UK leather shoes / Diary415
30.6.2017

 
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英国の地で紳士向けにレザーシューズの製造を始めた、John Lobb , Edward Green。今でも尚、英国の双璧と詠われている2大メーカーですが、歴史が語り継がれているJohn Lobbより37年早く、ノーザンプトンの地で靴を提供し続けていた、とあるメーカー。
 
お察しの通り、英国最古のシューメーカーで御座います。
 
 
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Tricker’s
 
高級靴として知られる文頭2大メーカーに対して、そう、“ 対して ” という目線の向け方をされる方も少なくないのでは。おそらくは、“カントリーという名のオブラートに包まれたイメージ” が、存在するのではと推測致しますが、屈強で頑丈、コンクリートや石道より土、レザーソールよりコマンドソール、張り出したコバ、丸紐に丸みを帯びたトゥ。そこを持ち味にプロダクトしているのも事実。お好きかお好きじゃないか。
勝手ながら私にとっては贔屓にさせて頂いているメーカーのひとつでして、ウェストンに並ぶ最も信頼に置けるメーカーと認識に至っております。ノーザンプトンにてメイドトゥオーダーした1足のダービーは未だ衰えを知らず現役の最中、足を通す度に納得のゲージが溜まっております。
そもそも今回の出逢いに際して、「ヴィンテージが存在したのか」と少々驚きを隠せない一時でしたが、まぁ冷静に再考しますと存在はするのだけれど、いかんせん出逢ったことがないというのもまた正直なところでして、その上、叶ったものが「ドレスシューズ」となりますと何回喉元を鳴らした事か。いつの日か出逢いが叶えば、くらい思っておりましたが、その意図を福留には伝えておらず、帰国後「素晴らしいトリッカーと出逢えた」という一言には気持ちが悪い程に以心伝心の境地を感じました。
扨措き、洗練されたラストとフィッティングは、“例えば2大メーカーの包み込まれる其れ” に寸分の引けを取らず。
“ 対して ” が “ 加えて ” に変わる確信を愛靴のみならず、ドレスシューズにて感じた一時。
将又、チャーチのチェットウィンドと肩を並べる程美しいフルブローグ。
 
ここまでの道のりや熱意、私の愛靴等も含め、我々の勝手な内容で御座いますが、そもそも英国最古だから、歴史がある、 “靴を履く身” としては重要な事柄ではないにしろ、やはり目の前の一足が本質的に良い靴か否かが重要。だからこそか、そうでなくとも、約188年もの間愛され続けてきたという頑な事実はあくまでひとつの裏付けとしまして、どうぞ頭の片隅に。
 
 
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1940〜1970s Tricker’s vintage dress shoes
 
 
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90s Churchs leather shoes
 
 
こちらの1足を口切りに、今一度、英国靴をお愉しみ頂けましたら。
 
 
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