early 60s Oliver Goldsmith , Mayfair / Diary165
29.7.2015

『 一度手にすると手放さない 』  一種の中毒性を秘めたアイテムは様々ございますが、ことオリバーゴールドスミスのヴィンテージに関しましても、それが言えるのではないでしょうか。
Victoria and Albert Museum 収蔵という事実が物語る通り英国にとって極めて重要な存在で、ゆえにヴィンテージ市場になかなか姿を現しませんが、その中でも一層の希少性を誇るのがオプティカル ( 眼鏡 ) タイプ。やはり “ 個 ” をより明確に濃厚に、直線的に示すアイテムとして、所有者が滅多に手放してくれないのです。

しかしながらこの度、私達が認識している最古年代のオプティカルに出会う事が出来ました。なんと販売当時のラベルが完備したデッドストック ( 未使用品 ) にて。

 

 

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素材生成からフォルム形成に至るまでの全過程に注がれた職人の技術と熱意による “ 説得力 ” こそ、ヴィンテージ・オリバーゴールドスミス最大の魅力です。
際立つ限りに際立ったエッジと、とろけるようなカッティングは英国らしい重厚感を保持していますが、フレームラインは英国らしくない繊細さ。この “ らしさ ” と “ らしくなさ ” の共存こそ本品の特異性で、王道的なスクエアフォルムを静かかつ危険なほど妖艶に仕上げています。

 

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喋れないのではなく喋らないだけ。真の実力を秘めているからこそ黙っていられる。そんな器の大きさと無限のポテンシャルを感じてなりません。

 

 

 

初代オリバーゴールドスミス氏は元々眼鏡のセールスマンでしたが、良いと思えるフレームが無かったために自らのオプティカルブランドを設立しました。そんな彼の理想の一つが本品であれば、完敗と乾杯の心持ちで素直に感服するしかないと思います。

人の好みは様々ですが、御人によっては相対するにあたって完敗を御覚悟頂く必要があるかもしれません。少なくとも私にとってはオリバーゴールドスミスの本質である “ 寡黙で芳醇な圧倒的説得力 ” をマニアックなベクトルで示してくれる、興奮するアイウェアです。

 

そう、私はオリバーゴールドスミスに完敗した人間なのだ。

 

 

 

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early 60s Oliver Goldsmith 『 Mayfair 』 , deadstock

 

 

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