GOLF / Diary1297
30.4.2025

例年通り御愛顧くださる皆様が普段とは異なるお出かけをさせる方が多い傾向にあることもあって弊店にとってはさほど大きな影響があるわけではないどころかいつも通りなんてこともしばしばにも関わらずやはり世の中的には良い意味で特別な連休感からお祭りというほどではありませんがどちらかと言えばハッピーな空気が漂いがち、ですよね?的な感じで弊店的にも一応と言うわけではありませんがハッピー感を漂わせたいなと例年通りいつもとはちょっと異なる気分と言うかチャンネルでのセレクションとなるゴールデンウィークの新作。今年もささやかながら御披露目すべく本日から金曜日までの三日間は毎日Diaryを更新して新作を御報告しようと思います。

まずは一足の靴。これまでSURRでは何度か“弊店がわざわざ挙げるのも野暮なのですが”という枕詞にて御提案してきたその文化における不朽の名作ないし絶対的な存在がありましたがこれもまさしくそれ。出逢った時にアラー久しぶりーと思いましたがいざ振り返ってみると前回が八年前前でその前がちょうど十年前でした。SURRにおいて三回目となるその分野において紛れも無い不朽の名作です。

 

 

 

フランスのパリジャンの国民靴と言って差し支えないですよね的な存在であり数年前に始動したVINTAGEの名を冠した新機軸によってヴィンテージカルチャーともより密接に繋がっている名門,J.M.Westonがゴルフ界における伝説的な存在であるブーマー兄弟から着想を得て1955年に設計したモデル,ゴルフ。ウェストンならではの美意識と特有の堅牢さとそれに伴う馴染んだ際の屈強な履き心地から足で稼ぐで御馴染みの新聞記者にも愛されたという、アラなんか良い感じに素敵エピソードじゃないのとグッと来させてくれちゃう名作です。かなり渋い風合いと色調はさすがヴィンテージの様相で、この育ち方はウェストンでしか,いやヴィンテージ・ウェストンでしか味わえないと言っても差し支えがありませんね。十年弱前に定番素材から姿を消し(まだオーダーなら手に入るのでしょうか)一部の人々において特出した魅力として語られるロシアンカーフですがこう育ってくれるという実例を改めて目の前にすると語られるのも納得というもの。素直に脱帽と言うか滅茶苦茶格好良いじゃんと、圧倒的な存在って語彙を無くさせることを思い出しましたよ。

 

 

 

 

 

New 80s J.M.Weston Russian calf GOLF

 

厳密にはブラウンカラーですが明るくなく、ブラックかと言われるとやっぱり全然違うダークトーン。この色味も超凄くない?

 

SURR 福留

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