ようやくご紹介できます / Diary329
11.11.2016

私事ではございますが、福留の2016年AW買付分の中で本日の3品に関しましては、いちも早くお披露目したいと疼きながらも、
先にレザーを、先にカシミアコートを、気付けば11月も半ばに差し掛かろうという時期に、
ようやく、ようやく皆様にご覧頂ける日が叶いまして、嬉しくもありながらも、どうこの熱意を伝えて良いか戸惑いもしつつ、
主観的見地が入りすぎぬようにストッパーをかけながら、本日のエントリーとさせて頂きます。
 
これ程までにヘビーデューティーな衣服を見た事はないといっても過言ではなく、
あらゆる気候への耐性、各所スペック、底なしのポテンシャル、
様々角度から検証しましても日常着においては最強ではなかろうかと実体験ともに想いを馳せながら、
やはり英国を代表する当メーカーに関しましては、約100年の歴史がそれを裏付けながらも、言葉などいらぬ、奇を狙ったスタイリングへのプロセスなど机上の空論と化す、それほどに格好が宜しい堂々たる顔立ち。
 
とはいえ、あくまで各カットとともにフラットな目線でまいりましょう。
 
 
 
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当メーカーにおいては50年代唯一のディテールといえるエポレットに加え、
AEROリングジップ、ブラックコーティングのNEWEYスナップ、セットインスリーブ、ベンツなし、ウエストベルト、そしてイエロータグ。
オイルもしっかり残っており、デッドストックに近いスペシャルコンディション。
スティーブマックイーンも愛した極上モデル。
民間向けではなく英国際警察のためのスーツ。
 
 
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ビデイルの着丈をそのまま長くしたようなパターン。
当モデルの最大の特徴ともいえる腰まで伸びたセンターベンツ。
乗馬用のリアルクローズ。
 
 
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The Militaryというモデルの最初期の逸品。
諸説ありますが、実際は軍に卸していたわけではなく、あくまで民間向けの仕立て。
とはいえ、当時の軍人も無料配給される当メーカーのスーツではなく、わざわざこちらのモデルを購入していた方も多くいたとか。
80年代に数年間しか採用されていない極太のバージップ(わたくしが一番好きなディテール)、ラグラン仕様、2ワラント。
4フラップではないところが同年代ビデイルとの差別化。
そして裏地はタータンチェックではなくフォレストグリーン。
裏地片面にはビューフォートよろしくのマガジンポケット(実際ビューフォートのゲームポケットはハンティング用ですので後ろ見頃にございます)。この手のマガジンポケットをみると一先ずMac book airが入るか試したくなります。試しました。本品も入ります。
 
 
 
 
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50s Barbour “INTERNATIONAL SUITS” for police(left)
80s Barbour “THE MILITARY” 1st model(middle)
80〜90s Barbour “BURGHLEY” horse riding(right)
 
 
明日、11/12(土)より展開致します。
 
 
 
 
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