッバーナ氏による男性に向けてのスタイル味付け(自分が着る意味で)とても好きなんです。このパターンメイクで48サイズ表記提案ですからねぇ。この積極的なタイトをピュアカシミアで構築するコンセプト感、たまりません。



80s Royal Canadian Air Force / いわゆるコールドウェザーコンセプトのプロダクトなのですが、このスタイルボリュームでパッカブルって。思わず拍手しちゃいました。デザイナーの創意性を蹴散らす圧倒的なモンスターです。



2003SS Gucci by Tom Ford / 鳴々麗しや鳴々嬉しや。最高です。



90s Loro Piana / これもまた残酷なまでに美しく、目が眩むほどにノーマルでベーシックなスタイル性。良い意味でバランタインの特級スコットランドカシミアと異なるロロ・ピアーナならではの特級イタリーカシミアです。もうトロットロフワッフワ。
以上、カオティックな新作群でした。
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もう半月経ってしまいましたが、新年明けましておめでとう御座います。2022という年が皆様方にとって豊かで有意義で実り多き一年になりますようにと陰ながら心から願わせて頂くと共に、今年も御縁ございましたら機会ございましたら宜しくどうぞお願い申しあげます。


はてさて、2022年ですね。御正月はごゆるりとお過ごし頂けましたでしょうか。御陰様で私は仕事始めまでどっぷりと休むことができました。マジで何にもしておりませんで、ほとんどの時間酩酊しており思い出すひねり出す必要性皆無に正々堂々何にもしておりません。適当につまんで呑む、ただそれだけの日々。個人的にはTHE正月なので大満足です。そういえば、まとめ買いした生食可の蟹が丸々ワンパック冷凍庫に眠っています。そこの食品サイトはたまに“〇パックまとめて買うと割引で実質〇パック分タダ!”みたいなの打つのでまんまと多く買ってしまうんですよね…それを許される贅沢とするか許されざる贅沢とするかは人それぞれかと存じますが、今回は前者にしようと思います。正月ですし、もう生食は難しいかもしれませんが加熱すればいけるでしょうし。なんとか消費します。でも私基本的にはさほど蟹に手伸びないんですよねぇ。なんというかそこまで惹かれないというか取り立てて食べたいとも思わないというか。食うと美味しいんですけどねぇ。
許してばっかり自分を甘やかしてばっかりではいけませんので、今年も精一杯働いて適宜許せる贅沢を教授したいものです。もしかしたらファッションを楽しむという行動そのものの多くが大小に関わりなく贅沢に属するのかもしれませんが、限定的な要素かつ機能性として日常的に要するのであればどこかまでは贅沢ではない実用品になり、かつ許される贅沢と許されざる贅沢の境界線も前者の幅が広くなっても良いのではと思います。そういう意味ではウインターグッズないしギアは豊富ですね。寒さというのは人それぞれ体感違えど寒いという事実は絶対的に変わりませんし、であれば必ず防寒しなくてはいけませんからね。手足しかり首しかり。
マフラーというファッションアイテムと言うよりギアと言うべき存在、皆様お楽しみになられておりますでしょうか。漏れなく弊店も大好きでございますよ。良いですよねぇ、冬のマフラー。



首を暖めるかつ風を防いで全身の発温性を高めるマフラーは現実的に寒い季節においては贅沢でもなんでもない必要な実用品ですが、それを最上質なスコットランドカシミアであり最上質なクリエイション背景の一本にするという判断を許される贅沢とするか許されざる贅沢とするかは皆様方に御判断頂くこと。しかしながら軽量かつコンパクトにまとまるので適宜持ち運びが容易で,にも関わらずしっかりと防寒できるカシミア山羊特有の毛の機能性が在り,何よりも極上の肌触りによって首が喜ぶのであれば、私は許される贅沢として良いのではないかと存じます。

New arrival,90-early00s Pure scotland cashmere scarf.
オレンジ、アプリコット、ベージュ、オリーヴ、そしてブラックの五種。全て選ぶ人の幸せを心から強く願い最上質を追求するアチラさんの品で、サイズは約140cm×40cmのいわゆるジェンツスカーフのサイズです。御人によっては物足りないかもしれませんが個人的にはなんだかんだで一番扱いやすく、なんだかんだで丁度良いサイズだと思っています。室内で首から下げてても自然ですしね。
仰々しく聞こえてしまうかもしれませんが、誇張抜きに一生ものとして楽しめる可能性が極めて高いのもスコットランドカシミアの特徴であり魅力。うぅむ、やはり許される贅沢では。
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いつもSURR、DE CHIRICO及びLAILA CO.,LTD.各店を御愛顧くださり誠にありがとうございます。2021年の営業は 12/28 (火) 19:30に終了致しました。2022年は 1/4 (火) 12:00 より通常営業再開となりますので御認識頂けましたら幸いです。なお、お休みの期間中に頂いた御問い合わせや御注文に関しましては 1/4から順次御対応進行させて頂きますので、宜しくどうぞお願い申しあげます。
いやはや年の瀬。毎度恐縮ながらこちらを御査収くださっている貴方様はもう既にプレ正月気分でしょうか、今年もお疲れ様でございました。まだまだ一本締めは少し先でしょうか、お疲れ様でございますもう少々踏ん張ってくださいませ。もしくはお休み無く御尽力くださっておりますでしょうか。本当にお疲れ様です。御礼申し上げます。
私は年内営業が終了し大掃除が終わった店内でこれを書いています。いつからか年内最後の最後にDiaryを書くことが通例となっていまして、空間にはグレングールドのバッハを流しています。それは適当な気持ちで観て猛烈に良いと思った映画で象徴的に活用されていたスコアでそれまでも聴いていたのですが以降特に好きになった一枚で、元来公私共に大音量のBGMが意識的に苦手なこともあって窓を開けたら音を拾えないくらい、閉め切ったら私にとって丁度良いくらいの音量で空間を満たしています。カシミアの半袖セーターにカシミアのカーディガンを羽織って。最近改めて好きな組み合わせで先日も店頭にて旧友に会えた際、“また身体でかくなった?”と言われたMY FAVスタイルでリラックスしながら書いています。
約五年前くらいでしょうか?様々な兼ね合いでSURRの店頭に在住しなくなり他スタッフに一任するようになり、彼らがSURRの新たな可能性を模索し拡充してくれついには今年に鈴木店長がディレクターと成った新店舗DE CHIRICOを生むことができました。その約五年間において自分なりに精一杯(不充分ながら)切磋琢磨しつつも心の真ん中にあったのは“常に店に居ることが叶わない”という思いで、仮に自分の気持ちとして良いor良くないの二択しかできないのであれば正直に申しあげて後者でしたので、私は昔から全員に好かれる人間ではありませんので福留が店頭に居ることでお困りになる方が居られること、そして光栄ながら鈴木を好んでくださるお客様方が沢山居られることを認識したうえで“常に店に居たい”という想いがどんどん大きくなり、勝手ながら今年の10月初旬から“常にSURRに居る人”に立ち還らせて頂きました。
仕事ですので楽しい楽しくないではありませんが、まだ満二か月しか経っていないものの、今“満二か月”と書いて自分でも驚くほどに長く感じられる濃い時間でしたし、あと体感としては細胞が少し若返っているのでは?と疑っています。ここ最近目覚めるのが早くて早くて本当に早くて、でもそれで日常を過ごしているのでなんで目覚めるのが早いんだろうか寝れないんだろうと思っていましたが今朝ハッとしました。私、活力が高まっているようです。そういえば久しぶりにニキビも出来ましたし。とはいえ改めてマンパワー1で取り組んでみると自分の力量不足に悔しさが募ります。100点が赤点のしっかりとした御提案、御案内、御推奨。初心に立ち返って改めて新年最速直近の目標にしようと思います。
それこそまだ満二か月しか経っていませんが、良いですね。街と人々の空気感は。それこそ五年間で価値観や価値基準が真反対になってもおかしくないほどにファッション的なムードが変化しましたので、その変化は目線によって進化であったり退化であったり、発展であったり衰退であったりと存じますが、私は表参道の裏路地のマンションの一室の隠れた空間に在住しながら御客様方と光栄にも時間を共にさせて頂き窓から道をこっそり見ていて、皆様が自由にファッションとスタイルを楽しまれているように感じられて本当に最高だなぁと思います。マジで最高です。今後も捉え方によっては様々あれど総合的には皆様方がより一層に自由に楽しめるよう、そしてどこかで自由が当たり前になってまた異なる楽しさが生まれれば良いなと。個人的に思っている次第です。
ずっと書けそうなので、これくらいにしておきます。今年もDiaryをお読みくださりありがとうございました。僅かでも御暇をつぶして頂けましたら幸いです。年内も残すところあと僅かですが、引き続き変わらぬ御自衛と御自愛のうえ、皆様方が美味しい食事やお酒などで楽しく穏やかな時間を過ごされることを勝手ながら願わせて頂きます。私も全力で過ごします。あと2022年もNew yearsスペシャルをささやかながら御用意させて頂いておりますので、そちらもどうぞ宜しくお願い致します。キーワードはカシミアです。

それでは皆様、良い御年をお迎えください。
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先にインスタグラムで御報告致しました通り2021年内の営業は28日(火)の19:30をもって終了し、新年2022年は4日(火)12:00より営業開始とさせて頂きますこと、御認識のほどお願い申しあげます。つきましては当エントリー内容が2021年最後の新作群です。



グッドなオーヴァースタイルでグッドなビッグサイズ。


OLIVE POCONO!



ムートンライニングのハーフコート。電話番号がラベルに焼けつけられた(なんかあったらいつでも電話してこいよ!の意)初期個体。

ここにきてBEST PRODUCT DESIGN OF THE YEAR候補が。



はい最高。クラッシック寄りの自然体だけどミウッチャ女史らしい物静かな色香に溢れていて、軽くて暖かくて着こなし幅が広い。どこでも着れて誰とでも居れて、良い意味で“その服どこの?”とほとんど聞かれないようなスタンダードナンバー。

はい拍手。このシーズンの“面”に対する探求心には本当に感動させれますし、日常における有用性に直結しているので控えめに言って超欲しいなって思います。



これまた年末’モンスターと素直に言い切れます。意匠性と迫力に満ち溢れたアンティークらしい一品で、それらの要素がしっかりと現代の着こなしとして作用する逸品。
これにて2021年度の新作お披露目は終了です。年間計407点、様々御査収くださった皆様方、時に御興味くださった皆様方に心から御礼を申しあげます。Diaryは年内にあと一回更新予定ですので引き続き機会ございましたらふとした時間潰しにどうぞ宜しくお願い致します。
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トム・フォード氏によるGucciクリエイション。強固なモードベクトルかつ徹底的な紳士性に拍手。



がっつりとしたAWウール素材でアンコンストラクト構築。そのストイックなスタイルベクトルに各所のストイックなデザイン要素。



男性性にしっかりと軸足を据えながらしっかりとセクシーでエレガント。これまたジャンニ氏だからこそと言える一着です。


エイティーズのPierre Cardinクリエイション。この時代は既にライセンスに舵を切っていますが、稀にこちらのような創意性に出逢えます。フレンチモードらしいナチュラルで程好いデザイン性とカジュアルの調和。




80年代中期から後期にかけて製作された一着。最初期時代だからこその濃密なスタイル及びクリエイションのベクトルを完全未着用個体にて御提案。こちらもまた控えめに言って滅茶苦茶格好良い一着です。
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先日とある私物日用品が故障しました。まぁ長い間日用品として一定量酷使してきたので故障して当然で要修理で当然なのですが、完了までに三か月ほどかかるために代用品が必要でして、まぁもう一つあっても差し支えないので構わないのですがこの一連で改めて思いました、私はその日用品が嫌い。あ、嫌いだ と。
厳密に言うとその物質は良いのですが、それを要すること自体がとても嫌いです。好き,普通,どうでも良い,あまり好きではないではなくはっきりと嫌いなんです。なのでその日用品を選ぶ際もフクドメ式“好きではないからこそ特にしっかりした品を選ぶメソッド”を適用し、いざ使わなくてはいけない時にほんの少しでも良い気分で・楽しい気分で使えるようにと選んだことを改めて思い返しました。と、その時にふと服を着るのが物凄く嫌いな人が服を作ったらもしかしたら…!?と思ったのですがさすがに飛躍し過ぎだと即時自己否定。物凄く嫌いでも服を着ないで生きていくことは基本的に叶わないですしね。
そういえばこの度、私にとって極めて丁度良い日用品を御披露目致しました。丁度良い日用品とは?各者によって異なることと存じますが、私にとってはこの形状,仕様,そしてなんと言ってもサイズ感が最高に最高に丁度良くて鼻息がやばいです。






ジップで開閉するハンドルスタイル。全ブランド全メーカーが一度は製作していそうな“ベタ”の極みだからこそクリエイション目線の尊さが際立ちます。私見ではありますが大きめではあるもののノーマルサイズの範疇に収まる大きめサイズであくまでデイリーに活用できる日用品であり実用品であることと存じます。活動時には片手が塞がりますがパッと持ってパッと移動できる抜群の機動力で、片手が塞がるもののイコール鞄を持つという一連においてそれ以外の動作が不要(バックパックやショルダーは身体に乗せた後ストラップなどの位置を微調整する時間がありますね)というのもまた人生をより楽に,気楽に彩ってくれます。この楽さも気楽さも本当に本当に良いスパイスなんです。
これまでに幾つかヴィンテージ Hermes バッグを御提案してまいりましたがその中でもトップクラスにカジュアルな造形美。“オイラはガンガン使って傷が付いてからが本番だぜ”という言葉が聞こえてきそうな頼もしいバディバッグ。Body bagではなくBuddy bag。

1995s Hermes
私の日常では弁当と水筒と仕事道具を納めてもしっかりと余裕があるこの要領は最高。通勤途中にハンズで備品買い放題、マツモトキヨシで備品ある程度買い放題です。自転車の籠にもそれなりに収まるし。
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日用品、実用品、贅沢品。
料理をする時の包丁は日用品でそれを職人技術で見事な切れ味に仕上げた一本は実用品で、ある一定の金額以上は贅沢品になりますね。皆様それぞれのバランス感はいかがでしょうか。私は日常的にコーヒーを淹れるのでバックヤードに湯沸かし器を置いていますが、それは家電量販店の最安値の品にしまして事足りています。デスクにリボンやハサミを切ったりするために私物の十徳ナイフを置いていますが、それはジュエリーメーカーの品で私にとって相当な贅沢品で重厚感や形状感が本当にエレガントで無駄にニギニギするほどに気に入っています。大事なMYバディーの一つです。
さてさて日用品・実用品・贅沢品のバランスをどうするか。(そういえば私は左利きなので常にボールペンが書きにくいことをペン屋さん(パン屋さんじゃなくてPEN屋さんですよ)のスタッフに相談したら筆圧に左右されないとして万年筆を薦められたのですが、曰く約5万円までは予算を上げれば上げるほどに諸々が良くなるが、それ以上は金無垢をどこかに使っていたり彫りが凝っていたりと贅沢要素に成るとのことで、極めてなるほどと思った次第です。愛せるペンに出逢いたい方はご紹介させて頂きますのでお気軽にお申し付けくださいね。良いですよ、愛するペンって。)
しかしながら冬のグッズに関しては四季における限られた一部分において極めて日常的になりますし、寒さを防ぐという意味合いにおいてこれ以上の実用性はございませんし、贅沢をすることによって防寒性や有用性が高まったり何と言っても寿命が長かったりしますので、皆様方それぞれにおける“これ以上は贅沢”というボーダーを少し上げることを御検討頂いてもいかがかと存じます。良いものですよ、それを手に取る度に季節の変化を感じられて身に着けることを想像すると厳しい寒さですら少し楽しみになるWinter goodsって。





New arrival, Winter goods.



それこそ同じく新作のこちらも良質なWinter goods。軽くて暖かくて自然体に大人っぽいけど気取っておらず、鮮やかで華やかだけど穏やかで優しくで雨にも風にも強い一着って優秀です。
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多作多彩なミウッチャ女史の世界ですので、ランウェイピースしかりランウェイに密接に関わるピースだからスゴイだとかエライだとかは至極当然ございませんが、だからこその独特な空気感がありますのでそれをリアルクローズとする, 日常の味付けとして取り入れるというのもまた一興であることを頭と心の片隅にて御認識頂きたく、この度の新作にてお披露目させて頂きます。

1998AW padded silk

1999SS minimum tailored

1999AW padded wool

2008AW marine design

1998AW padded silk



私自身が純粋なPRADAマニアであるがゆえ、この度このようなことになってしまいました。お詫び申しあげます。福留と同じ個体なんて嫌だよという方が沢山居られることと存じますがこの2012AW sleeveless jacketに罪はありませんので、御容赦頂き純粋な一着として捉えて頂けましたら幸いです。しかしながら勝手言わせて頂くとこの生業においてMY FOV ワードローヴとここまでシンクロすることが無かったので(初めてかもしれません)嬉しい気持ちです。サイズ表記も一緒でした。

New arrival,PRADA Uomo runway creations
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この度の Diary に関してはずっと考えていました。まずどう書けば良いのか、まずどう書くべきなのか。しかしながらファッションを楽しむ一個人としての私的な思い入れがあまりにも強過ぎるためどう書いてもまとめられる気がせず、どう書くべきかも解りません。なので指の動くままに簡潔に記載したいと思います。
この生業において度々ご質問頂くことがあります、“好きなブランド/デザイナーは何/誰ですか?”と。私は少なくともここ10年ほどは一貫してこう答えてきました。“観るのは Yves Saint Laurent。着るのはPRADAです”と。

この度より新たなお取り扱い区分に Vintage PRADA を加えさせて頂きます。
1995AWより始動したミウッチャ・プラダ女史によるメンズのプレタポルテライン PRADA Uomo を“1995AW-1999AW”のピリオドと“2000s- ”のピリオドに分けて御提案致します。私は長らく自分が実際に着る範疇において私的に PRADA Uomo を見続け、収集してきました。SURRが始動した2014年の時点で必ずやいつかお取り扱いしようと、いつにしようかいつにしようかと思い巡らせ続けてきましたが、それがこのタイミングに。やはりトリガーはDE CHIRICOですねぇ。
SURRにおいて行動した様々や発言した様々において常に頭の片隅ないし真ん中に在ったのが PRADA UOMO 及び Vintage PRADA の存在でした。これは思い出すまでもなく常に意識してきたことです。
まずは明日11/27(土)より、ナイロンプロダクトを御披露目させて頂きます。








これらもまた自由気ままに捉えて頂きたい現代のリアルクローズとして御提案させて頂きますが、それに私の私的感情がたんまりと乗っかっている構図となりますが、引き続き皆様方におかれましては心の風が吹くままに御査収頂き機会ございましたら是非にと思います。

New propose,Vintage PRADA
明日11/27(土)より。
SURR 福留
03-5468-5966
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あれ、渋過ぎる?ていうかおっさん臭過ぎる?と訝しがっていざ着ると悪くない、またはましてや良いと思えるとしたら、それはやはりファッションデザイナーやファッションメーカーの様々な配慮があってこそ。真冬に心と身体を温めてくれるスポーツジャケットを取りまとめました。









上から PRADA/Hermes homme/Giorgio Armani/Kenzo/D&G。ノーマルなデザイン性からウィットなデザイン性まで、千差万別なウィンターセーターの在り方。こういったデイリーピースでありマストピースは少しづつ確実に“集めていく”印象です。
先週の Vintage PRADA 初お披露目以降御覧くださった皆様方、御試着御検討のお時間をくださった皆様方、そして御認めくださった皆様方に改めて御礼を申しあげます。初日は本当にテンションがおかしかったことを自覚しておりますし、エントランスでの検温時に“今日元気ですね”とご指摘頂いた時には本当に本当に恥ずかしかった。でもこういった純粋に恥ずかしいという感情を抱くのがなんだか久しぶりだったので結局のところ悪くなかったです。
初手はミウッチャ女史の愛するPRADAナイロンに焦点を当てましたが、今回は Vintage PRADA におけるアラカルトといったところ。全方位型の努力系才女デザイナー、ミウッチャ・プラダ女史の才覚と本質はここでもしっかりと御体感頂けるかと存じます。私はこの様々なPRADAクリエイションがそもそもにおいて根本的に自分の体格とマッチしたため格好良いとかデザイン性とかではなく単純に着易かったのがPRADAマニアに成るきっかけでした。




ミウッチャ女史、ヘッドピースも巧いんですよねぇ




以上、この度の新作群でした。
SURR 福留
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雑記 1
少し前から金塊を巡る人間ドラマ的な漫画を楽しんでおりまして、あぁ完璧にクライマックスだなぁ、ということはもうすぐ終わるのかなぁ、でも終わってこそだもんなぁ、ダラダラ続いてもなぁ といったのが直近の心持ちなのですが、先日所用で母の実家に現地滞在時間1.5hの弾丸で行った時に鳴々そういえばと電撃的に思い出したんです、その漫画に出てくる中尉殿ゆかりの地が母の実家エリアだ と。本当にふと思い出したのでびっくりしましたがそういえば読書中にも思っていたんですよね、馴染み深い地名が出てきたなぁって。しかしながらよくよく考えてみると中尉殿がロシア潜伏中に用いていた偽名が母の旧姓と同じでした。ハセガワ。
車中一人で興奮した次第です。本当に一人で。正真正銘一人孤独に。


帰りの電車まで時間があったので目についた駅前の食堂に入ったら物凄く混んでてびっくり。シューマイ頼んだら滅茶苦茶でかくてびっくりで美味しくてまたびっくり。ビールと一緒に御馳走様。びっくりしっぱなしの一日でした。
御存知の方ももちろん多いことと存じますが、まだの御方は宜しければ御覧になられてみてください金塊を巡る人間ドラマ的漫画。
雑記 2
存在は知っていたものの機を逃し続けてきましたがやっとこさ入手しました調光レンズ。まだ数日ですが良い、良いですよ紫外線が当たると色が濃くなり当たらなければ色が薄くなる調光機能。クリアレンズの度入り眼鏡と必要に応じて度入りサングラスを持ち歩いていた私のライフスタイルには調光レンズ一つで済むので大変に便利。SURRの日中では無意識的にサングラスになってしまうので油断できませんが、現時点では大変に気に入っております。

ティーンエージャー時代に買ったフレンチヴィンテージフレームがこの度の調光レンズにおいて白羽の矢が立ちまして、相当久しぶりに第一線で活躍する運びとなったのも地味ながら私の中でとっても嬉しい出来事。今となってはなぜこの一本を選んだのか、かけると結構癖のあるバランスなのに。確か購入したのが18歳とかだったので覚えていませんが今の私としては癖があるもののプレーン寄り地味寄りな50sフレンチフレームを選択していてナイスと言ったところ。まぁ多分メイドインフランスってかっけぇじゃんくらいな感覚だったと思いますが。街に繰り出し色々と眺めるよりMYクローゼットを見返していた方が新たな発見や気付きがあるというのもなんだかなぁ話ですが、まぁ楽しいので良しとしましょう。

共感欲求が強いので、店頭のヴィンテージフレームも調光レンズにしてしまおうかと思いましたが、度入りレンズなどにアレンジされるお客様も多いので流石に止めました。現状から度入りレンズにしたい、別のカラーレンズにしたい、それこそ調光レンズにしたいetcございましたら引き続きお申し付けください。弊店にそれを行う技術力はございませんが、適宜プロフェッショナルを御提案させて頂きます。
以上、雑記でした。お読みくださりありがとうございます。
SURR 福留
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SURR事業部には15年以上同じ髭型のスタッフや、長年同じ前髪(長短の変化はあるとのこと)のスタッフがいまして、基本的にそのあたりにこだわりがない私(口髭は一時期生やしてましたが突然飽きて止めました。ちなみに評判爆裂に悪かったです)は貫く何かがある点、そして実際に貫いている点を素直に尊敬します。やはり話してみると解るないし見た目などで解る個性は良いですね。そういったものを秘めていれば同じ一着でも全く異なって見えまして、しかもAの見え方もBの見え方も良いという素敵な世界が仕上がりますので。
私はこの生業において「こんな素敵なものは例えば10着あったら絶対全て連れ帰ってお客様方に御推奨したいですよ。でも一着しかないもので。ガッハッハッ」なんてくだらない与太話をさせて頂くことがあるのですが、それはあくまでif話で実現する機会はありません。また弊店のコレクターコネクションでは複数点をどっさりという方が居らず異なる個性豊かな面々を1点1点セレクションするのが基本なので、“一型を複数”という機会がほとんどございませんでしたが、この度は与太話が現実となりました。9着在ったから全て連れ帰ってお客様方に御推奨致しますよ。ガッハッハッ。




40年代後期の品。フレンチワークウェアにおける不動の存在価値を誇るカバーオールジャケットですがツイード素材となるだけで一気に新鮮で何より具象的モダニズムな印象となりまして、喜ばしいことに完全なる未着用品(デッドストック)となりますので、まるで“ヴィンテージの世界に敬意を払ってヴィンテージを忠実に再現。更に貴重な当時の生地を使用”的プロダクトの雰囲気になっているかもしれませんが、こちらはいわゆる真の存在。過不足の無い無垢で完成した世界観です。
ちなみに一型を複数と申しあげましたが、同コンセプト同ファクトリーにも関わらずなんか微妙に全部違いまして、同じサイズ表記でもサイジングが微妙に異なります。一つはウールライニング付いてたりツイードのネップ感が微妙に違ったり。ちなみに42/44/46の3種なのですが数字サイズと実際のフィット感にも大きな差異がございまして、その点も自由に捉えて頂けるかと。楽しい楽しいリアルワークウェアの世界。髭スタッフが着るのと前髪スタッフで全然違う印象になるんだろうなぁ。








親愛なる中毒性MAXのイタリークリエイション(ついに出ました OFFICIAL SPONSOR の表記。これまで何々風など形容してきましたが、これは真にベースボールゲームを開催した時の記念品的なやつでしょうか、教えてOlmesのおじさん)、ピュアカシミアのダブルブレスト(ハーフコート感覚で是非に)、モード目線で完成された純ミリタリーピース、90s初期の濃いクリエイションなどなど。この度の新作群もまた楽しい楽しい個性と癖が集まりましたので、同じ一着でも着る人によって全く異なって見える豊かなスタイル性を、全部違って全部良い素敵な世界をお楽しみくださいませ。
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先日の11/13に第二号店となる DE CHIRICO (キリコ)が無事オープン致しました。御来店くださった皆様方ならびに様々御尽力くださいました関係各所の皆様方に心から御礼を申しあげますと共に、今後の御引き立てならびに御愛顧を心よりお願い申しあげます。
一応ここに記させて頂きますが、ここの筆者である私(福留)は DE CHIRICO の店頭には居りませんので御安心くださいませ。ならびに以前にここの筆者であった DE CHIRICO ディレクター鈴木は今後ここで何かを書かせて頂くことは無くなりました。彼は皆様方への最後の御挨拶が情報解禁日時との兼ね合いで叶わなかったことを(自律神経がぶっ壊れているなぁ、な顔しながら)悔やんでましたが、今後機会ございましたら DE CHIRICO 店頭などにてお時間頂戴できたらと思います。
先日の新作群では勝手ながら DE CHIRICO の設立記念的な4点を御披露目させて頂きましたが(自分で仕掛けておいて自分で祝すのも変ですね)、その中になんとかDiaryに書きたいと思うのが2点あり、イコールそれはこの生業における最大自己矛盾である“旅立ってほしくない”2点だったのですが、そのうちの1点が叶いましたので記させて頂きます。

いつからか感じ始めました、スタイルの自由度がどんどんと高まっている と。そういえばいつからかしらと思ったので記憶を探って、Aちゃんがブランド〇〇を気になると言っていて以外だった⇒その話はあそこのカフェで聞いた(私はクロックマダムをAちゃんはクロックムッシュを食べた)⇒その後Aちゃんが見たいと言うので一緒にウェストン本店に行った⇒その後ロンドンのDSMで実物見たかったランウェイピースを見に行った⇒そのランウェイを特定 の順で“いつ”に辿り着きましたが2016AWでした。思っていたより昔。体感ではここ2・3年だったので。
スタイルが自由に成っている。ファッションの垣根が無くなっている。これには色々な論点がありますが、自分のスタイルやファッションを楽しむという点では本当に良いことであると。ファッションを選ぶ際にもスタイルを構築する際にも楽しんで頂ければ、そしてそれが自由であればあるほどに良いと、品物を世界中から選んで御提案させて頂く我々は切に思います。その御姿を拝見していて、その空間と時間を共有させて頂けて心から光栄です。私は私自身のファッションもスタイルも自発的に狭めていますし自由であるにも関わらず致命的に柔軟性が欠如しているので一層に羨ましい。心の中ではいつも指をくわえている状態なのです。
ですから一昨年よりも去年、去年よりも本年(2020年と2021年でより大きい格差を感じます)でより一層スタンダードで遊べてクラッシックを楽しめて何よりエレガンスを崩せるようになりました。いや、もはや崩すではなくそれが普通ですね。パーカーフードが出てて普通、スウェットパンツやジーンズで普通。前から普通だったかもしれませんが、それ以上に普通。
それが普通に成れば成るほど、自由であればあるほどスタンダードやクラッシックやエレガントをお楽しみ頂ける機会が増えますもの。楽しいし素晴らしいじゃあないですか。




スタンダードながらさりげなく御洒落でスパイシーだった父の背中から影響を受けたのでしょうか、特に強調されたショルダーライン。初めて紳士服の世界と本格的に触れ合い修行したイタリーモードに敬意を払ったのでしょう、まるでガウンのように引き延ばされたフロントバランス。1988年に就任してから現代に至るまでクリエイションの軸を一貫し続けてきた、女史の「私はデビューから今に至るまで同じ小説を章を増やして書き続けている」という言葉が視覚的に理解できる不変の極みでありながら、各所にパーソナリティーをさりげなく品良く匂わせるのは、やはり女史の初期クリエイションだからでしょうか。

New arrival, 1990s Hermes homme pure cashmere chesterfield coat.
チェスターコートがかっちりした印象?ドレッシー過ぎる?着こなしにくい?革靴じゃないと?⇒ノンノンノン。
チェスターコートってベーシック?ミッドナイトブルーカラーって不変的?カシミアって気持ち良い?⇒ウィウィウィ。
SURR 福留
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いつも SURR ならびに LAILAグループ各店をご愛顧くださり、本当に本当に本当にありがとうございます。
そんな皆様方のお陰で、きたる11月13日(土)に SURR の2号店となる新たなメンズストア DE CHIRICO をオープンする運びとなりましたこと、ご報告させてくださいませ。




DE CHIRICOと書いてキリコと呼びます。
2014年4月に旧LAILA VINTAGEから派生し設立されたSURRは、より一層お客様にお楽しみ頂くべく、更に言えばファッションに関わる会社としてより一層発展するべく新たな在り方を数年間模索し続けてきましたが、この度2号店目となるDE CHIRICOの設立に至りました。そこではSURRでセールススタッフであった鈴木がディレクターとなります。
空間にLe CorbusierとPierre Jeanneretの共同作品やPierre Guarricheのリアルヴィンテージチェアなどのアートプロダクトを幾つか配置するなどそもそもLAILAグループにおいても初めての要素性がございますし、更に鈴木の感覚器官によるSURRとは異なるファッションやライススタイルの在り方楽しみ方を新旧も国籍も年代も問わない区分から取捨選択する御提案が加わりますので、想像及び予想できる点と想像及び予想しきれない未知な点が混在します。少なくとも現時点(空間は昨晩で一旦仕上がりました)でCHIRICOの様々はSURRと控えめに言ってだいぶ異なりますし、今後その距離はどんどん広がっていくでしょうが、それを目指してSURR事業部のメンバー全員で精一杯精進させて頂けたらと思いますので、今後もSURRを, そして新たにCHIRICOを宜しくお願い申しあげます。
13日(土)以降、機会ございましたら御都合ございましたらお立ち寄り頂けましたら、またお時間ございましたらサイトも御査収頂けましたら幸いです。まだまだ未熟で未完成な存在ですが、少しでも沢山の方々に少しでも多くお楽しみ頂けるよう精進致します。簡単ではございますが SURR2号店 DE CHIRICO オープンのご報告でした。


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DE CHIRICO 2021年11月13日(土)OPEN
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-3-3 青山OビルB1階
Tel 03-6712-5411
Mail [email protected]
Open Everyday12:00-19:30
Web chirico.jp
Instagram de__chirico
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SURR 福留
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P.S.
オープンを祝してというわけではありませんが、個人的に祝OPEN的な品を今週の新作としてお披露目させて頂きます。明日のSNSにてご報告させて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致します。

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New arrival です。


弊店は何故かワンシーズンに一着在るか無いかの御提案頻度なダッフルコート。これもクラシック文化の胸板の逞しさであり超正統派の強みでしょうか、これはとっても良いですねぇ。


カメラで画角切り取って改める向き合うと、この四角に収まったこのコートがとても愛らしく可愛く見えるのは私だけでしょうか。ちなみに実物を目の前にするとそんなことはないのですが、実際に身体を包むと人によっては愛らしく可愛く見える瞬間があるのでしょうね。楽しみ。




アルマーニ氏のクリエイション。いわゆるニットウェアいわゆるトップス類も流石独自のバランス。

上の2点もそうですが私好きなんです、こういったイタリークリエイションにおけるノーマルバランス。個人的には正統的に捉えているのですが、きっと昨今のムードと比較したらタイトに属するだと思っています。とは言え私も作為的なタイトはあまり好みでも得意でもないので、結局のところこれらの設計バランスと私自身の身体つき及び好みがマッチするという完全私的な捉え方です。ちなみにこちらのTHEカウチンは親愛なるC.P.Company。
Diary1013でライダースに触れてから登場回数が圧倒的に多くなったMYレザーウェア(こういった心境変化は自分が描いた漫画で大爆笑しているようで自分でも不気味なのですが、この流れはもう変えられそうにありません。業ですね)。そもそもにおいて自身のスタイル性を意識的に制限していることもあってかねてよりメインワードローブにさほど種類が必要ではなく、例えば冬のアウターはABCDEFの6種類くらい(細かく分けて)(Aから着る頻度が高い)しかないのですが、今年はABCDないし下手したらABCくらいに減るかもしれません。
これまでも愛していたもののDかEの位置付けで楽しんでいたレザージャケットが、堂々Aに躍り出ている現状。永遠のアイコンであり憧れであるレザーウェアという存在が、私の中で心身共により密接に成れるかもしれません。ワクワク。ワクワク。




今年で約80年ほど経過したレザーカーコートと17年経過したレザージャケット。共にカウハイドで偶然かな近しい色調が時を経て北青山の裏路地にあるマンションの一室で隣同士となりました。ちなみに厚みというかテクスチャーも結構近くてなかなかどうして興味深い。時代も目的意識も全くもって異なるのにも関わらず一致性があるのは、着る人を格好良く魅せたいという想いの起点が一緒だからでしょうか。
ちなみに後者がサイズ表記がMYサイズでしたので着てみたらMYクチュールごたるで、着なきゃ良かったとここまで強く思ったのは久しぶりでした。控えめに言って、Magnificentに格好良いです。

ちなみにこのMYクチュールという印象も前述と同じくクリエイションが私自身の身体つき及び好みがマッチするという観点ですので、御人によってはタイトな印象になるかもしれません。私にとってはこれはこれがベストです。本当に、着なければ良かったなぁとTHE後悔。強めの酒かっくらって攻撃的なライム聴いて忘れますわ。
SURR by LAILA 福留
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明日お披露目の新作、テーマは “ 起毛 ”





少し前に都内がグッと寒くなった際、ニュースやSNSで“秋が無い”という言葉をちらほら目にしましたが、いや、それなりに秋あったんじゃないかなと思ったのは私だけでしょうか。それにまだまだ冬と呼ぶには少々暖かい(少し前にも綴りましたがSURRはありがたいことに日差しが本当に凄いので時間帯によってはまだ暑いくらい)というか、それこそ秋的な感じで装い楽しんでいる数日ですが、いやはやオータム&ウィンタースタイルは本当に楽しいですね~先日なんてなんかテンション上がって数日連続で牛革スラックス履いちゃいましたよ。ある日なんて山羊革のキャスケットに牛革のライダース着て牛革スラックスで革靴だったんで全身レザーでした。いやぁ楽しい楽しい。
そうなると頭に浮かびますね、冷たい風・凍える手・白い息そして起毛。おでん・日本酒・こたつで傍らに起毛。師走の気配・近づくクリスマス・今年は忘年会できるかなと独り言で起毛。そう、起毛は冬の旬。

New arrival, 起毛コレクション
思わず着てしまいました。タノシー。引き続き御風邪などひかれませんよう引き続き感染対策に御留意頂きつつ、叶うのであればお気に入りの装いや品など身に着けて頂きつつ、少しでも多めに冬の日々をお楽しみ頂けましたら、その御協力を弊店が僅かでも出来ましたら引き続き幸いです。取り急ぎ明日12時お披露目の新作起毛コレクションのご報告でした。
SURR by LAILA 福留
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