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今年も去年と同じくらい10月まで暑いんだろうなぁと早めに覚悟していたのですが御盆が明けて少し経ったらアラなんだか不思議とそんなに暑くないじゃんな日々が続いている都内でございますので、となると喜ばしいことに軽い羽織が着れちゃう着れちゃうと感覚的に丸々一ヶ月早く楽しめているのですが、昨日もそのテンションで御客様と交流していたら腕丸出しの方を引かせてしまいました、反省。まぁなんだかんだでまた猛烈に暑くなるんでしょうけどね、台風一過とか。覚悟はしていますから大丈夫です。でも日々風が変わってきているしトウモロコシも枝豆もシーズンの終わりだったりプリンとしと巨峰がズラリと並んでいる光景を目にするとこれまた移ろいゆく季節が感じられて良いですねぇ。まぁでもどうせまた暑くなるんでしょ?なるんでしょ?
1994s Hermes homme
1997s Hermes homme
90s malo
1999SS PRADA Uomo
軽い羽織本当に好き。感情的にはファッションプロダクトの中で一番好き。テーラードジャケットしかりデザインジャケットしかりスポーツジャケットしかり、アウターだけでなくインナーにもなるしプロダクトバランスによっては室内で着てても自然体だし。たまに軽い羽織に対して季節感がはっきりしないからいつ着れば良いか分からないというような御意見を耳にしますか個人的には真逆な印象でして、春は万能・夏はTEEシャツやアロハの上に・秋冬はカシミアセーターなどの上にと内側と下半身の調整によって一年中活用できる存在という認識です。
私も時間をかけてMY軽い羽織コレクションをコツコツ集めてきまして、って言っても五着くらいか。どれを着ようかなぁと妄想できる時間が溜まりません。今もお気に入りのヴィンテージスパイダーマンTEEシャツ(羽織っている+スカーフを巻いているので全く露出していない。そういえば今年は一度も仕事着でTEEシャツ一枚はなかったなぁ)の上にA2アヴィエイターSTYLEジャケット(形だけで言ったらイタリアに行くと石を蹴ったら必ず当たるレベルで大量に存在する国民服と言っても差し支えない皆に愛されるアレです)を羽織って書いていますがご機嫌です。軽いとはいえ羽織なので、ちゃんと色々な意匠やギミックが注がれているので一着で味がしっかりするから良いんだよねぁ。
New,軽い羽織たち
SURR 福留
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1920年代にHermesが考案した初のジッパー付きレザーバッグであり全HermesバッグプロダクトにおいてTOP3に君臨する名作(私感ではありますが的外れでは無いかと存じます)モデル,BOLIDE、正直言ってご提案できる日が来るとは思っていませんでした。
ジッパーを取り付けるに至った理由はもちろん中身が出ないようにという機能性のみに配慮した理由ゆえの実用性特化型のデザインながら現代においてはボリード(風)デザインという言葉が通じるほどアイコニックな存在となった特有の曲線美とコンパクトな使用感ながら確か過ぎる容量。1985年というこれまた稀有な時代に製作されたマスターピースを現代の実用品として御提案させて頂きます。
New,1985s Hermes BOLIDE
SURR 福留
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意匠性はクラッシック、カラーコントラストもさりげなくクラッシック。機能性は涙が出るほど有難い不変性の塊、素材も不変的に最上質。
しかしながらなんといってもバッグスタイルが最高にモダンと言うか2020年代的と言うか、コンパクトに身体にフィットするメッセンジャーのバランスは近年のHermesにて製作されているプロダクトバランスそのものだからこそ各所に散りばめられたクラッシックのスパイスが良い意味で現代のそれらと一線を画してくれます。
だってこれ1979年のプロダクトですから。冷静に考えてください、単純計算で45年前のフレッシュなコンディションで現代的なバッグスタイルのHermesプロダクトって、これが“当たり前“だなんてこれまでも,そしてこれからどんな時代になろうとも言えるわけがありません。奇跡だと言い過ぎ感がありますそれくらいの心持ちです。
New,1979s Hermes messenger bag
あと5年愛用したら50年モノ、間違いなく余裕ですね。
SURR 福留
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一見“らしくない“特にタフでマッチョなスタイル性とエイジングのムードながらその実着る身体を選ぶほどに厳格かつ圧倒的な美意識のドレスメイクによって“らしさ“を欲しいがままにするコットンリネンのハーフライニング・ミリタリージャケットと、“らしさ“溢れる特有のふんわり感とカラーコントラストとターンナップカフスとの調和ながら滅多に出逢えない46サイズ表記という“らしくなさ“が最強に魅力的なシルクリネン(と推測)のハーフライニング・デザインハーフコート。
様々な価値基準が混在し様々な情報が(主に金属の板から)簡単に入手できるからこそ何が良いのか何が正解なのかそもそもにおいて何に惹かれているのか時に迷子になってしまう最近、“らしくなさ“も“らしさ“も結局のところ本質であり人生を時にささやかに時に劇的に豊かにしてくれ、捉えどころが有るようで無いようで有るようで無い陽炎のように蠱惑的なファッションの根幹にある楽しさを存分に再確認させてくれ、自分“らしさ“ってこうだったと立ち帰らせてくれるARNYSという存在は本当に稀有です。
New,00s ARNYS
これがあるから夏を快適に乗り切れる、これがあるから春も秋ももっと楽しい。そんなARNYSの羽織りです。
SURR 福留
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これまではサマーマテリアルの感が強かったリネンですが今後はスリーシーズン寄りの存在価値に徐々に徐々に移行していくのではないかと夢想しています。少なくとも数年前に買い付けの旅にてハイゲージのカシミアセーターの上にリネンジャケットを羽織ったコレクターの姿から大いなる刺激を得て以降、私にとってリネンジャケット/リネンプロダクトは春夏から春夏秋に自然とシフトしました。夏かと思わせて秋の空気と暖かな素材感に組み合わせるリネンの嗜み方、全くもって不自然じゃなく粋で素敵なんですよ。
とかなんとかいつも通り適当なこと言ってますが、ひとまず今は夏のど真ん中としてリネンプロダクトを真正面から楽しんでほしい、ということで新作の御提案です。
もう“半袖でもなんなら裸でも暑くね?なにげ長袖で肌隠した方が楽じゃね?“フェイズに突入しましたので、夏の直球ど真ん中であると同時に長袖でありアウタープロダクトを御提案、私は引き続き正気ですよ。インナーやパンツ類やシューズで適宜足し算と引き算をして正々堂々真夏のアウターを楽しんで頂き、移ろう季節と空気と何より気分に乗っ取ってそのまま秋の装いへいかがでしょうか。余談ですが私は今年ついに足先が冷えてサンダルがしんどいデビューを果たしました。靴下最高、つま先が空いていない靴最高 です。
New,Linen Product
SURR 福留
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8月になってなんとなし暑さの質が変わったというか、ゲリラ豪雨を除いて(あれ本当参っちゃいますねぇ)基本的にサッパリとした暑さになってくれたような気がしまして、去年なんかは梅雨明け宣言後に梅雨のような時期があって梅雨明けてませんでした宣言が発令されたようなものだったので今年もそうなるかもと思っていましたがどうやら大丈夫?そうですかね?気温が高くてもサッパリとしている分幾許かは快適ですが、それでも夏、まだまだ夏。というかこれからが本番です。
ファッションの世界にはかねてから先行する文化がありまして弊店も以前はいわゆる立ち上がりで一挙入れ替えなどを行なっていましたが、もう気分的に違うなと思うようになってからは厳密な立ち上がりは設けずに季節の瞬間と旬に標準を合わせたON TIME STOREを目指して数年経ちます。そのきっかけの一つとなったのは幾人かのデザイナーでして、彼ら・彼女らがAWのランウェイに半袖どころかアロハシャツを登場させたりハーフパンツどころかスイムショーツを登場させるその自由かつ柔軟なマインドはそれはもう刺激的。そうじゃん、AWの立ち上がりってまだ夏じゃん、というかいつの季節にどんなプロダクトを提案しても良いんじゃん と。昨今は国内外でもその傾向が特に強まっていると幾つかの分野から耳にするのは私にとって嬉しいし心無し有難いです、なんだか。
でも今は夏、まだまだ夏、真夏です。ということで半袖シャツプロダクト及びアロハ第二陣をどうぞ宜しくお願い致します。
先日お披露目のアロハ第一陣におきましては親愛なる敬愛なるファッショニスタの皆様方にお認め頂き、千差万別な“かー!コイツァ夏を思う存分楽しんでやがるぜこんちくしょうめ!“の粋でいなせな傾奇者STYLEを拝見させて頂き誠に眼福でございました。意外や意外にも初アロハというお方もおられましてその度に私は“貴方がこれまでアロハを着てこなかっただなんて世界の理に反している“と声を荒げてしまったものです、その節は失礼致しました。しかしながらその幾人かにお認め頂けたことで理を正し世界の歪みを戻しマルチバースの崩壊を防げたのではないかと存じます。
でもまだまだ油断は禁物。きっと着なくてはいけないにも関わらず着られていない人がいるはず、そしてアロハは一着では終わらない ということで第二陣で今回は合わせて親愛過ぎるリネン半袖プロダクトも数点お披露目させて頂きました。この辺りに関しましては試着を必要としないレベルの間違いなさで言うなれば魚沼県産コシヒカリの新米炊き立てと言ったところですが、中には超絶変態曲者も混ざっておりますのでご注意をば。マジでギンギンですから。
New,Linen Shirt & Aloha Selection
SURR 福留
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真夏です、ということで皆さまショーツを穿きましょう。数年前まで穿かなかったどころか若干苦手だった私が言うのもなんですが真夏なのでショーツを穿きましょう。なぜが脚がやたら真っ直ぐで(腿、膝、ふくらはぎ、くるぶしの全てがくっつくと真っ直ぐということになるそうです。私は無駄にピッタリくっつきます)もうずっとショーツ穿いてますよ感出してるけどたかだか数年のビギナーである私が言うのもなんですがショーツを穿きましょう。でも実はアウトドアメーカーのショーツはいまだに食指が向かない不肖な私が御提案するのもなんですが老若男女ショーツを穿きましょうこの時期は。
暑いですから、そして旬ですから。旬を旬として正面から捉えて向き合って扱うって本当に大事。言い過ぎかもしれませんがファッションを楽しむ/嗜むにおいて一番重要な要素とすら思います。この季節のいみじくもショーツスタイルは周囲から“あーあいつ、暑いけど夏を楽しんでんなー“と思われることでしょう、よしんば“あいつ見てたら俺も/私も夏を楽しみたくなってきたよ“と思われたい、あわよくば“あーなんかスイカ/枝豆/かき氷食いたくなってきたな“と思われたい。それがショーツ、それが旬でございます。なんならアロハwithショーツで夏全開、本気と書いてマジでご推奨です。そういえば先日のアロハお披露目にて親愛なる幾人のお客様方に気分になって頂け大変に嬉しゅうございました。夏はこれからにも関わらずもうほとんど選択肢がなくなってしまいましまったこともあって近日第二陣のお披露目を画策しておりますので改めてご興味頂けましたら是非にと思います、アロハは一着では終わりませんぞ。
のべつまくなしショーツショーツ言いながらも新作は六点、これまでにお披露目したメンバーと合わせても九点しかございませんが毎度のごとく弊店にとっては“たった“九点ではなく九点“も“な心持ちです。だってアウトドアメーカーのショーツには食指が向かないんですもの、愛するカルチャーから取捨選択するといくら時間をかけようとなかなかどうして出逢えない貴重な存在、それが弊店にとってのショーツという存在です。
New,Vintage Short Pants Selection
さぁ今日から8月、丸々2ヶ月は最旬が続きますね。毎日とはいかないかもしれませんが少なくとも週半分はショーツ、福留との約束ですよ。
SURR 福留
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時計部門と同じく顧客からの“作ってよーん“の要望によって発足し瞬く間に世界最高峰に躍り出てきっと当時の世界中のアイウェア職人に地団駄を踏ませたのではないかと妄想せずにはいられないリュネット・カルティエ。あまりにも人気を博したので自社だけでは製作が追いつかず地団駄を踏んでいる世界中のアイウェア職人にコンタクトをとり技術力が合致すれば共作を希望していたのにも関わらずいざ職人が検品すると世界中の誰もがカルティエの求めるクオリティに到達していなかったのでやはり自社だけで製作するしかなかったリュネット・カルティエ。そして当時の職人が有していたその“世界中の誰もが到達できなかった“技術力は現代のカルティエの工房に受け継がれることなくロストテクノロジー(手仕事だけど)になってしまったリュネット・カルティエ。そしてきっとサハラ砂漠のど真ん中で売られていたとしてもきっとParis中心地と同じ値段で販売されているであろう“ヴィンテージ“リュネット・カルティエ、新作です。
視力が弱い私はやはりまず眼鏡らしい眼鏡型を と思ってしまうのですがヴィンテージ・リュネット・カルティエではまぁ出逢えないったら出逢えない。優先されていたのはサングラスらしい個体なのでしょうか、もしくは眼鏡型だと良い意味でファッションではなくパーソナルな存在になるから手放される機会が少ないのでしょうか。きっと両方が要因として色濃いことでしょう。たったの三本ですが私にとっては三本“も“、ちなみにもう一本あったのですがこのDiaryが完成するまでに旅立ってしまいました。有難いことに1stアイウェアとして御選び頂けたのですが一番最初が最高峰なほど贅沢でありなんだかんだ有意義で有用性に満ち溢れていることはないと常々思います。末長く御愛用頂けますように。
New,80−90s Lunette Cartier Selection
この機会に是非 という小売業において最高峰に位置するありふれた退屈な文言が年々深刻さを増していますね。この機会に是非。
SURR 福留
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熟練した職人技術,情熱的で大胆な生き方,そして何よりも自由な感性によってアイウェアの世界に革命を起こし後々のアイウェアデザインに多大なる影響を与え、ムッシュ・サンローラン,元フランス大統領ジャック・シラク,モナコ大公レーニエ3世,ジャック・デュトロン,ナナ・ムスクーリといった世界中のVIPをアイウェアによって“RE−STYLE“し、数多のデザイナーズブランドのアイウェアデザインを担当し、アラン・ミクリの礎をまでをも創った伝説的なアイウェアデザイナー Victor BitchatchiによるVITO Parisの60sプロダクト、新作です。
モダンでクラッシックなフレンチフレームも良いですが、彼が創作した“ファッションの要素性“を芳醇に内包するクラッシックであると同時に明るく華やかなフレームの世界観は、いつからか餅は餅屋メソッドゆえアイウェアとシューズは専門メーカーの品しか身につけなくなった私にとって貴重なエッセンスです。
とはいえモダンでクラッシックなフレンチフレームも大好きなので合わせて50s肉厚フレームの未使用品も2本御披露目させて頂きました。
私はファッションスタイルはほとんど一辺倒ですがアイウェアに関しては単純に視力が弱いこともあって幾つかの味を求めずにはいられません。目が見えないのは煩わしいけど大前提としてアイウェアを必需品である道具として真正面から向き合ったうえで正々堂々ファッションとして楽しめて、幾つかの味わいによって実際問題自身のスタイルと印象を変化・操作させられるのはやっぱり楽しいなと、いつからか思えるようになりました。
New,60s VITO Paris frame & more
でも視力が良い人も絶対にアイウェアかけてくださいUVの影響は大きいですから、目は一組しかありませんよ。なんなら100円ショップのでも良いからとにかく今すぐにかけてください、いややっぱしっかり素敵と思えるのビシッとかけてください。引き続き格好付けていきましょうよ。
SURR 福留
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先日とある御客様とのやりとりにおいてトリコロールカラーの開襟半袖シャツを御提案する際に“フレンチアロハです“とお伝えしたところ“これってアロハなんだね!“と返答がきた時にふと思いました、アロハの定義ってなんだろう と、半袖、開襟、柄ありというのもマストなのでしょうか。なんと言ってもあたしゃアロハにはめっぽう弱くってですね、サマープロダクトにおける一つのアイコンのように捉えて羨望すら抱いているのですが、そこまでの存在に昇華したきっかけはこのビジュアルでした。
はい出ました1996年の映画「ロミオ&ジュリエット」、ミウッチャ・プラダによるアロハを着た若き日のレオナルド・ディカプリオです。このビジュアルに一目惚れしたのですが格好良いと思う感情は今だに一切衰えませんしこれからも衰えないでしょう。こういう格好良いと感じる温度が下がらない自分だけのシンボルって皆様もいくつかあると思いますが本当に尊いですよね。いつまでも自分にとっての指標になってくれるというか人生で迷った時の灯台になってくれるような存在というか。どうぞこれからも大切にしてくださいまし。
と言うことで私にとっても偏愛の一つとなったアロハ、偏愛宜しくでコツコツと収集しました。ちなみに私は定義を知らないのを良いことに開襟じゃなくても半袖であり柄があれば一律でアロハとして御提案させて頂きますので御了承くださいませ。“これってアロハなの?“、はいこれもアロハあれもアロハです。
きっとアメリカンカルチャーの印象が強いかと思いますし実際にそうなのだとは思いますが、ミウッチャさんが毎年リリースしていたようにモードカルチャーにおいてもある程度存在するアロハ(私が勝手に定義を広げているからだと思いますが)、そのオリジンではないからこそのデザインの哲学が注入され,スタイルも精査され,当たり前のように上質な素材感を用い,良い意味で古過ぎないからこそよりリアルクローズとして向き合える“デザイナーズアロハ“は私にとって特級に重要な存在です。
New,Designers Aloha Selection
アロハ最高、モードカルチャーの色柄最強。
SURR 福留
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買収が発表された2019年に芽生え買収が完了した2021年に確固となり、年々強まっているのが“弊店が扱っているのはTiffanyではなくVintage Tiffanyなんだ“という意識。去年末なんかもそりゃあもう猛烈に強まりましたね、そして同時に思うんですTiffanyではないVintage Tiffanyを大切にしなくてはいけない と。
私にとってアンティークファインジュエリーとVintage Tiffanyを筆頭とするデザインジュエリーには大きな隔たりがあります。前者がより内面(アイデンティティ)的なパーソナルを現すのに対して後者は外面(ファッション)的なパーソナルを現すといった感じで、一言でジュエリーといっても完全に棲み分けが確立された全く別の存在価値として捉えています。当然どちらが偉いなどの優劣は一欠片もございませんで単純明快に異なる二つの味わいを楽しめると思っていますし、人によっては前者のみ/後者のみ、人によっては両方を日替わりで/MIXでと様々な向き合い方が有るし有って然るべき。ジュエリーにもコーディネートの概念がありセンスと度胸が如実に必要とされますが、御愛顧くださるジュエリー愛好家の皆様方はいずれも自由にカオティックに楽しまれているようにお見受けでき心が癒されます。ちなみに私は洋服だけでなくジュエリーでもコーディネート感性が著しく欠如しているという残念極まりない販売員ですので、特に自由にMIXされている猛者を目の間にすると尊敬と畏怖の念が止まりません。
New arrivl Vintage Tiffany Selection
これでまた一層夏を楽しみましょう とかなんとか取って付けたようなこと言ってますけどいずれのジュエリーも春夏だけでなく秋冬も猛烈に楽しいんですよね、温かみに溢れる洋服の素材感に冷たい金属がチラリと覗く感じなんて最高にエレガントでセクシー。結局のところ一年中際立ってくれるのがジュエリーなんで、有意義。
SURR 福留
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私はこれまで意識的に自分の店を褒めることや自画自賛をしないように過ごしてきました。ヴィンテージピースやカルチャーは素晴らしいし美しいけどSURRが素晴らしいという表現は違うし、そもそもにおいて沢山の御来店うんぬんや満員御礼みたいな発信もしてきませんでした、なんか粋じゃないなって。
でも今回のDiaryでは自画自賛ではなく自社自賛の表現になってしまうかもしれません、きっとなってしまうんだろうな。それでは7月より始動しました弊社の新しい服飾表現 LA MUSEUM(ラ・ミュージアム)に関して。
弊社はまずLAILA VINTAGEという屋号の小さなヴィンテージショップ(今はその屋号がWOMENS専門の路面店になり、その場所がSURRになっています)から極めてひっそりと始まり、幾つかの取り組みを経てLAILA TOKIO(6月初旬を持ちまして予定通り店舗運営を終了しました、11年間にも及ぶ御愛顧を改めて心より感謝申しあげます)が誕生しCHIRICOが誕生しましたが、会社設立から一貫して店舗運営によるいわゆる小売業とは異なる目線での服飾に対する考え方がありまして、それは主に“ヴィンテージカルチャー,アンティークカルチャー,服飾史が尊敬される存在である“という確固たるワールドワイドな一つの事実と“それが日本国内では定着しておらず知り得る機会もほとんどない“という一つの現実に基づいていたのです。最初から現在と同じ考え方になっていたわけではありませんが設立当初から店頭には並べない会社のコレクションが複数存在していたのは事実ですし、時代を経ることでそれらの一部をLAILA TOKIOで表現したりリミテッドの編集エキシビションを同店やLAILA VINTAGEで不定期に行うことで前述の事実と現実を皆様方にご提案してきましたが、その過程で著名な服飾財団や美術館や博物館と協賛や協業する際にそこでの催し(@アントワープ)に足を運ぶと10数人の未就学児がきっと引率の先生であろう大人と共に服飾史を見学してたりで、もうそんなん見たら溜まりません言葉では表せられない気持ちが一層と燃え上がります。幼少期から素晴らしく美しい服飾史と向き合う機会があるだなんて、そしてそれが決して珍しいことではなく食指を伸ばせばあちらこちらで様々な服飾に関わる催しがあるだなんて、そりゃヴィンテージカルチャー,アンティークカルチャー,服飾史が尊敬される存在という事実が定着するなって。
ファッションは見て着て楽しむものであると同時に、その歴史は尊敬されるべき・尊敬されるに足る存在である。しかしながら日本国内では時々催しがあるものの年間では服飾史に触れられる機会が圧倒的に少なく、美術文化のように定着していないし今後も定着するかどうか分からないし難しい可能性の方が高いのではないか。こんなにも素晴らしく美しいヴィンテージカルチャー,アンティークカルチャー,服飾史を可能な限り後世に残すにはどうしたら良いか、株式会社LAILAとして何ができるか。長期構想を経て生まれたのがオンライン上に洋服を展示しデジタルデバイスと通信環境によって鑑賞を可能とする服飾史のデジタルデータベース LA MUSEUM(ラ・ミュージアム)です。
私はMYMデバイスのiPadで鑑賞したのですがもちろんスマートフォンでも可能、端的に言って凄いというか凄過ぎます。ささやかかもしれませんがまずアプリのデベロッパLAILA CO,.LTD.になっているところから猛烈に感動しましたし、いざ入場するやいなや目の前に広がる服飾博物館としての膨大な情報量とそれを自身のデジタルデバイスで鑑賞できるという新世界、 LA MUSEUMディレクターを筆頭とした部門スタッフ全員の情熱を感じずにはいられませんでした。きっと今年の暑さはLA MUSEUMのせいです。
現在開催中のエキシビションは1950s-2010s Part 1
History of Modern Fashion Design、チケットは24時間鑑賞可能の1DAY TICKETと168時間鑑賞可能の7DAY TICKETの2種を御用意しておりますので皆様も是非御体感のうえ今後の LA MUSEUM(ラ・ミュージアム)の発信を表現を何卒御期待くださいますようお願い申しあげます。
SURR 福留
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弊店においては珍しいRe-stockですが、こちらのプロダクトに関しましては私の中で幾つか存在する“常に店頭に御用意して常に御提案し続けたい“シリーズのうちの一つ、最高で最強のMYマスターピースです。
壊そうと思っても壊れない屈強な持ち手、実用性に全振りした構築の数々、そしてなんと言っても愛好家を除けば良い意味で誰も気付かない匿名性MAXな意匠と佇まい。Hermesバッグの中でも特に代表的なプロダクトのRe-stockが叶いました、もう一度言いますがずっと店頭に置いときたいです。しかも今回はアクセサリーが全て揃っているだけでなく使用感がほぼゼロという最良の個体です。やったね。
僭越ながら私も同プロダクトを使っておりまして、ここ最近はずっとメインバッグ。かなりの容量なので特にはだいぶとスカスカな日もあるのですがふとした瞬間に荷物が増えても問題ないし帰りしなにスーパー立ち寄ることが多いので大活躍。しっかりとジッパーを閉じて荷物を守れるし開けっぱなしにしてガンガン突っ込んでも問題無しと、私の性分に相応しいバランス感なんです。壊そうと思っても壊れないところも本当に最高、理想のボストンバッグです。
向かって左が私ので右がRe-stock、使用感1000%と使用感ほぼ0%の対比となります。ちなみに素材はどちらも特に柔らかくしなやかで耐久性の高い牛革,Taurillon Clemence、最高。私は“え、大切にしてないの?“レベルで酷使し続けており(大切に思っていますよ)更には補色であったり栄養補給の気遣いを全くしないまま真に“道具“として捉えているのでこのような風体に仕上がっていますが、実用性には一切支障がありません。本当に素晴らしいバッグプロダクトです。
なお向き合い方は皆様自身で御判断頂けたらと思いますが、私は本気でHermesバッグは実用に伴ってボロボロになっている方が角が擦れている方が格好良いと思っているので、多分今後も補色したりはしないと思います。引き続き 実用に伴う自然の流れでどんどんボロボロになっていくが良いさ。
New arrivl 1999s Hermes
皆様はどう向き合いますか?
SURR 福留
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パリのコレクターの下で出逢えたこのジャケットには本当に痺れました。親愛なる敬愛なるジャン兄(にい)の1978-early80sクリエイション、それら最初期作品はこれまでも幸いにも何度か御提案させて頂いておりどれもが本当に鋭く美しく“ファッションデザイナーのクリエイション“の本質を濃密に具現化したものばかりでしたが、今回も心の中で拍手喝采。現時点でSURRの空間にある中で圧倒的に最も変態的なプロダクトであることは火を見るより明らかです。
オリエンタリズムの中でも特に着物から着想を得た超絶怒涛の個性。立体感が如実に現れた大胆過ぎるにも程があるボリュームは良い意味で和装にはないヨーロピアンカルチャーならではの構築概念で、ジャン兄が愛した一つにボンバージャケットの設計があるのでこのバランスは“らしい“と言って差し支えないのですが、ここまでのボリューム感は歴代のそれらを遥かに凌駕。着たことがないので想像の域を超えませんが近年のモードカルチャーにおける特に大胆なオーヴァーサイズはきっとこれくらいの大胆さなのではないかと思います。それにしてもなぜエッジの内側にリブを配置してレイヤード仕様にしたのでしょうか、様々な大胆さに目が眩んでしまいますが、そもそもにおいてシャドーテキスタイルも相当に有意義です。
New arrivl 1978-early80s Gianni Versace kimono-style oversized bomber jacket
ちなみにライトなコットン素材でお色味は若干グリーンがかったグレージュといった蠱惑的なカラーリングです。今回も緑味をカメラに収めることができませんでした、大好きな緑なのにクソゥ。私のバディ(カメラ)ないし弊店の環境的に微妙な緑味は表現できないのでしょうか。本当すんごいサマージャケットですよ、こちら。ちなみに私はどう着こなすべきか着崩せる(遊べる)かまだ思いついていませんので、その辺はご興味くださったお客様ご試着くださったお客様のお姿を拝見して構築できたらと思っています。
今回もありがとうジャン兄。
SURR 福留
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3点を。
きっと彼女にとっての偏愛の一つなんじゃないかなって思うんです、オープンカラーシャツ。いつからか毎シーズンアロハシャツ作っては象徴的なテキスタイルを採用しているし、そもそもにおいてUomo発足直後に衣装提供した映画「ロミオ&ジュリエット」でディカプリオにアロハシャツ着せているし。2002SSのこちらではオープンカラーをパジャマSTYLEのシャツジャケットで表現、特徴的なまでに脱力したこのプロダクトをランウェイではテーラードジャケットのINに潜ませて抜群のコントラストを演出していました。ファッションアイテムとしては単純にシャツとして向き合える特に軽いトップスでもあり羽織りでもありながらカバーオールのバランスでポケットが配置されているという特出してありがたい実用的な存在価値。ちなみにPURE SILKです、フゥー。
7月になりましたので私も仕事時ショーツを解禁しました。今年は4月頃からショーツ姿の男性を街中で見かけたりしていましたが私は旬を旬らしく味わうためにグッと我慢。いやー夏ですねぇ気持ち良いや。サンダルにタウンユースの洒落個体とレジャーユースの機能個体があるようにショーツにもそれらが存在しますが、後者となると基本的にかなりアクティヴなギアなアウトドアなプロダクトになるのでしょうか。私そのカルチャーに全く明るくないまま今に至るので全然知らなくてですね、先日もお客様と“山ほどある⚪︎⚪︎のショーツだけどそもそもにおいてどこのブランド?“という会話になりましたが全然知りませんでしたし触手が向かないので調べることもせず結局今も分かっていません。でもアクティヴもギアもアウトドアも嫌いなわけではなくて、時にデザイナーズカルチャーやラグキュアリーカルチャーで出逢えた時の独特な混合感と言うか個性は逆にとっても好きです。結局デザイナー自身もバカンスやレジャーLOVERなのは言うまでもないですからねぇ、機能性とファッション感性が調和する姿は見てて気持ち良いですよ。これ穿いてグリーン車でビール飲みながら鎌倉行ってそのまま海にズドンでキャラウェイの持ち帰りハヤシライスルーとくるみっこをお土産に、次の休日はこれで決まりっしょ。
これに関してはいついかなる時でも言葉がいらないというか、狂ったほどのラグジュアリー目線によるとあるベクトルにおいての王者のサマープロダクトですから、言い過ぎかもしれませんが世界中で需要があり続けるような存在価値でして探そうと思って探せる物ではありません、出逢った時出逢えた時がその時です。いかがですか、この問答無用の出で立ち。蕩けるようなプルップルのピュアリネンのシアーな空気感,良い意味でファッションデザイナーではなく(ラグジュアリー)メーカーの立ち位置だからこその創意性を廃したスタンダードなシルエットバランスとスタイルの説得力,お淑やかなようで夏の風にくっきりと冴え渡る鮮やかな発色ながら落ち着いたカラーリング。全てにおいて寡黙であると同時に雄弁に語り圧倒的な存在感を発揮する威風堂々たる佇まい。もう一度言います、王者のサマープロダクトです。
さぁ夏を楽しみましょう夏を。
SURR 福留
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社会に属していると往々にして胸を特に張らなきゃいけない時,踏ん張らなきゃいけない時,自分一人の力でなんとかしなきゃいけない時,心もしくは身体もしくはその両方を武装しなくてはいけない時、ありますね。皆々様におきましても毎日本当に御疲れ様でございます。
なのでたまにはこんな一着でどうぞ心身共にリラックスしながらも格好良いという一挙両得にて心身を安らがせてあげてくださいませませ。
オッタヴィオ・ミッソーニさんもロジータ・ミッソーニさんも時に心身の休息を必要としていたのでしょうか。“色の魔術師“と称賛されるほどモードシーンに影響を与えた存在ですもんね、そりゃ並大抵な胸張り踏ん張り武装ではなかったことと存じますし、一族運営と言えど,いや一族運営だからこそ大変だったことも多々あられたことでしょう。
色の魔術師の異名に相応しいかつリラックスを具現化したかのようなこれらのプロダクトを目の前にすると“才覚に満ち溢れたミッソーニ夫妻も人間なんだなぁ“と勝手に一人で心温まってしまいます。オープンカラー,カバーオールスタイル,シャツ構築とファッションにおいてもスタイルにおいても心身においてもポジティヴな要素しかないサマープロダクト、これもまた良い意味で様々な方に御推薦が叶うファッションピースの垣根を越えたライフスタイルピースです。
New arrivl 90s Missoni open collar shirt jacket
ただ袖を通すだけでスタイルが定まりこの時期に嬉しい実用性も兼ね備えたうえで心と身体が満たされる。これを羽織ったサマースタイルはきっと周囲をも楽しい気分にさせてくれるでしょう。
SURR 福留
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様々なラグジュアリーカルチャーがある中でも頭が一つ抜けているというか誤解を恐れずに言うと頭がぶっ飛んでいるほどにラグジュアリーを極めまくったロロ・ピアーナ社、私はこれまた大好きで定期的にオフィシャルONLINEを尋ねてはソートを高い順に変更して眺め英気を養っています。ある時期なんか1000万円越えのサルトリアトラベルコートなんかがあったりしてまぁテンション上がった上がった。佐川急便で来るのかしらヤマト運輸かしら、それともタキシード着たロロ・ピアーナ社のスタッフが直接届けに来るのかしら。やっぱりファッションには“夢“の要素も必要ですよね、キラキラとした存在価値だったりドキドキする存在感であったり。
なのでそんな“1000万円のコートをネットで買う人“を顧客として抱える頭がぶっ飛んでいるほどのラグジュアリー目線を有したロロ・ピアーナ社による夢とは逆のド現実なようでしっかりと夢を内包した超絶プレーンなファイヴポケットジーンズなんかは、逆に逆に猛烈に堪りません。愛も変わらず美しくも儚いこの世の中には王道ほど出逢えないメソッドが存在しますのでこの究極的ラグジュアリーと究極的スタンダードが同居するこのバランス感なんて変な意味合いではなく世界中の誰にでも御提案が叶う=世界中で求められるというもの。探そうとして出逢えるものではないのが私観です。
各所に潜む究極的ラグジュアリー目線による美しい設計と構築と意匠、各所に散りばめられる究極的スタンダードの要素性、トップボタンとヒップの小さなメタルタブだけでしかブランドの看板を主張しないところ、そして太くもなく細くもないナチュラルテーパードのレッグラインにオリジンのアチラさんに対する愛と敬意を感じずにはいられません。そしてこれが約20年ほど時間を経たリアルヴィンテージというのが、何にも変え難い個性であり求心力。
New arrivl early00s Loro Piana plain minimum blue jeans
私、友人が色々と教えてくれたこともあってかなり昔ではあるんですけどジーンズ育てていた一時期がありまして、彼曰く色々と調べた結果ガス式の乾燥機が良いとのことなのでわざわざ近所のコインランドリーでガス式が置いてあるところを探して仕事終わりに100円×6回とかやってたりしたんです、もちろん色落ちをくっきりさせるために最初に洗うまでの期間を長く穿き続けたりなんかして。でもすぐに辞めちゃいました、理由は面倒臭いから。
でもこれだったら久しぶりにやりたいですジーンズ育て。頭がぶっ飛んでいるほどにラグジュアリー目線によるジーンズは一体どんな風に育つのか、ガス式乾燥機探しと100円×6回の複数回の労力と時間は決して無駄にならないはず。
SURR 福留
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お客様と交流する接客という時間はこれまでもこれからもいつもいつでも私にとって最も楽しく喜ばしく時に特級に興奮しますが、まだ50点にも満たない機会ではありますもののヴィンテージARNYSが関わると特に印象的というか思うところが多い接客時間になります。ふとお客様が“これ以上良い生地ってあるんですかね…“って呟かれたりとかしたらハッとドキッとしませんか。私はしました、本当にそうかもしれないな…と。
先日もとあるヴィンテージARNYSと向き合ったお客様がおっしゃられました、“こんなにも格好良いのになんで無くなって(廃業)しまったんだ…“と。きっと何度も呟かれた,嘆かれた言葉なのだと思いますが時を越え実物を目の前にしながらだと改めて感じてしまいハッとしましたね。でもそれと同時に思ったんです、
“こんなにも格好良いから無くなってしまったんだろうな“と。ここでも書きましたが抜群過ぎる色彩感覚は私にとっては垂涎の的ですが裏を返せば独特さが毒になる場合もありますし様々なプロダクトがある中で例えば大人気なあのジャケットなんかは基本真ん丸と物によっては猛烈に着用者の身体付きを選びますし(だからハマると猛 っ烈に格好良い)、時に“これ以上があるのか…“と唸らせてしまうほどに上質な素材をさも当たり前のように用いますし。もちろん言うまでもなくこれら全てが最高の魅力ですが、だからこそ終焉を迎えてしまったのではないでしょうか。
このジャケットも本当に素晴らしいですよ。個人的にバトルドレスジャケットにずっと難易度の高さを感じていまして過去に一度もセレクションしたことがない(はず)こともあって“そこいきますか“ボルテージMAXですし、でも再解釈されたシルエットとスタイル性によって猛烈に格好良い,それこそ格好良すぎる仕上がりですし、お馴染みARNYSサマークロスのリネン×シルクも美し過ぎるしハーフライニング仕様も最高だし、あとなんですかこのツートーン?もう一回言いますけど格好良過ぎるって。
90s ARNYS linen silk battle dress-style summer jacket.
ちなみに先日のその時は最終的に“まぁ無くなってしまったからこそ惹かれる部分もあるんですけどねー“という本能あるあるで終話しました、存続していたとしても今と同じく惹かれていると思いますが“もう存在しない“はかなり効くスパイスです、ズバリ正直に言って。
引き続きこれからの人生にARNYSという存在をコツコツと加えて頂くお手伝いができましたら幸いです。
SURR 福留
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枝豆,とうもろこし,スイカ,茄子,トマト、今年も夏の味覚がだいぶと揃ってきましたね、例年以上に旬を味わうその瞬間が楽しくて仕方がありません。皆様方は夏を初夏をどうお過ごしでしょうか、僭越ながら私はありがたいことにより一層と夏って良いな夏って気持ち良いな気分になれておりますので去年入手したビルケンシュトックは引き続き好調ですし(なんか凄い人気高まってるみたいですねぇビルケン)必然的にジュエリーが一層楽しい気分、と言っても一定のジュエリーしか身につけませんが。そういえば先日意識的にしまっているMYシルバーブレスレットの封印を久しぶりに解いてMYゴールドブレスレットと重ね付けしてみたのですが、だいぶと御無沙汰とあってなかなかどうしてテンション上がりました、やっぱり名作のうちの一つなんだなぁと再確認し再封印。
余談ですがMYゴールドブレスレット、かなりの頻度でお褒めの言葉を頂きます。私が所有するファッションに関わるアイテムの中で圧倒的ぶっちぎりの褒められ率なのは身に付けているものを褒められる機会が全くと言って良いほどに無い私としては不思議な限りですがもちろん光栄。その度に思います、やっぱり人って相対している時に手元を結構見ているんだなぁ と。やっぱそこを飾るのって有意義だなぁ と。
1906s シグネットリング
豹 by 9kゴールド&ダイヤモンド
大粒ブラッドストーン
Victorian 18k
1717s。 1717s!?
60s→50s→Victorian
Purple sapphire
今年は16点のリングに加えてネックレスとブレスレットを一挙に御披露目。しっかりと古い個体,猛烈に古い個体,三大貴石シリーズ,ユニークストーンシリーズ,濃密デザイン個体,個性デザイン個体など皆様方にとって長年に渡る、欲を言えば一生を共に過ごせる相棒としてお認め頂くことを願って止まない個性の数々をご用意させて頂きましたので、今年も機会と御縁ございましたらどうぞ宜しくお願い致します。
New arrival Antique Fine Jewelry 2024
こちらはHermesトートの中でも代表的なプロダクトで初登場時は横長だったのですが後に縦長版も発表して、その理由は男性のビジネススタイルを意識したとかしてないとか。お色見も象徴的なHerems Red。良いよなぁ自身の名を冠した色名って、うちもSURR Greenとか作ってほしいわ。
HermesなりのL.L.Beanトート表現、相変わらずずるいよなぁ。
SURR 福留
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パッと持ててパッと置けてガサっと手を突っ込んで出し入れ出来る、そんな利便性を追求した在り方ってやっぱり独特な素敵さが漂ます。トートバッグを持っている人って“私はファッションとして楽しむのは大前提あるけれどそれ以上にライフスタイルの効率だったり快適性だったり仕事としての有用性に重きを置いているんだよ“って感じに見えて、なんか特に格好良く感じられてしまうのは私だけでしょうか。あのLevis-styleジャケットも同じくです、格好良いのはもちろんだけどそれ以上に動きやすいからだよ感と言うか自然体なライフスタイルとの向き合い方であったり研ぎ澄まされた社会人としての社会との向き合い方のムードに惹かれます。片手がふさがっちゃう?ノンノンそんなん問題無いんだよ、ましてや身体と服に干渉しなくて楽ちんじゃないか みたいな。
2003s Hermes tote bag
こちらはHermesトートの中でも代表的なプロダクトで初登場時は横長だったのですが後に縦長版も発表して、その理由は男性のビジネススタイルを意識したとかしてないとか。お色見も象徴的なHerems Red。良いよなぁ自身の名を冠した色名って、うちもSURR Greenとか作ってほしいわ。
HermesなりのL.L.Beanトート表現、相変わらずずるいよなぁ。
SURR 福留
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