今回のエントリーはジョージ・ジェンセンのペンダント。
初めてこちらを目にした時、大きな衝撃と共に心地良い感慨深さに浸った事を覚えています。
長い歴史と教養を有し、宝飾の世界で確固たる地位を得たにも関わらず
現代的な感覚においても驚異な遊び心が注がれた品々は
全て9kにて構成。
やはり、物事の発展や進化には “ 反骨心 ” や “ 遊び心 ” が欠かせません。
そしてそれがハイセンスでハイエンドであるほど、意味を成すのではないでしょうか。
ディティールや内部構造などを正確に表現した逸品。いや、一足。
小人が居れば実用可能かのしれません。
その小人がワーカーであれば、スタイル的にも申し分無いことでしょう。
開けた瞬間 “ 驚 ” という感情をも忘れてしまう、正真正銘の『 ビックリ箱 』。
朗らかなようでどこか抒情的な道化役も、しっかりと塗装にて表現されています。
彼の奥ゆかしい表情は是非実物にて、全方位からご注目頂きたいものです。
穏やかながら豊かな体躯を活かし、サバンナに君臨する像。
その存在感とそこはかとない優しさまでも表現した見事な逸品、いや一体です。
目元にはさりげなくルビーがはめ込まれた、驚天動地なクオリティ。
最もペンダントトップらしい球体ながら、中を開けるとヒヨコがこんにちは。
小指先端ほどの大きさに生命の息吹を再現するとは、
もう手放しに称賛する他ありません。
本当の意味で細部まで繊細かつ忠実に施された彫り。
それらを実現する技術力はもちろんの事、モティーフに至る発想力そのものが素晴らしく
9kという貴重な素材を用いる追及心には頭が上がりません。
遊び心存分でありながら、ハイジュエリーとして申し分ないクオリティだからこそ
身に着けた時の佇まいは申し分御座いません。
この度は、ディティールがヴィンテージ・エルメスに近いものを探し求め
さらに層が厚い14kでコーティングカスタムを施したチェーンをご用意致しました。
60s Georg Jensen, pendant collection
なお、トップは他にも馬車、マグ、
馬、カエル、カメ、
叔父さん、笛吹叔父さん、
宝箱、緊急貯金箱などご用意が御座います。
一部ご想像に至らない単語が並んでいるかもしれませんが、現物をご覧頂ければと。
いずれにせよ、湖畔に落とされた一粒の水滴のような
繊細かつ明確な存在感をお楽しみ頂ければ幸いです。
SURR by LAILA 福留
03-5468-5966
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