年末年始営業の御報告と雑記 / Diary645
26.12.2018

皆様いつも御愛顧くださり誠にありがとうございます。弊店の 2018 年度は 12/29 ( 土 ) 20:00 をもって終了となりまして、 2019 年度は 4 日 (金) 12:00 より通常営業となりますことを御報告させて頂きます。 30 日以降のお問い合わせに関しましては、 4 日より順次御解答となりますこと御理解御了承くださいませ。宜しくどうぞお願い申し上げます。

 

 

SURR by LAILA 小林 福留

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さて、まだ 2018 年度の御挨拶ではないのですが、本年は個人的に聖なる夜を終える前から徐々に年の瀬を気配を感じ来年とそれより先の展望を漠然と考えることが多かったために、上記に併せましてこのような雑記を綴らせて頂こうと思い至った次第でございます。とはいえ、まだ何も思い浮かんでおりませんので書いて字の通りに雑な内容になることと想いますので、手持無沙汰な御方は宜しければ御査収くださいませ。

 

 

皆様の 2018 年はいかがでしたか。弊店には特出して大きな変化が訪れることはありませんので、北青山の裏手にあるマンションの一室にて時間の経過や気温などが不明瞭な空間での日々が積み重なる前向きな意味合いにおいての “ 普通 ” を常としているのですが、そんな弊店におきましても本当に本当に御愛顧くださる皆様方の本当に御陰様で 2018 年度も幾人もの初めましての皆様方にお逢いすることができたことは、私や小林にとって純真無垢な誇りであり喜びです。星の数ほどの実店舗があり、それ以上に非実店舗が群雄割拠 ( 確か日経エンタテインメントにこう書いてあったような ) する昨今において、見つけ難い場所にあり、かつおそらくは解り難い御提案表現を行っている ( 手前どもは手前どもをそう捉えております ) 弊店をお選びくださり貴重なお時間を御利用くださることに本当に本当に心からの感謝申し上げます。移ろいゆく時代や世相にはいわゆるファッションやスタイルだけではなくそれこそ小売業そのものの在り方も大きく関わっており、こと数年前より非実店舗の存在感が社会的に大きくなっているように想いますが、私は以前より何度, どう考えても御客様方と直接お逢いでき、品を直接お渡しできる実店舗を軸とする以外の選択肢がございませんでして、その想いは年々強まります。既に考え方として古いのかもしれません。どうなのでしょう。10 年後は軸が変わっているかもしれませんが、以前綴らせて頂いた紙に載せる弊社表現と同じくそれらが時代にとって世相にとって “ 古き方法 ” となれど、だからこそ “ 良き方法 ” として自らの意思で選びたいものです。

 

 

そもそもとして弊店は ヴィンテージやアンティークにおける品そのものの本質的な魅力を御提案し、現代の個として御認め頂く小売実店舗 という姿勢を至上意思として取り組んでおりまして、こと 2018 年度におきましても様々なお品を皆様方に御提案させて頂きました。しかしながら我々がどれほど声を張り上げようと遠くまで届くことはなく、社会において大きな影響を与えることはこれまでも, これからもございませんで、それは我々にとって心の枷でもなく逆に糧でもなく、純然たる適正の一つとして捉えておりますが、ヴィンテージにせよアンティークにせよ現代の品にせよ、衣類にせよ食事にせよ住製品にせよ、大企業にせよ中小企業にせよ誰かに何かを伝えるに際してそれに信念が伴っていればいるほどにしっかりと声を張り上げなくてはいけないと常々強く想いまして、社会に属する人々とって “ 時間 ” は等しく貴重であるがゆえ、そのような真剣社会人様方に何かを御認め頂くことは本当に本当に簡単なことではなく、だからこそ真剣かつ真摯に取り組まなくてはいけないと感じています。それは本年度において幾度か御提案させて頂いた非既製服, オートクチュールでありビスポークでありオーダーメイドの品々と向き合った時も強く感じました。

 

 

それらは前提として心から丁寧に製作された品々であると同時に、一人に向けてのみ主張された, 他者に向けて主張する必要が ( 怠惰ではなくそもそもとして ) ないことを軸として存在していると私は捉えているうえで、極地的な個性であったり要素であったりにどうしようもなく惹かれたがために御提案させて頂いているのですが、それら悪意なく他者に無関心な品を皆様方に向けて表現することは、信念が特出して強く伴っているがゆえに我々にとって格別に繊細な取り組みであると共に有意義な感情喚起でございました。オートクチュールやビスポークやオーダーメイドが再度強く気付かせてくれた、皆様方に御認め頂くことの難しさ, 大切さ。これも 2018 年度の心に残った出来事でした。

ふぅ、漠然と始めさせて頂いた雑記ですが綴ってみると面白いものですね。派生から派生でどこまでも続けられそうな気分ですが最後に私の個人的な目標にて終わりにさせて頂こうと想います。
2019 年度もそしてそれ以降も弊店はいわゆる “ やりたいこと ” が沢山ございまして、それに向けての夢想も心創りも留まる気配がございませんので御時間や御心がお許し頂けるのであれば引き続き御愛顧頂戴できましたら幸いです。強固な信念を胸に抱きながら様々な事柄に対して柔軟に、自分の胸に手を当てた時 “ ( なにかに捉われ過ぎていない ) 自由な心である ” と即答できる状態で品そのものの本質的な魅力を御提案できるような実店舗至上主義が “ 続けられる ” ことを大切に考え、皆様方と同じく様々変化 ( 進化 ) できるよう謙虚に精進致します。最期となりましたが私の個人的な目標は モテなくてはいけない です。それでは失礼致します。

 

 

SURR by LAILA 福留

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