襯衣から少しばかりの脱却を / Diary679
26.2.2019

 



 

 

スペクタクルな主張性も主役性もダイナミズムもまるで御座いませんことホワイトシャツ=白・シャツという無機質かつ甘い気色は法的拘束力のように逃れられない男性衣類として確然に認められてから永い歳月が経過致しておりますがそう、白・シャツという肌着であり行儀であり体幹部に着用する襯衣は、肌着であり行儀であり体幹部に着用する襯衣である事のほか白・シャツを決定付ける要素も御座いませんし主張性も主役性もダイナミズムも御座いませんし何より、ファッションを愉しむ御方皆様よりお声を頂く機会もそう御座いませんので、しかしながらそうでありながら男性衣類として確然と認められてから永い歳月が経過している事実は昨今におきまして何ら差し支えも少しばかりの不安定さも御座いませんこと、白・シャツという襯衣を、男性という御身体をひとつの素材とし、ただひとつの素材を極限まで活かす白・シャツという襯衣を、ヴィンテージもしくはアンティークという時代遡及によって御縁結ぶ事柄も然う容易くはないと申し上げられる判然点としまして、男性衣類として確然と永い歳月に及ぶ許容性も論より証拠という事あるいは御洋服より肌着に采配が上がる御付き合いのされ方も古きヨーロッパに学ぶ風儀で御座いますもので、つまりは “ 白・シャツ在りますか、 ” とコンスタントにお声は頂かないものの男性である御方すべての皆様へご提案差し上げたい時代遡及による白・シャツを、ご提案差し上げられる様態や有り様では無い御縁が多いという事は時代遡及がゆえの逃れられない粘着性で御座いますもので、が、ゆえに御縁結べたその際には我々も主張させようと、主役させよう等とは決して想わずただただ体幹部に着用する襯衣としまして静かに、熱い魂でご提案差し上げたい心の持ちは変わらず本日も迎えておりますが、大方カッティングと生地采配に超越点が伺えるフランス同社1950年代製作個体がオックスフォードとボタン・ダウン、米国の色が消滅したフレンチシズムとフラット・カッティングにサイドスリット、木綿繊維の細胞より抑えきれない甘美な香りが立っておりましたもので、ティピカルな男性襯衣から少しばかりの脱却を目指して皆様、50s Charvet / 白・シャツ、どうぞ心ゆくまま、御自由に、

 

 

 

 

 


New arrival, 50s Charvet oxford shirt

 

 

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