
このタグを目にするだけで、テンションが上がる!そう感じる方は少なくないはずです。現代において、最も”ホット”なデザイナーズブランドの一つと言っても過言ではありません。近年の流行りで言えば、Y2Kファッションが大きなトレンドに。しかしその流れが落ち着き、明確な流行が見えにくい今においても、ヴィンテージのアルマーニは変わらず最前線に存在し続けていると感じます。 私が初めてヴィンテージのアルマーニを手にしたのは、大学1年生の時でした。購入したのは一着のレザージャケットで、“なんかいいんだよね”というシンプルな理由から、今でも大切に着続けています。直感的に「いい」と思える洋服には、不思議と欠点がありません。自分の中の流行が移り変わると、サイズ感の好みや色味の気分など、様々な理由で以前の服を着なくなることは自然に起こり得ます。しかし、大学時代に手に入れたあのアルマーニのジャケットだけは、気分が変わってもつい袖を通してしまうのです。 本日は、そんなふうに流行の変化に左右されず、長く“なんかいい”と思わせてくれるジョルジオアルマーニのコートをご紹介いたします。アイテム自体はすでにInstagramにも掲載しておりますので、今回はその着用感を見ていただきたいです。


サイズ表記は50で、正直、細身の自分からしたら「さすがにオーバーでしょ」と思っていましたが、数字だけ見れば、肩も身幅もけっこう余る感じを想像するじゃないですか。でも実際に着てみたら、そのイメージが一瞬でひっくり返りました。 というのも、このコートはウールギャバジンならではの光沢と伸縮性があって、生地がすっと縦に落ちてくれるんです。ほんの少し伸びる感じもあって、体のラインを拾うというよりは、沿ってくれる感覚に近いです。 本来オーバーに見えるはずのサイズ感なのに、変に膨らんだり広がったりしないで、自然と形がまとまるんですよね、肩に入れた瞬間にストンと下に落ちて、余白はしっかりあるのに、ルーズすぎずのちょうどいいバランスになってくれて、これを着た瞬間、「あ、これ表記は関係ない洋服だな」ってすぐ分かりました。 私にとってオーバーサイズになる、50の表記がネガティブに働かず、むしろ“このくらいの余裕がちょうどいい”と感じさせてくれる。 それぞれの体型に自然と馴染んでしまう洋服、肩幅や身幅の数字だけで判断するのがもったいない一着です。
着てみて初めて分かる良さってまさにこういうことで、アルマーニが長年愛されている理由のひとつが、この「体型が変わっても不思議と合うパターンと生地」にあるんだなと改めて感じました。
SURR 古川
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