1995s Italy Levi’s / Diary1173
23.11.2023

あーなんでこのリーバイスジャケット型にこんなにも惹かれるんだろうなぁという自問には明確な自答が二つあります。それは“全てのファッションデザイナーが製作しているといって過言ではない雛形だから”と“多くのファッションデザイナー本人が着ている形だから”。

 

 

私はアメリカンスタイルを好きになるような環境におらずなんだったらジーンズ以外は基本的に自分は着ない存在だと思っていたのですが、この生業に就いてファッションヒストリーとデザイナーズヴィンテージの文化を学ぶことでリーバイスジャケットがいかに不変性な存在なのかを知りいかに多くのファッションデザイナー本人が愛用しているかを自らの眼で目撃し、特に後者のファッションスタイルとして気に入っているのはもちろんだけどそもそもにおいて活動しやすいから仕事にも向いているしポケットの位置感とかも丁度良く便利だから選んでいるんだよ的な美的である以前に知的な“ファッションじゃないんだと”なムードに心底惚れこんで今に至ります。

 

 

なので最近でもスケーターブランドとLevis社の共作のピンクとかスケートボード一度もやったことないのに滅茶欲しいと思ったし、リーバイスジャケット型という時点でまず好きの引き出しに入ってしまうのは定石。単純よねーと思いますが最早フェチズムなので仕方ありません。

 

 

だからこのジャケットなんてもう最高最高最高。1995年にイタリアのリーバイス社が製作したヘヴィーレザージャケットなのですが近年特に積極的なリーバイス雛形の再解釈における出発地点と言っても過言ではないでしょうか。

 

 

Lサイズにしては大柄な設計、オフィシャルだからこその再現性とイタリークリエイションだからこそのスタイルの再設計性、リアルヴィンテージの時代だからこそのレザークオリティとエロい育ち加減、すっきりとした着用感とながらキルティングのライナーという嬉しい防寒設計。古典と現代感がニクイくらいに融合しています。

 

 

 

 

 

 

New arrival,1995s Italy Levi’s heavy leather 4th jacket.

 

これは格好良いって。

 

 

SURR 福留

 

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