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Motorcycle / Nylon


Combat / Royal




Moonlight / Denmark
SURR by LAILA 福留
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国旗のみならず、芸術分野にも深く根付いたフランス伝統色の一つ 「 ブルー 」 は
フレンチワークにおいても基本の一色。
いかんせん、デッドストック ( 未着用品 ) は貴重ですので
“ 一度も水が通っていない色 ” をお披露目できる機会は滅多にありませんが、
この度やっと御紹介できる一着は誠に深淵なブルー。
面白いかな、これまた高名なクライン・ブルー。
この芸術色のチョイスもいわゆる当時の “ 普通 ” なのでございましょう。


ショップコートとして定番的なウエストベルト。
ながらボタン留めというのは非常に珍しく、かつスリムさが絶妙に美的。
コットンとリネンの混紡素材は、耐久性のみならず特有のハリと立体的なフォルムを表現しますので
日々 “ 着用者の形跡 ” が移植され、コートが育つさまをお楽しみ頂けます。
当たり前のように施されるテーラー仕立て。
当たり前のように施される丁寧なステッチワーク。

ポケットは四角に仕上げた方が効率的にも関わらず、
角をしっかり取った六角で仕上げ、さらに曲線縫いまで。
工業性を目的とした手仕事が、
各要素にミニマムなモード性を付与する結果となりました。



40s French work, cotton linen atelier coat, deadstock
シルエットはテーラーのエッセンスが効いたスマートさで
このコートを見た時、最初に連想したのは理知的なスタイルでした。
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様々な年代、国、カルチャーからヴィンテージを抜粋しますと、そのバリエーションは余りにも壮大ゆえ、少しでも解り易くと弊店では大きく5つの区分化させて頂いております。
その内で、間接的にモードと結びつくのは3区分。中でもミリタリーはここ数年の傾向もあってか 『 =モード 』 の等式を認識され、楽しまれている方が圧倒的に増えたように思います。
そんな状況だからこそ知って頂くべきだと強く感じたのです。ミリタリーと双璧を成す 『 ワーク=モード 』 の等式を。
ミリタリーが戦うための服であれば、ワークは働くための服。
働くためという事は生きるためという事。ワークウェアはそんな純粋かつ明確な意志に沿って生まれました。様々な就業環境で着用された一種の制服でもある品々は言うまでもなく着飾る事、ファッションを目的としておりません。
配されるディティールは機能性のため、構築されるパターンは快適性のため。朴訥とも言える要素は時代を重ねるたびに当然ながら簡略化され 『 工業性 』 を強めますが、逆に時代を遡る事で発見できるのが驚異的な “ 配慮の気配 ”です。
なぜ消耗品にも関わらず、手の込んだ細部なのか。
なぜ工業品にも関わらず、エレガントなのか。
ワークに限らず様々なアンティークやヴィンテージを目にしても感じた 『 なぜ 』 ですが、それはきっとその国が長い歴史で培った文化的無意識の哲学、一種の国民性なのではないかと思います。
だからこそ、消耗品にも手間を惜しまないのが当然で、工業品がエレガントに成るのも当然なのでしょう。それがその時代の “ 普通 ” だったのです。
その “ 普通 ” は現代のメゾンにとってデザイナーにとって、大変重要な教科書となるのです。
店頭では先日からワークウェア主体の編集を展開させて頂いておりますが、その中からまず1着をご紹介。

1930年代、フレンチワークのリネンコート。
フランスという国にとって重要なマテリアルとされるリネンは、
その立ち位置ゆえ出会う機会が滅多にありません。
唯でさえ貴重なリネンコートなのですが、今回はなんと
販売当時の紙タグが付いたデッドストック(未着用品)のセレクトが叶いました。
オーバーコート特有の余白使いながら、テーラーにも共通項の多い繊細なパターン。
胸元のダブルポケット、サイドポケットに並ぶスリットなど、
定番性をゆうに越える芳醇なディティール。




なぜ、パターンに手の込んだテーラーの美学を注いだのでしょう。
なぜ、各ポケットを手間のかかる仕様にしたのでしょう。
なぜ、フィッティングが今のオーバーサイズに近しいのでしょう。
何よりも驚いたのは襟裏の支えステッチ。

過去にご紹介した品々でも同じような仕様がありましたが、それらは全て直線。
本品は全て手縫いによる曲線によって仕上げられています。
なぜここまで一着に時間をかける事が出来たのでしょう。
これが “ 普通 ” である当時の水準、余りにも眩しすぎる。
そして、刺激的すぎる。

30s French work, linen atelier coat, deadstock
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明日、土曜日の OPEN 11:30 より新たなアイテムをお披露目致します。
結構なアイテム数が御座いました為、今週は Diary も Online も更新出来ず最終準備を行っておりました。
店頭で様々な方と触れ合う事によって
“ ヴィンテージミリタリー=モード ” という等号をある程度知って頂けた と感じました。
しかしながらヴィンテージの世界には、それと同列で語るべきエレメントがもう一つあるのですが
まだ御認識が充分ではないように思います。
その要素は立ち上がりから一部分を占めており、店頭では何度か御案内させて頂いたのですが
まだ Diary には書いておりません。
SURR が始まって1年弱。
メゾンのデザイナー達にとって周知の事実とされる “ それ ” に関して
そろそろ腰を据えて御案内させて頂きたく存じます。




本来インダストリアルでありながら、そこはかとなく手仕事的であり時にクチュールのような面々。
詳しくは追って御案内させて頂きます。

店内は先行してその仕様になりますので
また新たなヴィンテージの一面としてお楽しみ頂けましたら、幸いです。
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春めいてまいりました。
お向かいのヴァージニアクリーパーもそろそろ芽吹く気配、楽しみです。







「 ヴィンテージショップ 」という看板を掲げていますが、
それはある種、ファッションという社会にコミットするための媒体であり
最も重要なのは魅力的な物や事をお伝えする意思。と考えています。
メゾン、アノニマス、アート、トラディショナル、オリエンタル etc.
今回の新入荷も意思を感じる数々で
またもやどんな方とご縁結ばせて頂けるか、楽しみで仕方ありません。
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またもや書いていたら長くなってしまいましたので、今回は先に要点を記させて頂きます。
・私は基本ひねくれ者
・今、一層解りづらい魅せ方がとても楽しい
・自分らしくお楽しみください

私自身、またデニム最優先の季節がやってまいりました。不定期ながら一年を通して何度か確実にやってくる “ この気分 ” は一種の風物詩ですので、今回も心から楽しんでおります。しかしながら私はアメリカンカジュアル好きというわけではなく、基本的にセオリーを守らないので、だからこそいみじくも傾奇魂は大切にしたいと思っているんですね。
“ 労働者のために生まれたからこそ、エレガントなアイテムと ”
昔から自分の中に在った法則ですが、これをアイコニックに体現しているのはセルジュ・ゲンズブールでしょうか。妖艶な彼は最早わざわざ挙げるまでもない代名詞ですが、驚異的な求心力を持っていることは確か。が、その代名詞性ゆえに飽食気味であり、巡り巡って一つのセオリー(システム)に成っている感がございますので、私自身は参考にしても模する事なく捉えています。結局、彼は彼 / 我は我 / 貴方は貴方。という事。
そこで頭をもたげるのはアンチテーゼな自分。より難解かつ内面的で、もちろん自分が納得出来る『デニムとエレガンス』を探し求めるようになりました。
“ 1/100 も理解してもらえないかもしれない方程式” その分母は年を重ねる毎に大きくなっているように思います。なんせこの世は諸行無常。服は生き抜くための武装だからこそ自己満足が相応しい。戦国武将も同じ心意気だったのだ、と勝手に解釈しています。
そんな時、相棒に成ってくれるのはメゾンクオリティでした。デザイン以上に重要なのはテクスチャーで、そうなるとメゾンの存在意義は絶大です。象徴として世の中にコミットし、今や一つの “ 記号 ” とも言えるデニムを難解なエレガンスで楽しむ。という、言うなれば一人遊びみたいなものですね。

ニットとデニム。そこはかとない “ 普通 ” 。
しかしながら SILK と COTTON と LINEN のどうしても上品な調和とヴィンテージデニムのテクスチャーが、見る人によってはとてつもなく気になるアンサンブルに映るはず。人ごみの中ですれ違った時、無意識に振り返って目で追ってしまうような。と申しましょうか。

カーディガンとデニム。そこはかとない “ 初老感 ” 。
しかしながら基本に忠実かつ大胆なニットワークと計算されたオーバーサイズは、どう考えても普通の老人には成りません。正面ではなく後ろ斜め45°で語ってくれるのも、たまらない。
自分にとって今の 『 デニムとエレガンス 』 で、まず頭に挙がったのはベルギーモードの味付けでした。やはりドリスの初期は良いイマジネーションを与えてくれます。
ここからは番外編。『 デニムとエレガンス 』の法則が逆になる珍しい事例です。


秀逸なミリタリーと。秀逸なワークと。共にマルタン・マルジェラ氏の思惑あっての魅せ方です。
通常であればヘヴィーデューティーなデニムを、シンプルかつ大胆な手法でブラッシュアップする感度は、やはりいつまでも稀有。セオリー的なアンサンブルもセオリーに成らないというのは貴重なことであり、求めてもそう簡単に叶いません。
これらは全て、着る人によって見え方が全く異なります。これも各アイテムがはっきりとした意思に則って創られたからであり、私がヴィンテージを愛し尊敬しているのは、そこ。
とにかく自分らしく、是非に。
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気に入ると、いつも同じメニューを食べたり同じ服を着続ける事が苦でなく、ましてやそうしたくなるタイプであるがゆえ、ふと気が付くと仕事ばかりしてしまっている時があります。基本的に仕事人間なのですが、仕事をするからこそ仕事以外でも見識を深めるよう、少し前から心掛けておりまして。
最近はアクティビティ系にも手を伸ばしつつあり、夜更けに投げたり投げたり打ったり時に歌ったりと楽しませて頂いております。しかしながら基本ほろ酔い御機嫌さんのため “ ちゃんとやれ! ” と叱責されておりますので、当面の目標は 『 ちゃんとする 』 です。
やはりメリハリやコントラストは良いキーとなってくれますね。
ファッションにおいてもエレガンス×ヘヴィーデューティーが最も好きなスタイルで、例えその意図を1/100にしか気付いてもらえなくとも貫きたい所存です。最近はまたデニム愛が燃え上がっており、このタイミングでの新作お披露目は、とても嬉しく思います。





明日店頭に並びます。
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以前、カシミアが自分にとって欠かせない要素である。と書きましたが、それに並ぶ存在に 「 デニム 」 が在ります。昨シーズンに御案内させて頂いてからも継続して探し続けてきましたが今シーズンも一先ずまとめる事が出来ました。
当然ながら、自分が生まれた時点で既に当たり前のものであったデニム。それが何故、自分にとって欠かせない要素にまでなったかは分かりません。思春期を主に海の近くで過ごしたからでしょうかね。思い返すとインスタでも空などの蒼をよく登場させていますし。
私は、いわゆるスタイリングをさほど重要視しておりません。
決して投げ出しているわけではなく、一番大切なのは人であり、次いで服であり、最後にスタイリングだと思っているからです。実際、店頭におきましてもスタイリングの御提案はさほど行わず、あくまでその洋服を手にしてくださる方の 『 自己 』 を尊重するよう心掛けています。
自ら手に取る=選ぶ事に意味があり、その意思さえあればスタイリングはさほど重要ではない。あえて言うのであれば最良のスタイリングは “ アイテムを自ら選ぶ意思そのもの ” ではないでしょうか。
その結果生まれるのが本物の 『 スタイル 』 だと、私は思うのです。
ちなみにこれは、旧 LAILA VINTAGE , LAILA VINTAGE OSAKA , LAILA TOKIO , 7X7などの各店でお客様とお逢いした末、自分の中で組まれた “ 現段階の答え ” です。
と申しますのも、各弊店に御来店くださる皆様は、それはもう見事な 『 個 』 をお持ちでいらっしゃり、そんな方々とお逢い出来る機会は今以上に若輩者であった在りし日の私にとって、あまりにも強大で心地良い刺激であり、その時間店内は大いなる学び舎となっていました。
今思うと、時にその方々の自己(アイデンティティー)表現を担っていたのがデニムだったのだと思います。各時代各国のスタイル・キーパーソンを思い返した時、デニムの存在がちらつく方も少なくないのではないでしょうか。
アイデンティティーを表現しながらも当たり前な存在であるところ。あくまで “ 人の個 ” を引き立てる要素であるところが、私にとってデニムを好ましく思う要因なのかもしれません。


今シーズンも、様々なカテゴリーから取り揃いました。相も変わらず少量である事はご了承ください。
様々なポテンシャルで個を引き立ててくれるデニム達は、最終メンテナンスを終えて土曜日にお披露目です。
是非とも何も考えずに手を伸ばし、ただ単純に着て頂ければと思います。
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春にはテーラードを。

フレンチ・メゾンによるそれらは、高いフィット感と柔軟な着用感が同時に味わえると共に
“ カルチャー ” が育んだスタイルをお楽しみ頂けます。


仕立ての良さは語るまでも無く、各要素が集約した結果はエロティック。
春も男性的な色気を惜しみまれませんように。
ニットでのスプリングスタイル。

特に、90年代ドリス氏によるシルク&コットン&リネンのアンサンブルは
それはもう見事な仕上がりでして。
ふっくらとしていながらエアリーで、そこはかとない上質さがもうたまりません。
颯爽と袖を通し、是非手ぶらでお散歩くださいませ。
新入荷から2カテゴリーをご紹介。
引き続き春が待ち遠しいですね。
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トレンドがつど人々を彩り、社会を潤わせますが
それを超越する要素が “ カルチャー ” ではないでしょうか。
各国色とりどり大小様々なそれらが具象化すればするほど存在意義が大きく大きくなりまして
記憶と記録に残り続けまので、 SURR も何かしらのカルチャーになりたいと思う日々常々。
本日は60-70年代カルチャーから、とある傑作をご紹介させて頂きます。
思想が起因となり、ライフスタイルにまで派生したヒッピーカルチャー。
適格かつ濃密な世界観から生まれたファッションピースは、ご存じの通り圧倒的な存在感を誇りますが
それにおいて欠かす事の出来ないブランド、 「 アントニオ・ジュゼッペ 」 を皆様はご存知でしょうか。

ヴィンテージのデニム生地とレザーを融合させる服作りは
D.I.Y で一括りに出来ないクオリティを秘めており、
当時レザーの世界でトップをひた走っていた East West と並べて
“ デニムのEast West ” と称賛されるほどの支持を得ていました。
本品にも言える事なのですが、部位によって全く異なるデニムの表情と色合いのコントラストと
丁寧に掛け合わされたレザーのパッチワークは、完成度の高いシャープなカッティングと相まって
着衣としての芸術性を獲得。
スタイル以上の充足感を着用者に提供してくれます。




2015年現在はセブンティーズカルチャーとトレンドが見事に合致しておりますね。
デニム生地のコントラスト、ラペルのバランスや佇まいからランウェイをご想像頂ける通り、
アントニオはトレンドを生み出す人々にとって、紛れもなく教科書なのです。

70s Antonio Guiseppe
幾度と申し上げておりますように、背景はあくまで添え物ですが
差し引いてかつ強大な魅力が残る一着です。
何より、意識せずともカルチャーを着るという行為には確かな力が宿りますので
是非心から無邪気にお楽しみ頂きたいところ。
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革新的でありながら、土台をしっかりと引き継いだアヴァンギャルド・モード。
アンティークの世界観と和を織り交ぜて、丁寧かつ大胆に仕上げた一着は
さすが 三宅一生 氏。良い意味で色々と考えさせてくれます。



このテンションと落とし込みは誰にでも出来る事ではありません。
相変わらず見事な90年代アーティザナル作品。
潔く荷物は携帯と財布のみで、どうぞ。



時代毎、社会にカルチャーを投げかけるスポーツブランドが2000年代初頭に仕掛けたのは
“ ラグジュアリー ” 。
イタリアの職人が1足1足仕上げる技術力の具現は、プレミアムな目線で語られるに相応しいハイエンド。



ファッションである以上に “ カルチャー ” であった 70s スタイルは、流れに流れて今の最先端。
数多の最新コレクションと共通項が見いだせる世界観は
当時、最も高名であったレザー&デニムのアートワークブランドならでは。
これぞ教科書。
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雨には雨の心地良さがありまして、特に1700年代に作られたアンティーク・オーボエの響きと合いますね。
それでは今回はカシミアに関してじっくり書かせて頂こうかと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。
私個人の趣向として同じものを長年愛用する事を好みます。
洋服においてもそれは当てはまりまして、季節が巡る度に愛着が増してゆく大切な “ 相棒 ” は沢山ではありませんが幾つかあり、それらと向き合うのを恒例行事の一種として楽しんでいます。その一つであるカシミア・アイテムは、私という人格を形成するにおいて欠かす事の出来ない存在です。
肌との接触が必須な洋服類において、カシミアが有するポテンシャルは驚異的。
暖かく しなやかで 軽い。 様々な面において着る者への負荷が無く、身体を包みこむその懐はとてつもなく深いのです。
必然的にテクスチャーは秀逸と成ります。
私はかねてからニット製品を好んでいましたが、カシミアに対してここまで特出した想いを抱くようになったきっかけ、中毒とも言える存在に成ったきっかけの一つがバランタインというブランドでした。

1920年代に設立されたスコットランドの至宝。
長い歴史において一貫してカシミアに特化しており、その品質の高さを認めたエルメスから声が掛かるほど品格に満ち溢れた伝統と格式のニット専門ブランド。
最大で最上の特徴は品質です。5つに分類されるカシミアクオリティにおいて特級ランクのみを使用した申し分無い上質さは、バランタインの全てを私達に無言で語りかけてくれます。服において最も重要である(と言って差し支えないかと) 『 素材 』 とう要素をピュアなカシミアのみで構成するバランタイン。 良いに決まっているのです。
作られる品々はニットウェアとしての定番をほとんどはみ出ません。勿論デザイン性を感じさせる物もありますが、定番で充分。縒り集められたカシミア毛の繊細かつ明白な存在感、毛一本一本が有する見事なキューティクル。
特級の看板に偽りなく、その違いに魅了されたら最期、抜け出せません。



そして愛用において重要なメンテナンスに関しても、バランタイン・カシミアは申し分無いレスポンスを返してくれます。ご存知の方も多いことと存じますが、カシミア手入れの基本は馬毛によるブラッシングです。編みに沿って施す事で毛に絡まった微細な埃や皮脂などの汚れを取り除けるためクリーニングを必要としないほど。
クリーニングといえどやはり負荷がかかってしまいますので私はブラッシングを採用していますが、天然には天然で全く支障無く毎年を快適に過ごしております。
バランタイン・カシミアにブラッシングを行った際の違いは一目瞭然。上段が未 / 下段が済なのですが表面が綺麗に整えられ光沢感が増しているのを画像でも少しはご認識頂けるのではないかと思います。


これによって極めて理想的な品質維持が叶います。事実、画像のニットは今から30~40年前に作られたものですが、新品と並べても遜色無いほど美しい状態が保たれているのです。
私にとってバランタイン・カシミアを着るという行為は、日常的に行える一種のご褒美となっています。そして着用後にブラッシングする事は、明日への栄養補給です。
そして勿論の事、服としてのスタイルが極めて好ましい。
その品質から過度な洗練性が野暮になるがゆえのユーティリティなミニマリズム。何よりハイネックやタートル、クルーが主導権を握りつつある中でのVネック。これがたまらなく好きです。それらが市民権を大幅に占めているからこそ選びたいネックバランスではないでしょうか。ちなみにVネックのINを悩まれる方がいらっしゃるかもしれませんが、何でも良いと思います。適当にカットソーが見せるクラシカルとのコントラストが最も粋なのではないでしょうか。




60-70s Ballantyne, cashmere knit
コーディネートに制限は御座いません。
制限を設けず自由に組み合わせるのが本質的な魅力を絶対的に引き出せると信じています。
ちなみに私が着るともれなくちょっと危なげな叔父さんに成るので、至極真っ当に胸を張って叔父さん臭く着ています。
これぞ適材適所。
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縒り集めた糸の一本一本がギャランティカードと言える明白なクオリティ。
オーセンティックやオーソドックスなどの歯切れ良い単語ではなく、
『 ユーティリティ 』 を逆説的に選別したくなるほど完結した紳士像。
このニットに袖を通すのはある種危険です。
カシミアに対する感覚が変わってしまうかもしれませんので。
しかしながら変わってしまったとしても、それはとても有意義な事でして。
詳しくは明日。じっくりと。
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2015 S/S が展開致しまして初の新入荷。
今回も厳選に厳選を重ねました結果、非常に濃密な面々が取り揃いました。
誤解を恐れずに申し上げましょう。興奮しています。

デニムやビットローファーと同じく、私のとって重要な要素であるカシミア。
頭では無く身体と心が反応する人生に欠かせないエレメントです。
今回の御用意はスコットランドの至宝 「 バランタイン 」の逸品なのですが
エルメスとの関係性を省いたとしても、その存在価値は余りにも有意義。
詳しくは追って御紹介させて頂きますが、以下の写真にその全てを集約させました。



一先ず、お選び頂いた際には馬毛のブラシが必須である事をご認識くださいませ。
そして、立ち上がりにてご案内させて頂きました
今期より新展開のカテゴライズ,ジャパンデザイナーズ・ヴィンテージ。
クローズラインのご紹介がやっと叶います。

本国を代表する一人、三宅一生 氏の素晴らしい創造力は
時に静謐に時に大胆に展開され、まさしくクリエイションという言葉が隙間なく合致。
特にこちらのコートは圧巻。
可能性の予感に言葉を失うほどです。
もし私が博物館の収蔵品を選択できる立場であったら間違いなく選びます。


力に満ち溢れていますので、着用者には明確なアイデンティティーが求められる事でしょう。
“ 挑戦してくる衣類 ” と対峙した事はございますでしょうか?
それはそれは、とても意味のある時間と経験です。
一体どんな方が手に取ってくださるのか、非常に楽しみ。
他にも多数ございますが一先ずこれにて。
自分の感性目盛りが数段階上がった素晴らしき出会いでした。
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今回のエントリーはジョージ・ジェンセンのペンダント。
初めてこちらを目にした時、大きな衝撃と共に心地良い感慨深さに浸った事を覚えています。
長い歴史と教養を有し、宝飾の世界で確固たる地位を得たにも関わらず
現代的な感覚においても驚異な遊び心が注がれた品々は
全て9kにて構成。
やはり、物事の発展や進化には “ 反骨心 ” や “ 遊び心 ” が欠かせません。
そしてそれがハイセンスでハイエンドであるほど、意味を成すのではないでしょうか。



ディティールや内部構造などを正確に表現した逸品。いや、一足。
小人が居れば実用可能かのしれません。
その小人がワーカーであれば、スタイル的にも申し分無いことでしょう。




開けた瞬間 “ 驚 ” という感情をも忘れてしまう、正真正銘の『 ビックリ箱 』。
朗らかなようでどこか抒情的な道化役も、しっかりと塗装にて表現されています。
彼の奥ゆかしい表情は是非実物にて、全方位からご注目頂きたいものです。




穏やかながら豊かな体躯を活かし、サバンナに君臨する像。
その存在感とそこはかとない優しさまでも表現した見事な逸品、いや一体です。
目元にはさりげなくルビーがはめ込まれた、驚天動地なクオリティ。




最もペンダントトップらしい球体ながら、中を開けるとヒヨコがこんにちは。
小指先端ほどの大きさに生命の息吹を再現するとは、
もう手放しに称賛する他ありません。


本当の意味で細部まで繊細かつ忠実に施された彫り。
それらを実現する技術力はもちろんの事、モティーフに至る発想力そのものが素晴らしく
9kという貴重な素材を用いる追及心には頭が上がりません。
遊び心存分でありながら、ハイジュエリーとして申し分ないクオリティだからこそ
身に着けた時の佇まいは申し分御座いません。
この度は、ディティールがヴィンテージ・エルメスに近いものを探し求め
さらに層が厚い14kでコーティングカスタムを施したチェーンをご用意致しました。

60s Georg Jensen, pendant collection
なお、トップは他にも馬車、マグ、
馬、カエル、カメ、
叔父さん、笛吹叔父さん、
宝箱、緊急貯金箱などご用意が御座います。
一部ご想像に至らない単語が並んでいるかもしれませんが、現物をご覧頂ければと。
いずれにせよ、湖畔に落とされた一粒の水滴のような
繊細かつ明確な存在感をお楽しみ頂ければ幸いです。
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“ 理由無き早起き ” 自分としても謎な Myブーム です。
起床時間は徐々に早まっており、最近では通常の出勤時間まで3時間弱の余裕が出来るようになってしまいました。このままでは太陽と勝負する日もそう遠くないかもしれません。
ちなみに就寝時間は変わらずのため、単純に睡眠時間が短くなっている事になります。何故このような Myブーム が成立しているのか?そもそも身体的には大丈夫なのか?
その謎は今のところ解明されていません。
しかしながらこれと言ってやる事が無く、時間を持て余す事もしばしば。という事で気が向いた時、柄にもなくお弁当を自作しているのですが、似合う似合わないは別としてインスタント食品を摂取しなくなった事は薄ぼんやりとですが良い感じで御座います。
お弁当と申しましても所詮男飯。特に考えもせず適当に詰め込んでいたのですが、ある日ひいきにさせて頂いている近所のセレクトショップさんで一つの木製弁当箱と出会いました。
第六感で職人お手製と分かる静謐なフォルムと仄かに漂う木の薫り。 “ そういえば近所の美味しい御飯屋さんもこんな御ひつ使っていたな ” と、なんとなしに購入させて頂いたのですが、使ってみての衝撃たるや。ここ最近で一番驚いたかもしれません。
米が美味い。
なんなのだ、この衝撃的なお米一粒一粒感。
飲食物を二度見したのはいつぶりでしょうか。生きていてそう何度もある事では無いように思います。
『 天然木の特性が効率的かつ機能的にお米に作用する 』 そう説明書に書いてあったように思いますがとにかく美味しい。その衝撃からインスタのアイコン画像をお弁当箱にしようかと一瞬思いましたが、流石に意味不明と思いとどまりました。
歴史が裏付ける品や手法の存在意義と価値は、まだまだ世界中に点在するのでしょう。
それを体感出来た時の驚きと喜びは衣服のみならず、有意義ここに極まれり。
これからも一つ一つ消化し、自分の五感で判断していきたいところです。

皆様も宜しければお弁当箱に天然木製をご検討なさってみてください。
弊店のヴィンテージと同じく、自信を持ってご推奨致します。
ちなみにもう一つ Myブーム は 『 歩くこと 』です。
いかがです?お爺ちゃん感満載でしょう?
なぜ今こうなっているか私にも分かりません。
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